みんな「いただきまーす」

しほ「男さんとまほの結婚式もついに明日ですね」

男「はい、絶対幸せにします」

まほ「男…」照れ

みほ「…………」

みんな「ごちそうさまでした」

まほ「じゃあ私は明日に備えて寝るよ、おやすみ」

男「俺も寝ます、おやすみなさい」

しほ「おやすみなさい」

みほ「おやすみ」

自室

男「ついに明日か…」

コンコン

男「はーい」

みほ「あの…私だけど…」

男「みほか、どうしたの？」

みほ「ちょっとお話したくて…」

男「いいよ、入って」

みほ「うん…となり座るね」

男「ああ、話って？」

みほ「明日結婚式だね…」

男「そうだね。みほの義兄になるのか」

みほ「そうだね…」

男「みほが妹かぁ不思議な感じ」

みほ「やめて…」

男「え？」

男好きとかビッチやん

パパン「えっ？まほが結婚？えっ？何も聞いてないぞ？」

みほ「やめて！！妹なんてやだよ！」涙目

男「みほ…」

みほ「私だって男君がずっと好きだったのに！
ねぇ？覚えてる？私が子供の時に迷子になったの？」

男「そういえばそんなこともあったね…」

みほ「男君は私を一番に見つけて泣いてる私を励ましてくれたよね…その時からずっと好きだったの…」

みほ「でも男君はお姉ちゃんが好きで…私が入る隙間なんかなくて…」

男「みほ…」

みほ「ねぇ…お願い…最後の思い出に今日だけでいいから私を抱いて？」ぎゅー

男「今日だけ…な」

みほ「うん…」

…………

男「痛くなかったか？」

みほ「痛かったけど…男君とひとつになれて
嬉しかったよ」

男「そっか…」

みほ「中が男君の暖かいので満たされて幸せだよ」

みほ「今日は嬉しかったよ…
また明日ね、おやすみ」

男「おやすみ…」

翌日

神父「男さん、あなたはこの女性を健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか」

男「はい、誓います」

神父「まほさん、あなたはこの男性を健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか」

まほ「はい、誓います」

神父「あなた方は自分自身をお互いに捧げますか」

男 まほ「はい、捧げます」

神父「ではベールをあげてください。誓いのキスを」

チュー

エリカ「隊長お幸せに…」

みほ「…………」

自室

まほ「今日で私たちは夫婦になったんだな」

男「うん」

まほ「あんまり実感わかないな」

男「子供の時からずっと一緒だったからね」

まほ「なぁ」

男「うん？」

まほ「赤ちゃん欲しくないか？」

男「それって…」

まほ「これ以上言わせるな…バカ//」

……………

まほ「すごく良かったぞ…」

男「俺も気持ちよかったよ」ナデナデ

まほ「もっと撫でてくれ」

男「うん、わかった」

まほ「今日はずっとイチャイチャしような」

翌日

男「おはよう」

みほ「お兄ちゃんおはよう！」ぎゅー

男「そんなにくっつくなってな」

みほ「兄妹だからいいよね」スリスリ

まほ「おい、みほくっつきすぎだ」

みほ「お姉ちゃんには関係ないでしょ…」

まほ「男も嫌がってる」

みほ「男君は嫌じゃないよね…」涙目

男「え…ああ嫌じゃないよ…」

みほ「そうだよね！嫌じゃないよね」パァ

まほ「………」

みほ「じゃあご飯食べに行こ？」

男「わかったから引っ張るな」

また女の子たちを苦しめるのか…

そんなこんなで3ヵ月の月日がたった

男の会社

典子「男くーん！奥さんから電話だよ」

男「うーい」

男「もしもし」

まほ「もしもし私だ」

男「どうした？なにかあったのか？」

まほ「おめでただった…」

男「それってあれか？」

まほ「妊娠三ヶ月だって！」

男「本当か！やった！」

まほ「ああ、早く帰ってきてくれ
