男「僕には妹がいる」 (23)

男「黒い長い髪に凛々しい表情の妹」

男「胸部は残念だけど…生まれつき体が悪くて家から動けない僕の面倒を見てくれたった一人の家族」

妹「はい、兄さんアーン」

男「ありがとう」アーン

妹「美味しい?」

男「(無愛想に見えるが実に兄想いな妹だ)」

妹「私は学校に行ってくるからおとなしく寝ていてね」

男「行ってらっしゃい」

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期待

午後

ピーンポーン

男「誰か来たみたいだ」

男「はーい」

妹友「あの…妹ちゃん居ますか?」

男「妹の友達?」

妹友「は、はいクラスメイトです」

男「そっか、そろそろ帰ってくると思うからあがって」

妹友「はい」

男「ごめん…ベットの上からで」

妹友「病気なんですか?」

男「うん、生まれつき心臓の病気らしくてあんまり動けないんだ」

妹友「大変ですね…」

男「それより学校での妹のこと聞かせてよ」

妹友「妹ちゃんは賢くて運動もできていつも私を助けてくれてて…」

男「なるほど…面倒見いいんだな」

妹友「はい…私っていつもどんくさいから…」

男「俺と一緒だね…俺もいつも妹に迷惑かけてるから」

妹友「男さん…」

男「そうだ!連絡先交換しようよ。学校での妹のこととか聞きたいし」

妹友「いいですよ!私も妹ちゃんのこともっと知りたいから」

男「ありがとね」

妹「ただいま」

妹「兄さん!今日のご飯…なんで妹友がここにいるの?」

妹友「こないだ借りたノートを返そうと思って」

妹「そう…」

妹友「これありがとね」ノート渡し

妹「それじゃあもう帰って」

妹友「う、うん…いきなり訪ねてきてごめんね」

男「ご飯食べてってもらったら?」

妹「無理ね…材料は私と兄さんの二人分しかないわ」

妹友「わ、私帰るね!また学校で!」

男「気を付けてね」

妹「………」

男「ちょっと冷たいんじゃないか?」

男「嫌われるぞ?」

妹「いいの…私には兄さんさえいれば」

男「嬉しいけどいい加減兄離れしないとダメだぞ?」ナデナデ

妹「…うん//」

その夜

???「あの子は本当に駄目ね…」

???「処分しちゃうか?妹は優秀だし」

???「そうね、どうせ死んで病気のせいに出来るわ」

男「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ」

男「はぁはぁ」

妹「兄さん!またあの夢なの?」ガチャ

男「妹…俺…俺!」ハァハァ

妹「大丈夫だから落ち着いて…」抱き

男「うう…グスッ」

男「zzzzz」

妹「大丈夫…大丈夫だから」ナデナデ

翌朝

妹「学校に行ってくるわ」

男「行ってらっしゃい」

妹「今日はバイトで少し遅くなるから」

男「わかった」



男「そういえばそろそろ妹の誕生日だな」

男「なんか買ってあげたいけどお金ないし」

男「妹友ちゃんに相談しよう」

男「そろそろ妹の誕生日なんだけどなにをあげたらいいかな?」

妹友「リボンとかどうですか?妹ちゃんあんまり
そういうのつけないけどつけたらすごく可愛いと思うんです」

男「でもお金が…」

妹友「私が出しますから一緒に選びましょう」

男「ごめん…妹に兄さんには必要ないでしょってくれないんだ」

妹友「じゃあ放課後迎えに行きますから一緒に行きましょう」

男「うん、待ってるね」

男「本当にありがとう」

妹友「お兄さんー」

男「こんにちは」

妹友「大丈夫ですか?」

男「うん、杖があればちょっと出かけるぐらいなら大丈夫」

妹友「辛かったら言ってくださいね」

男「じゃあ行こうか」

雑貨屋

男「うーんどれがいいかな?」

