オーク「毎度おなじみ女騎士交換でございます」
男「おっ、そういえば今日は第二金曜日か」
ドタドタ ガチャリ
男「おい、来い」
女騎士A「…」
女騎士B「…」
女騎士C「…」
男「魔王討伐の為大量に生み出された兵士…それが女騎士。魔王が倒され平和になった今の世じゃ、邪魔者扱い…」
男「こうやってちり紙交換のようにあらゆる生活用品と交換されるようになった…」
男「可哀想とは思わないぞ、野生化したお前等を放っておくと危険だからな」
男「さぁついてこい。早くしないとオークの軽トラが行ってしまう」
グイッ
女騎士A「くっ…」
女騎士B「っ!」
ギロッ
男「なんだァその目は…」
ガシッ
女騎士B「ぐぬっ」
男「止めねェか…その目を止めねェか!」
ピシャッ
女騎士B「きゃぁっ!」
女騎士C「き、貴様ぁ!」
男「あァん?」
ゲシッ
女騎士C「がはっ…」
男「おとなしくしろぃ…俺としてもお前等みたいなのはさっさと手放してトイレットペーパーと交換しちまいてぇんだ」
グイッ
男「ほら行くぞ」
ジャラジャラ…
女騎士A「…」
女騎士B「…」
女騎士C「…」
俺「…」
女騎士A、B、C「って、なんで俺くんが!?」
俺「改めまして、ありがとうございました!」
男「何も改まっていないが」
俺「くぅ~」
男「よく分からん奴だが、まぁいい。ついでにちり紙と交換してやる」
俺「くぅ~」
男「いいのか?」
俺「いいんです!」
【完】
黒髪ファサってやらなきゃ(使命感
乙
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