アリス「告白なんて」 綾「させないわ!」 (29)
きんいろモザイクの話になります!
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ある日 実籾高等学校 2年A組にて
男子生徒A「おい、見ろよ」
男子生徒B「ん、なんだ?」
シノ「♩」
男子生徒A「大宮って可愛いよな!」
男子生徒B「そうか? 俺なら大宮の前の席の小路や九条の方が可愛いと思うけどな・・・」
男子生徒A「確かにその二人も良いけど、やっぱり一番は大宮だよ! 笑顔が良いし、優しいし。」
男子生徒B「でも、笑顔が良くて優しいのは、小路や九条だって同じだろ?」
男子生徒A「・・・・・・まぁ、とにかくだな。大宮の一番の魅力は、C組にいるあのちびっ子留学生が話してた通りだからな!」
男子生徒B「C組にいるちびっ子留学生って、「アリス・カータレット」のことか?」
男子生徒A「そう。あのちびっ子が前に他の女子と話しているのを聞いたんだけどよ・・・彼女はこけしに似ていて、本当に好きだって言っていた訳よ! そんで、俺は大宮が確かにこけしに見えたが、それもまた可愛いと思ったんだ。もうひとつ、あの「おかっぱ」の髪型も素敵だと感じたのさ!!」
男子生徒B「・・・確かに、そこはお前の言う通りかもしれないな。」
男子生徒A「だろ?」
男子生徒A「そこでだ。俺は今日の放課後、大宮に告りたいと思うんだ!!!」
男子生徒B「マジかよっ!? お前がか?」
男子生徒A「当たり前だっ! 俺は彼女が好きになったんだ。」
男子生徒B「だけどよ。お前、中学もそうだったけど、好きになった女に告って、みんなフラれてるんじゃねぇかよっ!! そんなお前が、大宮に告白したところで成功する確率はほぼ0に等しいぜ?」
男子生徒A「それは大丈夫だ。今日はこれを大宮に渡して彼女の気を自分に一気に向けようと考えてんだ! ホラッ?」
男子生徒B「これって・・・雑誌か? 表紙は金髪の女性ばっかだけど・・・?」
男子生徒A「聞いた情報によると、大宮は金髪そのものや金髪少女に目が無いって話だ! それでだ、この金髪の女性達だけを取り上げた雑誌を用意したんだ! しかもこの雑誌は数量限定の雑誌で、今はもう品切れ状態なんだぜっ!」
男子生徒B「そうか。まぁ、頑張ってこい!」
男子生徒A「ありがと。んじゃあ、俺、大宮のところに行ってくるわっ!」
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男子生徒A「大宮。」
シノ「あっ、○○君じゃないですか? どうしましたか?」
男子生徒A「これ、あげるわ! お前って金髪が好きだろ?」
シノ「あぁっーーー!? こ、この雑誌は数量限定の・・・実は私、発売当日に買いに行きましたが、どこの本屋さんに行っても品切れでした・・・。もう諦めかけてましたが、こんな貴重な雑誌を貰ってもいいんですか?」
男子生徒A「いいよ。あげるって言っただろ。」
シノ「わぁっ///// 本当にありがとうございますっ♩ ○○君は優しいですね♩♩」ニコッ。
男子生徒A「ドキッ/// ・・・おっと、その代わり、ちょっと話したいことがあるから、放課後に校舎裏まで来れないか?」
シノ「校舎裏ですか? 別に構いませんけど・・・??」
男子生徒A「よし。んじゃあ、また放課後にな。」
シノ「わかりました。」
2年A組のドアの物陰↓
アリス「・・・・・・・・・・・・・・・・・」ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
ヒエッ…
期待
一方、2年C組では
男子生徒C「見ろよ。」
男子生徒D「どうしたの?」
陽子「♩」
男子生徒C「猪熊のやつ、今日も良いよな?」
男子生徒D「確かに。猪熊さんって男勝りなところがあるけど、そこがまたイカしますよね!」
男子生徒C「あぁ。体育とか運動全般が出来るし、特に一番はスタイルが良いことだな!!」
男子生徒D「そういえば、いつも近くにいるアリスさんがいないですね?」キョロキョロ
男子生徒C「カータレットのことか? あいつはさっき、教室を飛び出して行ったみたいだぞ・・・まぁ、どうでもいいけど」
男性生徒D「そうですか。ところで、猪熊さんがどうかなさいました?」
男子生徒C「実は俺、猪熊に告ろうと思うんだ。」
男子生徒D「本当ですかっ!?」
男子生徒C「あぁ、本当というか、本気だ!」
男子生徒D「でも、僕の計算だと成功する確率はかなり低いですよ?」
男子生徒C「秀才のてめぇには分からねえと思うけど、恋愛は計算とか確率とかで決まんねぇんだよっ!!!」
