凛「サイコロの旅?」 (56)

How do you like Cinderella?

♪チャーン チャチャチャチャ
チャラララーン
チャラララララーン
チャーン ジャジャジャジャーン
ジャーン
ジャジャジャジャ ジャーン

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2016年春、シンデレラプロジェクト初の深夜番組が産声をあげた。

出演者の1人、本田未央。彼女はこの番組の企画・考案者でもある。

そして、もう1人の出演者は渋谷凛。彼女は本田との仕事は久々であったことから、内心喜んでいたに違いない。

さて、番組を開始するにあたって本田から渋谷へこのような提案をした。

「みなみんの実家で新田家秘蔵の七夕伝説のビデオ見るから、広島に行こうよ!広島までの旅費も出してくれるって!」


渋谷は面白い話だと思い、二つ返事で引き受けた。

この時、「しゃべってるだけで仕事が出来る」「おいしいものが食べれる」といって見事に誘い出された2人のアイドルも同行したのである。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1464362110

翌、5月4日。
ホテルから出ようとしたその時、こっそりと1名が持っていたホームビデオが回され始めた。

この時、まったく企画を知らない人間が1人いた。

渋谷凛である。

彼女には前日に「明日朝に集合し、そこで企画を考える」と伝えた。

彼女はこのような幼稚な嘘を何も疑うことがなかったのである。

ここから女4人の長き旅が始まるのであった…

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5月4日 午前7時18分
広島 ホテル前

未央 「さあ、しぶりん。一仕事を終えたね。」

凛 「そうだね」

未央 「しかし、このまま帰るのはもったいないと思わない?」

凛 「まあ、せっかく広島まで来たからね。」

未央 「そこで何か企画を考えようとなったわけですが。

凛 「普通、事前に決めとくもんじゃない?」

未央 「ンフッ、実はですね、もう企画は考えております!ジャーン!」

凛 なんだちゃんとあるんだ… ってこれは?」

未央 「サイコロの目と何か名前が書いてるね。さあズバリなんでしょう?」

凛 「いきなり? うーん号とかライナーとか書いてあるから…乗り物じゃない?」

未央 「おっ!さすがはしぶりん! これはね、ずばりバスの名前なんだよ!」

凛 「へえ…ちょっと待ってなんでそんなものが…」


未央 「今からですねこちらのサイコロを使って、出た目に合わせてこちらのバスに乗ります!」

凛 「いやほんとに待って!どう考えてもこれ今日で終わる仕事じゃないじゃん!」

未央 「今から私達は…あてのない旅に出掛けます!」

凛 「聞いてないよ!」

未央 「私たちのスケジュールはすでに調整してあるのだよ!わかってくださいしぶりんさんや!」

凛 「いやこれから案を考えるって言ってたじゃん!私は広島の美味しもの巡りとか考えてたんだよ!」

未央 「普通か!」

凛 「普通でいいよ!」

未央 「まあ企画は事前に決まってたし、それは昨日食べた広島焼きが全てだったということで」

かな子 「美味しかったよね~」

凛 「呑気か!」

未央 「というわけでもうやるしかないんだよ、しぶりん!」

凛 「納得できないよ! そこの2人は知ってたの!? 」

杏 「こっちに来てから企画を聞いたから知ってたよ。」

かな子「ンフフ…私は4人で楽しい旅ができればいいかなって(美味しいものもいろいろなところで食べれそうだしね)」

杏 「まあ適当に喋って、移動するだけだから楽そうだからいいけどね。(他にも理由はあるけどね)」

凛 「杏まで…もしかしてこの企画に乗り気じゃないの私だけなの…」

未央 「そういうことだね♩ しぶりんも諦めてこの度を楽しもうよ!」

凛 「全然納得はできないけど…もうわかったよ。すぐ帰れないかもって昨日言ってたのはこれか…」

未央 「というわけで改めてボードを見てみよう!」


1 湯けむり号

2 みやこライナー

3 広島ドリーム

4 カブトガニ号

5 広福ライナー

6 リムジンバス

藤村D役は誰だろう(白目)

