~はじめに~
このスレはエロ主体ではありませんが後半辺りにそういう展開がほんの少しだけ出てくるのでこちらに立てました。
あと更新速度はたまに遅くなるかもしれません。
それでは始めます。
姉「じつは私ね…2年くらい前から付き合ってた彼がいて、ついこの間彼にプロポーズされたの」
弟「……えぇっ?!」
弟 (プロポーズだって…?それって…まさか…!?)
弟「それで…姉ちゃんはOKしたのか?」
姉「もちろんよー!あなたが高校を卒業する頃に籍を入れる予定よ」
弟「………!」
弟 (姉ちゃんが結婚…!?なんでだよ、オレという存在がありながら…!)
姉「私と同じ職場の人でね、ある時彼の方から私に告白してくれたの。私もはじめて会ったときから彼のことが好きだったから本当に嬉しくて…。それから恋人としてのお付き合いを始めたの」
弟「…………」
姉「彼ね、誠実で優しくてとってもいい人なの。今度の日曜、家に挨拶しに行きたいそうよ」
弟「…なぁ姉ちゃん。結婚するってことは…この家を出るんだよな?」
姉「…そうね。まぁ、あなたももう家のことは自分でできるみたいだし…大丈夫よね?」
弟「…なよ……」
姉「え?」
弟「ふざけんなよッ!!!!」バンッ
弟「オレは姉ちゃんにずっとそばにいて欲しいんだよ!!他人のモノになるなんて絶対許さねえからな!!!」
姉「…ごめんね、弟」
弟「…姉ちゃんはオレとの約束があるってのになんで他の男と…」ブツブツ
姉「…?どうかしたの?」
弟「…なんでもないよ」
~次の日の学校~
弟友A「よう弟、なんか今日は機嫌悪そうだな」
弟「……別に」
弟友A「あっ、さては姉ちゃんと喧嘩でもしたな?」
弟「うっせーな、お前には関係ねえだろ」
弟友A (おいおい、ホントに今日はどうしちまったんだよ、こいつ?)
すみません一旦寝ます
おう、一生寝てろ
ガラガラ
弟友B「おはよう弟、弟友A…あれ?弟の様子がいつもとちょっと違うけど…何かあったの?」
弟友A「いや、なんか弟のやつ今日はご機嫌斜めみたいなんだよ。理由を聞いても何も話してくれねえし…」
弟友B「たぶんお姉さんが関係してるんじゃないのかな?」
弟友A「…俺もそう思うんだけどな……」
ガラガラ
弟友C「やあ皆おはよー…ん?弟くんどうしたの?」
弟友B「弟友Aから聞いたんだけど、今ちょっと機嫌悪いらしいんだ」
弟友C「えっそうなの?お姉さんは結構機嫌良さそうだったんだけど…」
弟友A「あ、そういや弟友Cん家は弟の姉ちゃんの仕事場の近所なんだよな。姉ちゃんから何か聞いたか?」
弟友C「うん、なんか春頃には結婚する予定だって言ってたけど…」
弟友AB「………それだな」
~下校中~
弟友C「…ねえ弟くん。大好きなお姉さんが幸せになるんだからさ、応援してあげようよ」
弟友A「そうだぞ。お前の姉ちゃんは、お前が小2の時に両親亡くしてからずっと母親代わりになって苦労しながら面倒見てきてくれてたんだろ。もうすぐ高校卒業なんだしさ、姉ちゃんを解放してやったらどうだ」
弟「なんだよお前ら、姉ちゃんがオレと暮らしてて幸せじゃなかったって言いたいのか」
弟友C「いや、そういうことじゃなくて…」
弟「姉ちゃんが昔から苦労してきたのはよくわかってる。だからオレは卒業したら働いて、姉ちゃんを一生食わせていこうと思ってるんだ。姉ちゃんの男はオレだけで十分だ」
弟友A「なんでそこまで姉ちゃんにこだわるんだよ」
弟「だって姉ちゃん以上のいい女なんか全然見つかんねえもん。オレと同年代の女だろうが年上の女だろうが、姉ちゃんよりもいいと思える女は誰一人としていねえよ」
弟「それに、昔の約束もあるしな」
弟友C「約束?」
弟「オレ、小さい頃姉ちゃんに『大きくなったらお嫁さんにしてあげる』って言ったんだ。そしたら姉ちゃんも笑顔で『ありがとう、お姉ちゃんも弟が大きくなるまで待ってるね』って言ってくれた。だから他の男になんか絶対に渡さない」
弟友AC (うわ、マジきめぇ…)
弟友B(これは美味しい展開だ…。弟が姉に抱く禁断の恋心…。僕は弟を応援してやりたい)
弟友A「俺達もずっと前からシスコンだってことは知ってたけどさ、まさかあそこまで重症だったとはな…」
弟友C「というか、もうあれじゃあシスコンの域を飛び越えちゃってるんじゃ…」