男子生徒D「そうですか・・・。まぁ、無理だとは思いますけど、一応、応援はしますよ。」
男子生徒C「なんか一言多いけど、応援してくれんならわりいな!」
男子生徒D「いいえ。それで・・・いつ告白するんですか?」
男子生徒C「放課後だ。場所は屋上でいいかな!」
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男子生徒C「おい、猪熊」
陽子「おっ、○○じゃん。なにか私に用でもあるのか?」
男子生徒C「ちょいと、話したいことがあるんだ。今日の放課後、屋上まで来い。」
陽子「いきなりだなっ!? まぁ、いいや。分かった、行くよ!」
男子生徒C「屋上で待ってるぜ! ちゃんと来いよ?」
陽子「はいはい」
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2年C組のドアの物陰↓
綾「・・・・・・・・・・・・・・・」ジーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
ここでちょっとした、オリジナルのキャラ設定を教えたいと思います
男子生徒A
2年A組の生徒。男子生徒Bとは中学の頃からの友人。シノに好意を寄せている。
男子生徒B
2年A組の生徒。男子生徒Aとは中学の頃からの友人。シノよりもカレンや綾の方が一番可愛いと思っている。
男子生徒C
2年C組の生徒。不良みたいに口や態度は悪いが、根は優しい。陽子のことが気になっており、体育が出来ることやスタイルが良いと言いつつも実際は男勝りなところを気に入っている。
男子生徒D
2年C組の生徒。男子生徒Cとは一応友人みたいな関係にあり、彼に苦言を呈することがある。成績優秀で、口調も丁寧だが、時にため口になったりする。
以上になります。ちなみに最初はオリキャラとして普通に名前を付けようと考えましたが、モブみたいな感じの方がてっとり早いと思い、敢えて「男子生徒○」みたいにしました。また、シノ達からは彼らの呼び方を「○○君」や「○○」にしました。
廊下
アリス・綾「「はぁー・・・」」
カレン「アリス、アヤヤ? ためいきなんてついてどうしたんデスか?」
アリス「あっ、カレン。」
綾「なんでもないわ! カレンには関係の無い話よ!!」
カレン「ますます気になりマス! 包み隠さないで教えてほしいデス?」
アリス「分かったよ。実は・・・・」カクカクシカジカ
カレン「なるほど。シノのことを好きだと言う男子が現れて、しかも今日シノに告白するってことを聞いたんデスね!」
アリス「うん。シノが告白をOKするか、しないかは分からないけど、もしOKしたらと思うと・・・私、どうしたらいいのかなって思って・・・」
カレン「ふむふむ。それで、アリスがシノのことを気にするように、アヤヤの方はやはりヨーコのことが気になるんデスね?」ニヤニヤッ♩
綾「ちょ、ちょっと、カレンっ!? わ、私が、よ、陽子のことなんて、き、気にするはずないじゃないっ!!??」
アリス「アヤ。動揺してるよ・・・」
カレン「それなら、ワタシにいい考えがありマス! 二人とも、ちょっとお耳を拝借・・・」ゴニョゴニョ
綾「えぇっ!? それって!!??」
アリス「でも、告白をしないように本人を説得したり、説得が失敗したら今度は告白の邪魔をするなんて・・・なんか気がひけるなぁ・・・」
カレン「アリスにアヤヤは、このままシノとヨーコが告白されてもいいのデスかっ??」
アリス「そ、それは・・・・・・・・うん。分かったよ、カレン。私、頑張ってみる!!」
綾「アリスっ!? 本気なの!?」
アリス「本気だよ、私決心したよ! だから、アヤっ!! 一緒に頑張ろうっ?」
綾「で、でも・・・」
カレン「アヤヤは、ヨーコのことどうでもいいのデスか?」
綾「い、いいわけないでしょっ!? 分かったわよっ!!」
アリス「アヤっ!!」
綾「でも、勘違いしないでよねっ///// 私は陽子が気になるんじゃなくて、告白した相手が、もし陽子と付き合うってことになったら、きっと陽子のことだから相手を振り回すはずよっ!!! だから、相手に迷惑がかかる前に私がそれを止めるだけ・・・・。それだけだからねっ!!!!!!/////////」プイッ///
カレン「(ツンデレ、デスっ♩)そうと決まれば、いきマショウっ!!! エイエイオーっ!!!」
アリス「おーっ!!!」
綾「お、おーっ/// って何よ、これっ!?」
続きぷりーず
きらら作品は男子あまりいないから貴重
どこぞの赤い司令官よりか信頼出来ますね…
男子生徒A「♩」てくてく
