【ガルパン】みほ「激臭ウォー!」 (31)
ペパロニ「アンチョビ姉さんも律儀っすねー、うちらP40の資金が足りなくて節約しなきゃなんないのに、黒森峰に食料品や手作りのアクセサリー送るなんて」
アンチョビ「こういうの大事なんだぞ、みんな、一つ一つ丁寧に包装しろよな!」
アンツィオ生徒「了解でーす!!」
アンチョビ「そうだ、お礼の言葉考えなくちゃいけないな…、ペパロニ、その荷物まとめとけよ!」
ペパロニ「うーっす!」
アンツィオ生徒「ペパロニ姉さんペパロニ姉さん!」
ペパロニ「ん?どうした?」
アンツィオ生徒「この缶詰めなんて書いてあるんすか?」
缶「surströmming」
ペパロニ「なんだこれ…ス…スルストロ…分かんねーや!」
アンツィオ生徒「どうしましょうこれ?」
ペパロニ「まー、缶詰めなら食い物だろ!、これも入れとけって!」
アンツィオ生徒「了解っす!」
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黒森峰学園艦旧倉庫
まほ「悪いな…、雑用ばかり押し付けてばっかで」
エリカ「気にしないでください!」
赤星「荷物整理も楽しいですよ!」
まほ「そう言ってくれると助かる…、確か…荷物の中にアンツィオから食料品が送られて来たはずだ…」
みほ「うん、たくさん届いてるよ!」
まほ「少し食べちゃうか…」
赤星「えぇ!?」
エリカ「大丈夫なんですか?」
みほ「お母さんや先生にばれたら問題になっちゃうよ」
まほ「バレなければ問題にはならない」
みほ「私お姉ちゃんのそう言うところ好きだよ」
みほ・まほ「…」
みほ・まほ「へへへへへへ!!!」
エリカ(仲いいわねこの姉妹)
赤星(怖い隊長も自宅ではこんな雰囲気なのかなぁ)
みほ「お魚の缶詰めあったよ!」
エリカ「少し膨らんでるじゃない」
みほ「発酵食品だから少し膨らむんだって、そうラベルに表記してあるよ」
エリカ「へー」
まほ「食べちゃおう!」
エリカ「乾パンありました!」
まほ「それも食べちゃおう!」
赤星「チーズもある!」
まほ「みんな食べちゃおう!」
エリカ「隊長今日機嫌よくない?」ヒソヒソヒソ
みほ「おやつの時間だからおなかすいてるんだよ」ヒソヒソヒソ
エリカ「へぇ~…」
まほ「ふぅ…」
まほ(それにしても…アンツィオ高校は財政難だというのに無茶をする…、一方的だったとはいえ練習試合のお礼に食料品やアクセサリーを送ってくるとは…)
まほ(安斎には感謝をしなければいけないな…)
みほ「お魚の缶詰めに乾パンとチーズ、最高だね!」
まほ「そういえば…、お魚の缶詰めってなんの魚だったんだ?」
みほ「ニシンの缶詰めだったよ」
まほ「ニシンの缶詰め…発酵食品って書いてあったのか?」
みほ「うん、ラベルが結構はがれてて全部は見えなかったけどスウェーデン伝統発酵食品って書いてあったよ」
まほ(スウェーデンの…ニシンの缶詰めの発酵食品…?)
まほ(まさか…!!!)
赤星「缶切り持ってきたわ!」
エリカ「んじゃ開けるわよ!」
まほ「待てエリカ!」
エリカ「へ?」
カシュ!
缶「プシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!」
エリカ「えっなに?臭い…お゛おおおおおおおおおお!!?」
みほ「なんか缶から汁が噴出したんだけど…、ってクッセええええ!!!」
赤星「エリカさんの顔にかかった!汁が顔にかかった!」
まほ「遅かっ…臭いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
みほ「腐ったザリガニの臭いがする!」
赤星「排水溝の匂いよ!!!」
まほ「お゛ぉぉぉおえ゛えぇぇえ!!」
エリカ「あ゛ああああああああああああああああああああぐっせええええええええ!!!」
まほ「真夏の田んぼの隅の臭いがする!」
赤星「エリカさん…落ち着…臭いぃいいいい!」
エリカ「だれがだすげでえええ!!!」
みほ「やばいやつだよこれ!!」
まほ「落ち着け、いったん外に出るぞ!」
つるっ!
