女先輩「好きな人ができた。後輩クンじゃないけど」男後輩「あ、そっすか」 (29)

ただただまったり書いていきます。
不定期更新です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461600699

>>1に書き忘れました
女先輩=女、男後輩=男で略していきます。

女「ねえ聞いて」

男「なんすかなんすか、また面白い話ですか?」

女「好きな人ができたの!」

男「お、いいですねそういう話」

女「まあ後輩クンじゃないんだけどね」

男「あ、そっすか」

女「あれ、ちょっと残念そう?」

男「いや自分彼女いますんで…」

女「えっ」

男「あれ、言ってませんでしたっけ?」

女「初耳だよー…抜け駆けダメだよ」

男「抜け駆けしたつもりは一切ないんですけどねえ」

女「なんかショック」

男「いやそんなことはどうでもいいんですよ、好きな人って誰なんですか?」

女「後輩クンの友達」

男「えっ」

女「この前部室に連れてきてた…あー、あの子」

男「ああ、あいつですか」

女「イケメンだよね」

男「まあ、イケメンっすね」

女「優しいし」

男「まあ、優しいっすね」

女「…」

男「…」

女「…」

男「え、まさかそんだけですか?」

女「いいじゃんいいじゃん!付き合う理由なんて大体そんなもんじゃん!」

男「いや、もっと中身とか」

女「そんなの分かんないじゃん。話したの一回だけだよ?」

男「じゃあ、何回か遊んでみたり」

女「でも、遊びに誘うイコール付き合いたいですって言ってるようなものじゃない?」

男「それはー…まあそうですね」

女「だから当たって砕けようかなと」

男「あ、砕けちゃうんですか?」

女「こう言っておけばフラれた時のフォローができるでしょ」

男「失恋した時にそんなフォローじゃ立ち直れませんよ」

女「なんか経験があるような言い方だね」

男「僕過去に2回くらいフラれてるんですよ」

女「えー、モテそうなオーラ出しておいて?」

男「その時は部屋でぼーっとするしかなかったですね…辛すぎて」

女「ちょっと、プレッシャーかけるのやめてよ」

男「中1の頃から好きだったから、ダメージ大きかったんですよ」

女「ああ、なるほど」

男「まあ、傷が浅くて済む内に告白した方がいいんじゃないですか?」

女「だよねだよね」

男「けど」

女「けど?」

男「そういうあんまり中身知らずに付き合うと、すぐ別れちゃうパターン多いんですよ」

女「え、そうなの」

男「付き合い始めて関係が深くなるにつれ、相手の内面が見えてくるじゃないですか」

女「うん」

男「自分の嫌いな一面とか、プライベートでは嫌な性格だったりとかよくあるんすよ」

女「えー…」

男「まあ、だから尚更何回か遊んだ方がいいと思うんですよ」

女「でもー」

男「大丈夫ですよ。あいつめっちゃ鈍感なんで」

女「そうなの?」

男「ラブレターをラブレターと認識できない奴ですから」

女「???」

男「ラブレターって、大体内容読んだら察するじゃないですか。アホな先輩でも分かりますよね」

女「アホって言うなアホ!」

男「あいつラブレター読んでも、告白されるとか考えられないらしいです」

女「えっ、天然?」

男「天然というか…まあ、アホですかね。先輩と一緒ですよ」

女「アホって言う奴がアホなんだぞ、覚えとけ」

男「まあそういう訳なんで、とりあえず遊びに誘ってみてはどうでしょう」

女「そうだね。その鈍感さなら大丈夫かな」

男「じゃあ、LINE教えときますね」

女「あいあい」

男「…はい。送信しました」

女「ん。ありがと」

男「で、先輩は男の人と2人きりで遊んだことはあるんですか?」

女「うん。ていうか、昔付き合ってたよ私」

男「え、そうなんすか!」

女「なにさなにさ、そんなびっくりしなくても」

男「先輩てっきり干物だと思ってて」

女「誰が干物だ!潤ってるわ!」

男「いっすね、いいツッコミ」

女「高2だったかな」

男「今先輩が20歳なんで…4年前ですか」

女「そうそう。あんまり続かなかったけどね」

男「先輩の方から告白したんですか?」

女「ううん、あっちから」

男「お、先輩モテてたんですね」

女「んーん、それまでまともに男子と話したこともない女子だったよ私」

男「あれ、そうなんですか」

女「なんか、私のあどけない感じが好きだったらしいよ」

男「まあ、処女っぽいですもんね」

女「…」

男「あ、すいません。自分デリカシーないんですよ」

女「知ってる」

男「まあまあ、それで結局何カ月ほど付き合ってたんですか?」

女「えーっと…2ヶ月ちょっと」

男「短いですね」

女「あっちからフってきたの。『ごめん、もうやめよう』って言われた」

男「なんかドラマみたいっすね」

女「私も最初からそんなに好きじゃなかったから、OKしたんだけど」

男「ほら、お互いのことをよく知らずに付き合うとそういうことになるんですよ」

女「うん。自分で言って今理解した」

男「というかLINE送ったんですか?」

女「あ、まだだよ」

男「多分誰か分かってないと思うんで、自己紹介からしたらいいんじゃないでしょうか」

女「そうだねー」

女:この前部室にいた女です!よろしくー!