弟友B「これってもうあれだよね、近しnぶふぉっ」バシィン
弟友A「弟友Bお前しばらくしゃべるな」
弟友C「……あのさぁ弟くん、小さい子の大人の人への告白を本気で受け入れる人はそうそういないと思うよ。そもそも血の繋がった実のきょうだいは結婚できn」
弟「オレは昔からずっと姉ちゃんを家族としても異性としても本気で愛してるんだ!なのにオレ以外の男の嫁になるなんて…」
弟友A「こりゃ何言ってもムダってやつだな」
弟友C「だね」
姉「あらあなた達、今帰りなの?」
弟友AC「!!」
弟友A「あ、お姉さん…。今からどこかに出掛けるんスか?」
姉「ええ、仕事が早く終わったから少し買い物しようと思って」
弟友C「そ、そうなんですか…」
弟「…じゃあオレは先帰ってるから」タタタッ
弟友A「お、おい待てよ弟!」
姉「…ごめんなさいね皆。弟、昨日からあんな調子で…」
弟友C「気にしないでください。あ、そうそうお姉さん…」
姉「………?」
弟友C「じつはですね…弟くんがこんなことを…」
・・・・・・
姉「そう…。あの子まだ覚えてたの…。私は弟友C君から話を聞いて今思い出してきたわ」
弟友A「まったく、姉不孝な弟ッスよねぇ…。せっかくお姉さんが自分の幸せを掴めるチャンスだってのに…」
弟友C「そうですよ。『お母さんと結婚する~♪』みたいな話、普通は誰だってすぐ忘れるのに…」
姉「…私がいけないのよ。私があの子の言葉を軽い気持ちで受け入れてしまったから…。やっぱり今回は諦めた方がいいのかしら」
弟友B「そうですよお姉さん!今の彼氏さんとは別れて姉弟で禁断の関kんごぁっ」ドカッ
弟友C「もう弟友Bくんは一生口閉じてていいよ。…お姉さん、絶対に諦めちゃダメです!!」
弟友A「そうッスよ!!せっかくのチャンスを棒に振っちゃダメッス!!」
姉「…みんな……」
弟友A「…それからお姉さん。あいつは姉さんにとって血の繋がった実の弟とはいえ今や一人の男ッス。用心した方がいいッスよ」
弟友C「もし彼がお姉さんに襲いかかってきたら本気で抵抗していいですからね」
姉「え、えぇ…」
~夜・姉弟宅~
姉「あのね?今日買い物からの帰りにいいケーキ屋さん見つけたんだけど…また二人で出掛けたときそこに行きたいなぁって…」
~♪
姉「……」
~♪~♪~~~♪
姉「…ごめん、ちょっと待っててくれる?」ピッ
ガチャ
姉「ちょっと弟!今電話してるんだから、もっと音のボリューム下げて!!」
弟「誰と話してたんだよ」
姉「誰って…友達よ」
弟「嘘だな」
姉「嘘じゃないわよ」
弟「友達と話してるときの姉ちゃんはあんなに明るい声で話さないよ」
姉「………っ」
ピリリ~♪
姉「…あなたの携帯、鳴ってるわよ」
弟「………チッ」
バンッ!!!
弟「…もしもし」
弟友A「よぉ弟。お前、ちゃんと大人しくしてるか?」
弟「どういう意味だよ」
弟友A「お前、姉ちゃんになんか変なことしてないだろうな?」
弟「…どうでもいいだろそんなこと」
弟友A「よくねぇよ。お前にはお前自身の人生があるし、お前の姉ちゃんにだって自分の人生ってのがあるんだよ」
弟「オレの人生には姉ちゃんの存在が絶対に必要なんだ。…姉ちゃんはオレにはすっげえ優しいから、絶対にオレだけのモノになってくれるはずだ」
弟友A「ちょ、おい!お前なに考えt」ブツッ
弟「……………」
コンコン
姉「…何?」
弟「姉ちゃん、ちょっといいかな?」
姉「…ごめんなさい、しばらく一人になりたいの」
弟 (なんだよ…。前まではすぐに入れてくれたのに…)
弟「…入るよ姉ちゃん!」ガチャ
姉「…!ちょっと!勝手に入らないで!」
弟「姉ちゃん、他人の男と結婚なんてオレ認めねぇからな」
ガシッ
姉「っ!ちょっ…離して!」
弟「姉ちゃん頼む、どこにも行かないでくれ…。オレには、姉ちゃんしかいねえんだよ…っ!」
姉「私はあなたに何を言われても彼との結婚をやめるつもりはないから!」
弟「………っ!」イラッ
バッ
姉「きゃぁっ?!」
弟「…昔から思ってたけどさ…姉ちゃんの胸って結構大きいよなぁ…ハァハァ」
モミッ
姉「んっ…!お、弟…。ホントにやめなさいってば…ハッ!」
姉 (そうだわ…。こういう時は実の弟だからって遠慮なんかしないで本気で抵抗しなきゃ…!)
