「艦これ?」不知火がなんかする「安価する?」 (294)

安価をするのは初めてなので不手際などあるかもしれませんがごめんなさい

・Rなもの

・登場キャラを指定して増やすもの

は↓にさせていただきます ごめんなさい

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1472061931

提督「不知火、なんかしてくれ」

不知火「殺しますよ」

提督「殺すなよ…」

不知火「いくらこの不知火が魅力的だからといって、気軽に身体を要求するとは万死に値します」

提督「そんなこと言ってないだろ」

不知火「言いました」

提督「この桃色頭め」

初月「何をやっているんだ」

不知火「身体を要求されました」

提督「してない」

初月「なんだそんなことか。いいじゃないか身体くらい」

不知火「えっ!?」

提督「初月、お前は不知火なんかと違ってそんなことを言わないと思っていたのに!」

初月「何を言っている。僕たち艦娘は身体を張るのが仕事だろう。荷物運びでも木の伐採でもなんでもやるさ」

提督「あーよかった」

不知火「脈拍が上昇しました」

提督「そういうわけで何かやってくれ、不知火」

不知火「さっき不知火なんかと違ってと言いましたね」

提督「空耳だな。安価を取るまでもなく耳鼻科へ行け」

不知火「右耳と左耳を直線で繋ぐ手術なら不知火にも可能ですよ。実践してさしあげましょうか」

初月「相変わらず仲がいいな」

提督「とにかく命令だ。>>4をやるんだ」

いきなり間違えた…
>>6です

膝枕

提督「さあ膝枕をせよ」

不知火(提督の顔を掴んで顔面に膝蹴り)

不知火「これでいいですか」

提督「ぐはっ…いいわけねえだろ!!」

初月「なるほど、これが『ひざまくら』か」

不知火「はっ」

提督「まずい、初月が穢れる」

不知火「今のは不知火の落ち度です。これから正しい形を実践します」

提督「そうだ、今のは悪い夢だ。忘れろ」

初月「そうなのか……。では正しい形を見せてくれ」

不知火(恥ずかしい……)

提督(いいぞ初月)

というわけで不知火が正座し、提督がその足の間に頭を乗せる形に

不知火「…………むー」

提督「不知火、暖かいな」

不知火「なっ」

提督「その心と違って」

不知火「永遠に冷たい海の底に沈みたいようですね」

初月「なるほど、ひざを枕にするから膝枕なのか。ん、でも実際に頭が乗っているのは腿…?」

提督「膝は硬いしな」

初月「そういうものか。ところで、ここからどうするんだ」

不知火「どう、と言われましても」

提督「そうだな。>>9かな」

耳かき

提督「やはり耳かきだな」

不知火「耳かき…」

初月「耳かき? それなら普通に一人で座っていてもできるはずだ」

提督「いやいや、自分にするんじゃない。自分ではない、誰かに耳かきをすることを考えてみるといい」

初月「誰かに……あっ、そうか」

提督「そうだ。この姿勢はまさに、そのために最適な形だとは思わないか」

不知火「思いません」

提督「思え」

初月「不知火、ぜひやってみてくれ」

不知火「……仕方ないですね」

不知火「……」(かさかさ)

提督「あー、人にやってもらうと気持ちいいな」

不知火「……」(さかさか)

提督「いや、不知火だからかもしれないな」

不知火「……っ」(かさささ)

提督「冷たい心を生かした機械のような正確さで」

不知火(がりっ)

提督「いだだだだ!」

不知火「動くからですよ」

提督「動いてねえよ!」

初月「確かにされている側が動くと危ないな……」

初月「そうだ、思いついたぞ。不知火の足で頭を挟めば固定されるんじゃないか」

不知火「……は?」

不知火(どうしてこんなことに)

提督(顔全体に不知火の内腿が……)

初月「うん、完璧だな」

不知火「は、初月……あまり近くで見ないでください」

初月「なぜだ。どうした不知火、顔が……」

提督「なに、不知火の顔がどうした! くっ、この体勢では完全に見えん!」

不知火「……見せません」(ぎゅううう)

提督(お、押し付けられるのはいいが呼吸が……)

初月「不知火より提督の顔色の変化が激しいな。大丈夫か」

提督(ダメかもしれん…ちょっと意識が、あぁー…)

……………

提督「はっ」

初月「お、気がついたな」

提督「ここは、さっきと同じ執務室か。床で寝かされたままかよ」

提督「……あの太もも、じゃなかった不知火はどうした。殺人未遂で軍法会議にかけてやる」

初月「不知火なら>>13をしてるぞ」

顔を赤くして倒れている

シャドーボクシング

安価をありがとうございます
思わぬ方向に話が進んで面白いですね
続きはまた明日にしようと思います
おつかれさまでした

おはようございます
つづきです

初月「不知火ならほら、そこだ」

提督「そこか。あの野郎、自分も呑気に昼寝か。なんで床でつっぷして寝てるのかは知らんが」

不知火「…………」

提督「おい、不知火……不知火? どうした?」

不知火(ごろごろごろ)

提督「なぜ両手で顔を隠したまま転がっていく」

不知火(ごろごろごろ)

提督「待て、逃げるな…あっ、ひょっとして」

不知火(ぴたっ)

提督「その顔を見せたまえ、いますぐに!」(だっ)

不知火(ごろろろろ)

提督(たたたた)

不知火(ごろろろろろろ)

提督(たたたたたた)

初月「不知火はすごい速度で転がっているな。何かの訓練か」

不知火(ごろろろろ……ドンッ)

提督「壁際に追い詰めたぞ。さあ大人しく顔を見せなさい」

不知火「いつも…見ているでしょう…」

提督「今見たいんだ、Nowだ」

不知火「いやらしい…セクハラで訴えます」

提督「見た後ならいくらでも訴えられてやろう…ほら! その手を外しなさい!」(ぐいっ)

不知火「くっ……」(ぐぐぐ)

提督「というか不知火、すでに耳が赤いのが見」

不知火(目にも止まらぬ頭突き)

提督「ごはっ」

不知火「…これで満足ですか。…?」

初月「(つんつん)また気絶しているな」

不知火「…。とりあえず、>>19をしましょう」

縛って吊し上げましょう

不知火「今のうちに縛って吊るしておきましょう」

初月「ああ、いつものあれか」

不知火「そう、あれです」

……………

提督「うーん、風が冷たい…? はっ、ここは」

提督は港のクレーンの先端から吊るされていた 下は海だ

提督「またこれか…不知火はどこだ」

不知火(クレーン先端の上から拡声器を持っている)

不知火「聞こえますか」

提督「うお、そこか」

不知火「今すぐ謝罪をすれば許してさしあげましょう」

提督「(がんばって身体を起こせばスカートの中を覗けないだろうか)くっ(ギシギシ)」

不知火「もがいても無駄です。仮にほどいたところで下は海ですよ」

提督「そんなことはわかっているさ。しかし何の抵抗もせずに理不尽に殺されるわけにはいかない」

不知火「謝れば許すと言っているでしょう」

提督「頭突きされたのは俺だ」

不知火「セクハラをするからです」

提督「部下の顔を見るのはセクハラじゃない、上官としての勤めのうちだよ」

提督「というか、見られて困るような顔をしていたのかな、不知火ちゃんは」

不知火「…。(拡声器を口に当てる)陽炎、十メートルです」

陽炎「はいよー(レバーを操作してワイヤーを下ろす)」(ガタガタガタ)

提督「いきなり十かよ! うおお、水面まであと二メートルしかないぞ」

不知火「不知火も殺人者になりたいわけではありません。心からの謝罪を期待します」

提督(命の危険を感じる。さて、どうしようかな…>>21とかしてみるか)

告白

あやまりつつ不知火をほめごろす
ぬいぬいかわいいを100回くらい言う

提督「そうだな、不知火。俺が悪かった。許してくれ」

不知火「…。(拡声器を口に当てる)陽炎、十二メートル…」

提督「なんでだよ! 謝ってるだろ!」

不知火「何をたくらんでいるんですか」

提督「企んでない」

不知火「いつもならばもっとおかしなことを言い出すはずです」

不知火「死ぬ前に初月と添い寝がしたいとか、叢雲と観覧車に乗りたいとか、親潮とバンジージャンプしたいとか」

提督「そういうことを言うといつも十メートル下ろすだろ」

不知火「…どうして懲りないんでしょうね」

提督「懲りたから謝ったんだ」

不知火「勝手にペースを崩されると困ります。いつものようなことを言ってください」

提督「この理不尽はなんだ…」

不知火「あと3秒で言ってください。321。終了です。陽炎、十五メー…」

提督「死ぬ前に不知火と結婚したかった」

不知火(拡声器を取り落とす)

ヒュー…ザパ-ン

不知火「……」

提督「あーあ、あれ一応、備品なんだが」

不知火(無言でクレーンを蹴る)ガンッ

提督「や、やめろ! 揺れる!」

不知火「何と言いましたか」

提督「聞こえてただろ」

不知火(無言でクレーンを蹴り続ける)ガンッガンッガンッ

提督「やめろー、やめてー、脳が揺れるー」

不知火「よく聞こえなかったので、もう一度言う必要があります」

提督「もう一度言ってほしい、と言え」

不知火(懐からナイフを取り出してワイヤーに突き立てる)ギンッ

提督「な、なんてことを」

不知火「まだ切れてはいませんが、時間の問題です。切れる前に引き上げてほしければもう一度言うことですね」

提督「不知火と結婚したい」

不知火「なんで言うんですか!(ナイフをもう一度叩きつける)」ギャンッ

提督「あれだけ言えって言っておいて何で怒るんだよ! 複雑すぎるわ!」

不知火「そういうことをこの状況で言うのが気に入らないんです!」

提督「いつものようなことを言えって言ったのはお前だろ!」

不知火「だから、いつものように言うのが……!」

ギチチッ

提督「おいおい不知火、もうごちゃごちゃ話してる暇はないぞ。さすがにワイヤーがやばい。どうするよ」

不知火「…。>>25です」

どうもしません

不知火「どうもしません。さようなら。あなたはいい提督でした」

提督「こじらせすぎたからと言って、相手を殺して解決しようとするのはよくない」

不知火「誰がこじらせているんですか」

提督「まあいいけどさ…」

不知火「何がいいんですか」

提督「そういうところがだよ」

不知火「意味がわかりません」

提督「どうせ言うと怒るだろ」

不知火「怒らないので、ちゃんと…」

ブチッ ヒュー…ザッパーン

不知火「あ」

……………

ザバッ

提督「…ぷはっ! いやー危なかったな!」

初月「まったく、無茶をするな。ほら、溺れないように捕まって…無理か。巻きついているワイヤーを切るぞ」ギッギッ

提督「今回無茶をしたのは俺じゃないぞ。初月がいてくれて助かったー」

初月「不知火がワイヤーを切ろうとしたからな。さすがに危ないと思った」

提督「持つべきものは初月ということだな」

初月「よくわからないが、褒められているんだろうか…よし、切れた。艤装はつけてないから航行はできない。港まで泳ぐぞ」

初月「それにしても、不知火が本気でお前を殺そうとするとは思わなかったよ」

提督「いやあ、あれは本気というか、勢い余ってだろ。かわいいよな」

初月「…変だな」

提督「ははは、不知火は変なのがいいんだ」

初月「いや、お前達二人が変だ。異常だと思う」

提督「そこまで言うか」

初月「まだ言い足りない気がする」

提督「人間色々だよ」

初月「ふうん。ん…見ろ。不知火が>>27をして待っているぞ」

あれ? >>29です、失礼しました

リングを設置

結婚届にサイン

ザバッ

提督「やーれやれ、無事に陸へと帰還だ」

初月「見ろ、何だろうあれは。不知火が何かを設置している」

提督「…リング?」

初月「輪ではなく、四角い台に見えるが」

提督「そのリングではなくて…いや、語源ではあるらしいんだが。とりあえず、あれは上で格闘技の試合をするためのものだな」

初月「格闘技…。ついに提督を自分の手で殺すつもりか」

提督「そうだったら面白いな」

初月「面白いのか…?」

不知火「(リングの中央でマイクを口に当てて)来ましたね」

提督「不知火、これで一体何をするつもりだ。まさか俺を殺すつもりか、冗談じゃないぞ」

初月「面白いって言ってなかったか」

不知火「もちろんこれは>>32のためのものです」

提督争奪戦

不知火「初月、勝負です」ビシッ(指さし)

初月「僕か」

提督「なぜ」

不知火「その…色々なアレがあります」チラッ

提督「なぜか俺を見たぞ」

初月「不可解だ」

提督「なんなんだかな」

不知火「勝負を受けるのか受けないのか、今ここで決めてください。受けないのなら不知火の不戦勝です」

タタタタタタ バッ ババッ

謎のマント1号「その勝負!」

謎のマント2号「受けてあげようじゃない」

提督「な、なにーっ。誰なんだあれはーっ」

初月「声でわかる。親潮と叢雲だろう」

不知火「あなた達が誰かはわかりませんが、受けるというのならば拒みはしません」

初月「だから親潮と叢雲…」

提督「そんなことより初月、受けるのか受けないのか」

初月「…まあ、不戦敗は望むところではないな」


――こうして戦いの火蓋は切って落とされたのだ!


