【モバマスSS】凛「プロデューサーを卯月にしちゃえば、問題は全部解決する」 (29)

色々閲覧注意です。

性格崩壊。

SF(少し気が、触れている)。

台詞形式です。



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[都内某所]






モバP「う……、ううん……、いたた、何だココは……頭いてぇ……」

モバP「俺の部屋……じゃないな……。
コンクリート打ちっぱなしだし、窓は天井近くに小窓が一つだけで、おまけに柵まで付いてるし……」

モバP「この殺風景な風景……、まるで牢屋だ……」

モバP「確か昨日は……、少し残業した後、家に帰って……、ダメだ、その辺からどうも記憶が曖昧だ……」

モバP「訳が分からん……。取り合えず起き上がって調べて……ッツ!?」

モバP「な、何だコレ??こ、拘束具!?!?何でこんなモンで縛られてッ??」(ギリギリ)


モバP「ま、全く意味が分からん……。頭がおかしくなりそうだ……」



(ドアガチャ) 凛「あ、プロデューサー、起きたんだね? おはよ」

モバP「り、凛?? 何でお前が此処に…?? と、取り合えず助かった!!この拘束具を外してくれ!!」

凛「んー…、プロデューサーのお願いだから聞いてあげたいんだけど、それは少し待ってもらえるかな?
せっかく苦労して縛ったんだし、さ」

モバP「り、凛……?? お前一体何を言って……??」

凛「ん?? 言葉通りだよ?? 私が此処にプロデューサーを連れ込んだの」


モバP「は、はぁ??!?」

モバP「一体お前何を言ってるんだ?? お前が此処に俺を連れ込んだって??」

凛「うん」

モバP「何でだよ!?俺、お前にこんな事されるくらい酷い事、何かしたかっ??!?」

凛「ううん、してないよ」フルフル

モバP「だったら開放してくれよ!! お前、コレやってる事拉致監禁だぞ!? 冗談じゃ済まなくなるぞっ!!??」

凛「……冗談なんかじゃないよ?? 私は本気……」



凛「本気でプロデューサーに卯月になって貰うんだから」






モバP「は…………??」

凛「プロデューサーにね、卯月になって貰うの。ねっ、素敵でしょ??」

モバP「俺を……卯月に……??」

凛「うん」

モバP「何を言ってるんだ……?? 凛………、お前正気か……??」

凛「うん、正気だよ。
……プロデューサーはいつも言ってるよね??俺はプロデューサーだから、アイドルの私とは付き合えないって……」

モバP「あ、ああ……、それは確かに言ってるけど……」

凛「だから、私、プロデューサーを諦めて、その次に大好きな卯月を愛そうと思ったの」

モバP「卯月を愛そう、って、お前……」

凛「でも、卯月は可愛いけど女の子だから色々問題あるじゃない??
同性婚にはまだまだ世論の反発は厳しいし、それに子供だって欲しいけど女同士じゃ無理だし……」

モバP「あ、ああ……、それは……、理解出来るが……」

凛「なら……、プロデューサーが卯月になれば、問題は全部解決するじゃない?? 
プロデューサーはプロデューサーじゃなくなるから私と結婚できるし、卯月だから可愛いし、子供だって出来るし」ニコォ

モバP「な、何だその意味の分からない思考回路は……、凛、お前……正気じゃないぞ………??」ゾッ


凛「ううん、私は正気だよ。これ以上ない程、ね」


凛「コレなら私は全部手に入れられるし、何も失わない。
大丈夫、私は上手くやれるよ……。金銭的な負担は全部私が負うし、ね?」

凛「プロデューサーには「多少」負担を掛けるかもしれないけど、私の大好きなプロデューサーさんで卯月なんだから、
ちょっとくらいは我慢してくれるよね??」

モバP「……ふっ…」

モバP「ふ、ふざけるな!! 離せ!!俺を此処から開放しろッ!!
第一、俺は男だぞ……ッ!? 俺が女なんかにっ!!卯月に成れる訳ないだろッ……!!!!」


凛「大丈夫、世の中には色々なお薬が有るから……」ゴソゴソ


モバP「な、何だよ……、その注射器は……止めろ……、止めてくれ…………」

凛「ふふふ、ニューハーフ志望者御用達の女性ホルモン……、しかも某所に依頼して作って貰った、
特別製の濃縮タイプだよ……」


モバP「や、止めろ止めろ止めろ、止めろ止めろ止めろ」ブンブン


モバP「止めろぉおおおおおおおおおおおおおおッツ!!!!!!!!!!」





[六か月後]





