真姫「ツーリングの準備よ」海未「…何故それを私に言うのですか?」 (34)

第一話:真姫「バイクの免許を取るわ」
第二話:真姫「バイクの免許を取ったわ」

上記の続編です。
まだツーリングには行きません。

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真姫「もちろん準備に協力して欲しいからよ」

海未「ツーリングって絵里とですよね?絵里と一緒に準備をしては?」

真姫「そのつもりだったけど、残念ながらエリーはあてにならないわ」

真姫「教習中はKKEだったのにいざ公道に出たらPKEだったのよ」

海未「私は免許が無いので詳しい事はわかりませんが、絵里もまだ免許取り立てですしそれは仕方ないと思いますが…」

真姫「あてにならないと言っただけで別に責めるつもりは無いわ」

真姫「ただエリーがあてにならない以上、次に頼れるのは海未かなって…」

真姫「それに登山が趣味の海未ならアウトドアについて的確な意見を出してくれると思ったのよ」

海未「バイクと登山は違うと思いますが…しかしながらせっかく私を頼ってくれているわけですし、ここは私でよければ協力させてください」

海未「とは言ったものの登山の感覚で口出しをするのもどうかと思いますので…」

海未「そうですね、まずは真姫が想定している準備物を教えてください」

海未「そこから私が意見を述べていきます」

真姫「そうね…当たり前だけど普段バイクに乗る際の装備は準備するわ」

真姫「具体的にはグローブ、ブーツ、ヘルメット、服装は長袖長ズボン」

真姫「あとは免許証と財布と携帯電話と…とりあえずこんな感じで充分かしら」

海未「…は?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

真姫「エッ?」ビクッ

海未「甘い!甘すぎます!そんな装備じゃ何かあった際にやられちゃいますよ!」

真姫「や、やられるって誰によ…」

海未「人じゃありません、相手は地球です!」

真姫(何言ってんだコイツ)

海未「今、何言ってんだコイツ、とか思いましたね?」

真姫「えっ!?や、そ、そんな事ないわよ?」ココロヲヨマレタ!?

海未「安心してください、これから真姫にもわかるようにちゃんと説明します」

海未「まず足りない物は雨具です!」

真姫「雨具…なるほど、確かに車と違って急に雨に降られたら困るものね」

海未「そうです、いくら晴れの予報だったとしても急に天気が変わるなんてよくある事です」

海未「そんな時に雨具がないと非常に困ったことになります」

海未「また防寒着にもなるので雨が降らなかったとしても持って行って損はありません」

海未「予備の防寒着を持っていくと荷物になりますが、雨具兼防寒着とすれば荷物を多少軽減できます」

海未「もちろん荷物に余裕があるならちゃんとした防寒着を準備する方が望ましいです」

以下ジャップ(笑)スレ

韓国叩いてられる程立場があると思うなよカスジャップ
中国や韓国以下だぞ君たちジャップは

海未「そして地図も必要です」

真姫「あら、今時はスマートフォンでも地図は見られるしナビにもなるわよ?」

海未「まぁ携帯電話を使っても構わないのですが、場合によっては電波が届かない場所に行くことも考えられます」

海未「また電池切れや故障など、使えない事態も想定しなければなりません」

海未「故に地図は持っていた方がいいのです、紙ですからそんなに邪魔になることもありませんしね」

海未「携帯電話のナビを使うなら、充電器も持っていった方がいいですね」

海未「あとはバイクや登山に限った事ではありませんが、予備の着替えやタオルがあれば良いと思います」

真姫「確かにバイクは走ってるときは気持ちいいけど、信号待ちなんかではアスファルトの照り返しがキツいものね」

海未「地球が相手というのはこういった事です、わかりましたか?」

真姫「なるほど、言われてみれば納得だわ」

真姫(でもやっぱり大袈裟な表現よね)

海未「何か?」ニコッ

真姫「な、何でもないわ」ビクビク

ジャップは他国にも嫌われている
日本独自の文化wwwwwwwwww
和風とか侍とかいつ時代の話だよwwwwwwww
昔のネタを未だに引っ張るあたり話題性がない国なんだな
ジャアアアアアアップ