妹友「妹ちゃんなら赤とか似合いそう」

男「赤か…うん!じゃあこれにしよう」

妹友「きっと喜んでくれますよ」

妹友「会計してきますね」

帰り道

男「ごめんちょっと疲れた…」

妹友「そこの公園で休んで行きましょう」

公園

男「今日はありがとね」

妹友「いえ!いつも妹ちゃんにはお世話になってるから…」

男「君はとっても優しいね」

妹友「そんな…私なんか…」

男「これからも妹と仲良くして欲しいな」

妹友「あの…お兄さんとも仲良くなりたいです…//」

男「いいよ、これからもよろしくね」

妹友「たまにお話しに行っていいですか?」

男「たまにじゃなくて毎日おいで」

妹友「フフ、じゃあ毎日いっちゃいます」

父「ほらボール行くぞー」

子「はーい」

母「怪我しないでね~」

妹友「仲のいい親子ですね」

男「あ…あ…」ガクガク

妹友「お兄さん…?」

男「オエェェェェェェェ」

妹友「お兄さん!?大丈夫ですか!」

男「あ…ああ」

妹「っ…!家にいないからケータイのGPSを辿ったらこんなところに…」

妹友「妹ちゃん!お兄さんが!」

妹「兄さんほら大丈夫だから」ナデナデ

妹友「妹ちゃん…」

妹「今日のことは絶対兄さんに言わないで…」

妹友「え…うん」

妹「兄さんに今日のこと言われたら適当に話合わせておいて」

妹「それじゃあまた明日学校で…」

妹友「病気なのかな…」





男「あれ…俺妹友ちゃんと出かけて…」

妹「兄さん…私表に出ちゃダメって言ったわよね」

男「ごめん…」

妹「途中で倒れて妹友に迷惑をかけたのよ」

男「そっか…」シュン

妹「もう勝手に外出しないと誓って」

男「うん…わかった」

妹「それでなにをしに行っていたの?」

男「これ」

妹「リボン?」

男「妹そろそろ誕生日だろ?だから買いに行ったんだ」

妹「ありがとう…毎日着けるわ」

男「気に入ってもらえてよかった」

翌日

妹友「お兄さんー」

男「入っていいよ」

妹友「えへへ、お邪魔します」

男「こないだはごめんね」

妹友「いえ…こちらこそ連れ出して…」

男「俺が頼んだんだから妹友ちゃんのせいじゃないよ」

妹友「そうだ!今日はケーキ作って来たんですよ」

男「ケーキ?」

妹友「お菓子作りの上手い先輩に教わって作ったんです」

男「ねぇ…ケーキってなに?」

妹友「ケーキ知らないんですか?」

男「うん…妹もそんな料理作ってくれたことないから」

妹友「じゃあ私のケーキなんかがはじめてのケーキでいいのかな?」

男「もちろんだよ!頂きます」

男「美味しい!こんな美味しい物食べたことないよ!」

妹友「えへへ、そうですか?」

男「うん!妹友ちゃんはいいお嫁さんになるね!」

妹友「そんな…//」

妹「ただいま」

妹「妹友…来てたの」ギロッ

妹友「うん…でもそろそろ帰るね」

妹「そう…」

妹友「じゃあまたきますね」

男「待ってるよ」ナデナデ

妹友「え…//」

男「あ…ごめん!妹に接するみたいにしちゃって」

妹「……」イラッ

妹友「いえ…ちょっと嬉しいです…//」

妹友「それじゃあお邪魔しました…//」



妹「兄さん今日のご飯よ」

男「今日は肉じゃがか美味しそう!」

妹「はいアーン」

男「アーン」

男「美味しい」

妹「………//」

男「あっ!これか」ナデナデ

妹「(兄さんのこれは私だけの物…)」

男「本当に兄離れしないと将来困るぞ」

妹「いい…ずっと兄さんと一緒にいるから」

男「いつまでもお前に迷惑かけないよ」

妹「………」

翌日

元気娘「妹友ー最近付き合い悪いぞー」

妹友「あ、元気娘ちゃん」

元気娘「男でもできたの?」

妹友「ち、違うよ!妹ちゃんのお兄さんに会いに行ってるの」

