【ガルパン】みほ「安価でお嫁さんを決めます!」 (100)

キャラ崩壊注意



みほ「ところ構わずアピールされまくる毎日はうんざりです!!」

みほ「だからもう、籍を入れる相手を決めます!!」

まほ「みほ!? その年で婚約者を確定させるのは、さすがに早まりすぎでは……!?」オロオロ

みほ「これはもうお母さんの了承も得ているの!! 止めないで!!」

みほ「>>50までに挙がった子の中から、1人を選びます!!」

まほ(地味に多い……!)ゴクリ



みほのお嫁さんは誰?
>>2~50からコンマ上位1つ

大事な注意書
※コンマは最新の安価で上書きされます
※00は0として扱います
※連投は2つ目以降を無効とします(最低1レス空けてください)
※安価中は>>1の書き込みも安価対象になります、予めご了承ください
※終了後、最もコンマの大きい学生(まほを除く)がみほのお嫁さんになります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1489525203

ケイ

ダージリン

澤梓

カルパッチョ

まほ

ミカ

まほが散歩させていた犬

優季

沙織

エルヴィン

ニーナ

エリカ

アンチョビ

千代

愛里寿

エリカ

安斎千代美ちゃん

しぽりん17歳

愛里寿

逸見エリカ

マクギリス「俺のガンダムバエルの攻撃もうけてみろや!」

ダエリオ「貴様はマック!なんと言う速さよ!」

マクギリス「当然だ!」

みほ「せめていきおった…」

キリト「大丈夫かあいつ!」

周作「まあ大丈夫だろうよ」

マクギリス「俺はイライラしてるんだよぉ!てめぇをぶちのめして究極バエルになるんだ!」

ダエリオ「いかれてやがる!」

キリト「だからおちつけやマック!」

マック「だまれやあああ!!!!俺を馬鹿にするんじゃねぇ!」

ズシャズ者!


ダエリオ「ガンダムキマリス2号の腕がとれただと!」

マクギリス「ざまあみやがれ!」

まこ

ペコ

戦車

間違って変な腐ったスレにかいちまった
紛らわしいスレ立ててるんじゃねえよカスレンコンが

河西忍

まほ

すまんかったな…お邪魔しました

エリカ

優花里

ありす

エリカ

お姉ちゃん無効なら今のところペコちゃんか…
武部沙織さんで

愛里寿

角谷杏

男ありなら新三郎で

麻子

新三郎は嫁にはなれないし学生でも無い。

沙織

エリカ

小梅

ライブレ

小梅

エリカ

ワイ将

ゴンベッサ

みほ

小梅ェ……

麻子かな?

ゆずちゃん

オレンジペコ

さて何人の登場人物が自ら書き込んだでしょうか?

まほ「もう埋まった……だと……!?」

みほ「言い寄られる毎日の私としては何も不思議じゃないよ……」

まほ「書き込みが停滞した際のage用レスをいくつか用意していたんだが……必要なかったか」

みほ「次は200レスに設定しようかな?」

まほ「みほ! 突然調子に乗るんじゃない!」

みほ「ごっ、ゴメンなさい……」ビクッ

まほ「200は多いから100で様子を見るんだ」

みほ「分かった!」

まほ「決めたか?」

みほ「うん!」

みほ「最初にケイさんの顔が思い浮かんで、そういえばダージリンさんが一番だなって思っていたら、それよりもアンチョビさんの方がお嫁さんに向いているって思ったけど、すかさずオレンジペコさんの隠れお嫁さん属性に気付いたところ、麻子さんが愛おしすぎて仕方なくなったのに、突然小梅さんが脳裏に浮かんだけれど浮かんだだけだったから、麻子さんをお嫁さんにします!!」

