モノクマ「最原クンと入れ替わり」 (66)
立ったら書く
とある日の午後、入間さんによって、コンピュータルームに僕と春川さんは呼ばれた
入間「おせぇよ!ようやく来やがったなてめーら!」
入間「せっかく俺様が最高の世界に連れてってやるってのによ」
春川「はぁ?突然なに言ってるの帰る」
入間「ひぃ!そんな酷い」
入間「何だよぉ、話も聞かないで全否定なんて...」
最原「ま、まぁ春川さん。せっかくここまで上がって来たんだし話だけでも聞いてあげたら...」
春川「はぁ...だったら早く話して」
入間「はん!ようやく聞きたくなったか!耳かっぽじってよーく聞けよ!一回しか言わねーからな」
春川「...」ギロッ
入間「ひぃ!」
入間「うぅ...実はプログラム世界に入れるシステムを作ったんだよ...」
最原「プログラム世界に...?」
モノクマ「」ポーン
モノクマ「はい、そうなんです!」
モノクマ「なんと、しかも、プログラム世界には僕もスペシャルな要素を投入しています!」
モノクマ「うぷぷ、何かは中に入ってからのお楽しみだけどね」
モノクマ「」ヒューン
春川「... スペシャルな要素?」
最原「モノクマはああ言ってるけど...」
入間「ねぇ、一緒にイこうよ。絶対にいい世界だから」
最原 (手掛かりもないし、行った方がいいのかな)
最原「分かった、入間さん。このヘッドセットを被ればいいんだね?」
入間「おうよ!俺様を感謝して敬うんだな!」
春川「本気?私は行きたくないんだけど...」
最原「まぁ、春川さん。とりあえず行ってみるだけ行ってみようよ」
春川「はぁ... 仕方ないね。まぁ、モノクマの言ってた事も気になるし...」
春川「分かった、行くよ」
??「う、うーん」
??「ここが、プログラム世界...」
?? (って、あれ?何だこの違和感は...?)
??「あれは鏡?」
??「っ!!」
??「何だこれ?春川さんのアバター...?」
春川(最原)「何で僕が春川さんのアバターになってるの!?」
最原(春川)「う、うーん。はっ!」チューン
春川「あっ、僕が...」
最原「...何で私のようなアバターが...というか何、この格好...」
春川「あ、あの春川さん...?」
最原「はぁ、だから来たくなかったんだよ...」
入間「かーかっかっか!どうだ俺様の他者の感覚をプログラム世界で共有できるスーパー技術は!!」チューン
入間「これさえあればコロシアイもしたくなくなるってもん...」
春川「何がスーパー技術なんだよ!!何で僕と春川さんの意識が入れ替わってるんだよ!」
入間「ひぃぃぃぃ、な、何だよ私が悪いってのかよ」
最原「どうみてもあんたが悪いと思うけど...早く元に戻して。さもないと」
最原「殺されたいの」
入間「ひぃぃぃぃ、わ、分かったよ。何で俺様が...」
入間「とりあえず二人は現実世界に戻って...そこの電話から戻れるから」
春川 (春川さん強いな、僕のアバターなのに...)
ログアウト
~現実世界~
春川「う、うーん」
最原「はぁ、最悪の悪夢だったわ...」
春川「はは、本当にそうだね...」
春川「って、あれ!?」
春川(最原)「な、何で僕が...目の前にいるの...?」
最原(春川)「...」
最原「...入間のヤツ[ピーーー]」ダッ
春川「ちょっちょっと待ってよ春川さん![ピーーー]なんてしたらクロになっちゃうし、今の状態でクロになったら処刑されるのは僕の身体だよ!」
最原「別に、冗談だよ」
春川「あ、そうなの...」
春川(はは、どこまでが冗談なのかさっぱり分からないよ...)
とりあえずメ欄にsaga入れようず
きたい
特殊効果消す機能ってこういうケース用だったのか。SS書くの慣れてないのバレバレっすねw
春川「とにかく、入間さんがプログラム世界から戻ってくるまで待つしかないね」
最原「うん、そうだね」
春川「...」
最原「...」
春川 (そういえば、今僕って春川さんになってるんだよな...)