凛「プロデューサー。ご飯の時間だよ~♪」

モバP「…………………」

凛「はい、あーんして? 今日も食べさせてあげる♪」

モバP「…………………」

凛「まだ食べたくないの?? お腹空いたら言ってね、何時でも食べさせてあげるからね」

モバP「…………………」

凛「髪…、伸びて来たね…。もう肩まであるね。
もう少ししたら先にパーマ掛けようね。横を結べばグッと卯月らしくなるよ??」

モバP「…………………」

凛「身体も丸みを帯びて来たし、長期間拘束してるから筋肉も落ちて来たし……女らしい身体付きになってきたよね……。
もう胸なんか私より大きいんじゃない?? お尻はもう少し大きくなった方が卯月らしいけど……」

モバP「…………………」

凛「もう…、少しは何とか言ってよ……。 あっ、そっか??トイレしたいの??
もう…、プロデューサーは未だに私がトイレの始末するの嫌がるんだから……。別に気にしなくて良いのに………」

モバP「殺してやる……………」

凛「あっ、久しぶりに喋ってくれたね、プロデューサー。 嬉しいな♪」

モバP「お前ッ!!俺をこんな身体にして如何する気だっ!!一体何がしたいんだっ!!答えろッ!!」

凛「だから最初から言ってるじゃない。卯月になって貰うんだって……」

モバP「ふざけるなッ!!お前は正気じゃないッ!!俺を此処から開放しろッ!!殺してやるッ!!殺してやるぞっ!!!!」

凛「もう……、そろそろ身体付きも出来てきたから拘束具は開放してあげようかなぁ、と思ってたのに……、
そんな反抗的じゃ開放なんて出来ないなぁ……」

モバP「ふざけるなっ!!放せっ!!俺を放せええええええッ!!殺してやる!!殺してやるぅうううッ!!!」ガチャガチャ!!

凛「もう、プロデューサーったら……、あんまり暴れると痣が出来るじゃない……」

凛「まぁ、いいや。コレからレッスンだから、帰ってきたらゆっくり治療してあげるから、ね??」

モバP「放せぇええええええええええええええ!!放せぇええええええええッツ!!」

凛「トイレはいつも通り漏らしていいよ?? 帰ったらちゃんと綺麗に綺麗にしてあげるから………」

モバP「殺してやるッ!!殺してやるッツ!!!!!殺せぇえええええッツ!!!!!!!!」


凛「じゃあね、プロデューサー、行ってきます♪」

モバP「殺せぇえええええええッ!!殺してくれぇえええええええッ!!!!!!」




[更に6か月後]





凛「はーい、卯月♪ 食事持って来たよ~??」

モバP「は、はい……、ありがとうございます……、り、凛ちゃん……」

凛「はい、良く出来ました♪ じゃあ、食べさせてあげるね、身を起こせる??」

モバP「は、はい……ありがとうございます……」

凛「いいよ、気にしないで……、 後で髪をブラッシングしてあげるね?? ……髪、良く伸びたねぇ……」サワッ

モバP「は、はい…。ありがとうございます……」

凛「うん…。しかし……やっと卯月も大人しくなってくれたよね……、やっぱりあの時の「教育」が効いたのかな??」ウフフ

モバP ビクッ「は…、はい……あの時は申し訳ありませんでした……」

凛「いいんだよ、気にしないで。
 …まぁ、従順になって来たからって拘束具外してあげたら、いきなり首を絞められた時は驚いたけど^^」

モバP「す、すいません……」ガタガタ

凛「でも、プロデューサーも考えナシだったよねぇ…。一年近く拘束具を付けられて筋肉落ちまくった身体で、
普段からダンスで鍛えてるアイドルを抑え込める訳ないのにさ…」

モバP「…………………」

凛「あっさり引っくり返されて、綺麗に筋肉の落ちた腹筋を思いっきり殴りつけたら、一発で戦意喪失してたよね^^」

モバP「…………………は、はい」

凛「三回目くらいでポロポロ泣いてたよねw もうあの時、自分が女の子になってると思い知ったんじゃない??
こんなに自分がか弱い存在に成り果てたんだ、って、さ……」


モバP「…………………は、はいぃ……」ブルブル

凛「良い傾向だと思うよ……?もう少ししたら、ビデオ見ながら歌やダンス覚えて、色々改善していこうね……??」

凛「本当の卯月になれるように……。 歌もダンスも……、身も心も……」スリスリ


モバP「…………………は、はい………」




[更に一年後]