海未「ふと思ったのですが…」

真姫「何?」

海未「バイクに乗っていると会話はできませんよね?」

真姫「もちろんそうね」

海未「走行中のやりとりはどうするんですか?目的地を決めているとはいえ、走行中に意思の疎通をはかりたい時もあるのでは?」

真姫「そうね…そういった場合はどうするのかしら?何かある度に停車するのも面倒だし…」

海未「例えばヘルメットに付けられる無線のような物は無いんですか?」

真姫「…ありそうね、ネットで調べてみましょう」PCカタカタ

侍wwwwwwwwww
和風wwwwwwwwwwww
仏教wwwwwwww
ジャアアアアアアップ

真姫「海未、ビンゴよ!やっぱりそういった物があるみたい」

海未「ありましたか。価格にもよると思いますが、用意しておいた方が良いのではないですか?」

海未「あ、でも真姫の分だけ用意しても仕方ありませんね。絵里の分も用意しなければ…」

真姫「私の分とエリーの分、そして予備を考慮して複数台買っておくわ」

真姫「想像していたより全然安いしね」

海未「そうですか」チラッ

海未(!?…真姫、一般の高校生には高額ですよこれは…)

ジャップ

ジャップ

海未「…とまぁここまで意見を述べさせていただきましたが、バイクでも登山でも使えそうな物としてはこんなところかと思います」

真姫「海未の助言のおかげで私の準備不足っぷりに気付けたわ、ありがとう」

海未「いえ、色々と言いましたがこれが正解なのかどうかは私にもわかりません」

海未「あとは絵里と相談するなり、実際にツーリングをして過不足を確認するしかないですね」

真姫「んー、ここまで準備すれば大丈夫そうな気もするけど…それにあまり多くなりすぎても困るしね」

海未「確かにバイクにはそんなに荷物は乗せられませんしね」

真姫「あとはエリーとも相談してみるわ」

ジャップ共はいつまでも侍や和風に粘着wwwwwwww

海未「ところでツーリングにはいつ行く予定なんですか?」

真姫「…未定よ」メソラシ

海未「えっ?まだ決まってないんですか?」

真姫「冒頭で海未も言っていたけど、私たちまだ免許取りたての初心者なのよね」

海未「それはわかっていますが…」

真姫「車と違ってバイクは路上教習が無いのよ、所内での教習だけなの」

海未「はぁ…それが何か?」

真姫「…笑わないでよ?」

海未「?」

真姫「私たち、一般道を走るのが怖いのよ」

海未「(;゚Д゚)!」

海未「よくそれでツーリングをしようと言う話になりましたね、二人とも」

真姫「ツーリングの話をした時にはまだ公道を走った事がなかったのよ」

真姫「それどころか免許すらまだだったわ」

真姫「詳しくは前作や前々作を読んでもらえばわかると思うわ」

海未「宣伝はやめなさい」コラッ!

日本は終わってるんだよ
気付け

海未「なるほど、ツーリングを目前にようやく公道を走ってみたら教習所内との違いに怖くなってしまったのですね」

真姫「そういう事になるわ」

真姫「所内でも車と一緒に走る事はもちろんあるけど、所内の車って全然スピードも出さないし隣に教官もいるからすごく安全運転なのよね」

真姫「公道でもその感覚でいたら見事に打ちのめされたわ」

真姫「それ以外にも色々大変な目に遭ったわ」

海未「まぁ前作を読んだ限りでは真姫自身にも問題がありそうですけどね」

真姫「うっ…」

SSつまらんからジャップスレで

海未「まぁ結局は慣れじゃないですか?何事も」

海未「ピアノだってダンスだって最初から今のようにできたわけでは無いでしょう?」

海未「時には辛い時もあったでしょう、それでも上手くなりたいという想いがあって上達してきたはずです」

海未「今は公道の運転が怖いかもしれませんが…でもバイクを嫌いになったわけでは無いんですよね?」

真姫「…当然、好きに決まってるじゃない」

真姫「最初はちょっと不純な目的で免許を取り始めた」

真姫「でも今は純粋にバイクに乗る事が楽しい、バイクが好きよ!」

海未「…その気持ちがあれば大丈夫です、すぐに上手くなりますよ」ニコッ

海未「荷物の準備はおそらく大丈夫だと思うので、あとは二人の問題ですね」

真姫「そうね、でもそうは言っても私はあれからも一人で練習を続けているわ」

真姫「過信するつもりは無いけど、余程の事が無ければうろたえることも無い…と思う…」

海未「自信の無さが見え隠れしてますね」

真姫「ウルサイ!!ところでエリーの方はどうなのかしら?」

真姫「エリーもツーリングに向けて特訓するとは言っていたけど成果については聞いてないのよね」

海未「準備物の相談も兼ねて絵里と話をしてみてはいかがですか?」

真姫「それじゃ今晩にでも早速連絡してみるわ」

マッキー:バイクの調子はどう?