凛 「何個かは行き先もなんとなくわかるけど、カブトガニ号って何? 」

杏 「深夜バスの名前はたまに変なのがあるよ。昔よりはだいぶ減ったけどね。」

未央 「まあ、とりあえず記念すべき第1投はしぶりんに投げてもらいましょう!」

凛 「わ、私なの… ってかとりあえずで進める話なのこれ…」

未央 「はいサイコロ(明◯のサイコロ)」

凛 「こんな紙のサイコロで運命決めたく無いよ!」

未央 「キャラメルも入ってるよ。」

杏 「ちなみに3月で販売終了したからかなりのレアものだよ。」

凛 「どうでもいいよ!」

第1の選択
広島編

凛 「6出せばゴールだよね。」

杏 「もちろんそうだよ(終わるとは思わないけどね)」

未央 「じゃあいくよー 何が出るかな何が出るかなー」

凛 「そのノリついていかなくちゃダメなの?」

未央 「それはサイコロ任せよっ」

凛 「はい、投げたよ (コロコロ…)」

5




未央・かな子 「ンフフッ」

杏 「クククッ…行き先のわからないバスを選ぶお手本通りの展開だね。感心するよ」

凛 「そう言われても…で、結局これどこ行くの?」

杏 「大阪」

凛 「まあ方向としては悪くないかな…」



ちなみに今回はこんな感じだったよ。

1 湯けむり号(大分)

2 みやこライナー(京都)

3 広島ドリーム (名古屋)

4 広福ライナー (福岡)

5 カブトガニ号(大阪)

6 リムジンバス (広島空港→東京)

凛 「改めて言うけど6を出してたら終わってたんだね」

未央 「それやったらあらゆる意味で終わるけどね」

かな子 「美味しから大丈夫だよ」

未央 「フフッ…というわけで早速向かおうか」

凛 (これ終わるのかな…)

2時間後

未央 「というわけで福山市にやってきたわけなんだけども…」

杏 「いきなりそこそこの移動をしちゃったね」

注 カブトガニ号は福山市から出発しており、広島市からそこそこの時間がかかることを杏とかな子は計算していませんでした

凛 「正直すでに疲れてんだけど…」

未央 「早いよ!これから怒涛の移動が始まるというのに!」

凛 「逆切れ!?しかもゴールはできない前提!?」

かな子 あ、バス来たよ」(ブロロ...

凛 「もみじ饅頭食べながら余裕だねかな子…」


未央 「とりあえず乗ろっか。この後5時間後くらいに大阪に着くかな」

凛 「その間はどうすんの?特に乗ってるところを撮っても盛り上がりそうにないけど」

杏 「いやカメラ止めるよ?」

凛 「!?」

杏 「いやだってバッテリー勿体無いし、そもそもバスでカメラを回すのも何かと問題だしね」
(まあ本当は面倒なだけどね

未央 「もれてるもれてる」

凛 「じゃあこの後は…」

未央 「テレビ的にはもう大阪着いてるね」

凛 「そんなあっさりと!?」

かな子 「美味しいから大丈夫だよ(もみじ饅頭12個完食)」

凛 「どっちの意味で!?」

未央 「とりあえず5時間後の我々を見てくださいな!」

凛 「聞いてよ!」

5時間後



未央 「というわけで大阪へやってきました」

凛 「・・・」

未央 「喋ってくださいよしぶりんさん!」

杏 「すでに結構やられてるね。かな子ちゃんも少し酔ってるけど」

未央 「かなかなは食べ過ぎだよね。明らかに」

かな子 「美味しいから大丈夫のはず…」

凛 「…全然大丈夫じゃないじゃん…」

未央 「あ、しぶりん復活したね」

凛 「正直、5時間くらいなら何とかなると思ってたけど…きついね…」

未央 「ンフフフ車とかで慣れてないときついよね。でもこれぐらいでへこたれてちゃまだまだだよ。」

凛 「いやもう一度言うけど、企画に納得はしてないからね!」

未央 「さあ元気になったところで次行きましょう!」

凛 「誤魔化さないでよ!」

杏 「大阪だから結構いろいろなところに行くような感じになっちゃうね」

凛 「なんかもうツッコむだけ無駄な気がしてきた…」

とりあえずここまでとします。
明日続きを投下します。

期待

乙!