まほ「みほは忙しないなぁ」

まこの部屋――



みほ「――というわけで麻子さん、私のお嫁さんになってください」orz

麻子「に、西住さん……顔を上げてくれ……///」

まほ「頼む冷泉さん、みほのお嫁さんになってくれ」orz

麻子「西住さんのお姉さんも、顔を上げてください……///」

みほ「麻子さんがお嫁さんになってくれるまで顔を上げません!!」orz

まほ「みほに同じく!!」orz

麻子「そ、そんなこと……突然言われても……///」

みほ「私、いろんな子からプロポーズされまくってて……」

麻子「ああ、知ってる」

みほ「それで将来のこと色々考えていたら、ようやく分かったの」

みほ「私には、賢くて、可愛くて、何よりも信頼できる人が必要なんだって」

みほ「それが誰かをずっと考えていたら……こんなに近くにいたことに気付きました」

麻子「西住さん……」

みほ「麻子さんも大変なのはよく知ってます……」

みほ「でも!! 私はこの出会いを手離したくない!!」

みほ「私は!! 私たちは!! 私たちの手で幸せになるんだもん!!」

麻子「う……うぅぅ~……」モジモジ///

麻子「……ら……ぞ……」

みほ「?」

麻子「わ……私より先に死んだら……許さないぞ……」フルフル

みほ「麻子さん……!」

みほ「うん!! 約束する!!」ギュッ!!

麻子「ぁ……vV」ドキッ///

みほ「絶対に麻子さんを1人ぼっちにさせない!! 死ぬときは2人一緒だよ!!」

麻子「にしじゅみ……さん……!」グスッ

みほ「ううん……『みほさん』……そうでしょ、麻子……?」

麻子「うん……うんっ……みほさん……みほさん……!!」ギュー///

みほ「これからよろしくね?」

麻子「ぐすっ……不束者だが……よろしくお願いします……みほさん……vV」ギュッ///

まほ「……」パチパチ

まほ(さすがだな、みほは……)

まほ(相手の思考回路がクリアにならないうちに言質を取るため、敢えて弱点である朝に、布団から出さずに話を進めてしまうとは……)

まほ(当然録音も録画もバッチリ、法的手段に訴えられても反撃できるように準備までして……)

まほ(……まぁ彼女は義理堅い子だ、そんな事態にはならないだろう。だが……)

まほ(みほ……やはりお姉ちゃんの私が制御していかなくては……!)マホッ

みほ「それじゃ麻子、準備して」

麻子「準備ってなんのだ……?」ネムネム

みほ「このスレ最大の目的だよ!!」フクヲキセテ...

麻子「ちょっと分からないな、詳しく説明してくれ」モゾモゾ...

みほ「麻子以外にもお嫁さん候補はたくさんいたんだけど……」

みほ「今からその人たち全員に、ゴメンなさいしに行くの!!」

麻子「告白した覚えがないのにフラれるわけか」

みほ「『気持ちは嬉しいけれどゴメンなさい、私は麻子と結婚することに決めました』って言わなきゃいけないと思わない?」

麻子「……あぁ、そうだな……」

麻子「それは仕方ないな……!」ドヤァ///

まほ(想像以上にチョロいな、この子……)

沙織「麻子ー! 早く学校に行かなきゃ……って、あれ?! みぽりん?!」

沙織「あ、みぽりんのお姉さんまで! お、おはようございます!!」ペコリ

まほ「今は、私のことは気にしなくていい」

みほ「沙織さん、ゴメンなさい!!」

みほ「沙織さんの気持ちは、とても嬉しいんですけれど……」

沙織「ちょっと待って、何の話? えっこれどういう状況!?」

みほ「私はもう……麻子と結婚するって決めたの!!」

沙織「結婚!? え、麻子と!? みぽりんが!? えっ!? おめでとう!?」パチパチ

みほ「混乱しながら祝福してくれましたね」

麻子「沙織はそういうヤツなんだ、これからも仲良くしてやってくれ」

みほ「西住流の関係者で良さそうな人を紹介する程度なら……」

みほ「とりあえず学園に向かいましょう」トコトコ

麻子「こんな時間に歩くなんて、久し振りだな……」テクテク

みほ「恋人つなぎで血圧上がったからかな?」ギュッ///

麻子「な゛っ……か、からかうんじゃない!!」

みほ「そう? 私はドキドキしてるよ?」カァァ///

麻子「……」

麻子「……私も、だ……」ドキドキ///

みほ「うふふ……麻子♪」

麻子「……みほさん」キュン///

優花里「おはようございます、西住殿!!」ビシィッ!!

みほ「あ、おはよう」

優花里「あれ!? まさかの冷泉殿!! おはようございます!!」

麻子「おはよう」

優花里「一体何があったんですか? そんな恋人つなぎまでして……」

みほ「優花里さん、ゴメンなさい。私は優花里さんと結ばれることはできません」ペコリ

優花里「えっどういうことですか?! どうして私が……ま、まさか……!?」ハッ...

みほ「うん……私、麻子さんと結婚します!」

麻子「これからは、私も『西住殿』と呼んでくれるか?」ドヤァ!!