KKE:中古とはいえ手入れをしっかりしているから快調よ

マッキー:違う、そうじゃない

マッキー:特訓の成果について聞いてるの

KKE:そっちか

KKE:バッチリよ!泣き言を言っていた私はもういないわ

KKE:さすが絵里ね

マッキー:そう、それなら良かったわ

KKE:スルーされた…(´・_・`)

マッキー:ところでツーリングの準備物なんだけど

マッキー:勝手にこっちで準備させてもらったわ

KKE:ハラショー

KKE:ありがとう、真姫

KKE:ちなみにどういった物を準備したのかしら?

マッキー:地図と無線

KKE:地図はわかるけど無線?

マッキー:ヘルメットに装着できるやつ、運転中でも会話ができるようにと思って

KKE:なるほど、そういった物があった方が確かに便利ね

日本は終わっている
規制が厳しすぎる

マッキー:あとは雨具と防寒着をエリーに自分で準備してもらいたい

KKE:そこは想定済みよ、ちゃんと準備しておくわ

マッキー:それ以外は各自で必要な物を用意する、って感じで大丈夫よね?

KKE:ええ、それで大丈夫よ

KKE:しかし無線なんて全く考えてなかったわ、真姫が気付いてくれて良かった

マッキー:あ、無線は私じゃなくて海未の意見よ

真姫「あら、エリーから着信…何かしら?」

真姫『もしもしエリー?』

絵里『Heyマッキー、どうしていきなり海未の名前が出てきたのかしら?』

真姫『え、海未に相談したからに決まってるじゃない』

絵里『え、何で?海未はバイクに乗らないわよね?』

真姫『でも登山が趣味だしアウトドア派の海未に聞けば的確な意見をもらえるかなーって』

真姫(エリーがあてにならないとか思ってた事は黙っておこう)

絵里『…』

真姫『エリー?』

絵里『…何で…何で私に相談してくれないのよ!』ジワッ

絵里『そりゃ私も初心者だし的確な意見は言えないと思う、でもこういう事前準備から一緒にやるのが楽しみだったりするじゃない!』ウルウル

絵里『一人で準備したならともかく、私を差し置いて海未に相談するなんて…ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!』オーイオイオイ

真姫『ちょっ、エリー落ち着いて!』アセアセ

真姫『…落ち着いた?』

絵里『うん…大丈夫』

真姫『エリー、ごめんなさい』

絵里『こっちこそごめん…私より海未を頼った事が悲しかったけど、でも真姫は悪くないわ』

絵里『私たちの周りでアウトドアに関して海未の右に出る者はいないものね』

真姫『でもエリーの言うように、二人で相談しながら決めていくっていうのも楽しみの一つだったりするわよね』

真姫『今までこんな話をする友達なんていた事が無かったからそんなこと考えもしなかった…言い訳にしかならないけど』

絵里『気にしないで。そのかわり、ツーリングはちゃんと二人でたくさん楽しむわよ!』

絵里『他の誰かの介入なんて認められないわっ!』ドヤッ

真姫『ふふっ、ナニソレ』

真姫『そうね、おもいっきり楽しみましょうね…二人で、ね♪』

海未「真姫と絵里は大丈夫でしょうか…」

海未「しかしツーリングですか…きっと峠を攻めたりするんでしょうね」

海未「山頂アタックならぬ峠アタック、ですね」

海未「…こういった形で山を攻めるのも悪くないですね」キラキラ



おわり

以上で終わりです、お付き合いありがとうございました。

前回は話の都合上ネガティブな部分を全面に出してしまいましたが、一度にあんなにたくさん酷い目に遭う事は普通無いと思います。
「バイクに興味はあったけどこんな目に遭うのはちょっと…」なんて思った人は安心してください。

次回こそツーリング編が書けたらいいなと思います。
ちなみに>>1は前回の投稿からまだツーリングには行けてません。

地図かナビは欲しいよな
山行くと電波入らないとこあるから地図アプリ表示しなくなる
ドコモだけは辛うじて電波拾ってくれる場合もあるけど

今回も面白かった
海未ちゃんにはなるほどと思わされたし、バイク組もポンコツ具合がかわいい
次作にも期待



夏のカッパは地獄だよな

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