春川 (という事は、この制服の下って春川さんの...その...胸とかあるんだよね...///)
春川 (赤松さんよりは小さいけど...春川さんも女の子だしちょっとドキドキするな...///)
最原「...最原、何モジモジしてるの」
春川「えっ、いやその...」
最原「...妙な事考えてたら殺すから」ギロッ
春川「ひっ!そ、そんな春川さんの胸の事なんて何も考えてないよ!」
最原「...私は胸の事なんて一言も言ってないんだけど」
春川「あっ...」
最原「...」ギロッ
春川 (き、気まずい...!)
春川 (入間さん、早く戻ってきてよ!)
入間「うーん...天才の俺様でも分からねーことがあるなんて」ブツブツ
春川「ほ、ほらっ入間さんが起きたみたいだよ!春川さん」アセリ
最原「...元に戻ったら覚えておきなよ最原」
春川「入間さん、大変なんだよ!僕と春川さんが入れ替わってるんだ!」
入間「はっ?何言ってんの?」
入間「おい、最原。春川のヤローが変な事言ってるんだが」
最原「...変な事言ってるのはアンタの方だよ。私と最原が現実でも入れ替わってるんだよ」ハァ
入間「えっ、最原と春川が入れ替わってるって何で...」
入間「ん、待てよ。そうか! それだ!」
最原「はぁ?何よそれって」
入間「んなもん、決まってんだろど阿呆が!モノクマが言ってたスペシャルな要素ってヤツだよ!」
最原「...」ギロッ
入間「ひぃぃぃぃ!何だよ...最原の顔のクセに俺様を睨むんじゃねーよ...」
春川 (僕の顔のクセにって...まぁいいけど...)
春川「ちょっと待って入間さん。そのスペシャルな要素ってもしかして...」
入間「ああ、えっと実は...プログラム世界に、俺様にも分からない仕掛けがあったんだよ...」
入間「プログラム世界に入って確かめないと流石の俺様でも分からなくて...」
最原「それで私達に相談したと」ハァ
入間「け、けどな!お前らがプログラム世界に入ったおかげで、入れ替わりがモノクマのスペシャルな要素って分かったしな!」
入間「かーかっかっか!やっぱりお前らをプログラム世界に入れた俺様の選択は正しかったぜ!」
最原「...言いたい事はそれだけ?だったら早く元に戻して」ハァ
入間「いや、それはその...」
春川「えっ。ま、まさか戻せないなんて事ないよね?」
春川 (さっきの春川さんの事もあるし、戻れないなんて事になったら...)ガクブル
入間「いや、その...すぐに戻すっていうのは...」
最原「...」クロオーラ
入間「し、仕方ねーだろ。いくら俺様が天才だからってそんなすぐにプログラムの解析なんて...」
春川「ちょ、ちょっと待ってよ。このプログラムが本当にモノクマによって仕掛けられたモノだったら、モノクマならすぐ戻せるんじゃないの?」
モノクマ「」ポーン
モノクマ「いらいら」
春川「あっ、モノクマ!」
モノクマ「あのね、君らボクを何か便利な道具と勘違いしてるんじゃないの?」
モノクマ「ボクは忙しいんだよ!君らに構ってる暇なんてないんだよ!」
モノクマ「うぷぷ、それに最原クン。何でそんなに慌てて戻ろうとしてるの?」
モノクマ「健全な男子高校生が女子になったらする事なんて決まってるじゃん!」
春川「あっ馬鹿!そんな刺激するような事を...!」
最原「...」クロオーラ
春川「い、いいから。早く元に戻してよ」
モノクマ「うざいなぁ、こんな面白い事態だから放置するに決まってるじゃん」
モノクマ「校長として暖かく事態を静観してるからね」
モノクマ「」ヒューン
春川「...」ヒヤアセ
最原「どうでもいいけど早く戻せ...」クロオーラ
入間「ひぃ!!て、徹夜でプログラム解析して元に戻します!」
入間「な、何でぇ...モノクマの謎を解いたのにこの仕打ち...」
この後、入間さんをコンピュータールームに残して、僕と春川さんは寮に向かった。
寮への道中
春川 (まさか、春川さんと入れ替わるなんてな...)