初月「火蓋を切って落とすと使えなくなるぞ」

提督「いいんだよ、細かいことは」

トーナメント表

Aブロック
>>34VS不知火
Bブロック
残った方VS初月

叢雲、じゃなかった2号

抱きしめてディープキス

Aブロック
謎のマント2号VS不知火

謎のマント2号
「改二にもなっていないコモン駆逐艦ごとき、海の底に消し去ってあげるわ」

不知火
「誰かは知りませんが、骨のある相手だといいですね。でないとへし折り甲斐がありませんから」


Bブロック
謎のマント1号VS初月

謎のマント1号
「誰が相手であろうと関係はありません。叩きのめし、とどめを刺す。それだけです」

初月
「恐ろしく殺気だったコメントばかりでどうすればいいのやら。…まあ、夕飯の前に終わらせたいな」


ワーワー コロセー
ヤッチャエー ガンバレー ナカチャンダヨー


提督「大歓声の中、いよいよ始まりました。第一回キング・オブ・デストロイヤーは果たして誰なのか」

陽炎「ほんと楽しみねー」

陽炎「えー、ルールは2分間、1ラウンドの基本的にノーレフェリーの文字通りのデスマッチ。相手を場外に落としたら勝ち。一応ギブアップも受け付ける」

陽炎「時間切れの場合は両方負けで、残った選手同士で試合続行。最終的に残ったのが優勝。全員負けたらそこでおしまい」

陽炎「まあでも、ギブアップはない面子ね」

提督「…つまり、基本的には相手を戦闘不能にしてから、場外に落とすことになるわけですね」

提督「解説の陽炎さん、この大会をどう見ますか」

陽炎「死人が出るんじゃない? 3人くらい」

提督「出ると困るんだが」

陽炎「ま、全員に応急修理要員を持たせてあるから大丈夫でしょ」

提督「ええっ、あれ高いんだけど」

陽炎「男の子でしょ、文句は言わない」

提督「えー、というわけでAブロックの選手は入場済み。試合開始のゴングが今、鳴りました!」

陽炎「不知火がんばー」

~~~~

不知火「マントは取らなくていいんですか」

謎2号「必要ある?」

不知火「いえ、別に」

 不知火は一瞬で間合いを詰め、2号のマントを掴む。そのまま投げに入ろうとして…。

不知火「つッ!」

謎2号「あら、慣れないお料理でもしたのかしら」

 不知火の指から血が流れる。

解説・陽炎「マントの下に、何か仕込んでたわけか」

実況・提督「これは予想以上にルール無用の戦いだ!」

不知火「なるほど…」

謎2号「そういうこと。そしてぇ!」

 2号のマントの隙間から何かが不知火に突きこまれる。

実況・提督「あれは…!」

解説・陽炎「マストね。いや、もう完全に槍?」

 かろうじて不知火は身をひねってかわす。

不知火「くっ! この槍、つまりあなたは…」

謎2号「そう、私は…」

不知火「龍田さん」

謎2号「ちゃうわ!」

不知火「では御手杵くんですか」

謎2号「それは刀剣男子でしょ! ああもう、私よ私!」バサッ


実況・提督「おおっ、ついに謎2号がマントを脱いだ! あ、あれはまさかーっ!!」

解説・陽炎「あの特徴的なシルエットは間違いなく、吹雪型5番艦!」


叢雲「そう、叢雲よ!」ドーン!(背後で爆発エフェクト)


外野・初月「知ってた」

外野・謎1号「まさか、2号の正体が叢雲さんだったなんて…!?」

外野・初月「あ、示し合わせて同じ格好してたんじゃないんだ…」


不知火「ああよかった。脱いでくれましたね」

叢雲「はっ」

 不知火が叢雲の視界から消える。次の瞬間、叢雲が腕を取られてマットにたたきつけられていた。

不知火「槍はこの距離では使えませんよ」ボギッ

叢雲「うあああっ!(槍を落とす)」

不知火「次は足を折って、最後は首でおしまいです」


実況・提督「不知火、触れたと思ったらすでに折っている! ここで形成逆転だ!」

解説・陽炎「不知火はねー、治りづらい折り方するのが大好きなのよねー」

バギィッ

実況・提督「足も折った! 次はいよいよ首に、腕をかける!」


不知火「さようなら、叢雲」グッ

叢雲「ああああ! …なんちゃって」

ザクッ

不知火「っ……!」


実況・提督「な、なんと! 叢雲が、折れた腕で不知火に触れるとそこから血が…何かを持っている! あれは!?」

解説・陽炎「ははあ、短い刃物も持ってたのね。身体を不用意に密着させるところまでが叢雲の狙い」

実況・提督「不知火が思わずわずかに身を起こした隙に、叢雲の折れていない腕が…!」


勝者は…
>>40のコンマ
1~40 不知火
41~60 引き分け
61~00 叢雲

実況・提督「不知火が刺された…いや!? 腕を、不知火が掴んで止めている!」

解説・陽炎「あー、この体勢、アレを出すわねー」

実況・提督「そのまま不知火の両足が、叢雲の首を挟んだ!」


叢雲「あ…」

不知火「シずめ」

 不知火が、身体を横に転がすと、叢雲の身体ごと…。いや、違う。
 叢雲の身体を置いたままにする速度で転がりはじめ、その身体は回転に巻き込まれるように、三回転。

グギカッ メキメキグキ ギチギチガキッ


実況・提督「…………」

解説・陽炎「…………」

外野・初月「…………」

外野・謎1号「…………」

観客「…………」


実況・提督「…あー…これは…その…何と言えば…。会場も静まりかえっています」

解説・陽炎「不知火式・螺旋型航進機・写し」

実況・提督「…つまり」

解説・陽炎「スクリューの巻き込み事故が元ネタの技なんだってさ」

実況・提督「そッスか」


外野・初月(そういえばさっき、すごい速度で転がってたな…)

外野・謎1号(さすがです、不知火姉さん…でも、私も負けません!)


不知火「ふう。…ゴングが鳴りませんね。あ、そうでした。場外へ落とさないといけないルール」

不知火【不自然な形になった叢雲を持って、場外に待機する救護隊に渡す】

不知火(……危なかった。叢雲、貴女の勝利に対するなりふり構わない姿勢は本当に恐ろしかった)

不知火(でも、それでも不知火の勝ちね)

不知火「ふふ…」


観客・提督・陽炎・初月・謎1号(笑ってる…)


……………


提督「いやー、思ったよりもとんでもないことになった。どうしてこんなことになってしまったんだ」

提督「最初は膝枕とかしてもらってただけなのになぁ」

提督「俺のせいか? 不知火のせいか?」

提督「次の試合は大丈夫だろうか…」

提督「とりあえず、まだ時間があるし、何かしようかな…>>42とか…?」

叢雲の見舞い

提督「叢雲…ダメコンでどこまでダメージを軽減できたか気になるな」

提督「ドックへ行ってみるか」

……………

雷「ああ、提督…来たのね」

提督「お世話好きが高じてドック担当になった雷。叢雲の様子はどうだ」

雷「急に説明的な口調になってどうしたの? いえ、そんなことはどうでもいいわね。叢雲はまだ意識が戻っていないわ」

提督「容態は? 大丈夫なのか、あの…ひどい技を喰らったんだが」

雷「ええ、私も見てたわ…。でも、艦娘は頑丈だから大丈夫よ。ここに私がいる限り、頭からだけでも復活させてみせる」

提督「本当かよ。でもよかった…ほっとした」

叢雲「ん…う…」

提督「叢雲? 意識が戻ったのか」

雷「しばらくは私が様子をみるわ。その間…そうね、何か用意して持ってきてあげたら? あの不知火相手にがんばってたし、お見舞いの意味で」

提督「こっちはこっちで相当ダーティだったけどな…。でも、見舞い品はいいな」

提督「さて、何を用意するか。>>44なんかどうだろうか」

雪見だいふく

提督【叢雲の部屋の扉をノックする】コンコン

提督「叢雲ー、入っていいかー」

叢雲「あっ…、ちょっ、ちょっと待って…」

雷「いいわよ」ガラッ

叢雲「雷っ、勝手に…!」

雷「それじゃ、私は失礼するわねー、ごゆっくり」

提督「ああ、ありがとうな」

叢雲「…もうっ!」バッ

提督「元気そうでよかったよ、…ってどうしたんだ。布団なんか被って」

叢雲「……」

提督「見舞い品もあるんだけど」

叢雲「…笑いなさいよ」

提督「え? 布団を被るギャグ?」

叢雲「違うっ。…武器まで使ったのに、あんな無様な負け方をして…もう外に出られない」

提督「…いや、まあ、しかし、ルール上は問題ないわけだし」

叢雲「ルールでOKなら何をやってもいいわけじゃないわ」

提督「…そんな風に思っていたのなら、じゃあ、何でそこまでして…」

叢雲「…不知火に勝ちたかった」

安価をいただいていると、いつまでも書きたくなってしまいますね 本当にありがとうございます
でもさすがに疲れたので一度中断します
続きはまたそのうちに おつかれさまでした

おつおつ

こんばんは
そんなわけでやっていきましょう
実質二つぶんのお題だからか大分安価まで長くなりました


提督「不知火に?」

叢雲「…そうよ」

提督「しかし、どうして…」

叢雲「アンタのせいじゃない!」ガバッ

提督「俺か!?」

叢雲「私、一番最初の艦娘だったのに…!」

叢雲「ずっと二人でがんばってきたのに! …最近は、あの不知火とか初月とばっかり遊んで…!」

提督「む、叢雲…?」

叢雲「アンタをクレーンで吊るしたり、ドラム缶に詰めたり、不知火ばっかりずるいじゃない!」

提督「その辺をうらやましがるんじゃない」

叢雲「だから…強くなったら、また私の相手をしてくれるかな、って思ってがんばって、…改二になって」

叢雲「でも、お祝いをしてくれたのは嬉しかったけど…。もうそれっきりよ」

提督「……」

叢雲「…はあ…あーあ。全部言っちゃった。かっこ悪い…ツンデレかっこ悪い…」

提督「…すまなかったな」

叢雲「いい。どーせ私は昔の女なのよね。捨てるならキッパリ捨てて」フイ

提督「そんなわけに行くか」

叢雲「だから、いいって…」

提督「お見舞いのお菓子がある」

叢雲「お菓子」クルッ

叢雲「あっ…(しまった)お、お菓子なんかいら、いら…ない…」フイ

提督「間宮に頼んで特別に作ってもらったんだ」

叢雲「特別」クルッ

叢雲「…………(私、かっこ悪すぎ…死にたい)」

提督(叢雲は変わってないな…変わったのは、俺か)

提督「ほら、これだ。冷たいうちに食べないといけない」

叢雲「冷たいうち? アイス?」パカッ

叢雲「…大福? 確かに夏だから、冷たいのは嬉しいけど」

提督「まあ、食べてみてくれ」

叢雲「もぐ…。っ! これ!! 中、中にアイス!!! アイス入ってる!!!!」

提督「ビックリしたか?」

叢雲「どうして!? なんで大福にアイスが入ってるのよ!! 間違えていれたの!?」

提督「アイスとあんこを間違えるわけないだろ」

叢雲「そうよね!? このアイス、白いし…あっ、白あん! 白あんと間違えたのね!?」

提督「だから、間違ってないの! これは雪見だいふくって名前のお菓子だよ。いや、それは商品名か? まあどっちでもいいか」

叢雲「まぐまぐもくもく」

提督「聞いてないな」

叢雲「聞いてるわよ! でも、早く食べないと溶けちゃうでしょ!」

提督「普通のアイスでもそんなすぐには溶けないって」

叢雲「あっ…無くなっちゃった。話なんかしてるから溶けちゃったじゃない!」

提督「そんなわけあるか! 全部ここに入れたのを俺は目撃していた」(お腹をつつく)

叢雲「ひゃっ、何するのよ…」

提督「何するのって、つついただけだが」

叢雲「…じゃあ、私もお返しをしないとね」グイッ

提督「うおっ! 叢雲!?」

叢雲「えいっ」ドサッ

提督(叢雲にマウントを取られた)

提督(なんか、懐かしいな、この姿勢。昔はふざけあって、よくこんな風に…)

叢雲「……」

提督「……」

叢雲「……」

提督「……な、なんか、言えよ」

提督(どうも懐かしくはない雰囲気になった)

提督(キスとかされたらどうしよう)

叢雲「…ねえ」

提督「な、なに? なんでしょうか?」

叢雲「正直に答えて」

提督「…わかった」

叢雲「あの女…不知火のこと、好きなの」

提督「えーそれはーそのー」

叢雲「ごまかさないで」

提督「…うん。そうだ」

叢雲「私よりも」

提督「…比べたりは、できない」

叢雲「嘘つき」

提督「…多分、嘘じゃない、と、思う」

叢雲「歯切れの悪さでバレてるのよ」

叢雲「でも…そっか…。きっと違うのね、私とは」

提督「…そうだな」

叢雲「フン…わかったわよ。じゃあ、好きにすれば」スクッ

提督「…」

叢雲「言っとくけど、もう私に戻ってこようったって遅いからね。あんな素直じゃない女に振り回されて、骨を折られても知らないんだから」

提督「そこがいいんだ」

叢雲「のろけはいらない。ほら、私寝るから出てってよ」

提督「ああ。じゃ、また来るよ。次も雪見だいふくでいいか」

叢雲「…うん」

……………

バタン

提督「…ふう」

雷「終わったかしら?」

提督「おまっ…いつからここに、ずっとここに!? 聞いてたのか!?」

雷「聞こえないから大丈夫よ。なあに、聞かれたらまずい話をしてたのかしら。それとも聞かれるとまずい、運動のほう?」

提督「セクハラだ。訴えたら勝てる自信がある」

雷「その時は道連れじゃない?」

提督「…和解するか」

雷「そうね。…話は済んだかしら?」

提督「ああ、終わった終わった。さっぱりしちまった」

雷「あんまり女の子をもてあそんじゃダメなんだからね」

提督「わかったよ…。ああ、雷もすっかりスレてしまった」

雷「大人になったの。あなたもそうなるべきよ。みんなのために」

提督「う…」

雷「じゃ、私は仕事があるの。不知火によろしく」(ひらひら)

提督「くそ…言いたいこと言いやがって」

提督(…あー、アイツは今、何をやってるんだろうな)


一方、そのころ
不知火は>>53

何があったか初月と大食い対決に

ふと次のレスを指定するだけなら↓でいいと気がつきました



不知火「…不知火の勝ちですね」

初月「丼一杯分…届かなかったか」

提督「おい、何やってんだあいつらは」

陽炎「大食い対決してたのよ。カツ丼と天丼と牛丼を交互に食べる30分勝負」

提督「なんでだよ! 俺がドックに行っている間にいったい何があったんだ!」

陽炎「きっかけは>>安価↓だったわね」

間宮アイスの最後の1本をかけて

不知火「不知火のあらぬところに穴が開いているというのに、なぜ見舞いに来る人がいないのでしょうか」

雷「これくらいなら部屋を使うまでもなく治せるわよ。叢雲は大変だったんだから」

不知火「彼女は敗者なのですから、当然です」

雷「もうちょっと手加減できなかったの?」

不知火「思い切り刺されていたのですから、無理です。確実に殺すために3回転は必要でした」

雷「まったく、同じ艦娘同士で血の気が多いんだから」

不知火「当然でしょう。この戦いは…争奪戦なのですから」

雷「でも、参加者が四人しかいないあたりが悲しい現実よね。他の鎮守府ならもっと多いのに」

不知火「…少ないほうがいいのです」

雷「愛しちゃってるのねー。本人に言ってあげたら? 戦うまでもなくなるかも」

不知火「いえ。きちんと競争相手は排除しておかなくては。特に初月は危険です」

雷「あの子が一番どうでもよさそうだけど…」

……………

不知火「さて、次の試合のためにも、しっかり食事をとらなければ…」(食堂の扉を開ける)



ワイワイ ガヤガヤ
アッ、アノコッテ
サッキノシアイノ…



シン…



不知火(ふふ…この冷たい視線、心地いいですね。勝利者の孤高たる栄光があります)ゾクゾク

初月「おーい、不知火! こっちこっち!」

不知火「…」(無言で座る)

初月「なんだ変な顔をして。傷が痛むのか。食って治したほうがいいぞ」

不知火「…余裕ですね。次の試合も近いのに」

初月「だからこそ今のうちに食っておかないと、だろ? 僕たちにとっては仕事のうちでもある」

不知火「…あなたの相手は親潮でしたか。それならば、あなたの余裕にも納得です。相手にもならないでしょうから」

初月「や、僕は彼女のことは知らないが…。不知火の妹だろう? ずいぶんな言い方じゃないか」

不知火「だからこその、正確な評価です」

初月「ふーん」

不知火「ごちそうさまでした」

初月「ごちそうさま」

不知火「次はデザートですね」

初月「ああ。今日は確かアイスクリームだったな。1週間前から楽しみにしていたんだ」

間宮「はい。アイスを二人分ね。…あっ…ごめんなさい、私ったら…」

不知火「どうなさいましたか…?」

初月「何が…?」

間宮「あの…さっき新作のお菓子を作るために、アイスを使ってしまって…残りは一人分しかないんです」

不知火「ほう」

初月「なるほど」

不知火・初月「……そういうことなら、仕方ない(ですね)」

間宮(ふ、二人が見つめ合っているだけで食堂の温度が下がっていく…)

不知火「初月との決着は少し早まったようですね。食後の運動にはちょうどいい」コキコキ

初月「いいのか? もう二つ三つ穴が開くぞ。ああ、軽くなってドックに運びやすくなるな」ボキッボキッ

不知火「そちらこそ。少し折りたたんで、持ちやすくしてさしあげましょう」


ワーワー オイヤバイッテアレ
ミンナニゲテ!
テイトクヨンデコナキャ!


陽炎「こーら。二人ともストップストップ」

不知火「陽炎…」

初月「でも、アイスが…」

陽炎「そう、確かにアイスは大事。絶対に譲れない気持ちはわかる」

陽炎「けど、だからって食堂で殴りあいをするのはダメ。やるならもっと、別の勝負でしょ」

初月・不知火「別の勝負?」

陽炎「そう。ここはやっぱり…」

……………

陽炎「…ってワケ」

提督「なるほど。よくやってくれた」


不知火「では、アイスを…。…ぐ。ううう、別腹にも限界がありました」

初月「僕も、ちょっと…どうしようか、これ」

島風「あっ、アイス! いらないの? いらないんだ。もーらいっ」ピュー モグモグ ゴチソウサマー

不知火・初月「殺す」ダッ

島風「ふ、ふたりともはーやーいー!!」タタタタタ

不知火・初月「絶対に殺す」ダダダダダ


陽炎・提督「……」

陽炎「あ、ご褒美は件の新作でいいわよ。司令でしょ、頼んだの」

提督「そこまでお見通しだったとは。しかし惜しいなー。それはさっき叢雲が全部食べた」

陽炎「えっ…ウソ…」

提督「そんな世界の終わりみたいな顔をするなよ…。俺だって食べたかったんだが」

提督「仕方ない、代わりに>>安価↓だ」

別の新作アイス

了解です
今回もさまざまな安価をありがとうございました
楽しく頭をなやませています

感覚として、安価よりもストーリーのほうにウェイトが乗っかってしまっているので、
ここを逆転していきたい気持ちもありますね

今夜はひとまずこのあたりで失礼します

乙乙

おはようございます
そういうわけでそういうわけなのでそういうわけであります
レッツゴー

提督「そういえば、いらちゃんが何か新しいアイスを作るって言ってたな」

陽炎「へえ! 新しいアイス!」

不知火・初月「新しいアイス…!」ズルズル

引きずられてる・島風「ごめんなさーいー」

提督「うおっ、なんか来た…」

不知火「提督、コレは新しいアイスの材料にしてください」

提督「そんなもの食いたいのかよ」

島風「助けて! 助けてください提督!」

提督「島風、人のものを盗ってはいけないということがわかったか?」

島風「だって、二人とも食べたくなさそうだからいらないのかなって…」

初月「そういうことはちゃんと本人に確認してから判断するものだ。来世でこの教訓を生かすといい」

提督「まあまあ、二人とも…その辺で…」

不知火「…いつも思うのですが、不知火以外には甘くありませんか」

提督「クレーンに吊るされて海に落とされても許してるだろうが。他のところだったら大変なことになる、かもしれないぞ」

不知火「…脅して身体を要求するつもりですね」

提督「あのな」

提督(…いっそ、そういう体で行ったらいけるだろうか)

不知火「なにか思いましたか」

提督「不知火の身体にもうちょっと厚みがあったらなーって思ったんだよ」

不知火「全身を火ぶくれさせられたいようですね」

初月「よくわからないが仲がいいな」

陽炎「ほんと提督と不知火はどうしようもないわよね」

島風「二人ともおっそーい」

初月「…そうだ。ところで、新作アイスというのはどういうものなんだ。島風をトッピングする余地はあるのか」

提督「ないよ。えーっと確か>>安価↓…だったかな」

陽炎・不知火・初月・島風「おおー」

間宮特性シロップいり

>>63
ちょい訂正
間宮特性はちみつシロップいり

間宮さんの特製シロップ(意味深)ww

シロップってそもそも蜂蜜でないかい?

まあそうですね
なんかこう特別なはちみつ使っている感じを出したくて

いや 砂糖水の事だから… いわゆる粘性の液体というか
かき氷にかけるの蜂蜜のわけないだろ

――というわけでやってきました 伊良湖の部屋

伊良湖「今日は伊良湖の新作アイス試食会にご参加いただき、ありがとうございます」

提督・不知火・初月・陽炎「わー」パチパチパチパチパチ

島風「なんで島風だけ縛られてるのー…」

不知火「そこで不知火がアイスを食べている姿を見て、楽しんでください」

島風「ひどい…」

初月「この程度で済んだことを神に感謝するべきだ」

陽炎「楽しみねー、アイス」

提督「…あれ。ところで、何か忘れてないか」

初月「…あっ。試合」

陽炎「やばっ、もうこんな時間!」

提督「いらちゃん! あと2分で食べるから急いでくれ」

伊良湖「ええーっ? せわしないです! すぐ持ってきまーす!」

不知火「みなさん、大変ですね。不知火に試食の任をすべてまかせていただいてもよろしいのですよ」

陽炎「こいつ…。えっと、次は親潮と初月の試合ね」

初月「ああ。でも不知火が言うには親潮では僕の相手にならない、って」

陽炎「え? 親潮が? まさか、そんなこと…ははあ、不知火アンタ…」

不知火「陽炎。私のアイスを半分いかがですか」

陽炎「もらうもらう超もらう。うーん、そうね、親潮なら初月にかかればちょちょいのちょいだわ」

初月「ふむ、姉の二人がそういうなら、本当にそうなんだろうな」

提督「お前らな…初月、油断するなよ。俺も親潮の白兵を見たことがあるわけじゃないが」

初月「そうなのか? 言うことが違って難しいな」

伊良湖「お待たせしました! これが間宮さんとの合作の、まみっこアイスです! どうぞ、お召し上がりください」

初月「かわいい…名前がかわいい…」

陽炎「白いアイスの上に、シロップがとろりとつたって…」

不知火「付け合せのウエハースが3本あります…嬉しい…」

島風「くぅっ」ギシギシギシ

提督「よし、いただきます!」

初月・不知火・陽炎「いただきます!」

島風「ひとくち、ひとくちでいいから!」

初月「…美味しい…」

陽炎「はぁ…シロップとアイス、違う二種類の甘味が相乗効果を生んでいるわ…。このシロップはハチミツがベースね。しかも採取してすぐに風味が落ちるタイプ…それを真空パックで劣化を防いでいるわ。その上で、何か隠し味が入っているわね…。恐らくはハーブと…柑橘類。その香りだけが柔らかに溶け込んで鼻腔をくすぐり、口の中を引き締める…。そしてこのアイス自体もこれまでとは違う牛乳と卵を使っているのね。味はこってりとしているけど、脂肪分を少し抑えてあるからだるくなりすぎないのよ」

不知火(もくもく食食)

提督「ふーむ、この味ならば十分にメニューに入れる価値はあるな。他の鎮守府に対する材料になりうるレベルだ。どこも今は食事の改善に必死だからな。こちらが取った流通ルートもつければ更に価値が上がる。材料の取引先を増やすことになるが、この予算は次の会議で検討するか…。課題はレシピの精度と価格の詳細だな。この件は後で相談をしよう」

伊良湖「みなさん、とても喜んでくれているようで嬉しいです」

島風「島風もたべたい! けちーみんなのけちーけっちーぃー」

不知火「伊良湖さん、島風も食べられたいそうなのでシロップにしてあげてください」

伊良湖「そ、そういうのはやっていなくて…」

提督「ごちそうさまでした。いらちゃん、後で間宮と三人で話をしよう。しかし今は時間がない! 行くぞお前ら!」

初月「…ああ…なくなった…もっと食べたい…」

陽炎「恐らくは攪拌時の動きにも秘密があるわね。これまでの動きと比較して…」

島風「…風を感じない…島風が止んじゃった…」

提督「いいから行くぞ!」(三人の首ねっこをつかんで走る)

不知火「お疲れ様です。ご武運を」(ひらひら)

伊良湖「行ってらっしゃいませー!」


ワーワー ガンバレー ヤッチャエー
コロセー タタケー クダケー
コノシアイバカリハノマセテモラオウ


提督「えー、お待たせしました。というわけで第二試合。選手は入場済み、試合開始…ってことでいいですか」

陽炎「親潮がんばー」


謎1号「もう、姉さん、今の私は謎のマント1号です!」

初月「それはもういいんじゃないか。武器を持ってるなら別だが」

親潮「そういえばそうでした」バッ


提督「なんと謎1号の正体は親潮だー!」


ェー ウソー マジカヨー
ナンデー イッタイナニガオコッテルンダー


