楓「言葉に出来ない」 (22)
アニメ準拠はほとんどありません
草は生えてませんが気分を害された方がいらっしゃったら申し訳ありません
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【弟子の花道】
友紀「あー!ヤバイヤバイ!もう試合終わっちゃうよー!!」
菜々「随分収録張り切ってましたね…」
友紀「当たり前だよ!本当なら現地で応援したいくらいなんだよ!」
楓「昔のご近所の息子さんが出てるんだって?」
友紀「はい!アタシが実家にいた時は野球教えてあげたりしてて…ボールの握り方だってアタシが教えたんですよ!」
瑞樹「貴方が?」
友紀「はい!それからもー…絶対野球選手になる!って…それでいつか有名になる!って…」
菜々「それでここまで来たんですね…」
早苗「そんな昔の事覚えてないでしょ」
友紀「言う程昔じゃないですよ!!」
瑞樹「○□高校よね?」
友紀「はい!」
瑞樹「実家の頃のねぇ…それじゃあ現地で応援は無理よね」
友紀「だからこうして、テレビからしか応援出来ないんですけど…」
早苗「もう試合終わるんでしょ?」
友紀「でもまだ終わってませんよ!まだ7回表かそれくらいの筈ですから!」
早苗「何たって地方予選から観なきゃいけないのよ。普通甲子園からでしょ」
菜々「いずれは甲子園もって事ですよ。多分」
早苗「ふーん…良いけどこの楽屋後30分で出ないとスタッフが掃除しに来るわよ」
友紀「大丈夫ですって!それくらいにはもう勝ってヒーローインタビューですよ!」
楓「ピッチャーなの?」
友紀「はい!えーと…」ポチ
『ニュースをお伝えします。今朝○県○市○町の交差点で事故があり…』
友紀「あれ?」
菜々「?」
早苗「あれ?…番組間違えてんじゃない?」
友紀「いやー…そんなことはないと思いますけど…」
菜々「日にちを間違えたとか?」
友紀「そんなことないよー!親から連絡来てたし…」
『本日の、地方予選一回戦の結果をお伝えします』
瑞樹「あら?終わったみたいよ」
友紀「あれ?時間間違えちゃったかなあ…」
早苗「…」
『○県立○□高校対○県立○×高校との試合では、0-10で○×高校が5回コールド勝ちを収めました』
友紀「えっ?」
菜々「…」
楓「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
【発情期】
凛「ハナコー、おいでー」
ハナコ「ワンッ!」
加蓮「へー…凛のワンちゃん、凄く人懐っこいんだねー」ナデナデ
ハナコ「ヘッヘッヘ…」
凛「一応、躾はしてるからさ…」
ハナコ「ワンッ!」ペロペロ
加蓮「あは。手舐めてるー!」
凛「こーら、ハナコ。がっついたらダメだよ」
加蓮「でも奈緒ったら面白かったねー。ボソボソ言ってるって思ったらいきなりトイレ貸してなんてー…」
凛「別に恥ずかしがらなくても良いのにね。女同士なんだし」
加蓮「ねー。ハナコも女の子だもんねー?」
ハナコ「ワンッ!」ガシッ
加蓮「あっ!ハナコー。もーダメだよー?しがみついたらー…」
凛「あ、ごめんね…ハナコ!ダメでしょ!」
加蓮「あー…良いって良いって。ハナコー。ちょっとだけだよー?」
ハナコ「ワフッ…」ガシッ
加蓮「え?」
ハナコ「…!」カクカクカクカク
加蓮「…」
凛「…」
ハナコ「…!」カクカクカクカク
加蓮「…」
凛「…」
奈緒「あー、凛ごめんなー?いきなりトイレ貸して…だ…な…」
ハナコ「…」カクカクカク
奈緒「…」
凛「…」
加蓮「…」
【アラーム】
沙理奈「でさー、それはお前だろー!って思ったわけ!」
比奈「エヘヘェ…そうなんですかぁ」
沙理奈「…にしても比奈ちゃん疲れてるわね…」
比奈「…いやあ、徹夜で…」
沙理奈「今日断っても良かったのに。そんな大事な用じゃないし…」
比奈「いやぁ。ぼっちの自分に優しくしてくれる沙理奈サンの好感度を上げたくて…」
沙理奈「自虐やめてよ…」
店員「ご注文お決まりですか?」
比奈「あ、私マルゲリータピザでお願いしまス」
沙理奈「アタシはカルボナーラでー」
店員「かしこまりましたー」
比奈「あ、ドリンk…」
沙理奈「え?」
比奈「えっと…」
店員「?」
比奈「…ドリンクー…」