元気娘「あの無愛想のお兄さん?妹があれならお兄さんも無愛想なんじゃないの?」

妹友「そんなことないよ!二人ともとってもいい人だし」

元気娘「ふーん今日も行くの?」

妹友「うん」

元気娘「私もついていっていい?」

妹友「うん、一緒に行こ」

男の自宅

男「いらっしゃい」

妹友「お邪魔しまーす」

元気娘「この人が無愛想のお兄さんかぁ」

元気娘「整った黒い髪に凛々しい眼差し守ってあげたくなる華奢な体…これは中々のイケメン!」

男「友達?」

妹友「はい…来たがったので…連れてきたんですけど…」

妹友「迷惑でしたか?」

男「大丈夫だよ、大勢の方が楽しいから」


元気娘「妹と違って話もわかるんですね」

妹友「元気娘ちゃん!」

男「妹は確かに無愛想な所があるから」

元気娘「お兄さんは病気なんですか?」

男「うん…心臓のね」

男「そのせいであんまり動けないから」

男「君たちが遊びに来てくれるとすごくうれしいんだ」

元気娘「そんなこと言ったら私毎日来ちゃいますよー」

男「それはとってもうれしいな」

元気娘「そうだ!お兄さんケータイの番号交換しましょうよ」

男「いいよ」

元気娘「やったー」抱き

妹友「ちょっと!お兄さん苦しそうだよ」

元気娘「あっやべ」

男「死ぬかと思った…」

妹「ただいま」

妹「なんで元気娘がいるのかしら?」

元気娘「いたら悪い?」

妹「悪いわね、兄さんに悪影響」

元気娘「こいつ…」

妹友「ごめん…私が連れて来たから…」

男「妹…言い過ぎだよ」

妹「兄さん…」

元気娘「そーだ!そーだ!お兄さんの言う通りだ!」

妹友「元気娘ちゃん!今日はもうかえろ?」

元気娘「うん…」

男「ごめんね…また来てくれると嬉しい」

帰り道

元気娘「無愛想のお兄さんとは思えないぐらいいい人だね」

妹友「あんまりそういうこと行っちゃダメだよ」

元気娘「私…好きになっちゃったかも」

妹友「え…」

元気娘「妹友も応援してくれるよね?」

妹友「え…あ…うん」

元気娘「じゃあ明日も行っちゃおうかな」

妹友「そうだね…」

元気娘「じゃあまた明日ねー」



妹「……兄さん」

男「眠れないのか?」

妹「うん…一緒に寝ていい?」

男「いいよおいで」

妹「兄さんおやすみなさい」

男「おやすみ」

…………

???「パパもママもどんなに頑張っても褒めてくれない…」

???「お前は頑張ってるよ、父さんと母さんが褒めてくれなくても俺がお前を褒めてやる」

妹「あっ!昔の夢…」

妹「朝ごはん作らないと…」

男「おはよ」

妹「おはよう、兄さん」

妹「いま朝ごはん作るから」

男「うん…もっかい寝る」

妹「(寝ぼけ眼の兄さん可愛い…)」

午後

元気娘「おにいさーん」

男「今日は一人?」

元気娘「妹友は用事があるみたいで」

男「そっか、じゃああがって」

元気娘「じゃあお邪魔しますー」

元気娘「お兄さんって妹と二人暮らしなんですよね?」

男「そうだよ」

元気娘「両親ってどうしたんですか?」

男「えっと…事故だったかな…?」

元気娘「??」

男「えっと…」

………

???「これでもう大丈夫よ…兄さんを処分しようとした人は処分したから」

………

男「あ…ああ」ガクブル

元気娘「お兄さん?」

男「ヴァァァァァァァ」

元気娘「これヤバい…救急車呼ばないと!」

ぴーぽーぴーぽー

病院

医者「あなたとこの人の関係は?」

元気娘「友達の兄です…」

医者「なるほど…どうやらこの人毎日大量の精神安定剤を摂取してるみたいなんです」

医者「致死量ギリギリの」

元気娘「………」

医者「あとちょっとずつですが毎日少量の毒物を摂取してたみたいです」

元気娘「………心臓の病気は?」