陽炎「まさか陽炎型4番艦の親潮だったとはねー、姉の私もびっくり」


初月「これが茶番というものだな」

親潮「…さて。試合の前に、ひとつ提案をさせていただきたいのですが…」

初月「ん、なんだ?」

親潮「>>安価↓です」


提督「な、なんだってー!」

陽炎「へー、姉の私もびっくり」

さっき改二になったんで

勝ったら 私とデートして下さい提督!

親潮「はあああ…」ゴゴゴゴゴ

初月「あ、親潮、お前光ってるぞ。全体的に発光している…大丈夫か?」


提督「あ、あれは…まさか!?」

陽炎「私が喋らないアニメで夕立がやったやつ…!?」

   カッ


ナニナニ!? バクハツ!? タンショウトウ!?
アノキョダイナヒカリ…
チョッ ナガトナガト シッカリシテ



初月「…眩しいな…」

親潮「…お待たせしました」


提督「お、親潮の…こ、この姿はーッ!?」

陽炎「親潮…」


親潮「これが私の…改二です!」バーン

初月「へえ」

親潮「…リアクションが薄くないですか」

初月「不知火は叢雲改二に勝ったわけだから、な」

親潮「自信がある、というわけ…」

陽炎「お・や・し・おー!」

親潮「えっ!?」


提督「な、なんと! ここで陽炎が乱入だー! 親潮にドロップキックが炸裂! いやかろうじてガード! 陽炎はトンボを切ってリングの上に着地します」

那珂「あれはだめだねー。プッツンきてる! ってカンジ?」

提督「おい那珂、なんでここにいるんだ」

那珂「那珂ちゃんは解説のアイドルだよー! かげちゃん、ずーっと改二になれないの気にしててさ、川内型みんなに相談もしてたんだー」

提督「そうだったんですか…しかし、思わぬ展開です。リングの上はすでに2VS1の構図。一体どうなってしまうのでしょうか」


親潮「陽炎姉さん、どうしてこんなことをするんです!」

陽炎「ええいだまれだまれ。よくも私よりも先に改二になったわね!」

親潮「それは、私の努力の結果です!」

陽炎「私が努力をしてないみたいな言い草ね! AC版にもやっと追加されたばかりだってのに…」

初月「…ふむ、考えたのだが。僕たちは改で親潮は改二。足すと二対二でちょうどいいな」

陽炎「そうね。それでいきましょう」

親潮「ひ、卑怯ですよ…!」

陽炎「勝手に改二になるほうが卑怯でしょ!」

初月「ここは既に戦場だ。生き延びたほうが、勝ちなのさ」


提督「まさかの2VS1! いや、初月の言を借りれば2VS2、なのか!?」

那珂「そんなわけないよねー! これは親潮ちゃんが囲んでボコボコにされちゃうカンジかなー。なむなむ?」


提督(…さてどうしたものか)

1・2対1のまま
2・2対2にする(親潮側に追加する艦娘、も書いてください。候補は・不知火・雷・吹雪・大和・謎のマントV3・謎のマント四号)
3・1対1にする(初月と陽炎どちらが参加か、も書いてください)

>>安価↓

1

さすがに謎のマントブラックRXとかはいないか…

初期構想通りに書いてみたんですが、微妙なのでボツにしました
少し次の投稿まで時間が空くと思います



提督(この流れを断ち切るのも悪いかなあ…よし)

司令「親潮…お前なたとえ2対1でも互角の戦いをできると信じているぞ!」


親潮「し、司令! はい! この親潮、たとえこの身が砕けようとも、勝利してみせます!」

初月「いい覚悟だ。粉々にしてやろう」

陽炎「気をつけて。親潮は元々危険な艦娘だった。改二になった今の戦力は未知数よ」

初月「さっき僕ならちょちょいのちょいだ、って言っていなかったか」

陽炎「あれはウソ。忘れて忘れて」


実況・司令「…というわけで、ゴングが鳴った! この厳しい戦局、親潮はどうきりぬけるのか!」

解説・那珂「ちょーっと厳しいと思うけどねー! アイドルと同じように、夢だけじゃどうにもならない、厳しい現実が待ってると思うよ!」


現在の勝率表
親潮20:引き分け5:陽炎・初月75


普通にやると親潮の敗色が濃厚なので応援のコーナーにしてみます

・次の投稿までに…
親潮を応援するレスひとつごとに、親潮の勝率が10%上がり、陽炎・初月の勝率は10%下がります

逆に陽炎と初月のどちらかを応援した場合は15%上昇、親潮が15%下降します
両方を応援した場合は15-10=5で陽炎・初月が5%上昇します

どちらかが最低値になった場合は、変動しません


・そういえばここは不知火のスレじゃなかったっけ
引き分け希望や不知火を応援した場合は両陣営から5%ずつ取って、10%引き分けの確率が上がります
(引き分けの場合は両方とも負け扱いで、不知火が優勝します)

片方が最低値の場合はそちらからは取らず、5%の上昇・下降

両陣営とも最低値の場合は変動しません

一度上がった引き分けの確率は変動しないシステムです


・初期値
親潮20:引き分け5:陽炎・初月75
となっています

両陣営ともに最低値は10です

同一IDは無効です
日をまたぐことはないと思いますがその場合は有効ですというか、確かめようがないというか


・計算は古いレスから順番に行います

親潮がんばれ

親潮がんば

陽炎がんば!

親潮ガンバ

親潮がんば

親潮人気すぎワロタwwwwww
何気に強い光が怖いながもんwwwwwwww

おやしおーがんばえー

ぬいぬい

ここまで初月応援※なし

たくさんの応援ありがとうございました
ひとまず締め切ります
親潮が人気のようで嬉しいです
それはそれとして勝ったらどう勝たせるか悩みますね

勝敗はコンマで決めてもいいのですが、書く前に勝敗が伝わってしまうという弱点があるので、
診断メーカーでランダム装置を用意しました

https://shindanmaker.com/

シンプルに00~99までを表示するもの、診断結果が日替わりにならないものを作ってあります
現在は非公開にしてあります
安価でいただいた文字列をいただいた後、入力する予定です

日替わりにしていないため、いつでも同じ文字列をいれれば同じ結果が出るはずです たぶん
結果がわかったものを投稿した後で公開します

最終勝敗率は…親潮50・引き分け15・陽炎と初月35
となりました(間違っていたらレスをお願いします)

01~50 親潮
51~65 引き分け
66~00 陽炎と初月


親潮「二人を相手に余裕はない! 全力で行きます!」

初月「まっすぐ突っ込んでくるやつは好きだ! 相手をする!」

陽炎「試合の時間は2分、温存しているヒマはないわよ!」


実況・司令「三人が一気に突っ込んだ! リング中央で激突する!」

解説・那珂「作戦も何もなくて清々しいね! 三人ともアイドルに一番大切なハートの強さを持ってるよ!」


親潮「はっ!」

 親潮の拳が、突進する初月の顔を正確にとらえる。

初月「くっ! 拳闘か?」

陽炎「足、もらう!」

 止まった初月の横をすりぬけて、陽炎が親潮の足にタックルする。

陽炎「これで、倒し…倒れない!?」

親潮「改二になった私の安定性、甘く見ないでください!」

 逆に親潮が足を上げて陽炎を倒し、一瞬でマウントポジションを取る。

陽炎「二対一で足を止めるなんて、余裕じゃない!」

親潮(…一撃で倒します)

 親潮が拳を振り上げ、陽炎に狙いを定める。艦娘はどこも頑丈で、一撃どころか無数に当てても倒すのは難しい。
 しかし、改二になった今の親潮にはこれまで明確にはわからなかった、その弱点が見える。

親潮「そこっ!」

陽炎「ッ!?」

 胸の側、肩寄りの一点。戦いを続け、錬度を高めていく艦娘は、艤装との親和性を高めるための特殊な神経節を発達させる。
 艤装を装着していない状態で艦娘がそこに正確に打撃を加えられると、艦娘の肉体は艤装を誤認するのだ。結果として…。

陽炎「な、なに? 身体が、うまく動かない…」

親潮(ここを初めて打たれた艦娘は、約20秒の間は身体を制御できなくなる! その間に…)

初月「ほう、面白い技だな。…ここか?」

親潮「!」

 初月の拳が、親潮を背中から強く打つ。自分が陽炎を叩いた場所を正確にトレースしていた。
 親潮は背を押す力に逆らわず素早く前に転がり、距離を取って立ち上がり初月と向かい合う。

初月「なんだ、効かないじゃないか。どういうからくりだ」

親潮(神経節の部位は艦娘ごとに個人差がある。でも、私と陽炎姉さんは同じ陽炎型、しかも3つしか離れていない…神経節の位置は近い。危なかった…!)

初月「ま、いいか。シンプルな殴り合いをしよう」


果たして勝敗は…
>>安価↓(診断に入力する言葉を入れてください。たぶん内容は勝敗に関係しません。たぶん)

妊娠

妊娠
で入力しました
正直、妊娠かよ…と思いましたが気にせず続きです


 初月は無造作に構えている。どうやら特別に格闘技を収めているわけではない、ように見えた。
 
親潮(…それなら恐れることはないわ。打撃の威力は強かったけど、力任せの攻撃だけなら!)

 親潮は1ステップで距離をつめる。初月がやはり不用意に左の拳を繰り出す。

親潮(これにカウンター、ひるんだところで神経打ちを狙う!)
 
 思惑通り、初月の拳をかわし、親潮のストレートが初月に直撃。勝利を確信する。
 初月は止まらなかった。
 信じがたいことに、親潮の拳を頭で逆に押すようにして、その体をわずかに崩す。そして残った右手を伸ばし、親潮の制服を掴んで引く。

初月「親潮を味見してみようか」

親潮「な…」

 引っ張られて露になった首筋に、初月が顔を近づけようとする、口が開いていた。
 噛み付き。
 親潮は技巧というよりは恐怖にかられて、その頭を初月に向かって突き出す。ヘッディング。初月と頭がぶつかる。

初月「硬いな…叩いてやわらかくしたほうがいいか」

親潮「!?」

 頭突きのダメージは無いものかのように、初月が親潮を持ち上げた。そして、振り下ろす。
 親潮が背中からマットへと叩きつけられた。

親潮「くはっ…!」

初月「もう一回だ」

 初月が親潮を再び持ち上げ、また叩きつける。同じ駆逐艦娘なのに、とてつもない力と耐久力だった。

親潮「なんで、こんなに…!」

初月「たくさん食っているからかな」


解説・那珂「初月ちゃんの力、強すぎだよねー! 戦艦のみんなとお相撲できるんじゃないかな!」

実況・司令「力仕事は任せろとは言ってたけどここまでだとは…!」

解説・那珂「あっ! 陽炎ちゃんが動いてるよ!」

実況・司令「行動不能状態にあった陽炎が復活しつつある! これは親潮、万事休すか!?」

親潮「うう…」

初月「陽炎が動くのを待つまでもないかな。これで決着だ」

 初月は親潮を持ち上げたまま、リングサイドへと駆け出す。


実況・司令「初月、走った! 場外こそがこの戦いにおける敗北! 決めるつもりだ!」

解説・那珂「親潮ちゃんごと飛び降りるつもりっぽいね! 二対一だからそれでも勝ちってわけ!」

実況・司令「二対一の有利を何のためらいもなく生かしてくる!」

解説・那珂「思い切りがいい子は、企画の収録現場でもスタッフさんに好かれるよー!」


初月(…親潮が思ったよりも抵抗しないな。力いっぱい叩き付けたのは確かだが。どちらにせよ、今からではどうしようもないだろう)

 初月は速度を落とすことなく、ロープの前で跳躍する。このまま外に着地すれば勝ちだ。

親潮(……今!)

初月「む!」

 つかまれたままの親潮が空中で動いた。体をひねって、初月の顔へ左の突きを放つ。しかし、警戒をしていた初月は余裕を持ってガードする。
 その瞬間、顔を狙うかと思われた一撃は、途中で機動を変えて初月の右首を狙った。強引に機動を変えた一発は、初月にほとんどダメージを与えない。
 だが。

初月「うっ…身体、が!? 僕の急所は首、か…」

親潮(すでに飛んでしまったこの時なら、触れて一瞬止めるだけでも十分!)

 親潮は右手でロープをつかみ、場外を回避しようとする。親潮を掴んでいた初月の手からは、すでに力が失われていた。

親潮「のこっ…た!」

初月「くっ…まだ僕は…」

 親潮はリングの内側に身体を落とし、初月がロープに手をかけつつも、リング際へと落ちていくのを見た。


実況・司令「初月が…落ちた!? そして親潮生き延びる!」

解説・那珂「うーん、初月ちゃんちょっとツメが甘かったかな! でも、まだわかんないよー! 最後に売れるのは諦めなかったほうだからね!」


 そうだ。まだ陽炎がいる。親潮がリングの中央のほうを向けば、陽炎はすでに動作不良から回復して立っている。

陽炎「くー…。あんなの隠してたなんて、ね…やられたわ」

親潮「本当にできるようになったのは、ついさっき…改二になってからです」

陽炎「…あ、そ。じゃあますます、負けるわけにはいかなくなったのね」

 陽炎はまだ立ち上がっていない親潮に向かって走る。立ち上がりかけた親潮を押し倒すように、マウントに持ち込む。先ほどとは逆の構図。

陽炎(でも、さっきの場所を触られるたらあっさり返されるはず…それでも、立って勝負するよりはマシかな)

親潮「陽炎姉さん…甘いですね。一箇所とは限らないんですよ」

陽炎「なっ!」

 言葉とともに親潮が陽炎の脇に軽く触れ、思わず腰を浮かしてしまう。

親潮「はっ!」

 その隙に、親潮が身体を持ち上げ、同時に陽炎の胸を打っている。

陽炎「ぐぅっ…このっ…! 騙したわね…!」

親潮(二回目だから効果は薄くなるはず…一気に!)

 親潮は陽炎の腕を取って、自分が背にしていた、初月が落ちたリングサイドへと持ち上げる。

親潮「えええいっ!」

陽炎「もぉ~っ! いいとこなかったぁ!」

 改二になって強化された筋力で、陽炎をリングの外側へと力任せに投げ飛ばした。

陽炎「きゃふっ」

 陽炎は受身を取ることもできず、地面に落ちてかわいい悲鳴をあげた。

親潮「はぁっ…はあ! や、やった! 私、やりました! 見てくれましたか、司令!?」

予想通り親潮が勝ってツマンナイ

実況・司令「ああ、見ていたぞ! 親潮、陽炎を落とした! リングの上に残っているのは親潮だけとなりました!」

解説・那珂「うん! ばっちし見てたよ! だから、那珂ちゃんさっきも言ったよね? 最後に売れるのは…」


初月「諦めなかったやつが勝つのさ」

親潮「えっ!?」

 初月が親潮の後ろから、その左腕を巻き込むように抱く。
 折る。

親潮「いやあああっ! ど、どうして…?」

初月「落ちる寸前で、ギリギリでリングサイドに掴まってたんだ。陽炎がすぐに起きてくれて助かったよ」

 リング際に落ちながら、身体が動くようになった瞬間、右腕を伸ばしてリングサイドに手をかけていた。
 その状態で身体をリングに引き寄せて掴まることができたのは、初月の筋力があってこそだ。

親潮「く、…ううっ!」

 親潮は右腕で初月の首を狙った。初月は折った腕を放して離れる。
 リングサイド、ロープ添いで二人は対峙する。


実況・司令「ま、まさかの初月復活!? 残り時間はあと10秒を切りました!」

解説・那珂「引き分けもある時間だけど、そんなつまんない画はみーんな求めてないみたい! だから精一杯がんばってー!」


初月「聞いたな。時間がないので殺して落とす」

親潮「!」

 初月が右腕を思い切りふりかぶった。その動きで急所の右首が隠される。
 左腕を折られているため、神経節を狙うのは難しい。親潮は右腕でカウンターを狙う。

親潮(…威力が強ければ強いほど、カウンターの威力も上がる。この一発で沈めて落とせば!)

 二人が互いに拳を構えて、一瞬止まる。一瞬が何秒にも感じられる。
 世界が静かになっていく。実況も、観客の声も、全ての音が消える。
 静謐な世界の中で、二人の視線がぶつかった。

 初月が、笑った。

 次の瞬間、二人の拳が閃光になる。
 平行に走る光が…、曲がって交差する。

親潮「え…」

 初月の右手が、親潮の右腕を掴んで拳を止めている。どうして、なぜ、どうやって。

初月「さっき見た」

 カウンターも、機動を変える拳の動きも。
 初月は親潮の腕を持ち上げ、親潮の身体が浮く。

親潮(…最初から、このつもりで!?)

 負けた。
 初月に何もかも上を行かれてしまった。
 親潮の身体から、力が抜けそうになる。

親潮(最後の最後に…)

 最後の最後に勝つのは…。

初月「ふっ!」

 初月が片腕で、親潮を振り投げる。
 見えた。
 右首筋。

親潮「ぁああっ!」

 折れた左腕を、首筋に叩きつける。
 改二の身体なら、折れていたって少しくらいなら動かせる…叢雲が、不知火を刺したように。

 親潮の腕が、初月の腕に当たった。

 初月が左腕を上げていた。
 防がれている。

親潮(…そうだ、この流れもさっきと同じ…)

 終わった。万事が終わった。限界までやったけどダメだった。
 だから。

親潮「…どうしたああああっ!」

初月「うっ!?」

 折れた左腕に、指先に、無理やりに力を集中させて間接を外し、骨を折る。
 初月の腕を支柱として、親潮の腕が間接のない右腕の真ん中で折れ、伸びる…右首筋に、触れた。

初月「ぅっ…」

 初月の膝から力が抜ける。しかし、十分に親潮は加速してしまっている。
 親潮が右腕を伸ばす。初月ごと、ロープを超えて落ちる。

親潮「えええい!」

初月「この…おっ!」

 地面が近づく。

 落ちる。

 落ちた。



実況・司令「……」

解説・那珂「……」

観客「……」

実況・司令 ガタッ「…ここからじゃ見えない! 行くぞ!」ダッ

解説・那珂「うん!」ダッ

実況・司令「初月! 親潮! あっ!」

解説・那珂「これは…」

親潮「し、司令…えへへ」

初月「…っくう。あれで、負けるかよ…」

実況・司令「お、親潮が初月に乗っています! 先に落ちたのは、初月!」

解説・那珂「この試合のトップアイドルはぁ、親潮ちゃんだよー!!」


ワー!
スゴーイ!
ミンナオツカレサマー!
アノキョダイナヒカリ…
ナガト…アノー ダレカイッショニハコンデクレナイ?


初月「折れた左腕をロープに伸ばして巻きつけて減速なんて、頭がおかしいとしか思えないな」

親潮「ひ、必死だったんです…」

司令「おいおい大丈夫か、って大丈夫なわけないよな。救護班、親潮と初月を運んでくれ!」

初月「僕はいいよ。大して殴られてないんだ、実は」

親潮「あたしは…お願いします…左腕、治るかなあ…」

司令「雷は首だけになっても治すって豪語してたよ。大丈夫さ」

那珂「二人ともほんとすごかったよ! 那珂ちゃんと一緒にアイドルにならない?」

初月「アイドルがなんだかは知らないが、僕は遠慮しておく」

親潮「あたしは、その…」チラッ

司令「ん、なんだ?」

那珂「あっ、そっかー。アイドルにはご法度だもんねー」

初月・司令「?」

陽炎「ういーす」

親潮「あ…姉さん」

初月「ああ、陽炎。済まなかったな。負けてしまった」

陽炎「いーわよ。親潮が、がんばったの見てたから。私じゃ、あそこまではやれなかったわ」

親潮「う…あたし…!」

陽炎「よしよし」

司令「良かったな、親し…」

不知火「何が良かったのでしょうね? 親潮」

司令「うおっ…」

陽炎「う…」

那珂「うひゃー…」

初月「おお、不知火」

親潮「不知火…姉さん」

不知火「改二になったそうですね」

親潮「はい…」

不知火「フッ。それで、このザマですか」

親潮「…っ」

初月「おい、不知火。親潮は二対一だったんだぞ」

不知火「あれほどの技を持ち、改二になった上での負け。言い訳ができるものではありませんね」

陽炎「あのねえ、不知火…」

不知火「陽炎。あなたがついていながら…」

司令「おーい不知火、ちょっとこっちへ来い。あ、救護班来たな。迅速に頼むよ」

不知火「ちょっ、なぜ不知火の手を引っ張るのです、やめてください、不知火はこれから親潮の心を折って精神的有利を」

司令「いいから来い。>>安価↓をしてやるから」

キス

― 執務室

不知火「こんなところまで連れてきて、何をするつもりなのですか。不知火の身体を」

司令「ん」

 キスした。

不知火「バ、な、な、ば、ば、なななななななななな」

不知火「なにゃすりゅりょれすか!」

司令「不知火、好きだ」

不知火「                                                                                                      」

司令「どうした? …思い切って、告白したんだぜ。なにか答えてくれよ。…不安になる」

不知火「…あなたは……、誰ですか」

司令「誰って、この鎮守府の提督だけど」

不知火「ニセモノですね…? 深海棲艦のスパイですね」

司令「違うって」

不知火「ち、違いません! そう言ってください! スパイでも双子でも平行世界Bから来た提督Bでもいいですから!」

司令「どうしてだよ」

不知火「だって…その…………」

不知火「は、恥ずかしい、じゃない…」

司令「嬉しくはないのかな…」

不知火「そ、そんなことない! 嬉しい!」

司令「…そっかぁ。よかった」

不知火「でも…どうして、こんな、急に…」

司令「雷に、大人になれって叱られてな」

司令「不知火と二人きりになったら、こうしようと決めてた」

司令「今は初月もいないからな」

不知火「…ふぅん」

司令「なんだ、不満そうな顔して」

不知火「別に、なんでもないわよ」

司令「なんでもあるだろー、言えよー」

不知火「ほっへをふはまないれ…わかったわよ」

不知火「雷に言われて、そんなあっさり手のひら返すなんて、何だか嫌だって…それだけ」

司令「いや、いや、雷に言われるってのは相当…ってことだからさ。別に何かあるとかじゃなくて」

不知火「でも…不知火がいくら言っても、こんな風にはならなかったのに」

司令「言われてたっけ…?」

不知火「…言ってたわよ」

司令「(本気で覚えがないけど)…そうか。ごめんな」

不知火「うん…もういい」

司令「……」

不知火「……」

司令「…はあー、あー、よかった…」(椅子に座る)

司令(顔を両手で覆って)「あー、マジで緊張した…そんでもう、一生分素直になった」

不知火「…」スッ

不知火「…」ギシッ

司令「…うお。え。えー。あのー、なんで俺の足にまたがって、しかもこっち向いて座ってるんですか」

不知火「…イヤなの?」

司令「いや、いや。マズいでしょ」

不知火「何が」

司令「えっ。さ、さあ…何がだろうね」

不知火「じゃあ…いいのっ」ギュー

司令「……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」
不知火「ねえ」

司令「はい」

不知火「さっき」

司令「はい」

不知火「不知火のこと好きって」

司令「あ、はい。本当です」

不知火「言う前に…キスした…」

司令「あ………………………………………………………………………………ハイ」

不知火「だから、ね」


 キスされた。

司令「な、なぬならなにゃにゃにょ」

不知火「不知火も、好き」

司令「                           
                    
                              
                        」


不知火「返事は」

司令「嬉しい」

不知火「よかった」

>>安価↓(なんか書いてください)

誰よりもお前が好きだ
だから勝ってこい!

今日も様々な安価、レスをありがとうございました
一日中がんばった割には進行が遅かったですね

二人の試合に力が入りすぎた感じがあります 実際どうだったでしょうか
あんまり感想などいただいてないのでどんなもんかとすこし不安です

これからどうするかは全く考えていませんがなにかご希望などあればどうぞ
(安価次第なところはありますが努力します)

その他100%承認欲求を満たすためにやっているスレなので何かあればどんどんどうぞどんどん



ところでこちらが先ほど使用したランダム装置です
また使うかもしれません(文字ではなくIDやコンマを入れるなら公開してても問題ないかなーと気づきました)

https://shindanmaker.com/655517

ちなみに妊娠を入れたら19が出てきました
妊娠で19かよ…と思いましたがこれも安価というものですね

それではおやすみなさいませ

二人の試合×
三人の試合○ です

おつおつ

おはようございます
ちょっとやってみましょう

司令「……」

不知火「……」

司令「あーその、ところでえーっと、ちょっと話は変わって」

不知火「うん?」

司令「次の試合、のことなんだけど…親潮との」

不知火「…そうですね。絶対に負けるわけにはいきません」

司令「(あれ、いつもの雰囲気に戻った)そういや、なんで急にこんなことを?」

不知火「…これは提督争奪戦なのです」

司令「え、そうだったの!? 俺全然知らなかったんだけど!」

不知火「…知らなくても問題はないのですよ」

司令「いや問題あるって」

不知火「あらゆる艦娘鎮守府に、艦娘の間だけで古来から伝わる伝説の戦いなのです」