まほ「あっ躓いた!!」
ボキ!
まほ「…!?」
ボロン…
みほ「お姉ちゃん早くドア開けて!」
エリカ「ヒュー…ヒュー…ヒュー…」カチカチカチ
赤星「エリカさんの調子がおかしい!!」
みほ「歯がカチカチ言ってるぅ!」
まほ「…」
エリカ「あっ…ごえっ…おっ…おっえ…」
赤星「エリカさんしっかり!」
みほ「お姉ちゃん早く、エリカさんが死んじゃう!」
まほ「みんな…、大変申し訳ないんだが…」
エリカ「っひ…っひ…っひ…!!」
赤星「エリカさんこらえて、吐くなら外で吐いて!」サスサスサス
みほ「お姉ち゛ゃん早くあげでよエリカさんがやばいんだよ!!」
まほ「みんな落ち着け!!、私たちは…残酷な運命を辿らなくちゃいけなくなった…」
みほ「何を言ってるのお姉ちゃん!!?」
赤星「西住隊長、気を確かに!!」
エリカ「うっ…うっ…うっ…!!」
まほ「ドアノブが…、壊れてしまった…」
エリカ「ケロケロケロッピー☆」オエエエエ…
赤星「エリカさんが吐いたわ!」
みほ「ふざけないでよ!!やっていいことと悪いことがあるでしょ!!」
まほ「急いでて足元が見えなかったんだ!」
みほ「言い訳はいいからどうにかしてよお姉ちゃんでしょ!」
まほ「ドアは外からじゃないと空かないんだよ!」
缶「ブクブクブクブクブクフ!」
赤星「缶から泡が出てるわ!」
みほ「とりあえずビニール袋に封印しよう!」
まほ「誰がやるんだよ!」
みほ「お姉ちゃんに決まってるでしょ!!」
まほ「なんでだよ多数決で決めようよ!」
みほ「今多数決をやったら満場一致でおねえちゃんに手を挙げるよ!!」
まほ「わからないだろ!ほらみんな顔を伏せて!」
みほ「それやったらお姉ちゃん絶対ズルするでしょ!」
まほ「お前は姉をなんだと思ってるんだ!」
みほ「大ばか者だと思ってるよ!」
まほ「なんだとぉ!!」
赤星「姉妹ケンカをするのは2人の勝手ですけど、今は早く缶をどうにかしてください!!」
まほ「赤星頼む、お願いだから缶を袋にしまってくれ!」
赤星「エリカさんの背中さするので手がいっぱいだからできません!!」
エリカ(背中が熱い)
みほ「もういいよじゃんけんで決めよう!!」
まほ「そうだなそれがいい、恨みっこなしだ!」
みほ「負けたら末代まで恨んでやる!」
まほ「恨みっこなぁし!」
赤星(おかしいわよ、あなた達姉妹じゃない…)
みほ・まほ「最初はグー、じゃんけん!」
みほ「ポイ!」グー
まほ「ポイ!」チョキ
みほ「ウップ…っシャア!」
まほ「ちくしょう!」
赤星(家元が見たら倒れるだろうなぁ…)
まほ「家に帰ったら覚えておけ!みほのボコグッズ全部にこの缶の汁を染み込ませてやる!」
みほ「そんなことしてみなよ!お姉ちゃんが戦車のってるとき数人でハッチ抑えて覗き窓からこの缶突っ込んでやる!」
まほ「そんなことしたら」ツル…
まほ「あ…」
缶「パシャ―」
汁「びちゃびちゃ」
みほ「赤星さん発見だよ、タオルで口と鼻をふさげば臭いが和らぐよ!」
赤星「…」
みほ「赤星さん?」
赤星「みほさんあれ…」
みほ「え…?」
まほ「ヤッチャッタ…」
みほ「何も見てないから大丈夫」
赤星「…」
エリカ「ヴぁー!クッサい!!」
赤星「エリカさんが蘇ったわ!」
エリカ「のどが痛い…なんてことよ…ウップ…オエエ…」
赤星「エリカさん水…ウ゛エェ!」
エリカ「ありがとうぅうううううう!!、汚水飲んでるみたい!!!」
赤星「大丈夫エリカさん?」
エリカ「ちょっと寝ちゃったみたい…」
赤星「寝たんじゃなくて、気絶したのよ貴女は」
エリカ「…」
みほ「早くしてよお姉ちゃん!!」
まほ「袋にしまったぞ!」
みほ「机の上に汁が残ってるんだよ!」
まほ「あ!なんだお前そのタオル、ずるいぞ!」
みほ「タオルなんて意味ないよ気持ち和らぐ程度の問題だよ!!」