弟「さて…次は姉ちゃんのアソコを味見してみようかな」スッ
姉 (!)
姉「…やぁっ!」ガツン!
弟「!!…ってぇぇぇぇぇぇ!」
姉 (今のうちに…!)ダダダッ
~30分後~
弟「…………っ」
バンッ!
弟「くっそぉぉぉぉぉッ!!!」
弟 (…全部…全部姉ちゃんの彼氏ってやつのせいだ…!そいつさえ…いなくなれば…っ!)ギリッ
プルルルル
プルルルル
プルルルル
弟「…………」
ガチャ
姉「…はい」
弟「もしもし姉ちゃん?オレだけど…姉ちゃんにさっきのことを謝りたいんだ」
姉「…………」
弟「姉ちゃん…本当にごめん。謝って済む問題じゃないことはわかってる。でもオレ…心から反省してるから…!本当に…ごめん…っ!」
姉「…弟……」
弟「オレ、もう姉ちゃんに迷惑かけたりしない。姉ちゃんが結婚して違う家に行っても、遠くから姉ちゃんの幸せを祈ってひっそりと見守るよ。…だからせめて、籍をいれるまでの2、3ヶ月の間だけでも姉ちゃんと一緒にいたいんだ」
姉「………」
弟「…だから姉ちゃん、家に戻ってきてくれないかな。頼むよ…」
登場人物がみんなアスペみたいだけど狙ってやってんの?
まともな描写できないだけ?
姉「…しょうがないわね。わかったわ」
弟「…!姉ちゃん……!」
姉「彼に、あなたからされたことを話そうかと思ってたけど…本気で反省してるみたいだから今回は言わないでおいてあげる。でも…次はないから。いいわね?」
弟「…わかった」
姉「今日は彼の家に泊まるから…明日の夕方頃家に帰るつもりよ」
弟「りょーかい。…それじゃあおやすみ、姉ちゃん」
姉「ええ…おやすみなさい」ピッ
弟「……………」ニヤリ…
~次の日~
弟「なぁ弟友A」
弟友A「…なんだ?」
弟「あのさあ…お前と電話してからオレ…姉ちゃんにひどいことしようとしちまった」
弟友A「…………っ!!」
弟「でも姉ちゃんに激しく抵抗されて逃げられて…オレはしばらく頭を冷やした」
弟友A「…………」
弟「それで決めたんだ。いい加減姉離れして姉ちゃんの幸せを祈ろうって。…姉ちゃんにも、そう伝えたよ」
弟友A「…よし!それでこそ男だ!!」
弟友C「これでひとまず安心だね」
弟友B「あ~あ、つまんないなぁ…。異性のきょうだいは皆イチャラブするもんじゃないの~?」
弟友A「いや現実の血の繋がったきょうだいはそんなことしねぇから」
弟「……………」
弟 (オレと姉ちゃんは絶対に結ばれる運命にあるんだ…絶対に…)
~姉弟宅~
姉「…ただいま」
弟「おかえり、姉ちゃん!…昨日までのことは本当にごめん。オレ、本気でどうかしてたよ」
姉「ううん、私達のことを許してくれただけで十分だから…」
弟「…あのさ、やっぱり今度の日曜日、姉ちゃんの彼氏家に連れてきてくれねぇかな?やっぱり一回会っておこうと思ってさ」
姉「…!もちろんオッケーよ!ちょうど彼の方もあなたと色々話がしたいって言ってるし」
弟「えっ、そうなんだ!こりゃあ今度の日曜日が待ち遠しいな…!」
弟 (待ってろよ姉ちゃん…。必ず、安心してオレの元に戻ってこられるようにしてやるからな)
終わり
Rで書く必要あったかな?
こっから面白くなるんじゃないのか…(困惑)
えっ?
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