【モバマス】まゆきみこずえとかき氷 (32)
まゆとゆきみとこずえのSSです
ちひろが割りとでる
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497721300
雪美「あつい……」
こずえ「あついー…」
まゆ「暑いですねぇ…」
雪美「まだ……6月なのに……なんで……こんなに……暑いの……」
まゆ「なんででしょうねぇ…」
こずえ「なつのようせいさんー…はやおきなのー…?」
まゆ「きっとそうでしょうねぇ…夏の妖精さん、速く起きすぎちゃったんですよ…」
雪美「私……雪だから……とける……とろとろー……」ぐてー
まゆ「! それですよ!」
こずえ「…?」
雪美「とける……?」
まゆ「そっちじゃなくて…雪の方ですよ!」
雪美「雪……暑いときにはない…よ……?」
まゆ「雪ってつまり氷ですよね、氷といえばかき氷ですよ!」
まゆ「ちょっと早めのかき氷を食べましょうか!」
こずえ「かきごおりー…? こずえたべたいー…」
雪美「食べたい……けど……かき器とか……あるの……?」
まゆ「ありますよぉ…ね、ちひろさんっ!」
ちひろ「へっ? 私ですか?」
まゆ「このへんてこ事務所ならかき器と氷とお皿ありますよね?」
ちひろ「うーん…あるんですかね…? とりあえず探してきますね、私も食べたいですし!」
まゆ「ありがとうございます、ちひろさん!」
-----
ちひろ探し中
-----
ちひろ「みなさん! お待たせしました! かき器と氷にお皿、ありましたよ!」
ちひろ「それにシロップもありましたよ!」
まゆ「ほんとですかぁ…!? ほんとにありがとうございます!」
こずえ「わー…ありがとー…」
雪美「ありがとう……」
ちひろ「ふふっ、いいんですよ、後で私にも分けてくださいね?」
まゆ「はぁい」
こずえ「こずえー…ぐるぐるまわしたいー…」
雪美「私も……」
まゆ「うふふ、じゅんばんこ、ですよぉ」
まゆ「それではかき器に氷をおいて…」がちゃ
まゆ「下にお皿をおいて…」さっ
まゆ「はい、どうぞ、食べたい分だけ回してくださいねぇ」
こずえ「わー…」ぐるぐるがりがり
こずえ「ぐるぐるー…がりがりー…たのしいのー…」
こずえ「やまもりー…かきごおりー…」
こずえ「できたー…」
まゆ「はい、じゃあシロップは何味にしますか?」
こずえ「うーん…えっとー…めろんー…」
まゆ「はい、メロンですねぇ、どうぞ」
こずえ「わー…」
こずえ「んー…はやくたべたいけどー…みんながおわるのまつー…」
まゆ「あら? 先に食べてもいいんですよ?」
こずえ「いっしょにたべたいからー…」
まゆ「そうですかあ、じゃあ速く終わらせちゃいましょうか!」
雪美「つぎ……私がかき氷……つくる……」
--
-
雪美「がりがりー……ぐるぐるー……」
雪美「ぐるぐるぐるー……」
雪美「できた……!」
まゆ「できましたかぁ? じゃあシロップはどうしますか?」
雪美「もちろん……いちご……!」
まゆ「うふふ、はい、どうぞ!」
雪美「わー……」
雪美「私も……まゆ……待つ……ね……」
まゆ「そうですかぁ? じゃあささっと作ってきますねぇ」
まゆ「さて」
まゆ「まゆもかき氷を作りましょう!」
まゆ「がりがりーくるくるー」
まゆ「がりが…あっ…氷が全部なくなっちゃった…?」
まゆ「…」からまわりくるくる
まゆ「ないですねえ…」
まゆ「…」
まゆ「内緒にしておきましょう…たぶんバレちゃいますけど…」
まゆ「シロップは…よくわからないピーチ味とか言うのを試してみます…」