春川 (それに、春川さんが入間さんに「入れ替わった事を誰にも話すな」と釘をさすなんて)
春川「でも春川さんいいの?入れ替わってる事をみんなに内緒にするなんて」
春川「入間さんがなんとかしてくれるまで、春川さんは僕らしく、僕は春川さんらしくしないといけないのに」
最原「別に、あんたと入れ替わってる事が皆にバレる方が面倒だし」
最原「あんたに私の身体を預けるのは嫌だけど、この際仕方ないよ」
春川「春川さん...」
春川「約束するよ春川さん。僕は、モノクマが言ってたような事はしないよ」
最原「...まぁ、口では何とでも言えるよ」
~ 学生寮 ~
最原「じゃあ、私は最原の部屋に行くから。言葉遣いには気をつけて」
春川「わ、分かったよ。僕は春川さんの部屋に行けばいいんだよね」
最原「そうだね」
最原「...」
最原「...さっき言ったこと、少しは信じてるから」
春川「えっ、何?春川さん」
最原「別に、アンタじゃどうせ手も出せないって思っただけだよ。そういうの苦手そうだし
最原「じゃあ、また後でね春川さん」
春川「えっ、あ、うん」
春川 (手も出せないって...まぁ確かに否定できないけど)
~ 春川の部屋 ~
春川「はぁ...ここが春川さんの部屋か」
春川「なんか、落ち着かないな。それに...」
春川 (一人になるとさっきまで感じてなかった違和感が.../// 特に身体のバランスとかスカートが...///)
春川「っと、これは部屋の鏡...?あっ」
春川 (鏡には、春川さんの姿が映っていた)
春川「ぼ、僕本当に春川さんになってるんだ...」
春川「春川さんも女の子...なんだよな///」
春川「うっ」
春川 (だ、ダメだ春川さんと約束したんだし)
ブンブン頭を振ると春川さんのツインテールも跳ねた。
春川「春川さん、髪も長いんだな...」
春川 (春川さんもけっこう女の子っぽい所あるんだな...///)
春川「って、なに考えてるんだ僕は! と、とにかく落ち着こう。」
春川「すーはー、すーはー」
春川「あっ...」
春川 (春川さんの部屋の匂い...?)
春川「...///」
春川「やっぱりここにいたらダメだ! とにかく部屋から出よう!」ガチャ
~ 校舎内 ~
春川「はぁ、憂鬱だ...」トボトボ
春川 (元の身体に戻れるまで何して過ごそう)
百田「おい、ハルマキ」
春川「うわあああ、って百田くん?」
百田「お、おいなんだよ。そんな驚かなくてもいいだろ」
百田「つーかなんだよ、その変な喋り方は」
春川「あ、うん。ごめん」
春川 (は、春川さんらしくしないと...)アセリ
百田「いや、謝る必要はないんだが...なんか今日のお前変だぞ?」
春川「べ、別に何も変じゃないよ...」
百田「そうかぁ?まぁハルマキが普通だってんならそれでいいけどよ」
百田「何か悩み事があるんなら遠慮なく俺に相談しろよ!」
春川「わ、分かったよ...」
春川 (今現在進行形で悩んでるんだけどね...)ハハ
百田「それとな...今日のトレーニングの事だ!ちゃんと来いよ。終一もちゃんと来てるんだからな」
春川「わ、分かった、ちゃんと行くから」
百田「おーし!じゃあ、また夜のトレーニングでなハルマキ!」
春川「あ、うん」
春川「そっか...そういえばトレーニングもあるんだな」
春川「はぁ...やっぱり部屋に戻ろう」
春川 (また誰かに会うかもしれないし...)
