双葉杏「杏はもう選んだんだよ、忘れたの?」 (134)

ここは魔物が跋扈する世界…

人々はお金を入れる事で作動する「ガチャマシーン」で結界を張って魔物を遠ざけたり、生活に役立てたりしていた

この物語は、ある都の下町から始まる…

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~下町 杏の家~

杏「ふぁ~暇だな~」

杏「ホントは働くなくちゃいけないんだけど、面倒だな~」

杏「ま、腹減ったら誰かの家にたかりに…

バァン!

仁奈「あんずおねーさん大変でごぜーますよ!」

杏「ん?どしたの?」

仁奈「町に1つしかないガチャマシーンが盗まれたでごぜーますよ!」

杏「え?」

仁奈「とにかく来やがってください!」ガシッ

杏「ちょ、ちょっと!」

杏「何か面倒な事になる予感…」

~町の広場~

杏「あらら…見事になくなっちゃってるね」

仁奈「みんな困ってるでごぜーますよ…」

みりあ「これじゃ井戸から水も汲めないし…」

薫「農作物も育てられないよー!」

紗南「このままじゃ飢え死にしちゃうかも…」

杏「ふーん、大変だね」

ToVかな?(すっとぼけ

スレタイ見た瞬間TOV

仁奈「杏おねーさん!早く取り返してきて欲しいでごぜーますよ!」

杏「ええ~何で杏が…」

薫「だって元騎士でしょ?」

紗南「携帯用のガチャマシーンだって持ってるしね」

雪美「ペロの為にも…頑張って」

杏「ああもうわかったよ!行けばいいんでしょ!」

みりあ「そうこなくっちゃ!」

杏「で?その泥棒さんはどこ行ったのかな?」

紗南「ローブ被った怪しい奴が貴族街の方行くの見たよ!」

杏「貴族街かぁ…あんま行きたくないけど、行ってくるか」

杏「その代わり、お礼は弾んでよ!」タタタ…

住人達「いってらっしゃーい!」

~貴族街~

杏「相変わらず優雅な街並みだね~」

杏「杏もこういう所で暮らせればな…」

杏「っと、まずは犯人を探さないと…」

杏「ねぇ、そこのキミ」

桃華「ん?何ですの?」

杏「この辺でローブ被った人見なかった?」

桃華「ああ、そういえば見ましたわね」

杏「ホント!?どこ行ったの?」

桃華「あっちにある橘さんのお宅に入っていきましたわ」

杏「そっか、ありがとね~」タタタ…

桃華「あの身なり、まさか下町の…どうしてここに?」

アッキー「ラピード枠は俺か」

~橘の屋敷~

杏「ここか…」

杏「すみませーん」コンコン

シーン…

杏「あれ?誰もいないのかな?」

ガチャ

杏「って鍵開いてんじゃん、お邪魔しまーす」

杏「…一応いつでも剣は抜けるようにしておかないとね」

~屋敷の中~

杏「って誰もいないじゃん…」

杏「というかそもそも人が生活してた痕跡すらないし…」

杏「マシンも見当たらないし…こりゃハズレかな」

杏「仕方ない、出るか」

~屋敷の前~

騎士茜「あなた、ここで何をしているのですか?」

杏「ん?」

騎士珠美「この辺りで不審者がうろついていると通報があったのですよ…」

杏「いや、杏は違…」

騎士「問答無用!一緒に来てもらおうか!」

杏「ああもう、融通きかないなぁ!」

珠美「でやあああああ!!!」

茜「うおおおおお!!!」

杏「おっと」ヒョイ

杏「そのまま…蒼波刃!」ブン

ビュオオオ!!!

茜・珠美「うわあああ!!!」バタッ

杏「ったく、訓練が足りないよ」

??「にょわ~強いかと思ったら杏ちゃんだにぃ☆」

茜・珠美「た、隊長…」

杏「き、きらり…」

きらり「杏ちゃん、久しぶり」

杏「隊長か…随分偉くなったもんだね」

きらり「杏ちゃん、人のお家に勝手に入ったらめっ!だよ」

杏「あっそう…じゃあどうするの?」

きらり「しばらく暗いお部屋で反省してもらうにぃ☆」

杏「いやだっていったら?」シャキン

きらり「にょわ~」シャキン

杏「・・・・・」

きらり「・・・・・」

杏「・・・や~めた、きらりと戦っても何の得もないし」

きらり「じゃあ来てくれるんだね?」

杏「ま、たまには牢獄でのんびりするのもいいか」

きらり「おっけおっけ☆こっちだにぃ」

杏「へいへい」

居るんだよ…世の中には死ぬまでPを搾取するちひろが…!

