少し前に書いた、 サターニャ「ガヴリール~遊びに来てあげたわよ!」ピンポーンピンポーン の続きみたいなものです。
サターニャが風邪を引いたガヴリールを看病した、ということだけわかっていれば、前回のは読まなくても大丈夫かと
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1493488782
~サターニャの家~
サターニャ「ごほっごほっ……」
ピピピ…ピピピ…
サターニャ「………」
つ『37.6℃』
サターニャ「……完璧に風邪ね」
サターニャ「ガヴリールの風邪がうつったかしら………今日は学校休むしかないわね…」
サターニャ(ヴィネットに休むこと伝えておこう……)ポチポチ
< メールを送信しました
サターニャ「うぅ……頭が痛いわ。さっさと寝た方がよさそうね……」
~ガヴリールの家~
ガヴリール「すー……すー……」
Prrrr… Prrrr…
ガヴ「……んにゃ………電話……?」
Prrrr… ガチャッ
ガヴ「………ふわぁぁ…もしもし?この電話現在使われておりませんので切るぞ」
ヴィーネ『なに意味わからないこと言ってるのよ………。それよりあんた、もう授業始まっちゃうわよ!?』
ガヴ「ヴィーネかよ……今日は学校休みだって聞いたし行かないよ……」ネムイ…
ヴィーネ『またそんなこと言って……サターニャならともかく、ガヴは元気なんだから来なさいよ』
ガヴ「なんでそこでサターニャが出てくるのさ……」
ヴィーネ『なんか風邪ひいたから休むって、少し前にメールがあったのよ』
ガヴ「………ふーん、バカは風邪ひかないってのは嘘だったんだな」
ヴィーネ『とにかく、遅れてでも学校にきなさいよ。いいわね?』
ガヴ「へいへい……んじゃ、切るぞ」ピッ
ガヴ(ま、行かないけどな)
ガヴ(それにしても、あいつが風邪か……完璧に私の風邪がうつったな。………バカなやつ)
ガヴ「………」
ガヴ(………………しかたないな)ハァ
~サターニャの家~
ガヴ「結局来てしまったか………」
ピンポーン
ガヴ(別にあいつが心配だったとかじゃないし……ただ、この前看てもらったからな)
ガヴ(それにあいつに借りを作ったままじゃ、私のプライドが許さん。……って誰に言い訳してるんだよ私は……)
シーン……
ガヴ「………出ないな。やっぱり寝てるのか?」ガチャガチャ
ガヴ「さすがに開いてないか。………気は乗らんが、あれを使うか」
ガヴ「…………誰もいないな」バサッ
ガヴ「あ、靴脱いどかないと………よし」
ガヴ(私をサターニャの部屋に連れて行って!)
◇
シュンッ パタ
< グエッ!
ガヴ「……何とか成功したみたいだな」
ガヴ(また前みたいに、パンツやスカートだけが飛んでいかなくてよかった……)
~室内~
ガヴ「さて、サターニャはどこだ?」
ガヴ(それにしても、なんか踏んでるような……)ゲシゲシ
サターニャ「……ここよ」
ガヴ「さ、サターニャ!?」ビクッ
サターニャ「あんた………私を[ピーーー]気かしら……」
ガヴ「す、すまん」
サターニャ「いいから……早くどきなさいよ……」
ガヴ「よっと……で、なんでこんなとこで寝てるんだよ」
サターニャ「寝てたんじゃないわよ……ゴホットイレからベッドに戻る途中に、ふらついて倒れちゃったのよ……」
ガヴ「おいおい、大丈夫か」
サターニャ「平気よ……起き上がろうとしたら、あんたが急に現れて私を踏みつけたこと意外はね……」ヨイショット
サターニャ「………わわっ」フラー
ガヴ「っと……何が平気だよ。ふらっふらじゃねーか」
サターニャ「………ちょっと眩暈がしただけよ」
ガヴ「無理するな。ほら、肩貸してやるからベッドに戻るぞ」
サターニャ「………ありがと」
ガヴ「ん」
テクテク
サターニャ「………ところで、神足通使ってまで入って私に何の用よ」
ガヴ「別に。ヴィーネから、お前が風邪ひいたらしいってこと聞いたし………からかいに来てやっただけだよ」
