杏「みんな!勝ったぞー!!」
おおーっ!!
杏「大学選抜、なんぼのもんじゃー!」
おおーっ!!
杏「みんなのおかげで、この艦を守れた!そこで私は恩返しをしたい!」
おおーっ!?
杏「単位も学食チケットもいいけど、それじゃあ面白みがないよねー!?」
麻子「そんなことないぞ!」
華「うおおおうわあああああーっ!!」
沙織「華、人語人語」
杏「そこで今回のお礼は……ジャーン!!!」
パカッ
『なんでもお願い叶えます!』
ざわ……!
優花里「おおおーっ!!す、すごいです!」
梓「な、なんでもって、なんでも…!?」
杏「うん!なんでも!ちやみに先着順だよ!私の力の及ぶ限り、いや力の及ばないとこまでも頑張るよーっ!」
そど子「そ、そんな……破廉恥よ!校則違反よ!」
麻子「何を想像したんだ……」
あや「はいはいはい!願いを100こにしてくれーっ!!」
杏「それはだめー」
あや「そんなぁ」
優季「あやはばかだなー」
杏「さぁ、一番乗りは誰かなー?」
>>2「>>3!」
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みほ
まほがほしい
ボコになりたい
みほ「はい!」
杏「にっ、西住ちゃん!早かった!さ、さささぁ、なんでも、なんでも叶えるよ?」がくがく
柚子(あぁ、杏ちゃんの負い目が爆発している……!)
桃(西住ぃ、優しいのできてくれぇ……!)
みほ「お姉ちゃんが欲しいです!」
杏「あぁ!お姉ちゃん!お姉ちゃんね……お姉ちゃん!?」
みほ「はい、私、子供の頃からずっとお姉ちゃんのことが、好きでした。戦車道から逃げ出しちゃった時から、きっと嫌われてるって思ってた、それで諦めもついてたけど………やっぱり、この気持ちは諦められない!」
優花里「アバーッ!!」
梓「ヒエーッ!!」
麻子「2名程壊れたぞ」
杏「う、うう、そっか、西住ちゃん、そうだよね……西住ちゃんのお願いなら断れないね!どんな手を使っても叶えるよ!かーしま!」
桃「は!大洗風紀委員、黒森峰班!(うう、杏ちゃん、不憫な……)」
『アイアイサー!』
みほ「会長、何を……?」
杏「何って、各校に入り込ませてる風紀委員を使って、姉住ちゃんをさらって超特急で届けるのさ」
沙織「えええっ!!」
華「恐ろしいですね……」
そど子「他の学校の風紀も取り締まるのが、スーパー風紀委員たる我々の務めよ」
『「……エリカ、最近流行ってるのか?あの髪型」
「えっ、ちょっ、何だ……え、エリカ!?大丈夫か!?」
「な、なんだ、何をする!やめろ!おい!え、エリカ!エリカーッ!!」
「うわあああああ!」』
杏「30分もあれば到着するってさー」
麻子「……これ、マフィアの尖兵じゃないか?」
そど子「ルールは破るためにあるのよ!!」
みほ「お、お姉ちゃん……、お姉ちゃんがここに……!」ドキドキ
沙織「ねぇ、なんだかまぽりん、連れの人がいる感じじゃ……」
優花里「うぐううう、にしずみどのぉ……」
もしもしからだから時間かかってしまう、すまぬ…すまぬ…
杏「とうちゃーく!」
ガラガラガラ、ガタン!
まほ「むー、むがーっ!!」
みほ「お、お姉ちゃん!!」
杏「さて、姉住ちゃん。ここがどこだか分かるかな?」
まほ「む……?」ギロ
杏「(うぅ、時折見せる冷酷なときの西住ちゃんそっくり……)こ、ここは大洗女子学園。法の目は届かず、全ての白黒は我々生徒会の意思の下決定されるんだよね」
まほ「!?」
ナカジマ「そうだったの!?」
ツチヤ「どれだけカッ飛ばしても捕まらないなーとは思ってたけど……」
ホシノ(会長には逆らえないな……)
杏「だから今、姉住ちゃんの人権は私、ひいては西住ちゃんにあるってわけ!おわかり?」
まほ「!?!?!?」
みほ「えええーっ!?」
そど子「当然の帰結ね。校則にもそう書いてある」
麻子「私は今ほどお前を怖いと思ったことはないぞ……」
杏「さあ、西住ちゃん!お望み通り姉住ちゃんをあげちゃうよ!」
まほ「もが!?」
みほ(どうしよう!まさか本当にお姉ちゃんが貰えるなんて!しかも、何をしてもいい、許される……。だめだめ!正面から思いを伝えないと、こんな形でなんて、遺恨が残っちゃう。でもでも、お姉ちゃんは多分ノーマル、かたや私はレズな上に近親愛者、正面から行ったって勝ち目なんてないら、こんな機会もう二度と……うう……どうしよう……!)
みほ「と、とりあえず……>>8します!」
まほ「!?」
脱がし
みほ「と、とりあえず……脱がします!」
まほ「!?」
みほ「お、お、おりゃーっ!」
しゅぽぽぽーん!
まほ「むぉーーー!!!」
左衛門佐「な、なんという脱がしテクニック!」
エルヴィン「両手で制服とブラウスを光速で剥ぎ取りながら足でスカートを脱がすだと!?」
おりょう「一朝一夕に出来るものじゃないぜよ……!」
優花里「西住殿ぉ、あの練習は、姉君にこういうことするためだったんですかぁ……」
梓「ひ、ひどいですぅぅぅ……」
麻子「なんてものに付き合ってるんだおまえたち……」
まほ「む、む………!」
ねこにゃー「くっころせ」
ももがー「ぐへへぇ、いい眺めぞなぁ」
ぴよたん「(ピーー)弱そうずら」
カエサル「ひええ、ひなちゃんごめん、でも見ちゃうううう…」
みほ「お、お姉ちゃん……」
まほ「ぷはぁ!み、みほぉ……!」
みほ「しまった!ライトニングクロスアウターの影響で猿轡まで!」
沙織(技名あるの)
まほ「>>10!」
おちんぽ!うーうー!
おちんぽなめたい!うー!
まほ「おちんぽ!うーうー!おちんぽなめたい!うー!」
みほ「!?!?!?!?」
沙織「うわぁ……」
華「ドン引きですね……」
まほ「うー!おちんぽ!おちんぽ!うー!」
みほ「お、お姉ちゃん……」ヒクヒク
優花里「(チャンス!)に、西住殿!そんな破廉恥な人放っておいて私と清らかに百合ましょう!」
梓「(くっ、させない!)いや、私と先輩後輩の絆を深め合いましょう!えっちなのは、もちろんなしですから!」
沙織「すごい目の血走り方」
華「ああ、花のインスピレーションがわきそうです……!」
麻子「今……!?」
みほ「…………」
まほ(どうだ、みほ……!ドン引きだろう!みほをドン引かせて貞操を守りつつ、私がノーマルであることを周囲に喧伝する完璧な策……!)
典子「無いわ……」
桂莉奈「正直ドン引き……」
紗季「………」
まほ(惜しむらくは私の尊厳……!ううう、折角築きあげてきた私のイメージ……!でも背に腹は代えられない!)
まほ「……うー!おちんぽ!おちんぽ!おちんぽパンター!ヤークトおちんぽ!!」
麻子「ここに来てバリエーションを出してくるとは」
華「西住流変態道、ですね……!」
まほ(ううう、エリカ、助けてえええ)
まほ「シュトゥルムおちんぽティーガーなめたいよおおおお!!!」
みほ「>>13」
そんなおねえちゃんも大好き
こわい
素晴らしい
みほ「そんなおねえちゃんも大好き」
まほ「へっ……?」
みほ「私知ってた。お姉ちゃんがノーマルだってこと。お部屋の本棚には戦車道関連の本と、君に届けがぎっしり詰まってた」
まほ「み、みほ……」
みほ「私に合わせてお小遣いでジャンプを買ってくれてたけど、ほんとはリボンとかなかよしを読みたいのも知ってた」
まほ「うう、やめてくれ///」
優花里「ムムッ……」
梓「わ、私としたことが……先輩、私は不埒な女です……」
麻子「割と見境ないな」
みほ「ああまでして貞操を守りたい古き良き女なおねえちゃんも大好き。恋愛小説をこっそり安斎さんと貸しっこしてる恥ずかしがりなおねえちゃんも大好き。でも私のお願いならなんでも聞いてくれるおねえちゃんは……もーっと好き!!」
ボロン
まほ「!?!?!?!?!?!?」
杏「ににに西住ちゃん!?お股のそれは……!?」
みほ「……東南アジアで付けてもらいました。おねえちゃん……シよう!」
まほ「」
沙織「あばばばばば」
華「沙織さん!いけない!チンポリアリティショックを!!」
優花里「ウオォーッ!西住殿ォォォーッ!」
梓「イヤァァァーッ!センパーーーイッ!!!」
麻子「2人を止めろー!」
コンマ判定、助けは来る?来ない?
↓のレスのコンマ二桁が
00~50 来る
51~99 おお、もう……
いやん
どういうことなの・・・
救いはないのか
バラバラバラ……
エリカ「うおおお!!待っててください、隊長ーーーッ!!!」
桃「なんだこの音は?」
風紀委員「申し上げます!!黒森峰の副隊長が、うちの委員を蹴散らして、ヘリで強襲をかけてきたと!!」
杏「なにぃぃぃ~っ!」
みほ「エリカさん、あのレズ、まだ調教が足りなかったかな……?」
沙織「ひいいいい」
華「誰か!誰か百合の花を!早く!」
まほ「え、エリカ……!!エリカぁ!!!おおーい!!!エリカーーーッ!!!おおーい!!!」
エリカ「隊長の声が聞こえる……!隊長ーーーッ!!私があなたを守ります!!!」
まほ「え、エリカ……!!」
風紀委員「ヘリ、真っ直ぐこちらに来ます!」
みほ(くっ、レズ特有の共振……!)
杏「そど子ちゃん」
そど子「了解。対空風紀委員、掃射」
エリカ「な、何!?無数のおかっぱが……うわぁあああーっ!!!」
ヒュルルルル……ズザザザザザ
シュパッ
そど子「これで良し」
麻子「なんだここは、今は世紀末なのか……」
まほ「あああ!!エリカーーーッ!!!」
みほ「これで助けは来ないね!」
まほ「あぁ、エリカ……エリカぁ……」
みほ「さぁ、おねえちゃん、ちぎろう?姉妹で絶対にしちゃいけないことをしよう?」
まほ「ひいいいい……」
優花里「う゛ら゛や゛ま゛し゛い゛て゛す゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛」
梓「あああ!せんぱい!2号でもいい!せんぱーーーい!!!」
麻子「アリクイさんチーム、2人を頼むぞ、マジで」
ねこにゃー「ガッテンにゃー」
ももがー「NTRになるの?これ」
ぴよたん「NDK?好きな子が目の前で姉と倒錯しようとしててNDK?」
みほ「さぁ、おねえちゃん待望の、おちんぽ!だよ!」
まほ「うぅ……みほ……>>23」
実は私にもあるんだ・・・(ボロン)
まほ「うぅ……みほ……実は私にもあるんだ……」(ボロン)
みほ「!!!」
妙子「しゅ、シュトゥルムティーガー……!!」
優季「す、すんご~い……」
まほ「ううう、ほら、ドン引きだぁ……」
みほ「ま、待って待って待って、おねえちゃん、い、いつから?」
まほ「生まれた時からだよ……ずっとずーっと隠してたのにぃぃぃ……」
沙織「みぽりんなんで気づかなかったの?」
華「沙織さん!耐性が……?」
麻子「でかすぎて処理が追いついてないんだろ」
みほ「おねえちゃんのお豆さん、でっかいなぁって思ってたけど……」
まほ「ううう………私は生まれた時から、こうなんだ……。恋愛小説でもなんでも、常に男の方に感情移入しちゃうんだ……だから、私にとって女の子を好きになるのがノーマルなんだ……」
優花里「わかります、わかりますとも……」
梓「まほさん……」
まほ「安斎もエリカも好きだけど、私だってみほのことが……。でも、許されるわけがないだろう、全血の、しかも姉妹って。おいおいマジか、我ながら狂っている。お前とお風呂入る度にプンプンしそうになる暴れん棒を見る度自己嫌悪で……ううう」
みほ「おねえちゃん……見て」
まほ「み、みほ……!?」
みほ「ほら、私の暴れん棒もプンプン丸だよ。おねえちゃんと一騎討ちしたいってイキってる。……生きてれば誰かを好きになっちゃうのは自然なことだよ。私たちはそれがたまたま全血の姉妹だったってだけ。このプンプン丸がおかしくないよって言ってる」
まほ「み、ほ………」
みほ「おちんぽには、人生にとって大事なものが詰まってるんだよ」
まほ「み、みほ……!」
華「精子でしょう?」
沙織「こら!華!!今いいところ!」
麻子「えぇ……(困惑)」
なぁにこれぇ…
まほ「わ、私……ずっと我慢してたんだ……!うう、みほ、みほぉ……!」
みほ「もう、我慢する必要なんてない。やっと見つけたよ、私のおねえちゃん!!」
まほ「みほぉぉぉぉぉ!!!」
シャーッ!!
優花里「あああ、緞帳が!!!」
杏「野暮はいけないよ。……それに、ここはエッチなのは禁止だ……くっ」ウルウル
梓「何を今更……!こ、この中でせんぱいが……!」もんもんもん
優花里「西住どのぉぉぉぉお!!!」
2人は幸せなちゅっちゅをして終了
エリカ「わ、私の立場はぁ……」ガクッ
杏「みんな!参加してくれてありがとね!とりあえずここで一旦休憩!次の人はまた明日ね!」
おつ
最初からR板でやった方が良かった気が…
嵐のようであった、、、
これで西住流は安泰ダナー(目そらし
次もまほを攻めたいよね
sage入れな
ジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガテッテッテーレテッテッテー(サンダースBGM)
杏「みんな~お待たせ~」
桃「只今より2人目の選定を始める!」
優花里「ふぐぅぅぅぅ、うぐぅぅぅぅう……!」
梓「止めないで!止めないであや!!あのジェリコの壁を壊さなきゃ!!」
あや「だめ!その先はイヴとイヴがバベルとバベルな失楽園しかないの!!」
カエサル「大野、できるな……!」
沙織「なんで急にBGMが流れてるの?」
麻子「そのままだと聞くに堪えない音が聞こえるからだろ……」
華「友人が布一つ先でえらいことになってると思うと興奮しますね」
桃「お前ら!!聞け!!」
>>34(今だ!)
>>34「>>36!」
沙織
素敵なカレシが欲しい
彼氏が欲しい
結婚相手
すいません、さげ忘れました
>>38
GJ!
沙織(今だ!)
沙織「彼氏が欲しい!」
麻子「!!」
杏「おおっと!武部ちゃんが権利ゲット!」
あや「えぇ~!?」
エルヴィン「すごい気迫だったな……」
おりょう「まるで池田屋にかちこむ新撰組ぜよ……」
華「いいのですか?沙織さん。恋は自力で実らせるのでは?」
沙織「いいもんね!なんとでも言って!チャンスは掴むのが乙女式だよ!!それにもう麻子や華に馬鹿にされるのに耐えられないし!」
麻子「う……」
沙織「……それにさっきの二人にあてられちゃったかも///」
あゆみ「えぇ……」
華「あてられる要素ありました?」
例によってもしもしからだから遅いのじゃ……すまぬ……すまぬ……
杏「彼氏が欲しい、彼氏が欲しいね……かーしま!」
桃「はっ、プロジェクター、起動!」
ババン!武部流モテ道入門!!
「「「「「おお~……」」」」」
沙織「何これ!?」
杏「こんなこともあろうかと、かーしまが作ってくれたんだ」
桃「私は広報だ、造作もない」
優季「桃ちゃん先輩ってひょってして優秀……?」
柚子「調子に乗るから言っちゃだめだよ」
武部流モテ道、それは、溢れ出る女子力を鍛えるべく、ゼクシィやらうんやらかんやら
「「「「「おお~……!」」」」」
沙織「は、恥ずかしい……」
華「沙織さんの奇行集じゃないですか、これが何か?」
桃「まぁ待て、ここからだ!」
さぁ!武部さん!学園艦関係者に聞いた、ぶっちゃけ武部さんとなら余裕で付き合えるリストは、こちら!!!
「「「「「おぉ~~~!!!」」」」」
沙織「えええええ!?こんなに!?」
桃「こんなこともあろうかと、風紀委員を聞いて各艦にガチリサーチしておいた」
ナカジマ「す、すげー!」
ねこにゃー「ジェバンニ桃にゃ……」
華「老若男女、よりどりみどりですね……あ、新三郎!」
沙織「ほんとだ!どうしよう~!!」
華「ちょうど良かった、おちんちんを活けてみたかったんです」
沙織「ちょっ、怖い怖い怖い!」
麻子「二度とくっつけらんないくらいさっくりやっちゃってくれ」
沙織「麻子!?怖い怖い怖い!!」
杏「さぁ、武部ちゃん、選んでちょ~だい!!」
沙織(どどどどうしよう!私なんかモテちゃっていいの?なんで?華とかみぽりんにしときなよ!!うわ~でも、イケメンもいっぱい……あれ?これサンダースのナオミさん?それにあれ、これ、見知った顔が割といる!女の子同士ってありなの!?でも男の人とたくさん……あああどうしよう~!)
杏「武部ちゃん?」
麻子「沙織……?」
沙織「ううう~……じゃあ、>>44で!」
常夫さんw
よりによって一番ヤバいのをw
化けもんを敵にまわすか…
沙織「ううう~……じゃあ、常夫さんで!!」
「「「「「キャ~~~!!」」」」」
あや「ぎゃ~~~!!」
麻子&華「!?!?!?!?」
杏「ちょちょちょ、武部ちゃん、マジでいいの?その人誰だか分かってる?」
沙織「覚悟の上です」
桃「私はこの名前を見た時西住の父の正気を疑ったが、お前、えぇ……」
沙織「私、禁断の恋ほど燃えちゃうの。スマホを買った時から度々出て来るドギツい広告みたいな恋に憧れてたの!インモラルは恋の炎の前にはオリーブオイルでしかないもん!!」
優花里「だからってよりによって友達の父君に手を出すやつがありますか!!」
華「でも、家柄はばっちり……。みほさんのお父様だけあって顔も非常に美形……」
麻子「世界有数の整備工と言われているらしいし、頭の出来も確かだろう……」
華&麻子「「私たちのフィルターを超えられるやつがいるなんて……」」
あゆみ「……ねぇ、もしかして先輩に彼氏が出来なかったのって……」
あや「……もしかしなくてもそういうことだよ、私は二人に家柄と頭が問題外なのでこれから精一杯頑張って生まれ直して下さいって言われたよ……」
優花里「あんたらも大概クレイジーじゃないですか!!西住殿!!西住殿!!たいっへんなことになってますよ!!だからハイ!ちゅっちゅ中止中止ー!!」
しぽりん・・・
ひょこっ
みほ「わ、私は構わない、よっ、んっ」
優花里「んわあああああああ!!」
梓「先輩緞帳から顔だけ出さないでぇぇぇぇ!!」
みほ「沙織さん、みた、いな、お母さん、なら、うれ、しい、なぁっ!って!!ずっと!思って、た!」
沙織「みほ……」
優花里「前後に揺れないでぇぇぇぇ!」
梓「闇深すぎること言わないでぇぇぇぇ!!」
みほ「い、いいよぉ、いい!!!」
わ、わたしもいいよぉ!!!みほぉ!!!