~牢獄~

ガチャリ

きらり「それじゃ、しばらくここで反省しててね☆」

杏「へーい」

きらり「きらりはこれから遠征にいかなくちゃだけど、それまで大人しくしててね?」

バタン

杏「さて、どうするか…」

??「ククク…そなたも魂の牢獄に囚われし者か…」

杏「隣の牢から…誰?」

??「我が名は神崎蘭子…闇の支配者也…」

杏(何か変な子だなぁ…)

蘭子「そなたは一体何をやらかしたのだ?」

杏「そんな大した事じゃないよ、そっちは?」

蘭子「我の偉大なる野望のためにな…」

杏(何言ってんだコイツ…)

ガチャ

杏「あ、誰か来た」

モバP「・・・・・」

杏(あれは…モバP騎士団長…)

モバP「出ろ」ガチャ

蘭子「うむ」

タタタ…

杏「ちょっと杏はー?」

ポトッ

杏「あ、鍵落とした」

ガチャ

杏「よーし出られた…」

杏「武器をちゃんと持ってと…」スッ

杏「さーて、犯人探しの続きといきますか」

杏「まずは城から出ないと…」

杏「えーい…出口はどこだ…」タタタ…

ゴン!

??「キャッ!」

杏「いだっ!」

??「ご、ごめんなさい…」

杏「一体誰だよ…」

??「どうしてもきらりちゃんに伝えたいことがあって…」

杏「きらりに?でもきらりは遠征するって…」

??「そ、そんな…あの子は命狙われてるかもしれないのに…」

杏「何だかただ事じゃないみたいだね、君は?」

??「み、三村かな子です…」

杏「マジか…お姫様じゃん…」

かな子「あの、お願いがあるんですけど…」

杏「何?」

かな子「私を外へ連れ出してもらえませんか?」

杏「は?」

かな子「どうしても彼女に伝えたいことがあるんです!」

杏「ええ~どうしようかな~」

杏(待てよ…お姫様に恩を売っておけば謝礼なんかもガッポガッポでは…)

杏「よし、やろう!」

かな子「本当ですか!ありがとうございます!」

杏「ああ敬語はいいよお姫様」

かな子「じゃあ私の事も名前で…」

杏「オッケー、じゃあ行こうかかな子ちゃん」

ToVかな?と思ったらガッツリそうだった

誘拐やん!

実際誘拐だったしヘーキヘーキ

ガシャーン!

杏「な、何だ!?」

かな子「ま、窓から誰か…」

輝子「ヒャッハー!!!」

杏「何だコイツ…」

まいたけ政権つながりでアレクセイが輝子だと思っていたら違ったでござる

輝子「お前が諸星きらりかアアアアアア!!!」

杏「いや違うけど…」

輝子「悪いがここで死んでもらうゼエエエエエ!!!」ダッ

ガキィン!

杏「聞けよ!」

輝子「ヒャハハハハハハ!!!」ブンブン

杏「くっ…なんて連撃…」

輝子「トドメだあああ!!!」

かな子「フォトン!」カッ

ドカン!

輝子「ぐわあああああ!!!」ドサッ

かな子「や、やった!」

杏「す、凄いな…」

輝子「この…」フラッ

かな子「今だよ杏ちゃん!」

杏「おお!くらえ!三散華!!!」

ドカッ!ドカッ!ドカッ!

輝子「ぐわっ!」バタッ

杏「や、やったか…」

ムクッ

輝子「ヒャーーーーーッハアアアアア!!!」

かな子「ひっ!」

輝子「上がってキタ上がってキタ!楽しいゼエエエエエエ!!!」

輝子「お前との決着はここで着けるのは惜しいな…」

輝子「また会おうぜ!」バッ

タタタ…

杏「行っちゃった…」

かな子「と、とにかく外出ようよ!」

杏「そ、そうだね…」

杏「何故だろう、アイツとは今後何度も会う気がする…」

かな子「早く行くよ!:

