みりあ「いらっしゃいませー！」


「あら、見ない子ね。新しい店員さん？」


凛「はい、同じ事務所の子で。お手伝いしてくれてるんです」


「まあそう。偉いわねえ」


みりあ「えへへ」


「じゃあこれ、もらえる？」


みりあ「はい！えーと……450円です！」


「じゃあはい、これ」


みりあ「1000円！お預かりして……550円のお返しです！」


みりあ「ありがとうございました！」


「ふふふ。ありがとう。また来るわね」


みりあ「うん！……あ、はい！」

凛「どうだった？ お手伝いしてみて」


みりあ「楽しかった！ お花もいい匂いだったし！」


みりあ「ありがとう凛ちゃん！」


凛「またお手伝い、頼んでもいいかな？」


みりあ「うん！ いつでもだいじょーぶ！」


凛「ふふ、その時はお願い、ね？」


みりあ「はーい！」

茜「トラーーーーーーイッ！！！」


みりあ「茜ちゃんだ！ おーい！！！！」


茜「はっ！ みりあちゃん！！！ おはようございます！！！」


みりあ「おはよう！！」


茜「何か御用ですか！！？」


みりあ「なにしてるのー？」


茜「ランニングですよ！」


みりあ「楽しい？」


茜「はいっ！！！！」


みりあ「…………」


茜「？」


みりあ「みりあも！ みりあもやーるー！」

茜「いきなり速く走るのもあれなので、ランニングしなきゃって言ってた人も誘ってみました！！！！」


かな子「言ったけど今日はお菓子食べたかったのに……」


瑞樹「今度水着着なきゃなのよねー……」


安部「な、ナナは別に最近腹回りがつまめるようになったからとかそんなんじゃないですからね！？」


みりあ「なにもいってないよー？」


茜「ランニングコースをぐるっと回りましょう！ では、トラーーーーーイッ！！！！」


みりあ「とらーーーーーいっ！！」


瑞樹「トラーイ！」


安部・かな子「「と、とらーい……」」

茜「どうでしたか！！！」


みりあ「楽しかったー！ ナナちゃんとかな子ちゃん大丈夫かなー？」


茜「気合でなんとかなります！！！」


みりあ「そっかー！」


茜「また一緒に走りましょう！！！！」


みりあ「うん！」

響子「～♪」


みりあ「あ、響子ちゃん！ なにやってるのー？」


響子「事務所のお掃除だよ、みりあちゃん」


みりあ「お掃除？」


響子「うん。プロデューサーに、事務所を気持ちよく使ってもらいたいから……」


みりあ「そっかー。お部屋綺麗だとやる気出るよね！」


響子「うん！」


みりあ「…………」


響子「？」


みりあ「みりあも！みりあもやーるー！」

響子「……ふうっ、これでよし！ お疲れさま！」


みりあ「窓もピカピカ！ 響子ちゃんすっごーい！」


響子「みりあちゃんのおかげだよ。お手伝いしてくれたからね」


みりあ「そうかな？」


響子「そうだよ！ きっとプロデューサーも……」


みりあ「喜んでくれる？」


響子「もちろん！」


みりあ「やった！」


みりあ「ねえ、またお掃除手伝っていい？」


響子「本当？ じゃあまたお願いしようかな」


響子「ありがとうみりあちゃん！」


みりあ「うん！」

裕子「むむむむむむむむむ………！」


みりあ「裕子ちゃん！ なにしてるのー？」


裕子「サ、サイキックスプーン曲げの練習です……！」


みりあ「さいきっく？」


裕子「はい！」


みりあ「なぁにそれ？」


裕子「超能力です！ すごい力のことですよ！」


みりあ「へぇー……」


みりあ「…………」


裕子「？」


みりあ「みりあも！みりあもやーるー！」

みりあ「それでね、なんと最初に取ったトランプがー……はいっ！」


薫「うわすごーい！ いつの間にか入れ替わってるー！」


雪美「…………すごい」


杏「サイキックっていうかマジックだけどね」


みりあ「あ、裕子ちゃん！ この前借りてた知恵の輪解けたよー！」


裕子「うぇっ！？ ……さ、さすが私のサイキック弟子！ 将来有望ですね！」


みりあ「ほんと！？」


裕子「は、はい」


みりあ「わーい！ もっと練習しよーっと！」


杏「……頑張んなよ」


裕子「はい……」

みりあ「由愛ちゃん！ なーにしてるのっ！」