エリカ「なんでみんな外に出ないの…?」
みほ「うちのおバカおねえちゃんがドアノブ壊したから出たくても出られないんだよ!」
エリカ「ふざけんなよ…」
まほ「みほさっきから口が悪いぞ!」
みほ「人間命の危機が迫ると言葉遣いが悪くなるんだよ!!!」
携帯「ピピピピピピ!!」
赤星「携帯なってます!」
エリカ「助かった…!!!」
みほ「救助を呼べば助かる!!」
まほ「みんな静かに!、直下からだ、もしもし直下か!?」
直下「西住隊長ですか!!?今どこにいるんですか!?」
まほ「今旧倉庫にいるんだが…ウップ…」
直下「旧倉庫にいるんですか!!?、避難してください、今大変なんですよ!!」
まほ「ん…?何かあったのか?」
直下「異臭騒ぎが起きて学園中大パニックなんですよ、今先生がみんなを避難誘導してるんですけど隊長たちの行方がわからなくて探してたんです!」
まほ(んっ…異臭騒ぎ!?)チラ
赤星「くっさい!机拭いても匂いが落ちないよぉ!!!」
エリカ「早くドアを開けて!お願いだから!!!」
みほ「エリカさん落ち着いてパニックになったらダメ!!」
まほ(…)
まほ「そ…そうなのか…」
直下「西住隊長たちは大丈夫なんですか!!?」
まほ「うん!大丈夫だ!うん!!」
直下「そうですか!!、あっ!なんか午後の授業中止になるみたいです、ガス漏れの疑いがあるから避難してって先生が言ってるんで、隊長たちも避難した方がいいですよ!」
まほ「そうかわかった、報告ありがとう!」
ピ!
みほ「ふん!」スパーン!
まほ「痛い!!」
みほ「どうして助けを呼ばなかったの!!?」
まほ「どうやら…この匂いのせいで学園中が大パニックに陥ったみたいだ…」
みほ「だから!!?」
まほ「考えるんだみほ、もしこの悪臭事件の原因が私たちだとお母さまが知ったら!」
みほ「…」
しほ「何がボコられ熊のボコですか、こんなもので遊ぶから学校であんな不祥事を起こすんです!」
みほ「お願いお母さん!その子達に罪はないんです!」
しほ「離しなさい、あなたもボコのようにしてあげましょうか?」
みほ「ひぃぃぃぃ!」
しほ「菊代、農家の方が持ってきてくれたさつまいもとマッチを持って着てちょうだい!」
菊代「落ち葉がありませんが…」
しほ「ぬいぐるみはよく燃えるから大丈夫よ」
ボコ「熱いぜ!」
みほ「やめてぇぇぇ!!」
しほ「まほ、なぜ呼ばれたかわかりますか?」
まほ「わかりません…」
しほ「学校やOBの方からたくさんの苦情が寄せられました、心当たりはありますか」
まほ「いえ…」
しほ「そうですか、心当たりがないと言うことは、あなたは悪いことしてもをそれが悪いことだと理解することができないのですね」
まほ「ちょ…」
しほ「阿蘇山の近くにお母さんの知り合いのお寺がありますので、そこで修行をしてきなさい」
菊代「まほさんの準備は整ってます」
まほ「待ってくださいお母さま!!!」
寺
虫「カサカサカサ」
修行僧「ブツブツブツ…」
まほ「…」カタカタカタ
お坊さん「西住さん、晩御飯です…」
まほ(玄米ご飯…野草のお浸し…薄くて冷たい味噌汁…)
修行僧「西住さん、またお地蔵さまの掃除を怠りましたね!」
お坊さん「お仕置きをします、肩を出しなさい」
まほ「…」
ピシャリ!
まほ「痛いいいいいいいいいいいいい!!!」
みほ「やばいよやばいよやばいよ!!!」
まほ「どうしよう!」
みほ「どうしようってさぁ、臭いんだよぉ!」
まほ「どうすればいいんだよ!」
みほ「わからないよぉ!!」
まほ「みほは黒森峰戦車道チームの副隊長でしょ、しっかりしてよ!」
みほ「お姉ちゃんは隊長でしょ!」
赤星「2人とも落ち着いてください!!!」
エリカ「…」ボー
赤星「あぁっ、エリカさんがボーっとし始めた!」
みほ「エリカさん戻ってきて!」バチンバチンバチン!