まゆ「おまたせしましたぁ」
こずえ「ふわぁ…みんなそろったのー…?」
まゆ「はやく食べましょう!」
雪美「早くしないと溶けちゃう……」
こずえ「しゃくしゃくー…」
まゆ「しゃくしゃく」
雪美「しゃく……しゃく……」
こずえ「わー…つめたくておいしいのー…」
雪美「こおり……きらきら……それに……つめたくて……おいしい……さいこう……」
まゆ「はぁ…生き返る…しゃく…うぁ!キーンってきましたぁ…」
雪美「きーん……?」
まゆ「キーンって…頭が痛くなるやつですよぉ……」
こずえ「だいじょうぶー…?」
まゆ「ふええ…」
雪美「しんぱい……」手ぎゅ
こずえ「しんぱいなのー…」頭なでなで
まゆ「うう…」
まゆ「あ……おさまってきました…」
まゆ「うふ、雪美ちゃんもこずえちゃんもやさしいですねぇ、もう大丈夫ですよぉ」
雪美「そう……? でも……」
まゆ「ほら、かき氷まだ残ってるじゃないですかぁ、溶けちゃいますよ?」
雪美「うん……じゃあ……たべる……」
こずえ「あらまー…こずえのやまもりかきごおりー…とけちゃうー…」
まゆ「頭がキーンってならないように気をつけてくださいねぇ」
ちひろ「はぁ…集中してると肩がこって…」
ちひろ「ちょっと休憩しようかな…♪」
ちひろ「かき氷~かき氷~」
ちひろ「まゆちゃーん、かき氷、残しておいてくれましたかー?」
まゆ「えっ、あっ…」
ちひろ「え?」
まゆ「ちひろさんの分ですか…?」
ちひろ「まさか…?」
まゆ「あの…その…ちひろさんの分…なくなっちゃったんですけど…えっと…」
ちひろ「」
まゆ「ごめんなさい…」
こずえ「んー?」
こずえ「こずえのかきごおりー…ちょっとおおめだからー…たべるー…?」
ちひろ「いいんですか!?」
こずえ「ちょっとー…こずえのぶんー…やりすぎたかもー…それのせいかもー…」
こずえ「ごめんねー…だからー…」
こずえ「はい、あーん…」
ちひろ「こずえちゃん! あーん…しゃく……うう…冷たい…生き返る…」
雪美「じゃあ……私も……あーん……」
ちひろ「あーん…しゃく…雪美ちゃんも…やさしいのね…うっ…」
まゆ「じゃ、じゃあ…まゆも…あーん」
ちひろ「あーん…しゃく…」
ちひろ「うう…みんな…うれしいわ…」
雪美「残りの……かき氷……はやく……食べないと……溶けちゃう……」
雪美「しゃく…しゃく…しゃく…」
まゆ「あっ…そんなに速く食べちゃ…」
雪美「しゃく……っあ…私も……頭……キーンって……きた……」
こずえ「しゃくー…しゃくー…しゃ…あー…こずえもキーンってきたー……」
こずえ「いたいのー…」
まゆ「こずえちゃんも!?」
ちひろ「ふふ、かき氷にはこおりごおりですね?」
まゆ「…寒いですね」
雪美「う……?」
こずえ「ふわいたー……?」
ちひろ「ちょっと!?」
おーしまい
某氏をリスペクトしたつもりでした
かき器と氷とお皿をどうやって一気に持ってきたかって?
そらちっひパワーですよ
テストおわり
まゆが幸せそうにしているだけで俺も幸せだ
ちひろが悪魔でない……だと!?
悪魔の罠だ
 ̄/.″ -十. _|_ -┼- -┼- -┼- │
/\ ノ_| _ノ| /| /| /| υ
──┐〃 . \ 〃 ───, ───, ─── || || ||
│ . / .\ !/ !/ !/ || || ||
──┘ / ヽ ノ . ノ . ノ o o o
!
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません