神通「お時間よろしいでしょうか」
提督「大丈夫だよ」
神通「実は、川内姉さんのことなんです」
神通「明らかに様子が変で……」
提督「どんな風に?」
神通「↓2」
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朝はいいよねとか言い出した
神通「誰もが驚くこと間違いなしの言葉をつぶやいたんです」
提督「ほう」
神通「その言葉を聞いたときには耳を疑いました」
神通「正直今でも信じられません」
提督「焦らさず言ってくれ」
神通「はい……その、姉さんが……姉さんが……」プルプル
神通「『朝はいいよね』とか言い出したんです!!」
提督「!?」
提督「……冗談もほどほどにな」
神通「嘘じゃありません! しっかりこの耳に届きました!」
神通「さっき窓の外をぼーっと見つめてて、『どうしたの?』って聞いたら」
神通「『朝はいいよねー、朝はさ』って」
提督「……」
いきなり重症ですね...
神通「あの夜が大好きでみんなから『夜戦バカ』とまで言われている姉さんが……!」
神通「どうしてしまったんでしょう提督! 私もう心配で心配で!」
提督「落ち着け。嘘じゃないんだな?」
神通「こんな嘘をついて何になるんですか」
提督「よし、ちょっと本人に聞いてみよう」スッ
提督「お前も来るか?」
神通「もちろんです!」
スタスタ
――――
川内「……」ボー
提督「うわの空だな」
神通「私が見かけた時と同じ光景です。窓の外を見つめて」
川内「……はぁー……」
川内「朝はいいよねー」
提督・神通「!!」
神通「ほら! 聞きましたか? 言いましたよね!」
提督「マジか……これは一大事だぞ」スッ
スタスタ
提督「川内」
川内「ん、提督。それに神通」
神通「川内姉さん、お伺いしたいことがあります」
川内「なに?」
提督「お前……頭打ったのか」
川内「は?」
提督「今『朝はいいよね』って言っただろ」
川内「……」
提督「夜戦がしたくて、いつも俺のとこに来てはごねていたお前が」
提督「何でそんなことを?」
川内「……」
神通「理由を教えてください!」
川内「……↓2」
提督と夜戦をしたあと一緒に迎えた朝が気持ちよかったから
提督と一緒に夜明けのコーヒーが飲みたいから
夜戦終わりの朝焼けがきれいだったから
深海棲艦にまで『夜戦バカ』というあだ名が広がっているらしいのでイメチェンを……
川内「まあ……なんていうか」
川内「何となく」
提督「目を逸らしたってことは嘘だな」
川内「いいじゃん、何となくだよ」
神通「あの姉さんが何となくで朝はいいよねとか言うはずがありません」
川内「私を何だと思ってんの……」
提督「夜戦バカ」
川内「むっかー! 確かに夜戦は好きだけど、四六時中言ってるわけじゃないよ!」
提督・神通「……」
川内「ごめん今のは嘘」
川内「あーもー、分かったよ。言えばいいんでしょ言えば」
提督「言いにくいことなのか」
川内「……まあね」
川内(そりゃ言いにくいよ。だって……)
――――
コンコン
川内「失礼しまーす。夜戦から帰ってきたよー!」
提督「お疲れ様」
川内「あ、何飲んでるの? ジュース?」
提督「まあそうだな」
川内「……」
ササッ
提督「!」
川内「へへ、いただきー……ってこれコーヒーじゃん!」
提督「バレたか。こっそり飲ませようと思ったのに」
川内「私がコーヒー嫌いなの知ってて? 悪質だなぁ」
提督「横取りしようとしたお前も悪いだろ。ほら、返すんだ」
川内「どうぞ」スッ
提督「……」ゴク
川内「ねえ、そんなに美味しいもんなの?」
提督「お前も大人になったら分かるさ」
川内「な!? 充分大人だし!」
提督「俺からすればまだまだ子供だよ」
川内「……」ムスッ
提督「そういうところが子供なんだよ」フフ
提督「お、もう夜明けか。見てみろ川内、綺麗な朝焼けだ」
川内「?」
川内「わ……本当だ……」
提督「お前の好きな夜が始まる夕焼けもいいけど」
提督「こうして朝に見る景色も、良いものだと思わないか」ゴク
川内「そうだね……いいかも」
提督「……」
川内「……」チラッ
川内(……こうしてみると、まあまあカッコイイ……かもね……)ドキドキ
提督「さて、仮眠をとるか。お前も風呂に入って寝ろ」
川内「え……う、うん」
ガチャ