シャッ!
優花里&梓「うわぁああああああああ!!!」
杏「……図らずも娘二人からの公認得ちゃったね」
桃「もはや障害などない!」
柚子「最後のあれは違う気が……」
沙織「うんうん、二人とも、愛情持って育てるからね。みほ、まほ」
エルヴィン「な、なんという慈母の笑み……」
ねこにゃー「ばぶみの極み、化身にゃ……!」
華「やろうとしてるのはゲスの極み乙女ですがね……」
麻子「ははっ、座布団一枚………」
風紀委員「西住常夫を連行しました!」
沙織「つ、常夫さん……!」
常夫「……貴女が、武部さんですね」
麻子「ぐっ、イケメン……!」
華「高身長……!」
優季「ありえなぁ~い///」
常夫「武部さん……>>52」
既に愛を誓った女性がいるので
妻が、着いてきちゃいました…
沙織終了のお知らせ
さおりんと姉妹逃げてー、超逃げて―1
大洗終了のお知らせ
しほ「どうも」
沙織「はヒィッ!!」
麻子「おぉ、家元……!!」
華「いつかのメガネと会長のごとき現れ方ですね……!」
そど子「風紀委員!何やってんの!!」
風紀委員「す、すみません!戦車も持ち出したのですが、悉く、す、素手で……!」
そど子「素手で!?」
桂莉奈「西住流はガンダムファイターなの!?」
しほ「いつでも弟子入り歓迎よ」
シュインシュインシュイン……
華「優しき西住流家元が激しい怒りによって覚醒している……!」
麻子「優しくはないだろ」
しほ「よくもこの私をここまでこけにしてくれましたね」
杏「うぐ……」
桃「戦闘力……け、計測不能?」
ボガァ!
桃「グワッ!こここ怖いよゆゆゆ柚子ちゃー………!!」
柚子「だだだ大丈夫よ桃ちゃー………!!」
しほ「角谷杏と言ったわね?」
杏「は、ははははいっ!」
エルヴィン「会長が完全に気圧されている……」
カエサル「無理もない。私なんかほら、腰がもう、ほら」
しほ「前から思ってたけど、面白い子ね。こんなことを考えつくなんて」
杏(お……?)
しほ「殺すのは最後にしてあげるわ」
杏「ひええええええ………」しょわわわ……
左衛門佐「無理もない……」
おりょう「おお、もう……」
しほ「絶対に許さんぞ虫ケラども!ジワジワとなぶり殺しにしてくれる!」
ねこにゃー「ぴいいいいい……」
ももがー「ぞぞぞぞなななななっ……」
あゆみ「待って!紗季がなんかいってる!」
あや「えぇっ!?」
紗季「……もうダメだ、おしまいだ……」
桂莉奈「あああもうだめだよおおおお!!」
沙織「それでも私は逃げないよ!暴力なんかに負けない!恋する乙女は無敵なの!!」
常夫「さ、沙織さん……!」
しほ「フ、よくぞ言いました。その気骨、貴女とは違う形で出会いたかったわ。しかし私も西住の女。自らの所有物をハイそうですかお判子ぽんぽんと渡すようなヤワな育ちはしていない」
しほ「>>58でケリをつけましょう」
会長のしょわわわ…は漏らしたのか、それとも恐怖で老け込んだのか…
安価下
じゃんけん
しほ「じゃんけんでケリをつけましょう」
沙織「へっ?」
華「じゃ、じゃんけん!じゃんけんですって!?」
麻子「そんなもので決めていいわけないだろ!もっとそのオーラでこう、圧倒しろよ!」
しほ「ふふふ、雌猫どもがにゃーすか鳴きおるわ……」
沙織「……じゃんけんなら、勝ち目はあるね」
みほ「甘い、甘いよ沙織さん」
沙織「み、みほ!もういいの!?」
まほ「ああ、お母様が来てから、私達のシュトゥルムティーガーはカルロベローチェだ……」
優花里「うぅ……にしずみどのぉ……とりあえず良かったですぅ……」
梓「この際近くにいてくれればそれでいいです……」
みほ「それよりも沙織さん、お母さんの言うじゃんけんは……西住じゃんけんだよ」
沙織「西住じゃんけん!?」
しほ「ふ、……その通りよ、みほ。西住流はじゃんけんにおいても最強。あと貴女達、後で家族会議するから」
みほ&まほ&常夫「「「ヒイイ!」」」
みほ「か、勝って沙織さん!」
まほ「そして私たちのニューお母様になってくれ!」
常夫「我々の命運は、貴女の手に託されている……!」
麻子「なんだこの怯えようは」
華「家族会議という名のドギツい折檻でしょう。私にも分かります。五十鈴家の女だから……」
沙織「よくわからないけど……その西住じゃんけん、受けるよ!」
菊代「その勝負、合意と見てよろしいですね!?」
杏「うおおっ!?」
そど子「ま、また知らない人が!」
菊代「西住じゃんけんは決死の戦い、一度始まればどちらかが完全に屈服するのが必定。覚悟はよろしいか」
しほ「無論」
沙織「乙女は逃げない!!」
華「な、なんなのですか西住じゃんけんとは……」
麻子「沙織、無理するな、もういいじゃないか……!」
菊代「その勝負、合意と見てよろしいですね!?」
杏「うおおっ!?」
そど子「ま、また知らない人が!」
菊代「西住じゃんけんは決死の戦い、一度始まればどちらかが完全に屈服するのが必定。覚悟はよろしいか」
しほ「無論」
沙織「乙女は逃げない!!」
華「な、なんなのですか西住じゃんけんとは……」
麻子「沙織、無理するな、もういいじゃないか……!」
沙織「ううん、逃げない!私は、みほみたいに変わりたい!恋に恋するままじゃいられないの!!!」
みほ「沙織さん……!!」
華「おかしいですよ沙織さん!!」
麻子「恋心を見誤るな、沙織!私は……!」
菊代「手出し無用!!ならば良し!!最初はグー!じゃーんけーん……」
しほ「!>>63」
沙織「!>>65」
(コンマ判定。
00~32でグー
33~66でチョキ
67~99でパー)
これは酷いなぁ
しぽりんがんばれ!
いけぇ
どうなる
しほ「グー!」
沙織「パー!」
沙織「やった……!」
華「イヤァ!」
麻子「さおりィ!」
しほ「まだまだァ!」
ビュビュビュビュビュビュ……
沙織「!?!?!?」
優花里「なっ!家元の腕が!」
梓「まるで千手観音のごとく……!」
沙織「レフリーさん!?私勝ったよ!?見たでしょ!?」
菊代「いいえ、戦士武部。貴女はまだ勝っていない」
沙織「そんな!貴女しぽりんとグルなんでしょ!?」
菊代「(しぽりん!?)……これは西住じゃんけん故」
沙織「西住じゃんけんってなんなのよ!」
しほ「ふふふ……パーは何故グーに克つか。パーとは抱擁。その優しきたなごころでグーの持つ鋼の暴を包んで初めて克ちとなる」
みほ「そして、暴を止められぬ優しさなどに……」
まほ「価値は……ない!!」
沙織「そ、そんな……!」
桃「な、なんたる横暴……!」
杏「このままじゃ、武部ちゃんの願いを叶えられない……!」
沙織(時折掠めるほっぺが……熱い!)
菊代「10!」
沙織「なに!?」
しほ「そぉらそらそらぁ!後10秒で時間切れだぁ!!このまま大人しく負けるがいい!」
沙織「こ、こんなの……!」
華「沙織さん……」
麻子(しほさんが勝てば常夫さんはしほさんのもの。しほさんが勝つ方が嬉しい、嬉しいはずなのに、沙織が苦しんでいるのは……)
菊代「5!」
沙織「う、うう、ううう………」
菊代「4!」
麻子「沙織!自分らしく!」
沙織「何よ、麻子!!」
菊代「3!」
麻子「いいから!」
沙織「何よ!」
菊代「2!」
麻子「やれ!」
沙織「ああ~ん、もうっ!!」
菊代「1!」
沙織「しぽりんっ!!」
がばっ
しほ「!!!」
菊代「………」
優花里「何してるんですか武部殿……?」
梓「急に抱きついたりして……」
華「でも、カウントも、動きも止まった……?」
みほ「……西住ロスタイム」
優花里「西住ロスタイム?」
まほ「あぁ、西住バトルにおける共通理念だ。西住とはラスト5秒の逆転ファイター。故に西住ロスタイムは重要なファクターだ」
優花里「意味が分かりませんが……」
常夫「そして、その発動条件は、最後の一手が有効手であること」
麻子「………」
しほ「……なんのつもり?武部さん」
沙織「しぽりん……ううん、しほさん、辛かったでしょ」
しほ「何……!?」
沙織「さっきのグーの時、時々触れたほっぺから、しほさんの深い悲しみが流れ込んできた」
沙織「家元として、言いたくもないことを言ったり」
みほ「!」
沙織「娘を可愛がることも許されなかったり」
まほ「!」
沙織「……結婚したのに、夫との時間なんて、殆ど全く取れなかった」
常夫「!!!」
しほ「世迷言を……!菊代!何をしている!西住カウントを続けなさい!!」
しほ「なっ……!私に逆らうと言うの!?」
沙織「しほさん、もうやめなよ。ほんとはみぽりんくらい優しいのに、まほさんくらい責任感が強すぎるから、西住流なんかに縛られるんだよ。……もっと自分にワガママになりなよ!それが乙女でしょう!?」
優花里「何故会ったばかりの家元のことをそこまで……」
みほ「相手のことを分かること。相手の気持ちを思いやること。困ってる人は助けること。……それが沙織さんのモテ道だから」
麻子「沙織……」
しほ「知ったような口を!私は西住流の体現者!!!西住流とは私の母であり、娘であり、墓石だ!!!今更捨てられない!!」
沙織「そんな西住流なんか捨てちゃってみほとまほと常夫さんに好きだって言えばいい!!」
みほ&まほ&常夫「「「!!」」」
しほ「今更許されるか!!!」
沙織「許される!!!」
しほ「無責任なことを言うな!!20年!!私が家庭を顧みなかった期間だ!!!」
しほ「20年!!貴女が生まれる前からずっと、私の心は鋼になり尽くしてる」
しほ「酷いことも言った、酷いこともした。何一つしてやらないことすらあった。……誕生日プレゼントなんて、もうずっとあげられてない……」
しほ「そんな私が今更母親面なんて、……お嫁さん面なんて、できない……」
沙織「………」
あや「(お、重い……)ねぇ、」
ガシッ
紗季「だめ」
みほ「お母さん!」
しほ「み、みほ……!?」
みほ「私知ってたよ!お母さんが私に誕生日プレゼントをくれようとしてたこと!」
しほ「な、なんで……」
みほ「毎年買ってきては渡せなくて自分の部屋の戸棚にしまっちゃってること!そのせいでお母さんの部屋の戸棚にはでっかいレアボコがギチギチに、ギチギチに詰まってること知ってる!」
しほ「じゃあ、じゃあ取ってけば良かったじゃないの」
みほ「お母さんに渡して欲しかったんだもん!!」
しほ「!!」
まほ「私たちは、言われなきゃ分からないことばかりなんです」
ぎゅ
みほ「!」
しほ「まほ……!」
まほ「大事に思っていてくれているのなら、言葉で、行動で示してくれなければ分かりません。私たちは不器用なんです。誰かに似て」
しほ「………」
常夫「………」
沙織「常夫さん」
常夫「はっ、はいぃ!」
沙織「(みぽりんそっくり)……いいんですよ」
常夫「い、いや、しかし、君の彼氏に名乗り出た以上、責任が……」
沙織「バカ!本当に責任取るべき人が目の前にいるでしょ!!このダメ男!そんな人こっちから願い下げ!」
常夫「はははハイっ!」
みほ&まほ(この図はキツイなぁ……)
沙織「だから、しほさんのとこに。私はあなたに、げ、げ、幻滅です……わ、わわわ……うぅ、別れましょう」
麻子&華(沙織(さん)……!)
常夫「……すみません!!武部さん!!しほ!!」
しほ「常夫さん!」
常夫「ごめん!ごめんよしほ!!僕は君に愛想を尽かされたとばかり思ってた」
しほ「常夫さん、それは私が……」
常夫「君が家元になるってことも、そうなったら時間なんて取れないこともわかってた、わかってたのに辛すぎて、ごめん、ごめんよ」
しほ「………」
常夫「君が一番辛い時、みほとまほに愛想を尽かされかけてた時、僕はドイツで大好きな戦車をペロペロペロペロしていたんだ……ううう………」
優花里「……どういう意味ですか?」
みほ「文字通りの意味。お父さんは戦車好きが高じて整備工やってるから……」
まほ「言っとくが、マジで舐めるぞ、夜中にこっそり」
菊代「そこだけはマジでキツイですね……」
しほ「わ、私、私は……!」
沙織「しほさん」
ぎゅ
しほ「!!!」
沙織「しほさんの心は鋼なんかでできてない。こんなに暖かいんだもの」
しほ「あ、あぁ……」
沙織「無責任は、乙女の特権だよ!ね、しぽりん!」
しほ「……今までごめんなさい、私は、みんなを………愛して「そこまで!!!勝者!!!武部沙織!!!!」ええええーっ!!!」
沙織「ななななんでなんでなんで!今大事なとこだったじゃん!」
菊代「手が、成りました故」
沙織「あ、ああっ!」
しほ「ううう、見事よ武部さん、全て計算っまくだったということね……完敗だわ。や、や、約束通り常夫さんを……」
沙織「もう!さっきも言ったけど、私たちもう別れました!!だからしぽりんはさっきの言葉の続きを言ったげて!」
しほ「で、でも……」
まほ「その必要はない」
沙織「まほさん!なんで!?」
みほ「だって、お母さんはきっとこれから、私たちにちゃんと言葉を伝えてくれるから」
しほ「!」
常夫「もちろん僕たちもちゃんと伝える。だから私たちはもう、大丈夫だ。ちゃんと家族だ」
しほ「そうね……やり直していいのね……」
沙織「しぽりん……」
しほ「改めて完敗だわ、武部さん。私もモテ道、弟子入りしようかしら」
沙織「またまたぁ、お上手なんですからぁ」
しほ「本気よ。……みほ、まほ、私と常夫さんはこれから帰ります。たまには顔を見せてね」
みほ&まほ「「……はい!」」
しほ「でも、二人が付き合うのは認めてないから。あと、家族会議もしちゃうから。……じゃあ、待ってるわ」
エーンターエーンターミッショーンはやくー
杏「……思いの外重くなっちゃったけど、これは成功でいいのかな?でも武部ちゃんに彼氏は作れてないし……」
桃「どうしましょう……」
沙織「いいんです!」
杏「えぇ?でも……」
沙織「一瞬とはいえ、彼氏出来ましたし!満足です!やっぱりちゃんと恋愛して結婚するのが素敵だなって思ったし!」
麻子「できてないぞ」
華「ですよね」
沙織「えぇ!だって常夫さんと!」
麻子「別に思いが通ったわけではない!」
華「故にセーフ!沙織さんの初めては一切汚されていない!」
優花里「必死すぎですぅ……」
梓「私たちは何も言えませんよ秋山先輩……」
麻子「だから沙織!私と付き合ってくれ!!」
沙織「えええ!!」
華「待ってください!私もお付き合い申し込みます!」
沙織「えええええ!!!」
あや「私も!!」
あゆみ「わっ、私も…!!」
ツチヤ「じっ、実は私も!」
ホシノ「待て待て待てツチヤ!先輩に譲れ!わわわ私も!」
典子「きみいいこんじょうしてるね!バレーぶチームにはいらないか」
沙織「どどどどゆこと……」
杏「んー、成功……かな?」
桃「武部はみんなの彼女ですね!」
沙織「やだもー!」
杏「みんな、ありがとねん!また一旦きゅーけーい!」
桃「次の希望者がいれば、また明日の夜だ!」
常夫「これもう(安価スレじゃ)ないじゃん……」
しほ「それは言っちゃだめですよ」
ありがとごじます
安価スレむずかしいね…
おつ
イイハナシダナー
一旦乙、めっちゃ面白い
乙です。
じゃんけんであそこまで面白い展開にするとは…。
凄いですね。
乙
おもしろい 期待
杏「お待たせ~」
桃「これより三人目の選定を行う!」
ナカジマ「なんか時間空いてない?」
柚子「お着替え休憩とってたからね」
杏「///」
桃「小山、それはいいから。あとそこの武部団子!お前らちょっと離れろ!」
麻子「断る。沙織は目を離すと男に走りそうだ。私も沙織のことをちゃんと見る」
華「右に同じくですわ。沙織さんは多種多様な花に囲まれてなお一際輝く百合の花。雄しべなど不用」
沙織「二人からそういうの言われるの慣れないよぉ。てか男に走るって、私はノーマルだよ!」
華「なら生やします」
麻子「西住さん、どうやってそれ付けたんだ?」
みほ「うん、東南アジアの奥地に女だけの部族があって、そこで修行をつけてもらったの。気とか、あと根性かな」
典子「根性なら仕方ないね!」
沙織「仕方なくない!」
>>85(みんな武部さんに夢中だ……)
>>85「>>88!」
近藤妙子
河西忍
あけび並みのおっぱいと妙子並のお尻がほしい!!
冷泉先輩が欲しい
バレー部復活!
忍「バレー部復活!」
妙子&あけび「し、忍(ちゃん)!?」
杏「おっ!忍ちゃん!いいね~いい気合だね~。もちろんいいよ~」
忍「やった!やりましたよキャプテン!遂に!!」
典子「ばかもーん!!」
忍「うぇっ!?」
典子「私たちの夢は、誰かに叶えてもらう程度のもんだったのか!!私達の汗と涙を愚弄するな!!施しで叶えた夢なんて、そんなの絶対に認めない!!」
忍「キャ、キャプテン……すみません……うぅ……」
典子「………」
杏「あ、あらら?うちらとしては、アヒルさんチームには助けられたし、施しというか当然の対価って感じなんだけど……」
柚子「むしろ、功績を考えれば安すぎるくらいですよね」
桃「なんなら、体育館の使用も超優遇させられるぞ?二面とか占領しちゃっていいぞ?」
典子「やめてください。学校を守りたかったのは会長達だけじゃないんです。裏方全部やってくれた会長達に感謝こそすれ、その上で施しまで受けるなんて私はちょっと違うと思います!」
みほ&沙織「「うぐ……」」
妙子「あぁ、違うんです先輩!」
あけび「キャプテンは二人のことを言ってるんじゃなくて、あの人変なところで頑固というか、いじっぱりだから……」
柚子「うーん、私もだけど、杏ちゃ……会長はみんなにこういうことするのが好きだから生徒会長やってるんだけどなぁ」
杏「そーそー、西住ちゃんも武部ちゃんもその辺分かってるから遠慮しないで言ってくれたんでしょ」
典子「これは、なんだ、あの、あれ、私の、きょ、きょ?、……根性の問題です!第一私は、私たちの姿を見てバレーに興味を持ってくれた人が自主的に入って欲しいんです。会長は、どうせ風紀委員辺りにお願いして適当に何人か入れて予算渡して復活!って思ってたんじゃないですか!?」
杏「ぎく」
そど子「……私たちは手は絶対に抜かないわよ」
典子「そんなの関係ない!自分からやりたいってやつじゃなきゃダメなんだ!温度が違うとそれだけで両方痛い目みるんだ!私は認めない!!」
つまり、バレー部に興味を持ったけど一歩踏み込めない生徒を生徒会が見つければ解決なのかな?