司令「(古来って、艦娘鎮守府が出来たのは3年前…新設学校の七不思議みたいだな)」

不知火「提督を愛する艦娘が、二人ないし四人ないし八人…二の累乗数人集まり、トーナメントを行うことで、艦娘と提督の絆の力を奪い合い、集積し、練磨され…」

司令「は、はあ」

不知火「その優勝者は最大限に高まった絆により、提督に一度だけどんな願いをも叶えてもらう、絶対の力を手に入れることができる…!」

司令「は、はあ? 提督はランプの魔人かなにかかよ! しかも俺が知らなくても成立する絆ってなに!?」

不知火「不知火にもわかりませんが、何か艦娘との関係が変化することもあるようです…今みたいに」

司令「えー…あー、うーん(そういえば負けてしまった叢雲ともなんか…あれそれ話したりはした…けど)」

不知火「そういうことです」

司令「そういうこと、なのか? なんか納得行かないけど」

司令「(叢雲とも不知火とも、謎の力でこうなったとは思いたくないんだが…)」

不知火「だから…不知火が敗北すれば、貴方は親潮のものになってしまいます」

司令「そ、そんな願いをするのか? 親潮が?」

不知火「本気で貴方を想っている艦娘でなければ、この戦いには参加しません」

司令「え、じゃあ初月も親潮も俺のことを…」

不知火「何を嬉しそうにしているのですか?」ホッペギリッ

司令「痛い痛い痛い痛い、やめて、不知火が一番だから」

不知火「ところで叢雲が入っていなかったようですが」ギリギリギリギリッ

司令「な、何も…あったけど! もう終わったから! 決着したから! 痛いーちぎれるー! ごめんなさい!」

不知火「ふん…もう知りません」ギュー

司令「抱きついてきて何を知らないんだ…あ、いえ、問題ないです」

司令(…しかし、叢雲と、親潮もまあ…わかるけど、初月だけはそういう感じは全然なかった気がするんだが)

司令「でもまあ、わかったよ…。負けるわけにはいかないっていうのは」

不知火「そういうことです」

司令「…俺はお前が好きだよ。だから、勝ってくれ」

不知火「…」

不知火「勝敗は時の運です」

司令「…どうした、弱気だな」

不知火「不知火も負ける可能性はあります」

司令「俺は不知火を信じているよ」

不知火「キスしてください」

司令「なぜそうなる!」

不知火「キスしてくれたら勝てます」

司令「えっと…>>安価↓」

1・する
2・しようとしたらできなかった

2 いきなり現れた叢雲が横からキスをしてきた

ガシャーン

司令「ちょっ」(窓から)

不知火「えっ」(叢雲…)

叢雲「…えいっ」

 キスされた。

司令「               」

不知火「殺す」

叢雲「じゃあね!」(窓から飛び降りる)

不知火「殺す」ダッ

司令「ま、まてまてまて」グイッ

不知火「…もうっ」

 キスされた。

司令「                  !           」

司令(し、舌が…)

不知火「ん…んちゅ…む…」

司令・不知火「ぷはっ…」

司令・不知火「はあ…」

不知火「…殺すのはやめておきます」

司令「…あ、うん。ありがとな」

ガチャ

初月「おーい、提督よ。決勝の時間が近いけど不知火がいないんだが。ってなんだ、二人ともここにいたのか」

不知火「もうそんな時間ですか」

司令「時を忘れたな…」

初月「ところでその窓はどうした」

司令「色々あったんだ」

不知火「色々、ありました」

初月「ふーん。人間色々、というやつか」

司令「それだ。初月は賢いなー」

初月「馬鹿にしているのか、褒められているのか。まあいいか。いつもの業者を呼んで直しておこう」

司令「あー、頼む。…そうだ。あともう一つ頼みがある」

実況・初月「ついにこのトーナメントも決勝だな。実況は秋月型四番艦・初月だ」

解説・陽炎「解説は陽炎型一番艦の陽炎よ。選手は二人とも妹だから、解説なら任せて」

実況・初月「提督から依頼され、僕が実況を務めることになった。よろしく。早速選手の様子を見てみよう。リポーターに繋がっている」

リポーター・那珂「川内型アイドル三番艦の那珂ちゃんでーす! ここは親潮ちゃんの控え室です! じゃ、早速入ってみましょー! 失礼します!」

親潮「ふッ…ふッふッ」(シャドーボクシング中)

親潮「…あ。那珂さん、こんにちは。陽炎型四番艦の親潮です。よろしくお願いします」

リポーター・那珂「こーんにーちは! 気合十分みたいだね!」

親潮「はい、親潮は、この一戦に全てを賭けます。勝ちたいんです」

リポーター・那珂「だよねだよねー。相手の不知火ちゃんについてはどう考えてる?」

親潮「…不知火姉さんは恐ろしいです。でも、改二になって、さっきの戦いを潜り抜けて…親潮も強くなりました。勝てると思います」

リポーター・那珂「うんうん、その意気だよ! がんばってね! 最後に売れるのは…」

親潮「諦めない方、ですよね。親潮、戦います!」

実況・初月「…以上、親潮のリポートだ。どう見る、陽炎」

解説・陽炎「私ら負けたわよねー」

実況・初月「まあな」

解説・陽炎「見た目はああだけど、とにかくなんでもやってくるのが親潮って感じ。使えるものは何でも使ってくる恐ろしさがある」

実況・初月「絶対に諦めない。何が何でも負けを認めない、勝利への欲求が凄まじい艦娘だった。何が彼女をああまでさせるのだろうな」

解説・陽炎「提督争奪戦だからじゃない?」

実況・初月「何だそれは」

解説・陽炎「あ、知らなかったんだ。知らないのになんで戦ってたの?」

実況・初月「不戦敗は嫌だったから、だが」

解説・陽炎「ふーん…。普通の試合だったら初月が勝ってたかもしれないわね。ま、もう一回やったらわからないけど…」

実況・初月「よくわからないが、そういうものか。さて、僕たちが会話をしている間に那珂の移動が終わったようだ。不知火の部屋へと繋いでみよう」

リポーター・那珂「はーい、ここは不知火ちゃんの部屋だよー! 早速入っちゃおう…おや?」

チョッナニシテルンダヨ ナカガクルゾ
ダカラデス ハイッテキタトコロデ、コウ…
アホカ ソレハマズイダロ
ナニガマズイノデスカ

リポーター・那珂「…えー、いきなり部屋に入るのはよくないですよね! ノックをしてみましょうか! こんこーん! 那珂ちゃんでーす!」

ガシャーン
アッ コノ マチナサイ

リポーター・那珂「…入りますよー?」

不知火「どうぞ」

リポーター・那珂「失礼しまーす…。あの、この割れた窓は?」

不知火「人間色々です」

リポーター・那珂「そうですか。…えーっと、試合への意気込みなどあれば聞かせてください!」

不知火「そうですね。普通にやれば不知火が200%勝ちますが…いえ、今の不知火なら1000%…うーん、500…でも…250%くらいが限界かもしれません」

リポーター・那珂「その差の意味が全然わかんないですねー…。でもとにかくすごい自信がある! ってことはわかりました!」

不知火「ええ、順調に行けば、大変に短い試合になると思います」

リポーター・那珂「なんと、秒殺宣言!? 相手の親潮ちゃんには、何かコメントはありますかー?」

不知火「少し申し訳なく思います…。不知火とあの子の間には、徹底的なまでの差がついてしまった」

リポーター・那珂「(なんだろう、妙に雰囲気に呑まれるような)そ、その差、とは?」

不知火「それは…(割れた窓を見る) いえ、すぐにわかるでしょう。試合の後にでも」

リポーター・那珂「わかりました! 試合、楽しみにしてまーす! 以上、リポートでした!」

実況・初月「ありがとう、那珂さん。さて、陽炎は不知火をどう見る」

解説・陽炎「なんか、不知火…変よね」

実況・初月「そうか? 僕にはわからなかったが」

解説・陽炎「あの窓、何があったのかしら」

実況・初月「窓? そういえば、さっきも提督の執務室で窓が割れていたな。提督と不知火は何をやっていたんだろう」

解説・陽炎「ん? …執務室に提督と不知火がいたの?」

実況・初月「ああ。二人で何かをしていたようだった」

解説・陽炎「…あー。これはもう親潮の勝ちはないかも…?」

実況・初月「まさか。不知火はああ言っていたが、親潮がそう簡単に負けるはずがない」

解説・陽炎「さっきの試合の直後までなら、私もそう思っていたけど…」

解説・陽炎「えーっと、一応不知火の解説もしておこうかしら。不知火は相手の骨を折るのが大好きな間接マニアよ」

実況・初月「相手の死角に入る速さも危険だ。最初に叢雲を投げようとした動き、マントを脱いだ叢雲の腕を取るまでの動きは凄まじかった」

解説・陽炎「その上で不知火は、一瞬で掴んだ相手の全身の骨を砕いて殺す必殺技を持っている」

実況・初月「あれは酷かったな…」

解説・陽炎「実はあれだけじゃないのよね。ま、なんだかんだで優しいから、本気でキレないと出さないんだけど…。少なくとも、さっきまでは」

実況・初月「親潮との戦いは、いかに親潮を掴むか、掴んでからどう動くか、の戦いになりそうだ。倒されても一対一ならば、親潮の一撃必殺技が当たれば終わる可能性は高い」

解説・陽炎「さっきまでならね…」

実況・初月「…何があったと思っているんだ? そんなに短時間で艦娘は成長しないだろう」

解説・陽炎「艦娘はね。関係は進展することがある、のかも」

実況・初月「?」

テテテ
ハツヅキコレヨンデー

実況・初月「ん、なんだろうか。妖精が僕に何かを渡した。…決勝戦だけの特別ルール? 内容は…>>安価↓?」

ぬるぬるローション相撲

実況・初月「ぬるぬるローション相撲だそうだ。相撲しかわかる言葉がないな」

解説・陽炎「ぬるぬるはそのまま、ぬめりのある状態のこと。ローションは化粧水のこと…なんだけど、ぬるぬるがついてるからにはラブローションね」

実況・初月「ラブローション?」

解説・陽炎「性交時に使用する、潤滑剤よ」

実況・初月「性交って。これからやるのは真剣勝負だぞ」

解説・陽炎「だからまあ、本来の使用目的ではないわけね。具体的には選手の全身とマットにローションを塗って滑りやすく倒れやすく、相手は掴みにくくなる。固定するのが難しい…という形かしら」

実況・初月「相撲は?」

解説・陽炎「足以外をついたら負けは、ちょっとあっけないかしら。ロープを外して、相手を落としやすくする、でいいんじゃない?」

実況・初月「ふむ。なあ、このルール、不知火がだいぶ不利にならないか。間接技はかけづらく、足場はお互いに悪いが親潮は改二で、安定性を増している」

解説・陽炎「んー、まあ…いいハンデなんじゃないの? 今の不知火にとっては、さほどのものではないと思うけど」

実況・初月「そこまでか…?」

解説・陽炎「あとは、相撲の衣装をどうしようかしら。まわしはダメよね」

実況・初月「制服のままか、水着か、ぐらいか。水着だとさらに不知火が不利になりそうだな」

というわけで
1・制服
2・水着
3・その他の服(どのくらいの露出度かも書いてください。Rなものはだめです)
>>安価↓

不知火「先ほどから…叢雲の突入のあたりから、不知火を不利にするための力が働いている気がします。愛には障害がつきものと言いますが。…しかし、それでも負けは、ありえない…。はず、です」

親潮「…控え室にいた不知火姉さんを見てから、不思議と勝てる気がしなくなりました。…だからって、諦めはしません」


現状の不知火の勝率

プラス要素
mutual love  デフォ値を200%に変更
自分からキス +300%
(提督からキスだと+800%)

合計     500%

マイナス要素
叢雲の呪い  -250%
ローション  -30%
水着     -20%

合計     200%

現在の勝率は200%です
ただし00(スーパークリティカル)が出た場合、親潮は勝率に関係なく勝利します

親潮がんばれー

ここからは再び応援のコーナーです
ややルールが複雑ですが、要するに勝たせたい方を応援すると勝つ確率が上がります


特に不知火は超勝ちます
されなくてもほぼ勝ちます

親潮はだいぶ、厳しい状態です
即死もありえます
ただしたくさんの応援をいただくと100%勝ちます
とにかく00が出ても勝ちます


・基本の応援ルール
次の投下まで、応援を書き込むことで勝率を変動させることができます
同一IDの複数応援は無効となります(最初の一回は有効ですので、どんどん書き込んでいただいてかまいません)
上から順番に計算していきます


・たくさん書いてあるけど、正直ほぼ使わないのでは…
たぶんそうなります


・読むのがめんどい
勝たせたい方を応援してください


・判定ってどうやるの
これを使います(現在は非公開にしてありますが、後で公開します)
https://shindanmaker.com/655517

投下時点での、『一番最後の前レスの、最後の行+書き込みのコンマ+IDの頭から3文字』を入力します
複数回判定する場合は、レスをひとつずつさかのぼっていきます(ただし、同じレスは使いません)


・勝敗を決めるルール

投下時点の不知火の勝率で、判定の処理が変わります

不知火の勝率が200%以上の場合は、『不知火が自動的に勝利』します

101%以上、199%以下の場合は、『「現在の勝率-100%」で判定。これに成功することで不知火は勝利、00で親潮の勝利』となります
00以外で単純に失敗した場合は、まず『50%で試合が終わるかどうかの判定をします。これも00で親潮の勝利となります』
終了の場合、最終判定を行います
勝率100%の判定なので、『00で親潮の、それ以外で不知火の勝利』となります

100%以下、1%以上の場合は、『まず80%で試合が終わるかどうかの判定をします。これも00で親潮の勝利となります』
終了の場合、最終判定を行います
『現在の勝率で判定し、成功すれば不知火の勝利、失敗か00で親潮の勝利』となります

『不知火の勝率が0%以下の場合、親潮が自動的に勝利』します

『試合が終了しなかった場合、次の投下まで応援パートが再開します。ここでは前回の応援パートに参加したIDも有効』になります
『3回以上試合続行した場合、引き分け』になります


・親潮を応援した場合
不知火の勝率が「コンマの十の位×10%下がります」(つまり、55なら50%、29なら20%)
この効果による下降は100%までです
それ以降は、一回の応援ごとに2%から始まり、4%、8%と勝率が倍に増えていきます
00もあるため、実際の勝率は「100%になって以降の応援回数×2+1%」となります


・不知火を応援した場合
不知火の勝率が「コンマ%上がります」(一の位も使います)
不知火の勝率が97%以下(つまり親潮の勝率が2+1%以上に)になった場合、親潮の勝率を減らす効果になります
「2+1%の場合は勝率を100%(00除く)に戻します」
「4+1%以上の場合は、勝率の倍数を半分にします(4%だったら2%、16%だったら8%に)」


バグや疑問点などあれば書き込みをどうぞ
それではやってみましょう

親潮がんばれー

がんばるぬい

がんばれぬい

不知火がんばれ

ぬいぬいがんばれ!

次のは書けているのですがちょっと時間を空けますね
具体的にはおそらく24時以降に明日になるかもです
前回同様、IDが変わったら有効です

ぬいぬいがんばれぬい

不知火がんばれ

あんなに親潮の応援をしていたみんなはどこに
親潮がんばれ

がんばれ がんばれ し・ら・ぬ・い

ぬい

しらぬいがんばえー!

>>1は親潮応援してる?

そんな 不知火スレなのに>>1が親潮派なんて
ショックなんで那珂ちゃんファンやめます

またいいところで我らが叢雲先生がカッコよく提督を奪っていくさね

叢雲は不知火が首だけにするから無問題

しらぬいがんば

お前ら、一回戦で2対1でがんばってた親潮ちゃんがかわいそうじゃないのかよ!
せっかくの絶対的不利にして判官びいきな同情票を集めて、絶妙なバランスを取る計画が水の泡なんですけど!
くそ、親潮がんばれ!

がんばえーぬいぬい

親潮がんば

イケイケ不知火
淫乱黒パン野郎なんてやっちまえ

はい、というわけでやっていきますか
応援の受付はここまでです
書き込み後、集計に入ります
たくさんの応援、ありがとうございました



ワーワーイケーコロセーヤレー
キメローシラヌイー
オヤシオカッテー

コレナニヤッテルノ
テイトクソウダツセンダッテ
エッドウシテワタシハサンカシテナインデスカ
シラナイヨ

ドッチガカツカ カケルナライマノウチダヨー
オッズハ1.0000001タイ3000ダヨ
カケルダケソンナンダケド


実況・初月「さて、選手は入場済み。いつでも試合を開始可能。他に何か喋ることあるか」

解説・陽炎「水着の紹介くらいしておきたいじゃない? 不知火は黒のビキニ。髪は下ろしているわね」

実況・初月「親潮は暗い青のワンピースだが、脇と背中に布地がない。後ろから見るとビキニに見える、モノキニというらしい」

解説・陽炎「不知火の水着はベーシックなデザインだけど、親潮はなんだかセクシーね。おへそのあたりも空いてる」

実況・初月「よっぽどのことが起こらない限り、水着は破けず、剥がれたりもしないようしっかり接着ずみらしい」

解説・陽炎「肌に貼り付いてるから、隙間に指を入れてひっかけるのも難しいんだって。感覚的には裸で戦っているのに近いかもね」

実況・初月「ではゴングを鳴らす…その前に」

解説・陽炎「ローションをオンよー」


テテテ
マットニローションカケロー
ヌレー スベルー オチター

親潮「…(ついに…最後の戦い。がんばれ、がんばれあたし…!)」

不知火「親潮」スッ

親潮「ね、姉さん…?」

不知火「いい試合をしましょうね(手をさしだす)」

親潮「えっ」

不知火「どうしたの? 敵とは握手できない?」

親潮「いっ、いえ! よろしくお願いします!」グッ

不知火「ええ。よろしくね」ニコッ

親潮「(し、不知火姉さんがこんなに柔らかな微笑みを…)は、はい…」


実況・初月「マットへのローション塗布が終わった。続いて不知火と親潮、ローションをかぶってくれ」


親潮「はい!(頭の上でバケツをひっくりかえす)」ザバー「…ひゃっ、冷たい」

不知火 ザバー「……ふぅ」


実況・初月「準備は全て完了だ。では、両者位置について。…ゴングを!」

親潮「…全力で行く」

 親潮が飛んだ。
 真後ろに。

親潮「え」

 落ちる。

 …落ちた。


実況・初月「は?」

解説・陽炎「…………」

実況・初月「……馬鹿な」

解説・陽炎「…………」

観客「…………」

 不知火は、リングの上でたたずんでいる。自分の右手を見て、開くと握るを繰り返していた。

不知火「……手加減をしたつもりだったのですが。やりすぎたかもしれません」


初月「…不知火の位置が、変わっている…? 突進で親潮を吹き飛ばした?」

陽炎「…親潮が動かない」

初月「え」

陽炎「…救護班! 親潮を搬送して!」ガタッ ダッ

初月「陽炎! 何が起こったんだ!」ガタダッ

陽炎「不知火式・衝突艦破・写し」

初月「つまり」

陽炎「艦船の衝突事故が元ネタの技…自分の身体の硬い部分をぶつけて、その威力を相手の接続部を外す力に変える、打撃と関節の両方を同時に行う技…」

陽炎「だけど、前に深海棲艦に使った時は、あんなに吹き飛びはしなかった。艤装をつけて、海の上で使ったのに」

初月「…親潮は…どうなったんだ…」

陽炎「それは…親潮!」

初月「親潮!?」

初月(見た目は、ただ倒れてるように見える…)

親潮「………ぉ…」

初月「親潮、しっかりしろ…」

陽炎「触っちゃだめ!」

初月「!」

陽炎「……やっぱり。全身の関節どころか、骨の継ぎ目という継ぎ目を…外されている」

陽炎「救護班、雷をここに呼んで。直接指示をもらう必要があるわ」

雷 スッ「もう来てるわよ。うーん…これはまた…これだけのケガを診るのは、≪吹雪≫以来かしら」



ザワッ



親潮「…ぅ…ふ……ぁっ!」

陽炎「雷…その名前は…!」

雷「…ごめんなさい。でも、あなたたちはまだあの子を許してはくれないのね」

陽炎「当たり前でしょ…」

雷(悪いのは全部、私なのに…)

初月(≪フブキ≫? 誰だ…? 恐らくは吹雪型一番艦なのだろうけれど…いや、そんなことはどうでもいい!)

初月「助かるのか? 大丈夫なのか、親潮は…」

雷「大丈夫大丈夫。技術は常に進歩を続けているのよ。脳だけになっても助けるわ。沈んでなければ、ね」

……………

不知火「……」(リングを降りて歩き出す)

不知火(勝利。手にしてみれば…嬉しいものではありませんね。仲間を、妹を傷つけて得たものが、これ)

不知火(でも、誰かにあの人を取られなかった。…それだけはよかった)

不知火「控え室に戻りましょう」

……………

司令「よぉ」

不知火「やっぱりここにいたんですね」

司令「ああ。ま、もう中立ってわけにはいかないから…みんながいないところで見てたよ。勝ったな」(モニターの電源を落とす)

不知火「不知火は、間違っていたのです」

司令「何をだい」

不知火「こうやって傷つけあうのではなく、もっと違う形で…」

司令「よせよ。…そういう気分にさせてしまったのは、俺のせいだよ」

不知火「…確かに、先に好きと言われていなければ、それどころではなかったかもしれません。でも、それは愚かで周りを見ていない考えです」

司令「…じゃあ、それで…今の不知火がそうじゃないなら、それでいいさ」

不知火「…そうでしょうか」

司令「納得できないか。まあ、仕方ない。他人の言葉だ」

不知火「そんなふうには思っていません」

司令「いやいや、どこまで行っても俺と不知火は別だってだけの意味だよ」

不知火「確かに、それはそうですけど…」

不知火「ううん…ごめんなさい。少し、一人にさせてください」

司令「いいのか」

不知火「はい」

司令「よし。じゃ、行くよ」

不知火「はい」

司令「何かあったら呼べよ」

不知火「はい」

司令「…いいか、いつでも呼んでいいからな、俺はお前が一番」

不知火「もう! わかりましたから行ってください!」グイグイ

司令「おおう、すまんすまん」

バタン

不知火(ふう。…これからどうしましょう)


>>安価↓

提督からケッコン指輪と結婚指輪をもらう

不知火(…とりあえず、着替えないと)

不知火「…剥離剤は…確かテーブルの上に…あら?」

不知火「箱…? 小さい…」

バーン

司令「すまん! 大事な忘れ物、じゃない、大したものじゃないのでちょっとあっち向いてて…あっ」

不知火「…この箱ですか」

司令「そうそうそれ! いやーほんと大したものじゃないんだよなー、箱、箱だよただの」

不知火 パカッ

司令「オイィ! ノータイムで開けるかよ!!」


不知火(そこに入っていたのは…圧倒的に、煌いて…炎のように、赤い…宝石。海のように、光の彩りを纏った…白い…指輪)


司令「…あーそれはそのー、えーっと」

不知火「初月に渡すものですか」

司令「ちがう」

不知火「では叢雲、親潮」

司令「わかってて言ってるんだろ」

不知火「それでは、いつか貴方が誰かに渡すその日まで…不知火が預かっておきます」

司令「どういう理屈でそうなったんだ」

不知火「ふふふ」

司令「はあ、嬉しそうで何より…じゃあ、俺は本当に行ってくるからな」

不知火「ええ。ではまた」

不知火(我ながら、現金なものですけど…さてと、着替えたらどうしましょうか)


>>安価↓

お料理とっくん

不知火「…これでよし。さてと…そういえば、夕食がまだですね」


注釈の初月「おどろくべきことに、このスレッドの物語が始まってからまだ一日が経っていない設定なんだ」

注釈の陽炎「マジで? もう一週間ぐらい経った気分なんだけど」

注釈の島風「時間の流れおっそーい」

注釈の叢雲「てか、私たち朝からずっと遊んでたわけ? ヒマなの?」

注釈の親潮「ヒマなんです。なので膝枕をしたり、殴りあったり、大食い勝負をしたりして、一日中遊んでいられます」

注釈の雷「そのおかげで、私だけ仕事が増えてるけどね…」

注釈の電「なのです」

注釈の那珂「三日目になると何か起きるよー! とかやったら面白いかな! 何も決めてないよ! 応援してね!」


不知火「ならば…少し料理の練習をしてもいいかもしれません。この指輪を受け取ったら、不知火が毎日作ることになるかもしれませんから」


『不知火の料理はうまいな』

不知火『当然です。不知火に落ち度はありません』

『まったくだ。…そして不知火もな』

不知火『あっ…そんな、まだ不知火の仕込みは終わっていません…』

『素材の味が最高なら、いつだって天上の美味さ…誰にも渡さない…』

不知火『もう…当然です。不知火を自由に料理できるのは、アナタだけですよ…♪』


不知火「フフフ…うふふ…フフフフフ…」

通りすがりの那智(あれは…淑女、危うきに近寄らずだな…)

通りすがりの雲龍(…新しい関節技でも考えているのかも。近づくと危ない…)


通りすがりの金剛「フンフフーンフフーン♪ Oh! Sira、こんなところでStopしているとDangerデース!」