川内「……朝か……」
川内(たまには夜戦を休んで、早起きするのもいいかな)
川内(コーヒーも飲めるようにして……提督と一緒に……)
――――
提督「……」
川内「……」
神通「つまり姉さんは」
神通「提督のことが…」
川内「それは言わないで!」
川内「ほら、まだそうと決まったわけじゃないし!」
提督「そうか……?」
川内「まだ分かんないじゃん、朝焼けが見たいだけかもしれない」
川内「とにかくそういうわけで、生活リズムをちょっと変えるために」
川内「『朝はいいよね』って口にして、自己暗示をかけてるんだ」
神通「そうまでしないと変わらないんですか……」
神通「でもよかったです。頭を打ったとかじゃなくて」
川内「……」
提督「……」
神通(真相は分かったけど)
神通(次はこの2人の関係がどうなるか)
川内「じゃあ、私はこれで」
スタスタ
神通「あ、姉さん!」
神通「……逃げるように行ってしまいましたね」
提督「そうだな」
神通「提督?」
神通「もし川内姉さんに告白されたら、どうしますか?」
提督「……分からない。もしその時が来たら、その時真剣に考えるけど」
提督「あいつも気のせいかもしれないって言ってたし、今は頭の隅に置いておくよ」
神通「そうですか」
――――
――――――
――――――――
コンコン
那珂「提督ー! 那珂ちゃんだよー!」ガチャ
提督「こら、何だその入り方は」
那珂「ごめんなさい……もう一度やり直すね」スタスタ
提督「いいよ、次にしっかりやってくれれば」
提督「で、何の用だ?」
那珂「すごい! 何で用があるって分かったの?」
提督「用がないのにここへ来るか普通」
那珂「それもそだね! あのね、相談があるんだけど……」
那珂「最近神通ちゃんがおかしいの」
提督「神通が? 詳しく教えてくれ」
那珂「うん、実は……↓2」
元気がない
摩耶っぽい喋り方になった
コスプレをするようになった
那珂「なんか喋り方がヘン」
提督「どんな感じで?」
那珂「んー、例えると……摩耶ちゃんっぽいんだよね」
提督「摩耶っぽい……。その喋り方になった原因に心当たりは?」
那珂「さっぱり分からないよ。昨日まで普通だったのに、今日挨拶したらビックリしちゃった」
提督「ふむ……よし、神通のところへ行って探ってみるか」
那珂「お願い!」
――――
提督・那珂「……」
神通「ふー、今日は一段といい天気だなー」
神通「こんな日は演習でひと暴れしたくなるぜ」
提督「おかしい!!」
那珂「でしょ? ビックリだよね?」
那珂「何があったのかな」
提督「聞いてこよう」スタスタ
提督「神通?」
神通「!」
神通「おお、提督じゃねーか。あたしに何か用か?」
提督「…………」
那珂「神通ちゃん!」
神通「お? 那珂ちゃんもいたのか」
那珂「一体どうしちゃったの? 喋り方がいつもと違うのは何で?」
提督(はっ! 衝撃的すぎてフリーズしてた)
提督「そうだぞ神通、お前に何があったんだ」
神通「別に何も」
提督「そんなわけあるか! 頼むよ、教えてくれ」
那珂「神通ちゃん!」
神通「……↓2」
自分でもわからねーんだ。違和感があるようなないようなで
摩耶のような性格が提督の好みだと青葉に聞いたから
一旦離脱
22時くらいにまたやります
一旦乙
そういや川内も時報聞くと素はそれっぽい口調だよね
神通「だってよ……提督、摩耶さんみたいな性格の娘がタイプなんだろ?」
提督「え」
那珂「そうなの提督!?」
提督「……それはひとまず置いておくとして」
提督「まあ聞くまでもないとは思うんだが、誰から入手したんだその情報は」
神通「青葉さんだぜ」
提督(説教決定)
那珂「っていうかさ」
那珂「提督の好みの性格にしようと喋り方を変えてるってことはだよ」
那珂「神通ちゃん提督のこと……」
神通「……」
提督「……」
那珂「好きなの?」
神通「……」ポッ
那珂「好きなんだね……」
提督(マジでか)
神通「……本当のところ、どうなんだ提督」
提督「?」
神通「摩耶さんっぽい性格が好きなのか? というか摩耶さんが好きなのか?」
神通「そうでないにしても、性格が近い川内姉さんに好意が向く可能性も…」
提督「待ってくれ。その話に入る前に、その口調やめてくれ」
神通「どうなんですか提督」
那珂(一瞬で!?)