アリス「ねぇ、ちょっといいかな?」
男子生徒A「なんだ、誰だと思ったら、C組のちびっ子じゃん? 俺に何か用か??」
アリス「ちびっ子って言わないでっ!? 私はアリス・カータレット・・・しっかりと「アリス」って呼んでよ!!」
男子生徒A「はいはい、分かったよ。で、改めて聞くけど、カータレットは俺に何の用だ?」
アリス「カータレット・・・まぁ、いいか。それでね、用事なんだけど、今日シノに告白するって本当っ?」
男子生徒A「シノ・・・あぁ、大宮の事か? なんだ、どうして知ってるんだ? もしかして、Bのやつにでも聞いたのか??」
アリス「まぁ、そんなところかな。それよりも、シノに告白するなら、その・・・や、やめてほしいかなって思って・・・」
男子生徒A「告白をやめろだぁっ!? 冗談じゃねぇよ、俺は本気なんだ! だいたい、なんでお前が告白をやめろって言うんだ??」
アリス「そ。それは・・・///」
男子生徒A「?」
アリス「うっ・・・///」
男子生徒A「はっきりしないねぇ・・・まぁ、いいや。とにかく俺は告白はやめる気はないからな!!!」
アリス「あっ・・・。(説得は失敗か・・・)」
一方
男子生徒C「・・・」てくてく
綾「ちょっといいかしら?」
男子生徒C「なんだよっ? って、あれっ・・・お前どっかで見たような??」
綾「そういえば、初めましてよね? 私は、A組の小路綾よ!」
男子生徒C「小路綾・・・あぁ、良く猪熊が話してた奴か、お前は!!」
綾「えっ!? よ、陽子が・・・///」ドキッ♩
男子生徒C「あぁ。猪熊とはたまに話したりすっけど、良くお前のこと言ってたぜ! おしとやかで、優しいとか、頭が良くてよく勉強を教えてくれるいい友達とかって・・・」
綾「そっ、そう///」
男子生徒C「んで、俺に何か用か?」
綾「あっ、用事ね・・・そ、その・・・今日陽子に告白するんでしょ?」
男子生徒C「なんだっ、どうして知ってるんだよっ!? もしかして、Dの野郎が言ってたのかっ??」
綾「えぇ・・・。(まぁ、実際、○○君って人は知らないけど・・・。)」
男子生徒C「ちぇっ、あの野郎!! 余計なことを喋りやがって・・・」
綾「ねぇ、その告白なんだけど・・・や、やめるってことはしないのかしら?」
男子生徒C「告白をやめるだとっ・・・あはははははっ!! 冗談じゃねぇ・・・止めるってことはしねぇよっ!!」
綾「そ、そう・・・(まず、説得なんて私には無理だわ・・・)」ズーン
廊下に集合
カレン「それで・・・説得は失敗シマシタね!」
アリス・綾「「はぁーーー」」ズーン
カレン「アリスもアヤヤも、もっと粘り強く、きつい感じで説得しないとだめデスよっ!!!」
アリス「そういってもね、カレン。私はいきなりシノに対する告白を止める理由を相手から聞かれたから、さすがに恥ずかしくなって言えなかったんだよっ!」
綾「私なんて説得する以前に、相手が本気なのにそれを止める理由が見当たらないのよっ!(じ、実際はアリスみたいに告白を止める理由を聞かれたくなかったからなんて言えないわっ///)」
カレン「ふむ。とりあえず、次の作戦行きマスか?」
アリス「告白の邪魔をする、だったよね?」
綾「でも、告白の邪魔なんて、私にそんなこと出来るかしら? 自信がないわ・・・」
アリス「私もアヤに同意だよ。」
カレン「ヘイ! 勇気を出すデス!!」
綾「それよりも、告白の邪魔って一体どうするのよ?」
カレン「それは決まっているデス! アリスはシノを、アヤヤはヨーコを告白の手前で呼び出して、相手から遠ざけるか、もしくはその相手の方を落とし穴にハメるとか、呼び出した上で無茶な難題を押し付けて足止めするで、それぞれシノ、ヨーコに近づけないようにするとかデスねっ!!!」
アリス「えぇっ!? 落とし穴とか、無茶な難題って、やりすぎだよぉっ!!」
綾「アリスの言う通りだわっ!! いくらなんでもそれは、相手にとってはあんまりなんじゃないかしらっ!!」
カレン「そう言われましても、告白を止めるには邪魔する他、ないデスよっ! とりあえず、昼休みに話し合いマショウっ!! もちろん、シノとヨーコには気の毒デスが、三人だけで集まりマショウ。」
昼休み
シノ「」ズーン
男子生徒A「んっ、どうした、大宮? 珍しいじゃねぇか、お前が一人でいるなんて?? いつも一緒にいる小路や九条はどうしたんだ???」
シノ「○○君。実はですね・・・」
男子生徒A「なるほど。トイレから戻ってきたら、いつの間にか二人がいなくなっていたという訳か!」
シノ「えぇ。○○君、綾ちゃんとカレンを見ていませんか?」