不知火「え…? あっ、はい。申し訳ありません」

通りすがりの金剛「Don't worry! 気にしないデネー!」


通りすがりの暁(昔、あんな感じで声をかけたら、思いっきりにらまれたのに…)

通りすがりの神通(不知火さん、なんだか雰囲気が変わっていますね…)


不知火「…よし。やります」


何を作ろうかな
(あまりにも難しい・マイナー・汚い料理だとさらっとながす可能性があります)
>>安価↓


この安価は例の診断にかけて、不知火の現在の料理の程度も決めます
二つの数字を合算する、2d10方式です
最低値は2となります 0は10です

2 世界崩壊
4 これ以下は危険
5 誰が食べてもまずい
9 普通に食べられる
11 お店の味
13 間宮の味
14 クッキングバトル開始
20 世界救済

あっ大切なことを書き忘れました
寝ます おやすみなさいませ
たくさんの安価、レス、応援、ありがとうございました もっとほしいです

シチュー

クリームシチュー

>>1
だいたい同じこと考えてる人いて嬉しいわ

肉じゃが


シチューは鉄板

おはようございます
なんだか目が覚めてしまったのでちょっといきます

シチュー88BIL
で入力させていただきました
結果は44
現在の不知火の料理ランクは8です
ちょっとおいしいとは言いがたい、くらいです


― 図書室

不知火「鎮守府料理といえば、やはりカレーでしょうか…(料理の本をめくる)」

不知火「…でも、カレーはわかりやすすぎます。ここは少し外して、シチューにしましょう。工程も少なくなりますし」

不知火「材料はどうしましょう。基本的に自分で料理をする場合は、街に出て買う必要がありますが」

テテテ
ザイリョウモッテキタヨー
ドサッドサッドサササッ
(50人分はありそうな食材の山)

不知火「あら? ありがとうございます。でもなぜ?」

ユウショウイワイダヨー
フシギナチカラデイタマナイッポイ

不知火「成程。大切に使わせていただきますね」

不知火「…そうですね。みんなに料理を振舞って、祝いの席とするのもよさそうです」


― 調理室(自炊用)

不知火「シチューというのは単純な料理。食材を切って、煮て、味付けをする」

不知火「シンプル故に、レシピ通りに作れば失敗も少ないはず…」

不知火「…でも、アレンジをして自分だけの料理にするというのも、やはり捨てがたいものがありますね」

不知火「さて、どうしましょうか」

アレンジを…
1・する(どんなアレンジをするかも書いてください)
2・しない
>>安価↓



アレンジのルール
・アレンジをする
安価文+コンマ+ID頭3文字で判定します
二桁の数字を、それぞれ最初に出した数字と比べます
(今回の数字は4・4です)

どちらかの数字が最初の数字を下回ることで、味のランクが3上がります
両方とも下回れば6上がります
(今回の数字は4・4なので、1~3が出れば成功です)
(料理ランクは8なので、片方だけ成功なら11、両方なら14になります)

逆に、どちらの数字も上回らなかった場合、味のランクが3下がります
(今回は8なので、5になります)

・アレンジをしない
コンマで判定します(普通に作るとすぐに結果がわかります)
二桁の数字を、それぞれ最初に出した数字と比べます
両方の数字が下回ればランクが+2、上回れば-1されます
それ以外はランク通りの料理になります

する
ほうれん草のペーストを加えてグリーンシチューに

ほうれん草のペーストを加えてグリーンシチューに95POB
で判定しました

不知火「入れる具材を選別してみましょう。じゃがいも、にんじん、ほうれん草…」

不知火「はっ、これです。ほうれん草を入れて緑色のシチューにしましょう」

不知火「ええと、まずは具材を切って」ダンダンダン

不知火「鍋に入れて」ドバババ

不知火「煮込む」グラグラグラ

不知火「そして…このほうれん草を…!」ギャリギャリギャギャギャリ


初月(親潮には大事はないようだ…。後は目を覚ますのを待つだけか)

初月「ん? 誰かが調理室を使っている。…不知火!?」ビクッ

―全身の関節どころか、骨の継ぎ目という継ぎ目を…外されている

初月(…ええい、何をおたついている。不知火は、…不知火だろう…そのはずだ…)

初月「…」

初月「…なぜあんなに大量の生のほうれん草を刻んでいるんだ。恨みでもあるのか」

初月「…えっ! あれを、そのまま…鍋に…?」

初月(不穏な気配が漂いはじめたぞ…)


不知火「これで…完成です。誰かに味見をしてもらいましょう」クルッ

不知火「あ」

初月「あっ…」

不知火「初月、奇遇ですね。…少し、よろしいですか」(手を引いてつれてくる)

初月「…な、なに?」

不知火「これを味見してほしいのです」

初月「…これを?」

不知火「お願いします」

初月(どうすればいいのだろうか)

>>安価↓

今回も安価をありがとうございました
次の更新まで少し時間が空きます
ではまたまた

不知火も一緒に味見しようと提案

おつ

吹雪は何したんや

こんばんは
今回も楽しくやってみたいと思います

>>162
吹雪は間違いなく一番好きな艦娘なので一番目立つ設定を考えました
まあ安価スレなので実際がどうなるか出てくるかどうかはわかりません




初月「そうだ、不知火も一緒に」

不知火「さあどうぞ」ヒョイ

初月 「味…」パク


 生のほうれん草のエグみと青臭さが抽出され濃縮され油分の中でなめらかに溶け合い舌を塗りつぶし鼻腔を殴りつけ各種食材の香りが吐き気を誘い


初月「ゴハァーッ!」

不知火「…かわいくないですよ、初月」

初月「がはっ、げほっ、げほっ!」

不知火「それが乙女の手料理を口にした反応ですか?」

初月「…ぜえ…ぜえ…」

不知火「うーん、不知火のどこに落ち度があったというのでしょうか」

初月「…じゃあ不知火も試してみるんだな…」ヒュッ

不知火「は…」パク


 独特のアクのある渋みと苦味が葉酸の香りをBGMにダンスを踊るように交互に口内を刺激しとろけるように人参臭さと肉の血臭とじゃがいもの土臭さがふわりと際立ち


不知火「ゴフォッ!」

初月「…クールな佇まいが台無しだよ、不知火」

不知火「ごふげふっ、げはっ!」

初月「それが自分の料理に対する態度か?」

不知火「…ふう、ふう…こんなものを突然、他人の口に入れる人がありますか!」

初月「それを最初にやったのはお前でやられたのは僕だ!」

不知火・初月「……ぬぬぬ……」

不知火・初月「…………」

不知火・初月「はぁ…」ガックリ

初月「…不知火。こんなものを作って何をするつもりだ。まさかこれを提督に食わせるつもりじゃないだろうな」

不知火「最初はそのつもりでしたが…。こうなってしまっては諦める他…ありません…。…うぅ…」

初月「…おい、急に沈んでどうした。艦娘が沈んでいては洒落にならないぞ」

不知火「いいんです。不知火は、妹や仲間やあの人を傷つけることしか能がない、屑鉄娘です。海に沈むのがお似合いでしょう」

初月「不知火…?」

不知火「笑ってください、このダメな艦娘もどきを。あの人は、どうしてこんなものを…」

初月「不知火!」グイッ

不知火「は、初月…」

初月「落ち込むのはそこまでだ。最後に勝つのは諦めないやつさ。まだやり直せる」

不知火「で、でも」

初月「僕も手伝う。夕食まで、まだ時間はある。もう一度やってみよう」

不知火「……。…はい。…はい!」

というわけで>>安価↓


1・グリーンすぎるシチューに手を加えてリカバリーする
(どのように行うかも書いてください。どんな方法でも判定に成功すれば成功します。失敗すれば失敗です)

2・最初から別の料理を作り直す
(何を作るかも書いてください)


>>158の結果は75で、ランクは不知火8-失敗3で5となりました


リカバリーはアレンジと同じルールです
ただし、現在のランクは5、ここで失敗すると料理ランクは2になって世界崩壊します
世界崩壊すると多分大変なことになります

作り直しはアレンジしないのと同じルールです


初月のお手伝いで、判定値は4・4から5・5となっています

2.カレーにかえる

初月「よし、カレーを作るぞ」

不知火「…カレーですか。でも、なぜ?」

初月「夕食までに用意するならば、時間との勝負だ。シチューに使った材料がまだ残っているだろう。これを使えば時間短縮になる」

不知火「確かにその通りです」

初月「何より、僕はカレーが好きだ。ここに来てから間宮で週に3回は食べているし、自分でも作っている」

不知火「なるほど…」

初月「もしもその気になったのならば…華麗なる初月と呼んでもらっても、構わない」ビシッ(決めポーズ)

不知火「か、かれーなる…?」

初月「早速取り掛かろう。まずは電子レンジで硬い食材を柔らかくするんだ。本来は煮込むほうがいいんだが、時間がないからな」

不知火(こんなに活き活きとした初月を見るのは初めてですね)

初月「…なんだ不知火、妙に嬉しそうじゃないか。ひょっとして不知火もカレーが好きなのか?」

不知火「…そうですね。好きですよ。ふふ」

初月「そっか。僕も嬉しいな」

初月(やっぱり不知火は不知火だな。…でも、少し雰囲気が変わった気もする)

……………

初月「よし。しばらくはこのまま火を通す時間だ」

不知火「初月は本当に手際がよいですね」

初月「まあね(ビシッ) 日ごろの鍛錬のおかげだ。…しかし、不知火のほうも意外にできるじゃないか」

不知火「それでも、初月には遠く及びませんよ」

初月「そうかな…。少なくとも、さっきのようなシチューを作るようには思えない」

不知火「あれは…不知火独自の個性あるものを作りたかったのです。蘭学で言うところのspecialite、です」

初月「ふうん? …でも、そんなに特別なものにこだわらなくてもいいんじゃないか」

初月「そも、料理というのは毎日作って食べるものだ。自分で作るなら、日常的に手軽に作れるものがいい」

不知火「それは、そうなのですけどね」

初月「特別な料理を作りたい理由でもあるのか?」

不知火「…あります」

初月「それは?」

不知火「それはーそのー。…あ、初月。時間…」

初月「なに? …しまった! ちょっと煮込みすぎたかな…」

不知火「ど、どうしましょうか。もう一度やり直すとか…」

初月「さすがに時間がないよ。…今日はこのまま仕上げてしまおう。後は不知火に任せるよ」

不知火「こ、ここでパスですか」

初月「これ以上僕が鍋に関われば、不知火の料理とは言えなくなってしまう」

不知火「さっき、不知火は自分だけの特別なものを作りたかったと言っていたはずだ。だから、それではダメだ」

不知火「…その通りですね」

不知火「初月、ありがとうございます。この鍋は、不知火が一人で指揮を執ってみせます…!」

……………

初月「…ふむ。なるほど」

不知火「ど、どうですか?」

初月「不知火も味を見てみるといい」

不知火「はい…ん…ちょっと、味が濃いでしょうか…?」

初月「濃い味を鍋の段階で修正するのはなかなか難しい。この味にとどめておくのがいいだろう」

不知火「はい…。申し訳ありません。ご指導をいただいておきながら」

初月「いいのさ。料理というのは、違う人が作れば違う味になるから面白いんだ。僕は不知火の味を知ることができて、嬉しいよ」

不知火「初月…」

初月「さて、僕たちだけではこの鍋いっぱいのカレーは、さすがに多いな。誰かにも食べてもらおう」

不知火「…えっ。でも…」

初月「なあに気にするな! 金剛言うところの、どんうぉーりーというやつだ。味だけで食事が決まるわけじゃあない」

不知火「…はい!」

初月「さて、誰を呼ぼうか。>>安価↓なんてどうだ?」


普通に作って、ランクは変わらず8(ちょっとおいしいとは言いがたい)でした。

秋月

秋月はまだ出していないため、

・登場キャラを指定して増やすもの

に当たるので申し訳ないですが…
(書けそうなキャラ、書きたいキャラ以外を出すのが怖いのです)
これまで登場したキャラクターの中から選んでいただければと思います

陽炎か金剛ならOK?

OKです
どちらか片方か、両方かのどれにしましょうか
特に指定がなければ書きやすさ優先で陽炎にします

今日はひとまずここまでにしますね
様々な安価をありがとうございました
書けなかったのは申し訳ない

書き始めるのも朝以降になります
ではまた

>>171できれば両方で
金剛さん嫁争奪戦出れなかったし出番を

了解です
どんな形にするか考えてみます

こんにちは
さて書いてみましょう



初月「陽炎なんかいいんじゃないか。不知火の姉だろ?」

不知火「陽炎…ですか…? ええと、まあ、はい。そうですけど」

初月「なんで妙に歯切れが悪いんだ」

不知火「その…なんだか恥ずかしくて。陽炎が作ったものを食べたことはあるのですが」

初月「逆はなかったのかな。なら、ますます適任だ。きっと喜んでくれる」

不知火「そうでしょうか…?」

初月「そうだよ」

……………

陽炎「え!! うそ!!! 食べる食べる!!!!」

不知火「そ、そんなに美味しくできたわけではないのですが」

陽炎「えー全然関係ないよそんなの! わー不知火ー!」ダキッ(抱きしめてくるくる回る)

不知火「ちょっ、ちょっと、陽炎…」

初月「ほら、喜んでくれただろう」

不知火「ここまでとは…」

陽炎「すぐ食べよう、今すぐ食べよう! どこ? どこにあるの?」キョロキョロ

初月「ここには持ってきていない。調理室だよ」

陽炎「わかった! 行くぞー!」ダッシュ

不知火「ま、待ってくださいまだ心の準備が!」ダッ

初月「そんなに急がなくてもカレーは消えたりはしないぞ」タッ

……………

「Hey!」バン!

「Girls!」ジャン!

「Oh マーチシテマシター!」ドドーーン ザッパーン


陽炎「えっ!?」

不知火「な、なぜ!?」

初月「こ、金剛?」

金剛「フッフッフ、この金剛にはSira達の考えはお見通しデース! Youはカレーを食べるつもりデスネー!」

不知火「な、なぜそれを!」

初月「そこにカレーがあるからじゃないか?」

陽炎「どうなってんの、この展開?」

金剛「そう! そこにはSiraとHatuのCookしたCurryがありマース!」

金剛「B・u・t! ですガ、You…アナタ達はもしかすると、Important、大事なモノを忘れていませんカー?」

初月「大事なもの?」

陽炎「Pickles of Fortune Godとか?」

初月「必須かというとそうでもないと思うが」

不知火「…あっ」

金剛「Siraは気づいたようデスネ…。そう、それは……Riceデース!」

陽炎「な、なんですってー!」

不知火「すっかり用意するのを忘れていました…」

初月「なんだ、みんなは米がほしかったのか」

陽炎「ええっ、初月はいらないわけ!?」

初月「カレーは単体で炭水化物・脂質・たんぱく質・各種ビタミン・塩分の全てが揃う完全栄養食だ(ビシッ) ご飯にかけると糖質が偏るぞ」

陽炎「丼モノの大食い対決をしておいて、今更…。でも不知火がご飯を用意するのを忘れるなんて、ちょっと意外ね」

不知火「はじめはシチューを作っていたので…。パンを用意するつもりだったのです」

初月「そういうことか」

金剛「No Problem! デス! そういうわけで、ワタシがMess Roomでゴハンを分けてもらってきマシタ!」

陽炎「おおー! さすが英国生まれの金剛さん、ElegantでAdmirableな活躍ね!」

不知火「ありがとうございます。不知火はGratitudeでいっぱいです」

初月「しかし、どうして僕たちに飯が無いことがわかったんだ? ばとるしっぷすともなると、そういうのもわかるのか」

金剛「No no、違いマース。Trickを明かせば、Siraの雰囲気がなんだかFantasticだったので、ふと気になって様子を見に来ただけデス」

金剛「そうしたら、SiraとHatuが調理室から走っていくのが見えたので…中をWatchすれば、CurryはあれどもRiceがNothing…May be? というわけデース」

陽炎「へえー、そういうことだったんだ」

金剛「もしもExpectationがハズれてたら、ちょっとCurryを分けてもらおうと思ってマシタ。えへへ」

不知火「…? 不知火は、そんなにおかしかったですか?」

金剛「Yes.でも、とってもCuteですヨ」

初月「きゅーとかどうかはわからないが、どこか違和感があった。そういえば陽炎は試合中から言っていたな?」

陽炎「んー、まあねえ。…何があったかは大体わかってるんだけど。言っていい?」

不知火「え、ええと…>>安価↓です…」

ちょっと休みます
金剛の喋り方でむっちゃ疲れました
いや原作では全然こんなカンジではなかったと思うのですが、
なんだか楽しくてついつい英単語を増やしてしまっています

陽炎が言うくらいなら不知火が言います///

こんばんは
やります


不知火「ま、まってください。…陽炎が言う必要はありません。不知火が言います」

陽炎「おお」

初月「なんだ? やっぱり何かがあったのか? 大丈夫か、僕が力になれることがあれば…」

不知火「だ、大丈夫です。問題ありません、問題ありませんので」

金剛「無理に言う必要はないデスヨー? 少し席を外しても」

不知火「いえ…いつかは、みんなに伝えなくてはいけないことですので」

金剛「OK.それならStopはしまセン」

初月(なんだろう…。全く想像もつかない)

陽炎(どこまでいったのかしら…。あ、なんか心配になってきたし緊張してきた)

不知火「はい…その、実は」

不知火「司令に、あの」

不知火「き」

初月(機雷?)

不知火「キス」

初月(キス? 天ぷら?)

不知火「……を、されました」

陽炎「わお」

金剛「Wow!」

初月(天ぷらを? された?)

初月「…………」

初月「……………………」

初月「…………………………………………!」

陽炎「それは、よか――」

初月「何だと!!!」ガターン

金剛「OH! What's happened Hatu」

初月「な、何だと!!! キス! キスだって!?」ガシッグラグラ

不知火「は、はつ、初月、声が」ユサユサ

初月「む、無理やりされたのか!? 不知火!! そうなのか! あの男、今から酸素魚雷にくくりつけて深海棲艦旧伯地に向かって撃ちだして…モゴッ」

不知火「お、落ち着いて。落ち着いてください、初月。不知火は無理やりされたわけでも、嫌だったわけでもありません…」

初月「モゴモゴ」

不知火「そうです。その、あの、不知火はえーっと、あ、あの人のことが…好意、とか、そのようなものを…」

初月「モゴ…ふう…そうだったのか。ならばよかった。驚かせるな」

陽炎「いや驚いたのはこっちだから」

金剛「ビックリしまシタ。HatuはFriendshipに篤いですネ」

陽炎「そこかなー?」

陽炎「はい、じゃあとりあえず話はおいておいて、カレーを食べよう! 金剛さんのご飯が冷めちゃう。話は食べながらでもできるし」

金剛「Yes.そうしまショウ」

初月「そうしよう。しかしまさか不知火がな…全く気がつかなかった」

不知火「そこまで気づかれていなかったとはさすがに思っていませんでした…」

……………

陽炎「わー、おいしそう! 不知火のカレー…いただきます!」

不知火「その、あまり上手には…」

陽炎「おいしい! おいしいおいしい! 宇宙一おいしい!」パクパク

初月「アイス試食の時はあれだけ饒舌だった陽炎がおかしい」

陽炎「だって不知火のカレーだもん! おいしすぎて味なんかわかんないよ!」

金剛「Not Clearデスが、Heartが伝わるステキな表現デース!」

不知火「…ありがとうございます、姉さま」

金剛「Siraの頑張りが伝わってきマス。昔、妹が作ったカレーの味に、似ていますカラ」

不知火「…恥ずかしいです。でも嬉しいです」

初月「うん、やはり少し塩とスパイスが尖っているな。何か味を丸くするものを足すとちょうど良さそうだ」

陽炎「マヨネーズや牛乳、生クリームとか卵とかね。でも私はもったいないからこのまま食べる! おいしいもん!」

不知火「…なんだか。そんなに悪い味ではない気がしてきました。不思議ですね」

初月「最初からそうさ、不知火」

不知火「…ありがとう、初月」

初月「…さて。不知火、さっきの話だけど…詳しく聞いても構わないだろうか」ズイッ

不知火「は、はい…話せることでしたら」

初月「話せないようなことまであったのかっ」

不知火「ありませんっ。あ、いえ、一般的な意味で、ですが」

陽炎「初月がここまで食いつくとは思わなかったわねー」

金剛「恋の話はいいものデスネ!」

初月「まず、聞きたいのだが」

不知火「はい」

初月「どこにされたんだ。キスを」ズイズイ

不知火「く、口です」

初月「口か…」メモメモ

不知火「何を書いているんですか!」

初月「大事なことだから書いているんだ! そう教えてくれたのは不知火だ!」

不知火「これは書かなくていいもの、いえ、書いてはいけないものです!」

初月「いや僕は書くぞ! 書かせてくれ!」

陽炎「初月、こういう話好きだったのかな…?」

金剛「AggressiveなHatuは新鮮デース!」

不知火 ビリビリビリビリ

初月「ああっ、僕のメモが」

不知火「書くのをやめないなら、もう話しません」

初月「わかった…」

陽炎(後で書けばいいのに)

不知火「後で書いているのがわかったら殺しますからね」

初月「えっ…はい」

金剛(隙は全くありませんネ)

初月(うーん、次は何を聞こう)

>>安価↓(不知火に話を聞いても、その他の話でも、状況を動かしてもかまいません)

提督のどこがバーニングラブなの?

上書きしてやろうと不知火に深めキス

初月「そもそもの話なんだが。提督のどのあたりに好意を抱いたんだ。ばーにんぐらぶに至ったのはなぜだ」

不知火「え?」

陽炎「え、じゃないでしょ」

金剛「ワタシも興味がありマース」

初月「どこがいいんだ?」

不知火「ううん…。好きなところ、ですか。…思いつきません」

初月「…どういうことだ。好きなんだろう」

不知火「それはそうですが…」

陽炎「思いつくいいところが無いってこと? 理由はわからないけど好き、ってやつ」

不知火「いえ、いいところは沢山あると思います。優しいですし、子供っぽいところもあるけど、しっかりと人の気持ちを受け止められる人です」

金剛「その通りデスね」(うんうん)

初月「そうなのか? 単に変というか、異常なだけじゃないかと思っていたが」

不知火「それも間違ってはいません」

陽炎「まあねー」

不知火「ただ、そういうひとつひとつを考えても、なんだかしっくり来なくて」

初月「うーん、謎が深まった…」

陽炎「じゃあさ、逆に嫌いなところはある?」

不知火「…それも、あまり。強いて言えば…親潮や叢雲にも好かれているところでしょうか。でも、それもあの人の良さあってのことだと思いますから」

陽炎「わー。愛しちゃってるのねー」

初月(そ、そうだったのか…)

金剛 ガタッ「わかりマシタ! Siraは、提督に特別にLoveなところも、HateなPartもない、That Is!」ビシーッ

初月「つ、つまり…!?」


金剛「提督のぜーんぶが、大好きってことデスネ! He's All Love! Q.E.D! デース!」ジャジャーン


初月・陽炎「おおー!」パチパチパチパチパチパチ

不知火「ぇ、ぁの……………………もう……っ」

初月「赤いな、不知火」

陽炎「正解がわかりやすいわ」

金剛「こっちもHappyになってきマース!」

不知火「もう、もう、知りません知りません、知りませんから!」

初月「そうなると、これはもう結婚するしかないんじゃないか」

不知火「け、血痕!?」

陽炎「結婚だってば」

金剛「Marriage Ceremonyには絶対に参加したいデスネ!」

不知火「まりじせれもに」

陽炎「Bouquet Tossは私に向かって投げてね!」

初月「ぶーけとす?」

金剛「花嫁がブーケを投げて、それを受け取ると結婚できるというCharmデース」

初月「なるほど。いやまあ、おまじないもいいんだが。まずは相手を見つけるのが大切なんじゃないか」

陽炎「うわーお、現実的ね、初月」

初月「結婚は現実にするものだ。るっくあっとざりありてぃの姿勢でなければ、できるものではない、と思う」

金剛「とってもRightなお言葉デース。鎮守府にいると、出会いが少なくてこまりマース!」

陽炎「お見合いとか? ちょっと私、憧れてる」

初月「まだ男性と話した経験自体少ないからな。行き遅れたらそういう場を用意しなかった軍を集団訴訟しよう」

金剛「いいCounsel…弁護士を探しておきマショウ」

陽炎「その前に出会いを探しましょうよ。Courtshipが大切よ」

初月「僕はぷろぽーずをされてみたい」

金剛「Yes! 私もデース!」