沙理奈「あ、ドリンクバー二つでー」
店員「かしこまりましたー」
比奈「…ァザッス…」
沙理奈「ん?…いーよー…」
比奈「…」
沙理奈「じゃー…行こっかー」
比奈「…はいッス」
比奈「沙理奈サンはこういうのあんま頼まない感じッスか?」
沙理奈「んー…だってさー、糖分とか考えちゃわない?」
比奈「あー…だから烏龍茶…」
沙理奈「まーねー、アタシは?そんな気にする必要ないけどさー?」
比奈「エヘヘェ…間違いないでスよー」
沙理奈「あ、やっぱコーヒー?」
比奈「目覚まそうかなーと…」
沙理奈「あー、徹夜だもんねー…」
比奈「ええ、まあ慣れちゃえb」
携帯『時間だよー!起きてー!!早く早くー!』ヴイイイイイン
比奈「!!!?」
沙理奈「!?」
『時間だよー!起きてー!!早く早くー!』
比奈「!!!?…!!?…!?!?!?」あたふた
沙理奈「…」
店員「…」
比奈「!?!?…!?!!?」あたふた
『時間だよー!起きてー!!早く早くー!』
沙理奈「…」
店員「…」
比奈「…!!!」ギュウウウウウウ
\ジカンダヨー!オキテー!!ハヤクハヤクー!/
店員「…ン゛ン゛」
沙理奈「…」
【逃げたい】
夕美「へー…陶芸って難しいんだねー…」
肇「ええ。でもやればやる程、段々と分かってくるものですよ」クルクル
夕美「うーん…何とか形にはなってるけどなー…」クルクル
肇「あ、ここ曲がってますね。直しますよ」
夕美「あー、ごめん。ありがとー!」
肇「いえ…ちなみにこの部分は、こうやって…」クルクル
夕美「うん!」
肇「こうしてですね…」クルクル
夕美「うん!」
肇「…ではやってみて下さい」クニャ
夕美「うん?」
肇「やらないと覚えませんからね。身体で覚えた方が忘れにくいんです」クニャクニャ
夕美「あ、ちょっ…元に戻っ…」
肇「ではやってみましょう」
夕美「…あ、うん…」スッ
肇「手を水につけて」
夕美「あ、はいっ」パチャパチャ
肇「はい。どうぞ」
夕美「う、うん…」クルクル
肇「…」
夕美「えっとー…」クルクル
肇「全然違いますね。さっきちゃんと見てました?」
夕美「あ、うん!見てたんだけど…」
肇「初めは誰でもそうですからね。気にしないで良いですよ」
夕美「う、うん!えっと…こうだったっけ…」クルクル
肇「違いますね。手本見せますから今度はちゃんと見てて下さいね」
夕美「あ、はい…」
肇「…こうやってですね…」
夕美「…」
肇「…ちゃんと見てます?」
夕美「は、はいっ!」
肇「集中が大事です。真剣にやらないと良い物は出来ませんよ」
夕美「…ぁぃ…」
【噛む】
早苗「今ね、オリンピック観てて思うんだけど」
瑞樹「何かしら」
早苗「やっぱ強いのは外人よねぇ」
瑞樹「そうねー…。体格が全然違うから…」
早苗「ラグビーの時ね、日本国籍の外人の人が向こうの選手に割とポーンって吹っ飛ばされてるの観ちゃって」
瑞樹「…やっぱ血なのかしらねぇ」
早苗「いや、向こうのが教え方違うからよ。多分」
瑞樹「スパルタなのかしらねぇ…」
早苗「割とかなり激しいって聞くわよ」
瑞樹「…でも日本でも相当じゃないの?」
早苗「ほら、向こうはコーチとか全部お金かけてるから…」
瑞樹「…あー…」
早苗「フェr…フェアじゃないわよね」
瑞樹「え?」
早苗「…」
瑞樹「…」
早苗「…」
瑞樹「…」
早苗「…ごめん…」
瑞樹「…いえ…」
【好み】
夏樹「…♪」
里奈「おー…上手ー!」パチパチ
夏樹「はは…まぁ昔からやってるからさ…」
里奈「夏樹っちも凄いけど、夏樹っちの部屋も凄ーい!」
夏樹「妥協したくなくてさ。やっぱ買うなら一番良いのをってさ」
里奈「あ、これってケータイと繋げられるやつなの?」
夏樹「ああ。それ最新型なんだぜ?」
里奈「へー…ねえねえ!やってみて良い!?」
夏樹「え?」
里奈「夏樹っちにどうしても聴いて欲しい曲があるのー!」
夏樹「へー…オススメなんだ?」
里奈「うん!」
夏樹「そうだなー…いつもアタシが聴かせてばっかだしな。里奈の好きな曲も聴いてみたいな」
里奈「うん!」ポチ
『じーちゃん マウンテン芝をカット ばーちゃん リバーでウォッシュ はっ!』
夏樹「ん?」
里奈「水曜日のカンパネラー!」
『僕おうちに篭もってゲーム PCエンジンbyハドソン』