男子生徒A「さぁな。俺、見てないけど・・・」
シノ「そうですか・・・はぁー」ズーン
男子生徒A「・・・・大宮」
シノ「なんでしょうか?」
男子生徒A「お昼ご飯、俺と一緒に食べないか?」
シノ「えっ!?」
男子生徒A「その、なんだ・・・いつも一緒に食べているBが、たまには別のクラスにいる友達と一緒にお昼を食べたいって言って、今はいないんだ。だから、俺もちょうど一人なんだ。そこでだ・・・大宮も一人だったら一緒に食べた方がいいと思ってな・・・。まぁ、無理なら別にいいが・・・///」
シノ「いえ、構いませんよっ♩」ニコッ♩
男子生徒A「えっ、いいのかっ!?」
シノ「はいっ♩ 実は、○○君とは一度、二人っきりでお話がしたいと思っていまして・・・」
男子生徒A「ドキッ/// そ、そうか・・・///」
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シノ「○○君のお弁当のおかず、美味しそうですね♩」
男子生徒A「あぁ。母さんの手作りなんだ、良かったら食べるか?」
物陰からの、アリス「・・・・・・・」ジッーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シノ「○○君は本当に優しくて、お話も面白いですねっ♩」
男子生徒A「なに言ってるんだっ! 大宮の方こそ、優しいし、話も面白ぞっ♩」
アリス「・・・・・・・・・・」ジッーーーーーーーーーーーーー
シノ「ふふふっ♩♩」
男子生徒A「あははははっ♩♩」
アリス「・・・・・・・(シノ・・・。気になって様子を見に来たけど、○○君と楽しそうに・・・)」←※追記 アリスはいきなり男子を名前で呼ばないと考えまして、敢えてアリスのところも、○○君に変えました。
少し涙目の、アリス「・・・・・・シノ。もし、シノが○○君の告白を受け入れるなら、もしシノが○○君と一緒にいたいのなら、私は、私は・・・・うっ、うぅっ・・・」
2年C組
陽子「マズいっ!? 早弁したから、お昼の分がないっ!?」
陽子「そうだっ!? ア、アリスに分けてもらえば・・・って、アリスがいねぇっー!!???」
男子生徒C「猪熊の奴、またお昼がないって騒いでるな・・・」
男子生徒D「猪熊さんらしいですね!!」
男子生徒C「しょうがねえ奴だな! 俺、ちょっと猪熊のところに行ってくるわっ。」
男子生徒D「どうぞ、ごゆっくり」
男子生徒C「おい、猪熊」
陽子「○○か。何か用か??」
男子生徒C「早弁してお昼がないなら、俺のをやるよ! 食べろっ!!」
陽子「マジでっ、いいのかっ!?」
男子生徒C「あぁ。お弁当食べる前に、パンを少し食べたからな! もう、お腹は一杯なんだ。」
陽子「そっかぁ。それならいただくよっ!」
男子生徒C「おう」
陽子「美味い、美味いなっ♩」モグモグ
男子生徒C「美味しいだろ? 実は、俺の手作りなんだ!」
陽子「ほんとうかっ!?」
男子生徒C「本当だよっ。」
陽子「○○って意外に料理が上手いんだなっ!! これなら綾の手料理といい勝負だよっ!!!」
男子生徒C「また、A組の小路って奴の話か?」
物陰からの、綾「・・・・・・・・・・・」ジッーーーーーーーーーーーーー
陽子「あー、美味しかったっ♩ なぁ、これからは毎日、早弁する私のために弁当を作ってくれよっ!!!!!」ニコッ♩
男子生徒C「ちぇっ、調子のいい奴だな、お前は///」
綾「・・・・・・・・・」ジッーーーーーーーーーーーー
陽子「いや、でも、いっそのこと、○○が私と付き合えば、毎日美味しいものが食べられるんじゃないかっ!?」
男子生徒C「い、猪熊っ/// じ、冗談は、よ、よせ・・・よっ///」ドキドキッ///
綾「・・・・・・・・・(陽子・・・・。気になって様子を見に来たけど、○○君と楽しそうね・・・・って、私はなにをっ!? 陽子が誰と一緒になろうかなんて、私には関係のないこと・・・だ、わ・・・)」
少し涙目の、綾「・・・・陽子。もし、陽子が幸せになるなら、告白をOKしたなら、私は・・・私は・・・うっ、うぅっ・・・」
しのが誰かと付き合うってなるとアリスはもちろん勇も納得しなさそう。でそれを陽子が宥めてそう。
告白されてあっさり男子と付き合いそうなのは意外とアリスだと思う
昼休みの屋上
カレン「アリスにアヤヤ。遅かったデスね・・・もしかしてシノとヨーコの様子を見に行ってたデスか?」
アリス「・・・・うん」
綾「・・・・」
カレン「では、さっそくデスが、話し合いをはじめマショウk・・・」
アリス・綾「「カレンっ、待ってっ!!!」」
カレン「な、なんデスかっ!?」