陽炎「私は自分から言いたいな。これ、受け取って! って指輪渡しちゃうの」

初月「むむ、それはかっこいいぞ」

金剛「Cool! KayがBoyなら結婚したかったデス!」

陽炎「あはは、いいわね! 私も初月が男性だったらなーってたまに思う」

初月「僕か!?」

陽炎「だって僕って言ってるし。Handsomeよね」

初月「それは…確かに、言っているけど…でも僕は女だから…」

陽炎「やだ、そんな悩まないでよ、冗談なんだからさ!」

金剛「ンー、Cuteデス、Hatu!」ギュー

初月「わわっ」

陽炎「あ、私も私も! 初月結婚して!」ギュギュー

初月「も、もう、僕は女だよ!」

不知火「ケッコン…マリッジ…ブーケ…」ブツブツ

コツン

不知火(あ、指輪……)

不知火(……ふふっ)



>>安価↓(この四人はこれで、作中の『今日』はおしまいです(多分)。このまま『翌日』にするか、同じ時間の他キャラを書くかの指定をお願いします。『今日』でも『翌日』でも、どのキャラが何をしているか、の指定をしていただいても構いません)

翌日
不知火が朝飯を作って提督にわたす

了解です
続きはまた明日にしますね
今回も安価をありがとうございました
安価をもらえると嬉しいです
もらえない間はもうダメだ…このスレはこのままストップだ…依頼しなきゃ…となっていますので

おつかれさまでした おやすみなさい


あ、書くのをわすれていましたが不知火の料理ランクが1上がりました
使うかどうかはわかりませんが(おそらく絶対使いませんが)他キャラのも書いてみます(今考えた)

不知火
料理ランク9(普通に食べれる)
判定値 5・4

初月
料理ランク9(普通に食べれる)
判定値 7・2

カレーを作る初月
料理ランク10(料理が得意)
判定値 7・3

『華麗なる』初月
料理ランク17(加熱の王)
判定値 14・3

陽炎
料理ランク9(普通に食べれる)
判定値 3・6

不知火にご飯を作ってあげる陽炎
料理ランク13(妹の好みは大体わかる)
判定値 3・10

金剛
料理ランク7(料理が苦手)
判定値 2・5

謎の覆面料理人 ミス・ダイヤモンド
料理ランク15(金剛包丁の騎士)
判定値 5・10

おーつ

おはようございます
やってみまーす



2日目

チュンチュン チチチ

提督「…ん。朝か。よっと」

提督「顔洗って、口をゆすいで、着替えて…」

提督「さーて、今日も遊ぶか!」

提督「まずは朝メシだな。ふんふふーんふふーん」


注釈の初月「提督は基本的に専用の個室で食事をするんだ」

注釈の陽炎「提督がいるとゆっくりできないこともあるしね」

注釈の金剛「秘書艦が同席することもありマース」


提督「しかし、忙しい時期は食事中もずーっと叢雲と仕事の話をしてたんだよな…今はなんといい時代なのだろう」

提督「ゆっくり一人の食事ができるというのはいいものだな…。まあ、昼や夜は誰かと食べてるけど」

ガチャッ

不知火「おはようございます」

提督「ああ、おはよう…おはよう!? いや、おはようじゃなくて、なぜ不知火がここに」

不知火「不知火がいてはいけませんか」

提督「あ、いや。全く構わないが…。でも今日はどうしたんだ、急に。俺と一緒に食事がしたくなったのかな」

不知火「…その…実は、今日の食事は不知火が用意したのです」

提督「な、なんだって!!! それは本当か! マジ!!?? やった! すぐ、すぐに食べる!」

不知火(陽炎と同じリアクションが…こんなに喜んでもらえるなら、もっと早く作ってさしあげればよかったのかもしれません)

不知火「少々お待ちください。初月、どうぞ」

初月「わかった。食事だぞ、提督よ」ガラガラ(ワゴンを押して入る)

提督「おおっ、初月」

不知火「初月にも手伝っていただきました。今日のメニューは…>>安価↓です」

メニューの内容と、1、2のどちらかを選んでください
1 挑戦的な料理(アレンジと同じ判定)
2 普通の料理(普通に作るのと同じ判定)

「安価レスの最後の文+コンマ+ID頭三文字」で料理ランクを判定します
(詳しいルールは>>158
初月のお手伝いで判定値は6・5となっています

2竜田揚げ

2
ハムエッグ
トースト
コーンスープ
ウィンナー
ヨーグルト

>>188
あれー?
詳しいルールは>>158じゃなくて>>157ですね…
なぜ間違えたのか…もうしわけない
「2竜田揚げ73DMB」で判定しました

あと冷静に考えるとわざわざ診断で確かめる人も少ないだろうと思い公開したままです

不知火「お待たせしました。竜田揚げとサラダ、ご飯、お味噌汁です」

提督「ほう! 朝から揚げ物とは攻めてくるじゃないか!」

提督「むむ、このからりと揚がった白みがかった衣の美しい色合い…ただごとではないな」

初月「揚げ油の温度を厳密に管理した。火加減は完璧だ」

不知火「片栗粉の量も調整しました」

提督「いやぁ、見ているだけでわくわくしてくるじゃないか。では、いただきます!」パクッ

提督「…これは! うまい! 不知火が作った、ということを差し引いても相当にいける…」

提督「鶏肉にしっかりと味がついているな。でも、同じくらい鶏肉本来の味も強い」

提督「美味しいよ、不知火! 初月!」

不知火「…喜んでいただけて、嬉しいです」

初月「今回はかなりうまくいったな。なかなかこうはできないと思うが…」

提督「ん、二人を立たせているのも悪いな。一緒に食べないか? 自分たちの分も用意してあるんだろ」

不知火「はい。では、遠慮なく」

初月「すまない、僕は少し用事があるんだ。これで失礼する」

提督「お、そうか。ではまた後でな」

初月「うん、ではまた」

初月「…不知火、しっかりやるといい」ヒソ

不知火「みゅっ」

バタン

不知火「…何をですか、もう…」

提督「いやー、うまいうまい、朝なのにいくらでも入りそうだ。幸せだな俺は。不知火がこんなに料理が上手だったとは」

不知火「不知火だけの力ではありませんよ」

提督「ああ、初月も手伝ったんだったな。わかってるさ」

不知火「二人だけでもないのです。…ふふ」

提督「なんだ? どういう意味だ」

不知火「秘密です。特に意味はありませんが」

提督「思わせぶりだな。しかし、美味しい料理には秘密が付き物か」

不知火「そういうことです。秘密は人生のスパイスですから」


判定結果は22で、料理ランクは9から2上がって11です

不知火の料理ランクが2上がりました

不知火
料理ランク11(お店の味)
判定値 6・5

提督専属コック・不知火
料理ランク13(愛で間宮の味)
判定値 7・6


提督「さて、食事も終わったし。今日はまず何をしようかな」

>>安価↓

全快した叢雲と親潮に連れ去られる

不知火「それでは不知火は洗い物をしてまいります」

提督「え、そこまでしなくても」

不知火「構いません。いつかは毎日する日が来るのですから」

提督「お、おおうっ。それじゃ、お願いします」

不知火「はい。では、また後で」(ワゴンを押して退室する)

提督「……はー……」

提督(まさか不知火の態度がここまで、変わるとは。色々な準備をしておいたほうがいいのかなー)

提督(実家に行って、不知火を紹介するとか。あー、何か…何もかも変わって行くな)

提督(……)

提督(変わってしまうのは、いいことばかりじゃないか…。なんだか≪あの子≫のことを思い出してしまう)


ガガシャシャーン


提督「!?」(窓が、同時に二枚…)

謎1号「提督、少しお話が」ガシッ

謎2号「あるから、来てもらうわよ」ガシッ

提督「え? え?(両方の腕をつかまれた?) えっ!(そっちは扉じゃなくて窓…) ちょっとそれは危な…!」(三人が割れた窓から飛び降りる)

タタタタタ バタン

不知火「今、何か音が…ッ。これは…まさか」


三人はどこへ?
>>安価↓

ホテル(意味深

大和「そして、なぜ私の部屋に…」

謎1号「ごめんなさい、勢いでやってみたものの、行く場所が無くて近くの部屋に…」

謎2号「大和の部屋ならホテルみたいなものよね」

大和「ホテルじゃないですっ」

謎2号「でもこんなに豪華な内装の部屋なんて、他にないでしょ?」

謎1号「この電燈、シャンデリアみたいですね…。ベッドもすごく大きいです」

大和「これは…私が自費で揃えただけなので…」

謎2号「宿泊料は支払うわよ」

大和「営業はしていません! 泊まって何をするつもりなんですか!」

提督「…実際、何をするつもりなんだ。あとこの縄を解いてくれ」ギチギチ

謎2号「ダメよ。逃げられたら困るじゃない」

提督「艦娘から逃げられるものでもないだろう。親潮、大和、頼むから解いてくれよ」

謎1号「ごめんなさい、すぐに解きます」ホドキホドキ

大和「もう、みんな楽しそうですね…」ホドキホドキ

提督「ふう、落ち着いた。で…そこの二人は何をするつもりなんだ」

謎1号「ええと…」

大和「私の部屋を使うのは構いませんけど、あまり変なことはしないでいただけると…」

謎2号「決まっているじゃない。>>安価↓よ」

少し休憩します
休憩というか外出ですが

今回も安価をありがとうございました
安価がないとこのスレは生きてはいけません
よろしくお願いします

安価は↓へどうぞ

拉致したかっただけだし提督は執務室に帰っていいですよ。

このスレ読んで初月が好きになったから今レべリング中

こんばんは
ローソンに初月のクリアファイル(おまけとしてカップ麺を二つ選べるやつ)を買いに行ったら
サイフに64円しか入っていなかったのですごすご帰りました

>>199
今年一番の感動的なニュースですね!
嬉しいです!

では、はじめてみます


謎2号「んー…やっぱいいわ。帰っていいわよ」

謎1号「は!?」

提督「なっ!?」

大和「ぇえ!?」

謎1号「な、何を言っているんですか、叢雲さん! 司令をつかまえて、あんなことやこんなことをしてやろうって言い出したのは…!」

謎2号「私は昨日やりたいことやったし。なんかもう満足しちゃった」

謎1号「ちょ…」

提督「お前…」

大和「……」



ぶちっ



>>安価↓

キレたのは誰でしょうか

1 謎1号
2 提督
3 大和

3

大和「もう怒りました! えいっ!」ポコン(ダブルチョップ)

謎1号「はうっ」バタン

謎2号「にゃっ」バタン

提督「うおっ」(軽く触っただけに見えるのに、二人とも完全に気絶しているぞ…さすがは最強の艦娘か…)

大和「提督」

提督「ああ、すまなかったな。全くこいつらは…」

大和「あなたはこれから、私がさらいます!」ビシィッ

提督「なんで!?」

大和「いつも駆逐艦とばかり遊んでいないで、たまには大きな艦娘とも遊ぶべきです!」

提督「いや、別に選んで遊んでるわけじゃ…駆逐艦は数が多いからさ…。というか、遊びたかったのか」

大和「もちろん。あなたをさらえば、誰かが追ってくるでしょう。その娘と勝負をします」

提督「しょ、勝負って…殺すつもりかよ」

大和「殺さないように努力しますよ。では」ヒョイ(提督を肩にかつぐ)

提督「うわ、力強い」

大和「提督もたまには運動をしたほうがよろしいかと」

提督「艦娘と遊ぶのは命がけのダイエットだ」

大和「体脂肪を減らすだけでは、体力はつきませんよ」(窓を開ける)

提督「また窓か…」

大和「運動ですからね!」(飛び出す)


タタタタタ バタン


不知火「…いませんね。ここに入ったと聞いたのですが」

初月「ん、マントの二人が倒れているぞ」

不知火「尋問の時間ですね。拷問も視野に入れつつ」

親潮「きゅー」

叢雲「にぇー」

初月「…完全に気絶して変な鳴き声を出している。ダメそうだ」

不知火「…この部屋にいた大和さんが二人を気絶させ、提督を連れて出て行ったということでしょうか」

初月「しかし、ここから出てくる姿は見えなかったぞ。…ということは、窓か。…やっぱり。ひとつだけカギがかかっていない」

不知火「ここから出たのでしょうね。二手に分かれて追跡しましょう」

初月「さて、どこへ行ったものかな…?」


>>安価↓

どちらが先に追いついたでしょうか

1 不知火
2 初月

1

― 鎮守府 中央塔頂上

提督「危ないだろ、ここ…」

大和「私達にとっては何ということもありません。艦橋よりも低いです」

提督「艦橋にはちゃんと壁がある…」

大和「砲弾を受ければお終いです。…来たようですね」

ヒュッ スタッ

不知火「お待たせいたしました」

大和「さほど待ちはしませんでしたよ」

不知火「あなたに言ったのではありません」

提督「不知火、言っておくとこれは罠だ」

大和「そういうことです。貴女はこれから私と勝負をして、打ち負かさなくてはならないのです」

不知火「もしも不知火が受けなければ、どうするつもりですか」

大和「どうしましょうか」

提督「え、俺が決めるの? なんか罰ゲームとか?」

大和「聞きましたね。提督が罰ゲームを受けるそうです。もちろん、貴女が私に負けても、です」

提督「ちょっと待てよ!」

不知火「いいでしょう。(提督「よくねえ!」) その代わり、不知火が勝ったら…どうなるかはわかっていますね?」

大和「…いいですね、とてもいいですよ、その言葉。私に勝てるつもりが、あると」

不知火「へえ、不知火に勝てるつもりがあったのですね?」

大和「やる気は充分。私、とっても嬉しいです。勝負の方法は貴女が決めて構いませんよ」

提督「不知火、大和に隙はないぞ! ないが、勝ってくれよ!」

不知火「…ならば、>>安価↓で勝負です」

大和「ふふ。いいでしょう」

フェンシング

大和「少々お待ちを」フッ ヒュン

提督(一瞬大和が消えて、また現れた…)

大和「これをどうぞ」ヒュッ

不知火「剣…レイピアですね。なぜこんなところに?」

大和「中央塔の倉庫には色々な骨董品が眠っているのですよ」

大和「では、この鎮守府の屋根…その中心線をピストとしましょう。ここから足や体を屋根や地面に着けば負け」

提督「訓練施設か海の上でやってほしい…」

大和「相手の体に触れることを許されるのは手にした剣のみ。それ以外のルールはありません。突いて体勢を崩すもよし、押して倒してもよし」

不知火「相手を貫き、殺して落とすもよし」

大和「そういうことです」

提督「そういうことですじゃねえよ。ダメコンをつけろ。そしてその代金も払え」

大和「私が負けたら二人分を支払いましょう」

提督「不知火がんばれ!」

不知火「少し腑に落ちないものはありますが…その声援、力としてみせます」

大和「提督は危険なので、この建物から100メートルほど離れた場所で見ていてくださいね」

提督「壊す気満々だな…」


注釈の初月「鎮守府は大量の補修費が用意されている。艦娘は何かと建物を壊すからだ」

注釈の金剛「艦娘のPowerは日常生活の中でも、ときたま必要以上に発揮されてしまうのデース!」

注釈の陽炎「こういう決闘モドキも割と日常なのよね…。特に私達がヒマになってからは」


……………

レイピアをもって屋根に立つ大和を想像したらかなりかっこいい

(地面にいる観客)

ワーコロセー ヤッチャエー
タタケーキレーウテー
コンドハナニー? テイトクヲカケテケットウダッテ マター?



不知火「観客が多くなってきましたね」

大和「みんな暇なんですよ。娯楽に飢えている」

 大和は指先の筋力だけで、くるくると鉄の剣を回してみせる。

大和「でも、みんなの期待には応えられませんね。あっさりと終わってしまうでしょうから」

不知火「自信があるのですね」

大和「今、どういう勝ち方が面白いか、考えているところです」

不知火「負けた時の言い訳を考えておかなかったこと、後悔させて差し上げます」

 不知火が剣を構える。柄を持った右手を前に突き出すのではなく、体の後ろに引く。最高速の一閃のための構え。
 対する大和は、不知火から10歩の距離で悠然と剣を右手に持ち、構えることなく降ろしたままだ。

不知火「始めの合図は必要ですか?」

大和「特には。いつ始めていただいても構いま…」

不知火「では」

 不知火が消える。駆逐艦娘の最高速度は音を破る。
 対する大和は。

大和「えい」

 軽く剣を屋根に突き刺し、そのまま前に持ち上げる。
 大和の前の屋根が消えた。

不知火「……っ」

 大和の剣が巻き起こした破壊の嵐が不知火を打ち、その速度を殺す。
 不知火の二歩目を踏む足場はすでにない。足が空を切る。
 瓦と建材の隙間から、大和が笑顔で手を振っている。

不知火(掴まる場所も…ない!)

 不知火が落ちる。屋根の下にあった誰かの部屋が近づく。このまま落ちれば負けだ。しかし、成すすべはない。
 重力のまま、落ちた。

大和「おつかれさまでした」

 大和が下に落ちた不知火をのぞきこむ。

不知火「まだ…ですよ」
大和「あら」

 不知火は剣を床に突き立て、その上に足を乗せていた。
 まだ地面に体は着いていない。

不知火「……あった」

 不知火は体を一瞬縮め、即座に伸ばし、掴んだ剣ごと大和と逆方向に跳躍する。
 まだ空中に残っていた建材…バラバラになった屋根の中心部の一部を蹴り、その反動で大和の頭上を大きく越える。

大和「さすがにこれ以上壊すと、提督に怒られますよね(提督「もう怒っとるわ!」)」

 不知火が着地。戦闘再開。

不知火「……」

大和「次はどうします?」

 人差し指を立て、その上に柄尻を乗せてまっすぐと立てたままだ。
 不知火は無言のまま、体の後ろに隠していた左腕を振る。
 何かがばらまかれる。

大和「これは…なるほど」

不知火「……」

 空中に投げ散らかされたのは、屋根の一部。それも、屋根の中心部を通っていたものだ。
 屋根の上に戻る跳躍の中、これを拾い集めていた。
 不知火が横に飛ぶ。空中の建材を蹴って、次の建材へ。
 蹴られたはずの建材はなぜかその反作用で飛んでいくこともなく、不知火が投げた勢いのまま空中を漂う。

大和(体重を相殺している。見事な身体コントロール!)

 次の建材へ、また次の建材へ、次、次、次。
 不知火は大和の頭上で、跳弾のごとく飛ぶ。

大和「困りました。これはさすがに見えない」

 言いながらも、その笑顔は崩れないまま。

不知火(……)

 不知火は大和が剣を持たない左側からの攻撃を画策する。最悪でも相打ちに持ち込みたい。
 タイミングを胸の中で計る。
 3。
 2。

 大和が、一枚の瓦を剣で刺した。

 1。
 今だ、次の建材を…。
 いや、そこには何も無い。

不知火「ッ!」
大和「お掃除、終わり」

 大和が剣で砕き、弾いて飛ばした瓦が空中の建材を全て撃ち弾いていた。
 敵が見えなければ、見える足場を撃つ。

 いや、ひとつだけ残っている。大和の直上。死角になっていたのだ。

不知火(これでっ!)

 不知火は跳躍方向を修正。空中で体を反転させ、足を建材に乗せる。
 もはや一撃を放つのみ。全ての力を足に篭めて、蹴り出す。
 狙いは大和の頭、その中心。体をまっすぐに伸ばし、一本の刃とする。
 最高の速度で、不知火が撃ち出された。

大和「はいっと」

 大和は傘を差すように、剣を軽く上に突き出す。
 二本の剣の切っ先が衝突。不知火の体がそこで止まる。

不知火「なぜ…」
大和「攻撃の瞬間に気を抜いてはいけませんよ。砲弾は発射されてから避けるものでしょう」

 大和が自分の剣に軽く力をいれると、剣が不知火の体ごと回転する。皿回しのごとく。

不知火「くっ!」

 不知火は自分の体を勢いよく倒し、屋根の上に着地した。
 その姿は隙だらけで、どうすることもできたはずだが、大和は何もしなかった。ただただ、にこにこと不知火を見ているだけだ。

不知火(わかってはいましたけれど。強すぎてどんどんやる気がなくなりますね…)

 これなら、自分に挑戦する相手が出てくれば喜ぶのも当然だろう。


 どうしたものか。


1 クールで美人でかわいく強い不知火は突如反撃のアイデアがひらめく(具体的にどうしましょうか)
2 頼りになる仲間、初月が来て助けてくれる (もちろん二人がかりは禁止というルールはありません。勝てば勝ちです)
3 やっぱりダメだったよ(あいつは人の話を聞かないからな)
>>安価↓

今日はこのあたりでおやすみなさいませ
安価をありがとうございました
安価を含めたレスは、スレとモチベーションの生命線であるとつくづく実感します

2おつ

1 大和の人には言えない秘密をいろいろ暴露して激しい動揺を誘い倒す(精神攻撃)


親潮のときのような応援にならないことを祈るよ(戦艦に駆逐2人がかりでも実際厳しいしね)

おはようござっていきましょう

>>212
応援は今回はやらないとおもいます
安価だけで決着がつくのではないでしょうか(たぶん)
でも希望があれば今すぐにでもやります


不知火(何か恥ずかしい秘密でも握っておくべきでしたね)

 なんとなくそんなことを考えてもみる。ただ、それを指摘しても平然と向かってきそうなのも大和だ。
 構えを取りつつ、どうしたものかと攻めあぐねる。

大和「来ませんか? では、こちらから」

 大和が一歩を踏み出した。
 その一歩に耐え切れなかったように、足元が崩れた。

大和「へえ?」

 大和の体が落ちはじめる。

不知火「はっ!」

 それを同時に、何のためらいもなく不知火が大和の体に向かって刺突を繰り出している。
 大和は超高速の一撃を軽く剣を振って逸らし、足先に触れた建材を蹴って跳躍。
 不知火の後ろへと跳躍する。
 着地寸前で屋根が、再び崩れた。

大和「もう。あまり壊すと提督に叱られるのに」

 大和は体をひねって空中で力を加え、着地地点をずらす。何事もなく、無事な屋根へと足を着く。
 着地際を狙った再度の不知火の一撃を、剣の切っ先で弾く。

不知火(少しくらいは慌てるなりしてくれてもいいでしょうに)
大和「さっきから屋根を崩しているのは誰ですか? 出てこないと、全部の屋根を壊して終わらせちゃいますよ」

 その言葉に、不知火の背後、大和が空けた穴から手がのびる。穴の縁にかけて、片手で体を引き上げた。

初月「全く乱暴だな」
大和「あ、初月ちゃん」
不知火「あなたでしたか。陽炎かと思いました」
初月「着地地点の穴を開けたのは陽炎だ。でも、これ以上壊すと怒られるからやめとくと言っていた」
大和「陽炎さんはどこに?」

陽炎「不知火がんばー」

 地上から声援を送っていた。もうこれ以上の手助けをするつもりはないようだった。

初月「陽炎はあんな様子だが、僕は最後まで付き合うことにする」
大和「でも、どうして貴女が?」
初月「単に付き合いだ。友情とも言うな。勇気を持ってして正義と友愛を成せ、というやつだ」
大和「うふふ、確かに私は正義に反していますね」

 初月は不知火の横に立つ。彼女は特にルールとは関係ないので、屋根の制限は問題ない。
 ただ、できればもっと面白くしたい、と大和は思った。

大和「せっかく初月ちゃんが来てくれたのですから、ルール変更です。不知火さんは自由にこの屋根の上を動いてください。屋根から落ちたら負けです」

 初月は余裕だな、とは言わなかった。

初月「もっとハンデをくれ」
不知火「今すぐ自殺をしていただけると釣り合いが取れます」
大和「では、こういうのはどうでしょう。不知火さんは剣以外を私に当てても構わないことにしましょう」
不知火「助かりますね」

 初月と不知火は左右に分かれ、大和の側面に回りこむように動く。

初月「ところでルール確認なんだが、体が屋根の中心以外に触れたら負けだったな」
大和「ええ」
初月「では僕がお前に触れれば負けということだ」
大和「かまいませんよ」
初月「あと、屋根の中心以外の建材に触っても負けだ」

 初月は腕を上げた。両手には砕けた建材を手裏剣のように持っている。

不知火「その理屈だと、不知火は最初の屋根破壊で負けているのですが。一応自分から触れたのは屋根中心を使いましたが」
大和「では今からはそうしましょうか。私は屋根以外の部分に触れたら負け。不知火さんは屋根から落ちたら負けのまま」

 初月は、思い切り上方へと跳躍する。高い。

初月「言質は取ったぞ!」

 手にしていた建材を捨て、両手をポケットに入れて何かを掴む。
 砂だ。

初月「粒子の全てを弾けはしまい!」

 両手を交差させるように振り、屋根全体に砂を撒く。
 いかに大和と言えど、屋根の中心部から動くことなくこれを全てかわすのは不可能だ。
 しかしその余裕は崩れない。

大和「何をしても勝つ。大切な姿勢です」

 大和は剣を両手で持ち、振る。
 剣圧が荒れ狂う風となる。
 全ての砂は吹きちらされた。空中にいた初月までも、その圧力に煽られて回る。

初月「うあっ!」

 屋根の上の不知火もその風に押されそうになり、体を低くして耐える。

不知火「く…」

 初月はなんとか、屋根の上に着地する。

初月「くぅ、これも駄目か…どうしようか、不知火。早くも打つ手がなくなった」
不知火「正直、参りましたね」

 戦意を失ってはいないが、そのやり場に困る。
 大和は変わらず、剣を提げたままの笑顔だ。



>>安価↓

どうしましょう

1 大逆転の方法を思いつく(具体的には)