あや「キャプテン先輩のあんな激昂してる姿初めて見た……」
華「えぇ、喝を入れているのは良く見ますが、それだって意外と冷静ですし……。今の彼女は、薬缶だって真っ青なぷりぷりっぷりですわ」
沙織「何があったのかな……」
忍「キャプテン……でも、私!大会出たいです!私たちこのままじゃ、今年も一度もバレーで戦えない!練習試合すらできないんですよ!?」
典子「来年を待てばいい。来年になったらきっと新入部員がいっぱいくるはずだ。私たちはそのくらい活躍したし、メディアとかでも執拗にそこをプッシュしてきた」
みほ「あれは、確かに凄かったね……」
優花里「学校に記者さんが来て西住殿がインタビュー受けてた時、おもむろに後ろで回転レシーブの練習を始めた時は流石に正気を疑いました」
麻子「しかもそこ生徒会室だったからな」
忍「でもそれじゃ絶対に間に合わない!」
典子「何に」
忍「キャプテンの卒業に!入ったばかりの子を鍛えてて大会に間に合うわけがないじゃないですか!」
典子「私はそれでいい!中途半端なやつとやって結局バラバラになるよりは、お前達が活躍する下地を作った方がいい!コートのモップ掛けの大事さはお前だってよく知ってるだろ!」
忍「私が嫌なんです!キャプテンと一緒に大会に出たい!!それでキャプテンのあげたトスを私がぶち込んで、会場が沸いてる中ハイタッチしたい!!」
典子「忍……」
忍「あわよくばそこで思い切りハグしてキスしたい!!」
沙織「えっ」
麻子「何もおかしくはないな」
華「えぇ、極めて自然な感情ですわ」
典子「うーん……でも、だめだ!中途半端な気持ちのやつが入って来たって、お互い不幸になるだけだって、お前達もよく知ってるだろ」
忍&あけび&妙子「それは……」
>>95「……なら、中途半端じゃなければ良いんですよね?」
>>97「私、実はバレー部に入りたかったんだ!」
さき
梓
ねこにゃー
紗季「……………」スッ
ねこにゃー「あ、あ、あの、私、実はバレー部、入りたかったんだ!」
あゆみ「あ!さ、紗季が、中途半端じゃなければいいんですよねって!大丈夫なの?」
紗季「………」コクコク
みほ(前から思ってたけど山郷ちゃんのあのスキルすごいなぁ)
ももがー「えぇ!?ねこにゃー氏!?」
ぴよたん「だ、大丈夫ぴよ?相手は我々の最も苦手とする体育会系ずら?ファッキンナードって言われてすれ違う度に肩とかぶつけられるずら?」
ねこにゃー「ちょ、ちょっとだけ怖いかも……で、でも、入りたいんだ、どうしても……」
典子「あなた達……」
杏「………なんというか、こう」
柚子「意外というか、その………」
桃「こいつら大丈夫なのか?」
典子「河嶋さん!無礼な言い方は許さないよ!……二人とも、本気なの?疑うわけじゃないけど、私たちの練習はかなりきついよ」
あけび「うん。最初一月はほんと毎日ゲロゲロしちゃうよ?」
妙子「それに、戦車道でも手を抜けないし」
忍「こんな言い方をしたくないけど、二人とも向いてはなさそうだから……」
紗季「………!」
ねこにゃー「ほ、本気だよ!球技はしたことあんまりないけど、身体ならすごく鍛えてる!ほら、腹筋もこんなに!」
桂莉奈「い、1号みたい……!」
梓「……あぁ、仮面ライダーかぁ」
山郷「紗季が、そんなにご不安なら入部テストでもしたらどうですかって!と、闘志が漲ってるよ……!」
典子「(見た目には分からないけど)……よし、なら、二人の気持ちが本物かどうか、そして私たちに今からでもついてこれるかどうか……>>100で入部テストを行う!」
ランニング
典子「『ランニング』で入部テストを行う!」
あけび&妙子&忍「!!!」
紗季「………?」
ねこにゃー「ランニング?楽勝だにゃ!そんなのでいいの?」
山郷「紗季が、キャプテン、すっとぼけてるんですか?って!」
優花里(意外と口が悪い?)
沙織「んー、戦車道で体力作りしてるし、一見楽勝そうだけど……」
あけび「キャプテン!それは、それはあまりにも!」
妙子「せめて千本レシーブとかにしましょうよ!」
忍「本気で入れてあげる気あるんですか!?」
麻子「……不穏だな」
華「千本レシーブって、それ、サイボーグくらいしかできないのでは……」
典子「私は本気だ。最初からこれくらい出来なきゃ結局ついてこれない。今日は幸いにして快晴。校門前に集合!!」
~校門前~
杏「いや~気持ちのいい秋晴れだねぇ」
みほ「潮風が気持ちいいですね」
まほ「黒森峰とはまた違う、ノスタルジックな感じが素敵だな」
優花里「ナチュラルに腰を抱きやがりくれやがりまして……!」
梓「くっ、わ、私たちもこうしてやりましょう!」グイグイ
優季「あら^~」
典子「さぁ!スポーツ日和だ!身体を動かそう!二人は指示した服装に着替えてきた?」
ねこにゃー(>>103姿)「こ、これは……!」
紗季(>>104姿)「………?」
あゆみ「この格好に意味はあるのかな?ですって!」
典子「ある!それがこの『ランニング』の肝だ!」
メーテル
onちゃん
ええ....
絶妙に走りにくそう
ねこにゃー(メーテル姿)「は、恥ずかしいよ……ぼく、そんな、元ネタみたいにかわいくないし」
ももがー「嫌味ぞな?」
ぴよたん「いや、マジで言ってるずら。ねこにゃーのああいうとこ正直おっ立つぴよ」
紗季(onちゃん)「………?」
あゆみ「え、何?さすがに聞こえないよ!」
あや「あっ、あれ紗季か!」
桂莉奈「バボちゃんのぱちもんかな?」
優季「あれで走るの?あつそ~」
典子「我々が目指すのは機械のごとく精密な動きのできる身体!そしてどんな運命にも負けない鋼の心だ!」
優花里「だからってメーテルって……」
ねこにゃー「紗季ちゃんさんより多分マシだけど、結構暑いにゃ……しかも足も開き辛いし……」モジモジ
梓「ん、0.8西住!!」
あや「何その単位」
麻子「普段の西住さんのかわいさを1西住とした指標らしい。ちなみに普通は良くてコンマ2桁いかないから、相当、いや、超高得点だ」
優花里「まぁ本気の西住殿は53万西住はくだらないですね」
沙織「西住とは……」
典子「そしてここに取り出したりますは……じゃーん!サイコロ!」
攻撃力アップの天使か、それとも攻撃力ダウンの悪魔か?
あけび&妙子&忍「う……!」
ナカジマ「なんだなんだ?バレー部がみんなして口を押さえてるぞ……」
ホシノ「つわりか?」
沙織「こら!ホシノさん!」
典子「今から二人には!その格好で!このサイコロの出目通りにランニングしてもらいまーす!!!」
ねこにゃー「えぇ!?コースとかないの!?」
紗季「………!?」
あゆみ「紗季が流石にヤバイだろって言ってます!私もそう思います!」
典子「いや、その格好はきっと不利なだけじゃないよ。そこを活かせるかどうか。そういう観察と工夫がコートやブロックのコース読みに繋がる」
桃「も、もっともらしいことを……」
典子「それじゃあ、サイコロの出目と対応表はこちら!」
1.優雅にひととき!聖グロ一周!
2.デカさ半端ないぞ!サンダース一周!
3.トマトとチーズの風が吹く!アンツィオ一周!
4.不整地が多いよね、プラウダ一周!
5.因縁深い、黒森峰一周!
6.ウルトララッキー!大洗一周!
ねこにゃー「………は?」
典子「ちなみにゴールはここ!大洗だ!」
あゆみ「つまり……?」
典子「6が出るまで、帰れません!!!」
紗季「!?!?!?!?」
これは来年入部志望者増えてもバレー部復活できないんじゃ…
やっぱりアヒルさんチームは頭がよ(ry
典子「とはいえ私も鬼じゃない。上限は3回まで。途中で乗り物に乗る以外の工夫はなんでもありとします」
沙織「さ、3回ってじゃあ……!」
麻子「サンダース三週とかになったら、24時間テレビなことになるな」
典子「だから、工夫はありだ。どんな手を使っても良い。そういう人間力は大事だよ」
華「人間力といっても……」
ねこにゃー「む、むふー!やるからには、やるからね!」
ももがー「その意気もも!」
ぴよたん「頑張るぴよ!」
紗季「………!」
あゆみ「うん!ファイト!」
梓「ここが根性の見せどころだよ!」
あや「あいあいあーいは地球を救う!」
桂莉奈「もう!あや!」
優季「がんばれ、がんばれっ」
華「……大丈夫ですかね」
忍「うう……」
あけび「し、忍ちゃん、大丈夫?」
妙子「北海道が出た時のトラウマだよね、分かる、分かるよ……!」
みほ(ほっ)
まほ(北海道!?!?)
忍「プラウダに相乗りさせてもらうというグレーゾーンな工夫がなければほんとにヤバかった……その間も暇さえあれば外周だったし……」
典子「今回は他の学園艦とはちゃーんと連結してるから安心して!」
優花里「えぇ!?いつの間に!?」
杏「さっき。こんなこともあろうかと、航海ルートが近づく時にこれ開いたんだ」モグモグ
桃「連環の計のごとくだが、流石にちゃんと歩いて渡れるぞ」
柚子「吊り橋状だから気をつけてね」
典子「さ、いっくよー!!」
コンマ半端
00~15 聖グロ
16~31 サンダース
32~47 アンツィオ
48~63 プラウダ
64~79 黒森峰
80~99 大洗
そいやっ
鬱
しまった!コンマ判定先は>>114とします!
妙子「もう!キャプテンしっかりしてください!」
典子「ごめんごめん!改めて、そーれそれそれー!」
【朗報】キャプテン、やさしい
遅くて申し訳ない!
特に言ってなかったんで、>>113でいきます!
ねこにゃー「あ、ほら!一撃確変ゴールだにゃ!」
典子「理不尽に克つのもバレーよ!」
紗季(白目)
黒森峰が一番でかかったはずだが、何キロくらいだ?
すまん、例によってもしもしからだから確認もちょっとラグってしまうのです
ただ、>>114の優しさは無駄にはならない……はず
コロコロコロ……ころん
典子「5!黒森峰!!!なんかバタバタしちゃったけど、さ、ランニングするよー!!!」
あけび&妙子&忍「「「はい!!!」」」
みほ「あ、みんなで行くんだ」
忍「当たり前です!」
妙子「後輩だけに苦しい思いさせられませんから!」
あけび「まだ決まったわけじゃないみたいですけど、私たちは大歓迎ですし!」
メーテル&onちゃん(きゅん)
典子「いっくよー!!乗り込めーーー!!!」
「「「「「おー!!!」」」」」
だだだだだだ……
まほ「うーん、大丈夫だろうか……」
みほ「大丈夫だよ。みんなならきっと乗り越えられる。それに、黒森峰の外周なら私たちだってよくやってたじゃない」
まほ「いや、そうでなくて……角谷さん」
杏「なにー?」
まほ「うちの正規の風紀委員に話はつけてあるか?」
杏「え?学園艦には了承を得てるけど……あと、機甲科も力あるんでしょ?そこにも取ったよ?」
まほ「じゃあ、船舶科と生徒会、機甲科しか取ってないんだな?」
杏「……え、まずい?」
まほ「……ああ、かなり」
>>118
えっ、そうなんですか?
スクールシップウォーでしたっけ?あれは見れていないので、完全にイメージで書いてました……申し訳ない
アリサ「……アメリカだからってなんでもかんでもデカイ扱いしないでよ」
ナオミ「アリサはちみっこいからな」
アリサ「るさい!」
黒森峰は全長20km以上ある
>>121
そのくらいってのは知ってました
なんや、磯部はん、鬼畜の類やないか……
ねこにゃー「た、体力には自信あるけど、これはこの先怖いにゃー……」ひょこひょこ
紗季「………」 ノスノス
あゆみ「紗季が全然余裕だって言ってまーす!」キコキコ
典子「山郷ちゃん、ありがとね!いいマネージャーの素質ありだね!丸山ぁ!!いい根性してるな!!絶対脱落するなよ!!」
紗季 コクコク
あけび「キャプテンのスイッチがぁ……」
妙子「段々アガってきたね」
忍「うぅ~ぞくぞくする」
ねこにゃー「負けてらんないにゃ!」
紗季「………!」
あゆみ「ふふっ……でも、気持ちいいなぁ、眺めもヨーロッパっぽくて素敵だし、あ、こんにちはー!」
こんにちはー!
あゆみ「人も良い人多そうだしねー」
忍「……ん?装甲車?」
角刈り娘『そこの不審者達、止まりなさーい』
典子「へっ?あの、私たち、大洗のーー」ほっほっ
角刈り『大洗ぃぃぃ……?』
ねこにゃー「な、なんか声に険がないかにゃ?」ひょこひょこ
あけび「気のせいだよ~」ほっほっ
角刈り『その大洗生徒が、何でそんなバカみたいなカッコで他所様の土地を走り回ってるのよ』
典子「あ、私たちは許可は取ってます!戦車道で、バレー部の……」
角刈り『戦車道ですって!?』
キィィーン!
忍「うっ!」
妙子「ハウってるハウってる!」
紗季(もんぜつ)
あゆみ「紗季、気持ち分かるけどそこ抑えても仕方ないよ」
角刈り『私はねぇ、あなた達みたいなねぇ、生徒会よりねぇ、風紀委員よりデカい顔してる機甲科のやつらがだいっっっ嫌いなのよ!!』
妙子「ちょちょちょ、機銃!?機銃こっち向いてない?」
忍「ま、待って!私たち、別にケンカ売りに来たわけじゃ!」
角刈り『うるさい!不法侵入として拘束して尋問してあることないこと自白させてやるわ!!』
典子「嫌です!それに私たち、機甲科じゃないし」
あけび「バレー部ですしぃ」
角刈り『おんのれえええ!世の中には乗りたくても戦車に乗れないやつがいることを思いしれええええ!!!』
ブロロロロロロロ……
まほ「うちの風紀委員は代々機甲科から輩出される。……いや、弾き出されるといった方が正しいか」
杏「弾き出される?」
まほ「ああ。黒森峰の戦車道には一軍以下二軍もあるが……実際戦車に乗れるのはそこまでだ。そして、戦車の数には限りがあり、あぶれた者は整備班、総務班などに回される」
沙織『じゃあ、みんなが戦車に乗れるわけじゃないってこと?』
みほ「うん……どころか、みんなが戦車やりたくて入ってくるけど、実際乗れるのはほんの一握りで……一年の終わりには、大部分が転科したりするんだって」
優花里『西住殿……』
まほ「そして、その一部は風紀委員になり、校内を取り締まる立場になる。戦車への未練を大部分残したままな」
杏「……あーなるほど、それは確かにやばそうだね」
まほ「ああ。知っているとは思うが、各学園艦のいわゆる警察役を風紀委員は担っている。権力もかなりのもので、何より装甲車などで武装している」
優花里『そ、装甲車ですかぁ!?』
麻子『嬉しそうだな、秋山さん。……それで我々もわざわざくろがね四起を取りに行ったってわけか』
まほ「そうだ。そしてあいつら、えげつないんだ。取り締まりはちゃんとしてるようだが、出自が出自だからな。捻くれた者も多い。ましてや戦車が絡むとなると……」
華『ゲシュタポってやつですか?』
まほ「まさにだ。陰でその名で呼ばれている。最も、そんなことを言っているのが耳に入れば、ただでは済まないだろうけど……」
バラララララ!
妙子「うわわわわ!撃ってる!マジ撃ってる!」だだだだだ
あけび「死ぬ死ぬ死ぬっ!」だだだだだ
忍「キャキャキャキャプテン、流石に、流石に戻りましょうよ!」だだだだだ
典子「……ダメだ!ここでやめたら、二人が入れなくなっちゃう!」だだだだだ
妙子「その自分ルールに異様に厳しいの!今回ばかりはやめましょうよ!血涙でそうな顔してますよ!」だだだだだ
ねこにゃー「ひぃぃぃぃ!」ひょここここここ
忍「うわっ、すごっ!というか猫田さん!股の部分破っちゃって!!」だだだだだ
ねこにゃー「できないにゃ!誰のか知らないけどこんな上等なコスグッズを破くなんて絶対絶対できないにゃ!!!」ひょここここここ
妙子「だあああここにも自分ルールに厳しい人が!!!」だだだだだ
角刈り『止まれ!止まりなさい!!!これ以上抵抗するならマジで当てるわよ!!』
あけび「し、死ぬ!死ぬ死ぬ死ぬ!」だだだだだ
角刈り『ゴム弾だから死にゃしないわよ!もっとも死ぬほど痛いだろうけどね!』
バラララララ!
あゆみ「ひぃぃぃぃ!」キコココココ
紗季「………!」
あゆみ「さ、紗季!?大丈夫!?ああ、なんて見事なサムズアップ……!」
典子「ナイスだ丸山!!ナイス根性だ!!」
妙子「こんな丸腰の相手に機銃を撃つなんて、西住まほさんなら絶対しないよ!!」
角刈り『んぐぐぐぐ……!』
忍「やい!こら!この卑怯者!」
あけび「正々堂々と勝負しろー!」
角刈り『黙れ黙れ黙れー!!』
バラララララ
バススススス
紗季「………!」
あゆみ「あああ!紗季ほんとに大丈夫!?ああ!なんて見事なキラッ☆ポーズ!なんでちょけてんの!実は余裕ないでしょ!!」
典子「くっそー、こうなったら……この>>127を使うしか!!」
忍「えええ!>>127を!?」
パンツァーファウスト
典子「くっそー、こうなったら……このパンツァーファウストを使うしか!!」
忍「えええ!パンツァーファウスト!?」
典子「こぉんなことも、あろうかとぉ!」
ズボッ
妙子「んひゃ!?」
典子「それ!」
てれれれってれー
典子「パンツァーファウストー(だみ声)」
(((((似てる……)))))
忍「……じゃなくて!なんでそんなもの持ってんですか!どこに入れてたんですか!」
典子「近藤の谷間」ギリッ
妙子「えっ知らない知らない!いつの間に!?」
あけび「あと妙ちゃんの谷間勝手に使っといてその顔はおかしいですよキャプテン……」
典子「でぇーいうるさいうるさい!さぁ、佐々木!頼んだわよ!」
ぽいっ
あけび「おっ!わっ!……ええい、ままよ!」
角刈り『ぱ、パンツァーファウスト!?あんなのどこに……か、回避!回避ィー!』
安価下コンマ判定
奇数 ジャキジャキジャキーン!確変大当たり!