~ 夜時間寮 ~
春川 (はぁ...やっぱり、落ち着かなかった...///)
春川 (とりあえず、約束の時間になったし中庭に向かおうかな)
コンコン
春川「あれ?こんな時間に誰だろう」ガチャ
最原「最原」
春川「あっ、春川さん」
最原「行くんでしょトレーニング」
春川「えっ、春川さんも行くの?」
最原「そうだけど、私が行くのが何か変なの?」
春川「いや、春川さんの事だし、こんな事態になってたらトレーニングなんて行かないと思ってて」
最原「別に、私だって行くよ。それに今春川魔姫なのはアンタでしょ」
最原「私が行かないってなったら最原が行かない事になるんだし」
春川「そういえばそうだね」ハハ
最原「... 何がおかしいの?」
春川「いや、別に何もおかしくないよ」
春川 (春川さんも春川さんなりに僕達に友情を感じてるのかな)
春川 (それはそれで嬉しいな)
最原「何ニコニコしてるの?気持ち悪い」
春川「気持ち悪いって、春川さんの顔だよ!」ガーン
最原「私がそんな顔してるから気持ち悪いんだよ」ハァ...
~ 夜時間中庭 ~
春川「きたよ...百田く...百田」
百田「おーし!きたな終一、ハルマキ」
百田「まずは腕立て100回からだ!」
春川「97...98...」
春川 (今日は凄く楽だな...)
春川 (春川さんの身体だから腕立ても楽なんだな...)
春川 (逆に春川さんの方は...)
最原「はぁ...はぁ...」
百田「どうした終一!もっと頑張れよ!」
最原「くっ」
春川 (ごめん、春川さん...!)
最原「百田...くん...も...ちゃんとやりなよ」
百田「あぁ、俺はいいんだよ二人が来る前にやってたからな...」
最原「はぁはぁ...100...これで終わり...」
百田「よーし!終わったな。って、ん?なんだあれ?」
黒い影「」ガサッ
百田「...えっ」
百田「ひぃぃぃぃ!おい!ハルマキ!今なんかそこを横切ったぞ」
春川「ちょっ、ちょっと百田く...百田!抱きつかないでよ!」
春川 (って、春川さんの胸が押し付けられ...!)
春川 (...///)カァァァ
最原「あ、あ、アンタたち...一体何やって...」ガタガタ
黒い影「」ガサガサ!
百田「ひいいいい!寮だ!寮に逃げるんだ!」
春川「って、ちょっ百田...く引っ張らないで...!」
最原「ま、待ちなよ!二人とも!」ダッ
黒い影「」ガサガサ
ゴン太「ふー、今日も虫さんを探してたらこんな時間になっちゃったよ」
つづきたい
続き期待
~ 夜時間寮 ~
百田「」ゼーハー
最原「百田...くん、ビビりすぎだよ」ゼーハー
百田「いや、その...まぁ、なんというか。すまんハルマキ、またやっちまった」
春川「べ、別にもういいよ...」
春川 (けど、さっきの感情は何なんだよ...何で男の僕が百田くんに抱きつかれてあんな...)
百田「そうか、ありがとな...ハルマキ」
春川「あっ、うん...///」ドキッ
春川 (えっ、何だよ今の...!///)
百田「とりあえず、今日は解散だ...また明日な、終一、ハルマキ」
百田くんが部屋に入った後、寮のロビーには僕と春川さんが残された。けど...
春川 (き、気まずい...!)
最原「...」
春川「あの、春川さ...」
最原「ねぇ、最原」
最原「アンタ、百田の事が好きなの?」
春川「はい!?」
春川「な、何でいきなり僕が百田くんの事が好きとかそういう話になるの!?」
最原「だったらさっきの態度は何?」
春川「そ、それは急に抱きつかれたからで...」
最原「ふーん、そうなんだ。それにしては、満更でもなさそうだったけど」
春川「なっ!?何言ってるんだよ春川さん!」
春川「百田くんに僕がドキドキするするなんてある訳が...///」
最原「何それ。さっきの態度も今の態度を見ても、全然説得力ないんだけど」
春川「そ、そんな!そんな事あるわけ...ないよ!」
春川「春川さん...の身体になってるからってそんな...」
最原「...」
最原「アンタのその気持ち、ひょっとしたら私のせいかも」
春川「えっ?それって...?」
最原「いいから。とにかく早く元の身体に戻った方が良いってことだよ」
最原「それじゃ」バタン
春川「あっ、春川さん...」
春川 (明日には戻れるといいね、って言いそびれたな...)