再開します。ナレーションですが元ネタのほうの口調に合わせます。

ボード

1 ゴールは目前だ 横浜
2 美味しいものが待ってるぞ 名古屋
3 一気に北上 新潟
4 ふりだしに戻る 広島
5 温泉でリフレッシュ 愛媛
6 大地を楽しもう 北海道

凛 「ほとんどハズレじゃん!ってか北海道って!」

未央 「やっぱりツッコむんだねしぶりん」

杏「私の出身というわけで一応入れといたよ」

凛 「早く帰してよ本当に!2日後学校だからね!?」

かな子 (そういいつつ、ちゃんと仕事をこなそうとしているのが凛ちゃんらしいけどね)←たこ焼きを食べながら

未央 「じゃあ今回は私が振りたいと思います!!!」

杏 「元気だね未央ちゃん」



第2の選択 大阪



未央 「もうお馴染みになったこのサイコロとそしてコールをお願いするよしぶりん!」

凛 「…なにがでるかなにがでるかな…」

未央 「ンフフフ…もう!しぶりん!元気出して!」

杏 「もう完全に死に顔だよね」

未央 「じゃあ私がいくよ! とう!」(コロコロ…)

5








凛 「もういいって!」

未央・杏・かな子 「ブワハハハハッ!!!」

凛 「笑ってる場合か!四国ってなによ!!帰りたいんだよ私は!!!」

未央 「いやー温泉楽しみだなー(棒)」

凛 「…もうあんたのこと信用できない…」

かな子(目から光が消えてる…)

5 温泉でリフレッシュ 愛媛

23時発の深夜バス・サラダエクスプレス号で約7時間で松山に到着

まさかの2連続のバス移動。そして深夜バスとの戦いが始まる。

杏 「とにかく決まったから行くしかないよ。時間はまだ先だけどね」

かな子 「じゃあバスまでに夕ご飯食べようか」

未央 「いやーかなかなは食欲旺盛だなー」

凛 「・・・」

未央 「ごめんなさい」

午後11時半 梅田

未央 「さあというわけで再びバスでございます」

杏「絵面が一切変わってないように見えるから不思議だよね」

凛 「深夜バスってどうなの?初めてだからどんな感じかよく分からないんだけど」←ちょっと休んだので機嫌が戻った

杏 「まあ乗ってみたらわかるよ」

バス内

凛 「うわあ…4列シートになってるね。寝れるかな…」

未央 「私は通路側か…」

杏 「ごめんね。時期が時期だから席が取れなかったんだ」

未央 「途中休憩とかあったっけ?バスによってはトイレ休憩とかあるけど」

杏 「このバスはないね。運転手替えはあるけど」

凛 「本当に寝れるかな…」

杏 「まあ私はどこでも寝れるからいいけどね。それに…」

かな子 ZZZ...