アリス「こ、告白を邪魔するなんて、ま、間違ってるよぉっ!!!」
綾「私もアリスに同意よっ!!」
カレン「えっ、えっ、いったいどうしたんデスかっ!?」
アリス「さっき、シノと相手である○○君の様子を見たんだけど、シノは本当に楽しそうだったの・・・。だから、告白を邪魔するなんて私には出来ないよぉっ!!」
綾「私も同じく陽子と○○君の様子を見たら、陽子も楽しそうにしていたわ・・・。だからこそ、私も告白を止めるなんて出来ないっ!」
カレン「・・・アリスはそれでもいいのデスかっ? シノがもし告白をOKしたなら、もうシノはアリスじゃなくてその人に夢中になって相手にされなくなってしまうかもしれマセンよっ!?」
アリス「それは確かに嫌だよっ!!! 私だって、シノのことが好き・・・シノともっとずっと一緒にいたい・・・それにシノに告白する○○君の話を聞いて嫌な感じになって、一度は告白の邪魔をしようとも考えた・・・。 でも、○○君といた時のシノの顔は、私や皆と過ごした時と同じような、楽しそうな顔だったの・・・だから、シノがそれで楽しいと思うなら、告白を邪魔するのは止めにするっ! もし、シノが告白をOKしたなら、その時はシノのために、シノの幸せを考えてシノと○○君の仲を応援したいと思ったの。」
カレン「・・・・・・。アヤヤの方は告白を邪魔しないで、それで大丈夫なのデスかっ? アヤヤだって、陽子から相手にされなくなってしまうかもしれマセンよっ??」
綾「私は・・・それでも陽子の幸せを願うわっ! 別に、陽子のことがどうでもいいとか、そんな風には思っていないけど、あんな楽しそうな顔をした陽子を見てたら、陽子と○○君の仲を応援したくなったのよ・・・まだ、告白がOKかどうかは分からないけど・・・」
カレン「・・・・・・・・・分かりマシタ。アリスとアヤヤがそれでいいのなら、ワタシは告白の邪魔をするという提案はもうしないデス!」
アリス・綾「「カレン・・・」」
カレン「アリスとアヤヤは偉いデスっ! シノとヨーコの幸せを考えるなんて・・・むしろワタシは反省するべきデスね!! 無理に告白を止めようとしたワタシが・・・」
アリス「いいんだよ、カレン。カレンは私やアヤのことを考えて、今回の提案をしてくれたんだから・・・」
綾「そうね。私達のことを良く考えてくれるカレンが、私達の友達で本当に良かったと改めて思ったぐらいだわっ♩」ニコッ♩
カレン「アリス、アヤヤ・・・///」パァーっ///
放課後 2年C組
アリス「よ、陽子。シノ達のところに行こう?」
陽子「あっ、アリス。悪いんだけどさ、私ちょっと用事があるから、私のことは待ってなくてもいいから、先にシノ達と一緒に帰ってもいいぞ?」
アリス「う、うん。分かった。(これから屋上に行くんだね・・・早く綾に知らせないと・・・)」
2年A組
綾「シノ。アリスと陽子のところに行かない?」
シノ「あっ、ごめんなさいっ!! 実は、私ちょっと用事がありますので、先にアリスや陽子ちゃんと一緒に帰ってもいいですよ?」
カレン「そうデスか。」
綾(これから校舎裏に行くのね・・・早くアリスに知らせないと・・・)
廊下
アリス「アヤ。ヨーコがね・・・」カクカクシカジカ
綾「あっ、アリス。ちょうど良かったわ、シノがね・・・」カクカクシカジカ
カレン「とにかくお互いに、シノとヨーコのいる校舎裏と屋上に行ってクダサイっ!! ワタシは下駄箱で待ってマスので・・・」
アリス「うん。カレン、アヤ・・・私は校舎裏に行くから。」ダッ
綾「ええ。私は屋上に行くわっ!」ダッ
カレン「二人とも、頑張ってしっかりと結末を見届けるデスよっ!!」ダッ
校舎裏
男子生徒A「やっぱり来てくれたか!」
シノ「はいっ♩ それで、○○君。私に話したいこと、とは一体なんでしょうか?」
物陰からの、アリス「・・・・・・・・・・・」
男子生徒A「・・・・大宮。」
シノ「はい?」
男子生徒A「お、俺は・・・お、お前の事が・・・す、す、好きなんだっ!!!!//////」
シノ「えっ!?」
男子生徒A「だから、俺と付き合ってくれないか?」
アリス「・・・・・・・・・・・」ぶるぶるっ
シノ「・・・・・」
男子生徒A「大宮?」
シノ「いきなりですが、ご、ごめんなさいっ!!」ペコッ
男子生徒A「えっ!?」
アリス「シノ・・・??」
シノ「すみませんっ! 私に告白してくれたのは嬉しいのですが、実は私、他に好きな人がいるんです!!」
男子生徒A「えっ、えっ・・・マジでっ!?」
シノ「はい。本当にすみませんっ!」ペコッ
アリス「他に好きな人・・・はっ、も、もしかしてっ/// あわわっ///」ザッ!!