神通「もう私の気持ちを知られてしまったので素直になります」
神通「提督は摩耶さんっぽい性格が好きなんですか」
神通「もしそうなら、私はその瞬間から摩耶さんのような人を目指します」
神通「提督に振り向いてもらえるように」
それだと摩耶本人に惚れるよね
提督「……」
神通「……」
提督「正直に言う。青葉の情報はガセだ」
神通「そ、そうなんですか……じゃあどんな女性が?」
提督「何でそれを教えないといけないんだ」
那珂「いいじゃん減るもんじゃないし」
神通「お願いします。この通り」ペコリ
提督「頭まで下げるか……」
提督「分かったよ。俺の好きなタイプは……↓2」
おしとやかなタイプ
守ってあげたくなるようなタイプ
提督「俺の好きなタイプは……守ってあげたくなるような人かな」
那珂「へー! そうなんだ」
神通「守ってあげたくなる。あ、あの……私に可能性はありますか……?」ウルウル
提督「……」
提督(正直タイプだ)
提督(しかし歳も20くらい離れてるし、職場の女の子に手を出すと憲兵さんが……)
提督(だから、あれから川内にも踏み込ませないよう一定の距離を置いてるんだよな……)
提督「……」
那珂「だんまりは無いよー」
神通「やっぱり私はストライクゾーン外なんですね」
提督「いや、そんなことは……」
スタタタッ
電「神通さーん!」
神通「電ちゃん?」
電「那珂さんも、もうすぐ演習なのです! 長門さんが怒ってるのです!」
那珂「あっ、ホントだ!」
神通「うう、このタイミングで……」
神通「提督、あとでお話の続きをしましょう!」
スタタタッ
提督「……」
提督(ハッキリすればよかったな)
提督(次に話す時、ちゃんと言おう)
――――
――――――
――――――――
コンコン
川内「失礼します」ガチャ
提督「川内か。例の書類を持ってきてくれたのか?」
川内「うん、これだよね」スッ
提督「ありがとう助かったよ」
川内「えへへ。提督のためなら何だってするもん」モジモジ
提督「……」
提督(神通にははっきり『艦娘とは仕事上の関係だし恋愛はできない』と伝えた)
提督(しかし、『絶対に諦めませんから』という言葉をもらい)
提督(次の日から、どういうわけか俺の好みのタイプが鎮守府中に知れ渡り)
提督(川内や神通たちにアピールされる日々)
提督(いっそ憲兵さんに捕まえてもらおうか……)
川内「そういえばさ、那珂ちゃんがおかしいんだよ)
提督「那珂が?」
川内「うん、おかしい」
提督「説明してくれないか」
川内「んーと……なんて言ったらいいのかな」
川内「↓2」
守ってあげたくなるような喋り方で朝はいいよねとか言い出した
一人称が「私」
川内「まず目立っておかしいのが、自分のこと『私』って言ってるんだよ」
提督「……うん」
川内「あと雰囲気も、ちょっと落ち着いてるかな」
提督「……」
提督(まさか。いや、でも違う可能性も)
提督「聞きに行くか。理由を」スッ
川内「え、行くの?」
提督「ダメなのか」
川内「……ダメじゃないけど」
提督「?」
――――
那珂「あ、提督。おはよう」ニコッ
提督「……」
川内「何回見ても那珂ちゃんらしくない」
那珂「そんなことないよ川内ちゃん。私はいつもこんな感じだよ」ニコッ
提督(笑顔が清純派アイドルみたいになってる)
提督「なあ那珂、単刀直入に聞くけど」
提督「お前、以前は自分のこと『那珂ちゃん』って言ってたのに」
提督「どうして『私』になってるんだ」
那珂「……」
川内「私も知りたい」
那珂「いいよ。教えてあげる」
那珂「↓2」
ksk
アイドルを卒業しようと思ってるから
那珂「私ね、アイドルを卒業しようと思ってるんだ」
提督・川内「!?」
提督(どうやら俺とは関係ないみたいだ)
川内「ちょっと、何言い出すの!?」
提督「そうだ。お前はこの鎮守府に着任してからずっと艦娘兼アイドルとして頑張ってきたじゃないか!」
提督「それなのに何故……」
川内「理由を教えてよ!」
那珂「↓2」
恋をしたから
アイドルの那珂ちゃんはみんなのものだったから
提督だけの那珂ちゃんになりたいんですね、わかります
さぁ修羅場だ
那珂「だって、アイドルの那珂ちゃんはみんなのものだったんだもん」
那珂「なのに私は、みんなを裏切っちゃった」
提督「どういう……」
川内「……なるほどね」
川内「ねえ提督、アイドルがアイドルで無くなる時って、どういうパターンがあると思う?」
提督「? 卒業年齢が来たとか、不祥事を起こしたりとか」
川内「そう、那珂ちゃんの場合は不祥事だよ」
川内「アイドルの不祥事はいくつかあると思うけど」
川内「中でも1番分かりやすいのは……恋愛禁止を破ること」
提督「!」
那珂「その通りだよ」
那珂「提督、聞いて? 私ね……恋してたんだ」
那珂「その気持ちが抑えきれなくて、こうして行動に移すことになったの」
提督「……まさかお前も……」
那珂「私、提督だけのものになりたい」ポッ
提督(やっぱり関係あった!)
