幸子「VRゲーム？」

小梅「うん……幸子ちゃんと一緒にヤリたいなっ、て。」

幸子「はぁ、VR…って、そもそも何でしたかね…？」

？？「分かるわ。」

？？「VRとは、Virtual Reality(バーチャルリアリティー＝仮想現実）の略称ね。」

？？「コンピューターによって作られた仮想的世界を―」

？？「まるで、現実世界に存在するように体感出来る技術のことよ。」

幸子「はぇ～…詳しいですねぇ…」

小梅「（誰……？）」

幸子「つまり、ゲームの中に入ったようなプレイが出来る訳ですか。」

小梅「そうだね…それでね？　今日持って来たの……」ﾆｺ

幸子「かわいい（面白そうですね、早速やってみましょう！）」

小梅「う、うん……（恥ずかしい…）」ｶｱｧ

小梅「ゲ、ゲームの前に、VRを楽しむ上で欠かせないのが…」ｽｯ

小梅「この、ゴーグル……つけてみて？」

幸子「ふむふむ、こうですか？」ｶﾁｬｶﾁｬ

小梅「いいね……似合ってる、よ？」

幸子「フフーン！　ボクには、何でも似合いますねぇ！」ﾄﾞﾔﾔ

小梅「えへ…そ、それじゃ、ゲーム。起動するね…？」ｶﾁｯ

ｶﾞｶﾞ―ｯｷﾞｷﾞｷﾞ―ｨ
―ｻﾞ―ｯ――ｧ

小梅「…？　（あ、あれ……？　酷い、ノイズ…）」

幸子「これは、期待出来そうです！　臨場　感に溢れ　て―」

――
―

『Gameを始める前に、アナタ（輿水　幸子）の命運を握る』
『難易度を以下の1～4より選択して 下さい。』

>>5

1.Real

2.Panic

3.Afraid

4.Nekros

難易度選択後、後日続きを書きます。

2

どの難易度も普通のゲームでの最高難易度レベルな気がするんですが

それも洋ゲーチックなのですが…

>>5 ご協力ありがとう御座います。

『難易度（Panic）を選択しました。』
『NewGameStart――NowLoading……』

――
―

幸子「っ……んぅ？」ﾊｯ

幸子「こ、ここは……？」ｷｮﾛﾛ

幸子「（小梅さんがゲームを起動して……？）」

幸子「（？　…その前後がハッキリしませんが）」

幸子「（確かなことは、すぐ傍にいたはずの―）」

幸子「（こ、小梅さんが。い、いない…です、し…？）」

幸子「さ、寂しい訳じゃ…ありません、よ…っ」ｼｮﾎﾞﾝ…

幸子「…！　（それに、ここがどこなのか？）」ｺﾞｿｺﾞｿ

幸子「（都合よく携帯を…持ってたりしませんよね…）」

幸子「こんなのっ…ボクには……！」

幸子「…そうっ、朝飯前ですよ！　こ、これぐらいじゃ！」

幸子「ビクともしません！　フ、フフーン！」ドﾔ

ｼ～ﾝ……

幸子「ふぅ……」

幸子「起きた時に気づきましたけど…辺り一面、いえ。」

幸子「ボクの目の前に広がっている景色は―」

幸子「殺風景で…建物も何もありませんしね……」

幸子「…それでも、まずは歩いて…人を探しましょう。」ﾄｺﾄｺ

―ｽﾞ…ﾝ

幸子「…ん？　（何か、音が？　聞こえ……）…えっ？」ﾋﾟﾀｯ

ｽﾞｼﾝ…ｽﾞｼﾝｯ―

？？「にょぉおおわあぁ～っ」ｵｫｫｯ

幸子「ちょっ、まさ…か？」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

幸子「き、きらり…さ、ん！？」

幸子「～～！　（な、なんでっ、それより…）」

幸子「（こ…このスケール、ゆうに3mありますよ！？）」

ｽﾞｼ～ﾝ、ｽﾞｼ～ﾝッ！　

きらりA「にょわ？」

きらりB「うきゅ……？」

きらりC「おっす、おっすっ！」

きらりD「にゃっほ～いっ！」

幸子「そ、そんな…（か、囲まれ…あ、ぁっ…）」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

幸子「ひいぃっ！　…った、助けてぇ！！」ﾀﾞｯ

きらりA「うぇへへ…」ｽﾞｵｫ…

ｶﾞｼｯ

幸子「ああぁっ！　あ…ひっ、え…？」

幸子「ボ、ボボ、ボク、カワイイ…？」

きらりA「にょ？　…むぅ？」ﾁﾗ

きらりB「スイーツ？」ﾁﾗ

きらりC「おやつ？」ﾁﾗ

きらりD「お菓～子♪」ﾊﾟｱｧ

きらりABC「！！！！」ﾆｮｯﾜ！

幸子「！？　ちょ、ちょっと待っ―」

きらりA「ぁ～ん」ﾋｮｲ

>>12 コンマ

コンマ01～30→GameOver（終了）

コンマ31～98→Continuation（継続）

00or99→GameClear（生還）

コンマの結果は、後日続きを書きます。
タイトルに安価やコンマを入れずに
分かり辛いまま、進めておりすみません。

いきて

今回の幸子は不完全でどうしようもない反逆者でしたが、次の幸子はうまくやってくれるでしょう