優花里「」

みほ「固まっちゃった……」

麻子「大丈夫だ、秋山さんは強い子だ」テクテク

みほ「そうだね」トコトコ

優花里「」

華「あら、みほさん、それに麻子さん、おはようございます」

華「……その恋人つなぎ、もしかして……?」

みほ「はい、私たち結婚します!」

麻子「冷静になると、かなり恥ずかしいな……」カァァ///

華「おめでとうございます」

みほ「ゴメンなさい……五十鈴流の一人娘との結婚も、とても魅力的だとは思うんですけど……」

みほ「麻子との結婚生活の方が、もーっと魅力的だったので!」ギュッ

麻子「あれ……もしかしてコレ、最後までこの調子でいくのか……!?」ドキドキ///

華「そうですか……それは仕方ありませんね」

華「では私は、キープしていた信三郎に決めましょう」

みほ「贅沢なキープだなぁ」

華「家元の娘ならではの贅沢ですから」

みほ華「「HAHAHAHA」」

みほ「次はガレージに行こうか」トコトコ

みほ「今の時間なら、関係者がたくさんいるから」トコトコ

麻子「あぁ……とうとう戦車道の皆にさらされるのか……」テクテク

みほ「麻子と一緒なら私、どんな辱めでも耐えられるよ?」ギュー

麻子「みほさん……」

麻子「そ、そうだなっ……私も頑張るっ……」キリッ///

みほ「ふふふ♪ 私のお嫁さんは可愛いなぁ♪」ナデナデ

麻子「ぁう……///」

杏「お! 西住ちゃ~ん! 元気してた~?」ノ

みほ「ゴメンなさい!!」ペコリ

麻子「私がみほさんのお嫁さんに決まったよ」ドッヤァァァ...!!

杏「えっ」

杏「……」

杏「えっ」レイプメ

みほ「これからは麻子さんと幸せな家庭を築いていきます!!」

みほ「生徒会長!! これからもよろしくお願いします!!」

麻子「よろしく頼むぞ」ドッヤァァァ...!!

杏「えっと……」レイプメ

杏「……」レイプメ

杏「まっかせなさ~い! 2人のこと、ドンドン盛り上げていくからね!」アッハッハ...!!

麻子「凄い……自力でレイプモードから脱出した……!?」

みほ「さすがは生徒会長!」

梓「西住隊長!? お、おはようございます……vV」モジモジ///

優季「おはようございまぁす♪」キタイニミチタメ

あゆみ「あ、冷泉先輩もいる!」

あや「めずらしー!」

桂利奈「遅刻じゃなかったんだー!」

紗希「……」

麻子「実は私は、みほさんのお嫁さんになることが決まったんだ」ドヤァ!

梓「えっ」

優季「えぇ~?!」

みほ「だから澤さん、宇津木さん……2人の気持ちには答えられません、ゴメンなさい」ペコリ

優季「なぁんだ~……ちょっと期待してたのにぃ~……」ブーブー

みほ「私もちょっと期待したけどね?」クスクス

梓「」レイプメ

あゆみ「梓!?」

あや「目がヤバいよ!?」

紗希「……」レイプメ

桂利奈「紗希ちゃん! 梓ちゃんのマネっこしてる場合じゃないよー!?」

梓「そんな……私、西住隊長の唯一になれないなんて……」レイプメ

あや「そんなことないよ! 梓だって西住隊長の唯一の存在だよ!」

あゆみ「梓は梓以外の誰でもないから!」

梓「あの……西住流に、妾制度はありますか……?」

桂利奈「なりふり構わない!!」

みほ「一応あるけど……」

紗希「あるの!?」

麻子「や、やだぞ! ずっと一緒にいてくれるって約束したじゃないか……!」ギュー!!