女「こんなんで」

男「真顔でこの文送ってるこの絵面、凄いシュールですね」

女「撮っちゃダメだよ」

男「フォルダ汚れちゃうから先輩の写真なんてお断りですよ」

女「後輩クンたまにキツいよね…」

男「先輩って、いじりたくなるキャラしてますもん」

女「よく言われる。よくいじられる」

とりあえずここまでです

乙乙~
この雰囲気すこ

56 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/23(土) 00:06:17.33 ID:2vN2clFz0
メモで書いてるから55までレスきてるとは思ってもみなかったwwwww
はえーよw

提督「ほら、間宮券だ」

陽炎「しーれーいーかーん?」

提督「何だよ、高価なもんだろ?」

陽炎「確かに高価だけどさぁ~……あーもういいや、今日は疲れちゃったから間宮さんのところで甘味食べて寝るよ」

提督「おうそうしろ……ところで陽炎?」

陽炎「なに?」

提督「来週にはたくさん間宮が手に入るかもしれんぞ?」

陽炎「……はぁ?それってどゆこと?」

提督「明日には説明するよ。ほら、今日はお疲れさんってことだ」

陽炎「全く意味わかんないけど……はーい」



提督「……あいつなら、あの3人を止められるかもしれないな」

提督「……人間性を捧げよ……か、あいつらは果たして救えるのか……」

提督「大丈夫だろうな、さてと、執務を終わらせるその前に磯風のところに見舞いに行くかな……」

57 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/23(土) 00:08:58.72 ID:2vN2clFz0
みなさまお疲れ様でした。



よろしかったらこちらも書いてますのでぜひ参加してください

陽炎「ダークソウル3?」提督「陽炎型は強制参加な」
陽炎「ダークソウル3?」提督「陽炎型は強制参加な」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460706468/)

html出してきます

101 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/23(土) 01:07:00.08 ID:2vN2clFz0
陽炎

102 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/23(土) 01:08:12.71 ID:2vN2clFz0
ksk

131 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/04/23(土) 01:45:52.94 ID:2vN2clFz0
荒らし止めなよ
迷惑じゃないの?

201 ◆bcl3OxnGHI sage 2016/04/23(土) 21:40:51.18 ID:2vN2clFz0
今日の更新はお休みさせていただきます


荒らされてるから気の毒だと思ってたらこいつ自演作者じゃねえか
これは荒らされて当然だし荒らしはもっと荒らせよ

夜あたり更新します

まだ?

夜なんですけど

今忙しいので、土曜日あたりには投下できると思います

すいません、寝落ちしちゃいました…
今日の夜こそ。

てか偽物がいるようなので酉つけときます

今から投下します~

男「『いじって下さい』って顔に書いてありますもん」

女「いや書いてないし」

男「今のは天然のフリして天然ボケかますとこっすよ」

女「後輩クン、芸人目指してるの?ていうかセクハラだよさっきの」

男「えっ、セクハラなんすか」

女「いじって下さいなんてそんなこと顔に書かないよ!」

男「じゃあ、お腹あたり書いときます?」

女「そうだね、それなら見えないね」

男「じゃあ失礼して」

女「コルァ!」

男「ひっ」

女「セクハラだよ!変態!」

男「自分からノっておいて…」

女「後輩クン、彼女いるのに私に手出しちゃうの…?」

男「あっ、ちょっと聞こえなかったんでもう一回いいすか?」

女「…」

男「…すんません」

女「うむ」

男「あ、LINE返ってきてないんですか?」

女「ん…あ、返ってきてる」

友:よろしくです!男にLINE聞いたんですか?

女「だって」

男「とりあえず返信して、さりげなく遊びに誘いましょうよ」

女:そうだよ!今度の日曜空いてる?