夏樹「ん…ん?」
里奈「面白いでしょー!?桃太郎って曲なんだってー!」
『毎日遊べる夏休み イージーモードのエブリディ 高橋名人 バンゲリングベイ 天外魔境2』
夏樹「ん…」
『ファミコン一日一時間 でもPCエンジン3時間 メガドライブ・ネオジオ・ゲームボーイアドバンス 勉強・宿題そっちのけ』
里奈「♪」
『じーちゃん ばーちゃん もうかんかん 団子を投げつけ言いました 毎日ごろごろしてるような子は 鬼が島にでも行きなさーい!』
夏樹「…」
里奈「ここからも面白いよー!」
夏樹「ん…」
『…祖父母の怒りを買い 家を追い出された太郎少年…渡されたのは岡山県名物「きびだんご」ただそれだけ
ぬるい人生を歩んできた彼に、鬼は退治できるのか。…太郎少年の運命やいかに!』
夏樹「ん?」
『はい。キ ヴィ ダーンッ (よっ)キヴィキヴィ ダーンッ (はい)』
里奈「♪」
夏樹「…」
里奈「♪」
夏樹「んー…」
『お に たーいじっ おにおに たーいじっ』
里奈「2番も良いよー!面白いでしょー?」
夏樹「ん?んん…うん…」
里奈「えへへー!」
夏樹「…うん…」
【陥落】
美城「…」ツカツカ
P「あ、美、美城専務!おはようございます!」ペコッ
美城「うむ」ツカツカ
P「あ、あの!来月の企画なんですけどー!」
美城「会場の警備員やスタッフの人数が足りない。アイドルのイベントでの人件費は節約するべきではない」ツカツカ
P「は、はいっ!練り直してきます!」
美城「…」ツカツカ
新米P「あ…ど、どうも!お、おはようございます!美城専務!!」
美城「その場合であればどうもという言葉は要らない。気をつけなさい」ツカツカ
新米P「は、はいっ!申し訳ありませんでした!」
美城「…」ツカツカ
武内P「…」
美城「…」ピタッ
武内P「…専務、おはようございます」
美城「うむ」
武内P「9・10月に行われる合同LIVEですが…」
美城「うむ」
武内P「…を…のように…として…」
美城「…うむ…」
P「・・・」
新米P「・・・」
楓「・・・」
【参加したい】
未央『みんな、ごめん!』
凛『ごめん…』
みく『…』
未央『…』
卯月『ふ、二人とも…おかえりなさい!』
凛『卯月…』
みく『…だけど!今回の件でみんなに迷惑をかけたのは事実にゃ!そこはもっと反省しなきゃだめにゃ!』
未央『…うん!』
凛『うん…』
武内P『…』
…。
ちひろ「…」
莉嘉『これ、アタシ達へのファンレター!?』
みりあ『凄い凄ーい!』
武内P『…』
未央『…プロデューサー…』
武内P『…?』
未央『私、アイドル続けてて、良かった…』
武内P『…』
未央『…良かったよぉ…!』
武内P『…』
…。
ちひろ「…」
武内P『…ですが、その先には…』
卯月『…』
武内P『皆がいます』
卯月『…!』
武内P『そして…私も』
卯月『…プロデューサーさん…!』
…。
ちひろ「…」
…。
美城『何?シンデレラガールズプロジェクト専属事務員?…そんなものは無い』
【好み2】
笑美「みくちゃんが魚嫌いやー言うてやないですかー」
笑美「ほんでもシーチキンならええかな、海の鳥やろ?って」
笑美「…いやそれシーチキンは鳥やのうて魚やー!って!」
笑美「アッハッハッハー!これおもろいですやろー!?」
瑞樹「…」
早苗「…」
楓「…」
笑美「…」
3人「…」
笑美「…ン゛、ン゛ン゛!!」
3人「…」
笑美「…どうも。難波笑美と申します」
早苗「…」
瑞樹「…」
楓「…」
笑美「…」
3人「…」
…。
鈴帆「は?殺しとってくれ?どげんしたと?」
これは笑美ちゃんつらい・・・
終わります
車中で桃太郎自慢気に流された時は地獄を味わいました
近畿勢はともかく早苗さんは笑ってくれよ…
>>8
うーん早苗さんの外人呼びにはすごい違和感
>>11
楓さんがなぜ無言なのか僕にはちっともわかりません(白目)
>>20
次書いてくれるなら安心しろ
部長「気の強い専務は武内君に弱いなどという都合のいい法則は存在しない
だが気の強い専務のアナルを責める武内君というロマンは確実に存在するのだ」
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