男子生徒A・シノ「「!?」」
男子生徒A「あれっ、カータレットじゃねぇかっ!?」
シノ「ア、アリスっ!? ど、どうしてここにっ??」
アリス「あっ、見つかっちゃった!! でも、シノぉっーーーーーーーーーー/////」ギュッ♩
シノ「えっ/// アリスっ!?」
男子生徒A「!?///」
アリス「シノぉっ♩ 良かった、本当に良かったぁっ♩ ふふふっ♩♩」
シノ「何だが良く分かりませんが、良かったですね、アリスっ///♩」
男子生徒A 「・・・・・・・・」ジッーーーーーー
アリス・シノ「「ふふふっ、あははっ♩♩♩」」
男子生徒A(なるほど・・・他に好きな人がいる・・・か。)
回想 男子生徒A「大宮。一つ聞いてもいいか?」
シノ「はい。何でしょう?」
男子生徒A「聞いたんだけどよ・・・大宮ってC組にいるカータレットとはホームステイ先で出会った頃からの友達って本当なのかっ?」
シノ「はいっ、そうです♩ アリスは私にとって大切な友達・・・いえ、本当に大切な人ですよっ♩♩」ニコッ♩
男子生徒A「そ、そうか・・・」
回想終了 男子生徒A(・・・そうか。それで、カータレットはあの時、俺に告白を止めろって言いにきたんだなっ!! 大宮にとってもそうだが、カータレットにとっても大宮は大切な人・・・て訳か!)ジッーーーーーー
アリス・シノ「「♩♩♩」」」
屋上
男子生徒C「猪熊。来たか!」
陽子「んでっ、○○は私に何の用があるわけ?」
物陰からの、綾「・・・・・・・・・」ジッーーーーーーーーーー
男子生徒C「率直に言おう。猪熊、俺は、お前の事が好きなんだっ!!!」
陽子「えっ!?」
男子生徒C「だから、俺と付き合ってくれ?」
綾「・・・・・・・・・・・・」ぶるぶる
陽子「・・・・・・・・・・・」
男子生徒C「猪熊。返事は?」
陽子「すまんっ!!」
男子生徒C「えっ!?」
綾「よ、陽子・・・??」
陽子「私って恋愛として人と付き合うのは自信がなくてさ・・・・どちらかって言うと、友達の方がまだいいかなって思っているわけで・・・」
男子生徒C「・・・・・・」
陽子「だから、すまないけど、恋人とかじゃなくて、友達だけって言うのはだめか?」
綾「よ、陽子が告白を断った・・・。よ、良かった・・・って、べ、別に嬉しいわけじゃないんだからねっ///」ザッ!!
男子生徒C・陽子「「!?」」
男子生徒「お、お前は・・・確か、小路じゃねぇかっ!?」
陽子「あ、綾っ!? ど、どうして・・・ここにいるんだっ!!??」
綾「あっ、しまった。見つかったわっ!?」
陽子「というのは、ひとまずおいといて・・・。○○、正式に紹介するね・・・私の綾だよっ!!!」
綾「なっ、なによっ!? そ、その、恋人みたいに間違えられそうな紹介の仕方はっ////////」カッー//////
陽子「だって、本当だろっ? 私にとって、綾はシノやアリス、カレンみたいに大切な友達の一人なんだしっ?」
綾「そ、そう・・・」
男子生徒C「・・・・・・・・」ジッーーーーーーー
回想 男子生徒C「猪熊って良く小路の話ばっかするけど、そんなに大切な友達なのか?」
陽子「まぁね♩ 綾は中学の時に転校してきたんだけどさ・・・大人しくて積極的に友達を作ろうとはしなかったから、私やシノ・・・あっ、シノっていうのはA組の大宮忍のことなんだけど・・・。とにかく、私やシノが綾の最初の友達になって、それからずっと三人で一緒に居るようになったんだ! そんで、シノもだけど、綾も私にとっては友達・・・ううん、大切な人みたいな感じかな・・・今は!!!」
男子生徒C「へぇー・・・」
回想終了 男子生徒C(・・・・なるほど。小路が俺に告白を止めるってことはしないのかって聞いてきたのは、そういう訳だったのか・・・)
陽子「綾? 落ち込んでいるみたいだけど、どうした?」スッ!!←顔を近づける
綾「なっ、なんでもないわよっ!? 陽子のばかぁっー/////」
陽子「えっ!? 私、どうして怒られたんだっ!?」
下駄箱
カレン「お帰りデスっ!!」
シノ・陽子「「カレンまでっ!? ど、どうしているんですか(だっ)!?」」
アリス「カレン。お待たせっ!」
綾「待たせてごめんね!」
カレン「別に構いマセンよ! それにアリスとアヤヤの顔を見てると、問題が解決したことは一目瞭然デスっ♩」
帰り道
シノ「なるほど。だから、アリスは校舎裏にいたんですね・・・」←事情を知った
陽子「どうりで綾が屋上にいたわけだよ・・・」←事情を知った
カレン「そうデスかっ・・・そんなことが・・・。でも、良かったデスね、アリスにアヤヤ♩」←校舎裏と屋上での出来事を聞いた
アリス「うん♩」
綾「わ、私は別に嬉しくはないんだからねっ///」
陽子「あれっ、綾? 顔が赤いぞっ??」
綾「なっ///」カッー!!