女「はい」

男「いや全然さりげなくないですよ!直球じゃないですか!」

女「だってー、その流れまで持ってくのめんどくさいんだもん」

男「まあ、そうかもしれないですけど…順序ってもんが」

女「無いよ!順序とかないから!」

男「あっはい」

女「というかさっき話してて思ったんだけど」

男「なんですか?」

女「天然っていいよね」

男「ああ、天然のマグロとか美味しいですよね」

女「違う!そっちの天然じゃない!」

男「でも自分今天然っぽくなかったですか?」

女「あっ」

男「確かに天然は可愛いポイント上がりますね」

女「だよね。私も天然キャラ目指そうかな」

男「でも天然って嫌な所もあるんですよ」

女「え、そうなの?」

男「伝えたいことが伝わらなくてイライラする時あるんですよね」

女「あー、あるかも」

男「あと天然ボケかまされたら話の腰へし折れますからね」

女「第一声がなかった事にされるからね」

男「そういう訳で天然が可愛いのは限られた時だけですね」

女「やめておこう、そうしよう」

男「先輩は先輩独特のキャラがあるじゃないですか」

女「え、そう?」

男「時たま女っぽくない所ですよ」

女「え゛っ」

男「先輩、好きな色はなんですか?」

女「…ピンク」

男「紅色ですよね、ババくさい」

女「いいじゃん!紅色好きな女の子なんてそこらじゅうにいるし!」

男「…」ピッ

女「ん、誰に電話してるの」

女「あれ、私?」

ビーマイベイベー♪ビーマイベイベー♪ビーマイベイベー♪ビーマイベイベー♪ビーマイベイベー♪

女「…」

男「そういやこの前先輩の友達から先輩の寝間着姿の写真もらったんですよ」

女「あれ、そんな写真あったっけ」

男「ほら、このドカパンで寝てる写真」

女「…ドカパン楽だもん」

男「こういう所ですかね」

女「悪口言われた気分」

男「まあ、そういう言い方にはなっちゃいましたけどこういうのもモテる要素の1つなんですよ」

女「お、そうなの?どう後輩クン、惹かれる?惹かれる?」

男「惹かれません」

女「何だ、草食系め」

男「男性の中には、女性が時折見せる『女の子らしくない仕草』とかにグッとくる人もいるらしいです」

女「あぐらかいたり?」

男「そうですそうです。自分はむしろ引きますけど」

女「てか、普通居ないよそんな女の子」

男「いるから面白いんですよねー」

女「私はあぐらなんかかかないから!」

男「あ、LINE返ってきてますよ」

女「あっほんとだ」

友:いいですよ!どこに行きます?

女「だって」

男「いちいち自分に反応仰ぐのやめてくださいよ」

女:服買いに行きたいから、一緒に来て欲しいかな!

女「てな感じで」

男「まあ、いいんじゃないですか?」

女「モテる要素の話だけど」

男「あっはい、急ですね」

女「男の子って女の子のどういう所に惹かれるのかな」

男「んー…よく聞くのが髪を耳にかけたりとか」

女「こんな?」スッ

男「あとはちょっとした仕草とか」

女「というと」

男「話してる時、擬音と一緒に体が動いちゃうとか」

女「どかーん!」

男「ああ、そんな感じですね。自分は惹かれませんけど」

女「えぇー…」

男「運動する時にポニテにするのもイイらしいです」

女「私そんな長くないよー」

男「先輩だったらピンでとめるとか」

女「それもモテ要素?」

男「なりますね。いつもと違って雰囲気って、なぜか可愛く見えるんですよ」

女「ふむふむ」

男「てかそんなの聞いてどうするんですか?」

女「友くん相手に実践しようかなと」

男「ああ、なるほど」

女「できればさ、私でもできそうなの教えてほしいな」

男「先輩でもできそうなの…あ、さりげなくボディタッチは定番ですね」

女「んー…そういうのはちょっと苦手かな」

男「え、そうなんですか?」

女「物渡す時に手触れてみたり、って感じだよね」

男「そうですね」

女「なんか、そういうの自然にできないし…」

男「ああ、先輩演技苦手ですもんね」

女「あと、そういうので好きになってほしくないというか」

男「?」

女「あ、LINEきてた」

男「早いっすね」

友:分かりました!何時にどこ集合にしましょうか?

男「意外と乗り気だなあいつ」

女「いいことだね」

女:10時に◯◯駅で!

女「ほいさ」

男「で、先輩さっきの話なんですけど」

女「えっと?」

男「ボディタッチで好きになってほしくないというのは?」

女「ああ、えーっとね。もっと他の所で好きになってほしいかな」

男「他の所って…外見とか性格ですか」

女「そうそう。ボディタッチして好きになってもらってもね」

男「でも、単にそういうのだけで好きになる訳じゃないですよ」

女「?」

男「意識してない相手が自分のこと好きでも、自分は気づかないじゃないですか」

女「まあ、何かアピールがない限りはね」

男「そのアピールがボディタッチってことです」

女「あー…」

男「『興味の無い人間』から『気になる人間』にステップアップする訳ですね」

女「なるほどね」

男「もし『あ、こいつ俺のこと好きなんだな』って気づいたら見る目変わりますよ」

女「確かに、普段気にしなかった動作とかも目に入っちゃうね」

男「で、好きになっちゃうこともある訳ですね」

女「開かない扉をノックする感じかな」

男「そんな感じですね。あっちから扉が開いたら両思いです」

ちょっと短いですがここまでです
キャラが何となくしか定まってないのでたまに不自然な言動になっているかもしれないですが、ご愛嬌ということで

おつ
こういうの嫌いじゃない


続きはよ

今週のどこかで更新したいと思います

乙乙~

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