春香「あま、い、もっ」

P「……なぁ春香」

春香「のた、べ、てっ」

P「春香」

春香「しあ、わ、せ、よっ」

P「…………」

春香「あま、い、もっのた、べ、てっしあ、わ、せ、よっ」

P「……はい、おやつのクッキー」ﾋｮｲ

春香「♪」

美希「ごーまえー♪」

P「おっ。美希も歌の練習か？」

美希「がんばってゆきまっしょ♪」

P「はは、可愛く歌えてるな」

美希「いちばんだいすきっなっ♪」

美希「わーたーしーにーなーりーたーいー♪」

P「よかったぞー美希」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

美希「きょうはきーみと♪」

P「え、二番？」

美希「でーとしたいなっ♪」

P「…………」

美希「きょうはきーみと♪」

P「！？」

美希「でーとしたいなっ♪」

P「…………」

美希「きょうはきーみと♪」

P「…………あのな、美希」

美希「でーとしたいなっ♪」

P「…………」

美希「きょうは…」

P「わかったよ…車に乗れ」

美希「♪」

やよい「みんなたーのしーくえーがおーでぶーたいーにーたーとおっ」

P「……」

やよい「うたやだーんすでじぶんーをーつーたーえよーおー」

P「……」

やよい「ことばだーけでーは…いーえない…あ、あーついー…きーもー…ちを」

やよい「すこしだーけでーも…とーどーけー…らーれたならばー……」

P「……」

やよい「……し、しあわせっ///」

P「やよいは可愛いなぁ」

雪歩「しちゃう？」

P「なにをだ」

雪歩「……ｸﾞｯﾄﾄｰｷﾒｲﾃｰ……」

P「なんでそこは小声だ」

雪歩「しちゃう？」

P「なんでそこを強調する」

雪歩「ど、どこまで…までも…///」

P「どこまでだ」

雪歩「し、しちゃう！？///」

P「なぜ赤くなる」

雪歩「……夢じゃ、物足りない…」

P「どんな夢見てんだ」

千早「追いかけて」

P「お前もか千早」

千早「追いかけて」

P「はいはい…」ﾄﾃﾃﾃ

千早「逃げるふりをして」ﾄﾃﾃﾃ

千早「そっと潜る私マーメイッ」ﾄﾃﾃﾃ

千早「つかまえて「好きだよ」と云ってほしい」

P「…………」

千早「つかまえて「好きだよ」と云ってほしい」

P「……あのなぁ」

千早「つかまえて」

P「…………」

P「…………」ｷﾞｭｯ

千早「っ……す、「好きだよ」と…」

P「……好きだよ」ｷﾞｭｯ

千早「ひゃぅっ……///」ﾋﾞｸｯ

千早「あ、熱い永遠の今…きっときっと未来が……は、始まる……///」

P「照れるくらいならやるな…」

やよい「わっすれずたべよきょっおのあさごはん」ﾄﾃﾃﾃ

P「んっ？弁当か？」

やよい「わっしょくにようしょくっなにがでるかな」ﾊﾟｶｯ

P「おお、うまそう！」

やよい「ごっはんになっとうみそしゅるのりたまごっ」

やよい「とっおすとさらだにおむれちゅみゆくっ……」

P「盛大に噛んだな」

やよい「あ、あうぅ……///」

P「一緒に食べようか。はい、あーん」

やよい「えへへ…あーんっ」

美希「バレバレバレバレンタイン」

P「またきたのか」

美希「バレバレバレバレンタイン」

美希「きみはやさしく微笑んでくれた」

P「…………にこっ」

美希「バレバレバレバレンタインバレバレバレバレンタイン」

美希「そっとわたしを抱きしめてくれた」

P「…………」

美希「そっとわたしを抱きしめてくれた」

P「…………」

美希「…………」

美希「そーっと！わたーしを！」

P「あーもうわかったよ！」ｷﾞｭｯ

美希「♪」

美希「今日はバレンタイン！」

P「それは違うが」

美希「けどそーのほほえーみでーおわっちゃうんだもーん！」

P「またお前か。暇なのか」

美希「それじゃ欲求不満なの！」ﾅﾉｰ!

P「どうしろってんだよ」

美希「そう！わーたしーってーにーくしょくけいなのー！」

美希「なの♪」

P「」ﾋﾞｸｯ

美希「ハニー！」ｷﾞｭｩｰ

P「ちょっとまて！俺がケモノになるまで待つんじゃないのか！？」

美希「そんなの知らないのー♪」ｷﾞｭﾑｰ

P「歌うなら最後まできっちり歌え！」

P「春香ー！」

春香「はい！なんでしょうかプロデューサーさん！」

P「営業先でこんなに綺麗な花束貰ったんだ！」

春香「わぁっ！」

春香「…………」

春香「おとめよったいしをいだっけっ」

P「！？」

春香「えがっおっぶっきっにーしちゃおー」

P「お、おい…」

春香「おとめよったいしをいだっけっ」

春香「なみーだはさいしゅーへーいきー」

P「…………」

春香「おとめよったいしをいだっけっ」

春香「おはっなっよっりっけーきよねー」

P「…………」

春香「おはっなっよっりっけーきよねー」

P「やっぱりそこか」

春香「おはっ…」

P「わかってる。ほら、ショートケーキだ」ﾋｮｲ

春香「♪」

貴音「ゆめのーなかでまたつつんでー」

貴音「いぇい」

P「」ｶﾀｶﾀ

貴音「あなたがきたまちぶせするのでもやっぱーりさっぱーりめあわない」

P「」ｶﾀｶﾀ

貴音「どきどきしたはーとがしぼむもしゅーんねぇばっどばっどゆー」

P「」ｶﾀｶﾀ

貴音「くものかーげからーおうえーんしてるー」

貴音「はやくみつーけてよおうじさま」

P「」ｶﾀｶﾀ

貴音「そのときをまって」

貴音「るーーーーーう」

P「隠れてるつもりだろうが、机の陰からお尻が見えてるぞ」ｶﾀｶﾀ

貴音「なんと」

伊織「うーん…どんなーみーずぎーいいのーよー？」

P「ビキニ」

伊織「す、すーきなのー…きーたげーるー」

P「極小ビキニ」

伊織「かもーん♪」

P「オーケー！」ﾋﾟｮｰﾝ

伊織「きゃあぁぁぁぁ！？こ、この変態変態変態ー！！」





伊織「そんなみないで…」

P「」ｼﾞｰ

伊織「む、むねがはじけそう……」

P「」ｼﾞｰ

伊織「…すきなことがばれちゃいや…///」

P（なんだかんだで水着着てくれるんだな）ｼﾞｰ

亜美「ひーとーりーでーはー」ﾍﾞﾀｰ

真美「いーきーてーはーいけーないー」ﾍﾞﾀｰ

P「くっつくなって」

亜美「さーさーえーあーっーてー」ﾍﾞﾀｰ

真美「いーきーれーばーいいー」ﾍﾞﾀｰ

P「委ねて生きてもいけない」

亜美「…………」

真美「…………」

P「それは現実から逃げているだけ」

亜美「…………」

真美「…………」

P「宿題は、自分でやろうな」

亜美真美「はい……」

ｶﾞﾁｬ

P「おはよう春香」

春香「プロデューサーさん！おはようございま……きゃあっ！？」ｽｯﾃｰﾝ

P「うおっ！？」ｽﾞｼｰﾝ