由愛「わっ、みりあちゃん……。えっとね、絵を描いてるの」


みりあ「ほわー……」


由愛「へ、変かな？」


みりあ「そんなことないよ！ すっごく上手！」


由愛「あ、ありがとう……えへへ……」


みりあ「みりあも練習したら描けるようになる？」


由愛「できると……思うよ？」


みりあ「…………」


由愛「？」


みりあ「みりあも！みりあもやーるー！」

由愛「すごい……初めてなのに上手……」


みりあ「ほんと？ うれしいな♪」


由愛「プロデューサーさんに……見てもらったら……？」


みりあ「そうするー！」


由愛「……また」


みりあ「？」


由愛「……また一緒に……描いてくれる……？」


みりあ「うん！ 一緒に描こ！！」

愛海「うひひひひ……」


みりあ「愛海ちゃん！ なにしてるのー？」


愛海「あ、みりあちゃん。ちょっとね……隙を伺ってるんだ」


みりあ「すきー？」


愛海「未だ届かぬあの清良さんの山……！ 今日こそは……！」


みりあ「？ 向こうに清良さんいないよー？」


愛海「なにっ！？」


清良「そう、大変ね」


愛海「っ！？ うしｒ」


清良「沈め」ﾌﾟｽｯ


愛海「」


清良「ふぅ……懲りないわねこの子も」


みりあ「…………」


清良「？」


みりあ「みりあも！みりあもやーるー！」

清良「…………」


ｶﾞﾀｯ


清良「っ！ そこっ……！」


みりあ「後ろだよっ！」


清良「なっ……」


ﾓﾐｨ


みりあ「やったやった！ みりあの勝ちー！」


清良「……そう。私もまだまだね」


みりあ「楽しかったー！ また遊んでね清良さん！」ﾃﾃﾃ


清良「えぇ。私でよければね」



清良「……さて」


清良「どさくさに紛れて何をしようとしてるの？」


愛海「」ｷﾞｸｯ


清良「あらあら本当にわるい子がここにいたわ」


愛海「え、あの、ちょ、助ｋ」


愛海「」

麗奈「アーッハッハッ……ゲホッゲホッ！」


みりあ「なにしてるのー？」


麗奈「……ってみりあ。あれよ。世界征服した後の予行演習」


みりあ「せかいせいふくー？」


麗奈「そう！ レイナサマの名前が世界中に広まって、世界一になったそのとき！世界征服を始めるのよ！」


麗奈「で、その世界征服が終わった後、愚民たちを見下ろして高笑いするでしょ？ その練習ってわけ」


みりあ「じゃあ笑った後むせるのなんとかしないとねー」


麗奈「」


みりあ「…………」


麗奈「な、なによ」


みりあ「みりあも！みりあもやーるー！」

みりあちゃんの脳内再生率が異常

みりあ「進捗は？」


ちひろ「ユーラシア、アフリカ、南北アメリカはすでに我らの手に収まりました」


みりあ「あとちょっと、かー」


ちひろ「オーストラリアもまもなく我らの手に……おや？」


Ｐ「みりあ様！」


みりあ「どうした？」


Ｐ「オーストラリアの抵抗勢力を制圧しました！」


ちひろ「……おめでとうございます。これで世界征服と相成りましたね」


Ｐ「やったよママ！」


みりあ「…………」


ちひろ「……みりあ様？」


みりあ「えらーい人たち全員呼んで。跪かせて、高笑いするの」


ちひろ「……ふふ」


Ｐ「ははっ！」


みりあ「これでぜーんぶ世界はみりあのもの……」


みりあ「ふふ……ふふふ……あーっはっはっはっは！」


みりあ「……けほっ」

――――――――――――


―――――――――


――――――



みりあ「……ん、あれー？」


Ｐ「お、みりあ起きたか。よく寝てたぞー？」


みりあ「プロデューサーさん……？」


Ｐ「おう。もう遅いし、送っていこうか？」


みりあ「うーん……あ、ねえねえ、千枝ちゃんたち向こうでなにやってるのー？」


Ｐ「ああ、みんなでトランプしてるんだってさ。みりあも混ざるか？」


みりあ「うん！」

みりあ「みりあも！みりあもやーるー！」

おわり。リハビリがてら書いたよ。明日からはエタりかけてたちょい長めのやつを書いていくよ

前はこんなの書いてました


荒木比奈「っスか」吉岡沙紀「っすね」シリーズ

千川ちひろ「お兄ちゃーん、○○社の人から電話ー」


依頼出してきます

乙

おつ

乙乙

アレの人だったのか、あっちも期待