杏「う、うん…」

~城の外~

杏「やっと外出た~」

かな子「早くきらりちゃんを追いかけないと…」

杏「下町のマシン盗んだ奴ももういないだろうからな…どうしよ」

仁奈「あんずおねーさーん!」

杏「お、仁奈どしたの?」

仁奈「さっき騎士団の人達が外へ出てったでごぜーますよ!」

かな子「きらりちゃんだ!」

杏「もう出てったのか…」

仁奈「それで犯人は捕まったでごぜーますか?」

杏「まだだよ、多分もうこの街にはいないよ」

仁奈「じゃあ…」

杏「出るしかないね…街の外に」

かな子「一緒に行ってくれるの?」

杏「まぁついでだよ」

かな子「ありがとう!」

杏「でもそのいかにもお姫様な恰好は目立つなぁ…」

かな子「それもそうだね」

仁奈「おひめさまでごぜーますか!ならになたちがふくをよういしてあげやがりますよ!」

~数分後~

かな子(セクシータイフーン)「こ、これは///」

杏「似合うじゃん」

かな子「は、恥ずかしいよ///」

杏「でもお姫様とは思われないからいいじゃん」

かな子「そ、そうかな…」

仁奈「それじゃ2人共、いってらっしゃいでごぜーます!」

みりあ「頑張れ~」

薫「待ってるからね~」

紗南「なるべく早くね~」

小春「そうだ!ヒョウ君も連れて行ってください!」

ヒョウ君「ガウ!」

杏「ありがとね、それじゃ…」

かな子「行ってきまーす!」

雪美「あ、ペロも…」

杏「いやそれはいい」

~アウトフィールド~

かな子「ここが街の外…」

杏「やっぱ初めてか…」

かな子「で、これからどこへ?」

杏「とりあえず森抜けて隣の村かな」

かな子「うん、わかった」

ヒョウ君「ガウ!」

~道中 モンスター戦~

杏「でりゃ!」ズバン!

モンスター「ギャアアアアア!!!」ドサッ

杏「はい終わり」

かな子「強いね杏ちゃん」

杏「ま、これでも元騎士だからね」

かな子「じゃあきらりちゃんとは…」

杏「昔馴染だよ」

かな子「どうしてやめちゃったの?」

杏「な~んか国のために戦うってのに馴染めなくてさ」

かな子「そうなんだ…」

杏「ま、おかげで今はニートさ」

杏「しかしかな子ちゃんも凄いよ、魔法だけじゃなくて剣術も使えるなんて」

かな子「ほ、ほんの嗜み程度だよ…」

杏「それでもすごいって、後…」

ヒョウ君「ウガアアアアアア!!!」ガブッ

モンスター「ギャアアアアア!!!」

かな子「ヒョウ君強いね…」

杏「もうイグアナというよりドラゴンだね」

ヒョウ君「ウガ…」ボロッ

かな子「あ、ヒョウ君血が…ファーストエイド!」パアア…

ヒョウ君「ガオー♪」

かな子「治ってよかったね!」

杏「まさか治癒術も使えるとは…」

~森の入り口~

かな子「ここ通るの…ちょっと暗くて恐いかも…」

杏「でもここ通らないと村に行けないしな~」

かな子「そうだよね…行くしかないか…」

杏「そういう事、それじゃ行こっか」

ヒョウ君「ガウ!」

~森の中~

かな子「うう、やっぱり暗いなぁ…」

杏「モンスターも強くなってるみたいだからね、用心していこう」

??「うう…」

かな子「あ、あっちに誰かいる」

智絵里「恐くて一歩も動けないよ…」ブルブル

かな子「何してるの?」

智絵里「ひゃっ!」ビクッ

杏「大丈夫だよ、杏達もここ通る途中なんだ」

智絵里「そ、そうなんですか?」

ヒョウ君「ガウ!」

智絵里「ひいっ!」

かな子「この子は噛まないから大丈夫だよ~」

智絵里「そ、そうですか?」

杏「それで、こんな所で何してるの?」

智絵里「じ、実はギルドをクビ…いえここにいる大きな魔物を倒して生活費を稼ごうかと…」

かな子「大きな魔物?」

杏「それってあれの事?」

智絵里「え?」

巨大な狼(以下大狼)「グルル…」

智絵里「」

大狼「ガアアアアアアア!!!」

智絵里「ひゃああああああ!!!」ガクッ

杏「おおっとこりゃ大物だ!行くよ!」

かな子「うん!」

ヒョウ君「ガウ!」

杏「君も戦えるんでしょ?手伝ってよ」

智絵里「は、はい…」

杏「虎牙破斬!」ズバン!

かな子「フレイムフォロウ!」ゴオッ

ヒョウ君「ガウッ!」ガブリ

大狼「ガアアアアアアア!!!」

智絵里「あ、ああ…」

杏「さぁ!早くトドメを!」

智絵里「わ、私が?」

かな子「頑張って!」

智絵里「は、はい!」

智絵里「ハアアアアアアア…」

智絵里「なん、でや、ねーん!!!」

バキィッ!!!