~ 春川の部屋 ~
春川「はぁ...今日は疲れたな...」
春川「それにしてもさっきの...」
春川「な、なんでだよ...胸がドキドキして...」
春川「何で僕が百田くん...男なんかに...!」
春川 (うわあああああ...///)
春川「本当に何なんだよこの気持ちは!」
春川「僕は今春川さんだから身体的にはおかしくないけど...」
最原 (アンタのその気持ち、ひょっとしたら私のせいかも)
春川「やっぱり、春川さんって百田くんの事が好きなのかな...///」ハァハァ
鏡の前にまた立ってみた。
春川「僕春川さんになってるんだよな...///」ハァハァ
春川 (百田くんが好きな?春川さん...///)
春川「落ち着か...ないよ...///」
春川 (春川さん、ごめん!僕もう我慢が...)
次の瞬間、僕は春川さんの少し小さめな胸を揉んでいた。
春川「んっ、あっ///」
春川「やっ、気持ちいい...///」
春川 (あ、あれ?な、何でこんな時に百田くんの顔が頭に浮かぶんだよ...///)
春川「んっ、あんっ、あぁん...!///」
春川「何で、百田...く...の事考えるとこんな興奮してきて...///」
春川「胸が切なく...てっ、あっ...///」
春川「やんっ、あっ!ん~!!!///」ビクビク
春川「はぁはぁ...///」
とてもいい
ソフトな感じで再構成中
凄く良い
春川「ああ...」
春川 (春川さんの身体でやってしまった...)
春川「春川さん、ごめん...」
モノクマ「うぷぷ、お楽しみみたいだね~」
春川「うわぁ!モ、モノクマ...!?」
モノクマ「うぷぷ、まぁ慣れない女の子の身体に加えて、好きな男の子の設定まで加わったら普通は我慢できないよねぇ~」
モノクマ「おっと、喋りすぎたか」
春川「ちょっと、待って。今のってどういう...」
モノクマ「えっ?ボクは何も言ってないよ。最原クンの幻聴じゃないの?」
モノクマ「さっきからドッキドッキな事をしてるようだし」ウププ
春川「なっ、なっ...!///」
春川 (さっ、さっきのを...ずっとみ、見られてたのか...!///)プシュー
モノクマ「まぁ、校内でエッチな事をするのは禁止だからね。ボクには君達に健全な学校生活を送らせる義務があるんだから」
モノクマ「寮やラブホテルなら何をしても構わないけどねー♪」
春川「は、はぁ!?/// な、何言ってるんだよ!///」
モノクマ「照れちゃってまぁ♪ 最原クンもせっかく女の子の春川さんになったんだし、色々楽しんじゃったらいいんじゃないー♪」ヒューン
春川「お、おい!モノクマ...!」
春川「くそっ...」
春川 (それにしても、この身体になってから僕おかしいよ...!)
春川 (百田くんの事を思うと胸が切なくなってきて...///)
春川「って、ち、違う!僕はホモじゃないよ!///」
春川「はぁ...はぁ...///」
春川「はぁ...とりあえずモノクマが言ってた設定ってのも気になるし、明日春川さんに相談してみようかな」
春川 (今日はもう寝よう)
ピンポーン
春川「うーん、もう朝か...」
春川 (はぁ...やっぱり、戻ってないよな)
春川「誰だろうこんな朝早くに...」ガチャ
春川「あっ春川さん、おはよう」
最原「おはよう最原」
最原「あのさ、入間が身体を元に戻せるようなプログラムを作ったって」
春川「えっ、本当?」
春川 (これで、ようやく元の生活に戻れるんだな...)
最原「早く行こうよ。朝食食べる前には戻りたいし」
春川「うん、そうだね」
もう戻っちゃうのか
続き期待
~ コンピュータールーム ~
入間「遅ぇぞ!ど阿呆が!この俺様が徹夜でプログラムを仕上げたってのによ」
最原「あんたのせいで、こんな目に合ってるんだけどね」ギロッ
入間「な、何だよ俺様に文句があんのかよ...」
春川「まぁまぁ、春川さん。ところで入間さん、僕と春川さんの身体を元に戻せるって...」
入間「カーカッカッカ!そうだ、お前ら!俺様の天才っぷりに感謝しろよ!」
春川「うん、ありがとう入間さん」アセ
春川 (とはいっても、春川さんの言う通りモノクマと入間さんのせいでこんな事になっているんだけれどな...)アセ
最原「これでやっと元に戻れるんだね...」フゥ
春川「春川さん...」
春川 (そうだよな、自分の身体が他人それも男に使われる状況なんて嫌だよね)
春川 (それに昨日、僕自身春川さんの身体で...///)
春川 (春川さん、ごめん!///)
春川 (とにかく、もう元に戻れるんだし昨日の事...は僕の胸の中に秘めておこう...)