偶数 外れ……
全ての眼鏡役人を消し去りたい!
角刈り『……か、回避!回避ィー!』
あけび「いっ………けぇぇぇぇぇえ!!!」
パシュッ……ドォォォォン!!!
角刈り『うわわわわああああああ!!!』
どんがらがらがら……ガシャーン!!!
典子「うおおおすごいぞ佐々木ぃ!さすが佐々木ぃ!!!」
忍「神か!!いや、東洋の魔女か!!!」
佐々木「えへへ、説明書を読んだのよ……なーんつって!です!」
シュパ
ねこにゃー「あ、白旗……」
妙子「わざわざあんな改造するなんて、よっぽど……」
紗季「………」
ガチャ、ドサッ
角刈り「ううう……」
典子「おい」
角刈り「!何よ……言っとくけど私に何かてを出したらただじゃ済まないわよ、うちの風紀委員が一斉に……」
パシッ
角刈り「つっ!ふ、風紀委員!至急ーー」
典子「そんなに好きならなんで辞めたんだ!!!」
グイっ
角刈り「うぐっ!」
典子「お前!戦車好きなんだろ!なんで辞めたんだ!!!」
ねこにゃー「い、磯部さん、暴力だめ……!」
妙子「待って、猫田さん、やらせてあげて」
ねこにゃー「でも……」
忍「大丈夫。うちらのキャプテン、あれでしっかりしてるからさ」
典子「あんな改造までして!戦車の真似事続けながら!戦車好きな連中の足は引っ張るのか!!えぇ!?」
角刈り「うっ、うっ、うるせええええ!!」
バシッ
典子「うぐへっ!」
角刈り「私は戦車に乗りたいから黒森峰に来たんだ!他のやつらだってそうだ!!それをなんだ!!高校から黒森峰にきた奴は戦車に触らせてすら貰えないなんて、おかしいだろ!!」
典子「お前が戦車に触らせて貰えなかったのは、お前の努力が足りなかったからだ!!!」
角刈り「違う!!!依怙贔屓だ!!!私だって小学校の頃から戦車やってた!ほんとは私の方が……!」
典子「いや、違わない!!隊長のお姉さん……お前達にとっては隊長か、あの人と敵でも味方でも戦ったから分かる。あの人はそういう人じゃない。いや、多分黒森峰の校風がそうだ。冷徹なまでに実力主義。そんな感じだ」
角刈り「………!なんでそんなこと分かるんだ」
典子「……私、元々中学2年まではバレーのユースチームに入ってたから」
角刈り「!」
あゆみ「……そうだったんですか?」
妙子「うん。キャプテンは中等部は大洗じゃなかったの」
あけび「高校から入って来たんだよ」
忍「……キャプテン」
角刈り「それが、何」
典子「……中1まではレギュラーだったんだ。だけど、一年もすると周りがどんどん大きくなって、段々私は追いつけなくなった」
角刈り「……やめてよ、自分語りなんて」
典子「……そうだな。でも言えるのは、逃げ出しときながら周りの足引っ張るなんて絶対許せない。お前はあの時、なんとしてでも食い下がって、戦車道を続けるべきだったんだ。洗車でもお茶汲みでもなんでもして、続けるべきだった」
角刈り「………」
典子「さっきの追っかけっこ、操縦手も機銃手もいい腕だった。お前も指示自体は的確だった。そんだけできるなら、他のあぶれた奴をまとめてこっそり練習して見返すことだってできただろ、それをなんだ、徒党をくんで練習してる奴の邪魔か」
角刈り「う………」
典子「所詮お前の好きはその程度だったってことだ!!そんな人間が!!!その道を好きな人間の足を引っ張るな!!!」
角刈り「う、う、ぐううううう……!うわああああああああ!!!うわあああああああん!!!」
典子「泣いたってどうにもならないでしょ、タコ……!ぼ、ぼけ……!」
角刈り2「ちょっと待って!!!聞き捨てならない!!」
角刈り3「あたしらだって死ぬほど努力したんだ!特にお前がさんざバカにした角子なんて練習しすぎでぶっ倒れるくらいだった!!それを知らないで知ったような口聞いてんじゃない!」
典子「そんだけ私に食らいつけるなら、変なプライド張ってないで好きなことに食らいつけ!!今からでも遅くないだろ!!!今から再転科できないか掛け合ってみるなりしろよ!!!」
角刈り「う……でも、怖い……」
典子「何が」
角刈り「逃げ出したのに、さんざ足引っ張ったのに、また転科したいなんて言ったら、何されるかわかんない……」
カタカタカタ……
典子「……そんな怖いのか」
角刈り(コクン)
典子「……そっか。もういい。ごめんな、キツいことばっか言っちゃって。お前の操車、結構面白かった。一回はっきゅんとで戦ってみたかったなぁ」
角刈り「あ………」
ねこにゃー「きゃ、キャプテン!!」
典子「へっ……?あ、ああ、猫田!なんだ!横から!!!」
ねこにゃー「あの、僕、キャプテンに何があったのか知らないけど、みんながみんな、キャプテンみたいに強いわけじゃない。逃げ出したくなる時があって、そうしちゃう時だってあるよ。うまく言えないけど、今のキャプテン、ひどいよ!!!」
典子「な、なんで」
ねこにゃー「だって、うまく言えないけど、角子さん、辛そうだよ。多分、このままだと、角子さんの心が辛いままになるよ」
角刈り「や、やめてよ、憐憫なんて……それが一番辛いわよ」
ねこにゃー「あ、ごめんなさ、あ、そうじゃないの、あ、違う……あの……」
典子「……しかし、もう戦車道、やりたくないんでしょ。しがらみも辛いんだろうし、その気持ちは……分かる。なのに無理にやらせても……」
紗季「……タンカスロン」
典子&あけび&妙子&忍「「「「そ、それだぁ!!」」」」
角刈り「へっ……?」
あゆみ「た、たんかすろん?」
忍「10t以下の戦車を使った野良戦車試合!」
妙子「基本的にはなんでもあり!」
あけび「ルール無用の残虐ファイト!!」
角刈り「……あんなの、戦車道じゃ……」
典子「でも、戦車には触れる。大会だって近々開かれるそうだし、そうなったら練習だってする大義名分も生まれる」
角刈り「……逸見がやってる戦闘団に入りたくない」
典子「だったらお前がもう一個作れ!整備とか色々大変だろうが、きっと楽しいよ。……本当に好きなものは、結局やめられないんだ。無理してやめようとすると、歪んじゃうだけだ。お前、装甲車乗り回してる時、ほんとに楽しそうだったよ。そんだけ好きなら、無理やり続けているうちに、いつしか自信になって、きっと逸見とやらとも真正面から向き合えるようになるよ」
角刈り「……考えてみる」
典子「……うん、そして、私たちと、今度は戦車で戦おう!」
一方その頃件の隊長は妹と乳繰り合ってたと
角刈り2「……言いたいだけ言って、行っちゃいましたね」
角刈り「そうね」
角刈り3「……ねぇ、角子、あの話……」
角刈り「………やめて、今は」
ブロロロロ……キキ
まほ「……驚いたな、どうやったんだ」
角刈り「に、西住……さん」
まほ「お前達、まさか彼女達にやられたのか?丸腰相手に」
角刈り「……だったら何さ。あいつらパンツァーファウストなんか持ってきてたわよ。何が丸腰だよ」
まほ「無様だな」
角刈り「………!」
まほ「言っておくが、私はお前達がみほにした仕打ち、忘れたわけではないぞ。私はもう隊長ではなくなるからな。私的な人間として言わせてもらうが、今でもティーガーの履帯にうっかり挟んでしまいたいと思っている」
角刈り「う………」
みほ「や、やめてお姉ちゃん!角野さんにはきっと私たちには分からない苦しさが………」
角刈り「………」キッ
まほ「ふん、どうやら反省が足りないらしい。……さて、今回の件だが、どう報告したものかな?前々から、風紀委員の横暴は問題になっていたしな。しかも学校の備品である装甲車を、学校の認めた来訪者を追いかけ回すのに使用し、挙句に大破……これは、黒森峰を追われるようなことになるかもな。なぁ?」
角刈り (真っ青)
みほ「お姉ちゃん!」
まほ「……ふん、冗談だ。すまんみほ。私もどうやらお前にまだまだ拭いきれない負い目を感じているらしい」
みほ「私は、いいから……それに、今言うべきは違うことでしょ」
まほ「そうだな。……角野。黒森峰の廃車置場に、ボロボロだが、それはもうボロッボロだが、2号戦車がある」
角刈り「……!」
まほ「……それだけだ。さっきゼイゼイ言いながら電話がきた。『みほに』な。せいぜいみほと磯部さんに感謝するんだな」
角刈り「……ありがとうございます」
まほ「頭を下げる相手が違うぞ?私はみほのためにやっただけだ。貴様のためではない。あと、黒森峰をかけらも匂わせるチーム名を使うな。これだけは条件としてつけさせてもらう」
角刈り「く……」
まほ「さしあたり築地三代目ーズとかどうだ」
角刈り「むぎぎ、ぎ……」
みほ「お姉ちゃん、そんな言い方……」
杏「んふふ、ふ、不謹慎ながら……」
まほ「さて、冷泉さん達が磯部さん達をそろそろ見つけ出したんじゃないか?」
みほ「うん。全員、吊り橋付近でゲロゲロしちゃってダウンしてたって」
まほ「……おいおい、結局一周しかけたのか……我々はもう行く。拾ったチャンスだ。無駄にするのもしないのも、貴様達の自由だ。……あと、お前の頑張りは目に掛けていた。今更だがな。お前の戦車だ、大事に乗れ」
角刈り「は、は……!」
まほ「………ではな」
ブロロロロ……
角刈り2「角子……」
角刈り「う、うぅ……角代!角美!今からすぐに整備して、練習よ!!西住に吠え面、絶対、絶対かかせてやる!!」
角刈り3「う、うん!」
角刈り「さしあたり西住が手塩にかけてた逸見を潰してやろうじゃないの!使われてない軽戦車を片っ端から集めて、整備して、風紀委員で部隊を作りましょう!!」
角刈り2「うん、うん!!」
角刈り「さぁ、頑張るわよ!……戦車に乗れるんだから!!!」
ガタゴト、ガタゴト
典子「うううう、くっそぉぉぉ……!」
あけび「し、仕方ないですよキャプテン、こればかりはもう、仕方ない」
忍「むしろよくやりましたよ、もう少しで一周でしたよ……」
妙子「特に2人なんてあのかっこでよく……これはもう、認める他ないでしょう?」
ねこにゃー、紗季 (ぐったり)
典子「う、うむむ、うぐぐむむむううん……」
あゆみ「ああ、キャプテン先輩の眉間が深刻な二律背反でぐしゃぐしゃだ……」
忍「もう、本当は入れたくて入れたくて仕方ない癖に」
妙子「この、くそ頑固めえええ……」
あけび「何か隊長を納得させられる手は……」
紗季「………」
あゆみ「………?キャプテン先輩、紗季が>>114って……なんですこれ?どういう意味?」
典子「……そ、そっかぁ!黒森峰はデカイ!つまり実質大洗一周以上!そして完全にリロード忘れのせいとはいえ、出目としては6……!」
妙子「きゃ、キャプテン……?」
ねこにゃー「キャプテンが壊れたにゃ……意味不明にゃ」
典子「つまり、我々は既にゴールしていたんだよ!!!」
ΩΩΩΩΩ「な、なんだってー!!!」
あけび「よくわかんないけど、よかったぁ」
妙子「こういうときのキャプテンを納得させるなんて、紗季ちゃんすごいなぁ」
紗季(てれてれ)
忍「あは、なになに、表情変わんないと思ってたけど、結構かわいいじゃん」
あゆみ「ふふ、河西先輩、今更ですか?」
典子「……ほーんと、丸山も猫田も入ってくれて、よかったよ」
ねこにゃー「えへ、こっちこそ、入れて嬉しいにゃ。あ、ありがと、キャプテン」
典子「(きゅん)……ね、猫田ぁ、うるさいぞ。というか、なんでまたうちに入ろうと思ってくれたんだ」
ねこにゃー「うーん、ちょっと恥ずかしくて……」
典子「いーえーよー、ほら、他のやつらも興味津々だぞ?」
ねこにゃー「あー、うー、その……ぷ、プラウダ戦」
典子「うん?」
ねこにゃー「プラウダ戦見てて、僕泣いちゃったんだ。その、はっきゅ、は、八九式……」
典子「猫田ははっきゅんでいいよ、……なんで?」
ねこにゃー「う、うん!その、はっきゅんが一生懸命逃げてるのを見て、わけわからないけど、なんか、泣けてきちゃって」
典子「………」
ねこにゃー「私、スポーツ観戦って全然好きじゃなかったんだ。甲子園で泣けるとか、意味分かんなかったし、運動部、苦手だったし。……でも、なんでか分かんないけど、あの時のはっきゅんの姿があんまり必死で、それがすごいかっこよくて、きづいたら泣いちゃってた」
典子「うん……」
ねこにゃー「クラナドも人生だけど、あの時のはっきゅんは、すごくその、人生というか、あ、人生ってのは、人生に影響を与えるくらい感動したっていうか、その」
典子「うん、うん」
ねこにゃー「……私もそうなりたいなって。ももがーやぴよたんと一緒に、アヒルさんチームみたいに、なれればなーって思って……」
典子「そ、そうか、そうかぁ……」
ねこにゃー「わ、きゃ、キャプテン?」
典子「自分達のやったことで誰かが心動いてくれるってのは、こんなにも嬉しいんだなぁ」
妙子「私たちのバレーは結局楽しいからやってるわけですけど、やっぱり嬉しいですね」
あけび「ううう、猫ちゃん、頑張ろうねぇ」
ねこにゃー「は、ハンネじゃない、あだ名……こ、これは嬉しい……」
忍「ねぇ、丸山はなんで入ろうと思ってくれたの?」
紗季「……………」
あゆみ「へぇ……!」
典子「なになに、なんでなんで。」
あゆみ「頑張り屋が嫌いな人はいない、ですって」
えーんたーえーんたーみっしょーんはやくー
杏「ふぃー長丁場だったね!みんなありがとうね~」
桃「次は明日の夜、と言いたいが、どうなるかな、これで終わりになるかもな……」
杏「ま、とりあえず一旦きゅーけーい!お疲れ~」
角刈り「よし、整備よ!」
角刈りズ「「「「「おー!!!」」」」」
イケメン須賀京太郎様の童貞を奪う同人誌早よホモネタはNG
乙乙
乙
一々付いてってあげるあゆみちゃん本当に良い子
あゆみちゃん…忍ちゃんは背高いけど同級生なんだよ…
>>148
あれっ、どこだ?
と思って探したらしっかり先輩と……
山郷ちゃん申し訳ない
あゆみ「アヒルさんチームの先輩感すごくない?」
忍「まぁ、上級生のキャプテンの方が逆に小学生みたいだしね……」
典子「足りない分は根性で補うからいいの!」
ジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガてってってーれってってー
杏「お待たせ~」
桃「只今より、四人目の選定を行う!ただ、我々にもペースがあるからな。叶えるまではちょっとだけ時間がかかるかもしれない、そこだけ理解してくれ!」
梓「ちょっとってどのくらいですか?」
柚子「ちょっとはちょっとだよ」
優季「そっかぁ」
桂莉奈「おっぱい先輩に言われると納得しちゃうね」
柚子(私そんな風に呼ばれてたんだ……)
典子「猫田ぁ!レシーブはこう!腰を、こうだ!」グッ
ねこにゃー「はいキャプテン!」クッ
典子「違う!ここにちんちん付いてるとするだろ!?それを、こうだ!」グッ
ねこにゃー「は、はいキャプテン!」グッ
あけび「猫ちゃんいいよ!そのままレシーブ練行くよ!そーれそれそれ!」
典子「いいぞ~!そら!丸山も!サーブ近藤に教えてもらえ!」
紗希「………」ぺこり
近藤「うんうん!まずはね、肘を真っ直ぐ伸ばして……」
忍「バシバシ打ってきてねー!」
杏「……生徒会やっててよかったなぁって思うよねぇ」
柚子「ですねぇ。みんな目がうるうるです」
桃「涙はバレー部復活まで流さないって言ってたからな。大したやつらだ。……例のごとく我々が横に置かれてるのは気にくわないが」
柚子「まぁまぁ」
>>153「>>155!」
みほ「わ!びっくりしたぁ」
(※大洗女子以外の学園艦生徒でもオッケーです。もちろん大洗女子でもオッケー)
華
麻子さん
沙織と同棲したい
おばあに家を建てたい
麻子「おばあに家を建てたい!」
みほ「わ!びっくりしたぁ」
沙織「家って、麻子、さすがにそれは……」
麻子「会長はなんでもと言った。うちはもうボロボロだし、足腰も以前ほど良くはないのに、全然バリアフリーじゃない」
華「優勝パレードの時タップダンスしてましたよね?」
麻子「全盛期のおばぁならブレイクダンスしながらいかしたライムを刻んでたぞ。あんな児戯みせられたら、私、後から後から逆に不安で……うぅ……」
沙織「麻子……」
杏「ふぅーむ……」
優花里「大丈夫なんですか?」
杏「ん、もちろん!ただ、土地権利の関係上、リフォームでもいいかな?」
麻子「構わないぞ、ただ、バリアフリーであること、見た目新しくあること、それから>>158であることは必須だ。ここだけは譲れない」
沙織「>>158かぁ……」
華「それなら、>>159なんてのもどうでしょうか?」
麻子「いいな、ありがとう五十鈴さん」
地下室がある
縁側と庭がある
戦車よりは安いよな?
杏「ん、もちろん!ただ、土地権利の関係上、リフォームでもいいかな?」
麻子「構わないぞ、ただ、バリアフリーであること、見た目新しくあること、それから地下室があることは必須だ。ここだけは譲れない」
沙織「地下室かぁ……」
華「それなら、縁側と庭がある、なんてのもどうでしょうか?」
麻子「いいな、ありがとう五十鈴さん」
優花里「今もあるといえばあるのでは?」
麻子「あれじゃ足りないんだ。こう、狭くてもいいから上流な感じの庭が欲しい」
あや「なんで地下室なんですか?」
麻子「朝の来ないベッドが欲しい……」
沙織「もう!また寝坊が激しくなるじゃん!」
杏「かーしま、予算の見積もりは?」
桃「は、それだと大体、【安価下コンマ×10万】ってとこですかね」
麻子「え゛っ」
おりゃ
うりゃ
劇的〇フォーアフターかな?