大狼「ギャアアアアア!!!」ドサッ

かな子「ハリセン一発…」

杏「スゲェ…」

杏「やるじゃん」

智絵里「そ、そうですか…」

かな子「あ、出口だ」

杏「じゃあ出よっか」

智絵里「あ、あの!」

杏「ん?」

智絵里「わ、私も一緒に行っていいですか?」

杏「どうする?」

かな子「大勢の方が楽しいからいいよ!」

杏「だってさ」

智絵里「それじゃ…よろしくお願いします!」

~村までの道~

智絵里「お、お姫様!?」

かな子「そうだよ~」

智絵里「す、すみませんこんな馴れ馴れしく…

かな子「別にいいよ~」

杏「そゆこと、お、村が見えてきたね」

~花の咲く村~

かな子「わぁ…ステキな村だね」

杏「さ~て、手分けしてガチャ泥棒と騎士団の行方についての情報集めよっか」

智絵里「はい!」

杏「それじゃ、1時間後に集合ね」

~1時間後~

杏「お待たせ~」

智絵里「あ、私も今来た所です」

ヒョウ君「ガウ!」

杏「さて、何かわかった?」

智絵里「は、はい…」

智絵里「騎士団の皆さんはギルドの町に向かったそうです」

杏「ギルドの町?何しに?」

智絵里「最近悪徳ギルドが増えてきて色んな所で問題を起こしてるとかで…」

杏「もしかしたらガチャ盗んだ犯人も…」

智絵里「それで、そちらは何かわかりました?」

杏「どうやらこの近くに橘っていうガチャを研究してる学者がいるらしいよ」

智絵里「橘…」

杏「もしかしたらそいつが…」

智絵里「じゃあ次行くのは…」

杏「そいつの研究所だね、早速出発したいけど…」

智絵里「あれ?そういえばかな子ちゃんは?」

かな子「すみません、そっちのチョコバナナっていうのもください」

出店のおっちゃん「あいよ」

かな子「どれどれ…」パクッ

かな子「美味しい~♪」

杏「・・・・・」

智絵里「・・・・・」

杏「なーにやってんの」

かな子「あ、2人共、この出店にある食べ物が美味しくて…」

智絵里「そんなに食べて大丈夫?」

かな子「美味しいから大丈夫だよ~」

杏「あっそ、次の目的地決まったから行くよ」

かな子「は~い」

~タチバナ研究所~

杏「ここか…」

かな子「ごめんくださーい!」

シーン…

智絵里「留守…でしょうか」

ガチャ

杏「お、鍵開いてんじゃん、入ろ」

かな子「ちょ、ちょっと杏ちゃん!」

智絵里「いいのかな…」

~研究所内~

杏「おお!沢山のガチャマシーンがあるね!」

かな子「凄い…」

智絵里「私も持ってますけど…何でお金を入れるとパワーを発揮するんでしょう?」

杏「さぁ?ここでそれを調べてるんじゃない?」

杏「えーと…下町から盗んだ奴はないね」

かな子「ここの人は犯人じゃないんじゃない?」

杏「うーん…とにかくもっとよく探…

ガチャ

??「あなた達は…誰ですか?」

智絵里「ひゃっ!」ビクッ

杏「君がここの主のタチバナさんかな?」

ありす「はぁ、橘は私ですが…」

かな子「あ、どうも…」

智絵里「お邪魔してます…」

ありす「これはご丁寧に…というか人の家に勝手に入って何をしてるんですか?」

杏「単刀直入に聞くよ、下町からガチャ盗まなかった?」

ありす「は?いくら私がガチャの研究者だからってそんな事するわけないじゃないですか」