エリカ「おっ…おっ…おっ…」
みほ「エリカさん!!!」
エリカ「あれ……?、川にいたはずなのに…って臭い!」
みほ「よかった戻ってきた!」
赤星(心肺蘇生をしている時ってこんな感じなのかなぁ…)
まほ「…」コロコロコロ
みほ「お姉ちゃんドアノブ転がして遊ぶ暇なんてないんだよ!」
赤星「今が執念場なんですよ隊長!」
エリカ「隊長…助けて…助けて…」
みほ「エリカさんがガチ泣きしてる…」
赤星「隊長どうすればいいんですか!!」
まほ「エリカ…あきらめよう…」
エリカ「はい…ウ…」
みほ「ふざけないでよ!!?」
まほ「死んじゃう…みんなここで死んじゃう…」
みほ「ポジティブな考えを持とうよ!!」
まほ「そうだな…」
エリカ「…」カキカキ
赤星「エリカさん何書いてるの?」
エリカ「遺書」
みほ「エリカさん待ってポジティブ、ポジティブになって!」
エリカ「なんであなたはそんな元気なの…、いつもとキャラが違うじゃない…」
みほ「静かにしてると臭いで気がおかしくなりそうで怖いんだよ!」
赤星「みほさんもいっぱいいっぱいだったのね…」
まほ「そうだいいこと考えたぞ!」
みほ「何を思いついたの!?」
まほ「臭いものがあるからいけないんだ、食べちゃえばいいんだ!」
みほ「おかしいよ、なんで腐ってるものを食べなきゃいけないの!?」
まほ「腐ってなんかない、これはシュールストレミングと言って、スウェーデンの伝統発酵食品なんだ」
みほ「それが何なの!?」
まほ「世界一臭い食べ物なんだ!」
みほ「知ってるよ臭いもん!!、でも空ける前に早く言ってよ!、て言うかなんで止めなかったの!?」
まほ「エリカが勝手に開けたんじゃないか!」
エリカ「ゴメンナサイ…」
みほ「やめてよこの中で一番ダメージ負ってるのはエリカさんなんだからこれ以上追いつめたら死んじゃうよ!」
赤星「貴女は悪くないわ…、落ち着いて…深呼吸して…」
みほ「赤星さんが落ち着いてよ!、この空間で深呼吸したら呼吸困難に陥るよ!」
まほ「で、どうするんだ、食べるのか!?」
みほ「食べたくないよ、怖いよ、この劇臭を発する食べ物かわからない何かを口にしておいしいって言える自信がないもん!」
まほ「大丈夫だ…継続高校で一回食べたことがある」
みほ「美味しかったの!?」
まほ「…」
みほ「そこは美味しかったって言ってよ不安になるから!」
まほ「美味しかったよ」
みほ「凄い不安だよ…!」
エリカ「誰から食べるんですか…」
みほ「じゃんけんで決めようよ…」
赤星「そうね…恨みっこなしで…」
まほ「私はグーを出すからな…」
みんな「…」
みんな「最初はグー、じゃんけん!」
みほ「ぽい!」グー
まほ「ぽい!」チョキ
エリカ「ぽい!」グー
赤星「ぽい!」グー
まほ「なんでだよ!」
みほ「お姉ちゃん馬鹿でしょ、馬鹿でしょ」
みほ「おいしい、大丈夫!?」
まほ「ウン、オイヒイ」ピクピクピク
みほ「絶対美味しくないでしょ目の下ピクピクなってるもん!」
エリカ「どうなんですか隊長…?」
まほ「臭い…それ以外にあるとしたらしょっぱい、食べてみろ…」
みほ「…」パクリ
エリカ「…」パクリ
赤星「…」パクリ
みほ「ごっふぇっふぇ、臭いぃぃ!!」
エリカ「美味しいがない臭い!、しょっぱい!」
赤星「ほっほ…はっほっほ…くっほい」アホホ
みほ「エリカさん今鼻から息すってみて」
エリカ「…」スゥー…
エリカ「ごぇえ゛ええええええっへっへっへ!!!」
みほ「凄いれしょ…」
エリカ「ややい…ろれるがまわらわい!!(やばい、ろれつがまわらない)」
まほ「みんなすごいぞ、チーズと乾パンと一緒に食べてみろ、おいしいから!」