未央 「早っ!」

杏 「広島と大阪のお好み焼きを比較するって言ってだいぶ食べてたから眠くなったんじゃない?」

凛 「にしても速すぎるよね…」

未央 「さっきと同じでテレビ的にはここを映して、次のシーンではもう着いてんだよね」

杏 「1シーンで目的地について、しかもやられた姿が映し出される最高な展開だよ」

凛 「いや割に合わなさすぎでしょ…そしてやられてる前提って」

杏 「というわけで翌日です。ご覧ください」

未央 「辛いなあ…」

翌日


午前6時 松山

未央 「…どうもおはようございます。我々は松山のほうに到着しております…」

凛 「フフッ。未央顔が死んでるね」

未央 「しぶりんが意外と元気なのがびっくりだよ…」

凛 「それでも1時間くらいは寝付くのにかかったけどね」

未央 「…私はどこで眠ったのかわからないくらいだったかな…」

杏 「ってかね…未央ちゃん、うなされたよ。」

凛「ンハハハッ!!」

未央 「え、私うなされていたの?」

杏 「何かありそうと思って今回はカメラ回してたから証拠もあるよ」

凛 「やっぱり最初の時はめんどくさかっただけだったんだ」


証拠VTR

午前2時頃



ンン…ヌアッアアアッ!…ンンン…





杏 「しかもね、その直後にこっち睨んできたからね。普通に怖かったよ」

凛 「フフフッ」

未央 「とりあえず温泉入ろっか…朝からやってるところもあるんだよね」

凛 「せっかく来たし、バスで汗かいたし入ろうか」

未央 「そうだね…あっ荷物荷物…」









ドンガラッガシャーン!!!!!

ころんだ





凛・かな子・杏 「ブワハハハハッ!!!!!!!」

未央 「痛いなちくしょう!」

凛 「お、落ち着きなよ未央…ンフフッ」

未央 「私のキャラじゃないよこれは!他事務所だよ!」

杏 「さらっと敵を作るのやめて」

かな子 「おいしいから大丈夫だよ!」




路面電車




ガタンゴトン



道後温泉本館

凛「へえすごい立派な建物なんだね」

未央「月並みな表現だけど歴史を感じるよね」

かな子 「饅頭美味しそうだね!」

杏 「焦点」



入浴



チャポーン



出た

午前8時 道後温泉

未央 「さあ温泉楽しみました」

凛 「私が言うことじゃ無いけど、アイドルが温泉に入るのにあっさり切るんだね」

杏 「そういう番組じゃ無いからね。視聴者のみんなに言っとくけど、この番組は一切お色気シーンはないからね」

凛 「これ本当に視聴率取れるの?」

杏 「私だったら見ないけどこの世の中は物好きがいるからわかんないよ」

凛 「物好きって…」

未央 「じゃあ次の場所へ行こうか!」

1 そろそろ限界だ 帰ろうよ 東京
2 いやいや旅は続くよちょっと戻って 岡山
3 中間地点まで戻ろう 名古屋
4 まだまだ四国を楽しもう 高知
5 とりあえず書いてみたよ謎のまち 臼杵
6 さらに温泉巡りだ 指宿

凛「臼杵ってどこ?」

杏 「大分県。フェリーを使うとここに着くんだよ」

凛 「うわあフェリーか…あと指宿ってどこだっけ?」

杏 「鹿児島だね。フェリー以外も使うとここに着くんだよ」

凛 「か・ご・し・ま・あ!?」

未央 「敵意むき出しだね」

凛 「そんなの出したらもう帰れないじゃん!」

未央 「なんとなくだけどどれ出しても帰れなさそうだけどね」

凛 「いやいやここは1出して帰ろうよ!今すぐに!」

未央 「じゃあそこまで言うならしぶりんがここは振ってね」

凛 「私か…大丈夫見てて…」

第3の選択 松山

未央 「なにが出るかなにが出るかな」

凛 「1が出る1が出る…いけ!」 (コロコロ…)

5…グシャッ!!!







未央 「くおらあ!!渋谷ぁ!!!!」



凛 「なにが出るかな!なにが出るかな!」




渋谷さん謀反




5 謎のまち 臼杵

松山から高速バスで八幡浜へ移動

さらに八幡浜からフェリーで大分県の臼杵へ。

所要時間約4時間。ついに一同は九州へ上陸することとなった。

高速バス

未央 「しぶりん気持ちはわかるよ。だけどね私達はサイコロの目には逆らえないんだから」

凛 「すみません」

未央 「ね?アイドルは正々堂々と戦わないと。そうじゃなくちゃね、ファンは失望して行って、最終的にはみくにゃんのファンやめますってなっちゃうんだよ?」

杏 「さりげなく同僚のネガキャンしてるよね未央ちゃん」

凛 「そうだね…みんなのみくのファンを辞めるんだもんね…私のせいで…みくはもう…」

杏 「こっちも凹みながら死なせようとしてるね」

かな子 ♪〜(温泉饅頭食中)


午前12時半 フェリー内


事件発生

杏 かな子ちゃん降りるなら今のうちだよ。




三村さん、乗船直後に早くも酔う




凛 「だめだよかな子。ここで酔っちゃったら撮影する人いなくなっちゃうから」

未央 「意味のない大分の旅行になっちゃうからね」

かな子 「うう…あんまり心配してくれないよぉ…」

凛 「自業自得じゃん…」

未央 「そういえばもう四国離れちゃったね」

凛「風呂に入りに行っただけってすごいね…」

午後2時 大分県 臼杵

未央 「ようこそ石仏と海の見える城下町臼杵市へ!」

凛 「もう疲れたよ…帰りたいよ…」

未央 「フフフ…でもせっかく来たんだからちょっとだけ観光をしようかなあ」

かな子 「じゃあ、残していこうか私達の足跡!」←唐翌揚げを食べながら

凛 「どさくさにいじるのやめて。ここはローマでもなんでも無い謎の街だよ?」

杏 「とりあえずボード出すよ」

凛 「あ、観光しないんだ。せっかく九州の地に来たのに」

杏 「いや…それだと趣旨変わってくるからさ(帰りたいって言ってたのに凛ちゃんも空気に飲まれてきたな)」

??? (闇に…)

杏 「帰って」

凛 「え、帰れるの?」

杏 「こっちの独り言だよ」

1 空港からいっきに 東京
2 ゴールは目前 横浜
3 少し戻って 岡山
4 もう一度四国へ 高知
5 まだまだ九州 福岡
6 やっぱり観光! 臼杵一泊

凛 「慣れてきたからなんか4ぐらいならマシに見えてきたし、いっそ一泊でも…」

未央 「全然マシじゃ無いからねこれ。むしろここまでのルートを完全に戻る罰だよ。

かな子「ちなみに一泊したら金曜には帰れなくなるかな」

杏 「でも今回はわりと前よりは良くしたけどね。交通網の問題もあるし」

未央「マシのレベルが崩壊してきているね」




第4の選択 臼杵
凛「今回はどっちが振るの?どっちもどっちかもしれないけど…」

未央「順番的に私が振るよ。なにが出るかな、なにが出るかな、それはサイコロ任せよ!とう!」(コロコロ

蘭子?どうして蘭子がここに?飲まれたのか?自ら闇に誘われ混沌の宴への現界を果たしたのか!?

3









未央「出ました岡山!」

凛 「なんともいえない微妙な感じだけどね」

杏 「でも久々に東京には近づいたよ」

かな子 「美味しくないね」

凛 「本当どうしたの?」



3 ちょっと戻る岡山
特急列車を使用し博多へ。
その後、新幹線を使用し岡山へ。

所要時間5時間。大阪以来久々に前進することができた。

車内

凛 「なんかのんびりしてるけど、もう5月5日だからね。明日は学校だからね」

未央 「私もそうだね。そのあとレッスンとかもあるけど」

凛 「未央は舞台稽古があるんじゃないの?」

未央 「あるけど、この企画のためにちょっと遅らせてもらってるから。」

かな子 「私は智絵里ちゃんとロケ仕事があるかな」←唐翌揚げ食べながら

杏 「私は休みだね。これに出たら3日休みもらえるって言われたから」

かな子 「だからこの企画にノリノリなんだね」

杏 「ってかそれじゃなかったらそもそも広島まで来ないからね」

かな子 「でも美波さんの実家に行くって言われた時は結構乗り気だったよね」

杏 「ちょ…まあでも気になるじゃん人の過去とか」

かな子 「フフフ…」

未央 「ちなみに今九州を通り過ぎたみたいだよ」

凛 「この旅で四国も九州も始めてきたんだけどな…」

気合の入った>>1のナレで吹いた

午後7時半 岡山

未央 「さあすっかり日も暮れて夜になりましたが到着しました」

凛 「疲れすぎて何が何だかよくわからなくなってきたな…」

未央 「でも私たちだけが疲れただけじゃないしね…スタッフ組は船で酔うし、鼻血は出すし…」

凛 「もうドクターストップかけたほうがいいんじゃない?2人のことも考えて。」

-第5の選択 岡山。ここでの選択肢は以下の6つ

1 寝台特急サンライズ出雲 東京
2 地獄の深夜バス 東京
3 頼むから出して 一泊岡山
4 深夜バスペガサス号 福岡
5 結構いいかも新幹線 大阪
6 ついに北の大地へ 北海道 (ただし翌日まで12時間待機)

-1/3で帰宅できる可能性がある一方で、地獄のような目も存在する。
そしてこの後に起こる出来事はまさに波乱万丈の4文字を表す展開となるのである。

凛 でもボードは出すんだね…

杏 いや本当に3出してよ。2日連続深夜バスは泣くよ。

凛 じゃあ杏が振りなよ。

杏 フラグびんびんにたってるよね。やだよ。

未央 じゃあここは私が決めるよ(キリッ

凛 かっこいいとはなんないよ。

第5の選択 岡山

未央 夜だけどテンションを上げていくよ。何が出るかな!何が出るかな!それはサイコロ任せよ!とう!!(コロコロ…

1





1!






凛 「あっ!」

未央 「やった遂に帰れるよ!やったー!」

凛 「帰れるよ…帰れるんだ!!」

杏 「よかったね。じゃあ早速チケットの方を取ってくるね(あれ?でも今って…)」

-ついにゴールを迎えた4人。この瞬間、誰もが歓喜の雄たけびを上げていたことは間違いない。
しかし同時に双葉の頭には、ある2つのことがよぎっていた。それは今日が5月5日のGW真っ最中であること。
もう1つは第3の選択での渋谷のサイコロをつぶしてまでの謀反行為。
この2つから導き出された結論は神はそう簡単に終わらしてはくれないということである。