サターニャ「ケホッケホッ…学校さぼってまでからかいに来るバカがどこにいるのよ……」
ガヴ「ここにいるじゃん。何言ってんの」
サターニャ「…………素直に心配でお見舞いに来たって言いなさいよ、ばか」
ガヴ「…………わかってるなら聞くなよ」ボソッ
サターニャ「…?ごめん、聞こえなかったんだけど。なんて言ったの?」
ガヴ「何も言ってないよ。………ほら、ベッドについたぞ。早く寝ろ」
サターニャ「ん、ありがと」ドサッ
ガヴ「なんか飲むか?」
サターニャ「大丈夫よ……それより、あんた学校行った方がいいんじゃないの?」
ガヴ「今日は休みって聞いたし行かないよ」
サターニャ「バカなこと言ってないで、早く行きなさいよ……ヴィネットが心配してるわよ」
ガヴ「………いいんだよ別に。どうでもいいから、お前は黙って寝てろよ」
サターニャ「…………あんた、まさか自分のせいで、なんて愚かなこと考えてたりしないでしょうね?だとしたら、とんだ見当違いよ」
ガヴ「………」
サターニャ「確かにあんたの風邪がうつったのかもしれないけれど……私は自分の意思で、あんたを看病したんだから……ガヴリールが気に病む必要はないわよ」
ガヴ「………それこそ見当違いだ、サターニャ。私はただ、看病してくれた借りを返しに来ただけだよ」
サターニャ「……そう。意外と律儀なのね」
ガヴ「落ちぶれたとはいえ、一応天使だからな」
サターニャ「ふふっ。あんたって、ほんと天邪鬼よね」
ガヴ「それはお前にも言えることだろ」
サターニャ「ふっ、私は大悪魔よ?簡単に本心を言うとで…ごほっけほっ」
ガヴ「あーもう。お前風邪ひいてるんだから、少しは大人しくしてろよ……」
サターニャ「うぅ……きもちわるい……うぷっ」
ガヴ「お、おい……吐くなよ」
サターニャ「ごめ……ゴミ箱……」ハァハァ
ガヴ「え?なに」
サターニャ「おぇっ…」ゲロゲロゲロ
ガヴ「」
サターニャ「はぁ……はぁ……」
ガヴ「おおう……まじか」
ガヴ「……大丈夫か?」サスサス
サターニャ「ご、ごめんなさい……抑えられなくて……」
ガヴ「急に大声出すからだ。水用意してやったから、口濯いでゴミ箱に出せ」
サターニャ「うん…………クチュクチュ…ぺっ」
ガヴ「飯食ってなかったのが幸いしたな」
サターニャ「そうね……それに、吐いたら少し楽になったわ」
ガヴ「なら着替えるぞ。吐瀉物で服がべとべとだからな」
サターニャ「そうするわ……悪いけどそこの引き出しから、何でもいいからパジャマ一式とってくれないかしら?」
ガヴ「了解。……この引き出しか?」ガラッ
サターニャ「あ、そこじゃなくて一つ下————」
ガヴ「……へぇ~、大悪魔って言ってる割には、案外可愛いもの履いてるんだな」ニヤニヤ
サターニャ「…っ///へ、変態!!勝手に見るんじゃないわよ///」
ガヴ「見ようとして見たわけじゃないっつーの。……ったく、ここか?」
サターニャ「あ、うん。ついでにもう全部着替えちゃうから、さっきのとこから下着もお願いするわ」ヌギヌギ
ガヴ「結局開けるのかよ。……あ、着るのは少し待てよ」
サターニャ「?なんでよ」
ガヴ「汚れが体にまで浸透してるかもしれんだろ。先に体拭くぞ」
サターニャ「あぁ………それもそうね」
ガヴ「ちょっと待ってろ」
~少しして~
ガヴ「用意できたぞ」
サターニャ「ゴホッゴホッ…ありがと。あとは自分で拭くわ」
ガヴ「何言ってるんだよサターニャ。私が拭いてやる」
サターニャ「い、いいわよ。恥ずかしいし……」
ガヴ「女同士なんだから、恥ずかしがる必要ないだろ」
サターニャ「そ、それは………そうだけど」
ガヴ「いいから、早く下着も脱げ」
サターニャ「み、見ないでよ?」
ガヴ「誰が見るかよ。つか、どうせよくわからん黒いもので見えないから大丈夫だろ」
サターニャ「むむむ……」
ガヴ「ちなみに今私が言ったことは、この前お前に体を拭かれそうになってごねた私に、お前が言った言葉だぞ」
サターニャ「ふぇ?そうだっけ?」
ガヴ「あぁ。これであの時の私の気持ちがわかったか?」
サターニャ「そうね……いざ自分がされるとなると、なかなか恥ずかしいものだわ」
ガヴ「わかったなら、病人は大人しく私に身を任せろ」ニヤニヤ
サターニャ「………なんか楽しんでない?」
ガヴ「気のせいだ」
ガヴ「痒いところはないか?」フキフキ
サターニャ「えぇ大丈夫よ」
ガヴ「……しっかしお前にはもったいないくらい綺麗な肌だよな」サワッ
サターニャ「ひゃあっ」ピクッ
サターニャ「ちょ、ちょっと!!何してるのよ///」
ガヴ「プクク…なんだよ今の声。お前でもそんな可愛い声出るんだな」
サターニャ「か、可愛いって……///」
ガヴ「あ、いやっそういう意味じゃ……///」
サターニャ「………」
ガヴ「………」
サターニャ「て、手が止まってるわよガヴリール!早く拭きなさいよ///」
ガヴ「あ、あぁ……すまん」フキフキ
サターニャ「………」
ガヴ(こいつ、黙ってれば本当に可愛いんだけどな……)フキフキ
サターニャ「ん……背中はもういいわ。あとは自分で拭くから、それ貸しなさい」
ガヴ「……いや、私が全部拭いてやるよ」
サターニャ「い、いいわよ……恥ずかしいし」
ガヴ「遠慮すんなって」フキフキ
サターニャ「ひぃっ!あ、あははははっ!!く、くすぐったいわよっ」クネクネ
ガヴ「お、おい動くなって………あっ」ムニッ
サターニャ「ひぅっ」ビクン
ガヴ「す、すまん。わざとじゃないんだ……。………んん?」モミモミ
サターニャ「わ…わかった、からぁ……ぁん、揉むのやめなさいよぉ……///」ビクンビクン
ガヴ「………」モミモミ
ガヴ(なんだこれ…特別大きいわけじゃないが、何食ったらこれくらい大きくなるんだ……)
ガヴ(……………柔らかいな)モミモミ
サターニャ「い、いつまで揉んでるのよぉぉ…っ///」ハァハァ
ガヴ「………はっ!!」
サターニャ「も、もうっ……一体どういうつもりよあんた///」
ガヴ「いや……神様が格差を生んでるんだなぁって思ったんだよ」ペタペタ ハァ…
サターニャ「意味わかんないわよ……」
ガヴ「………ふぅ。よし、これで綺麗になったな」
サターニャ「………もうお嫁にいけない」クスン
ガヴ「大げさだなぁ。体拭いてやっただけじゃんか」
サターニャ「む…胸を揉みしだいといてよく言えたわね!」カァァ
ガヴ「あぁ、危うく神への不信感から堕天するとこだったよ……」フッ…
サターニャ「さっきから意味不め————……あぁ……そういう」ジーッ サッ
ガヴ「おい。今私のとある場所を見て目を背けただろ」
サターニャ「そ、そそそんなことないわよ!……クシュンッ」ズルッ
ガヴ「………ちょっとふざけ過ぎたな。お前が病人であることを少し忘れてたよ」
サターニャ「なんか寒気がしてきたわ………」ブルッ
ガヴ「あとは私がやっといてやるから、お前はベッドで横になっとけ」
サターニャ「………そうする」
ガヴ「あ、そうだ」
サターニャ「?」
ガヴ「確かここに来る前に、コンビニで買ってきたやつが………あった」ガサゴソ
ガヴ「ほら、ゼリー買ってきてやったぞ。あと栄養ドリンクも」
サターニャ「えっ……?」
ガヴ「本当は薬も買おうかなって思ってたんだが……さすがにこんな朝から薬局は開いてなかったんだ。すまん…」
サターニャ「………」
ガヴ「どうしたのさ、ずいぶん間抜けな顔してるぞ」
サターニャ「いえ………普段のあんたとギャップがあり過ぎて、正直困惑してるわ」
ガヴ「お前、私を鬼か何かと勘違いしてないか?」
サターニャ「以前のあんたの所業なら、鬼も負けるわよ」
ガヴ「………体は弱ってもその減らず口は健在みたいだな」
~食事中~
サターニャ「コンビニのみかんゼリーも、意外と美味しいわね」モグモグ
ガヴ「だろ?ちなみに私のは桃のゼリーだ。これも結構美味い」