この見積なら、いっその事、『大○造!劇的ビ○ォーアフ○ー』にでも頼んだら?w
>>160
たしかT34とかCV33とか量産された戦車は数百万円程度で買えるはずよ
地下室と縁側庭造るんだったら10倍は予算がほしいな
めちゃくちゃ良心的
大工部とか建築部とか有りそうな気がする
自動車部があれだから、凄い家が出来るぞ
桃「は、それだと大体180万ってとこですかね」
麻子「え゛っ」
杏「まぁそんくらいかぁ、じゃあかーしま、早速業者さんに……」
麻子「ま、待ってくれ、そ、え、180万!?」
みほ「ど、どうしたの麻子さん?」
華「足腰が産まれたてのバンビちゃんみたいになってますよ」
麻子「待て!聞いてないぞ!私はどうせ、そど子達あたりに頼んで、それっぽい感じに家がたって、ちょっとオチがついておばあにしばかれる感じかと思ってたんだ!」
そど子「さすがに私達にもできないことくらいあるわよ」
桃「というか元々家建ててくれって言ってたんだから、いまの破格値じゃまず追いつかないことくらい分かってたんじゃないのか」
麻子「おかしいだろ!人攫いできてなんでそのくらいタダでできないんだ!とにかく、そんなにお金がかかるならダメだ!私は6桁以上のお金を見ると全身の震えが止まらなくなるんだ!!」
みほ「な、なんで……?」
優花里「それがかなしき庶民感覚なんですよぉ」
沙織「まぁ、麻子んちは特に余裕ないし、いつも奨学金とかでもかつかつだし……麻子、お金絡みだと結構ズレてるとこあるし……」
華「意外な弱点ですね」
杏「といってもねぇ。あ、じゃあ、【安価下コンマ判定】にしよっか」
コンマ判定
奇数……おかねもち作戦です!みんなでバイトします!バイト内容はこのレスから下3つ目!
偶然……コネコネ作戦です!杏ちゃんが独自のコネでなんとかしちゃいます!コネの内容はこのレスから下3つ目!
答えが下3つ目からズレちゃう感じなら、以降一番早かったそれっぽいレスにします
そいやっ
他校戦車部で傭兵
巫女
継続に倣って、戦車を鹵獲して第三者経由で転売するバイトw
奇数だからバイトか
ヒーロショーの中の人
優花里に花を売ってもらう
>>170から下3つ目だから巫女さんか
杏「といってもねぇ。あ、じゃあ、私たちで巫女さんバイトしよっか」
麻子「ば、バイト?バイトで180万円も稼ぐのか?」
沙織「ちょっと現実的じゃなくない?バイトで180万って、みんなで手分けしても大変だし、そもそも働き口がないよ」
杏「だいじょぶだよ。私は大洗の神社にツテがあるんだ。そこの巫女さんバイトはね、超!割がいいんだ」
みほ「へぇ~」
華「巫女さんって、お金いっぱい貰えるんですねぇ。意外と俗っぽいというか……」
優花里「いや、何かおかしい。何かおかしいですよ……」
杏「でも、あんまり人数多くてもしょうがないからね、とりあえず行くメンバーは、私と冷泉ちゃんは確定として、あとは……」
>>179「まっかせてよ!」
>>180「はいはい!私も!」
>>181「わ、私も……!」
杏「いいねぇ、じゃ、きーまり!」
沙織
河西
戦車道連盟会長
おじいさん何してはるんですかwww
会長も止めろよwww
沙織「まっかせてよ!」
忍「はいはい!私も!」
戦車道連盟会長「わ、私も……!」
杏「いいねぇ、じゃ、きーまり!」
麻子「み、みんな、ありが……えええええ!!」
杏「どしたの?冷泉ちゃん」
麻子「は、ハゲ!ハゲが混じってる!」
連盟会長「ひどいなあ、戦車道は乙女の嗜みだよ?そんな言葉遣い関心しないよ」
華「そうですよ、おハゲと呼んで差し上げましょう」
麻子「五十鈴さん、それは逆に……いやいや!そもそもなんでおハゲが乙女の園にいるんだよ!おかしいだろ!」
杏「まぁ待ってよ、おハゲこと連盟会長は今回のバイトのコネの持ち主だから、絶対必要なのさ」
連盟会長「そういうことさ。私としても、あんな良い試合を見せてくれたお礼がしたくてね。渡りに船というやつだよ。学園艦だけにね」
麻子「(イラッ)い、いいのか?みんな、私のために……しかも、おハゲが混じってるぞ……」
沙織「な~にを今更!麻子のお世話は私の役目の一つだもんね」
忍「先輩には、操縦を教えて貰いましたから!」
戦車道連盟会長「私は、胸のぺたんとしてる子が好きなんだ」
麻子「おい!このハゲ摘みだそう!」
杏「だから、必要なんだってば」
沙織「人との繋がりは大事にしなきゃだめだよ、麻子」
忍「そうですよ、人を見た目で判断してはいけないですよ!」
麻子「えぇ、いや、でも……」
杏「さて!じゃ、早速だけど、今日寄港したら、夜11時に大洗神社に集合ね!」
優花里(やっぱりおかしいです……)
夜の巫女…ゴクリ
お、おハゲは劇場版で愛里寿率いる大学選抜側に付かなかったから職務と性癖の切り分けはきっちりしてるはず……
ていうかこのおハゲも巫女服着るんか…
杏「よーし、みんな集まってるねー」
麻子「き、きてしまった……それに暗い……怖い……」
沙織「えへ、どう、河西ちゃん、巫女服似合う?」
忍「かわいいですよ武部先輩!イメクラみたいです!!」
連盟会長「わしはわしは?」
麻子「吐き気しかしないぞ!というかなんだこの巫女服は!なんでスカートなんだ!しかもこれ、丈がこれ……【コンマ判定】じゃないか!」
安価下コンマ判定
00~20 普通にロングなスカート
21~42 ちょっと今風、膝上10センチスカート
43~64 刺激的に、膝上20センチスカート
65~86 モラルハザード、膝上30センチスカート
87~99 もはや痴女かワカメちゃん、膝上40センチスカート
麻子 安価下
杏 安価下2
沙織 安価下3
忍 安価下4
会長 安価下5
うらー
へい!
まかせろ
会長
すわっ!
可もなく不可もなくってカンジですな
さおまこが揃ってミニスカなところに運命力を感じる
麻子「丈がこれ……膝上20センチじゃないか!」もじもじ
杏「かんわいいねー、冷泉ちゃん。悪い気起こしちゃいそうだよ」
連盟会長「ほんとほんと(笑)」
麻子「おいおハゲ!お前が言うとしゃれにならない!というかお前までスカート穿くな!それにお前、無駄毛処理完璧じゃないか!脇もしまえよ!!」
連盟会長「巫女に無駄毛がないのは当然だろう(キリ)」
麻子「(イラッ)くっ、会長と河西さんは普通にロングスカートなのに、なんで私と沙織とハゲだけ……ハゲに至っては脇が出てるぞ、なんだその巫女服……気持ち悪い……」
忍「私はなんだか、スケバンみたいでヤですねどね……」
沙織「かわいいからいいじゃん!麻子もすっごい似合ってるよ!それにお揃いだよ!」
麻子「う///……会長、こんなカッコさせたのにはちゃんと理由があるんだろうな」
杏&連盟会長「「ああ、それはね……」」
麻子「おハゲじゃない!私たちの会長に聞いてるんだ!!」
連盟会長(しゅん……)
杏「まぁまぁ。私たちのやるバイトはね……退魔巫女だよ!!!」
会長がミニスカじゃなくて良かった……
もしそうなってたら、バイオハザードが起きていた所でした…w
麻子「た、たいまみこ?」
忍「こう、キメるんですか?何とは言いませんが……」
杏「河西ちゃんの発想ヤバイね!でも違うんだなぁ。もっとヤバイよぉ。……退魔巫女。魔を退ける巫ぐ女、で退魔巫女だよ。おハゲこと連盟会長はね、そこの傍系にいるんだ」
連盟会長「どうも、退魔巫女です」
麻子「えええ、おハゲが巫女って……というか退魔って……」
忍「脇を強調するポーズ、本当に、本当にやめて欲しいですね」
連盟会長「これでも昔はショタ巫女として名を馳せたんだがなぁ……」
麻子「(キッツ)それより、退魔ってのは……」
杏「読んで字の如く、魔を祓うんだよ」
沙織「やだもー!男の子好きしそうじゃん!」
忍「プリキュアじゃないですか!燃えますね!」
麻子「お、おかしい。お前らおかしいぞ。魔ってことは、もしかしてお、おば、おばけ……」
おはげがおばけ退治してたとな
連盟会長「んん??」
麻子「違うおハゲじゃない座ってろ!……おばけと戦うのか!?」
杏「そーだよー」
麻子「ひいいいい!だめだめだめ死んじゃう死んじゃう死んじゃう!」
杏「おハゲさんの言うこと聞いてれば死にはしないよ!」
麻子「もう一人でシャンプーできなくなる!」
沙織「私がやったげるから」
麻子「えっ」
杏「ラッキーじゃん、冷泉ちゃん。それに、このバイトの割は最初にも言った通り、超!いいから期待してよね」
麻子「う、むむ、うぐ、うう……分かった」
忍(ふふ、冷泉先輩やっぱりかわいい。キャプテンの次くらいに)
連盟会長「おっと、早速おいでなすった。今日のターゲットは、【安価下】の未練を残して死んだ霊だ!妖力は【安価下コンマ二桁】だぞ!」
麻子「そのポーズをやめてくれ……!」
DT
童貞の亡霊とかハゲに相手させよう(提案)
テキストが一旦消えてもうた!ちょっと時間が空くやも、待っててください……!
麻子「ははは早くしてくれ!このおばおばおばけ、怖いぞ!」
連盟会長「あわてないあわてない」
麻子「[ピーーー]ぞ!」
ゆっくりでいいよー
連盟会長「おっと、早速おいでなすった、今回のターゲットは、DTの未練を残して死んだ霊だ。妖力は……73!」
DT「オオオオオメンコオオオオオぅ……」
麻子「ひいいいい!紫のドロドロ!ドロドロが!!!」
杏「な、73!?ちょっと、ヤバイかもね……!」
忍「口調もヤバイくらい下品ですね……!」
連盟会長「ああ、相当なおちんちん野郎だったんだろう」
麻子「こらハゲ!沙織にそんな言葉聞かすな!」
沙織「え?DT?DTって……」
忍「童貞のことですか?」
会長「そうさ」
麻子「ハゲェ!沙織がおちんちんリアリティショック状態になっただろ!こうなるとしばらく使い物にならんぞ!」
杏「……それは困るね」
会長「ああ、無理矢理退魔するのは最後の手段、だからな……」
麻子「ど、どういう意味だ……」
麻子の中の井口が出てきてる
会長「言葉通りの意味さ。まずは、霊との対話。そして、平和的解決方法の模索。霊だって元は人間だ。話してわかるやつがほとんどさ」
麻子「話してわかるったって、こいつの未練って……」
DT「ゥゥゥ……アアア………」
杏「………」
DT「……ナルスススエエエエックス……」
忍「エグッ」
麻子「話す余地無しだろ!こんなことに沙織を巻き込みやがって!殺すぞ!ほんとに!!」
会長「冷泉くん!」
麻子「なんだよ!」
会長「まずは私が話す。それなら問題ないだろう」
麻子「なんでもいいが、そいつが万が一にも危害を加えてきそうなら、すぐに祓えよ!!沙織に億が一にもなんかあったら、お前のちんちんミキサーにかけて一気飲みさせてやる……!!!」
会長(ヒュンッ)
DT(ヒュンッ)
杏「おおお、冷泉ちゃん、やるね……」
会長「そ、その、DTくん。君の望むことは何だい?」
DT(こしょこしょ……)
会長「ええ!?【安価下】ぁ!?」
DT(こしょこしょ…)
会長「しかも、【安価下3】だってぇ!?」
女の子とチョメチョメしたい
触手プレイがしたい
麻子さんにナニをミキサーにかけてもらいたい
DT(こしょこしょ……)
会長「ええ!?女の子とちょめちょめしたい!?」
DT(こしょこしょ…)
会長「しかも、麻子さんにナニをミキサーにかけてもらいたいだってぇ!?」
忍「う、理解の範疇を完全に超えてる……!」
杏「捨て身すぎるね……!一世一代のイベントだ、そりゃDTとやらになっちゃうね!」
会長「く、つまり、女の子とちょめちょめした然るのち、冷泉さんにナニをミキサーにかけてもらいたいということだが……」
麻子「後者はともかく、前者は絶対なしだ!分かりきってただろ!交渉決裂だ!」
会長「くっ、まさかの勝手に浄化エンドもあるかと思ったが……仕方ない、こうなったら退魔バトルだ!!」
忍「退魔バトル!?」
会長「ああ、我々の巫女力(みこちから)は二つの要素によって定義される。まずは、ほとばしるエロス」
麻子「巫女なのに……」
杏「そこは気にしちゃ負けだよ、冷泉ちゃん。文字通りね」
会長「そして、もう一つは【コンマ判定】だ」
会長「そして、我々の地巫女力は、それぞれ、
角谷くん 0
河西くん 0
わし 10
冷泉くん 20
武部くん 20
だ!」
杏&忍「「ガーン」」
麻子「な、なんでお前が会長と河西さんに勝ってるんだ……」
連盟会長「ふふん」
DT「マグワイアアァアアア!!!」
麻子「だからそのポーズを……ひ、ひぃ!くるぞ!」
忍「くっ、まずは私が!……って、どうすれば退魔出来るんですか!」
会長「思い思いのポーズを決めて、リリカルミラクル【安価下ァ】!!!と叫べ!コンマと君の地の巫女力が合わさって最強に見える!!!」
麻子「なんの解決にもなってないじゃないか!!!」
忍「うおおおお、リリカルミラクル【安価下ァ】!!!」
へい
インドカレーなのに店員はネパール人ばっか
とかでもありなのかな
忍「うおおおお、リリカルミラクル【安価下ァ】!!!」
>>214『へい』
忍「(頭に直接……!そうか!)いっけぇぇぇぇぇえ!【へい49】!!!」
ズバァァァア!!!
麻子「輝くバレーボールが……え、技名!?」
会長「そう、先の言霊が神を呼び、我々に力を貸してくれる……しかし、これでは……!」
バシュウウウウ!!!
忍「くっ、やったか……!?」
DT「オオオオオ……!」
忍「ぐっ、だめ、か……!」ガクッ
麻子「河西さん!?」
会長「ああ、神の力は絶大だが、我々の身にはちと余る、一度きりが限度、力は使い果たしてしまう……!」
麻子「や、ヤバイじゃないか……!」
DT「ボオオオオオ……イッシュ!!!」
忍「う、わ!」
杏「くっ河西ちゃん、危ない!!!リリカルミラクル【安価下ァ】!!!」
かぁしまー
流石我らが生徒会会長強いwww
干し芋パスタ
やったか!?
杏「くっ河西ちゃん、危ない!!!リリカルミラクル【安価下ァ】!!!」
>>217『かぁしまー』
杏「(ふふ、やっぱりこの呪文、か)……【かぁしまー90】……!!!」
カアアアアアアア
連盟会長「こっ、これは……!!」
麻子「か、会長の身体が光っている……!」
沙織「あばば……う……なに、これ、あたたかい……」
DT「お、おぉ……おおおおお……」
会長「おお、まさに奇跡、人の心の光……」
杏「いつもありがとね、かぁしま。泣き虫なのに頑張り屋で、私のことが大好きなかぁしま」
麻子「お、おばけが、消えていく……」
DT「おおおおぉ……」
シュワワワワ……
忍「か、会長……」
杏「……次生まれる時は、いい相方を見つけるんだよ」
DT「き……まし……た……わ……」
シュルルル……シュポン!
会長「へへ、どんなもん、だい」ぺたん
麻子「か、会長!会長……!」
『翌日』
みほ「そ、そんなことがあったんだ……」
麻子「あぁ。……そうそう信じられないと思うけど」
華「びっくりですが……私もやってみたかったですわ」
麻子「しゃれにならん、こっちは貞操の危機だったんだ……」
沙織「もう、会長、すっごくかっこよかったんだから!」
忍「はい!やっぱり頼りになる私たちの会長です!」
優花里(ぼー……)
麻子「ん?秋山さん……?」
杏「えへへ……。それはそうと、今回の報酬だよ!じゃん!【安価下コンマ×10】」
おい最大990円かよw
おハゲ、ケチ過ぎ……
単位は万円じゃないかな
けっこう稼いだな
杏「じゃん!950円」
麻子「へっ……?」
杏「えへ、冗談冗談!950万円!(小切手)」
忍「え゛っ」
麻子「へけっ……」
華「おっとと」
沙織「麻子が気絶した!!」
みほ「うわぁ、確かにこれはちょっとすごいかも……」
優花里「ま、まさに札束って感じですね……」
杏「これをみんなで等分に……するとお金は怖いからね、友情にひびが入りうる。だからバレー部の予算と、生徒会予算と、ゼクシィの定期購読にちょっともらって、あと全部冷泉ちゃんのリフォームに使っちゃった!」
沙織「ほら、麻子!」
麻子「えげっ、え?ほ、炎のチャレンジャーがなんだって……?」
杏「冷泉ちゃんちのリフォームが豪華になったって話!」
麻子「ええ、そんな、ただでさえ助けてもらったのに、そんな……」
忍「いいんですよ!私は新しいボールにネットに、シューズまで部で買えそうでラッキーですし!」
ねこにゃー「あ、ありがとうみんな!」
紗希「………」ニコニコ
沙織「私もゼクシィ代浮くし、バックナンバーまで揃えてくれちゃって、もうさいこーだよ!」
麻子「う、うーん……あ、ありがとう……」
杏「ま、そゆことだから!」
桃「冷泉、今回のリフォームだが、【安価下】にお願いした。地下室と内装、……和式だよな?それの総取っ替えと、お庭と縁側、それから浮いた分で、【安価下2】もつけてもらったぞ」
麻子「おおー……!」
自動車部
家ごと移動機能
魔改造ばかり…
桃「冷泉、今回のリフォームだが、自動車部にお願いした。地下室と内装、……和式だよな?それの総取っ替えと、お庭と縁側、それから浮いた分で、家ごと移動機能もつけてもらったぞ」
麻子「おおー……!」
ナカジマ「へへ、ま、1日で自走までできるようにするのは基本だよね」
ホシノ「もちろん、他のところも手ぬかりないよ」
麻子「おおおー……!」
華「お庭はどうなるんでしょうか?」
ツチヤ「そこはサイドカーみたくこう、ね?」
麻子「おおおおー……!」
そど子「……これでギリギリまで寝れると思ってるんでしょうけど、学校は自動車登校禁止よ」
麻子「ふ、そど子、私のは家だ。どうこう言われる筋合いはない」
そど子「ぬぎぎ……!全く!これまで以上に遅刻したら容赦しないからね!」
パゾ美「というか道路走れるの?幅的に」
ゴモ代「さぁ……」
沙織「さ、麻子。言うことあるでしょ」
麻子「ああ……みなさん、ほんとに、その、ありがとう。私なんかのために、悪いな、色々。…………おばあもきっと、喜んでくれる」
華「そうですね。きっと」
沙織「それとね、麻子のためにこんなに協力してくれる人がいることは、もっと喜んでくれるよ」
麻子「……うん」
えーんたーえーんたーみっしょーんはやくー
杏「今回は、完全に達成かな?」
桃「いつにも増して脱線がひどかった気がするが……」
杏「えへへ、気にしない気にしない。さて、次のお願いがあれば、また夜に。じゃね!」
ありがとうございました
安価マシマシにしてみたけど、書いててレスもらえて楽しいのはいいとしても、ほんとに難しくなりますね
それにしても連盟会長はグッときました。ぶっ込みばかりだと困るけど、自分じゃ絶対思いつかないし
麻子「巫女バトルってなんなんだ、全く……。私たちである必要性なくないか?」
連盟会長「まあまあ、それを言ったらおしまいだよ。それだけ我々が愛されてるってことでさ」
役人「全くですね」
沙織「麻子!ミキサー持ち出しちゃだめ!華もハサミ出さないで!」
乙です
乙乙
ジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガテッテッテーレテッテッテー(サンダースBGM)
杏「みんな~お待たせ~」
桃「それでは、五人目の選定を行う!」
柚子「さすがにそろそろ少なくなってきちゃったかな?」
ダージリン「そうでもないんじゃないかしら?」
みほ「わぁ!」
まほ「おい、ダージリン、お前なんでいるんだ。それになんだその手は。?ぐぞ」
ダージリン「あら、随分な言い様ね?戦術の品格も落ちるわよ?前者については、お呼ばれしたから。後者については、美しいものが嫌いな人がいて?」
オレンジペコ「ラ「ララァ・スン!!!」桂莉奈さん、やりますね……!」
来ましたでございますのよー
まほ「ふん。言っていろ万年内ゲバ校。お呼ばれってことは……」
アンチョビ「待たせたなぁ諸君!ノリと勢いの安価スレにパスタ参戦だぁ!」
ペパロニ「ドゥーチェ、スレとか何意味分かんないこといってんすか。てか言い間違ってません?」
アンチョビ「う、うるさい!ドゥーチェって言いたかったの!」
たかちゃーん!