入間「おし、てめぇら!このヘッドセットをさっさと頭に付けやがれ!」
僕と春川さんは、ソファーに座りヘッドセットを付けた。
春川 (っと、やっぱりこういう時、髪が長いと意識するな...)
春川 (まぁ、この長い髪ともこれでお別れかな)
春川 (そう思うと少し名残惜しいけど...///)
入間「よし、おめーら!ヘッドセットを付けたな!」
春川「うん、付けたよ入間さん」
最原「こっちも、準備はいいよ」
入間「スイッチを入れるぞ!」
ピカッ!
~ プログラム世界 ~
?? (最原)「う、うーん」
最原「あ、元に戻ってる?とは言っても姿はアバターだし、まだプログラム世界の中みたいだけど...」
最原 (あれ?何だろう。記憶が流れ込んで...?)
最原「うっ!」ズキッ
最原 (な、何だよこの痛みは...!)
最原「うわああああ!」ピカッ
ログアウト
?? (最原)「はぁはぁ...」
??「大丈夫、最原?」
?? (最原)「えっ、僕!?も、もしかして...!?」
自分の身体を見下ろす。春川さんの赤いセーラー服のままだ。
春川 (最原)「も、戻ってない!?」ガーン
最原 (春川)「そうだね、それより...私の身体をガン見するのはやめて」ギロッ
春川 (最原)「ご、ごめん...」
春川「でも、一体何で...」ハッ
入間「ひい!」
春川「入間さん!どういう事!?何で僕と春川さんが元に戻ってないんだよ!」
入間「な、何だよ...し、知るかよ!この俺様だって何でこんな事になってるのか訳が分からねーんだよ!」
最原「うるさい、いいから何が起きてるか話して」
入間「えっと、意識と記憶が上手く接合できなくて...」ウゥ
入間「だからプログラム世界で身体を元に戻そうとしても上手くいかないんだよ」
入間「本来だったら、身体に大きな刺激が起きない限り意識への影響なんてないはずなんだけど...」
春川 (大きな刺激...?)
最原「はぁ?それって...」
春川「えっと、入間さん。その大きな刺激って一体...?」
入間「そりゃあ、人格に影響を与えるような体験の事だけど...って、ちょっと待てよ!」
入間「気付いちまったよ!おめーらどっちかエロい事やりやがっただろう!?」
最原「はぁ!?」
春川「えっ!?」
入間「ひゃーひゃっひゃっひゃっ、身体に激しい刺激が起きると意識が身体の影響を受けるんだよ!」
入間「どうせ、その万年発情期の童貞が何かしたんだろう!」
入間「こんな事に気付けるなんて!やっぱり俺様つえええええ!」
最原「何それ、そんな事する訳ない。私はやってないし、最原だってそんな事...」
春川 (...)サー
最原「最原...?」
春川「いや、あの...その僕は...」
最原「アンタ、もしかして...」フルエ
入間「ひゃーひゃっひゃっひゃっ、ダ最原も万年思春期脳だった事だな!」
入間「その貧相な身体で興奮するなら、この俺様の完熟エロボディと入れ替わったらテクノブレイクしそうだな!」
最原「...」
入間「な、何だよ...何か反論してこいよぉ...」
春川「と、とにかく、入間さん!」
春川「どうにか戻せる方法ないかな...?」アセリ
入間「あぁん!?誰に聞いてのんか分かってんのか!」
入間「まぁ、今のところは検討もつかねーけどよぉ。随分プログラム世界の理解も進んだし多分戻せるんじゃね?」
入間「ひゃーひゃっひゃっひゃっ、俺様に感謝するんだな!」
入間「とりあえず、今は寝させて...」
入間「」スースー
入間さんは眠りはじめた
春川 (そうか、昨日徹夜で作業してたんだっけ?それより...)