姉妹丼やな
那珂「提督好みの女の子になるため、守ってあげたくなるような仕草を意識してるんだよ?」
那珂「私って言ってるのもそうだし」
那珂「今は意識してるけど、いずれは無意識にできるようになると思うから……」
提督「いや……」
川内「わ、私も見て欲しいな。おしとやかな笑顔を研究してるんだ」ニコッ
那珂「笑顔に関しては私の右に出る者はいないよ」
川内「あれ、ちょっと挑発的だね。作り上げたイメージが壊れかけてるよ」
那珂「……」
提督「待てお前ら! 言ったはずだぞ? 俺は艦娘とは恋愛できないって…」
神通「こちらも言ったはずです」
提督「!?」ビクッ
提督(神通、いつの間に?)
神通「絶対に諦めません」
神通「仕事上の関係だからだなんて、納得できないです」
川内「そうだよ。なんか核心に触れてないよね」
那珂「提督の気持ちはどうなのって思うよ」
提督「お、俺は……」
川内「提督」ズイッ
神通「どうなんですか」ジー
那珂「本当の気持ち、知りたいなー」ギュッ
提督「……っ」
提督(ダメなんだ。ここで折れたら憲兵さんが……!)
提督「そ、そもそもなんで若いお前らが、こんなオッサンを好きになるんだ」
提督「もう40手前だぞ?」ハハ…
川内「だがそれがいい」
提督「加齢臭も出てくる頃だ」
神通「全てを愛せます」
提督「ちょっと腹も出てるし」
那珂「チャームポイントだよねっ」
提督(何を言っても無駄なのか!)
川内・神通・那珂「提督!」
提督「うぐぐ……」
提督(俺は……俺は、どうするべきなんだ!)↓2
みんなまとめて相手してやる
男らしく三人を受け入れるしかない
憲兵なんぞくそくらえだ!
提督「……よし」
提督「分かった、自分に正直になる! お前らは可愛すぎる!」
神通「提督……!」
那珂「それは本心!?」
提督「ああ、今ままで憲兵さんが怖くて胸中を明かさなかったんだが」
提督「クソくらえだ! 憲兵が怖くて提督やってられるか!」
川内「嬉しいよ提督! 大好き!」
提督「あー……でも3人と恋愛関係になるっていうのは…」
川内「私は構わないけど?」
那珂「那珂ちゃ、私も!」
神通「一夫多妻上等です」
提督「えぇ……」
提督(その日の夜、3人に強引に押し切られて、夜明けを迎えるまで眠れなかった)
提督(……いつか腰をやりそうだ……)
――――
川内「ねー提督、明日は私も一緒に朝のコーヒー飲むからね」
神通「提督、今日のお昼空いてますか? お弁当を作るのでよかったらぜひ」
那珂「今週末お買い物に行きたいんだー! 提督も付き合って!」
提督(今日も今日とて、3人から引っ張りだこ)
提督(こんな場面見たら憲兵さんが飛んできそうなもんだが、何故か見て見ぬ振りをしている)
提督(神通とその話をしたら、満面の笑みで濁されたのが怖い。何かしたのだろうか)
提督(3人が雑談し始めた今のうちに、トイレ行ってこよう)スッ
スタスタ
提督「ふー、スッキリした」
提督「昼までもうひと頑張りするか…」
???「提督」
提督「?」
妙高「その、お話があるんですけれど……」モジモジ
提督「え」
足柄「妙高姉さん、抜けがけはよくないわ!」
那智「恋とはそういうものだろう足柄」
羽黒「司令官さん……ま、守ってあげたい女性が好きだとお聞きしたんですけど……」カァァ
提督「」
金剛「ヘイ提督ぅー!」
提督「!!」
金剛「何でも川内型3姉妹を落としたと聞いたのデスが」
榛名「榛名たち4姉妹も落としてみませんか……?」ポッ
霧島「私は尽くすタイプなんですけど」モジモジ
比叡「お料理もっと上手くなって、食べさせてあげます!」
提督「…………」
「提督!」
「司令官!」
「提督さん?」
「司令!」
提督「……これはさすがに無理だろ……」
おわり
これが深夜テンションか…
お付き合いありがとうございました
乙乙
川内型可愛いからね仕方ないね
乙
川内型SSもっと増えろ下さい
おっつんつん
最近ようやく神通の良さがわかってきた
乙です。
川内は夜戦可愛い、神通は鬼可愛い、那珂ちゃんは那珂ちゃん可愛い、皆可愛い。
憲兵「我々の仕事は艦娘に不埒な真似をする提督や、危険な事をする艦娘達を捕まえることである
提督に対して不埒な真似をする艦娘は対象外である」
最初に相談に来たのが神通だったのが良かった
これが駆逐艦だったら展開が色々大変なことになっていた
このSSまとめへのコメント
良作
良かったよー
可愛い