2 とりあえず突っ込んで流れでやってみる(考えるのがめんどくさい)
3 だめっぽい(ぽい)

3っぽい

2

なぜ1時間近く経ってから、こんなに一斉に書き込みが…?


 動かない二人を見て、大和は終わらせることを決める。

大和「こちらから行きます」

 剣の先端に指を当て、ぽきりと折る。恐るべき力だ。

初月「う…!」
不知火「しまった」

 初月と不知火が動こうとしたが遅かった。
 既に大和は動作を終えている。サイドスロー、と意識した時には初月の眼前に折られた切っ先が迫る。

初月「…!」

 十字に腕を構えてブロック。しかし貫通。かろうじて心臓を逸れて、肩口の鎖骨を割られる。
 その衝撃で、初月が吹き飛ぶ。
 不知火は初月を見る暇もなく回避動作に入る。ステップとフェイントを繰り返し、不知火が何人にも分身した。

大和「さすがは不知火さん。やっぱり見えませんね」

 でも。
 大和が体を軽く下げた。
 跳躍。

不知火(なぜ…!)
大和「位置を予測しました」

 まっすぐとこちらに向かってくる大和に、不知火は剣を振り下ろす。
 大和がそれに合わせて剣を振るう。
 衝突。
 衝撃で不知火が浮く。大和も剣を合わせたまま、不知火を屋根の上から押し出す。

大和「追加ルール。不知火さんが落ちる前に、剣を私に触れさせたら勝ちです」
不知火「……!」

 不知火は空中で百の剣閃を繰り出した。
 大和は百の剣戟で防ぎ、百一回目の斬り。不知火が頭を振ってかわすと、その髪の結び目が切断された。
 桃色の髪が、躍る。
 かわした勢いで回転、剣が走る。
 大和は余裕を持って体を仰け反らせて回避。そのままくるりとまわってみせる。
 不知火が突く、打つ、斬る、蹴る、捻る。
 大和が弾く、受ける、逸らす、置く、外す。
 3秒にも満たない時間に、二人の剣と体がぶつかる音が連続して響き、たった一つの音のように聞こえる。

 果てしない剣の応酬の末、大和が、縦に剣を構えた。次の技のためのものではない、儀礼的な構え。
 その姿は剣に誓いを捧げる騎士のように見えた。

 大和の笑顔が消える。

大和「この一撃は、祖国のために」
不知火(来…)

 引いて、突く。空中にありながら、教本に載るような理想的な一突き。
 不知火の剣が砕ける。

 
 二人がついに地面に落ちた。とんでもない衝撃。


陽炎「不知火!」

 陽炎は立ち昇った砂煙に一瞬顔を抑え、そこに立つものを見た。
 大和が立っている。地面に突き立った剣の上に。
 その剣に胸を貫かれて、地面に縫い付けられているのは、不知火。


 決着。

……………

雷「本気で心臓突かないでほしいんだけど」

大和「不知火さんが強くて、嬉しくなってしまってつい」

提督「ついじゃねーだろ。屋根も壊しすぎだ」

大和「初月ちゃんと陽炎さんも壊してましたけれど」

提督「お前ほどじゃないわ。だから海か訓練施設でやれって言ったのに…」

大和「それはさておき、罰ゲームですよ」

提督「どこまでも俺が損をしている気がする!」

大和「罰ゲームはぁ、>>安価↓でーす!」

みんなのまえで不知火に愛の告白
かなり恥ずかしい感じで

大和「提督のために頑張った不知火さんに、愛の告白をされてはいかがでしょうか」

提督「…実は、それは昨日やった」

大和「あれ」

雷「あら、そうだったの? おめでとう」

提督「まだ結果を言ってないぞ」

雷「そんなの聞く必要ないわよ」

大和「いいアイディアだと思ったのですが…」

提督「その翌日に不知火を傷物にしたお前にしてはな」

大和「ごめんなさい。では、こういうのはいかがでしょうか。みんなの前でもう一度告白するんです」

提督「何を言い出すんだ、恥ずかしい…絶対にいやだ…」

雷「だからこその罰ゲームでしょ?」

提督「そりゃそうだが」

大和「きっとみんなお祝いしてくれますよ! あの二人はわかりませんけど」

提督「あの二人はどうだろうな…。しかし、百歩譲って俺はいいとしても、不知火が嫌だと言ったらやらないぞ。俺の罰ゲームだからな」

雷「確かにそれはそうね。交換したばかりの心臓にも悪いかもしれないわ」

大和「案外に、大歓迎かもしれません」

提督「本人に聞いてみないとなんとも言えないな…。まあ、不知火が起きたら聞いてみるか」

提督「…さて、その間はどうしようかな。初月も寝てるし…。>>安価↓でもするか?」

>>安価↓のコンマで不知火の乗り気度を決めます
30以下だとやりたがりません

たあっ

58ですね
不知火が起きるまで何をするかもお願いします

>>安価↓

他の子とイチャイチャ

特にキャラ指定がないみたいなので雷とイチャイチャします
略していちゃずちです



提督「雷、酒でも飲まないか」

雷「私? どうしたの、司令官」

大和「そうですよ、私は!?」

提督「お前や不知火が雷の仕事を増やしてるだろ…。だから労うの」

大和「それは…そうですけど」

雷「そういうことならご馳走になろうかしら(白衣を脱ぐ) 電、後はお願いするわね」

電「…わかりました。…いってらっしゃいませ。…なのです」

大和(雷さんと電さんって、駆逐艦娘らしくないくらい落ち着いているんですよね。ドックで働いているとこうなるのかしら)

提督「頼むな、電。さて、どこで飲むか」

雷「そうね。私は>>安価↓がいいかしら」

提督「よし、じゃあそうするか」


>>安価↓

1 提督用の食事その他のための個室(二人きりになります)
2 食堂(誰かがいるかもしれません)
3 その他(あまり変なところでは飲みません)



外出してきます
今日こそ初月のクリアファイルを買いたいですね
安価をありがとうございました
レスなくしてスレはなし、いい言葉ですね

ではまた

1

どのローソン行っても在庫切れか連装砲しかなくてワロた
初月ゲットできたけど秋月ゲットできなく残念

田舎ローソンはかなり余ってる

昨日は選り取り見取り、今日は撤去済み
二軒目は長10ちゃんしかなし
千載一遇の好機を逃した結果がこれです
好機を逃してはいけない、初月の髪は前にしかとがっていない
そういうことです

というわけでじゃあどうするかというとやるしかありませんが


雷「そうね。じゃあ、提督の個室がいいかしら。あそこは静かだし、ジャマも入らないしね」

提督「よし、じゃあそうするか」

大和「いいのですか提督、二人きりなんて。不知火さんに言いつけてしまいますよ。私も行きましょうか」

提督「わかったわかった。食堂で適当に飲りたまえ」(お札を渡す)

大和「うう…これが提督のお気持ちですか。ひどいです。戦争が終わればしょせん超兵器はお荷物ですか。あんなにがんばって戦ったのに…」(両手で顔を覆う)

大和 チラッ

大和「ってもういない…」

……………

提督「まあ、適当に座ってくれ」

雷「久しぶりだけど、勝手知ったる提督個室、ってものよね。艦娘が少なかった頃は、毎日叢雲達とここで一緒に食事をしてたし」(長ソファーに座る)

提督「しかしまあ、あの頃は忙しすぎてこんなことをしている暇はなかったけどな…」ゴソゴソ

雷「今は昼間からお酒が飲める。私も貴方もいいご身分になったものだわ」

提督「いやいや、そいつは誤解だ。俺は昼間しか飲まない。仕事だからな」カンカカン(何本もの瓶とグラスをテーブルに置く)

雷「そうね。仕事半分、遊び半分ってところかしら?」ドボドボ(適当にグラスに注ぎ始める)

提督「それも誤解だ。仕事五分の一ってところだな。俺は艦娘を大事にする提督だ」(雷の隣に座る)

雷「では、そんな素晴らしき酔っ払い提督に」

提督「スレた年長メガネの駆逐艦に」

雷・提督「乾杯」キチン クッ

雷・提督「ふぅ…」


さて、何の話をしましょうか
(何の話題について話す、でもいいですし、どちらかがどちらかに何かを聞く、等でも構いません)

>>安価↓


○酩酊の掟

・基本
安価のコンマで酔いの回りを決めます
十の位が提督、一の位が艦娘の数字です 0は10として扱います
「数字-耐性」分だけ、酔深度(すいしんど)が上がっていきます
この数字の最低値は1です(つまり、「数字-耐性」が0以下でも、1は確実に上がります)
酔っ払うと思わぬ本音が飛び出すかもしれません

・どんどん飲ませる
安価に「どちらがどちらに」どんどん飲ませるかを書いてください
飲まされた方の「数字-耐性」に「+3」します
(お互いに飲ませあうことはできません)

・酔深度目安(いいかげんなものです なにせ酔っ払いなので)
1~3 まだまだ普通
4~6 そこそこ酔ってる
7~9 べろべろ 言ってはいけないことを言い出す
10~12 どろどろ 何でも言い出す 大変に危険
13~  寝る、吐く、倒れる、気がついたら終電が出てる、等の理由で飲み会はおしまい

・耐性(ほぼ恐らく使わない表)
提督  4(酒癖:良)(普通のレベル。どんどん飲ませられるとあっというまに潰れる。)
雷   2(酒癖:並)(態度は大人だけど、そんなに強くない。ちょっと愚痴っぽい)
大和  10(酒癖:良)(最強。飲み会では大抵、先に潰れた相手をちゃんとお世話した後に帰る)
不知火 3(酒癖:悪)(少し弱い。べろべろのあたりから目つきが非常に悪くなり、だれかれ構わず噛み付きはじめる)
陽炎  6(酒癖:悪)(かなり強い。ただ、そのためか気がつくと大量に飲んでいて危険。だれかれ構わずキスしはじめる)
親潮  1(酒癖:悪)(とても弱い。あっという間に酔っ払い、だれかれ構わず泣き始める)
叢雲  4(酒癖:悪)(普通のレベル。酔うとだれかれ構わず叱り始める)
金剛  8(酒癖:良)(すごく強い。酔うとハイテンションになるが、普段と変わらないと周りから思われている)

初月  お酒は飲めない(なので飲まない。無理やり飲ませると、とても嫌そうな顔で睨んでくる。酔っているかどうかはよくわからない。飲み会では食べる専門)

陽炎・不知火・親潮姉妹について

82なので酔深度は
提督 4
雷 1
となりました

いつもよりぐだぐだな会話がだらだらと続きます
(と自分では思っているのですが、いつもと変わらないかもしれません)


提督「ふう…なんか暑いな」(ネクタイを外す)

雷「ペースが少し早いんじゃないかしら。アルコールはゆっくりと摂取するのをオススメするわよ」

提督「んー、まあ雷がいるから大丈夫だろ」

雷「私は一応、艦娘専門なんだけどね…」

提督「最近は飲んでなかったから、かなー。別に酒がすげー好きってわけでもないがな、俺」

雷「不知火とは飲んでないの?」

提督「あいつ酒癖悪いし…。噛み付いてくるのは…ちょっと嬉しいけど、痛い」

雷「ふうん。でも、もう告白したんでしょ」

提督「まあな」

雷「なら、もう噛み付かないかもよ。特に貴方には」

提督「デレデレになってくれるってか。そりゃー嬉しいな」

雷「ま、そーいう可能性はあると見ているわ。…そういえば、陽炎型はみんなお酒を飲むとちょっとおかしくなるのよね」

提督「陽炎はやばいな。俺がいると不知火がスゲー目で睨んできて、なぜか…なぜかはわかってるが、俺にだけ噛み付いてくるようになる」

雷「それって危ないのは陽炎じゃなくて不知火じゃない」

提督「親潮はなんか泣き出すから、割とオロオロする」

雷「放っておけばいいのよ。どうせ、朝には忘れてるわ」

提督「まあ、そうなんだが…。雷先生のお力で何とかならないの?」

雷「酒癖を治す薬? 禁酒のための薬はあるけどね…」

提督「やっぱないか」

雷「そもそも、あんまり艦娘とアルコールについては研究されてないのよね」

雷「二日酔いは起こさないし、飲みすぎても戦闘用に体を切り替えればすぐ分解できちゃうから、酔っ払っても平気」

提督「艦娘は便利だなあ。人間とは大違いだ。100年もしたら艦娘が世界を支配しているんじゃないか」

雷「そういうデリケートな話題は酔ってない時にしましょ。で、司令官。貴方、親潮はどうするつもり?」

提督「どうする:とは」

雷「貴方のことまだ諦めてないんでしょ? 今日も叢雲と一緒に拉致されたって」

提督「はっきり言うの? …俺がぁ? マジかよ…」

雷「叢雲とは話したんでしょ?」

提督「まあ…ハッ、やっぱ見舞いに行った時の話、聞いてたのか!?」

雷「聞いてないってば。貴方が言ったんじゃない、さっぱりしてしまった、って」

雷「だから…あの子はなんとなく、ふっきれた感じあるし」

提督(いきなり窓から飛び込んできてキスされたんだがなあ…)

提督「叢雲は長い付き合いだからさあ…なんか、親潮とは距離感をはかりかねるっつーか」

雷「戦後組だもんね。でも、放っておくわけにはいかないわよ」

提督「そんなに深刻な問題なのか?」

雷「提督争奪戦にはね。他の誰を傷つけても、自分が提督を手に入れる…っていう艦娘しか出ないのよ」

提督「え、それ親潮の話?」

雷「そういうこと。貴方にちょっとくらいは好意を抱いてる娘はたくさんいるけど、あそこに立つっていうのは…ね」

雷(ま、だから……なんちゃって)

提督「んー…どうしよう」

雷「私に聞かれてもね」

提督「陽炎に相談するかあ…」

雷「いいと思うわ。やっぱり頼りになるのは彼女よね」

提督「ほんと、なんだかんだで頼っちゃってるな。悪い気がしてきた」

雷「そういうのが好きな子よ」

提督「今度陽炎とも飲むか」

雷「二人で? 不知火が怒るわよ。私は人間は専門外なんだからね」

提督「はあ。まぁ、なんか考えとくかぁー…。ん、酒がなくなったな」

雷「あらほんと。じゃあま、一杯どうぞ」トポトポ

提督「ありがとう雷先生。では、私からも一杯」トトトト

雷・提督「かんぱーい」カチーン ククッ

雷・提督「ほう…」


さて、次の話題に行ってみましょう

>>安価↓

>>230
酩酊の掟

艦娘たちの破壊活動をどうにかできないか

>>234
提督が雷にどんどんを追加で

88なので
提督8 べろべろ 言ってはいけないことを言い出す
雷7 べろべろ 言ってはいけないことを言い出す
となりました

もうちょっと長くやるつもりだったのですが、案外そろそろクライマックスなのでは?


提督「ふいー。はぁ…あっついわ」(シャツのボタンを3つ外す)

雷「ほんと…。ああ、苦しい。靴もぬいじゃお」(スカーフを外し、靴を脱いで足を組む)

提督「雷先生、なんだか大胆ですなーわはは」

雷「そのノリ懐かしいわー。あの頃は毎日セクハラされてたっけ。恥ずかしかったのよーほんと」

提督「毎日て。3日に一度くらい、今日もかわいいな、って言って高い高いしただけだろ」

雷「アンタねー、艦娘を何だと思ってんのよ。もう私だって子供じゃないんだからね。いい?」

提督「じゃ、あの頃は子供だろ」

雷「もう、自分はずっと子供みたいなくせして」

提督「俺はすでに子供ではない。一線を越えた」

雷「何よ一線って。告白したくらいでエラそーに。そんなんねー、誰だってできんのよ」

提督「んだと、じゃあやってみろ」

雷「いいわよ、私はね、しれ…」

雷「……」

雷「死ね」バキッ

提督「ぐはっ」

雷「あ。ごめんなさい」

提督「いいさ。相当酔ってんな俺達」クイッ

雷「まーね」クイッ

雷・提督「ほぅ…」

雷「ま、告白とかもいいんだけどさ。なんとかなんないわけ」

提督「何をだ?」

雷「艦娘たちのなんかテキトーなノリでやる殺し合いよ」

提督「殺し合いじゃないだろ、ダメコン積んでるし」

雷「積んでなかったらやばいのよ。ま、生きてれば治せるけどさ。死んだら無理だからね」

提督「わかってるよ。…結構、深刻なんだよな。艦娘はもう少し命を大事にしてほしい」

雷「…その通りよ」

提督「ずっと人外の戦場にいたからな。普通に見えても、どこかネジが外れてるところがある」

雷「評価表にも障るわけでしょ?」

提督「そうなってしまうわな…。艦娘と人間が、いつまでも分離されたままじゃ辛い」

雷「…艦娘として言えば、別にいいんじゃないの? って気もあるけどね」

雷「私達は私達だし、ここで出来る寄与を行うって道もある。もっと長い時間をかけて、ゆっくりやったっていいわけだし」

提督「…すぐにでも人間社会に自然に溶け込む艦娘っていうのは、俺たちのエゴかな」

雷「絆でしょ」

提督「だといいんだが」

雷「エゴでもいいわ。嬉しい」

提督「だといいんだが」

>>235
おう、もうしわけない
すでに書いてました(このSSはスレに直接書いています。なぜかというとライブ感重視だからです)
希望があれば次の安価分に足しておきます
特になければそのままにします

>>237
では追加でお願いします。

雷「まあ…、艦娘は安く治せるけど…。建物なんかはね…」

提督「そうなんだよなー。いっそ艦娘たち自身に直させるか? …適当に言ったけどいいアイディアかもしれんな。メモっておこう」

雷「いいかもね。ついでに、自分達の体も自分達で治してもらおうかしら」

提督「そりゃいいな。…そういうこともできるか?」

雷「んー、どうかしら…。まあ、やってやれないことはないかも。自分で手術するのは大変でしょうけどね」

提督「ブラック・ジャックじゃあるまいしな」

雷「なにそれ。鈍器?」

提督「雷せんせーみたいな名医だよ…いや、雷のほうが治療費が安いから、より名医だ」

雷「ふーん? …あ、グラスが空いちゃった」

提督「おっと、んじゃもう一杯行くか」ドプドプ

雷「さーんきゅ。おかえし」タパタパ

雷・提督「とりあえずかんぱーい」カチャリ ククッ クッ

雷・提督「ぷはー…」


そろそろラストかも?
話題が変わります、話題をどうぞ、話題をくれ…

>>安価↓

>>230
酩酊の掟

>>238
では追加しておきます
次回は雷に+3です
(これとは別にどんどん飲ませるのも可能です)



ふとこれイチャイチャか、と疑問が
イチャイチャというならもっとさせるべきではと思いました
もっとさせるべきでは! 行くところまで行くべきでは!?

今日はここまでにしておきますね
おつかれさまでした おやすみなさいませ
安価とレスをありがとうございました
いつもありがとうございます

安価は↓でおねがいします

不知火のひざまくらが気持ちよかったから雷にもしてもらおう

おはようございます
いよいよクライマックスです

提督11 どろどろ 何でも言い出す 大変に危険
雷14+3=17 飲み会はおしまい

となったために今回がラストです



雷「はうー」(目がぐるぐるしている)

提督「おいおい雷大丈夫か。飲んでるか? 飲んでるわな」

雷「もーなんかおかしいわー」

提督「なにがおかしいって?」

雷「うちゅーがみえる」

提督「雨中?」

雷「スペースギャラクシーのほうよ」

提督「あー」

雷「うちゅーくちくかんさんだーぼると、なんちゃって、きゃはは」クイッ

提督「わはは」クイッ

雷・提督「くはーっ…」

雷「あのさーしれーかん」

提督「なんだい」

雷「しらぬーとはどこまでいったわけ」

提督「キスしかしてないよ」

雷「ほんとにぃ~?」

提督「あとは俺の腿に乗ったとか、膝枕したとか、そんぐらい」

雷「ほー。でもそんぐらいならわたしもむかーし、したもんねー」

提督「何を対抗してんだ。膝枕はしてねーじゃん」

雷「は!? じゃあいますりゃいいでしょ!」

提督「なんかキレた」

雷「きもちよかったんでしょ?」

提督「まあ…」

雷「それじゃあそういうことで」スッ(長ソファの端に座る)「ほら」

提督「はいはい」ゴロン

雷「どう? しれーかん」

提督「んー、いいんじゃない?」

雷「しらぬーとどっちがいーわけ」

提督「不知火かなー」

雷 ポコッ

提督「あたっ」

雷「おんなじくちくかんだからいっしょでしょ!」

提督「たぶん人それぞれだろ…特に暁型はみんな小さいから…」

雷「……もう……」

雷「……………………………………………………………………………………………………………………」

雷「……………………………………………………………………………………………………………………」

雷「……………………………………………………………………………………………『蝉時雨割る雷の』」スン

提督「ん? 何か言ったか?」

雷「なんでもないわよー。ふーん、しらぬーよりもきもちよくないって?」グビグビ

提督「あー。ぁあ、そんな怒るな、身内びいきみたいなものだ」

雷「いやー、ゆるせないわね」

提督「じゃあどうすんだ…」

雷「もっとサービスしちゃう」スクッ

提督「うお」コテン

雷「よいしょ」グイッ(提督の上にまたがる)

提督「おうっ」

雷「えい」ドサッ(寝転がって提督に全身を乗せる)

提督「な、なにしてんの…?」

雷「いかずちふとんよ」どやん

提督「膝枕に対抗して? 雷、お前酔いすぎだろ…顔真っ赤だし…」

雷「しれーかんもおんなじよ」

提督「そりゃーそうだろうが」

雷「ほら、どうなの、きもちいいの?」ゆさゆさ

提督「気持ちいい以前に、大変にまずい。俺の社会的地位とか俺と雷の生命とかが」

雷「じゃー、それいごはきもちいいわけね」

提督「なんという酔っ払いの論理だ。それどころじゃない…」

雷「つまんないことばっかきにしてるのねー」

提督「命を大事にしたほうがいい」

雷「だいじょーぶよ、誰もみてないわ」

提督「だといいんだが…」

雷「そう、みてなければいいの」ズイ

提督「何を…」

雷「ほら」ちゅー

提督「                」

雷「ね? だいじょうぶだった」

提督「なにしてんだ」

雷「おとななんでしょ?」

提督「だ、誰とでもキスをするやつは大人ではない」

雷「いいじゃないそんなの」ちゅっ

提督「よ、よくな…くぅ…」

雷「しらぬーとはなんかいしたのよ」

提督「3回…」

雷「じゃあ4かいする」ちゅ…

提督「…ん…く、だ、だめだ…やめろ…。う、動けない…」

雷「ひんじゃくねー、うんどうしたらー?」

提督「艦娘に力で勝てるか!」

雷「わたしとうんどうする? …ね?」

提督「あ、あのな…そういうのはな…」

雷「ん…」ちゅ ちゅる ぴちゃ

提督「う…ぬ…く…」

雷「ちゅ…はぁっ……。もっと…ん…わたしにたよってもいいから…だから…」

提督「いか…ず…うう…」

雷「……」

提督「……」

雷「……すぅ……」

提督「……おい? 雷? …寝てるか。…助かった…」

提督「抜け出せるかな…よっ、いけた」

雷「んー…」

提督「まったく、限界まで酔った雷がこんなことになるとは…」(毛布をかける)

提督「はー……」

提督「俺の理性の強さに感謝しよう…」

提督「うー、なんか飲みまくって、のっかられて…疲れた…もう寝たい」

提督「しかし、そろそろ不知火も起きたか? …今は正直顔を合わせたくないんだけど」

提督「どうしよう。どこ行こう」


>>安価↓

コスプレショップ

安価をありがとうございました
いちゃづちに体力を使ってしまったので一端ここまでにしますね
また後でお会いしましょう

コスプレショップって誰がいるんだろうなーと考えています

こんばんは
じゃやります



提督「なんとなく衣装屋…という名のコスプレショップに足を向けてしまった」

提督「非常時に備えて制服しか着ることができない艦娘のために、戦闘でも使える服を扱う店だが…。そういや未だにみんな制服着てるな。なんだかんだで気に入ってるのか」

提督「中に入るのは初めてだ。晴れ着、浴衣、水着、クリスマス、ローソン、牛丼の丼…なんでもある」

那智「いらっしゃいませ…なんだ、貴様か」

提督「なんだってこっちのセリフだ。なんで那智がここにいるんだ?」

那智「これは全て私が作った服だ」

提督「え、マジで。意外…」

那智「よく言われる」

提督「いや、別に悪い意味で言ったわけじゃないんだ。(那智「それもよく言われる」) …えーっと、この丼は?」

那智「よく出来ているだろう。線の一本まで精密にトレスした自信がある」

提督「怒られないかな…まあいいか」

那智「で、なぜ貴様がここに入ったんだ。この店の商品はニーズを読んだ結果、全て女性用だぞ」

提督「なんとなくだよ、なんとなく。でもせっかくだから何か買おうかな」

那智「そうか。私は顧客のプライバシーは絶対に守る。好きな下着を買うといい。後で部屋に秘密裏に届けておく」

提督「違うわバカ。誰かにプレゼントしてみようかなと思ったの」

那智「なるほど、下着を…」

提督「下着じゃねーよ! いいからこの>>安価↓をよこせ。>>安価↓に渡してみよう」


どの艦娘(登場した艦娘のみ)に、どんな衣装(普通の服でもコスプレでも)を着せるかを書いてください

>>安価↓

あら、sageになってました
つづけて>>安価↓です

初月にイヌのコスプレ

提督「このイヌ耳とイヌ尻尾とイヌ手袋のセット、かわいいな」

那智「ほう、目が高い。それは本物の…」

提督「本物の!?」

那智「…イヌを参考にして作った自信作だ」

提督「ああ、よかった…」

那智「一ヶ月ほど檻に入れて、じっくり観察した。細部は手足と体を固定して確認したぞ」

提督「やっぱりかわいそうだろ…」

那智「妥協なき作品のためだ。あ、これ。イヌマスクもあるぞ」

提督「それはかわいくないからいらない」