入間さんが寝はじめて僕と春川さんの二人だけになった
春川 (ど、どうしよう...!)
春川「春川さ...!」
最原「どうして」
春川「あの...ごめん!春川さん...」ビクッ
僕は春川さんから何かされるのかと身構えたけど...
春川 (あれ?)
最原「なんでこんな事するの...」ポロポロ
春川「春川さ...」
最原「うるさい!」ポロポロ
最原「最低最低!最悪だよアンタ...!」
最原「そんなに私の身体で変な事したいなら、勝手にすれば!!」ダッ
春川「ちょっ、ちょっと待ってよ!春川さん!」
最原「離して、これ以上何が言いたいの?」
最原「どうせあんたは、百田と別れたあの後に部屋でやった!それだけなんでしょ!?」
春川「な、何が...!///どうしてそこで百田くんが出てくるんだよ...!///」
最原「その反応、やっぱりそうなんだ...」
最原「少しでもあんたを信頼した私が馬鹿だったよ...」
春川 (何だよ、僕だって春川さんの身体で変な感情に翻弄されてるだけなのに何でこんな言われないといけないんだ...!)
春川「春川さんだって、こんな身体が入れ替わってる非常事態なのに百田くんの事ばっかり話して!」
最原「...!もういい」
最原「もうあんたと話すことはないよ...」クルッ
春川「あっ...」
春川 (行ってしまった...くそっ...)
春川「どうして、こんな事になってしまったんだろう」ウルッ
春川 (後で謝ろう...)
~ 朝時間食堂 ~
春川「あ、あの最原...」
最原「...」ギロッ
春川 (やっぱりダメか...)
百田「...おいっ、ハルマキ。お前終一と何か喧嘩したのかよ」
春川「いや、それは...」
百田「まぁ、たまには喧嘩するのもいいけどよぉ。二人とも俺の助手なんだから、つまらない事であんま喧嘩すんじゃねぇぞ」
春川「う、うん百田...ありがとう」
百田「おっ、今日のハルマキやけに素直だな。素直になったのは普通に良いと思うぞ」
最原「...」
~ 春川の部屋 ~
春川「はぁ...僕は何で...」
春川 (あれから春川さんに口を利いてもらえない...)
春川「女子トイレに行くのも、着替えにも慣れちゃったし...」
春川「このまま戻れなかったとしたら僕本当に...」
春川「む、無理だよ!暗殺者として春川さんのように暮らすなんて...」
春川 (このまま春川さんとして生きてくなんて...///)
不安と焦燥から僕は無意識に春川さんの胸に手を伸ばしていた。
春川「こんな事してる場合じゃないのに...!///」
春川「はぁはぁ...///」
春川「んっ、くっ!///」
春川「んあっ/// 胸さわると、気持ち良い...///」
ピンポーン
春川「あれ...///誰...だろう?///」ボー
ガチャ
春川「えっ?春川さん...?」
最原「...」
春川「はぁはぁ...///」ドキドキ
最原「やっぱりしてたんだ...まぁもうどうでもいいけど」
最原「そんなに私の身体でいたいならそうしてあげるよ」
春川「な、何言ってるんだよ春川さん!///」
春川「うわっ!」
僕は春川さんにベッドに組伏せられてしまった...