杏「でもタチバナって人が盗んだって…」

ありす「きっと私の名を語った悪徳ギルドの仕業じゃないですか?」

杏「そーかなぁ…」

ありす「さて、私はそろそろ出かけますので」

杏「どこか行くの?」

ありす「近くの遺跡の調査ですよ」

杏「ふーん…杏達もついてっていい?」

ありす「え?」

杏「本当に君がやってないのかどうか見極めたいからね」

ありす「…勝手にしてください」

杏「だってさ、行くよ」

智絵里「は、はい!」

かな子「待ってよ~」

ヒョウ君「ガウ!」

ありす「何故イグアナが…」

ToVよく知らないけどあの金髪の奴がきらりなのはわかる

ToVは結構面白いからやってみるといいゾ

ToVはマイクロソフトだまくらかしてゲットした金で制作したからクオリティ高いよ
マネーはパワーだってはっきりわかんだね

~道中の戦闘~

ありす「ファイヤーボール!」バシュ

モンスター「ギャッ!」ドサッ

杏「ふーん、魔法使いなのね…」

ありす「・・・・・」カタカタ

かな子「あのタブレットが武器…なのかな?」

ありす「ロックブレイク!」ズガガ

モンスター「ギャアアアアア!!!」ドサッ

ありす「ふぅ…終わりましたよ」

智絵里「凄い…」

~遺跡~

杏「大きな遺跡だね~」

かな子「古代のロマンを感じます~」

智絵里「これって何年くらい前の遺跡なんですか?」

ありす「1000年とも2000年とも言われてますね、実際ははわかりませんが」

杏「へぇ…」

ありす「お、そんな事言ってる間に古代のガチャマシーン発見です!」

ありす「こんなに完全な形で残ってるなんて…」キラキラ

杏「コイツ…ただのマニアか!」

智絵里「そういえば…何でお金を入れると力が発揮されるの?」

ありす「コインは人の欲望の結晶ですからね、それをエネルギーに変換してるって説が有力ですよ」

智絵里「そうなんだ…」

かな子「・・・・・」

ありす「さて、もっと奥に行ってちょうさを…」

ズシン…ズシン…

ありす「!?」ビクッ

智絵里「この足音…」

杏「何か大きなのが…来る!」

ズシーン!!!

畏怖されし巨体「ガアアアアアアアアアアア!!!」

智絵里「きゃあああああ!!!」

杏「で、デケェ…こんなモンスター見た事ないよ…」

ありす「私も初めて見ました…新種でしょうか…」

畏怖されし巨体「ウガアアアアアア!!!」ダッ

かな子「こ、こっちに来るよ!」

杏「仕方ない…迎え討つよ!」

智絵里「は、はいい…」

杏「蒼波刃!」

かな子「スターストローク!」

ヒョウ君「ガウ!」(魔人剣!)

ありす「ファイヤーボール!」

智絵里「し、神羅万象バッグ!」

ドカアアアアアアン!!!

畏怖されし巨体「グルル…」

杏「き、効いてねぇ…」

畏怖されし巨体「ガアアアアアアア!!!」ブン

バキィン!

全員「うわあああ!!!」

杏「な、何て破壊力だ!」

ありす「あんなのまともに喰らったら大怪我じゃ済みませんよ!」

智絵里「あ、ああ…」ガクガク

杏「こうなったら…」ダッ

かな子「杏ちゃん!」

杏「貫け、鮮烈なる刃!」ズバッ

畏怖されし巨体「ガッ…」

杏「不変の闇を鋭く切り裂き、仇名す者を微塵に砕く!」ズバババババ!!!