お祝いしよう」

男「わかった！早くかえるよ！」

まほ「待ってるぞ」

酉までつけ始めて勘違い野郎の典型になってるな

男「ついに俺も父親かぁ」

典子「どうしたの？」

男「妻が妊娠したって」

典子「よかったね！いいなー私も彼氏ほしいなぁ」

男「典子も可愛いからすぐできるって」

典子「な、なにいってるんだ//」

あけび「あーキャプテン照れてる～」

典子「う、うるさい！」

忍「男さん仕事は私達がしとくので帰ってください」

妙子「奥さんによろしく言っておいてくださいね」

男「みんなサンキュー！じゃあよろしく」

なんでガルパンがここまでされなきゃいけないんや(´；ω；｀)

あひるチームには手ェ出してないのか

男「ただいま！」

まほ「おかえりなさい」

まほ「赤飯を炊いたんだ、早速食べよう」

男「おめでたいもんな」

まほ「一緒に食べよう」

男「そういえばみほは？」

まほ「なんか具合が悪いから病院に行くって言ってたな」

みほ「ただいま」

まほ「帰ってきたみたいだ」

男「おかえり」

まほ「病院はどうだったんだ？」

みほ「産婦人科に行ってきたんだ」

まほ「え……」

みほ「妊娠してたの」

まほ「だれの…？」

ハァ…結局こうなる
チンコ節操無さ過ぎ

みほ「男くんの…」

まほ「どういうこと…」

みほ「私ね、結婚式の日の前に男君に抱いてもらったんだ…」

まほ「え…」

男「………」

まほ「本当…？」

男「ごめん…」

まほ「ツッ！」ダッ

男「まほまって！」ダッ

まほの部屋

男「出てきて話を聞いてくれ」

まほ「嫌だ…なにも聞きたくない」

まほ＆しほ「………ふぅ」

みたいなノリだった頃が懐かしい

男「ごめん、一度でいいから抱いてくれって言われて断れなくて…」

まほ「そう言われれば誰でも抱くのか…」

男「そんなことない…」

まほ「本当か…」

男「うん…」

男「みほが可哀想になっちゃって……」

まほ「みほが君を好いていたのは幼い頃から気がついてた…」

男「でも俺やっぱりまほが好きなんだよ
俺にはまほしかいない…」

まほ「男…」

男「みほにはちゃんと謝って下ろしてもらう…」

みほ「そんなのひどいよ」

・・・。

みほ「ひどいよッ！！！ッ！！！！！！」ザクッ

男「ガハッ！！！！う゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛！！・・あぁぁ！！」

みほ「自分だけ！！！お姉ちゃんと幸せになろうなんてッ！！！！」ザクッ

男「ガハッ！！！！！く゛は！！」

まほ「おい！男！どうしたんだ」

男「………」

みほ「あ…………」ダッ

まほ「おい！どうしたんだ」ガチャ

まほ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

みほ「ごめんね…ごめんね…」

まほ「みほ…」

みほ「私も男君のお嫁さんになりたかっただけなのに…」

まほ「うん…」

みほ「お姉ちゃんごめんね…」

まほ「いいんだ…」

みほ「さようなら」ザクッ

みほ「うっ」

まほ「おい！なにしてるんだ」

みほ「男君いま…行く…か…らね」

今度はみほにやられるルートか

地獄

男「初めて来たって感じがしないな…」

みほ「男君！」

男「みほ…」

みほ「もう…離れたりしないからね」

男「まほは…」

みほ「ちゃんと生きてるよ
ここに来たのは私だけ」

男「そっか」

男「昔にもここに来た気がするんだ」

みほ「うん、知ってるよ」

みほ「次は生きて幸せにしてね」

男「どういう意味…？」

みほ「そのうちわかるよ」

？！

男「そっかなんだか眠いな」

みほ「膝枕するね」

男「ありがとう…」すうすう

みほ「今度は最初から最後まで私だけを見てね…」ナデナデ

end