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【ガルパン最終章】まほ「妹を返してもらおう」お銀「なら勝負だ!」 - SSまとめ速報
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ダージリン「無限軌道杯出場のご挨拶に大洗に来たのはいいけど、
まさかみほさんが艦底に救う不良に囚われていたなんて…」
アッサム「ダージリン、すごい説明台詞ですね」
ダージリン「アッサム、こんな言葉をご存知かしら?『沈黙は金であり、余計なことを喋る者は長生き出来ない』」
オレンジペコ「マリオ・プーツォですね」
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アッサム「それにしても荒れた場所ですね、『大洗のヨハネスブルク』と呼ばれるだけはあります」
オレンジペコ「ダ…ダージリン様…」
ダージリン「2人とも落ち着きなさい。『如何なる時も優雅』それを忘れないで」
アッサム「その割りにはさっきからティーカップがカタカタ言ってますが…」
オレンジペコ「膝もガクガクしてますし…」
ダージリン「あら?なにかしら?」
アッサム「鉄条網でバリ封してありますね」
オレンジペコ「ダージリン様、引き返しましょう。道具がないと無理ですよ」
ダージリン「まあ待ちなさい、波紋カッター!」
パウパウパウッ!
ダージリン「これでよし、先を急ぎましょう」
オレンジペコ「あ…あの…、ダージリン様、今のは一体…」
ダージリン「たいしたことじゃないわ、口に含んだ紅茶に波紋で圧力を掛けて歯の間から撃ち出しただけよ」
アッサム「え…ええ…」
ダージリン「イギリスに留学するのよ?このくらいは習得しておかないと」
アッサム「イギリスに吸血鬼退治しに行くんですか?」
ダージリン「そうこうしているうちに着いたわね」
オレンジペコ「BARどん底…ここですね」
ダージリン「お邪魔しますわ」
フリント「イケ♪イケ♪池袋♪ピアスが似合う街~♪って誰?」
ムラカミ「なんだあ?こいつら気取りやがって」
ラム「うほっ、また余所者が来やがったぜ」
カトラス「いらっしゃい、何にする?」
ダージリン「ダージリン、ダブルで」
カトラス「日東ティーバッグしかないけどいい?」
オレンジペコ「あの…ダージリン様、お茶よりもみほさんを…」
ダージリン「いけない、すっかり忘れてましたわ」
アッサム「…」
ダージリン「みほさんを返してくださる?」
カトラス「みほさん?ああ、戦車の隊長だったらそこで掃除してるよ」
みほ「ダージリンさん!どうしてここに…」
ダージリン「みほさん、帰りましょう」
フリント「待ちな、ただで帰すわけにはいかねえな。あたいらと勝負しな」
オレンジペコ「無敵のスタープラチナでなんとかしてくださいよ!」
ダージリン「いや、波紋は使えるけどスタンドは使えないから」
お銀「待ちな、そいつは只者じゃねえ、あたしが相手をするわ」
ラム「あっ親分!」
ダージリン「どうやら貴方が責任者のようね」
お銀「あたしと勝負して勝ったら戦車の隊長は返してあげるわ。勝負の方法は任せるわ、そのくらいのハンデはあげるから」
ダージリン「…なめられたものね」
ダージリン「勝負の方法はこれよ!『極限紅茶バトル』!」
アッサム「ダージリン!それは危険過ぎます!何人の人が病院送りになったか!」
オレンジペコ「そうですよ!重い後遺症が残った人だっているんですよ!」
みほ「極限紅茶バトルって一体…」
極限紅茶バトル…、それは聖グロリアーナ女学院において生徒間の問題を解決するための決闘として
行われていたバトルである。利尿効果の強い紅茶を大量に飲んだ後、どれだけ尿意を我慢できるかを
競うというもので、本来は戦車の長距離行軍における耐久訓練だったのだが後に決闘の手段として使われ
るようになった。
なお、膀胱炎や膀胱破裂、尿毒症などの重篤な症状を呈する生徒が続出したため、現在では禁止されている。
民明書房刊・『大暴露!紅茶の園の内幕!』より抜粋
大量に紅茶を摂取して1時間経過
お銀「涼しい顔してるけど膀胱の中パンパンなんでしょ?」
ダージリン「貴方こそ、すごい脂汗ですわよ?」
オレンジペコ「ダージリン様…」
みほ「あの…身体に悪いからもうやめた方が…」
更に1時間経過
お銀「こっ…こんな噺を知ってる?『やあトム!俺のカミさんはとんでもないおしゃべりだが1年のうちで
何月が一番口数が少なくなるか知ってるかい?2月さ!だって28日までしかないからな!HAHAHA!』」
ダージリン「…」ブルブル
アッサム「くっ…くくくくく…」
ダージリン「小粋なアメリカンジョークで笑わせて尿漏れを誘おうとはなかなかやりますわね、ですが
日頃からアッサムのジョークで鍛えられている私には通じませんわ!」
オレンジペコ「あの…アッサム様のジョークで笑う人って校内ではもうダージリン様とローズヒップだけなんですが…」
更に1時間経過
お銀「もっ…もうダメだ!んほぉぉぉぉっ!」
じょおおおおおお
ダージリン「勝った!勝ったわ!って安心したら私もああああ」
じょおおおおおお
カトラス「戦車の隊長、掃除しといて」
みほ「ええっ!」
お銀「完全にあたしの負けね…」
ダージリン「いえ、ほんの少しの差だったわ。『運命は浮気者』、あと少し貴方が持ちこたえていたらどうなったか…」
ダージリン「それにしても大洗ってすごい所ね、まだこんな人たちを隠していたなんて。貴方たち、途中で負けたりしないでね。
戦車で戦えることを楽しみにしてますわ」
お銀「そっちこそ、この借りは必ず返すから。楽しみに待ってな」
ダージリン「ええ、期待していますわ」
アッサム「あの…2人とも下半身ジャージでお漏らしパンツ入りのビニール袋を下げた姿でそんな恰好つけても…」
ダージリン「ペコ、アッサム、帰るわよ。無限軌道杯、本当に楽しみだわ。渡英する前にいい思い出ができるわね」
オレンジペコ「なんか忘れてるような…」
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カトラス「ほら、そこまだ汚れてるよ」
みほ「うう…なんでこんなことに…、ていうかあの人たち何しに来たの…」
終
【おまけ】
押田「勘違いするなよ!君とはただの性欲処理なんだからな!」
安藤「ふん!こんなに濡らしておいてよくそんなことが言えるな!」
押田「そっちこそここをこんなに硬く尖らせておいて!」
「んほぉぉぉぉっ!」「あへええええっ!」
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マリー「てな感じで2人の薄い本書いてみたんだけどどうかしらぁ?本屋さんの委託販売でも結構売れてるのよぉ」
押田「…」
安藤「…」
マリー「あらぁ?2人とも恐い顔してどうしたのぉ?ケーキがまずくなるわぁ。ていうかギロチンなんて持ってきて何に使うのかしらぁ?」
完
薄い本販売はよ
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