最原「どう最原?気持ちいい?」
春川「んっ、あっ/// 気持ちよくなんか...!」
最原「無理しなくていいよ。その身体の事は何でも知ってるから。拷問に耐える過程の経験でね」
春川「そ、そんな春川さん。やめてよ!冗談だよね?」
最原「別に冗談のつもりなんてないよ」
最原「百田だって、中身があんたの方が好きみたいだし」
最原「私も春川の...今のアンタの身体だった時、百田への気持ちが押さえられなかったんだよ」
最原「今の身体では、そんな気持ちもなくなっちゃったんだけどね」ハァ
最原「だから...最原...」
春川「んむっ~む、んっあ...///」チュ
春川「ぷはぁ!はぁ...はぁ///」
最原「ほら気持ちいいよね?春川さん」
春川「えっ、春川さん...?///」
最原「何言ってるの春川さん?春川さんは君でしょ?」
春川「えっ、だって僕は春川さんで春川さんは僕?なんじゃ...」ボー
最原「ふふっ、春川さんって面白い事言う人なんだね。見方が変わっちゃったよ」
最原「君は春川さんだよ。百田くんの事が好きな春川さん」
春川「僕が春川さん...?百田くんの事が好きな...?」
最原「僕じゃなくて私でしょ。それに百田くんじゃなくて百田って呼ばないと」
春川「えっ。私は春川魔姫で百田の事が好き...なの...?」
春川(そうだ、私は孤児院の生まれで超高校級の暗殺者の春川魔姫...?)
春川「うっ、何これ!頭の中に春川さんの記憶が...!」
春川「うわああああ」
春川「あれ、私は一体...?」
春川「な、何であれ、私...違う!僕は春川さんじゃない!」
最原「何言ってるの春川さん?」
春川「僕の振りをしているだけだよね!?春川さん!?」
最原「...僕は行くよ」
最原「もうこれで終わりだから...」ダッ
春川「ちょっ、待ってよ!」ダッ
春川「あっ...」
春川「せめて格好を整えないとな...///」
春川「っと、あれ!?」
春川「髪の毛のツインテールの作り方が分かる...!それに着替えのやり方も...///」
春川 (今朝までは春川さんにやって貰ったのに...)
春川 (春川さんの記憶の影響を受けてるって事なのか...?)
春川 (僕の部屋のインターホンを押しても春川さんは出てこなかった...)
春川「何処にいるんだ春川さん!」
百田「おい、ハルマキ!」
春川「百田くん...!」
百田「さっき、最原が裏庭の方に走っていったけど、何かあったのかよお前ら」
春川「後で話すから」
春川「ありがとう、百田くん!」
~ 裏庭 ~
春川「春川さん...!」
最原「何で来たの...?」
春川「春川さんこそ、何でこんな事するんだよ!」
最原「...あんたの身体になって、あんたの記憶を思い出して考え方も気持ちも変わっちゃったからだよ...」
最原「私のあの気持ちも全部嘘だったって思うと...もう耐えられないんだよ...」
最原「だったらそんな気持ち全て無くなってしまえば良いよ...」
春川「春川さん...」
春川「確かに、僕たちの気持ちは身体や記憶に依存してるかもしれないけど...」
春川「その時考えてた事、思ってた気持ちは本物だと思うよ」
最原「...」
春川「僕だって絶対に忘れたくない気持ちはあるよ」
春川「春川さんって百田くんの事が好き...なんだよね?」
最原「...そうだよ。確かにそう感じていたと思う」
春川「だったら僕はその気持ちを大切にして欲しいな」
最原「...そうだね、ごめん」
最原「でも、あんたからそんな言葉を聞くとは思わなかったよ」
最原「私の身体を弄って戻れない原因を作った癖に」
春川「そ、それは...///」
最原「まぁいいけど、私だってあんたの身体でやる事はやったし」
春川「えっ?ちょっと待ってよ、春川さん一体何やったの!?///」
...数日後、入間さんが作った新プログラムで僕たちは元の身体に戻った。
モノクマ「うぷぷ」
モノクマ「その時の気持ちは本物ね...」
モノクマ「そんな考え方で、過去の記憶全てが嘘の作り物な世界に投げ込まれたらどうなるのか!」
モノクマ「ワックワクのドッキドキだよね!」
モノクマ「うぷぷ」
モノクマ「うぷぷぷぷぷぷぷぷぷ」
完
gdgdですんません。次書く機会あったら洗練したいと思いま
乙かれー
乙、にやにやしながら見てた
最後が駆け足気味だったのがちょっと残念
またいつかロンパシリーズをテーマにしたTSFモノ書いて下さい
楽しみにしています
いつも楽しんで読んでいます。
次回作期待してます!
このSSまとめへのコメント
春川さん視点も見てみたい・・・
とても良かった
春川さんになった最原かわいい