畏怖されし巨体「ガアアアアアアア!!!」ガクッ

杏「トドメだ!漸毅狼影…」

??「そこまでよ!」

杏「え?」

不変じゃなくて無辺やね

楓「これ以上この子を虐めるのは許さないわよ?」

杏「だ、誰?」

畏怖されし巨体「グウウ…」スッ

かな子「あ!行っちゃう…」

ありす「た、助かった…」

智絵里「はああ…」ガクッ

楓「私は楓、通りすがりのトレジャーハンターよ」

杏「通りすがり…ねぇ」

楓「そのとーり…フフフ」

かな子「は、はぁ…」

楓「じゃあ、そこのガチャを頂きましょうか」

ありす「!」

ありす「こ、この子を持って行く何て許しませんよ!」

楓「別にそれはあなたのじゃないでしょう?」

ありす「そ、そうですけど…」

楓「うーん…それじゃこうしましょう」

ありす「え?」

楓「くれるまであなた達の旅に付き合うわ」

ありす「そうですか…って、ええーっ!?」

楓「皆さんもそれでいいわよね?」

杏「杏はオッケー」

かな子「うーん…悪い人じゃなさそうだし…」

智絵里「そ、それにカッコイイですし…」

ヒョウ君「ガウ!」

楓「決まりね」

ありす「はぁ…大丈夫ですかね…」

ありす「というか私もこの先の旅に付き合うの確定ですか…」

杏「それじゃ次はギルドの町だね」

かな子「やっとかな子ちゃんに会えるのかな…」

智絵里「ハァ…久しぶりに帰るなぁ…」

楓「ウフフ…楽しみね」

ありす「とりあえずもう疑われてないようなので、帰りたいです…」

ヒョウ君「ガウ!」

~道中の戦闘~

楓「ハッ!弧月閃!」ザシュッ

モンスター「ギャッ!」ドサッ

かな子「おお~」

智絵里「か、カッコイイ槍捌き…」

楓「フフフ、ありがと」

杏「でもそんなに揺れないんだね」

ありす「どこ見てるんですか…」

~ギルドの町~

杏「やーっと着いたー!」

かな子「賑やかだね~」

智絵里「やっぱりここが落ち着く」

楓「それで、これからどうするのかしら?」

ありす「そもそもあなた達は何で旅をしてるんですか?」

~説明後~

ありす「ま、まさかお姫様だったとは…」

かな子「あはは…」

楓「それで、知り合いの騎士さんに会いに来たのね」

杏「でもどこにいるやら…」

智絵里「あ、あの!」

杏「ん?」

智絵里「こういうのはドンに聞くのが手っ取り早いと思います!」

杏「ドン?」

智絵里「はい、この町には大小合わせて100以上のギルドがあるんですが…」

智絵里「それを全て統括してる人がドンなんです」

かな子「それは凄いね…」

ありす「でもそんな簡単に会えるんですか?」

智絵里「おおらかな人だと聞いてるので多分大丈夫だと思います」

~ドンの屋敷~

菜々「お待たせしました!わた…ナナが通称ドン・ウサミンです!」ババーン!

全員「・・・・・」

菜々「ちょ…そこで黙らないでくださいよ!」

杏「この人で間違いない?」

智絵里「た、多分…」

菜々「コホン、まぁいいです、ナナに聞きたいことがあるそうですね?」

杏「最近ガチャ不法に集めてるギルドない?」

かな子「ここに騎士団の人が来てるはずなんですけど…」

菜々「ふむ…多分それ麗奈ちゃんのギルドですね」

杏「そうなの?」

菜々「最近そこのギルドが色々悪さしてて手に余ってるんですよね~」

菜々「その事で騎士団も動いてるとか…」

かな子「きらりちゃん…」

杏「そっか、じゃあそいつら潰せばいいんだね?」

ありす「簡単に言いますね…まぁ私も名前使われてますし引き下がるわけには…」

楓「また一暴れできそうね♪」

智絵里「が、頑張ります…」

菜々「そういう事でしたら、お任せしますよ」

菜々「ついでにウチからも援軍を出してあげましょう、入ってきてー!」

ガチャ

蘭子「ククク…呼んだか同士よ…」

杏「あ、君は…」

菜々「この子は蘭子ちゃん、ウチのナンバー2ですよ」

杏「何でそんな人が牢屋に…」

菜々「牢屋?」

蘭子「そ、それよりそなた達!我の足手まといにならぬようにするのだぞ!」

智絵里「は、はい!」

楓「よろしく頼むわね」

蘭子(ホッ…)

杏「じゃあそいつらのアジトに行こうか」

菜々「よろしくお願いしますね」

~道中の戦闘~

蘭子「黒の追跡!」バシュ

ザクッ!

モンスター「ギャッ!」

杏「いい弓裁きだね~それに」

蘭子「怒れ!吼えろ!螺旋の将軍…ハヴォックゲイル!」

ビュオオオオオオ!!!

モンスター共「ギャアアアアア!!!」

かな子「魔法も使えるんだね…」

ありす「でもあの詠唱は何とかならないんですか…」

~麗奈のアジト~

杏「ここか…」

かな子「凄く高い塔だね…」

蘭子「主は恐らく最上階…行くぞ」

杏「うん、やっと追い詰めたよ…」

かな子「待っててね、きらりちゃん」

~アジト内~

杏「一気に最上階まで行くよ!」

全員「おー!」

??「おーい!助けてくれー!」

杏「ん?誰の声だ?」

美玲「ウチを降ろしてくれー!」

杏「あらら…」

かな子「天井から布団にくるまれて吊り下がってるね…」

智絵里「可愛い…」

美玲「そんな事言ってないで降ろしてくれッ!」

ありす「は、はい!」

~数分後~

美玲「ふぃ~助かった…」

杏「何で吊るされてたの?」

美玲「それはまぁお宝を…いや一身上の都合だッ!」

杏「あっそ…」

美玲「それより、ここのギルマスをぶちのめしに行くんだろ?ウチも連れてけ!」

杏「まぁいいけど…」

美玲「よし、それじゃいくぞッ!」

かな子「大分賑やかになったね~」

~戦闘中~

美玲「ヴァリアブルトリガー!」バキュン!

ギルド兵「ぐわっ!」

蘭子「ほう、鉛玉使いか…」

美玲「ランダム…フォール!」ポイ

ヒュウウウウウ…ゴチン!

ギルド兵「」ドサッ

杏「金ダライが落ちてきた…」

かな子「面白い技だね~」

~塔の中腹~

杏「待って」

かな子「どうしたの?」

杏「…誰か来る」

智絵里「え?」

杏「・・・・・」(殺意は感じられない…けど)

杏「蒼波刃!」

??「魔人剣!」

ガキィン!

