藍子「お食事会ですかぁ…」 (13)
※天の声は読者と芳乃以外聞こえてません。
※中身は薄めです。一部ネタ借用有。
※前作は志希「とある雨の日の話にゃ」です(読まなくても大丈夫です)
志希「とある雨の日の話にゃ」 - SSまとめ速報
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※夕美「トリックオアトリート!」美波「楓さんにプレゼントを?」は天皇賞(秋)の季節だったということもあり、かなり先に書くべきものを先出したとお考え下さい。
夕美「トリックオアトリート!」 - SSまとめ速報
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美波「楓さんにプレゼントを?」 - SSまとめ速報
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P「まあな」
P「藍子が加入し、蘭子が移籍してきて、歌鈴が加入して大所帯になってきしなあ」
P「ここで親睦を深めようと思ったのですよ」
美波「プロデューサーさん、気になる言葉が」
P「なんでしょう」
美波「蘭子ちゃんってスカウトしたんじゃないんですか?」
P「いや、馬肉Pがクビになったからなあ…」
楓「美波ちゃん、ここだけの話なのだけど…」ヒソヒソ
美波「どうしたのですか?」ヒソヒソ
楓「馬肉Pは蘭子ちゃんにレイプしたらしいわ。しかも生で」ヒソヒソ
美波「」
楓「よりによってプロデューサーが蘭子ちゃんを引き取ることになるとは…」ヒソヒソ
美波「…大変ですねえ、事務所もプロデューサーさんも」ヒソヒソ
天の声(芳乃)「実のところー馬肉Pはれいぷで解雇した訳ではないのですー」
天の声「れいぷの件はお咎めなしでしてー」
天の声「解雇の理由はー、綾鷹の好きな代表取締役社長であるわたくしにー」
天の声「わたくしの嫌いな生茶を買ってきたのでしてー」
天の声「これが理由ですー」
藍子「ところであそこの綺麗で美しい人たちはPさんの愛人ですか?」
P「…なわけないでしょ」
P「美波と楓さんです」
藍子「冗談ですよ」ニコッ
P「やめましょうよ…怖すぎるわい」
P「あとで話でもして親睦深めてください」
P「じゃ、行くぞ」
芳乃「お待ちくださいー」
P「おー、芳乃も来るのか」
芳乃「よしのん党の皆で昼餉にしようとしていたのですー」
芳乃「同席してもよろしいでしてー?」
P「構わんが混んでいるからなあ…別テーブルになるかもよ」
芳乃「それでもよろしいでしてー」
芳乃(奢ってもらえることも重要でして)
P「あとよしのん党って何だい」
芳乃「わたくしと裕子殿と蘭子殿と歌鈴殿で結成した特に意味のない集団ですー」
P「いきなり徒党を組まない…悪いことではないが…」
P(はえーよ…新入りをもう仲間にしたのかい…あと特に意味ないって(笑))
芳乃「早く行くのですー」
P「わかったから…楓さんたちも準備OK?」
楓「レディーは準備は出来てますよ…」
P「行くかー」
楓(無視された…)
~〇世・秋葉原本店~
P「という訳でこちらです」
芳乃「ほー…初めてでしてー」
藍子(高そうなお店…)
裕子(ムムムーン…6階から気配がします…)
楓(お酒飲みたい)
歌鈴(すごいビルでしゅ…言ってないのに噛んだぁ)
美波(蘭子ちゃんかわいい)
蘭子(ハンバーグ食べたい!!)
P(久々に来たなあ…経費は事務所で落そう)
P(食べ物と関係ないこと考えている奴いるなあ…多分)
芳乃「そなたーこれ買って良いでして?」
P「万〇つサンドは後で買いなさい…まずは食事だよ」
芳乃「むー」
P「むーじゃありません」
裕子「むむむ~ん」
P「何張り合ってるの」
~店内・Pのテーブル~
P「結局別のテーブルになっちまったなあ」
美波「混んでますから気にしなくても」
楓「お酒~お酒~♪」
美波「昼間からお酒は駄目です」ヒョイ
楓「あぁ…」シュン
藍子「楓さんってお酒大好きなんですか?意外です…」
P「酒関係のロケは基本的にやらない方針だからねえ」
P「飲み始めると収拾つかなくなるし…」
藍子「楓さん…元気出してください…ね?」
美波「そうですよ」
楓「…お酒が飲みたいです」
藍子「あとでPさんが連れて行ってくれるらしいですよ」
P(嘘でしょ)
美波「そうですね」
P(オイコラ)
楓「わぁい」パァァ
P「断れねえ…」
~同刻・よしのん党テーブル~
芳乃「店員殿、メニューに書いてあるやつすべて持ってくるでしてー」
店員「おい、そこの和服幼女♪自重しろ☆」
芳乃「むー幼女出ないですー」
蘭子「身の程をを弁えよ(失礼ですよ)」
歌鈴「まっまあ、落ち着いてください…」
裕子「ムムムーン…争いをやめろ…」
芳乃「とりあえずお金は払うのでー持ってくるでしてー」ヒラヒラ
店員「札束見せびらかすは卑怯だぞ☆ちゃんと食べきれよ☆」
~同刻・Pテーブル~
P「…でねぇ」
美波「ちょっとぉ…」カァ
藍子「意外ですね…美波さんって何でもこなすと思っていたのですが」
楓「美波ちゃんも私と同じで完璧じゃないです…」フフッ
P(いや、あなたは欠陥だらけでしょ)
美波「楓さんはこの中で一番年上ですけど、一番ポンコツです」
P(言っちゃったよこの子)
※Pは楓より2つ年下です
楓「マ〇オカートで毎回最下位の大学生に言われてもですねえ…」
藍子「プロデューサーさん、止めないんですかぁ?」
P「まあ、最後は丸く収まるから」
藍子「美波さんも楓さんも落ち着いてください…まったり行きましょうよ」
P「いい大人がくだらんことで言い争いをするんじゃありません」
楓・美波「そうですね…」
藍子(プロデューサーさん、止め方雑だなぁ…)
~同刻・よしのん党テーブル~
芳乃「前菜はおいしかったのでしてー」
芳乃「めいんでぃっしゅが来ないのでしてー」
歌鈴「美味しきものをありがたや~ありがたや~」
蘭子「我、死獣の赤金塊を欲す(ハンバーグ食べたい)」
裕子「蘭子ちゃん、頭大丈夫ですか!?」
芳乃(そなたがそれを言うのは筋違いでしてー)
店員「ハンバーグ4種類だぞ☆おいしく食べろよ☆」
芳乃「ありがたく頂くのでしてー」
蘭子「おいしい」ニコッ
歌鈴「熱!…鉄板触ってやけどしちゃいました」ジュー
芳乃「気にすることないのでして」ピロリン
歌鈴「治りまたっ…噛みました」シュン
芳乃「元気をだすのでして」
裕子「芳乃ちゃん、ナポリタン美味しいですね」
芳乃「そなたはなぜハンバーグから手を付けないのでして?」
蘭子「生命の宿りし機能の重要部分が空だからよ(アホだからです)」
芳乃「蘭子殿ー事実でも自重するのでしてー」
歌鈴(何て言ったんだろう)
※ナポリタンも美味です
~同刻・Pテーブル~
P「…というわけですよ」
楓「懐かしいですねえ…」
美波藍子(わからない)
藍子「その…石〇電気って有名なんですか?」
P「藍子の世代では知らないのか…」
楓(時代を感じる)
P「あそこの神田川沿いのカラオケ屋さんに昔石〇のマークがでっかくついていたんだよねえ」
楓「昔は赤い店だったのに今は青い店です」
美波「今ではオタクの街ですもんねえ」
P「ところがそれも変わってるんですよ」
P「爆買いの街になりつつあるのが現状です」
楓「観光客が多いですもんねえ」
藍子「10年で色々変わりますねえ」
藍子(私の胸も大きくなってるかなぁ…10年後には)
~同刻・よしのん党テーブル~
芳乃「今度はすてーきですー」
裕子「ステーキ…アメリカンな匂いがします!サイキック的に」
歌鈴「でもここは国産牛の店でしゅ…ですよねぇ」
蘭子「御意(そうですね)」
裕子「え…」
芳乃「お二方とも…知らないほうが幸せということがありますー」
芳乃「あえて伝えないことも優しさの内ではないのでしょうかー」
裕子「これは…豚肉のステーキですね!!」
芳乃(頭が悪いと味覚が悪くなるものでしてー?)