みほ「その場合、正妻の意見は絶対なので……」

優季「それじゃあ、正妻さんのご機嫌を取れば構わないんだぁ」クスクス

梓「!!!!!!!!」

梓「じゃ、じゃあ!! 冷泉先輩と一緒にいるときで構いませんから!!」

梓「西住隊長を奪うなんてことはしません!! だから!! だから……!!」

あゆみ「えぇ~……(ドン引き)」

桂利奈「梓ちゃん本気過ぎ……(ドン引き)」

麻子「まぁ……それなら……(ドン引き)」

梓「ありがとうございます!!」

みほ「この強引さ……まるで西住流……!」ゴクリ

みほ「……結局、お母さんに相談することを約束しちゃった……」ズーン

みほ「麻子……ゴメンね? 本当なら私が止めるべきだったのに……」

麻子「良いんだ……妾は、西住の家のしきたりに存在する制度なんだろう?」

麻子「私がそれをどうこう言うつもりはない」

みほ「でも、麻子を愛するって約束したのは、私だから……」

麻子「……確かに私は、みほさんを取られるのは嫌だ」

麻子「だけど、そんな私の気持ちを汲み取られたら……断れない……」

麻子「私も……皆と仲良くしたいのは、事実だし……」

みほ「麻子!」ギュッ!!

みほ「ゴメンね……私、麻子のこと、絶対に幸せにするから!!」ギュー

麻子「うん……その気持ちが嬉しい……vV」ギュー

前の梓が常識人だった分反動が来てますねこれは

桃「おい西住!! 貴様、会長をフったというのは本当か!?」ズカズカ

麻子「河嶋先輩か」

みほ「はい! フりました!!」

みほ「あと河嶋先輩!! ゴメンなさい!!」ペコリ

桃「わ……私までフるというのか……!?」ワナワナ

みほ「はい!! フります!!」

桃「そ、そうか……そうか……!」グスッ

桃「それなら、もう良いんだ……! 幸せになれよ……!!」エグエグ

桃「うわあぁあぁぁ~ん……!!」ダダダッ!!

みほ「……」

麻子「みほさん……もしかして、私のために悪役を……!?」

みほ「それが麻子のためなら……」ニッコリ

麻子「でも澤さんと宇津木さんを妾候補にしたじゃないか……」ニヤニヤ

みほ「あ゛っ……その、それは……」アワワワ

麻子「……まぁ『英雄色を好む』という言葉があるくらいだからな」ニヤニヤ

麻子「ふふふ……ちょっと楽しくなってきたぞ……」ニヤニヤ

みほ「んもう……///」

みほ「……あ、河西さん! ちょっと来てください!」

忍「はい、なんですか?」スタスタ

みほ「ゴメンなさい!! 河西さんとは付き合えません!!」ペコリ

麻子「みほさんと一生を添い遂げるのは、私なんだ……!!」ペコリ

忍「え……あ、えっ!? 冷泉先輩、西住隊長と結婚するんですか!?」

忍「まさか、えっと……え、あの……お、おめでとうございます……」パチパチ

麻子「……怒らないのか?」

忍「怒るもなにも……別に私、西住隊長に言い寄った事ありませんから……」

麻子「みほさん……」

みほ「こ、候補というのは、別に、言い寄られた子限定というわけじゃなくて……!」アワワワ...

麻子「……まぁ良い。みほさんは西住流の娘だ、選択肢は多いに越したことは無い」

みほ「あ……アハハ……」アセダク

忍(それって……私が西住隊長のお嫁さんになったかもしれない……ということ……!?)