凛「卯月~?? 具合はどう??」


モバP「あっ、凛ちゃん!!もう大分良くなりましたよ!!
でも、ダンスや歌のレッスン出来ないから少し退屈かなって、えへへ……」

凛「そっか、でも肋骨を数本除去してるんだから、無理しないでね??」

モバP「はい!気を付けますね!!」

凛「それにしてもくびれって作れるんだねぇ……、少し羨ましいかなぁ……。 私もやろうかなぁ……」

モバP「ダメですよぅ!凛ちゃんはちょっと細い位なんですから!!」

凛「そっか…、卯月がそう言うんなら止めておこうかな??」

モバP「はい、そうして下さい、えへへ」

凛「あはは…」
 
凛「あ、後、それから前に調べておくって言ってた、骨を一部切除して身長縮める手術だけど……、
どうやら技術的に難しいみたいだね……」

モバP「そうなんですか………」

凛「うん……、骨を切断して身長を伸ばす方法は有るみたいだから、逆もいけるかと思ったんだけど…ね……」

モバP「ごめんなさい……凛ちゃん…。私、身長大きくて……」

凛「ううん、大丈夫。
だって卯月は頑張ってくれてるんだもの。私、卯月が170センチ以上あっても全然気にしないよ……??」

モバP「凛ちゃん……、ありがとうございます………」

凛「それに顔の手術と声帯の手術は、裏ルートで紹介してもらった顔にツギハギのある有名な先生に引き受けてもらったしね??
無免許だけど腕前はピカイチみたいだから、コレで顔も声も元通りの卯月になるよ??」

モバP「わぁ!本当ですか!? 私、とても嬉しいですっ!!」

凛「手術料金は軽く9桁吹っ掛けられたけどね……『一生掛けても払いますからッ!!』って言ったら、
『その言葉が聞きたかった』、って引き受けてくれたし……」

モバP「9桁……、凛ちゃん…、そんな大金を私の為に……」ウルウル

凛「大好きな卯月の為だしね……、こんなのなんてことないよ……」

モバP「凛ちゃん………」ポッ


凛「さ、さあ、そんな事より今日のホルモン注射打とうか! 大丈夫??体調とか変わりない??」

モバP「んー……、ちょっと吐き気とか頭痛はしますけど……、大丈夫ですよ!頑張れます!!ぶいっ!」ダブルピース

凛「大丈夫?無理してない??」

モバP「うーん、筋肉に注射するのが少し痛いし、それは辛いですけど……、
お肌は綺麗になってきたし、お髭も生えなくなったから、それは少し嬉しいですし…、本当に大丈夫ですよ??」

凛「そっか……、卯月は強いね……」

モバP「えへへ………」


凛「じゃあ注射するね?? ……腕、だして??」

モバP「はい!!」






[そして一年後]






卯月『凛ちゃんが行方不明になって、半年が経ちます』

卯月『私達の事務所は、数年前にプロデューサーさんが失踪した件も有り、未だに週刊誌に有る事無い事を書かれる毎日です』

卯月『ちひろさんもマスコミ対応に頭を痛め、毎日がストレスの連続でとても辛そうです……』


卯月『凛ちゃんが居なくなった理由は、プロデューサーさんが失踪して2年が経ち、
一向に進展しない現状を儚んでの失踪、とアイドル達の間では専らの噂でした……』

卯月『プロデューサーさんが居なくなった時も比較的平静を保っていて、嘆くみんなを励ましていたと思ったのですが、
やはり凛ちゃんも辛かったのでしょうか……』

卯月『そんなプロデューサーさん行方不明事件も既に三年が経ち、警察の捜査規模も縮小され、
事務所では諦めモードが漂い始めています……』

卯月『そんな八方塞がりの中、私はせめて凛ちゃんの行方だけでも突き止めようと、凛ちゃんのお母さんに頼み込んで、
凛ちゃんの実家の部屋を色々探させてもらいました』

卯月『すると、戸棚の奥に仕舞われたファイルの底に、
凛ちゃんが都内某所に有る一軒家を購入した時の、物件の権利書を見つけたのです』

卯月『おばさんに聞いてもその物件には全く覚えがないそうなので、此処に凛ちゃんの手掛かりが有ると確信した私は、
一縷の望みを掛けてその物件に、一人向かう事にしたのです……』





[都内某所]





卯月「うへぇ……、遠かったなぁ……。都内って言ってもこの辺まで来ると、もう森だよね……」

卯月「こんな所に家を買うなんて……、凛ちゃん、こんな所に本当に居るのかなぁ……」

卯月「チャイムは……、見当たらないなぁ……、入っちゃっても良いのかな……??」



(恐る恐る、ギギ―ッと扉開けて)