うひゃー!ひなちゃーん!
おりょう「毎度毎度……」
エルヴィン「わんちゃんみたいでかわいいじゃないか」
カチューシャ「また一番乗りを……!」
エリカ「うう、隊長……というか下りなさいよ、あんたの副官がたまげた目つきで睨んでくるのよ」
みほ「あ!エリカさん!」
まほ「エリカ!彼女ができたぞ!」
エリカ「うぐはっ!隊長、倒錯しすぎですぅ……」
ケイ「よんでくれてありがとね!アンジー!」
杏「ゆあうぇるかむだよ、おケイ!」
ナオミ「サオリ、私手相見れるんだ。ほら」
沙織「えっ、ええ?ナオミさん、ちかいよう!」
麻子「おい、お前んとこの雌犬、ちゃんと躾とけ」
華「手口がこなれてるのが度し難いですね」
桃「……カオスだな」
>>238(この人数……厳しくなる。先手必勝!)
>>238「>>239!」
愛里寿
さえもんざ
ゆかり
ボコの良さを皆に広める
桃「安価が逸れたら、一番早くにきたそれっぽいレスとなるぞ!」
柚子「桃ちゃん、何処に叫んでるの?」
桃「四次元だ」
杏(こわっ!)
愛里寿「ボコの良さを皆に広める!」
みほ「ちょっと待って今愛里寿ちゃんがいいこと言った!!」
愛里寿「ふふん」
杏「お!決まりだね!じゃあ、ボコの良さを……」
まほ「ん?島田愛里寿は敵側じゃないのか?」
杏「いーのいーの!それに、島田ちゃんが受けてくれなかったらそもそも勝負にならなかったわけだしね!」
まほ「ふむ、一理ある」
みほ「でも、ボコの良さを広めるのは難しいよ。私もいつもおすすめしてるんだけど、みんな全然……」
麻子「西住さん、4クール1セットのテレビシリーズを耐久上演するあれは、世間的には洗脳と言われる類だ」
沙織「あのあと、幻聴がすごかったよ。シャワー浴びてるとどこからともなくボコの歌が聞こえてくるんだもん……」
華「怖いですよね」
みほ「えぇ!なんでぇ!」
優花里「私もあれはさすがに……しかしそうなると、どう広めるべきでしょうか?」
ダージリン「>>安価下、とかはどうかしら?」
ボコ主役のゲームを作る
ダージリン「ボコ主役のゲームをつくる、とかはどうかしら?」
ももがー「ゲームと聞いて!」
ぴよたん「kwsk!」
ダージリン「人間の文化は遊びにおいて、遊びとして発展し、展開した。何事も楽しみの中に混ぜれば、自ずと広まるものよ」
オレンジペコ「ホイジンガですね」
梓「すごいなぁ、ダージリンさんも、オレンジペコさんも」
あや「うん。まるで、『遊び 名言』でググったみたい」
杏「いいねぇ。そういう発想、私は好きだねぇ」
桃「ゲームなら、我が校にも覚えのあるものがいますしね」
ねこにゃー「でも、ジャンルは大事だよ?今時、ただのRPGとかじゃ誰も見向きもしてくれないよ?」
桂莉奈「うんうん、スタイリッシュ脱衣アクションとか、色んな要素が一目で分かって、尚且つ斬新なのでなきゃ」
柚子「難しそうねぇ……」
まほ「それなら、【安価下】【安価下2】【安価下3】とかはどうだ?」
みほ「な、なるほど……!」
愛里寿「それなら確かに、ボコの魅力を伝えられそう」
優花里「えぇ、思わず手にとってしまいそうです!」
戦車道受けてる生徒がキャラの声優担当
無双系
>>249
ただし、ボコが無双される側w
VRで殴られるのを体感
ボコがボコを倒すのか…
まほ「それなら、スタイリッシュ無双されアクションfeat.リアル戦車じょしボイス(はぁと)とかはどうだ?」
みほ「な、なるほど……!」
愛里寿「それなら確かに、ボコの魅力を伝えられそう」
優花里「えぇ、思わず手にとってしまいそうです!」
麻子「そ、そうか?」
沙織「無双されアクションって、ゲームの中でストレス溜めちゃいそう……」
アンチョビ「そのはぁとってなんなんだ、はぁとって。全然いけてないぞ」
まほ「萌えは大事だぞ。女の子のおちんちん勃っちゃうような萌えは売り上げに直結する」
エリカ「たいちょおおお……」
ももがー「……いや、いける」
ぴよたん(ももがー氏の口調がマジだ)
ももがー「昨今死にゲーは一大ジャンル。高難易度というのはクリアした者の優越感を刺激し、ひとつのブランドとして確立しうる。そして現実世界との緩やかなリンク。会いに行けるキャラクター達……いけるもも!!!」
みほ「うん!でも、クリアできちゃだめなんじゃないかな?」
愛里寿「そうだ。それはボコじゃない」
ももがー「……まぁ、その辺はなんとかするとして」
杏「お、ももがーちゃんからの太鼓判なら、いけるんじゃないな?」
桃「ええ、早速手分けして作成に取り掛かりましょう」
ケイ「CGとかなら任せて!うちの情報科はハリウッドに行く子もいるくらいなんだから!」
杏「いいの?おケイ」
アリサ「いいわよ。どうせ主にやるのは私だしね」
ナオミ「アリサのホモ絵技術が役立つのか」
アリサ「ちょっ」
優季「わぁ~」
桂莉奈「こ、今度見せてください!」
アリサ(おっ、同志か?)
桃「しかし、アクションだろう?物理演算とかは大変だろうな」
ねこにゃー「多少がばってるくらいなら逆に面白いんだけどにゃー」
みほ「……ね、エリカさん」
エリカ「……あによ」
まほ「手伝ってやってくれないか?」
エリカ「う……や、やです。そもそも私はお願い言う側で……」
みほ「ねぇ、エリカさん」
エリカ「ほわっ!」
まほ「頼む、エリカ」
エリカ「ほわわわわ……」
麻子「西住サンドだ」
優花里「逸見ァ……」
沙織「すごい、ゆかりんが呼び捨てにしてる……」
華「こら澤さん、頭ねじこもうとしちゃだめですよ」
声優担当する生徒も安価で決めればいいかもな
エリカ「て、手伝いまひゅう……」
みほ「やったぁ!ありがとエリカさん」
まほ「えらいぞエリカ。エリカはいい子だな」
エリカ「はひぃ」
優花里「私もステレオ西住で脳トロしたいですぅ……」
優季「あきやまどのぉ」
エルヴィン「グデーリアン……」
優花里「あっあっ、ちょっ、ちょっといいかも……」
杏「物理マスター逸見ちゃんの手伝いがあれば百人力だね!」
柚子「でもプログラミングは難しそうですよ?授業ですらあんな訳が分からないヌルヌルポッポな感じなのに」
麻子「私がやろう」
桃「冷泉、覚えがあるのか?」
麻子「問題ない。プログラミング言語は教科書で読んだことがある。基本ができればあとはガッと応用するだけだ」
ももがー「すごい安心感もも……」
ぴよたん「バグとは無縁そうぴよ」
沙織「ふふ、意外に義理がたいよねー、麻子。見直したよ」
麻子「う、うるさいな///」
華「むむ」
杏「さて、シナリオは私とちょび子がやるとして……」
アンチョビ「うぉい!なんで私なんだ!」
ペパロニ「姐さんツイッターの裏アカで恋愛小説書いてるじゃないっすか」
アンチョビ「なっ!!」
カルパッチョ「あれ、みんなからも結構面白いって評判ですよ?」
アンチョビ「えぇ!そーなの……じゃない!なんでお前ら知ってんだ!」
カルパッチョ「親衛隊は伊達じゃないんですよ?」
杏「干し芋×パスタを作ってやるからさぁ」
アンチョビ「ぱ、パスタァ!?」
ペパロニ「まぁじっすか!」
杏「そんで、声はー」
安価下「私やる!」
安価下2「私も私も!!」
安価下3「わっ、私も声優興味ある!」
さえもんざ
磯部典子
おハゲ
ま た お ハ ゲ か
お前生徒ちゃうやんけwww
声優だと普通に役立ちそう
……リアル戦車じょしボイス(はぁと)と名乗って許されるかという問題に目をつぶれば
左衛門佐「ふふふ、何を隠そう私、アニメが結構好きなんだ……!」
カエサル「あぁ、確かに、みんなでジブリとか見てる時だけはしっかり両眼あけてるしな……」
おりょう「エロアニメもこっそり見てるぜよ」
左衛門佐「わわ!」
エルヴィン「居間で見るなよな!」
典子「へへ、私の声真似レパートリーは伊達じゃないよ!……せいゆう作戦です!(みほ真似)」
ねこにゃー「おおお!すごいにゃ!あ、それ、ペリーヌ!それインデックス!」
紗希「………!」
ももがー「ねこにゃー氏、案外うまくやってけそうで良かったもも」
ぴよたん「うんうん」
おハゲ「やった!選ばれたわ!」
麻子「またおハゲか!女言葉使うな!きゃぴきゃぴするな!」
華「そど子さん、良いのですか?」
そど子「ハゲの存在は推定無罪よ」
桃(わけわからん)
おハゲ「いやぁ、わし声には自信をあるんだよ。きっと満足してもらえるよ?」
沙織「えぇ、でも、バランス悪いんじゃ……」
おハゲ「遊びでやってんじゃないんだよー!」
まほ「!!」
ダージリン「お、おやりになるわね……!」
おハゲ「ふふふ、まだまだいけるだろう?」
愛里寿「ひ、光だけが、広がっていく……!」
麻子「ハゲだからな」
ハゲにやさしい世界
杏「じゃ、まとめると、CG、原画はアリサちゃん&うちの情報科のみなさん。物理演算は逸見ちゃんとうちの情報科のみなさん。プログラミングは冷泉ちゃんとうちの情報科のみなさん。シナリオは私とちょび子。声優はもんざちゃん、磯部ちゃん、おハゲちゃんね!」
ももがー「いけるやん!」
ぴよたん「せやろか?」
みほ「情報科のみなさん、すごいなぁ」
桃「早速作るぞ!!」
アリサ「ま、オリジナルタッチで描くには私はまだ実力不足よね、悔しいけど。ここは一つ、参考書籍を選ぼうかしらね……」
安価下コンマ判定
奇数……やっぱりホモは勢いよね!スーパー系ホモ、山口貴由タッチ
偶数……何言ってんの、泥臭いホモこそ真骨頂よ!リアル系ホモ、田亀源五郎タッチ
ホモまみれ
アリサ「やっぱこれでしょ!田亀源五郎タッチ!!この、食い込みがたまんないわよね……!こら!胸毛の流れがおかしい!もっと大自然を感じなさい!!」
情報科(私達は何が哀しくて無駄毛の質感に拘ってるの……)
エリカ「物理演算ね……まぁ、仮想世界をリアルにするには必要なんだろうけど……」
奇数……どこまでも拘りぬくわ。みほと隊長の頼みだもの
偶数……ま、適当でいっか。ここの数値は、は、ん、ば、あ、ぐっと……
わに
エリカ「うお、すごいわ、ポリゴンに世界がめり込んでる。オブジェクトが空を縦横無尽に舞ってる。ふっ、あはは!」
情報科「ひえええ、ボコが高速で振動しているぅぅぅ……」
冷泉「プログラミングはあらかたガッとやってしまったが、他のチームが進むまで暇だな」
情報科(ひ、一人でほとんどやってしまわれた……)
冷泉「そうだ、どうせなら……」
奇数……ま、普段言えないメッセージでも仕込んでやるか
偶数……さ、沙織への想いがもんもんとしてきたぞ……
れまこ
冷泉「………」カタカタカタカタカタカタカタカタカタ………
情報科「ん?あれ?こんなイベントフラグあったっけ……」
冷泉「あぁ、その辺は気にしなくていいぞ。私がやるから」
情報科「あ、ハイ!」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ……
冷泉(うおお、しゃ、しゃおり、しゅき……///)
杏「よっし!シナリオだけど、私は【安価下コンマ判定】がいいと思うんだ」
アンチョビ「それなら私は絶対【安価下2コンマ判定】要素は入れたいぞ!」
杏「じゃ混ぜればいいじゃん!」
アンチョビ「え゛っ」
杏コンマ
奇数……やっぱり無双系なら、戦国時代でしょ!主人公のボコは一国一城の主で……
偶数……やっぱり無双系なら、北斗の拳でしょ!主人公のボコは一匹のモヒカンで……
アンチョビコンマ
奇数……ヒロインとの甘酸っぱい恋は外せない!恋愛
偶数……やっぱりエロは大事だ!フランス書院
へい
せや
シナリオまともでシステムダメダメなパティーンか
左衛門佐「そんで私達は声を当てる、と!」
典子「うお!私の台本多いな!何役やるんだ……!?」
おハゲ「演技指導は私がやるよ!」
左衛門佐「心強いな、ハゲ!」
典子「任せたよ、おハゲさん!」
おハゲ「ふふふ、遊びでやってんじゃないんだよー!!!」
ねこにゃー「ゲームにゃ……」
桃「で、できたぞ……!」
愛里寿&みほ「「おおお……!」」
杏「愛里寿ちゃん!さぁ、早速プレイしてくれ!この、【戦ボコ無双~タンクガールズエディション~】を!!!」
ももがー「まず目を引くのがこのパッケージ!!!」
ぴよたん「むきむきの雄野郎が汗だくでまるで盛りあってるかの如く敷き詰められる中、ひときわ目立つちょんまげ姿のファンシーなクマ……」
桂莉奈「なんで半数以上が荒縄で巻かれてるの……?」
みほ「ど、独創的だね……」
愛里寿「う、うん……」
華「あ、インスピレーションきそうです」
沙織「きちゃだめ!」
カキィンカキィンカキィン!バシュウウウウ……ボワッ!!!
「「「戦ボコ無双!!」」」
「タンクガールズエディション……(ねっとり)」
ローズヒップ「おおー!タイトルですわ!かぁっこいいですわ!!」
ダージリン「こら、ローズヒップ。はしゃがない」
オレンジペコ「……なんでタンクガールズエディションをおハゲさんだけに言わせたんでしょう」
アッサム「他の2人はねっとり感をどうしても出せなかったそうよ」
ーー鬼哭啾々。
天下に泰平の大義の下、極東の島国は、国を分けての大戦に興じていた。
力あるものは全てを奪い、力無きものは踏みつけられ、にじられ、ボコボコにされる……
「はうぅ!い、痛ましい!すてきぃ……」
「あっ、あっ、そんな、すごい……!」
ーー時は戦国。これは、弱者達の、愛と誠と、暴力の物語ーー
ホシノ「おっ!」
ナカジマ「な、なかなか面白そうじゃん」
カチューシャ「ノンナ、さっきの絵のどっちが悪者なの?」
ノンナ「それはまだ分かりませんよ。あの村を襲っていた落武者は、心優しい落武者かもしれませんよ」
セレクトヨアキャラクター!!!
ももがー「あれ?選べるもも?ボコ一択じゃないの?」
麻子「ああ、隠しキャラもいるみたいだな」
ジャキィン!ボコォ!!
やあああってやるぜ!!!
みほ「はああああん!かわいいよおおお!!!」
まほ(お前の方がかわいいよ)
エリカ(って考えてる顔だわ、ううう、2人してぇ……!)
愛里寿「あ!色とか怪我してる部位とかも選べる!すごい!あ、cvも!モンザタイプ、ノリコタイプ、ニュータイプだって!」
麻子「キャラ性能も変わるぞ」
あや「他のは他のは?」
ジャキィン!オチムーシャァ!!!
ぐへへへぇ、
やってやるぜ……!
左衛門佐「ふふふ、私の入魂のキャラだ」
おりょう「キャラデザが下卑すぎてるぜよ!」
エルヴィン「むちむちの無駄毛がやばい男からなんでかわいい女の子の声がするんだ!!ミスマッチすぎるだろ!!」
左衛門佐「まあ待て。落武者ストーリーは泣けるぞ、マジで」
カエサル「うっそぉ……」
カルパッチョ「私はこういうキャラにたかちゃんが無理やりやられちゃう妄想で御飯3杯はいけちゃうな」
アンチョビ(えぐっ)
カエサル「ひなちゃんやめてぇ!!」
愛里寿「ボコだけでいいのに……」
麻子「まあ待て。今はデバッグモードで出しているが、基本的にこいつらは隠しキャラだ。ボコストーリーをクリアして初めて出現する」
みほ「そっか、ならみんなまずボコに触れてくれるんだね!」
ジャキィン!ノリコォ!
奇跡は起きます。根性で!!
典子「ふふん」
忍「キャプテンキャラになってるじゃないですか!」
ねこにゃー「すごいにゃキャプテン!プレイアブルキャラはみんなの憧れにゃ!炎になりそうにゃ!」
妙子「でも、こう、かわいいけど、これ完全に……」
アリサ「ショタはデザートよね」
紗希(ついてる……)
麻子「ノリコは唯一の無双する側キャラでもある」
ジャキィン!
ゼータァ!!!
おハゲ「俺の身体をみんなに貸すぞ!!」
華「1人で精神崩壊してください」
桂莉奈「ゼータガンダムだ!!」
ももがー「つよそう」
ぴよたん「でかい」
麻子「安心しろ。中身は田植えガンダムだ」
おハゲ「修正してぇ!!」
杏「誰からプレイするの?」
みほ「もちろん!」
愛里寿「ボコ!」
キュピィン!