そしてその結論はあるバトルを生むこととなる。




事件発生

ナレーションがヒゲに脳内変換される

未央 「あっ杏ちゃんチケット買ってくれたんだね」

杏 「…あの…すごく言いづらいんだけど…」

凛 「何?」

杏 「今って連休中じゃん。しかもこの列車って出雲から出発だからさ、チケットが3枚しか取れなかったんだよね」



チケットは3枚



凛 「へえ3枚・・・え?」

未央 「ってことは…」

杏「 1人乗れないんだよね」



1人乗れない


未央 「え、その場合はどうなるの?」

杏 「さっきのボードの選択肢にもあったけど列車の出発の後に深夜バスが…」




深夜バス




未央 「あーそうなるんだね…」

凛 「それは誰になるのかな」

杏 「やっぱりここは一番体力のある人が行った方がいいよね」



体力がある人



未央 「というと?」

杏 「若もん」

凛 「まあでもみんな若いからね」

杏 「じゃあ元気があふれてる…」

かな子 「未央ちゃんだよね」

未央 「!!!!!!??????」









若くて 元気(パッション)な未央

未央 「嫌だよ私!?絶対寝台特急乗って帰るよ!?」

凛 「ごめん未央…」

未央 「しぶりんまであっさり言ってんじゃないよ!私ね言ってなかったけどこのたびの前の時点で舞台稽古で体を酷使した上にこの移動だからもう限界なんだよ!!!」



本田さん必死の説得



杏 「でも未央ちゃんの企画じゃんこれ…責任取らないと」

未央 「それは!そうだけど!これは!話が!別!」

凛「かな子からも何か言ってあげてよ」

かな子 「美味しいから大丈夫だよ!!!」←吉備団子食べながら

未央 「三村てめえぇ!!!!!!!」

2人 「ブワハハハ!!!!!!」

未央 「いや!本当にだめだよ本当に!!こんなん翌日体力もたへんやないかい!!!」

凛「誰よ」

杏 「よりあえず落ち着いてよ…じゃあここは公平にね、何らかの方法で決めよう」

かな子「何らかの」

数時間後 改札内

未央 「・・・」



何らかの方法が行われたらしい。



凛 「というわけで私たちは今からこちらの深夜特急に乗りたいと思います」

杏 「ようやく帰れるわけだけど…改札の外から非常に視線を感じるね」

未央 「…もういい私アイドルやめる…」

凛 「さすがにちょっと可哀相だね」

杏 「じゃあ変わる?」

凛 「それは別の話だね」(キリッ

杏 「凛ちゃんこの旅のノリに完全に慣れたね」

かな子 「じゃあ帰ろうか。ちなみにバスはこのあと1時間後だから未央ちゃんは待機だね!」

杏 「一番慣れてるのはこっちかな…」

未央 「不愉快だよ…不愉快」

ED

その後 寝台特急サンライズ出雲は翌日の午前7時に東京に到着

遅れること1時間。本田さんを乗せた深夜バスは東京にたどり着いた。

その後渋谷さんと本田さんは学校へ向かい

三村さんは仕事へ向かった。

そして双葉さんは3日間の休みが美波のロケの翌日から取られたものだという罠には

またきらりに捕まったことからほとんど休めないまま最終日の休日を過ごした。

こうして4人の最初の旅は終了したのであった。


出演者

本田未央 (MIO HONDA)

渋谷凛 (RIN SHIBUYA)

ディレクター担当

双葉杏 (ANZU HUTABA)

カメラマン担当

三村かな子 (KANAKO MIMURA)

製作・著作 346PRO TV

人生初のSS投稿でした。

うわ、最後綴り間違えた・・・

おまけ

次回予告

凛「いやこれは拉致で誘拐だよ!」

女子高生拉致・監禁事件

未央「200点を取らないと罰が待っております」

凛「これが罰みたいなもんでしょ!」

日本縦断

凛「待ってて卯月…必ず開放するから…」

友情

卯月「…」(ガチャ

凛「あ、切られた!」

3人「ブワハハハハッ!!!!!!」

友情崩壊



クイズ試験に出るシンデレラ



近日公開?



凛「私なんてどうせ駄目な女だよ…」


電話好きな大天使に切られるとか何やらかしたのか


次回もやるん?

カブトガニ…アイマス…うっ頭が…

試験…四国…岩屋寺…うっ頭が

次回もやろうかなと思ってます。
ただ私は卯月が好きなんですが、あのポジションに収まるとなると・・・

HTML化依頼出してきます。

下に2スレほど修正入れときます

凛 「でもボードは出すんだね… 」

杏 「いや本当に3出してよ。こっちとしても2日連続深夜バスはさすがに泣くよ」

凛 「じゃあ杏が振りなよ。」

杏 「フラグびんびんにたってるよね。やだよ」

未央 「じゃあここは私が決めるよ」(キリッ

凛 「かっこいいとはなんないよ。」

第5の選択 岡山

未央 「夜だけどテンションを上げていくよ。何が出るかな!何が出るかな!それはサイコロ任せよ!とう!!」(コロコロ…

ED

その後 寝台特急サンライズ出雲は翌日の午前7時に東京に到着。

遅れること1時間。

本田さんを乗せた深夜バスは東京にたどり着いた。

その後渋谷さんと本田さんは学校へ向かい

三村さんは仕事へと向かった。

そして双葉さんは3日間の休みが新田さんのロケの翌日から取られたものだという罠にはまり

また諸星さんに捕まったことからほとんど休めないまま最終日の休日を過ごした。

こうして4人の最初の旅は終了したのであった。


出演者

本田未央 (MIO HONDA)

渋谷凛 (RIN SHIBUYA)

ディレクター担当

双葉杏 (ANZU FUTABA)

カメラマン担当

三村かな子 (KANAKO MIMURA)

製作・著作 346PRO TV

しまむらさんは後でマスコットキャラの中の人になるのか

しまむらさんリバース

ガンバリマス…ってハイライトオフな卯月が牛乳瓶握りしめてるのがすんごい想像できる

しまむーinぴにゃこら太が早朝の放送でぼこられるのか

シェフ渋谷凛の辛いエビチリを食べるのか…

ブンブンの刑に処す

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