卯月「お、お邪魔しまーす……。どなたかいらっしゃいませんか~~??」

卯月「あっ……玄関に見慣れた靴が置いてある……。やっぱり凛ちゃん、此処に居るんだ……」

卯月「り、凛ちゃ~ん?? 何処に居るの~??」  


卯月「凛ちゃ~~ん??」    ガタッ


卯月「だっ、誰!? 凛ちゃんッ!!??」(背後に人の気配を感じて振り向く)


【其処には卯月が立っていた】


卯月「えっ、鏡……??何でこんな廊下の真ん中に……」


【よく見ると、今自分が来ている服とは違う服】


卯月「えっ……何で服が違………ッ!!??」


【そう思った瞬間、鏡の中の卯月が歩いて近づいてきて、どんどん大きくなる】


卯月「えっ!!!何で私ッ!?大きくッ!!??」


【卯月の目の前に立ちはだかった「卯月」は、手を振り上げ――】  

卯月「ひっ……」

【卯月の首筋に向けて、力一杯に腕を振り下ろした】


卯月「きぁああああああああッ!!!!!!!!!??」





凛「ど、どうしたの!? 卯月ッ!?」パタパタ

モバP「あっ、凛ちゃん……、どうしよう……。 「私」が、この場所見つけちゃったみたいで……」

凛「え……??」

凛「ああ……、そこに倒れているのも……卯月…なんだね…??  そっかぁ見つかっちゃったかぁ……」

凛「失敗だったなぁ……、実家の書類見つけちゃったのかなぁ……。
書類も全部処分しとくんだったかなぁ……」




モバP「取り合えず……、私を閉じ込めておいた部屋に入れておく……??」

凛「うん……そうしよっか………しかし、どうしよう……何て説得すれば……」ハァ・・・


モバP「………………」


モバP「………大丈夫だよ…、私がこんなに凛ちゃんを大好きになれたんだから、
「私」もジックリ長い時間を掛けて話し合えば、きっと分かってくれるよ……」

凛「………そうかな??」

モバP「きっとそうだよ!!大丈夫!一緒にがんばろっ!!ねっ!!」ダブルピース

凛「卯月……、うん、そうだね、きっと大丈夫!! 絶対説得してみせるからッ!!」

モバP「その意気だよっ!凛ちゃん!!」

モバP「そしたら、私と「私」で二人で凛ちゃんの事、愛してあげるから……、ねっ??♪」

凛「二人の卯月かぁ……、そっかぁ……そう考えると私って本当に幸せだなぁ……」ウットリ




凛「嗚呼……、プロデューサーに卯月になって貰えて……」


「本当に良かった……」ニタァ・・・






【完】

さすがにプロデューサーだけあって、完全になりきれるほど卯月のことも把握してるんだな()
ところで、失踪して監禁するんだったら、別にPのままで良かったんじゃ、と思わなくもない

おつおつ

おおぅ…こゆい内容だったが途中からニヤニヤしてる俺がキモい
こういうのもありだねたまには…

これのどこか"少し"なのか……

Pを羨ましいと思ってしまった…

DF(大分気が触れている)

Pの声はへごボイスなのかな

たぶん声も卯月なんだろうな…某黒男によって手術で変わった言ってるし
ちな手刀ってアニメやらでは気絶するが普通はやっても痛いだけらしい

緑髪の某看護師を思い出した

>>19
やめろ…
未だにトラウマだから止めろ…

調教の過程をもっと

ヒェッ

こわいよう
こわいよう

当初のオチでは卯月が真相に辿り着くのは、次々とアイドルが失踪した後で、
最後に6人の卯月に次々と追い込まれていく、ってエンドでした。

でも冷静に考えたら仮面ライダーが元ネタだし、どう考えてもギャグになるので変更しました。

仮にもホラーなのにギャグで締めるなんて彼岸島の先生ェみたいな高等テクは使いこなせなくてチクショウ!!

以下は6人の卯月の振り分けです。

デカい卯月
小さい卯月(妖精体形)
少し太めの卯月
不幸な卯月
バカっぽい卯月(エスパータイプ)
世界レベルの卯月

>>24
何それ怖すぎるwwww
BJ先生大儲けですね

BJ先生だと事情聞いてなんだかんだPのこと助けそうな

世界レベルの卯月ってそれもう卯月じゃないベツノナニカ

世界レベルの普通

これはキチガイですわ
勿論ファッション

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