ボコ伝……!!!
ダダダダダッ
足軽「殿ぉ!!ボコ城の門が、破られました!!」
ボコ「何ぃ!あいつらぁ、ふざけやがって!オイラが出る!」
老中「いけません殿!殿のお役目はどっかと構えていること。鉄火の矢面に立つなど……!」
ボコ「バカやろ!売った喧嘩を買われたんだ!安く売って、高く買う!喧嘩ってのは、そういうもんさ!オイラの拳が唸る、唸るぜ!」
シュッシュッシュシュッ
姫「殿!あなたが倒れたら、私はどうすれば良いのですか!!」
ボコ「!!!」ピタッ
老中「………」
姫「私は男を喜ばせる方法しか知らぬバカです。バカですが、ボロクズのようだった私を拾ってくれたあなたのことならなんでも分かります。あなたは、ここで真っ先に死ぬつもりでしょう?死んで、自分の首を以って、この乱世の不条理からわたくしたちの命を守るおつもりなんでしょう?」
ボコ「………」
姫「役人国のやり口は卑劣極まった。喧嘩も売らされたようなものです。殿が売らなければ、我々の国のみならず、ここ一帯の無辜の民はなお蹂躙されるままだったでしょう」
ボコ「……そんなのしらねーぜ」
姫「殿!」
ボコ「……オイラは、オイラが気にいらねぇ相手に喧嘩を売る。それだけだぜ」
姫「……殿はそれで満足でしょう。ですが、残された者は、あなたを愛する民は、臣下は、私は、ちっとも嬉しくなんてない!あなたがいるところが私たちの生きられる場所なんです!ならばいっそ、ここでみな、戦って討ち死にたい!」
ボコ「ばっかやろ!」
パシッ
姫「いった、何するの!」
バキッ
ボコ「ほげ!」
姫「ああ、すみません、殿!つい癖で……」
ボコ「へ、へん!そんだけ抵抗する根性がありゃあ、どこへ行っても大丈夫だ!二度とそんなこと言うんじゃねえぞ!」
姫「と、殿……!」
ボコ「おい!足軽!お前は伝令だ!兵を引かせろ!そんで、敵にオイラが大将同士での一騎打ちを望んでると伝えろ。……そしたら敵は、絶対出てくる」
足軽「できません!私たちはみんな、あなたと共にあります!」
ボコ「ばっかやろ!」
ペシッ
足軽「いた!何するんですか!」
バキッ
ボコ「ムギュ!」
足軽「あわわ!す、すみません殿、つい癖で!」
ボコ「なんて野郎だ!殿様に手を挙げるたぁとんでもねぇ奴だ!てめぇはクビだ!」
足軽「と、殿!」
ボコ「この、ばっくれ野郎!さっき言った仕事だけはしろよ!あと、これは退職金だ!みんなで分けろ!独り占めしたらボコボコだぞ!」
ジャラララア!
足軽「く、く……」
ボコ「……よぅ、ヨメさんと赤ちゃんによろしくな!」
足軽「……くっ……!ず、ずびまぜぬ゛……!と、殿のおそばのぬくもりは、一生忘れませぬ!!」
ダダダダダッ……
ボコ「へん、男にそんなこと言われたってしょんないぜ!なあ、老中!」
老中「おりゃっ!」
バキッ
ボコ「へぶっ!な、何しやがる!オイラまだ何もやってないだろ!」
老中「わしは、殿のしたいことは全て分かっておりますゆえ」
ボコ「ふん、じゃあ、さっさと支度しろ!ほら、抜け道の鍵だ!」
老中「はい。ま、せいぜい生き延びますゆえ」
ボコ「ふん!最後まで食えないジジイだぜ!」
スッ、パタン
ボコ「……さて」
姫「………」
ボコ「何してやがる。老中はお前の先導役だぜ」
姫「………」
ボコ「………なぁ、姫。頼む。オイラはお前にだけはお手上げだ。オイラ死ぬのは怖かねえ。ただ、お前の心配しながらする喧嘩は、ちっとも気持ち良くねーぜ」
姫(ふるふる)
ボコ「………こんにゃろ!」
ペシッバキッ
ボコ「ふんげっ……!げ、元気じゃねーか!」
姫「………」
ボコ「……しょうがねーな!」
モフッ
姫「!!」
ボコ「姫、一度しか言わねーぞ。……オイラ、お前のことが好きだ」
姫「と、殿……」
ボコ「お前に死なれるかもって思うと、オイラ、ほんとに参っちゃうんだ。戦うココロは無くしたくねーんだ。頼む。生きてくれ」
姫「………殿」
ボコ「………!!……」
姫「………必ず、続きをしてくださいね。待っております」
ボコ「……オイラはいつでも、勝つ気だぜ」
姫「いつまでも、待っております」
ボコ「おう!任せな!」
スッ、パタン
ボコ「………静かだ」
ボコ「へへ、足軽のやつ、ちゃんとやってくれたな」
シュッシュッ!
ボコ「この下には、敵共がたくさんいるだろうな」
ボコ「………武者震いが止まらねえぜ」
シュッシュッシュシュッ……シュッ!
ボコ「………うし、行くか!!!」
やーってやーるやーってやーるやーってやーるぜ、いーやなあーいつをぼーこぼっこーにー
けーんかはうーるものどーうどうとー
かーたでかーぜきりたーんかっきーるー
じーんせい、まーけても、いーいんだぜー
いーつか、かてーると、ゆーめをみてー……
ステージ、スタート!!!
みほ&愛里寿「「ぼこおおおおお!!!」」
てれってーてってーててー
てれってーてってーててー
(high flying future)
杏「今日はここまでかなー」
みほ「ぼ、ぼこおおお……」
愛里寿「し、しなないでえええ……」カチャカチャ
桃「ぼ、没入してる……」
杏「嬉しいねぇ」
ケイ「演出のバランス、おかしくない?」
ダージリン「最初からクライマックスですわね……」
杏「いーのいーの、じゃ、また明日ねん」
いけるやん!
おつ
乙
乙
ステージ、スタート!!!
みほ&愛里寿「「ぼこおおおおお!!!」」
ナカジマ「いやぁ、ガチムチで裸に荒縄一丁の足軽が出てきた時はどうなるかと思ったけど……」
ホシノ「ちょっと、不覚にもウルっときたね。……おっ、くるか?」
ヤッチマエー!ワーワー
ローズヒップ「あっ、敵キャラ?敵キャラですわ!すごい!みんな裸に荒縄一丁ですわ!!どしふんですわ!!」
ダージリン「ローズヒップ」
ローズヒップ「あっ真っ暗ですわ!ダージリン様、真っ暗!」
アッサム「過保護なんだから……」
イエ゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!
ワラワラワラワラバキバキバキバキ
みほ&愛里寿「「あばばばば……」」カチャカチャ
優花里「ボコが裸の男達に蹂躙されてますぅ……」
カエサル「素手のやつはまだしもなんで武器が荒縄とか蝋燭とかクリップばかりなんだ!」
カルパッチョ「萌えるね!」
アンチョビ「お、おいおい!殴られたボコの首がエライ方向に曲がってるぞ!」
ペパロニ「おまけにこけしみたいにブルブルしてるっすねー!」
エリカ「んっふ!」
エリカェ…
麻子「おい、サンダースの。プレイヤーは年齢敵に中学生だぞ。お前これ、トラウマになるぞ」
アリサ「なぁに、かえって免疫がつく」
沙織「つけなくていいよ!」
あや「あれっ?あそこの人、下半身が地面にめり込んでない?」
桂莉奈「あ、そのままどんどん地面深くに走っていってる!」
エリカ「ぶはっ!」
沙織「ちょっと麻子、適当してないでしょうね?」
麻子「してない。仕様書通りに作った」
まほ「……こら、エリカ」
エリカ「んふ!ひゃい!」
まほ「お前趣味に走ったな」
ケイ「趣味?」
まほ「ああ、エリカはクソ映画、クソ漫画、クソゲー、クソスレ……頭にクソがつく嗜好品が大好きなんだ」
ナオミ「クレイジー」
まほ「エリカと行く映画はな、クソだぞ」
エリカ「たっ、隊長!私だって最初は真面目に作ってたんです!けど、キービジュアルの雄野郎達が私にクソゲーを作れと……ぶはっ!」
アリサ「ちょっと!ホモを馬鹿にしてんの!?なんで熊先生の胸毛がありえないくらい荒ぶってんのよ!」
ケイ「モブにも名前があるのね」
エリカ「んはっ!ははは!すごい!熊先生とボコ!バウンドして空飛んでる!!」
みほ&愛里寿「「おおおおお……!」」
杏「それはアリなのね……」
まほ「全く、みんなで作るものなのに……
麻子「いや、一概にクソともいえないぞ」
まほ「え?」
CRAZYY!!!
みほ「わ!」
愛里寿「なんか叫ばれた……」カチャカチャ
麻子「よりド派手に飛ばされ、かつやられる瞬間にテンポよくボタンを押すことで、相手の根気ゲージを大幅に削る衝撃波が出る」
くそっ、なんて野郎だ!
殴りつかれちまうぜ!
みほ&愛里寿「「おおおおお!!」」
桂莉奈「あっ、雄野郎が逃げてくよ!!!」
麻子「体力とは別に設定された根気ゲージを削る。これがボコ伝の勝……進め方だ。ボコは勝ってはいけないのが西住さんと島田さんの共通理解だったからな。バランス取りに苦労したぞ」
ぴよたん「単純なようで奥深い操作、殴られ続けたストレスを一気に解放する衝撃波のカタルシス……」
ももがー「いけるやん!」
愛里寿「ほっ、ほっ!」カチャカチャカチャカチャ……チャチャッ!
みほ「す、すごい!愛里寿ちゃん天才だよ!うますぎるよ!」
ねこにゃー「流れるようなボコられっぷりにゃ!すすす、スタイリッシュにゃ!!!」
麻子「ま、待て、その辺で……」
BEAUTY!ARIGTOU!SUGOKUKAWII!!
華「ん?」
SSSS……SAORIIIIIII!!!
沙織「えっ」
『 YADAMOOOOO!!!』
みほ&愛里寿「「!?!?!?!?」」
あや「全画面に先輩が!!」
華「極めて際どい水着姿の沙織さんが!!!」
ホシノ「おっぱいボンバー!!!」
沙織「」
マコーシャ…
麻子「あ、さ、さお、すまん!まさか私以外にこの超難易度コンボを繋げられるとは思わなかったんだ!」
優花里「なんの弁明にもなってませんよ!」
カチューシャ「しかもこれコラでしょ!やってることが思春期の中学生レベルじゃないの!!」
ノンナ「なまじ技術と頭が確かな分たち悪いですね」
麻子「私はなんということを……」
みほ「沙織さんなら仕方ないかぁ」
愛里寿「武部さんはかわいいから仕方ないな」
沙織「」
桃「わりとガバガバだな!!」
アリサ「ホモをおっぱいで潰さないでよぉ!」
桂莉奈「ふぁいと!」
優季「どんまい!」
ナオミ「レズになればいいじゃないか」
アリサ「よくなぁい!」
エリカ「いよいよもってバカゲーの様相を呈してきたわね……!」
まほ「ああ、せがれいじりとかも好きだもんな、エリカ……」
杏「いよいよボス戦だよ~!」
ウイイイ……クックッ
ねこにゃー(あっ読み込んでる)
ももがー(ムービーくるぞな)
メガネ役人「……困りますねぇ、こういうことをされるのは」(cvおハゲ)
ボコ「おうおうおう!てめえがメガネ国の総大将か!!噂に違わぬ陰気な面!部下共も腰抜け揃いだ!てめえ、暗君だな!!!」(cvもんざ)
メガネ役人「暗君?暗君とは、勝てもしない相手に喧嘩を売り、国土を荒廃させ、挙句に臣下を放って討ち死にするような者のことでは?」
ボコ「……へ!嫌なやつだぜ!ボッコボコにしてやらぁ!!」
メガネ役人「おや?良いのですかぁ?」
ボコ「あん!?」
スッ
姫「と、殿……!」
cvおハゲで笑っちまう
ボコ「姫!てめ、なんで……!」
メガネ役人「あなたの不甲斐なさが余程心配だったのでしょう、元来た道をのこのこ戻ってきたそうですよ?」
ボコ「そ、そんな……!」
姫「殿、殿、私、どうしてももう一度会いたくて……!」
ボコ「くっ……!ち、ちくしょーめ……!」
メガネ役人「信頼されてませんねぇ」
ボコ「うるせーー!!」
スッ、ズテーン!!
ボコ「ぶみゅ!」
メガネ役人「ははは!無様ですねぇ。私でも十分勝てそうですが、年には念を……イソベ!!!」
シュタッ
ノリコ「……ハッ」(cvのりこ)
ボコ「う……!」
メガネ役人「流石に大洗国の猛将、ノリコの名は音に聞こえているようですねぇ」
ボコ「何!てめ、まさか……!」
メガネ役人「ふふふ、大洗は廃国にしました」
ボコ「なっ……!」
ノリコ「………」
ボコ「ノリコ!お前、それでいいのか!排球を普及させる夢は!!お前の君主は!!」
ノリコ「……許せ。カイチョウ様のためだ」
タシーン!!!
ボコ「くっ……メガネてめえ、一体何を……」
メガネ役人「ふふふ………ふはははは!!」
ボコ(ブチッ)
シュッシュシュシュシュシュシュ……シュッ!
ボコ「勝負だ……!」
メガネ役人「ふふふ、いいでしょう。イソベ、お願いしますよ」
ノリコ「……相手方は、貴方をご指名では」
メガネ役人「考え方次第ですよ。さて、私はこの……」
姫「あぐっ!」
メガネ役人「イスに座って高見の見物と行きましょうかね!」
ボコ「てめえええええ!!」
ノリコ「くっ……参る!!!」
死合、開始!
みほ「ぼこおおおおおおお!!!負けるなああああああああ!!!」
カチューシャ「ぼこおおおおお!!!根性見せなさいぼこおおおおお!!!」
ケイ「ゴーーーー!!!ボコ、ゴーーーー!!!」
愛里寿「………!!」カチャチャチャチャチャチャ
オレンジペコ「す、すごい、みんなの気持ちが一つになってる」ビキビキ
おハゲ「メガネ君パワーすごいね」
ダージリン「そんな手を使うなんて…卑怯者!!!恥を知りなさい、この、メガネっ!!!」
ローズヒップ「ぼこおおおおお!ですわあああああああああ!!!」
あや「レンズに触ってやれええええ!!!」
麻子「………」
『おおおおお!サーブサーブ!スパイク!サーブ!ブロック!ブロック!回転……スパイク!!!』
愛里寿「!!!!」
『ぐわあああああああ……!』
沙織「ノリコつっよ!!!」
華「見てから行動されてません?」
麻子「ノリコは最強だからな」
あけび&忍&妙子「キャプテええええン……」
典子「ま、待て待て!ノリコだから!ノリコのやってることだから!」
ねこにゃー「ゲームと現実混ぜたらだめにゃ!」
紗希「………」
しゅわあああああ……
『ボコへの道を諦めるか?』(ねっとりボイス)
みほ&愛里寿「!!!」
優花里「なんですかこれ」
麻子「コンティニュー画面だ」
梓「ねっとりボイスにピキピキきますね……!」
『諦めるか?』(ねっとりボイス)
みほ&愛里寿「「ボコは絶対、諦めない!!」」
ジャキィン!
やああああってやるぜ!!
ナカジマ「うおおおおおお!」
ホシノ「そうだ、負けるな!!」
カチューシャ「ぼこおおおおお!!!」
ノンナ(………)
カシャーカシャー
うおおおお!
ぐわああああ!
うおおおお!
ぐわああああ!
……………
沙織「………ねえ、麻子、これ、勝てるの?」
麻子「勝てない」
ぐわああああ!
カチューシャ「ふっざけないでよ!あんなメガネにやられっぱなしなの!?」
麻子「……諦めたら、プレイアブルキャラ視点がノリコに変わる」
『諦めるか?』
沙織「じゃあ……!」
麻子「ただし、それでメガネに勝つと、ノリコがカメラ目線で、『君はそれでいいのか?』と言いながら真っ直ぐこちらをみつめてくる」
ジャキィン!
やああああってやるぜ!!
ダージリン「くっ、ど、どうすれば……」
ローズヒップ「ダージリンさまぁ、わたくし、くやしい、くやしいですわ……!」
エリカ「……やられっぱなしは、マジでシャクね」
杏「……けど、この世に無駄な足掻きはないよね」
『ボコへの道を諦めるか?』
みほ「ボコは……」
愛里寿「絶対……」
「「諦めない!!!」」
ジャキィン!!!
ウイイイン……クックッ
ねこにゃー&ももがー&ぴよたん(((!!!)))
妙に心に来るコンティニューシステムに草
ボコ「う、お、お、お、お……!!」
ノリコ「!」
ボコ「やああああって、やるぜ……!!!」
ノリコ「………なんで?」
ボコ「!」
ノリコ「なんでそこまで必死になれる?国も民も、一応はメガネ国の庇護下に入る。臣下の後先だって多少は考えてるだろう。姫も……私がなんとか取りなそう」
ボコ「へ、へっ!なんだなんだ、オイラに恐れをなしたか!?」
メガネ役人「プッ」
ノリコ「………ああ、私は、生まれて初めて恐れている。お前の真っ直ぐな眼、その眼。自分の正しさを信じる眼。愛、誠、根性。……私が失ってしまった眼。私は、お前が恐ろしい」
ボコ「……ノリコ」
メガネ役人「ふん!イソベ。心のレンズを良く拭きなさい。どうやら酷く曇っているようだ」
ノリコ「……メガネ様、もはやあやつに戦う能力はない。ここで引きましょう」
ボコ「ま、待ちやがれ……勝負は……!!!」
姫「と、殿、もう、もうやめて…!!」
メガネ役人「んん~そうですねぇ……土下座でもしてくれたら考えましょうかねぇ」
スッ
ボコ「なっ……!!!」
ノリコ「頼む」
メガネ役人「あっはっはっは!猛将ノリコの土下座とは!これは見ものです!」
ノリコ「………頼む」
メガネ役人「んん~~……でもダメです。考えましたけどダメ。ボコ国の復興の芽は確実に摘まなきゃならない。廃国は免れません。さぁ、ノリコ、トドメくらいなら私直々にーー」
待っ↑たー↓!!!
メガネ役人「なっ、何だ!?」
落武者「ノリコのアネゴ!アネゴオオオオオ!!!」(cvもんざ)
ノリコ「……もんざ!もんざなのか!?お前!生きてたのか!!!」
落武者「へぇ!あっし!救われたんで!アネゴに逃がされて、逃げて、逃げて、……救われたんで!ーー西住国に!!!」
このゲームいけるんとちゃうか
スタァン!
ミホ「ノリコさん、ボコ、助太刀するよ!!」(cvのりこ)
マホ「ミホの頼みだ。全力を尽くす」(cvのりこ)
ノリコ「伏龍ミホ!鳳雛マホ!」
マホ「エリカ!」
エリカ「ふふふ……獣王改心撃!!!」(cvのりこ)
ドゴォォォン!!!
ノリコ「獣王エリカ!!!」
メガネ役人「な、なんだ……なんなんだこれは!!」
ミホ「ここ一帯は、我ら『大洗連合』が制圧しました」
マホ「ご覧の通り、外にはタジリ、おケイ、カツコ、チヨミ、スナフ、トツゲキ……七猛将率いる軍が完全に包囲している」
メガネ役人「な、な……」
シュタッ
ユカリ「メガネ軍、全軍の投降を確認しました!」(cvのりこ)
ノリコ「おお、忠犬ユカリまで……!」
ミホ「ありがとう、ユカリさん、さて……」
ボコ「お、おお、おおお……!」
ミホ「ボコさん、これはあなたの諦めない心が引き寄せた……勝利です!!」
メガネ役人「ば、ばかな、そんな……!」
マホ「さぁ、一騎討ちをしてもらおうか」
ボコ「!!!」
ボコ「!!!」
メガネ役人「!!!」
ボコ「へへっ……ありがとよ!メガネ……タイマンだ!!!」
メガネ役人「こ、断る!!!」
ボコ「へ!オイラの喧嘩は……押し売りだぜ!!!でやぁぁぁぁあ!!」
ペシッ
メガネ役人「へぶっ!メガネメガネ……」
エリカ「バカめ!そちらは……」
ユカリ「地獄行きです!!!」
ガラッ……
メガネ役人「!しまっ、獣王……!」
タタッ、パシッ!
ボコ「ぐ、ぐ、ぐおおおおおあ……!!」
メガネ役人「な!」
姫「殿ぉ!!」
ミホ「なにしてるの!ボコ!」
ボコ「だって、これじゃ、こいつの自爆だ!そんな、横山やすしみたいな……お、オイラの勝ちにはならないぜ……!」
マホ「そんなプライドは捨てろ!巻き込まれるぞ!」
ボコ「ダメだ、ダメだ、ダメだ!人生負けてもいいんだぜ!でも、誇りだけは、捨てちゃダメだ!!戦うココロを捨てないために!!」
メガネ役人「………」
ボコ「おい!メガネ!踏ん張れ!」
メガネ役人「………」
ボコ「そんで、オイラと……タイマンだ!!!」
パッ
メガネ役人「……ごめんですよ」
ボコ「め……メガネーーッ!!」
ーー乱世は続く。
弱者はやはり踏みにじられ、強者は全てを奪い取る。
それでも、いつか来る泰平の世を夢見て。
今日も彼は挑み、敗れ、そして歌う
アリス「やーってやーるやーってやーるやーってやーるぜ……おしまい」
完!!!
バァァァァァァァァン
なぜクロコダインwww
みほ&愛里寿「「……………」」
杏「ど、どうかな?」
みほ「【安価下】!!!」
愛里寿「【安価下2】!!!」
60点
続編もしくはDLCも
みほ「60点!!!」
愛里寿「続編もしくはDLCも!!!」
みほ&愛里寿「「えええ!!」」
杏「島田ちゃんに喜んでもらえたみたいなのは嬉しいけど……」
愛里寿「みほさんは、満足できなかった?」
みほ「私は、えーっと……うん、ちょっと物足りなかったかな」
アリサ「ど、どの辺が?」
みほ「んー……まず、アリサさんには申し訳ないけど、キャラデザが刺激強すぎ……かな。ボコのメインターゲットはやっぱり低年齢層。いくら作品に深みがあっても、そこだけは外しちゃいけない。でも、このデザインだとZ指定は免れないよね?」
アリサ「ぐ……やはり山口貴由タッチの方が……」
桃「……これに関してはそっちでもまずかったんじゃないか?」
みほ「あと、エリカさんも、適当したでしょ」
エリカ「はぁ?私好みにはしたけどね」
みほ「ううん、エリカさんならきっともっと計算づくでクソゲーにする。画面端でひっそりと地面に埋まっていく雄野郎の挙動を、完全な間とタイミングにさせたはずだよ。でも、今回のは違った。画面へのはまり込みも甘かった。どうせハンバーグとお姉ちゃんのことでも考えてたんでしょ」
エリカ「ぐっ!」
麻子「どういう思考の取り合わせだ……」
麻子「どういう思考の取り合わせだ……」
みほ「麻子さんも」
麻子「えっ」
みほ「今回のゲームは、麻子さんがいなければできなかった。まさに屋台骨として、完璧な仕事だったと思う。ありがとね。でも、沙織さんがゲームシステムに食い込みすぎだよ。多分普通にプレイしててもA判定まではもらえる。そこでアリガトウ!(低音)っておかしいでしょ」
麻子「う、む……」
みほ「食い込むのは沙織さんのニーソだけで十分でしょ?」
沙織「み、みぽりん!やだもー!」
麻子「ん///」
華「納得するんですね」
みほ「逆に、愛里寿ちゃんはどこが良かったの?」
愛里寿「私は……やっぱりストーリー」
杏&アンチョビ「「え!」」
愛里寿「荒削りだし、ノリと勢い任せなところはあったけど、プレイし終わって、2人が頑張ってくれたのはとっても伝わってきた」
杏「えへぇ、嬉しいねぇ」
アンチョビ「んー、あんまり褒められてる気はしないけどな」
愛里寿「あとは、大洗連合のみんなが出てきたのは、内輪すぎるけど私は好き」
愛里寿「でも、一般受けはしないかもしれない。あと、私もストーリーに絡みたかった(ウルッ)」
杏「あっ、ああ、ごめんね島田ちゃん」
アンチョビ「最初はメガネ国の同盟国として考えてたんだけど、なかなか難しくて……」
愛里寿「じゃあそのあたりを掘り下げるDLCを作って欲しい。私忍者。最後に生き延びてたメガネをシュッてする」
まほ(後味微妙に悪そうだな……)
愛里寿「それと、続編も作って欲しい」
桃「意外にワガママ言ってくれるな」
柚子「といいつつ目尻の下がる桃ちゃんであった」
桃「うるさい!」
愛里寿「みんなが私のお願いのためにゲームを作ってくれたのはとっても嬉しかった。でも、何よりみんなでやるゲームは、楽しかった」
みほ「愛里寿ちゃん……」
ダージリン「……たまには、戦車道以外での交流もいいかもね」
まほ「なら、こんど黒森峰でパーティーでも開こうか」
エリカ「た、隊長!?」
アンチョビ「お、じゃあ料理は任せろ!イタリア風がお嫌いなら、和食もハンバーグも作れるしな!」
ケイ「ビンゴゲームマシンとか、うちすっごいのあるよ!」
ダージリン「美味しい紅茶をお出ししますわ」
カチューシャ「う、うちは……」
ノンナ「コサックダンスとかならありますね、あとじゃが芋とか」
カチューシャ「何よそれ!」
ミカ「ふふ、なら私は楽しい調べとタッパーを持って行こう」
まほ「い、いつの間に……!」
ミカ「ふふ、風に流されてきたのさ」
西「ミカ殿の見事な突撃ですなぁ」
愛里寿「おお……!」
杏「そんで、そこで続編発表だね!」
アンチョビ「恋愛分マシマシだ!」
ももがー「今度はマルチプレイ対応もも!」
麻子「次こそは西住さんにも満点もらいたいしな」
アリサ「全くね。磨きをかけなきゃ」
エリカ「……次は腰抜かせてやるわ」
みほ「うん!……えへへ」
優花里(西住殿、どこまで読んでたんですかね……)
愛里寿「やーってやーるやーってやーるやーってやーるぜー。すーきなみーんなーとぼーこぼっこーにー……」
えーんたーえーんたーみっしょーんはやくー
杏「お疲れー!」
桃「今より休憩に入る!コンティニューは、また明日だ」
柚子「桃ちゃん慣れないこと言っちゃって」
桃「///」
愛里寿「あっ、たまにヒップアタックが出るんだ」
みほ「うーん、麻子さんの煩悩がすごいね……」
麻子「あわわ、やめてくれぇ……」
沙織「もう!」
おつ
乙
これもう、おハゲ普通に大洗女子の制服着て
馴染んでるレベルだよな……
てってってれってー
てってってれってってー
杏「そらにーわざわーい。……みんな、参加してくれてありがとね!」
桃「長い間ご苦労だった。心から感謝の念にたえない。……次のお願いをもっていよいよ最後とする!」
優花里「えぇ!もうですか!?」
梓「はっ、はいはい!た、隊長と、隊長と!……うう、でもぉ……」
桂莉奈「ウルトラマンになりたい!」
ナカジマ「整備工場が欲しい!」
そど子「髪型を全校で揃えたい!」
エルヴィン「ぐぐ、グデーリアン!!!」
おりょう「落ち着け里子ちゃん」
桃「お、おいおいお前ら……」
アンチョビ「P40を直したい!」
ペパロニ「どうせならティーガーとか頼めば良くないっすか?」
カチューシャ「し、身長を「え゛ぇ゛っくし!!!」ノンナァ!!!」
ケイ「アリサの恋が叶いますように!」
ナオミ「ホモからレズに趣向が変わりますように」
アリサ「お、お願いしてくださいよ!祈らないでよ!!」
ダージリン「西住さんといちゃいちゃしたい」
まほ「ほら、いいぞ、来い」
ダージリン「……かわいい方の西住さんといちゃいちゃしたい」
エリカ「結局どっちかはっきりしてないじゃない。バカじゃないの?」
みほ「え///」
桃「……みんな!聞いて欲しい!!最後のお願いの権利は、どうしてもある人にとってもらいたいんだ」
ええええーっ!?
ローズヒップ「ず、ずるですわ!ダージリン様かわいそうですわ!!」
ダージリン「ローズヒップ……」
ミカ(ポロロン)
アキ(ちょっと不満気だ)
西「わ、私だったりするかな!どうかな!?」
福田「それは考えにくいかと……」
柚子「まあまあ、みんなはどう?」
麻子「私は新しくリフォームしてもらったし、沙織もいるし、満足だ」
沙織「麻子、もう!」
華「むむむ」
典子「私達も当然、異論はないよ!」
忍&あけび&妙子「「「はい!!!」」」
ねこにゃー「えへ、うん!」
紗希(にっこり)
愛里寿「私も。何かあればお手伝いする」
柚子「ふふ、ありがとう」
杏「……どゆこと?かぁしま。聞いてないよ?」
桃「ええ。だって最後の権利は……
我らが会長こと、角谷杏にとってもらいたいが、構わないか!」
おおーーー!!!
杏「えっ!」
ナカジマ「……ま、そういうことなら仕方ないかぁ」
優花里「これじゃ、誰も反対できませんね」
カエサル「異議なし!」
左衛門佐「やらいでか!」
ウサギチーム「「「「「さんせーい!!!」」」」」
杏「へ、へいへーいかぁしまこまるよ~。みんな困惑してるだろ?」
桃「でも、誰も反対する者はいないでしょう?」
杏「や、だって、私は別に……」
柚子「杏ちゃん」
ファサッ
『会長、今までありがとう!』
『あんたが主役!』
杏「えっ……!」
柚子「えへへ、チープながら、たすき。桃ちゃんと私のお手製です」
杏「………はあああ………なんだよ、参るなーほんと……」
桃「お、お気に召しませんでした?」
杏「違うよ!かぁしまはほんとデリカシーないからなぁ……」
桃「えぇ!す、すみません!!」
柚子「クスッ……じゃあ、会長!どんなことでも、どーんといっちゃってください!」
ジッ………
杏「みんな……ありがとね、あー、その、私は……>>327!!!」
かーしまが欲しい
柚子「あらら」
桃「あ、杏ちゃん落ち着いて落ち着いて!安価がズレてます!」
杏「う、うるさいぞかぁしま。……改めて、私は、かーしまが欲しい!!!」
桃「へっ?」
わー!!
左衛門佐「うおおーっ!いいぞーっ!」
沙織「やだもーっ!!」
桂莉奈「あいあいあーい!!」
おハゲ「ピィィーッ!ピィィーッ!!」(ゆびぶえ)
麻子「図太いハゲだ、全く……」
華「麻子さん、嬉しそうですね」
麻子「……ああ」
杏「……どうかな?なんて」ニヒヒ
桃「かっ、かかか、会長……困ります!!!」
杏「へっ?」
桃「私、私、色々準備してたんですよ!?」
桃「学校のリフォームを業者に頼む算段を完璧にしたり!!!」
スズキ「まかせろぉ!」
ツチヤ「私たち自動車部だよね?」
桃「強い戦車のあてを見つけてきたり!!」
千代「ハァイ」
愛里寿「お母様!?」
桃「メガネ役人をふん縛って拉致してきたり!!!」
メガネ役人「もがががが!」
典子「………」
タシーン!!!
メガネ役人「もがーっ!!!」
杏「それはちょっと面白そうかも」
桃ちゃんは働き者だなー
桃「それだけじゃない、もっと準備してたのに、そんな、そんな……」
杏「……かぁしま」
桃「な、なんでそんな……なんで私なんですか」
杏「うーんとね、…………かぁしまだから。……嫌だった?」
桃「もう!そんなわけないじゃないですかぁ!!!」
柚子「ふ、ふ。……さ、杏ちゃん!」
杏「こやま……うん!……かぁしまー!!!」
ダキッ!
桃「か、かいちょ……!」
わーーーー!!!
杏「かぁしま。いつもありがとう。かぁしまと小山がいてくれるから、私はいつも仕事をサボれる」
桃「ちょっとは事務仕事もしてくださいよぅぅぅ」
杏「かぁしまが戦車の中でギャーギャー喚いてくれると、逆に冷静になれる」
桃「ふええ、悪口じゃないですかぁぁ……」
杏「見栄っ張りで校内新聞のインタビューにすら針小棒大に言っちゃうお子ちゃまなとこもかわいい」
桃「そ、それは忘れてくださいよぉぉ……」
杏「私の無茶に振り回されても食らいついて付いてきてくれる」
桃「!」
杏「夜中まで私しかできないような仕事をしてると、意味もないのに一緒にいてくれる」
桃「………」
杏「眠ればいいのに、コーヒーまで飲んで徹夜だーって、覚えてる?生徒会始めたての頃。かぁしま仕事できないから手伝えないし、でも眠いからって、意味もなく書棚の整理とかしちゃってさ。逆にわかりづらくしてんの」
桃「わわわ!」
柚子「ふふ」
優季「桃ちゃん先輩バカだなぁ」
杏「ふっふふ、私も、バカだなーこいつって。しかも、コーヒー、自分がブラックで飲めないからって、私のにまで砂糖6個も入れやがって、気が回らないんだからさ」
桃「そ、それは頭の疲れにいいかなって!」
杏「でも、結局仕事が終わるまで眠らなかった。……この、いじっぱりめ」
ぎゅ
桃「う……いじっぱりは会長も同じじゃないですか」
杏「そーだねぇ。だから、こんなに遅くなっちゃった」
桃「……もう、卒業まで半年しかありません」
杏「しかも、受験もあるね、かぁしまバカだからな。ちゃんと勉強しないと」
桃「……時間が足りないです」
杏「そうだね」
桃「もっと、思い出作りたいです」
杏「そうだね」
桃「生徒会室で、ずっとずっとおしゃべりしたいです」
杏「そうだね」
桃「会長と、離れるの、寂しいです」
杏「……そうだね」
桃「……うっ、うう……」
柚子「……ね、私とは?」
桃「ゆ、柚子ちゃんとも、離れたくない……」
柚子「ふふふ、やった」
桃「…………会長、私、明日が来るのが怖いです。卒業する日が怖い。」
杏「……かぁしま、それは仕方ないよ。いつか必ずくるものだから」
桃「陸に上がるのが、制服を脱ぐのが。会長と、みんなと離ればなれになるのが怖い」
杏「毎日の中で、お互いの顔を思い出すようなことなんてどんどん少なくなっていく。新しい関係性だってできるよ」
桃「学園艦なんて無かったみたいに毎日普通に暮らしていくのが、怖い……!」
杏「ううん、きっと暮らしていける。どんなにつまらない毎日だって」
桃「会長!」
杏「……かぁしまは、今回のイベント、どうだった?」
桃「そ、それは……」
杏「ん?」
桃「……楽しかったです」
杏「にひ、私も。とても楽しかった。ちょっと変わってるんだろうけどさ、これが私たちの青春だよね」
桃「………」
柚子「会長……」
杏「ふふふ、やっぱり私たち、仕掛けるのが好きなんだ。みんなの~驚~く~かお~が~ってね」
柚子「んふ!」
桃「ふっ!……会長、そのおバカな歌、ほんとに好きですよね」
杏「うん。好きなんだなぁ。……思い出になった?」
桃「はい。忘れられそうにありません」
杏「良かった。それが私の大成功だ。よくよく記憶しといてよ。私たちの胸の奥がカピカピになった時に、思い出すために」
桃「はい……」
……………
柚子「………ね、会長。戦車乗りません?」
桃「へ?」
柚子「なんだかわからないけど、今乗りたいんです」
桃「い、今ったって……」
沙織「さんせい!」
華「いいですね」
桃「お、お前らな」
杏「……いいねぇ!へい!レオポンさん!」
ホシノ「おう!」
ナカジマ「全車、整備ばっちりだよ!」
杏「さっすがぁ!姉住ちゃん!」
まほ「……ふ、いいだろう。我々ライバル連合が相手だ。各校1輌ずつ出すぞ!」
カチューシャ「1輌足りなくない?」
愛里寿「私が出よう」
あや「ゲゲッ!島田流!」
杏「よ~し!大学選抜勝利記念、エキシビションマッチだ!」
おおーっ!!!
桃「うう、会長としっぽりできると思ったのにぃ……」
柚子「ふふ、それは、これからいつでも、ずっとできる。きっと、そうでしょ?」
桃「うう~~~……西住ぃ!」
みほ「ひゃい!」
桃「締めろ!!」
ジッ……
みほ「……みなさん、パンツァー、フォー!!!」
パンツァー、フォー!!!!!!
せーので パーンツァフォー!
どんな道もまっすぐ進んで行きます みんなと
これからもずっと ゴーイン戦車道!
戦車って一人じゃ動かせないから
はしゃいだり 学んだり するんです一緒に
こうやって乗り込んでいる時でもやっぱり
眠ったり しゃべったり かしましいんです
恋に恋しちゃうくらい 夢中ですわね
遅刻もしないかも 楽しくって仕方ありません
友達とだからね
ワクワクしちゃう!
回れ無限軌道
みんなとなら どんな遠くへだって行けますよ
最高のチームメイト さぁ
せーので パーンツァフォー
信じた道 まっすぐ進んで行くことが
きっと乙女のたしなみです
以上になります
読んでくれた方、安価くれた方、感想くれた方、ありがとうございました
初安価スレでしたが、書いてて楽しかったです
明日html依頼を出してきます
おつ
はじめてに見えないくらい安価さばき上手かった
またよろしくな
乙、凄く良かった
乙でした
乙
乙。面白かったぞ
乙です
最初の酷い流れ(誉め言葉)からは想像の付かないくらい綺麗な終わり方
乙
GOING PANZER WAY!はええ曲
次回作の締めは眠れる本能かな??
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