春香「はっ！？す、すみませんプロデューサーさん！」

P「い…いや大丈夫だ。春香は大丈夫か？」

春香「はい。プロデューサーさんが庇ってくれたおかげで…」

P「そうか…春香が無事でよかった」

春香「」ｷｭｰﾝ

春香「すきなもーのーだから」

P「！？」

春香「すきーでいーたーいー」

春香「すたーと！」ｷﾞｭｯ

P「うわっ」

春香「初めて…」

P「ち、ちかいちかい顔がちかい」

春香「すたーと！」ｶﾞﾊﾞｯ

P「ちょ」

春香「やっちゃおうよ…」

P「まてまてまてまて唇を突き出すな」

春香「ちゃーれーんーじーれっつすたーと！」ｸﾞｸﾞｸﾞ

P「はじまらねーから！はじまらねーから！」ｸﾞｲｰ

雪歩「ふわぁぁ……」

P「なんだ雪歩、眠いのか？」

雪歩「はい…」

P「今日は朝早いから早めに寝とけって言ったろ？夜なにやってたんだ？」

雪歩「……あーなたのーかおおもいだーして」

雪歩「ど・き・ど・き」

雪歩「よーふかしー……///」

P「…………」

雪歩「ナニやってたのか詳しく言った方がいいですか……///」

P「結構だ」

あずさ「ねぇ」

あずさ「ねぇ」

あずさ「ねぇ」

あずさ「すきにーなーぁっていぃーでぇーすかぁー？」

P「…………」

あずさ「ねぇ」

あずさ「ねぇ」

あずさ「ねぇ」

あずさ「すきにーなぁーってー」

あずさ「いぃーたぁーだけぇーますかぁー？」

P「…………」

あずさ「ねぇ」

あずさ「ねぇ」

あずさ「ねぇ」

あずさ「いいたーいいえないーおーもいー」

あずさ「だってぇ」

あずさ「あなたはわたしの」

あずさ「うんめいのひとっ///」

P「すげぇなこの曲…まさかあずささんにイラッとするほどとは…」

律子「……かけて」

律子「……ベッドの中で……」

律子「ねぇ……聞かせてよもっと……」

律子「あなたの声で……」

律子「……教えて…」

律子「そっと……瞳を閉じるから」

律子「……かけて…」

P「…………」

律子「どうでした？プロデューサー」

P「あの、律子……そんな耳元でささやくように歌わないでほしいんだが……」

P「あと意味深なところだけ抜粋して歌わないでほしいんだが……」

律子「すみません」

P「あと……俺の股間部を凝視しないでほしいんだが……」

律子「すみません」

亜美「あーゆーれでぃ！？」

P「ん？」

真美「みーわくのれでぃの」

亜美真美「ぷっしゅすたーと！」ｽﾞｲ

P「な、なんで胸を突き出すんだ？」

亜美真美「ぷっしゅすたーと！」ｽﾞｲｽﾞｲ

P「いやだっての！なんでこんなことしてんだよ！？」

亜美「ま、ま、ま、まじめにらぶ！」

P「困る！逃げろ！」ﾀﾞｯ

真美「見つけてみらいのぷりんせす！」

P「俺はぷりんせすじゃねー！」

亜美「にがさないから！」ｷﾞｭｯ?

P「はなせ！」

真美「いそげっとれでぃの」

亜美真美「すぺしゃるてくにっく！」

P「い、いやぁ！やめて！触らないで！」

亜美「ちゃ、ちゃ、ちゃ、ちゃんすのらぶ！」ｻﾜｻﾜ

P「やめてー！うわぁぁぁぁ」





真美「んーとね……簡単で……」

亜美「そんなのつまんない……」

P「ぐすっえぐっ」

雪歩「こすっ……こすっ……」

雪歩「とびだしてゆく……」

雪歩「こすっ……こすっ……」

雪歩「もう…とまれない……っ」

雪歩「こすっ……こすっ……！」

雪歩「はぁ……はぁ……」ﾎﾟﾄﾘ

雪歩「とけるぅ……っ！」

雪歩「……ゆめのしずくみたい……」



雪歩「というのが夜更かしの原因ですぅ…///」

P「聞かなきゃよかった」

春香「プロデューサーさーん！」

P「んー」

春香「家で歌の練習したんですけど、チェックしてもらえませんか！」

P「チェック？」

春香「はい！録音してきたので歌い間違いとかあったら指摘してほしいんです！」

P「なるほど。聴かせてくれ」

春香「はい！」


『まるで…あれるはとーのように…』

『せすじつらぬきっ…こころくるわす…で、あっ…いぃ…ん…！』

『そ、う……であっいぃ…！』

P「…………」

『……もっとっ…もっとっ…！』

『も、もぉえあぁ…がれぇぇ、んぅっ……！』

春香「……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

『いぃ…まっ！そのぜ、んぅ…しんぜ、んれい…にぃ…はぁ…はぁ…っ』

『むきゅぅ、のぉ…あ、い…とっ…』

『つよい、い、しっ…を……はぁんっ……き、きざぁぁっ…むぅのぉ……よ……っ！』

P「…………」

『どこまでっ…おちるっ…おちるぅっ…このままっ！』

『ふたりで…イける！イける…！たか、み…へっ…！』

『どれだけっ…もえるっもえるっいちじゅにぃ！』

『もにょめてぇ！トべゆっトべゆぅっ……どこまでぇぇぇっうぁぁっっ……！！』

P「…………」


ｶﾁｯ

春香「……はぁ…はぁ……ど、どうでした…？」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

P「そこに跪いて」

春香「！！」

あずさ『あーいーたーいー…』

あずさ『めぇ』

あずさ『もぉ』

あずさ『けいたーいーもぉ』

あずさ『なーらーなーいぃ』

あずさ『ほわーい？』

あずさ『てぃー』

あずさ『ないてーるーよぉ…』ｸﾞｽ

P「イラッとしたなんて言ってすみませんでしたから早く事務所にきてください」

P「はぁっ…はぁっ…」ｷﾞｼｷﾞｼ

真「もっと！高めて果てなく！」

P「くっ……はぁ…はぁ…！」ｷﾞｼｷﾞｼ

真「あなただけが使えるテクニックで…！」

真「溶かしつくして！」

P「ぐぅ…！ま、真ぉ…真ぉ……！」ｷﾞｼｷﾞｼ

真「そうよ…乱れる悦びを…」

P「俺……もうっ……！」ｷﾞｼｷﾞｼ

真「すべて浴びたいのこの身のかぎりに！」

P「うっ……くぅぅぅぅ……！！」ｷﾞｼｷﾞｼ


P「真」

真「はい！」

P「後ろで変なこというのやめてくれないか？」

真「すみませんプロデューサー！」

P「真を乗せてチャリこぐ俺の身にもなれ」

真「はい！」

P「いや、漕がなくていい。言葉のあやだ。乗れ」

真「はい！」

P「はい。そうですね」

美希「……ひとみーにやーきつーいーたのーはー」

P「ははっ。たしかに」

美希「……あなたーとあーのこーのーえがーおー」

P「あ、でもここは予算が…」

美希「……せつなーくくーるしーいーけれーどー」

P「……すいません。ちょっと…」

美希「……きくだーけーならーばーかんたーんーじゃなーいー」

P「…………美希」

美希「！」

P「音無さんと仕事の話してるんだから後ろでぶつぶつ呟かないでくれないか」

美希「…………私のことが好きなら…」

美希「あのこを忘れて！」

P「構ってやらなかったのは悪かったから、な？」ﾅﾃﾞﾘｺ

美希「…………」

美希「……壊れるくらいに抱きしめて…」

P「…今日だけだかんな」ｷﾞｭｰ

美希「……wooouwo…///」

千早「……泣くことならたやすいけれど…」

P「…………」

千早「…悲しみには…流されない……」

P「……千早…」

千早「恋したこと……この…別れさえ……」

千早「…………選んだのは……自分、だから…」

P「……千早！」

千早「…………」

P「もういい。泣くな」

千早「……プロデューサー…」





P「俺の靴下は買い換えればいいから」

千早「でも…でも…」

P「ゴミ箱へぽい」ﾎﾟｲ

千早「あぁぁぁぁぁ！」

P「……なんの号泣だ？」