那智「(つける)ちゃんとこうして、口の動きに合わせて開閉するのだが」

提督「いらない」

那智「そうか…。3つで2万8千円だ」

提督「こういうものにしては高いなー。まあ、製作過程を聞いたら安い気もするか。はい御代。お釣りは取っておいてくれ」

那智「お買い上げありがとうございます。気前がいいじゃないか。なあ、本当にイヌマスクはいらないのか。このイヌ舌もつけるぞ。舌につけると連動して動く。組み合わせると食事もできる」

提督「いらないが、ちなみにいくらだ」

那智「マスク単体で5万8千円だ。舌は1万3千円だが、セットならマスクの値段だけでいい」

提督「いらないところに凝りすぎなんだよな…。じゃあな」

那智「またのご来店をお待ちしています」

提督「さて、買ってはみたものの。誰につけてみようかな」

初月「…む、提督か。こんなところにいたのか」

提督「おお、初月。もう体はいいのか?」

初月「僕は腕を貫かれて、鎖骨を割られて、屋根から落ちただけだからな」

提督「艦娘は頑丈だな…。しかし、大概にしておけよ。命を失えば治せないって雷が言っていたぞ」

初月「…命か。わかっているさ。命は大事だ」

提督「…本当だからな。命は大事にしろよ…」

初月「わかっているって。…ところで、お前は何をしていたんだ。不知火はまだ寝ているが、目は覚ましているぞ」

提督「…ああ、うん。そうか。いや、まあ後で行くよ。見舞い品でも持って行くか」

初月「…ん? 何をしていたんだ?」

提督「ま、雷を労ってたんだよ…。お前達が仕事を増やしたからな」

初月「僕のせいではないと思う」

提督「みんなのせいだな。お前も含めて」

初月「提督も実況とかしていただろう」

提督「そりゃそうだ。俺もみんなのうちだな。だから俺が代表して酒を奢ったってことにしておこう」

初月「サケ…。魚料理か」

提督「そっちじゃなくて、初月が嫌いなほうのサケだ。アルコールが入っている飲料水だよ」

初月「……そっちか。あんなものを喜んで飲むやつらの気がしれない」

提督「俺だって、あんなに死ぬ寸前まで殺り合って平然としてる君たちの気持ちはわからんよ…。人それぞれだ」

初月「人それぞれか」

提督「そうだ。さて初月。お前自身の、人それぞれの個性を伸ばしてみないか。具体的にはこいつで」(手提げ袋を渡す)

初月「これは?(ガサガサ) 動物の耳と尻尾と、手…。趣味が悪いぞ」

提督「本物じゃない。ファッションアイテムだ」

初月「ふうん…。しかし、こんなものをつけている人間はあまり見ないぞ」

提督「だからこその個性だよ。初月になら似合うと思う。プレゼントだ、受け取ってくれ」

初月「…そうか。なんだか嬉しいよ、ありがとう。珍奇な贈り物だとは思うが」

提督「まあモノは珍奇だけど、結構したからな。3万くらい」

初月「高い!」

提督「それだけの品ということだ」

初月「騙されているんじゃないか…? …しかし、どうやってつけるんだ、この耳」

提督「んー、多分ここをこう…」カチャカチャ

初月 カチッ「あ、耳がついた。しかしつけている感じがしないな。重さも感じない…」

提督「尻尾は直接肌につけるらしい。スカートの下か、上着の下からつければいい」

初月「こうか?」カチッ「ついた。スカートの下から尻尾が出ている。妖怪か深海棲艦のようだ」

提督「似合っているぞ。あとは手袋だ」

初月「…ふむ、意外に暑くない。そもそもつけている感覚もさほどない…。ものを掴むのにも不自由しなさそうだ。なあ提督。これはひょっとして、かなりいい品なんじゃないか」

提督「多分そうなんだろうな…安い買い物だったか? いや、早計かな…?」

初月「ふーむ」(鏡を見て色々な角度から確認している。くるっと回ってみた)

提督(かわいいなー)

初月「…うん。いいだろう。ところで提督よ、これからどうするつもりだ? そろそろ昼時だぞ」

提督「酒をあんだけ飲んだばかりだからなー…抜いてもいいんだが。どうするか」

初月「体に悪い。ちゃんと三食を取るべきだ」

提督「初月はかしこいなー」

初月「馬鹿にしているのか」(耳がとがる)

提督「褒めているんだ。ちゃんと食べるやつは強いし、偉い」

初月「なんだ? 急に…」(耳がたれて尻尾が動く)

提督(やっぱり安かったな。那智はいい仕事をした)

初月「それで、どうする? 今すぐなら人も少ないだろうし、食堂で食べてもいいと思うぞ」(尻尾をふる)

提督(そういや個室は雷が寝ているかもしれん…どうしよ)


どうしましょうか
1 初月と食事をする(場所の指定もお願いします。個室、食堂、その他を選んでください)
2 その他の行動を取る(誰かに会いに行く、偶然誰かに会う、などもOKです)

>>安価↓

2提督の浮気?現場を不知火に見つかる

電「まだ動かないほうがいいのです」

不知火「それは…わかっていますが。…でも、なんだか無性に…いえ、なんでもありません」

電「…わかりました。何か体に異常があれば、すぐに戻ってきてください。…です」

不知火「ありがとうございます…」

……………

不知火 ヨロヨロ 「…ふう。何をやっているのでしょうか…」

不知火(何を不安に思っているのか…自分でもよくわかりません)

不知火(あの人が見ている前で負けて…悔しい。もっと攻めていれば、勝てたかもしれないのに。どうすればいいのかわからなくなって、足を止めてしまった)

不知火(初月も多分…同じようなことを…)

…キガシレナイ
オレダッテ……キモチハワカランヨ
…ソレカ…

不知火「あ…この声…」

不知火 (曲がり角から覗く)「二人とも…」

不知火(! ……初月が、あの人から何かを…まさか…)

不知火(あ、あれは…!?)

不知火(あんな…性的なアイテムを…初月に…)

不知火(…………)

不知火(初月が嬉しそう…二人で…)

不知火(……あ、体……重い……)フラッ

……………

親潮「はあ……」

親潮「何してるんだろうあたし。何もかも空回りしている気がする…」

親潮「あれ…誰か倒れてる。…なんだ、不知火姉さん」

親潮「……え!? 確かさっき心臓を刺されたって…!」

親潮「大丈夫ですか!?」

不知火「う…」

親潮(…とりあえず外傷はなし。顔色もそんなに…)

親潮(このままドックに運んでもいいけど…近くで寝かせてもいいかも)

親潮(…どうしよう、かな…)


どうするのでしょうか

>>安価↓

陽炎を呼ぶ

了解です
今夜はこのあたりにしておきますね
おつかれさまでした
おやすみなさいませ

沢山の安価をありがとうございました
レスは生きる原動力になります
レスをもらえない作品は無いも同じなので大変です

おつおつ

誤植などは気にせず行きましょう


親潮(不知火姉さんがこんなところで倒れているなんて…ただごとではないはず)

親潮(陽炎姉さんにも相談したほうがいいのかも…)

……………

陽炎「不知火? ドックから無理やり出たって聞いてたけど…ええ! 倒れてたぁ!?」

親潮「そうなんです!」

陽炎「何かおかしなことか、ものすごく下らないことが起きた気がする…とりあえず、行ってみますか」

……………

不知火「う…ここは…」

親潮「不知火姉さん!」

陽炎「気がついた? ここは私の部屋よ」

不知火「…敵と…陽炎姉さん…」

陽炎「敵て」

親潮「いえ、私達は敵同士です…でも姉妹ですから…」

陽炎(親潮の目にも、ずいぶんと暗いものが燃えている…)

陽炎「まあいいや。何があったの? 不知火」

不知火「…。何もありません。少し無理をしたので倒れただけです」フイ(顔をそむける)

陽炎「そーいうわかりやすいウソと態度はやめなさいってば」グイ(顔を戻す)

不知火「本当に何でもありません」

陽炎「司令のことね」

不知火「なぜそれを」

陽炎「わかりやすいってば…」

不知火「だ、だましたのですね…」

親潮「司令に!? 何があったんですか!?」

不知火「敵に教える必要はありません」フイ

陽炎「姉妹よ、姉妹」グッ

不知火「たとえ姉妹でもです…」グググ

陽炎「初月」

不知火「どうして…!」

陽炎「まあ、初月か叢雲かなって思った」

不知火「まただましましたね…!」

親潮「初月さんと提督が…まさか」

不知火「…そういうことです」

不知火「不知火はしょせん遊びの相手でした。いえ、ひょっとすると初月も、叢雲もそうだったのかもしれません」

親潮「あの、あたしは…?」

不知火「路傍の石か何かでしょう(親潮「ひどい!」)」

陽炎「絶対誤解だと思うけど、何があったのよ」

不知火「あの人が…廊下で…初月に…」

親潮「廊下で…!?」

不知火「…み、耳と…尻尾を…」

親潮「え、えええ!? え、ええ、ええええ!?」

親潮(耳!? 尻尾!? ど、どういうこと!? まさか、耳をアレして尻尾っていうのは)

陽炎「さっぱりわからないわねー。というか、何もかも直接聞いたほうが早そう…」

陽炎「二人とも、司令のところに行きましょ」

不知火「な、そ、それはダメです」

陽炎「じゃー連れてくるわ。不知火が倒れたって言ったらすっとんでくるだろうし」スクッ

不知火「そ、そんな、まって…」

陽炎「ここで寝てなさい。親潮、不知火を見てて」バタン

親潮(廊下…耳…尻尾…廊下…耳…尻尾…)

不知火(う…不知火はどうするべきなのでしょう)

>>安価↓

1 出る(親潮が妨害するので、コンマ70以上で失敗します)
2 待つ(何か会話をすることもできます)
3 その他何かあれば

1

この鎮守府には陽炎型姉妹はこの3人しかいかいのか…

>>259-260
しまった…70以下で失敗すると書くつもりだったのです
また誤字が…とりあえず失敗です

>>261
いるかもしれませんし、いないかもしれません
(いない場合は、他にも鎮守府はあるのでそこにいる。あるいはもう沈んでしまっていて、いない。
 建造すらされていない…という可能性もあります)

安価での確約はしませんが、艦娘についても希望があれば積極的に取り入れたいと思っています



不知火「……」

親潮(耳、尻尾、廊下…尻尾、廊下、耳…)

不知火 スッ

親潮「(尻尾…耳?)あの、姉さん、どちらへ?」

不知火「お手洗いです」

親潮「そうですか」

不知火「ええ、では」

親潮「はい」

バタン

不知火「……」

不知火 ダッ

バタ-ン! ヒュッ

不知火「うっ…」

親潮 スタッ (不知火を飛び越えて前方に着地)「どこへ行くんですか」

不知火「お手洗いです」

親潮「そうですか」シュッ ビシッ(肩と胸の間を打つ)

不知火「! く…体が…。これが、例の改二技ですね…」ヘタリ

親潮「もう…大人しくしていてくださいね」(不知火を持ち上げて部屋に戻る)

不知火「くう…離してください…」

親潮「じゃ、離します」(ベッドの上に落とす)

不知火 バフン「きゃん」

親潮「…何をそんなに怖がることがあるんです。姉さんは争奪戦に勝ったじゃないですか」

親潮「それに…あの、決勝戦での動き…あの時はわからなかったけれど、あれは、つまり…」

不知火「……。遊びだったんです」

親潮「まだわからないでしょう…」イライラ

不知火「わかります。もう不知火は…」

親潮「じゃあ生きてても仕方ない。死にます?」グイッ(左手で、首を掴んで壁におしつける)

不知火「っ!?」

親潮「あの時は使わなかったけれど…実は、本当に一撃で殺す技もあるんですよ」(拳を構える)

親潮「そうしたら、海にでも捨てちゃって…傷心の果てに行方不明。…そうなればあたしにもまだ少しは芽があるかも。フ、フフ…」

不知火「ぐ…!」(腕を掴もうとする)

親潮「ふッ」(肩と胸の間を打つ)

不知火「うぁ…(力が…)」ガクッ

親潮「敵同士ですけど、姉妹ですから…姉さんに決めさせてあげます。死ぬか生きるか」

不知火「…増長したものですね。親潮」

親潮「あは、その目…元気が戻ってきましたね。でも…イライラする」グリッ

不知火「…!? ぐ、ううう、あああ!?(し、心臓が…!)」

親潮「いつまで上から目線でいられるか、試してみる…? ねえ、不知火」



このあとどうなるのでしょうか

>>安価↓

帰ってきた陽炎が二人にげんこつ

陽炎「こらーっ! なにやってるの!」

親潮 ガン 「あうっ」

不知火 ゴン 「なぜっ」

陽炎「ほら、離れて離れて。全く…」

親潮「いたた…」

不知火「不知火は何もしていないはず…」

提督「おいおい、何をやってたんだ?」

陽炎「何でもない。ほら、不知火。司令連れてきたわよ」

不知火「う…」

親潮「…それでは。親潮は席を外します」

提督「ん? ああ、わかった」

親潮「はい。では」ギラ

不知火「…………」ギン

陽炎(これは後を引きそうね…大変だわ)

陽炎「じゃ、私も。そんじゃまあ、後はお二人さんでごゆっくり」

提督「お、おう」

不知火「…はい」

バタン

陽炎「ふう。…あ、いた。親潮」

親潮「何でしょうか」

陽炎「さっきの…」

陽炎「……」

親潮「……」

陽炎「あー……」

親潮「親潮は立派な艦娘にはなれそうもありません」

陽炎「…そんなこと言ったら、不知火だって同じじゃない」

親潮「もちろんあの人も、です」

陽炎「…んー」

親潮「でも現実には、あの人が司令の…」

陽炎「…ま、ね…」

親潮「…どうにも。殺してやりたいって。思ってしまいますね」

陽炎「それは…ダメ、だけど…」

親潮「しませんよ…。司令に嫌われたくはありませんから」

陽炎(これはそのうち、嫌われてもいいから司令の心に残りたいとか言い出しそう…)

親潮「はぁ……」

親潮「もうあたしが死んじゃったほうが早いかも」

陽炎「親潮。…こういう時は」

親潮「…こういう時は?」

陽炎「…お酒でいきましょ」


で、どうしましょうか

>>安価↓

二人の会話が聞こえて、(提督が絡んでいなければ)意外と妹想いな不知火だった

了解です
明日はJGCなので今日はこのあたりで失礼します

今回は趣味の展開を入れてみたらとても楽しかったです
元々親潮は個性化のために病んだところがあるキャラとして設定したのですが
やっぱりやめてまじめなキャラにしたら影が薄くなってしまい今回設定再生しました

そういうわけで、安価をありがとうございました
毎回、安価の内容と意図、それと自分がやりたいことをどう組み合わせるか、
ということを考えていますが、上手く行っているかどうかはあまり自信がありません
でも安価をください

おつおつ

おつ

続きが楽しみ

こんばんは 明日もJGCです みなさんJGCに行きましょう
そしてトワイライトガンスモークかビーストバインドトリニティの卓を立ててください

さておきやってみましょうか




提督「…」

不知火「…」

提督(雷のことが気まずい…)

不知火(初月のこと…話したくない…)

提督「…その、倒れたって聞いたんだが。大丈夫なのか。ドックに戻らなくて」

不知火「もう平気です…」

提督「それは、よかった…」

提督「……」

不知火「……」

提督「そういや、親潮と何をやってたんだ? 突然陽炎が走って行ったから…」

不知火「…何でもありません」

提督「…本当か」

不知火「…何でもありません。他に言うことはありません」

提督「そうか。…まあ、言いたくないならいい」

不知火「違います」

提督「違うのか。わかった」

不知火「………」

提督「………」

提督「その…えーっと」

不知火「…はい」

提督「さっき、大和が罰ゲームでさ…」

不知火「…不知火が負けたせいですね。申し訳ありません」

提督「い、いや。いいんだよ、それは」

不知火「よくはありません。勝てと言ったのは…貴方です。私は応えられなかった」

提督「それは…確かに結果としてはそうだ。でも…」

不知火「負けて当然だと思っていましたか。不知火では、大和に勝てるはずがないと」

提督「…それは!」

提督「…いや。そうだな。正直に言おう。俺は不知火を信じきれていなかった。大和は強すぎる」

不知火「…そうですか。ならばもう不知火は不要ですね。大和のほうが貴方にはふさわしいのでしょう」

提督「そんなわけはない。俺が一番大切なのは不知火だよ」

不知火「なぜです」

提督「…不知火が誰に負けたとしても、勝ったとしても。そんなことは関係ない、俺は不知火が好きだ」

不知火「…ぅ……」

提督(照れた)

不知火「ふん。そんなのは口だけでしょう」フイ

提督「……そんなつもりは……」

不知火(……!?)

提督「…そんなつもりはないよ」

不知火「…そうですか」

提督「……………」

不知火「……………」

バターン

天津風「あのね! 辛気くさいのよ!」

提督「うお!」

不知火「ひゃ!」

天津風「何やってるの。ほら、早く仲直りのキスとかすればいいでしょ」

提督「な、な、なにを」

不知火「いって、って、いって…」

島風「二人ともおっそーい。じれったーい」

提督「な、なんなんだお前らは! なぜここにいる!」

天津風「あたしは陽炎お姉さんから頼まれたの。二人が四十行以上うだうだしてるなら、乱入しろって」

島風「島風は大和さんに頼まれましたー。罰ゲームがどうなったか聞いてきて、って」

不知火「罰ゲーム…?」

提督「…ああもう、わかったよ、やってやるよ! 不知火、いいか?」

不知火「な、何をですか…」

提督「公開告白だ」

不知火「こうかいこくはくだ?」

提督「みんなの前でお前に告白しろ、だとさ」

不知火「えっ…………」

天津風「ていうかさ。大体みんなわかってるからそんなに構えなくていいよ、不知火お姉さん」

島風「早く公認にしちゃいなよー」

提督「無理にとは言わないよ。俺も…あんまり気が進まな」

不知火「好きではないからですか」

提督「恥ずかしいからだよ」

不知火「不知火が好きなのが恥ずかしいのですね」

提督「違う。みんなの前で言うのが恥ずかしいだけ」

不知火「恥ずかしい気持ちなのでしょう」

提督「そんなことはない」

不知火「では構いませんね」

提督「ああ、構わない…ん?」

不知火「行きましょう」スクッ スタスタ

提督「え、いいの? おいおい、ほんとにいいの? 不知火? 不知火さーん!?」



一方そのころ

天津飯ちゃんキタ

親潮 グビグビ

親潮「はあ…」

親潮 (無表情で涙を流す)

陽炎「親潮、泣かないで…」(ハンカチでぬぐう)

親潮「泣いていますか、あたし」ポロポロ

陽炎「泣いてる泣いてる。そんなに表情変えずに泣くのは久しぶり」

親潮「あたしに悲しいことなんて何一つありません。きっと、摂取した水分を排出しているだけです」ポロポロ

陽炎「そんなことないでしょ」

親潮「そんなこと、あっても。どうにもならないんです…だから、無いのと一緒です」ツ…

親潮「なんで心なんかあるんだろう…本当にこんなものが必要なんですか」

陽炎「…艦娘が心を失えば、沈んでしまう」

親潮「…それでもよかった。ずっと、沈んでいたままでも…」

>>安価↓(肩に手を置く)「そんなことはないわ」

親潮「…あなたは」


>>安価↓

1 金剛
2 那珂
3 叢雲


今夜はこのあたりで失礼します
明日はGo to JGCです
安価をありがとうございました

少し罪悪感を解消していますので少々おまちください
具体的にはためこんでしまったPBWのFLを書いています

続き楽しみに待ってます

どうもこんにちは お久しぶりです
リハビリは終わりました
ではやってみましょう


このレスを含め、あと5回ほど安価を取ったら、一度完結させてみようと思います
その後は続編を書くとかそういうこともあるかもしれません
ただ不知火が死んだりすると続編はないでしょう



親潮「……金剛さん」

金剛「Yashi。そんな悲しいことを言わないでくだサイ」

親潮「だって、もうどうしようもないんです」

金剛「どうしようもない……」

親潮「そうです」

親潮「人の心は……変わらないんです」ポロポロ

陽炎「親潮……」

金剛「……でも、Yashi。ワタシは、艦娘たちがHeartを持って、生まれ直したのは意味があることだと思ってマス」

親潮「どんな意味ですか。……意味があるのは、不知火姉さんみたいに望むことが許された人だけです」

親潮「あたしみたいなのには、ただ辛いだけです。だから……」

金剛「アナタは、本当に望むことを許されてはいないのデスか?」

親潮「……だって、それは……」

金剛「ワタシたちは、Heartを持っていマス。だから、気持ちを誰かに伝えることができる。そのはずデス」

親潮「だけど、不知火姉さんが……」

金剛「誰が、何をしたかなんて関係はありまセン。Yashi! あなたのHeartを表現することを、誰もStopすることはできないはずデス!」

親潮「……!」

親潮「あたしが……」

親潮「あたしが本当にしたいこと……」

親潮「それは……」


1、司令に想いを伝える

2、不知火を殺す

>>安価↓

(この選択次第で最後の展開を決めるつもりです。安価次第ですけど)

2

(えっ、そっちなの)

安価をありがとうございます
また夜か明日か明後日かいつかに更新します(あいまい)

はいこんにちは
いつかとは今のことです


………………

親潮(司令のことが好きだった)

親潮(あたしにとって、司令は全てだった)

親潮(でも、司令は不知火姉さんに盗られてしまった)

親潮(悲しい、辛い、苦しい)

親潮(なのに、不知火姉さんは司令の気持ちを疑っていた)

親潮(あたしの全てを奪ったくせに、それを疑って……喚いて……あたしの前で)

親潮(許せない)

親潮(あの人が生きていることが許せない)

親潮(完全に壊してやる)

親潮(そうしたらきっと……楽になる)

………………

親潮「ありがとうございます、金剛さん」(すっ)

金剛「……? Yashi、どうしました」

(ふっ)

金剛「っ!」ガタン

陽炎「なっ!」ガクン


エッナニナニ!?
ミンナタオレテル!?
ウゴケナイ!?
ドウナッテルノ!?


陽炎「お、親潮……!?(この、食堂にいた全員を、止めた? 一体どうやって!?)」

親潮「ありがとうございました、陽炎姉さん。そうですね、あたしは悲しかった。だから、この悲しみを終わらせます」

金剛「……Yashi……! いけまセン、それでは……!」

陽炎(このプレッシャー、あの時の……≪吹雪≫と同じくらいの……!)

親潮「だから……さようなら」カツカツカツ



・特殊ルール
ここからは安価のコンマが00~09だった場合、不知火が死にます
(雷なら何とかできるかもしれません。間に合わなかったらどうしようもありませんが)


一方その頃不知火は
>>安価↓


今度こそ本当に時間をあけます

間宮でスイーツ堪能中

>>1さんお久しぶり
来てみたらクソ安価で…

選択式の安価スレでその言い方はどうかと

どうもこんばんは
冷静に考えると、どう考えてもあと3回では終わらない気もするので、
(いや終わらせてもいいんですが、物足りなくなりそうなので)
回数に含まない追加安価をするかもしれません


――間宮――

提督「なんでこんなところに来るんだ」

不知火「公開告白などという恥ずかしいことをされるなら、甘いものをご馳走にならないとやっていられません」ハクハクカリカリコクコク

提督「よく食いながらよどみなく喋れるな……。てか、恥ずかしいのはどう考えても俺のほうじゃないか?」

不知火「不知火を信用しなかった罰でしょう」

提督「それはそう言ったけどさあ。まあいいや。間宮、俺にもフルーツパフェをくれ」

間宮「はーい、ただいま……」

ブーッ ブーッ ブーッ

提督・不知火・間宮『!?』

提督「敵襲の警報だと!? 馬鹿な、1年以上現れなかった深海棲艦が……?」

間宮「そんな、本当に……?」

不知火「…………」

ダダダダ

親潮「大変です! この鎮守府に向かう深海棲艦の艦隊が確認されました!」

提督「なんだと! クソ、すぐに指揮所に向かうぞ、不知火」ダッ

不知火「待ってください」グイ

提督「お、おい!?」

不知火「親潮。ずいぶんと早い到着ですね」

親潮「え? なんのことですか?」

不知火「どこで深海棲艦の出現の報を受け取ったのですか? 不知火にも、この人にすらまだ連絡は来ていない」

親潮「………………」

不知火「……答えなさい、親潮」

親潮「……あはは」

提督の無線 ガガッ タイヘンデスオヤシオガ

親潮「ははは!」

(ふっ)

不知火「っ!?」ガクン

親潮「『夜秋を映す親潮に』」スン

提督「何をッ!」

不知火「……『白雪に映う不知火な』」スン

間宮「『虹橋の掛く蒼間宮』」スン


 最初の激突で、「甘味処 間宮」が丸ごと吹き飛んだ。

安価まで行き着くことすらできませんでしたが、少し限界が来たのでお休みします
続きはまた明日か明後日かいつかとなります

保守

まだかな

風邪を引きました…
少しお待ちください(少しとは2日~1ヶ月のことです)

ういうい
ゆっくり休んで

保守

保守

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom