志希「とある雨の日の話にゃ」 (8)

雨が降っていたから作った、それだけです。

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~ルーム~

ゴーゴー ザブーン

芳乃「すごい雨でしてー」

P「弱ったなあ」

芳乃「どうしたのでして?」

P「今日これから2人所属契約を結ぶ予定なんだよ」

P「しかしこの雨ではなあ」

芳乃「ほー?」

P「外に出るのは大変だし電車は全部止まってるし」

P「まゆ・智恵里・裕子の時は天気が良かったのに…」

芳乃「わーぷすればよろしいのでしてー?」

P「芳乃よ、それができるのはお前さんだけや」

まゆ「そうですよぉ」

志希「ごもっともだね~」

裕子「今度教えてください!」

芳乃「あやー」

P「水本家には今日は延期との連絡を連絡を入れられたのだが」

P「新田家はそもそも連絡が取れない」

ちひろ「そろそろ時間ですね…来るかもしれませんよ?」

P「うむ、玄関で様子を見るか…」

~正面玄関前~

ゴーゴー ブウォー

P「にしてもひどい天気のこと」

芳乃「そなたー」

P「どうした?」

芳乃「楓殿がロビーで寝てます」

P「今はそれどころじゃない」

P(新田さんは楓ストッパーになってくれるのだろうか…)

P(スカウトした時はしっかりしてたから期待はしたい…)

芳乃「そなたーあの自転車に乗ってる人でしてー?」

P「どうだろうね…透明とは言えレインコートのフード被ってるから顔がよくわからん」

P「そもそも自転車で来るか?」

裕子「絶対に来ないと思います!」

P「そりゃ、50年に一度の大雨の中自転車ではなあ…裕子の言う通りだよ」 チリーン

P「ん?自転車が入ってきたよ…え、まさか…」 キキーッ

「おはようございます」

P「お、おはようございます」

P(芳乃よくわかったなあ)

芳乃(私に不可能などないでしてー)

美波「本日は宜しくお願いします。自転車はどちらに?」

P「そこに置いておいてください」

美波「レインコートどうしましょう?」バサッ

志希「預かるにゃ♪」

P「おーえらいえらい」

P「ところで美波さん、その恰好は?」

美波「見てのとおり、リクルートスーツです」

P「何か高そうですが大丈夫でしょうか?」

美波「大丈夫です」

P「それなら何より」

P「まあ、別に正社員として働くわけじゃないから正装する必要はなかったんですけどね」

美波「えっ」ガーン

P「落ち込まないでください…まあ、とりあえずルームに行きましょうか。そこでゆっくりアイドル活動について話し合いましょう」

美波「はい…」

P(しっかりした子やな…よき楓ストッパーになりそう)

~ルーム~

P「では改めて、当プロジェクトへようこそ」

美波「ありがとうございます」

楓「まあ、かわいい子ですね」モキュモキュ

志希「いい匂いにゃ~エロいにゃ~♪」 ハスハス

P「二人ともやめなさい」

志希「わかったにゃ…」

楓「もう少しお願いします」モキュモキュ

P「芳乃、お願い」

芳乃「わかったのでしてー」

楓「うわわわわわ」ズゴゴゴゴ

美波「…なんですか?今の?」

P「ワームホールです。芳乃の力です」

美波「私にはできないのですが…アイドルになれる自信がないんです」

P「ああ、あれは特殊だから気にしなくていいぞ」

卯月「ただいま戻りました!」

P「おぅ、帰ってきたか。普通の筆頭格」

卯月「えへへ…」

美波(いまの誉め言葉なの…)

P「卯月よ、この人は今度加入する美波さんだ。挨拶を」

卯月「何かカッコいい人ですね!よろしお願いします!」

P(スーツでキメてるからだよ、多分)

美波「よろしくね、卯月ちゃん」

P「そうそう、この後のスケジュールは今日は全て取りやめだから今日は家に帰りなさい」

P「ちひろさん、車の手配を」

ちひろ「はーい」

卯月「失礼いたします」

P「また明日ね」

P「…では、本題に入るか」

美波「はい」

~20分後~

P「…なわけで、アイドルはいろんなことをしています」

美波「なるほど」

P「決して怪しくはないでしょう?」

美波「ええ」

P「ただ、アイドルになるには努力もしなければいけない」

美波「覚悟はしています」

P「そこまで構えなくてもなあ…」

P「そうそう、そろそろレッスン上がりの子が来るんじゃないか?」

智絵里「戻りましたっ」ガチャッ

美波「こんにちは」

智絵里「ひゃっ」タタタタタッ

美波「…逃げられちゃいました」

P「恐らく怖かったんでしょうね…気にしないでください」

美波「やっぱりアイドルになれるか不安です…」

P「美波さんの気高さはアピールポイントとして生かしたいのですが」

P「もう少し丸くなった方がいいかもしれませんね」

美波「はぁ…」

P「まあ、レッスンやっているうちにみんなから好かれるようなアイドルに変わると思いますよ」

P(タブンネ)

美波「美波、頑張ります!」

P「いい心意気ですねえ」

P「是非契約してもらいたいものです」

美波「契約していただけるのですか?」

P「そりゃもちろん」

美波「不束者ですが、宜しくお願いします」

P「では、この契約書にサインを…」

美波「わかりました」カキカキ


~美波帰宅後~

P「…という訳で契約に至れました」

ちひろ「よかったですねえ」

ちひろ「これでこのプロジェクトもかなり締まるんじゃないですか」

P「そうですね。楓ストッパーになるでしょう」

ちひろ(この人アイドルを何だと思ってるんですか)

ちひろ「ところで置いて行った自転車はどうしましょう?」

P「一応後日新田家に郵送ということになりました」

P「費用は事務所負担で」

ちひろ(勝手に決めるな)

ちひろ「あとは手続的なものはOKですね」

P「もうやり残したことはないと思いますよ」

ちひろ「では後で常務に報告しておきます」

P「お願いします」

P(これで大丈夫だね、多分…)




飛鳥「志希は一体何やっているんだい」

志希「美波ちゃんのレインコートの匂い~いい匂い~」ハスハス



天の声(芳乃)「このあとー志希殿は美波殿にこっぴどく怒られたのでしたー」

天の声「よきかなーよきかなー」

終わり

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