忍(ダ……ダメだダメだ!! 私にはキャプテンがいるのに……!!)ブンブン

エルヴィン「隊長が結婚すると聞いて」ヒョッコリ

麻子「野次馬か」

エルヴィン「そんなところだ」

エルヴィン「なんでもいろんな人をフって回ってるらしいな」

麻子「そうだ」

みほ「エルヴィンさん……ゴメンなさい!!」ペコリ

エルヴィン「私もフられた……だと……!?」

みほ「ドイツ贔屓で、車長で、実力もあるので……」

麻子「なるほど、西住家向きなんだな」

みほ「安心してください!! 私は麻子さんと幸せになりますから!!」

エルヴィン「おうふ……告白しても無いのにフラれるのは、なかなか心にクる……!」

麻子「実際に告白した人は、もっと心にキてるけどな」

みほ「生徒会長に事情を話して、学園艦外に出る許可をもらいまいた!」

みほ「これで艦外の人たちにも報告に行けます!」

麻子「そういえば、みほさんのお姉さんはどこに行ったんだ?」

みほ「麻子! お姉ちゃんのことはもう『お義姉さん』って呼んで良いんだよ?」

麻子「あ、うん……///」

みほ「お姉ちゃんは、私たちの今後のために、一度実家に戻って準備してくれてるの」

麻子「そうだったのか……いつの間にかいなくなっていたから、どうしたのかと心配していたんだ……」

みほ「ふふふ……麻子はお姉ちゃん思いなんだね」

麻子「お義姉さん……私に、姉が……///」

みほ「それじゃ、北の方からいきましょう」

プラウダ高校――



みほ「ゴメンなさい!!」ペコリ

麻子「私たち、結婚するんだ」ペコリ

ニーナ「……えっ、なしてわだす?」

みほ「あなたも私のお嫁さん候補だったからです」

ニーナ「えぇえぇぇ!? 嫁!? わだすが!?」

麻子「驚くのも無理ないな……一体どうしてニーナさんもなんだ?」

みほ「小柄で純朴な田舎娘をそばに置くのって、ステータスだと思わない?」

ニーナ「そんな理由で!?」ガーン

麻子「……ちょっと分かる気がする」

ニーナ「ちょっとお!?!?!?!?」

ニーナ「……あ、でも、ご結婚おめでとうございます」ペコリ

みほ「ありがとうございます」ペコリ

麻子「まだ婚約者だけどな」ペコリ

ニーナ「……あ、カチューシャ様なら奥にいますよ?」

みほ「いえ、結構です。カチューシャさんはお嫁さん候補にありませんから」

麻子「じゃあ行くか」

ニーナ「あ、はい、ではまた」ノ









カチューシャ「ぬわんでよ!?」ガタッ

ノンナ「はしたないですよカチューシャ(可愛い)」

アンツィオ高校――



カルパッチョ「あら、みほさん! それに麻子さんも!」

アンチョビ「おぉ~! どうした急に! パスタくらいしか用意できないぞ!?」ニコニコ

ペパロニ「……姐さんってば、大洗の隊長が来たからって、あんなにニコニコしちゃって……」ムスッ...

みほ「アンチョビさん、カルパッチョさん……ゴメンなさい!!」ペコリ

みほ「……私、麻子と結婚します!!」

麻子「やっほー(正妻の余裕)」

アンチョビ「な゛っ――!?」ヘナヘナ

カルパッチョ「あら、残念……」シュン

麻子「あなたはショックじゃないんだな」

カルパッチョ「みほさんは、あくまでもたかちゃんのキープですから」

麻子「お、おう……」

アンチョビ「そんな……みほ……うぅぅ……」グスグス

ペパロニ「姐さん!」ギュッ!!

アンチョビ「ペパロニ……」グスッ

ペパロニ「今夜は泊まりにきてください。いつまでも慰めてあげるッス……」ニヤニヤ

アンチョビ「ひっぐ……ヘ゛ハ゛ロ゛ニ゛ぃぃぃ~……!!」ギュー

ペパロニ「姐さん……私はいつまでも姐さんのそばにいますから……」ニヤニヤ

麻子「言葉と表情の差がひどいな」

ペパロニ「っ!」シッシッ

麻子「みほさん、私たちはお邪魔らしい」

みほ「では次へ行きましょう」

カルパッチョ「たかちゃんによろしく伝えてください」ノ

ペパロニ「姐さん……もう忘れちゃいましょう、ね?」ノ

アンチョビ「う゛ぅぅ……」ギュー

聖グロリアーナ女学院――



ダージリン「あら、みほさん♪ どうぞお掛けになって♪」

オレンジペコ(分かりやすいなぁ)クスクス

ダージリン「それで、今日はどのようなご用件で?」

ダージリン「……あ、いえ、別に用が無ければ来てはいけないというわけではなくてですね……」アセアセ

オレンジペコ(私だってダージリン様のこと……でも、みほさんは素敵なお方だから……)コポコポ...

みほ「今日は、麻子と婚約したことをお伝えに来ました」

ダージリン「え」パリーン

オレンジペコ「ダージリン様ー!?」

みほ「特にダージリンさんは、熱心に私にアピールしていましたから、ちゃんとお伝えするべきだと思いまして……」

ダージリン「」

ダージリン「」

ダージリン「」ズズ...

麻子「飲んどる場合かー(棒)」

みほ「オレンジペコさんも……ゴメンなさい」ペコリ

オレンジペコ「いえ、このくらいならよくあることd――えっ私も!?」

みほ「むしろオレンジペコさんの方がお嫁さん候補でした」

オレンジペコ「あ……そ、そうなんですね……」モジモジ///

麻子「……ちょっといいか?」チョンチョン

オレンジペコ「はい、なんでしょう?」

麻子「あなたは、みほさんのお眼鏡にかなうレベルのお嫁さんになれる子、ということだ」

麻子「そんなあなたなら、どんな人でも幸せにできるだろうな」

麻子「……」チラッ

ダージリン「」ズズ...

オレンジペコ「!!」

麻子「みほさん、次に行こう」テクテク

みほ「お邪魔しました」トコトコ

オレンジペコ「……」ペコリ

オレンジペコ「……」

オレンジペコ(私がダージリン様を幸せにしなくちゃ……!!)ゴゴゴゴ...

継続高校――



みほ「……というわけなので、ミカさんのプロポーズに応じることはできません」

みほ「ゴメンなさい」ペコリ

ミカ「……」ポロロン

ミカ「結婚……それって必要なことかな?」

みほ「はい!!」

ミカ「……」ポロロン

ミカ「戸籍に縛られるだけが人生ではないさ」

みほ「戸籍に縛られることも人生です!!」

ミカ「……」ポロロン

ミカ「夫婦……それは……それは……」

ミカ「うらやましい……」ガクッ

麻子「こんなに凹んだミカさんは初めて見るな……」

ミカ「」オロローン...

みほ「麻子! 次に行こうか!」

麻子「えっ放置?」

島田家――



みほ「ゴメンなさい!!」ペコリ

千代「そう……」

千代「つまり、愛里寿の告白を断るつもりなのね?」

みほ「はい……それは事実ですので、否定しません」

愛里寿「……」

千代「あなた……島田家の顔に泥を塗って、平気でいられると思っているの?」

みほ「……」

千代「それがあなたの答えなのね?」

千代「分かったわ。これからは全力でそちらを潰s――」

愛里寿「あの、お母様?」

千代「どうしたの愛里寿? 辛いのよね? でも心配しないで、私が全部解決してあげるから!」

愛里寿「あの手紙は、あくまでも同じ車長として憧れているという意味で、別に愛の告白というわけでは……」

千代「……」

千代「えっ」

麻子「えっ」

みほ「えっ」

愛里寿「えっ」

サンダース付属高校――



ケイ「ヘーイ! ミホじゃないの! どうしたの突然?!」

ケイ「……もしかして、私のステディになることを決めてくれた!?」

みほ「いいえ、私は麻子を婚約者に迎えました」

ケイ「ワーオ!? それじゃ、もうすぐマリッジ!? ワンダホー!!」

みほ「私のこと……軽蔑しないんですか?」

みほ「形としては、ケイさんの告白を知りながら、他の子を選んだことになるのに……」

ケイ「問題ナッシング! それを言い出したら私なんて、学園艦中のキャッツと関係を持ってるもの!」

麻子「おい」

ケイ「ミホ……幸せになるのよ!」b

みほ「はい!」

麻子「あの……今、別の問題が出たような気が……」

黒森峰女学園――



小梅「みほさん!! お待ちしていました!!」ノ

みほ「あ、小梅さん!」ノ

小梅「あの、みほさん……このたびは……」

みほ「……うん、ゴメンなさい……」ペコリ

小梅「いいんです……ちょっぴり、期待しちゃっただけで……」ポロ

小梅「あれっ……なんでだろう……悲しくないのに……泣いたらダメなのに……」ポロポロ

みほ「ううん、いいの……そのまま泣いて良いから!」ギュー

小梅「みほさん……みほさぁん……!」グスグス

みほ「ゴメンなさい……小梅さん……!」グス...









小梅「あっ、落ち着いたら新居に呼んでくださいね?」ニッコリ

みほ「うん、呼ぶ呼ぶ!」ニッコリ

麻子「なんだこの茶番は」

エリカ「来るのが遅いじゃないの、元副隊長?」ヌ...

みほ「ゴメンなさい」ペコリ

エリカ「何が!?」

みほ「いつも私にアプローチをしていたから……その、それ自体は嬉しいんですけれど……」

エリカ「だ、誰があなたなんかにアプローチかけるのよ!?」カァァ///

みほ「でも、冷静になって考えた結果、エリカさんはないなって思って……」

エリカ「ハッキリ言わないで!! 余計悲しくなるじゃないの!!」

みほ「麻子は私のこと幸せにしてくれるから、エリカさんは心配せずに、素敵な人を探してください」

エリカ「大きなお世話よ!!!!」

麻子「……というわけだから、みほさんのことは私に任せるんだな」ドッヤァァァ...!!