智絵里「え?何々!?」

杏「円閃牙!」グルグル

??「虎牙破斬!」ブン

杏「爪龍…」

??「連牙斬!!!」

ズババババ…

杏「…やるじゃん、きらり」

きらり「杏ちゃんもあいかわらず強いにぃ☆」

かな子「きらりちゃん!」

ありす「じゃあこの人が騎士団の…」

きらり「あれれ~?何でかな子ちゃんがこんな所にいるのかなぁ?」

杏「そ、それは…」

きらり「まぁ今は目的が同じみたいだし、先を急ぐにぃ」

杏「お、おお!」

きらり「でも後でちゃーんと説明してね、杏ちゃん?」ニコ

杏「は、はい…」

~最上階~

麗奈「アーッハッハッハッハッハ…ゲホゲホッ、よくここまで来たわね!褒めてあげるわ!」

杏「下町から盗んだガチャ持ってる?」

麗奈「ああこれの事?アンタ達にはもったいないくらいいい物だわ!」

杏「返してくんない?」

麗奈「嫌よ!どうしてもっていうんなら…」

杏「わかりやすいじゃん、いいよ」

かな子「悪い人は許しませんよ!」

ヒョウ君「ガウ!」

智絵里「わ、私も頑張ります…」

ありす「人の名前を勝手に使うなんて…覚悟してください!」

蘭子「闇に飲まれよ!」

美玲「よくも簀巻きにして吊るしてくれたなッ!」

楓「この人数差、勝ち目は無いと思うけど?」

きらり「大人しくお縄につくにぃ!」

麗奈「フフフ…」

杏「何がおかしいの?」

麗奈「罠にハマったのはアンタ達よ!」パチン

ギイイ…

きらり「隠し扉?」

麗奈「行きなさい下僕共!」

下僕共「レイナサマアアアアアアアア!!!」ダダダ…

智絵里「あ、あんなに隠れてたなんて…」

麗奈「アーッハッハッハッハッハ…ゲホ、これで形勢逆転ね!」

杏「はーん、そうくるのね、でも…」

杏「いくら数集めたって、杏達に勝てるかな?」

麗奈「な、何よ…余裕ね…」

杏「杏ときらりでボスやるから、ザコお願いね」

全員「はーい!」

杏「それじゃ行くよ!」

きらり「おっけおっけ☆」

麗奈「フン!やってしまいなさい!」

下僕共「うおおおおお!!!」

ヒョウ君「ガオオオオオン!」

下僕「ハッ、たかがイグアナに何ができるよ?」

ヒョウ君「ガウ!」(舐めんなよ!)バッ

下僕「なっ…速…」

ヒョウ君「ガアアアアアアア!!!」(斬!!!)

ズバアアアアアアン!!!

下僕共「ギャアアアアア!!!」ドサッ

ヒョウ君「ガオーン!」(やったぜ!)

楓「じゃあ私も…」スッ

楓「我に仇なす者を…冥府へ送りし、朧月の棺!」

楓「覇王…籠月槍!!!」ブン

ドカアアアアアアン!!!

下僕共「ぐわあああああ!!!」

楓「わざわざ技を見せてあげたのよ?感謝しなさい?フフフ…」

蘭子「下郎共が…」バッ

蘭子「我が生命を懸ける…響け、鼓動!」

蘭子「ブラスト…ハアアアアアアト!!!」

ドガアアアアアアアン!!!」

下僕共「ぎゃあああああ!!!」

蘭子「フフ…生命の灯が…」(死ぬかと思った…)

智絵里「わ、私も…全身全霊で…叩きます!」ポイポイ

智絵里「1!2!3!」ドカッ

智絵里「豪覇連刃…インパクト!!!」

グシャッ

下僕共「ぐわあああああ!!!」

智絵里「や、やった…」

ありす「ふぅ…仕方ないですね…」カタカタ

ありす「天光満つる処に我はあり…」

ありす「黄泉の門開く処に汝あり…」

ありす「出でよ、神の雷!」

ありす「これで終わりです!インディグネイション!!!」

バリバリ…ドゴオオオオオオオン!!!

下僕「もんぎゃあああああああ!!!」

ありす「当然の結果ですね」

美玲「さーて、ウチもやるかなッ!!!」

美玲「来い!運命の友!サモンフレンズ!」バッ

ドスン!