陽子「熱でもあるのか?」
綾「なっ、ないわよっ!?」
陽子「そっかぁ。でも、無理はするなよ! だって綾は私にとって大切な人なんだからさ(友達という意味で)♩♩」
綾「なぁっ/// ば、ばかぁっー!!!」
陽子「って、なんで、また怒られたんだっ!?」
カレン「アヤヤとヨーコはやっぱり仲が良いデスねっ♡ デスが・・・」チラッ
アリス「シノっー。私、シノが好きっ♩」
シノ「アリス。私もですよ♩ 後、今回はアリスを心配させたようで、本当にごめんなさい、アリス!」
アリス「ううん。シノは悪くないよ・・・むしろ、この出来事のおかげでシノの気持ちを知ることが出来たしねっ♩」
シノ「アリス・・・。・・・・アリス。」
アリス「シノ。どうしたの?」
シノ「将来、私は通訳者になります。もし、英語が話せて、通訳者になれたら、その時には私の本当の気持ち・・・告白を、聞いて貰えますかっ?」
アリス「シノ・・・うん、もちろんだよっ♩」
シノ「アリス・・・///」
アリス「でも、通訳者になるにはいっぱい英語を勉強しないといけないから、しっかり頑張ってねっ♩」ニコッ♩♩
シノ「はぅぅーーー。やはり厳しいです・・・アリス」ズーン
カレン「シノとアリスも、同じくらい仲が良いデスっ♡」ニコニコッ♩♩
一方・・・。
男子生徒A「・・・」
男子生徒B「で・・・結局、告白はだめだったのか?」
男子生徒A「まぁな。でも、これでよかったのかもしれないな・・・。」
男子生徒B「どうして?」
男子生徒A「そりゃあ、大宮にはピッタリで、いい人がいたみたいだし・・・」
男子生徒B「マジでっ!? あの大宮にそんな人がいたとはねぇっ!?」
男子生徒A「で、俺は結局、大宮とそいつの仲を応援したいと思うよ・・・(そう・・・。大宮とカータレットの仲をっ!!!)」
別の方で・・・。
男子生徒C「・・・」
男子生徒D「告白はやはりだめだったんですね!」
男子生徒C「しょうがねぇだろっ!! あんなこと言われたらよ・・・」
男子生徒D「あんなこと? なんですか??」
男子生徒C「おっ、お前には関係ねぇよ! それよりもこの話は、もうおしまいだ!分かったな?」
男子生徒D「そうですよね、関係ありませんよね・・・。分かりました、おしまいにしましょう!」
男子生徒C「おう、分かればいいんだ!」
男子生徒C(・・・・猪熊。小路が大切な人だと言うのなら、頑張れっ!! そして、少しだけしか話をしなかったけど、小路も頑張れっ!)
また、シノ達のグループの方では・・・。←おしまいの前に、おまけみたいなもので少し執筆します!
シノ「みなさん。家に寄っていきませんかっ?」
綾「えっ!?」
シノ「実は昨日、お母さんのお知り合いの人から、ケーキをたくさん頂きまして・・・。私やアリス、お姉ちゃんやお母さんにお父さんだけでは食べ切れないのです・・・。ですので、よければ食べに来ませんか?」
陽子「なにっ!? たくさんのケーキ・・・行く、絶対に行くよっ!!!」
カレン「行くデスっ♩ ケーキ、ケーキっ♩♩」
綾「しっ、しょうがないわねっ///」
アリス「そういえば、ケーキがあったこと忘れてたよ・・・」
大宮家の前
シノ・アリス「「ただいまっ♩」」
ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタッッッッッッッーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
綾・陽子・カレン「「「!?」」」
勇「忍っーーーーーー!!?? 告白されて、彼氏が出来たっていうのは本当なのっ!?」
シノ「おっ、お姉ちゃんっ!?」
アリス「あっ・・・・・・」
勇「忍っ!? ねぇ、忍っ? 話は本当なのっ??」
陽子「い、いさ姉っ!? お、落ち着いてっ!?」
勇「落ち着いてなんかいられないわっ!? 忍に悪い虫がついたのかもしれないのにっ!!??」
アリス「・・・・・・・・・・・・」モジモジ
綾「・・・・・・・・・・・」ジッーー。←アリスの方を見つめる
カレン「一体、どういうことデスかっ!? イサミ、何かあったのデスかっ!?」
アリス「・・・・・・・・」ダラッーーーーー
綾「・・・・・アリス。なにか知ってるようね?」
アリス「えっ!?」ドキッ
シノ「アリスっ!? お姉ちゃんに何か伝えたのですか?」
アリス「シ、シノっ。わ、私は、な、何も伝えてない、よっ?」
カレン「なんか動揺しているみたいデスっ! 怪しいデス、アリス??」ジッーーーーーーー
アリス「カレンも。そ、そんなに見つめないでよぉっ・・・」
勇「・・・今、落ち着いたから話すけど・・・私があわてていたのは、実はアリスが送って来たメールを見たからなのよ!」
アリス「イ、イサミっ!?」
陽子「やっぱり原因はアリスか・・・」
シノ「お姉ちゃん。ケータイを見せてもらってもいいですかっ?」
勇「いいわよっ! はい。」
アリス「シ・・・シノ」
シノ「・・・・・こ、これはっ!?」
ケータイのメール(アリスが勇に送ったメール文)→「イサミっ。大変だよぉ・・・シノが男に告白されたっ!? 私はどうしたらいいかな??」(送信は午前中の休み時間)、「イサミっ。私が送った写真見た? 隣の男がシノの相手みたいっ!! どうしたらいいの、本当に?」(送信は昼休み。ちなみに写真付きで、中身はシノが男子生徒Aと一緒にお昼ご飯を食べている様子の写真である)
勇「その、メールと写真を見たから、私はてっきり忍に彼氏が出来たのかと思ったけど・・・。でも、忍の顔を見る限り、違うみたいね!」
陽子「違うどころか、アリスが誤解するようなメールを送ったのがいけないんじゃっ!?」
綾「そうね。このメールを見れば、誰だってシノに彼氏が出来たと思うわよね・・・」
カレン「それよりもアリスはどうして、イサミにこのようなメールを・・・?」
アリス「じ、実は、シノに告白するって言った○○君の話を聞いて、私だけじゃなくてイサミにも知らせた方がいいのかなって思って・・・。でも、動揺してたから、つい告白していないのに、告白された感じのメールを打っちゃって・・・」
綾「慌てて打ったから、あのメール文になったのね!!」
シノ「実際に告白はされましたけど、断りましたよ!」
勇「そうよね。忍ならきっと他の人から告白されても断るわよね・・・。だって、忍にはちゃんとした相手がいるみたいだし・・・」チラッ
アリス「あっ///」
陽子「でも、いさ姉もさっき慌てていたよね? シノに彼氏が出来た、とかで??」
勇「おっほんっ! 陽子ちゃん、さっきのことって何かしら? 私は、常に見ただけじゃなくて、その人の性格や中身、本質もしっかりと考えるのよ。だから、最初からあのメールが、何かの手違いで、本来の忍なら他の人から告白されても断るってことは分かっていたわよっ?」ジッーーーーーー!←陽子を見つめる(しかも少し冷たい目で・・・)
陽子「そ、そうだよねっ!? さ、さすがはいさ姉・・・あははっ・・・」ぶるぶる
綾(あの陽子が震えてる・・・!? さすがは勇さん。恐るべしっ!!)
アリス「シノ。本当にごめん。イサミもごめん。あんな勘違いするようなメールを送って・・・」
勇「いいわよ、アリス。気にしてないわ!」
シノ「私もです♩」
アリス「ありがとう。」
カレン「さて、誤解が解けたところで、さっそくデスが、ケーキをいただきマショウっ!!」
陽子「おっ、そうだな。ケーキ、ケーキ♩」
綾「陽子にカレン。意地汚いわよっ!」
シノ「いいじゃありませんかっ♩」
勇「ケーキは用意してあるわっ! 忍のことだから、陽子ちゃんや綾ちゃん、カレンちゃんを家に呼ぶと思ってね!」
アリス「さすがはイサミだねっ♩」
カレン「先におじゃまするデスっ! ケーキはワタシが先にいただくデス!」
陽子「あっ、カレン! ずるいぞっ!? 私だってケーキを・・・!!」
綾「ちょ、ちょっと!?」
勇「そんなに慌てなくてもケーキは逃げないわよ!」
忍「アリス。私達も行きましょうっ♩」
アリス「うん♩」
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アリス(今日は、色々と大変だったり、大変な出来事だったけど、それでも最後は良い感じにまとまりました・・・。こんな日が、こんな平和な日常がいつまでも続きますように・・・)
おしまい
おつ
オツインテ
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