エリカ「腹立つ!!!!!!!!」

西住家――



しほ「……」

まほ「……」

久子「……」

みほ「……」

麻子「……」

麻子(気まずい……)

久子「話は西住さんから聞いたよ」

久子「あんた、西住流の娘さんに気に入られたんだってね?」

麻子「う……うん……」ガクブル

久子「そして西住家の人間になることを約束した……と?」

麻子「は、はい……」ガクブル

久子「……まったく、これで冷泉の名は断絶か……」

麻子「うぅ……」ガクブル









久子「麻子のこと、よろしく頼みます」フカブカ

しほ「もちろん」フカブカ

麻子「あるえー!?!?!?!?」ガーン

麻子「お、おばぁ……?」

麻子「あの……私のこと、怒ってるんじゃ……?」

久子「当然怒ってるに決まってるじゃろ!! こんな大事な話を、勝手に進めていたんだからさ!!」

麻子「う……うん……」

久子「……だけど、あたしが麻子を寂しがらせたのは事実だからね」

久子「麻子を預けるにふさわしい一族か、あたしも見極めるべきだと思ったのさ」

久子「お前の人を見る目が正しいかどうか……それを確かめるためにもね」

麻子「おばぁ……」

久子「麻子……みほさんにしときな」

麻子「おばぁ……!」

久子「ここにはね……お前の持っていない、たくさんの大事なものが揃っているよ」

久子「あたしがしてやれなかった、本当の意味での母親や父親……それにお姉さんもいるじゃないか」

しほ「……」シホッ

まほ「……」マホッ

久子「この人たちは麻子……お前のことを、本当に心配してくれているのさ」

久子「ずっとここで話しあったんだ……あたしの見立てに間違いない」

久子「西住さんなら、お前に寂しい思いをさせることはないよ」

麻子「おばぁ……!」グスッ

久子「それに今はiPS細胞もあるからね」

麻子「ちょ」

久子「まったく……どっちかは知らないけれど、早く年寄りに孫の顔を見せるんだよ!? 良いね!?」

麻子「わ、分かった……!」ビクッ

みほ「ふふっ……」ニコリ

麻子「……」チラッ

みほ(どっちが良い?)ニコリ

麻子(あ、あぅ……///)

>>92
訂正
久子「まったく……どっちかは知らないけれど、早く年寄りに孫の顔を見せるんだよ!? 良いね!?」

久子「まったく……どっちかは知らないけれど、早く年寄りにひ孫の顔を見せるんだよ!? 良いね!?」

久子「……よし、これで話は決まりだね」

久子「西住さん……出来の悪い孫だが、よろしくお願いします……」フカブカ

しほ「いえ、麻子さんはとても優秀な子ですから」フカブカ

久子「西住流に必要な勉強は、いくらでも教えてやってください」

しほ「はい。しばらくはみほとまほに、教育係を任せます」

しほ「まだ若い身分ですが、これでもそれぞれ、黒森峰女学園と大洗女子学園の戦車道隊員たちを教え束ねておりますので……」

まほ「可愛い義妹のため、全力であたります」フカブカ

みほ「日常生活については、私が教えていきます」フカブカ

久子「本当に、本当にお願いします……」フカブカ

麻子「あぁぁ……大人の世界あるある『全員が頭を下げすぎて顔が見えない』が現実に……!」アワワ

みほ「それじゃ麻子、帰ったらすぐ引っ越しの準備だよ?」

麻子「え……どうして?」

まほ「これからは同棲なんだ、当り前だろう?」

麻子「ど、同棲……!?」

みほ「うーん……沙織さんの部屋の近くが良いかな? 一緒に起こしてくれると思うし……」

麻子「しかし、少し改善されたとはいえ、まだ私は……」

まほ「朝に弱いというのは、西住流では問題だぞ?」

みほ「大丈夫、私もちょっと料理を覚えて、血圧にきくもの食べさせてあげるから!」キリッ

まほ「みほの手料理だぞ? ちゃんと全部食べなさい」

まほ「それでも起きられなかったらどうなるか……分かるな?」ニヤニヤ

麻子「ひ、ひえぇ~……!」

みほ「麻子♪」

まほ「麻子」

しほ「麻子さん」

久子「麻子!」

麻子「お、お嫁さんは……大変なんだな……!!」ゴクリ



終わり

以上です、ありがとうございました

乙。嫁が麻子になったのはSSのコンセプト的には絶妙だったな

もしかしたらまた書くかも知れません、では……

次は何人来るかな楽しみ

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