サターニャ「へぇ~美味しそうじゃない。一口もらえないかしら?」
ガヴ「いいぞ。はい、あーん」
サターニャ「あーん。モグモグ………うーん、確かに美味しいけど、私はみかんのほうが好きかも」
ガヴ「ま、味音痴だしな」
サターニャ「私って言うほど味音痴かしら……」
ガヴ「正常な味覚の持ち主は、あのゲテモノ料理を美味しいとは言わない」
サターニャ「調理実習の時の料理のこと?あんたたちが躊躇するほど不味くはなかったわよ」
ガヴ「それがおかしいって言ってるんだよ……」
サターニャ「………なんか納得いかないわ」
ガヴ「まぁ、健康被害が出てないならいいんじゃないか?………あ、お前んちに薬あるか?今なら薬局開いてるだろうし、なければ買いに行くけど」
サターニャ「あんたの家と違って、ちゃんと常備してるわ。………確か、そこの救急箱の中にあるはずよ」
ガヴ「……っとこれだな。はい、栄養剤の横に置いとくからな」
サターニャ「ん、ありがと」
ガヴ「じゃあ私は、この服洗って洗濯してくるから」
サターニャ「え?それはいいわよ。……汚いし」
ガヴ「別にサターニャのなら気にしないって」
サターニャ「えっ///そ、それってどういう……」
ガヴ「…………友達だろ。言わせんなバカ」プイッ
サターニャ「そ、そう………そうよね。…友達、ね」
ガヴ「なんだよ、その反応。お前が友達って言ったんだろ」
サターニャ「ついこの前あんたを看病した日ね」
ガヴ「そうだよ。…………少し嬉しかったんだからな」
サターニャ「えぇー……少しだけなの?」
ガヴ「う、うるさい///私、洗ってくるからな!!」ドタドタドタ…
サターニャ「はいはい」
サターニャ(赤面してるガヴリールって、かなりレアよね……)
サターニャ「………」
サターニャ(…………もし本当にガヴリールが妹だったら、間違いなくシスコンになる自信があるわ。生意気だけど、小動物的な可愛さがあるのよね……こう、守ってあげたくなるような)
サターニャ(……ってなに気持ち悪いこと考えてるのよ私は!これじゃあ私があいつのこと、す…好きみたいじゃない!)
サターニャ「………風邪のせいで気まで弱ってるんだわ。薬飲んでさっさと寝ましょ」
~しばらくして~
ガヴ「おーい、サターニャ。一通り終わったぞー………って」
サターニャ「………zzz」スースー
ガヴ「……寝てるのか」
ガヴ「………」
ガヴ「………私は素直じゃないから、いつもお前にはきつく当たってるかもしれないが……サターニャのこと、大事な友達だって思ってるよ」ナデナデ
サターニャ「………」スースー
ガヴ「今日だって、本当は心配だったんだ。体が辛いのに一人ぼっちで、寂しい思いをしてるんじゃないかってな……」
ガヴ「………この前の私がそうだったから」
サターニャ「………」スースー
ガヴ「でも、お前が来てくれた。ちょっとウザかったけど、真剣に看病してくれて、その日はずっとそばにいてくれただろ?」
ガヴ「その時にも言ったけど、ほんとに頼もしく思えた。普段はバカみたいなことしかしないのに、こういう時だけかっこいいとかなんだよ……。下手な少女漫画の主人公かよ…」
サターニャ「………」
ガヴ「……まぁなんにせよ、だ。あの時の恩といえば変だが……今私は、お前の助けになれているか……?」
サターニャ「………大丈夫よ。十分あんたは、私の支えになってるわ」
ガヴ「……やっぱ起きてたんだな」
サターニャ「あんたも知っててあんなこと言ったんでしょ?」
ガヴ「……まぁな」
サターニャ「普通にしてる時も、これくらい素直なったらいいのに」
ガヴ「それは恥ずかしいから無理だ」
サターニャ「でしょうね………あ、ねぇ。ガヴリール」
ガヴ「ん、なんだ?」
サターニャ「あんた、眠そうね」
ガヴ「は?なんだよ急に……別に眠くなんてないぞ」
サターニャ「そう?私にはとても眠そうに見えるわ」
ガヴ「だから、眠くなんて…………あぁ、なるほどな」
