モバP「永遠になった17歳」 (15)

ちひろ「プロデューサーさん、今お時間大丈夫ですか?」

P「ん?」

P「ああ、ちひろさん。別に大丈夫ですよ」

P「どうかしました?」

ちひろ「ごめんなさい、休憩中に…」

ちひろ「だけどもう…我慢の限界で…」

ちひろ「本当は、言ったら駄目だってわかっているんですが…」

P「……」

P「ちひろさん、大丈夫ですよ」

ちひろ「…えっ?」

P「俺はちひろさんがこれからを何を言ったとしても、しっかり受けとめます」

P「だから遠慮なんてせず、言ってください」

ちひろ「プロデューサーさん…」

ちひろ「…ありがとうございます」

ちひろ「優しいな…」

P「プロデューサーですからね」

ちひろ「くすっ、関係あるんですか?」

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ちひろ「…あ、ごめんなさい。話を逸らしちゃ駄目ですよね」

ちひろ「……」

ちひろ「それじゃあ…言いますね…?」

P「…はい」

ちひろ「あなたに質問がありますっ…!」

P「質問?」

ちひろ「菜々さんって本当は何歳なんですかっ!?」

P「……」

P「そうですよね」

P「ちひろさんは菜々の実年齢、知らないですもんね」

ちひろ「はい…」

ちひろ「本当にごめんなさい…こんな質問…」

P「良いんです」

P「…いつかは話さなければいけない日が来るとは思っていましたから」

ちひろ「教えていただけるんですか…?」

P「まずは…何から話しましょうかね…」

ちひろ「あっ、年齢だけ教えてもらえれば…」

P「まぁ、せっかくだから聞いてくださいよ」

P「多分ちひろさんになら勝手に教えても菜々も怒らないだろうし…」

P「そうだな…」

P「結論から言えば…」

P「菜々は17歳です」

ちひろ「……」

ちひろ「いや、私が聞きたいのは実年齢…」

P「ただし…永遠の17歳なんです」

ちひろ「プロデューサーさん?」

ちひろ「あの…教えてもらえないのなら教えてもらえないで、はっきりと…」

P「本当だったら今年で28歳だったかな…」

ちひろ「……」

ちひろ「急にぶっちゃけましたねっ!?」

ちひろ「でも、そうか…28…」

ちひろ「早苗さんもヘタしたら10代で通用する童顔ですけど…」

川島「私は?」

ちひろ「菜々さんはボロを出さなきゃ、どう見ても10代にしか見えませんもんね…」

川島「わかるわ」

P「そりゃ、そうですよ」

P「11年前のあの日から…」

P「菜々は、永遠に17歳なんですから…」

ちひろ「…?」

ちひろ「プロデューサーさん、11年前から菜々さんとはお知り合いなんですか?」

川島「わからないわ」

ちひろ「そろそろ黙っててください?」

川島「帰るわ」

P「いや、知り合いでは無かったですよ」

ちひろ「けど、11年前のあの日からって言い方はまるで…」

P「……」

P「残酷な話ですよね」

P「飲酒運転によるひき逃げ…それで奪われた少女の夢…」

ちひろ「……」

ちひろ「なんの、話をしているんですか…?」

P 「被害者は17歳の少女…」

ちひろ「プロデューサーさん…!?」

P「被害者の少女の名前は…」

P「……」

P「もう、これぐらいにしておきましょうか…」

ちひろ「そんな…そんなことって…」





?「あるから…驚くよね…」

P「ホントになー」

ちひろ「……」

ちひろ「…どちらさま?」


P「最初は小梅にしか視えなかったのにな」

P「いつしか俺も視えるようになって…」

?「ちひろさんにも……私が視えるんだね…」

ちひろ「…えーと?」

?「わかりやすく…自己紹介をすると……」

あの子「私…小梅ちゃんが、よく言ってる…「あの子」です…」

あの子「享年17歳…生きてたら今年で28歳…」

あの子「見た目は多分…一生このままだから…永遠の17歳……」

ちひろ「……」

P「ごめんな、色々話しちゃって」

あの子「大丈夫……あの日…命と夢は、奪われたけど……」

あの子「そのおかげで…小梅ちゃんにも会えたし…いまは逆に感謝してたり……」

あの子「まぁ…小梅ちゃんと、出会う前に…呪ってやったんだけどね……くすっ」

P「ちなみに彼女の本名は偶然にも菜々と一緒で菜々なんですよ」

あの子「でも、あの子って今まで通り…呼んで……?」

ちひろ「……」

P「…ちひろさん?」

ちひろ「その…色々と頭の整理が追いつかないんですが…」

あの子「あ、私は…間違いなく幽霊…だよ…?」

あの子「何故か視えるけど…ほら、足とか無いし…」

ちひろ「いや、最早あなたのことはいいです」

あの子「怖がらないし…驚いてもくれない……」

P「まぁ、またそのうち良いリアクションしてくる人にも視えるようになるさ」

あの子「蘭子ちゃんとか…良いな……」

P「ああ、わかるわかる」

ちひろ「プロデューサーさん」

P「はい?なんでしょう?」

ちひろ「安部菜々さんの年齢は?」

P「永遠の17歳」

ちひろ「実年齢は?」

P「28歳」

ちひろ「あ、そこぶっちゃけるんですね!?」

P「どうせ履歴書見られたらわかることですしね」

ちひろ「……」

ちひろ「確かに」

あの子「私は……」

あの子「永遠になった17歳……」

おわり
飲酒運転はダメ絶対

だからお前は誰なんだよ

えーとつまり当時17歳の菜々さんがブイブイいわせてあの子を車で轢いて
死んだあの子が呪いをかけて菜々さん永遠に17歳のままって事か

なんだこれこわい

自分に酔い過ぎのPから作者が透けて見えて気持ち悪い
自分の中では設定も完璧で完結してるんだろうけど、何一つ伝わるもんがない
質疑応答とか、リアルで他人との会話するところから練習しようね

ちひろの態度でわざとそうしとるの分かるだろ

足が無いなら足コキできないのか

永遠になったお留守番?

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