医者「心臓は特に異常なしですが」

医者「しばらく入院することになりますね」

病院の廊下

妹「兄さん!」

元気娘「屋上に行こ、話がある」

妹「……」

屋上

元気娘「お医者さんから話聞いたよ…」

妹「そう…」

元気娘「お兄さんに精神安定剤と毒物を飲ませてるんだって?」

妹「それが?」

元気娘「自分の兄を殺そうとしてあんた…なにがしたいの?」

妹「あなたに兄さんの何がわかるの?」

元気娘「わからないけどあんたがお兄さんを殺そうとしてることだけはわかるわ!」

妹「勘違いしないで!私は兄さんを守っているのよ!」

元気娘「どういうこと…」








設定だけ好き

盛り上がってまいりました

家戸締まりしてないのかな?
午後になると妹の同級生入ってきてるけど玄関の鍵ちゃんと閉めないと危ないよ

今時のJKはピッキング技術持ってるから

妹「兄さんはとてもダメな人だったわ」

妹「でも優しくて繊細な人だった」

妹「どんなに頑張っても私を認めない両親、私を虐めるクラスメイトそんな中で兄さんだけは私を認めてくれた」

妹「すごいね、自慢の妹だよって頭を撫でてくれた…そんな兄さんの為に私は頑張ったわ」

妹「兄さんは私のすべてだった…」

妹「そんな兄さんが悲しい顔をするから私は糞みたいな両親にもいい顔をしたわ」

妹「そしたらその両親なんて言ったと思う?」

元気娘「なんて言ったの…?」

妹「優秀な私がいるから病弱な兄さんを保険金をかけて殺そうって」

元気娘「………」

妹「そして学校から帰ったらいつもは兄さんのご飯を用意しない母が兄さんのご飯を作っていたわ」

元気娘「それって…」

妹「毒をもっていたわ」

妹「だから私は母親をテーブルに置いてあったナイフで何度も刺した」

妹「様子を見に来た父親もメッタ刺しにしたわ」

元気娘「死体は…どうしたの?」

妹「樹海に埋めたわ、どうせアイツらを探す人なんていないからバレないわ」

元気娘「………」

妹「でもね兄さんに見られちゃったの返り血まみれの私を」

妹「それで口を滑らせてしまったのこいつらが兄さんを殺そうとしたからって」

妹「それに兄さんはとてもショックを受けたわ」

元気娘「両親が殺されて?」

妹「違うわ、自分のせいで私を人殺しにしてしまったって」

妹「次の日から兄さんは何度も自殺未遂をしたわ」

妹「兄さんやめて!カッターを置いて!」

男「いつまでもお前に迷惑かけらんないよ…」

妹「兄さん!」

………

元気娘「今のお兄さんからそんな感じはしないけど…」

妹「精神安定剤のおかげよ」

妹「薬のおかげで兄さんは元に戻ったわ」

妹「あの日の記憶と両親の記憶を体が自己防衛の為に心の奥底に封印したの」

妹「だから兄さんは両親や親子に関係する物を見たり聞いたりすると体が拒否反応を起こして過呼吸になったりするわ」

元気娘「それで…」


妹「それでも薬は使う度に効かなくなってどんどん量が増えたわ」

元気娘「精神安定剤はわかったけど…でも毎日少量の毒物を摂取してるって…」

妹「それは兄さんから家から出るほどの体力を奪うため」

元気娘「なんでそんなこと!」

妹「兄さんが一人で外出してトラウマを思い出したらどうなると思う?」

元気娘「過呼吸に」

妹「それだけならいいわね」

妹「もし記憶を何かのはずみで思い出したら」

元気娘「………」

妹「間違いなく死のうとするわね」

元気娘「(こいつ…ほんとにヤバい警察に行かなきゃ)」

元気娘「そ、そっかー大変だね」

元気娘「じゃあ私帰るね!」

妹「待ちなさい」

元気娘「な、なに?」

妹「今の話聞かれて帰すと思う?」

元気娘「ちょっと…消火器なんて持ってどうする気…?」

妹「こうするのよ!」ガッ!

元気娘「………」

妹「キャリーケースに詰めて…兄さん…お見舞い明日になりそう」

翌日 病室

妹「兄さん!」ガラガラ

男「君は?」

医者「昨日の夜ね、突然暴れて、落ち着いたと思ったら記憶を全部忘れていたんだよ」

医者「嫌な記憶をしまって置けなくなった心がすべての記憶を消去したんでしょう」

医者「あなたと彼の関係は?」

妹「いも…恋人です」

医者「そうですか、親しい人とふれあうことで記憶が甦るかもしれません」

医者「これからは積極的にお見舞いに来てください」

妹「わかりました」

医者「それでは失礼」

妹「兄…男さん」

男「はじめましてでいいのかな…」

男「なんにも思い出せなくて」

男「君と俺ってどんな関係?」

妹「恋人よ…」

男「君みたいな可愛い子が恋人だったんだ」

妹「そうよ…男さん」

翌日

男「来てくれてありがとう」

妹「恋人ですもの」

男「ごめんね…君のこと思い出せなくて」

妹「いいのよ…ゆっくり思い出していけば」

妹友「あの…お兄さんのお見舞いに来ました」

妹「妹友…」

妹友「兄妹水いらずの所お邪魔だったかな?」

男「兄弟?俺と妹ちゃんは恋人じゃないの?」

妹「……」ギロッ

妹友「………」ニヤッ

妹友「そうだね…お兄さんと妹ちゃんは恋人だよ」

妹友「ウェヒヒヒ…だってお兄さんの妹は私なんだから」

妹「!?」

男「そっか…ごめんね」抱き

妹友「………//」

男「妹にはすごく迷惑かけた気がするんだ…」

妹友「気にしないで…私たちはたった二人の兄妹じゃない」ナデナデ

男「ありがとう…えっと」

妹友「妹友だよ」

男「思い出せなくてごめんな…妹友」

妹友「いいよ…」

妹友「ねぇ妹ちゃん…今日は兄妹だけで過ごしたいからかえってくれないかな?」

妹「え…」

男「俺からも頼む、今日は兄妹二人で過ごしたいんだ」

妹「わ、わかったわ…」




妹友「そろそろ帰るね」

男「気をつけて」

帰り道

妹「どういうつもり?」

妹友「ウェヒヒヒ…どういうつもりもなにも」

妹友「妹ちゃんが捨てた妹の席を私がもらっただけだよ」

妹「なんでそんなこと…」

妹友「妹ちゃんいつも私を助けてくれたけど内心見下していたんでしょ?」

妹「なにを言ってるの…?」

妹友「私ね…なんでもできる妹ちゃんが羨ましかったのでもね…」

妹「………」

妹友「ウェヒヒヒ…妹ちゃんの大事なお兄さんは私のお兄ちゃんなんだよ?」

妹友「じゃあね」

妹「………」

翌日

妹友「兄さんあーん」

男「あーん」

妹友「美味しい?」

男「うん、妹友の作ったケーキとっても美味しいよ」

妹「あの男さん…」

男「妹ちゃん、来てたの?」

妹「うん…」

妹友「あーん」

男「あっごめんごめん、あーん」

妹「………」

夜 病院の廊下

妹「兄さんに馴れ馴れしくするのはやめて!」

妹友「今は私のお兄さんだよ?」

妹「この!」ガシッ

男「何してるの…?」

妹友「お兄さん!妹ちゃんが!」抱き

男「怖かったね」ナデナデ

妹友「ウェヒヒヒ」

男「俺の妹になにするんだ!」

妹「これは…違うの…」

男「帰ってくれ…」

妹「男さん…」

男「帰ってくれ!」





妹「私の兄さんが…」

悪魔妹「殺しちゃえよ!兄さんを奪おうとするやつはみんなそうして来たじゃない」

天使妹「ダメよ![ピーーー]にしたってちゃんと計画を練らないと」

妹「兄さんを取り戻さないと…」

夜道

妹友「明日もお兄さんにケーキ作って持っていこ」

妹「………」サクッ

妹友「え…」バタッ

妹「ひとりぼっちは寂しいでしょ?」

妹「元気娘とおなじ所に埋めてあげる」

………

妹「こんにちは…」

男「あ…うん」

妹「こないだはごめんなさい…」

妹「ヤキモチ焼いてしまって」

男「こっちこそごめん」

男「妹ばかりかまって寂しかったよな」抱き

妹「いいの…これからはずっと二人一緒よ?」

男「ああ…だからもう人を[ピーーー]のはやめてくれ」

妹「うん…」

end

意味がわかんないですが記憶どうなってるの最後

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