歌鈴蘭子(どこから突っ込めばいいのでしょうか?)
裕子「サイ〇リアよりおいしいです!」
芳乃「もう突っ込みは無理でしてー」
歌鈴(あれ…サイゼリアって豚肉のステーキはなかったような…)
~同刻・Pテーブル~
P「という訳でこんなものもあったわけですよ」
楓「わぁ…わかります」
美波「私は…聞いたことがあります」
藍子「大宮にあるのは違うんですか?」
P「あれは交通科学博物館の後継」
P「ただ鉄道資料しかないのが欠点…面白いけどね」
藍子「詳しいですね…」
P「ちょくちょく来てたわけで…」
P「だからこの店も良く来てるわけで」
楓「あの高架下も変わりましたねえ」
美波「そうなんですか(全くわからない…)」
P「東京の街は変化が激しいんだよ」
藍子「昔大〇が別の建物だったと聞きました」
P「あれもいつの間にか変わってたなあ…ポ〇モンセンターがまだ日本橋にあったころ…」
藍子「今は池袋ですよねえ…初めて聞きました」
楓「まだ黄色い鼠しかいませんでしたねえ…アイドル的なポ〇モンは」
P「今は星の数ほどいるからなあ」
美波(ポ〇モン、全くやったことがありません…)
~同刻・よしのん党テーブル~
芳乃「でざーとも食い尽くせたのでしてー」
蘭子「我が気分は充実になりけり(満足です♪)」
裕子「ムムムーン…体重よ軽くなれぇ…」
歌鈴「ご馳走様ですっ芳乃ちゃん」
芳乃「気にするのでないのでしてー」
芳乃「会計に参りますー」トコトコ
店員Ⅱ「ハーイ♪お会計かな~?」
芳乃「でしてー」
店員Ⅱ「大体10万円くらいになるよ~?」
芳乃「適当過ぎますー」
店員Ⅱ「何か割引券とか合言葉とかある~?」
芳乃「アド街を見たのでして」
店員Ⅱ「じゃあタダ★」
芳乃「これはーよきかなーよきかなー」
~同刻・Pテーブル~
楓「…というわけですよ」
一同「ハハハ」
芳乃「そなたーそなたー」
P「どうした芳乃」
芳乃「もう3時でしてー事務所に戻らなければなりませぬー」
P「えっ?まだ2分くらいしかたっていない感覚なんだけど」
芳乃(恐るべきゆるふわの力でしてー)
楓「素敵なステーキ、まだ食べてません…」
芳乃「楓殿はこれからお仕事でして?」
楓「そうですね…昼食を抜かすのは中ショックです…」
美波「…私たちは何をしにここに来たのでしょう?」
P「さあ?そもそも注文せずに帰るのは初めてだからなあ…」
藍子(注文せずに数時間居座ることがよくある日常とは言いだせない…)
P「にしても腹減ったなあ…」
芳乃「そなたー万〇つサンドが売ってるのでしてー」
P「これ買って事務所で食うか…」
天の声「こうして藍子殿のゆるふわぱわーの恐ろしさをわたくしたちは身をもって知るのでしたー」
天の声「ところでこの時ー誰もがこのプロジェクトに心殿とふれちゃん殿が来るとは思ってませんでしたー」
天の声「二人が登場するのはまた別の機会のお話ですー」
天の声「それではさよならーさよならーさよならー」
終わり
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