ミリオンライブで開催中のイベント、「アイドルヒーローズリベンジ」が元ネタです
悪堕ちSSです。NTRはありません
広義の人外化はあるかもしれませんがいわゆる人外ではないので苦手な方はご安心を
百合子「追いつめたわデストルドー!デストルおとなしく刀を渡しなさい!」
デストルドーを追いかけてついに親玉を追いつめました!世界の平和までもう少しです!
琴葉「ふふっ……追いつめられたのはどちらかしら」
百合子「えっ、デストル刀が!」
すると親玉の妖しい瞳の輝きと呼応するようにデストル刀の形が変化していったのです……
琴葉「デストル刀のポテンシャルを見誤ったようね、でも使うまでもないかしら」
百合子「なっ!でも有利なのは変わらないわ!はあああああああああっキネティックパワー!かいh――」
琴葉「無駄よ、《デストル・グラビティ≫」
百合子「かはっ……このおも……さはっ……!?」
私の体はビルの壁面に押し付けられ、全く動けなくなりました。
琴葉「ふふふっ……本当にデストレイピアを使う前にくたばりそうじゃない」
あぁ……意識が……とおのいt……
百合子「……」
琴葉「あら?もう終わり?口ほどにもないわね、連れて行きなさい!……正義の味方がどう変貌するか、見ものね」
百合子「……はっ!?ここは?」
??「起きたのね?、ここはデストルドーの研究所よ」
百合子「……!?風花さん!助けに来てくれたんですね!」
風花「あははははははは!……まだそんな寝言を言ってられるのね。かわいい顔に似合ったおめでたい頭をしてるわ」
百合子「風花さん……どうしたんですか……ってその格好は……?!」
おかしい。普段の風花さんならありえないほどキワドイ格好だし、なにより言動がまるで別人……
風花「今の私は死を運ぶナース……デストロイナースよ!私は琴葉様にデストルドーの素晴らしさを教えていただいたの……正義の味方なんて馬鹿らしいわ、これからはデストルドーが世界を支配する」
風花「デストルドーの下に世界の美しい秩序が作られる……なぜもっと早く気づかなかったのかしら……昔の自分は愚か者ね」
そう言い放った風花さんの服装にはデストルドーの紋章……風花さんが敵の手に堕ちた証拠でした。
百合子「風花さん!正気に戻って!」
風花「正気?私は至って平静よ」
風花「これからの『教育』を受ければその素晴らしさが賢い百合子ちゃんにもきっとわかるわ……ふふ、楽しみ」
風花「あなたも私と同じく琴葉様が直々に『教育』されるそうよ。これ以上ない幸せを甘受しなさい」
百合子「まさか風花さんが……なんとか脱出しないと!……んぐぐぐぐぐぐ」
琴葉「あら?無駄よそんなことしても」
百合子「アナタは……!よくも風花さんを!」
琴葉「風花は自分からデストルドーの一員になったのよ?私が責められる謂れはないわ」
琴葉「それより自分の心配をすることね。今からあなたは私の『教育』を受けてもらうわ」
百合子「さっきから好き勝手言って!風花さんはそんな人じゃないです!それに私も正義を曲げることはありません!」
琴葉「威勢だけはいいのね。そういう子ほど堕ちた時が楽しみだわ……ふふ」
琴葉「……実験班!脳波マシンを用意しなさい!」
そういうと動けない私は無理やり頭部を覆う変なマシンを付けられてしまいました……
琴葉「さて質問よ。デストルドーは悪だ、YesかNoか」
百合子「そりゃそうですよ!デストルドーは人々を脅威に晒してきたんですから!」
琴葉「では質問を変えるわ。あなたは人間世界で嫌な思いをしたことがある?」
百合子「……」
……確かに街に被害を出しちゃった時にそういうことがあったかも?でも敵の誘導尋問には乗りません!
琴葉「口を閉じても無駄よ、心は正直なのだから。そういうことをして来る人を恨めしいとは思わないの?」
百合子「……そんなことはありません」
琴葉「ふふ……あなたの心はこんなに恨めしいと思ってるのよ?」
見せられた画面には私の心情を表すキタナイ、ケガレタ言葉が表示されていました。
百合子「いえ!こんなことは決して思っていません!私は正義の味方ですから!」
……あんなのは私の本当の心ではない、はずです。
きっと敵のウソに違いありません!
琴葉「正義の味方だって人間よ?弱いところを見せたっていいんじゃないかしら?」
百合子「うっ……それでも人を守るのが正義の味方です!」
琴葉「そもそも正義ってなんなのかしら」
百合子「えっ?」
琴葉「あなたが守ってる人たちが守られてるだけなのはズルいとは思わないの?」
百合子「いいえ」
琴葉「そればかりかあなたに危害を加えるのよ?」
百合子「……それでもっ!」
琴葉「それでもそれが正義なのかしら?」
『あーあ、ビル壊れてんじゃん、役立たず』
『結局こんな女使うよりも戦車とか使ったほうが有効だって』
『やめて、そんな恥ずかしい格好!子供に変な影響が出たらどうしてくれるの!』
百合子「黙れえええええええええええええええ!アナタたちが人々に危害を加えたのは事実です!」
琴葉「ふふ……本性が現れてきたみたいね。あなたも結局聖人君子の正義のヒーローにはなれないのよ」
百合子「煩い!五月蝿い!私は人々を守ることが役目であり誇りなんです!アナタみたいな人に言われる筋合いはない!」
琴葉「心外ね、私たちも目的は世界平和よ」
琴葉「デストルドーが管理する秩序の中で全ての人々の暮らしは保障され、あなたのような利益をもたらす存在は無条件に賞賛される」
琴葉「そんな世界を見てみたいとは思わないの?」
百合子「……でもそれじゃ」
琴葉「人々の自由がない、とでも言うつもりかしら?」
琴葉「自由にさせれば愚かな人間は必ず争いを生み出し、あなたのような正義ですら糾弾される。そんな自由が平和を生み出すわけがないわ」
そんなこと、ないと口に出したかったのに、出せない自分がいることに気づいてしまいました。
こんな私に、人々を守る資格は、ない……?
そう考えているうちに、麻酔らしきものが回って眠りに落ちてしまいました
琴葉(侵食率は25%、順調ね。フェイズ2を始めようかしら)
百合子「…………はっ!?」
起きると私の体のあらゆる場所、乳頭や秘所にまでプラグが取り付けられていました。
百合子「どういうつもりなの!」
琴葉「あら、ブザマね。やることはすぐにでもわかるわ」
『私は人々に対して恨めしい気持ちを抱いたことがあります』
百合子「私は人々に対して恨めしい気持ちを抱いたことがあります」
えっ、私の口が勝手に……ってひゃぁん!
琴葉「その装置は脳に送られてきた言葉を言いさえすれば快楽が流れるようになってるわ、せいぜい足掻くことね」
琴葉「まあ、今は無理やり脳波をイジって言わせているのだけどね」
琴葉「次に行くわよ」
『私はヒーローである資格がありません』
百合子「わたし……はああっ……ヒーローっ……ですっ!」
琴葉「ふふ、それでこそマイティセーラーよ」
百合子「だてにヒーローやってませんよ!」
琴葉「じゃあ出力を上げるわ」
百合子「えっ」
琴葉「ほら、今度はちゃんと言いなさい」
百合子「あああああああわたしはあああああひーろおおであるしかくがあありませえええんんっ、ぁああん♥」
琴葉「このブザマな姿を世間の人が見たらどう思うのかしら、ふふっ」
琴葉(侵食率78%……仕上げの時間ね)
はじまってからなんじかんたったでしょうか、わたしのあたまはもうろくにうごきません。
『私は正義の味方失格です』
百合子「わたしはせいぎのみかたしっかくです……ぁあああん♥もっと、もっとくださぁああい♥」
琴葉「そろそろ潮時かしら」
百合子「もうむりです、ゆるしてください、むりやりするのやめてください……」
百合子「もうアソコもぐしょぐしょで、あたまがショートしちゃいます……」
琴葉「あら?私が強制脳波を出したのは最初の30分だけ」
琴葉「あとはあなたが、自分で、快楽に負けた到底ヒーローと思えない言葉を発したのよ」
そんな、わたしじしんが……?
百合子「そんな、そんなはずは」
琴葉「本当にヒーロー失格になってしまったわね」
わたしは、もうヒーローにもどれない?
じゃあ、どうすれば
琴葉「そんなあなたでも我々デストルドーは迎え入れるわ」
『私の理想は世界の秩序をデストルドーの下に管理することです』
だめ、それだけは……
百合子「わたしのりそうはぁ、せかいのちつじょをデストルドーのもとにかんりすること、ですううう♥あっ♥」
だめなのに、かってにことばが
『もう正義も友情も必要ありません』
百合子「もうっ♥せいぎもゆうじょうもひつようありませんっ♥」
……もうヒーローなんか、いいや
『私はヒーローをやめて』
百合子「私は、ヒーローをやめて、くっ♥」
百合子「『デストルドーの一員になりたいです』♥……あっ♥またきたあああっ♥きもちいのさいこうなのおおおお♥」
琴葉「さあ百合子、このデストラード66を!」
百合子「はぁい♥琴葉様ぁ♥」
私は琴葉様から受け取ったデストラード66を口に含み、
百合子「あっ♥なんか、からだがあついの♥にんげんじゃなくなっちゃう♥ヒーローやめちゃう♥っすごいのきちゃううう♥♥」
一気に飲み干しました。
琴葉「さあ百合子、いえデスペアセーラー。服従の誓いを」
百合子「私デスペアセーラーは、琴葉様への一生の服従を誓います♥」
琴葉「デストルドーになった証、紋章を刻みつけてあげるわ」
ああ、ようやくデストルドーの一員として認められる、私はその嬉しさでいっぱいになりました。
百合子「ありがたき幸せ、このご恩は一生忘れません♥」
こうして私、デスペアセーラーが生まれたのでした
http://i.imgur.com/CqiiWq6.jpg
今日はここでおしまい。続きを書くかはまた後で考えますが、続きがあるときはうみみんとツバッティが餌食になります
悪落ち系好きだ
やっぱり百合子は変態が似合う
乙
ネタが思い浮かばない
どっちから堕とすかも決めてない
なんか案あったらください
守護者翼が街を守り切れずに一方的に暴力の嵐に合うとかどうですかね(ゲス顔)
(今日のショートストーリー?でガッツリ暴力で染めると言ってたことで早速矛盾しちゃったことに気づく音葉)
ま、まあ暴力支配する秩序ということで……
黒ジュニオール使おうぜ
テンプル騎士団「ええやん」
消耗したところに偽美希、または洗脳美希を出して懐柔するとか。
>>2
×百合子「追いつめたわデストルドー!デストルおとなしく刀を渡しなさい!」
→百合子「追いつめたわデストルドー!おとなしくデストル刀を渡しなさい!」
深夜テンションで書いてはいけない……
今日の夜にせっかく案を貰ったので翼編をば……
プロデューサーを使っておとしてくれよ
腰痛で執筆がストップしてますが7月中には書きにきます
酉忘れたので違うかも
腰お大事に
楽しみに待ってます!
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