みほ「そんなんでおいしくなるわけないでしょ…ただしょっぱいだけだよ」
赤星「そうですよ…」
みほ・赤星・エリカ「…」パクリ
みほ・赤星・エリカ「…」モグモグ
みほ「あ…おいし…臭っさい!!」
赤星「一瞬だけおいしいです!」
エリカ「流れ星よりも一瞬ね…」
まほ「そうだろ、一瞬だけおいしく感じるだろ!?」
みほ「うん、ほんの一瞬だけおいしいって感じる、ほんの一瞬だけだけど!」
まほ「これプラウダのチビに食わせてやりたいなぁ…」
みほ「お姉ちゃんがダークサイドに堕ちたよ…」
エリカ「人間の本性を暴けるわね…この食べ物…」
赤星「…」
みほ「どうしたの赤星さん?」
赤星「臭いのショックで思い出したんですけど…」
みほ「何を…?」
赤星「あの…ここ、倉庫ですよね…」
まほ「そうだが…」
赤星「工具とか…探せばありますよね…」
みほ・まほ・エリカ「…!!!」
数時間後
エリカ「うぉおおおおおおおおおお!!」バキィ!バキィ!
まほ「頑張れエリカ!」
みほ「もうちょっとでドア外れそうだよ!!」
赤星「今のエリカさんが…一番輝いて見えるわ…」
ドア「ギィィー…」
エリカ「開いた!!!」
みほ「やったあああああああああああああ!!!」
まほ「赤星逃げるぞしっかりしろ!」
赤星「はい!」
深夜西住宅前
まほ「体…臭くないか…?」
みほ「鼻の中が臭くて匂いがわからない…近くを通る人が嫌な顔をするから多分臭いと思う…」
まほ「そうか…」
みほ・まほ「…」
まほ「倉庫に工具無かったら私たち死んでたな…」
みほ「そうだね…」
まほ「疲れたな…」
みほ「うん…」
みほ・まほ「…」
みほ「家…着いたよ…」
まほ「うん…」
みほ「ただいまー…」
まほ「ただいま帰りました…」ガチャガチャ
まほ「鍵かかってる」
みほ「夜遅いもんね…」
犬「ワンワンワンワンワン…クゥーン…ギャンギャンギャン!!」
しほ「誰ですか…」
みほ「…」
まほ「まほです…」
しほ「そこに立ってなさい…」
犬「コォオエァアァ‐…」
みほ「ウゥ…ウェーン…」
まほ「泣くな…」
みほ「だってぇ…」
しほ「はぁ…、あなたたち…今何時だと思ってるんですか…」ガラガラガラ
しほ「クッサい!!!」ピシャリ!
みほ「閉められた…」プーン
まほ「うん…」プーン
しほ「待って家に入らないで、臭いから!」
みほ「ハイ…」プーン
まほ「…」プーン
しほ「ごっふぇえええええ、臭っさい、どうしよう菊代!!!」
菊代「やばいですね…」
みほ「お姉ちゃん…」
まほ「うん…」
1週間後
ペパロニ「ドゥーチェ!、黒森峰の隊長さんからお手紙が届いてるっすよ!」
アンチョビ「おぉー!なんて書いてあるんだ~、ティーガー貸してあげますとか書いてないかなー」
カルパッチョ「それはないと思います…」
アンチョビ「黒森峰とは仲良くしたいからなぁ…、戦車道の面で…へぇ?」
ペパロニ「なんて書いたあったんすか?」
手紙「アンツィオからの贈り物を受け取った、宣戦布告として受け止める。西住姉妹より」
アンチョビ「え…な゛んで…なんでだぁ~!!?」
おわり!
なんだこれは…たまげたなぁ…
???「ありがとう。君達が馬鹿騒ぎしてくれたお陰で当分食いつなげそうだ」
その後はよ
笑えるしかわいいし最高かよ
めっちゃ面白かった
とんでもねぇSSを開いちまった…
うっ!?このスレ凄い臭いが!
うおぇえええ
汁の直撃を食らうなんてさすがエリカさんだなぁww
このスレくっさwww
乙
おつ
お疲れ様でした
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