ガヴ「……確かにすっごく眠いわ。うん、眠い」
サターニャ「!!……まったく、仕方ないわね。……ほら、少し狭いけど、横にきなさいよ」
ガヴ「すまんな。………よっと」ドサッ
サターニャ「……」ギューッ
ガヴ「………さすがに苦しいんだが」
サターニャ「ガヴリールがあんなこと言うから………今あんたのことが愛おしくてしかたないのよ」
ガヴ「あ、本当だな。サターニャの心臓、すっげぇバクバクしてる」ギュッ
サターニャ「………」ドキドキ
ガヴ「………」ドキドキ
サターニャ「……ねぇ、ガヴリール」
ガヴ「………なに?」
サターニャ「……キス、していい?///」
ガヴ「………サターニャって、やっぱりレズだったの?」
サターニャ「違うと思うけど………今は無性にガヴリールとしたいのよ///」
ガヴ「………」
サターニャ「やっぱり……ダメかしら」
ガヴ「………風邪、うつっちゃうじゃん」
サターニャ「もともとはあんたの風邪よ」
ガヴ「………まぁいっか。……いいよ、しよ?サターニャ」
サターニャ「…っ///……目、閉じなさい、ガヴリール」
ガヴ「私、初めてだから……ちゃんとしろよな///」
サターニャ「私も初めてよ……い、いくわよ///」
ガヴ「………っ///」
サターニャ「……んっ」チュッ
ガヴ「んん……っ///」
サターニャ「ん、はぁ……っ///」
ガヴ「ぁ……っふぅ……さたーにゃぁ…///」
サターニャ「ふふ……ガヴリール、可愛いわよ」ナデナデ
ガヴ「………うぅっ///私まで変な気分になっちゃっただろが///」
サターニャ「ガヴリールの音も、やっと私に追い付いてきたようね」
ガヴ「お前のせいだからな///友達同士なのに……///」
サターニャ「あ…あんたも、いいよって言ったでしょーが。……いいじゃない、これは風邪のせいなんだから///」
ガヴ(私は風邪じゃないんだけど……)
サターニャ「それに、今の時代、友達同士でもキスするって聞いたわよ」
ガヴ「どこ情報だよそれ……百歩譲ってするとしても、絶対こんなやらしい気持ちでしないと思うぞ///」
サターニャ「やらしいって…///わ、私はただ……あんたのことが可愛く思えて…///」
ガヴ「…っ///お前はよくそんなことをズバズバと言えるな…っ///」
サターニャ「本当のこと言ったまでよ」
ガヴ「………」
サターニャ「………」
ガヴ「なぁ、サターニャ」
サターニャ「な、なによ///」
ガヴ「なんか、本当に眠くなってきたんだけど……」ウトウト
サターニャ「……なら、もう寝ましょうか」
ガヴ「……そう、する…」ウトウト
サターニャ「…………ガヴリール、抱きしめていい?」
ガヴ「いちいち……聞くことか……?」
サターニャ「……それもそうね」ギュッ
ガヴ(あったかい……それにいい匂…い………)
ガヴ「………」スゥスゥ
サターニャ「………おやすみ、ガヴリール」
サターニャ(私も寝ないとね………そして早く風邪を治して)
サターニャ「ガヴリールと……遊ぶ、ん……だか…ら………」
サターニャ「………zzz」スースー
◇
ヴィーネ「学校終わりにサターニャの様子見にいったら、ガヴも寝てるんだけど……」
ラフィ「おまけに抱き合ってますね~」ウフフ
ガヴ「……えへへ…さたーにゃぁ……すき……」ムニャムニャ
サターニャ「ムニャムニャ……すき…よ………ガヴリー…ル……」スゥスゥ
ヴィネ・ラフィ「「!!!!??」」
おわり
今まで単発のガヴサタssを書いてましたが、初めて前のssの続きみたいなのを書きました
結局前作の会話とかを引用したせいで少しややこしくなったかも ごめんなさい
お目汚し失礼しました
サターニャの姉力がやばすぎる
最高かよ
風邪ネタは原作オマージュになるのかね
おつおつ
ガヴサタ最高
乙です
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません