P「すまん、もう一回説明してくれ」
昌葉「いいとも。うちの事務所で人気トップクラスといえば凛だ。そんな彼女の魅力の一つとして“蒼さ”が挙げられる。つまり“蒼さ”を数値化することにより、彼女に対抗できる人材を見つけ出せるかもしれない。そんな目的のもと作られたのがこの!『ブループリンセスカウンターサーチャー』だっ!」
P「名前長すぎないか?」
昌葉「略して『ブルースカウター』だ」
P「お前絶対に略称ありきで名付けただろう」
昌葉「まあいいではないか。まず手始めにプロデューサーのBP(ブルーパワー)を測ってやろう…BPたったの5か…ゴミめ」
P「えっ、ひどくない?」
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P「理屈は分かった。それじゃあスカウトに繰り出すか?」
昌葉「いや、まだ試験段階だからな。まずは事務所のアイドルを測定するところから始めようと思う」
P「そういや俺のBPは5とのことだが、基準値はどうなっているんだ?」
昌葉「ああ、3rdアニバーサリー時の凛のデータが手元にあってな。それを3万として設定してある。過度のインフレは嫌いでね。野菜人襲来編くらいがちょうどいい」
P「その時期だと3万でも強すぎるけどな…」
昌葉「ちなみにこのメカは壁一枚くらいなら透視して測定が可能だ。事務所に入ってくるアイドルを数値から予測するのも面白いかもしれないな」
P「いつものことだが、アキえもんの道具は未来に生きているなぁ…」
昌葉「お、早速誰か来たようだ…BP1,500、中々だな」
(ガチャッ)
文香「……どうも、おはようございます……」
昌葉「ほう、これは意外だな。文香はもう少し高いかと思っていたが」
P「確かに文香は難しい言い回しを使ったりするけど、文学少女としての印象が強いからな。あまり“蒼さ”に繋がらなかったんだろう」
文香「……あの、どうかされましたか?」
昌葉「いやなに、かくかくしかじかでね」
文香「これこれうまうま、ということでしたか……ちなみに私の数値はいかがでしたか?」
昌葉「BP1,500だ。ちなみに数年前の凛を30,000としてある」
文香「なるほど、サイ○イマンには勝てそうですね……自爆さえされなければ」
昌葉「ああ、地球人としては十分に高い数値だと思うぞ。誇っていい」
P「お前は凛をなんだと思っているんだ…」
文香「では、私はレッスンに行ってきますので」
P「おう、頑張ってこい」
晶葉だよー
日がひとつ足りないよー
昌葉「また誰か来たようだ。今度は二人…BP8,000とBP18,000、これは高いぞ!」
P「あー、二人組でその高さ…なんとなく察したわ」
(ガチャッ)
飛鳥「やあ、おはよう。今宵も偶像への階段を登るとしようか」
蘭子「煩わしい太陽ね!」
P「ビンゴ」
昌葉「まあ、そうなるな」
飛鳥「おや、なんだいそれは」
蘭子「戦闘民族の片眼鏡の如き様相…」
昌葉「蘭子の見立ては正しいぞ。実はかくかくしかじか」
飛鳥「まるまるうまうまということかい、なるほどね。それで、ボク達の結果は?」
昌葉「飛鳥がBP8,000、蘭子が18,000だな。飛鳥が思ったよりも低かったな」
蘭子「かの野菜王子に匹敵する力…我が高貴なる王気(オーラ)は隠せないようね!」
飛鳥「フン…人はそうやって理解り易く数値化するのが好きなものだね。枠に収められるのを嫌う者だって少なくはないはずだけれど」
昌葉「お、飛鳥のBPが跳ね上がったぞ。BP16,000…倍になったな」
飛鳥「…え?」
P「なるほど、界王○か」
蘭子「盟友はかの業の伝承者であったか!」
昌葉「またBP8,000に戻ったな。飛鳥、何かしゃべってくれ、もしかしたら3倍もいけるかもしれないぞ」
飛鳥「いや、その…蘭子、そんな期待するような目でボクを見ないでくれ!」
P「あー、ほら、誰か来たぞ、そちらの測定はいいのか」
昌葉「む、そうだな…おお、BP22,000、逸材だ!」
P「蘭子超えは凄いな。しかしそんな蒼いアイドルうちにいたかな…」
>>4
うわマジだ、ありがとう。一度スレッド毎消します
削除依頼出してきました。晶葉Pの皆様まことに申し訳ない…申し訳ない…っ!
晶葉だぞ!って書こうとしたらもう書かれてた
立て直すってことなんかな?面白いので続き待ってる
もちろん書き直すんだろうな?
晶葉の偽物オチになるのかと
えるしってるか
昌は「あき」とは読まない。間違えようがないんだ
一応「あきは」を「あきら・は」で変換しようとすると昌は出てくる
間違えようがないのは季衣菜レベル
凜も智恵理も昌葉もスルーな俺が初めてスルー出来なかったのがアレ
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