美玲「誰が来るかな~?」

シュウウウウ…

拓海「ぶるあああああああ!!!」

美玲「や、ヤバそう…」

拓海「お前ら…」ギロ

下僕共「ひっ…」ビクッ

拓海「アイテムなぞ!使ってんじゃ!ねええええええ!!!」

ドガグシャアアアアアアン!!!

下僕共「使ってませええええええん!!!」

美玲「け、結果オーライだなッ!」

かな子「行くよ!邪と交わりし、悪しき魂に清き聖断を!」フワフワ…

かな子「セイクリッドブレイム!!!」

ピカアアアアアア!!!

下僕共「うわああああああああ!!!」

かな子「やった!そうだ、杏ちゃん達は?」

きらり「これで終わりにするにぃ!はあああああああ!!!」

きらり「光竜…滅牙槍!!!」

ギュオオオオオオ!!!

麗奈「グウウ…まだまだ!」

きらり「ありゃりゃ…」

杏「意外とタフだねぇ」

きらり「じゃあ杏ちゃん、アレで決めるにぃ☆」

杏「アレかぁ…面倒だけど…」

きらり「ほらほら、準備して!」

杏「仕方ない…やるか!」

麗奈「ブツブツ言ってないで来なさい!」

杏「行くよ、きらり」

きらり「うん!」

あんきら「はあああああああ!!!」ピョン

麗奈「えちょ待っ…」

あんきら「貫け!武神、双天波!!!」

ズバババババ!!!

麗奈「ぎゃあああああ!!!」ドサッ

きらり「流石杏ちゃんだにぃ☆」

杏「きらりもね」

麗奈「」ピクピク

杏「それじゃ、ガチャは返してもらうよ」

かな子「よかったね杏ちゃん!」

ヒョウ君「ガウ!」

智絵里「わ、私も少し自身出てきた…かな」

ありす「やっと濡れ衣が晴れましたね」

楓「面白かったわよ」

蘭子「闇に飲まれよ!」(お疲れ様です!)

美玲「さて、他のお宝も頂戴するか…」

きらり「さて、杏ちゃん、説明してもらうにぃ」

杏「あ…」

きらり「何でここにお姫様のかな子ちゃんがいるのかとか、色々ね?」

杏「え、えっと…」

かな子「杏ちゃん…」

バサバサ…

杏「ん?」

怪鳥「ピイイイイイイ!!!」

智絵里「な、何ですかあの大きな鳥!?」

ありす「この雰囲気…あの遺跡で会った奴に似てますね…」

楓「・・・・・」

怪鳥「・・・・・」ジロリ

かな子「わ、私を見た?」

怪鳥「・・・・・」クイッ

バサバサ…

美玲「あ、飛んでっちゃった!」

蘭子「な、何という威圧感…」

かな子「ね、ねぇ杏ちゃん…」

杏「ん?」

かな子「私の旅…まだ終わらないみたい」

杏「・・・・・」

杏「きらり、このガチャ下町に届けてきて」ポイ

きらり「え?」

杏「じゃあ行こっか」

かな子「え、いいの?」

杏「なーんか来た道戻るの面倒だし~」

かな子「でも…」

杏「いいからいいから」

杏「杏はもう選んだんだからさ、ついていくよ」

かな子「杏ちゃん…これからもよろしくね!」

杏「それじゃ行こっか」

智絵里「ま、待って…私も」

ヒョウ君「ガウ!」

ありす「あの生物…研究のしがいがありますね」

楓「ウフフ…ますます楽しくなりそうね」

蘭子「我も使命…いや戯れに付き合ってもよいぞ?」(ここは命令通りに…)

美玲「まだまだお宝狙えそうだしなッ!」

~これを見ていた人達~

法子「智絵里ちゃん、あんなに立派になって…」

有香「一皮剥けたって感じですね!」押忍!

まゆ「まゆのこころにもフェイタルストライクですよぉ」

アーニャ「私もそろそろ動くとき…ヴレーミャですね」

小梅「瞬間…響き合い」

乃々「こ、心交わらないんですけど…」

輝子「双葉杏ウウ…また会おうゼエエ…」

モバP「そろそろ我が計画を実行に移す時だな…」

ちひろ「ガチャが支配する世界…変えないと」

この先、洋右もつかないような大冒険になる事を、彼女はまだ、知らない

かな子「ちなみに本音は?」

杏「帰って寝たい」

きらり「も~杏ちゃんってば~」

~おわり~

これで終わりです

TOVはキャラもストーリーも大好きです

スペックの高いニートっていいですよね

でも杏はTOEのリッドの方が近いかも…

つまんね

最後まで完結できないSSに価値はない

え?ここまでか
てっきり最後までいくと思ってたのに

まさかの打ち切りエンド

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