「んっうう、、ん？」

目がさめるとそこは教室の中だった。
少し戸惑い教室を見渡してみたけど、僕が見た限りだととても大きな違和感を覚えた。
教室の端には監視カメラが、壁には鉄板が大きなボルトで貼り付けられていた。どう見ても異様な光景だ。

「ここは希望ヶ嶺学園なのか…？」

驚いて気づかなかったが、机を見ると白い紙が置いてあった。
手にとり見てみると、それは入学案内のようだった。
と言っても、おおよそ誰が見てもそれは入学案内ではなく、子供の落書きと言った方が似合っているような、そんな代物だった。
内容はここが僕らの新しい世界になるということ、ただそれだけだ。手書きで、それも雑。妙にクレヨンなどで彩られていて不気味さを感じさせられる。
はっきり言って意味不明だ。あの希望ヶ峰学園がこんなものを作るだろうか。そう一瞬思ったけど、僕は考えるのをやめた。
だって考えることすら馬鹿馬鹿しいからね。
何にせよ、ここで何もせずに時間を潰しているわけにはいかない。
だからとりあえずは玄関ホールに向かうことにした。
時計を見ると、時刻はちょうど8時を指していた。
と言っても窓がふさがれているため本当のところはわからないんだけどね。
ひとまず僕は教室を出た。

最後にゲームをプレイしたのはもう2年以上前になるので間違ってる部分や、苗木くんの思考に違和感があったらあまり気にしないでいただけるとさいわいです。

もうちょっと説明文は間開けた方がいい。ちょっと見ずらい
あと真宵ちゃんェ……

地の文は少なめで大丈夫。みんなもう知ってる部分だから

行間開けて
あとは概ね良い出来だよ

開けるか開けないかは>>1の自由だ

まだ？

書き込めないんだけど…

どうすればいいですかね

そしてやはりというべきか、教室と同様廊下もまた奇妙で、紫色に染められた、おおよそ誰が見ても不気味である、と感じるであろう様相を呈している。
あんまり長く止まりたくないなぁ、というのが僕の第一の感想だった。
廊下を歩いていくと、絶望ホテル、警察が捜査現場で使うようなキープアウトと書かれたテープの貼られた保健室、真っ赤で少し煌びやかだと感じる大きな鍵のかかった両扉。シャッターがかけられ進むことのできない階段。
そしてもちろん監視カメラも設置してある。

「一体何がしたいんだよ」
意図せずそう言ってしまうほどに意味不明だった。
そうして歩いているうちに玄関ホールへとたどり着いた。

中へ入ると14人のバラバラの制服を着た人たち（一部違うが）とさっき見た物の数段上を行くだろう意味のわからない理解不能な光景が目に入った
二つの天井につけられた大きなガトリングガン。
玄関…ではなく主に鉄でできた玄関を塞いでいるといったほうが似合うような、絶対に脱出できないと思わせるような扉であって扉でない物。きっと言葉じゃこれの凄まじさは伝わらないだろう。


「おめえもここの新入生か？」

となんだか間抜けそうな長身のうに頭って形容したくなる髪型をした男がそう言った。

「じゃあ君たちも？」

「うん。今日希望ヶ峰学園に入学する予定の新入生だよ。」

今度はオレンジ色の髪をした中性的な身長の低い長いスカートをはいた人がそう言った。

「これで15人ですか…。キリがいいし揃いましたかね。」

メガネをかけた肥満体型の男が言う。

この人たちが新入生か…。そう思い見回すと
それぞれに強力な守護霊がついていることがわかった。
正直これまで見た中でも随一なんじゃないかなってぐらいだ。
アイドルや野球選手、暴走族にギャル。プログラマーとか。
掲示板で見て、一応は知ってはいたけど、実物はやっぱりすごいものを感じさせた。百聞は一見に如かずってこういうことを言うのかな？

「えっと…。初めまして、苗木誠って言います。いろいろあっていつの間にか寝ちゃっていて、それで遅れちゃって…」
僕が遅れた言い訳をするとゴスロリの服を着た黒髪のツインテールのロールを巻いた女性が口を開く。
「とすると、ますます妙ですわね。」

それに同意するように先ほどのメガネをかけた男が
「異常だ、これはますます異常事態宣言発令ですぞ…！」
とわけのわからないことを口にする。
「ちょっと待ちたまえ、その前にだ！」
明らかに風紀委員といった容貌の男が大きな声で言う。

「苗木くん！遅刻とはけしからんじゃないか！！8時集合と知らせれていたであろう！入学初日に遅れるとは言語道断！！学校側に報告の上、厳正なる処罰を…」