雪美「姫騎士の…」 ありす「気持ちに」 仁奈「なるですよー!」 (10)

初投稿になります。スレ立て成功していたら投稿していきます。

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オーク仁奈「わーはっはははでごぜーます。そんな攻撃、オーク仁奈には効かねーでごぜえます!」

雪美「聖騎士の誇りにかけて…負けない…!」



千秋「あら、談話室の方から佐城さんと市原さんの声が…。何をしているのかしら?」ガチャ





仁奈「くっふふふ! 口ほどにもないでごぜーます!」

雪美「そんな…、全く歯が…立たないなんて…。クッ…、ころして…」

千秋「」

千秋(さ、佐城さんは一体なにをしているの! 騎士風のもこもこのキグルミを着ている佐城さんかわいい…! じゃなくて、なんで今になってくっころを!///)


ありす「黒川さん。ドアの前に立って通行の妨げになってしまいますよ。こちらへ」クイクイ

千秋「橘さん…! あなたもその恰好はどうしたの!」

ありす「これですか。この姿はイチゴの勇者、さしづめ…アリス・ストロベリー・タチバナと言ったところでしょうか」フンス

黒川(佐城さんとは色違いの赤い騎士のキグルミに苺の剣…。やっぱりこれって幻想公演の…! でもあの時、佐城さんは出演していなかったはず…。それなのになぜくっころの再現度があんなにも高いの!)

※仁奈とありすは幻想公演 栄光のシュヴァリエにユニットで出演していました。

仁奈「抵抗しても無駄でごぜーます! おとなしくオーク仁奈にもふもふされるでごぜーます!」

雪美「くっ…! 聖騎士が生き恥をさらす…わけには…。早く…ころしなさい…っ!」

仁奈「くっくっく! 簡単にしんじゃつまらねーです! ええいっ!」モフ

雪美「うっ…。すごいもふもふ…。でも…、こんなことで私を墜せると……思わないで…っ!」キッ



仁奈「口ではそういっても、からだは正直でごぜーますよ! ほらほらぁ!」モフモフッ モフモフッ

雪美「もふもふには…勝てなかったよ……///」ガクッ

ありす「そこまでです!」

雪美「…! あなたは…アリス・ストロベリー……!」

仁奈「なっ、なんでこぜーますかっ!」

ありす「問答無用! 邪悪なオークは苺よりも紅く染め上げてしまいます。くらえっ!」ザシュッ

仁奈「ぐはーっ! いちご…あま…、ガクッ!」



黒川(橘さんは椎名さんの役をやっていたのね…。…そろそろ物語も終わりかしら?)


ありす「聖騎士雪美、無事ですか!」

雪美「もふもふ…もふもふ…」

ありす「いけないっ! もふもふされたせいで我を忘れている…。ですが、安心してください。私特製いちごパスタを食べれば…っ!」

雪美「はっ…! 私は…何を…。 アリス・ストロベリー…助けてくれたみたい……ね。お礼…する……」

ありす「いえ、まだこの国には私を必要としている人がいます。立ち止まっているわけにはいきません」

雪美「あまおう…とちおとめ…で盛大におもてなし……する」

ありす「しょ、しょうがありませんね。好意を無下にはできません。さっ、早く行きましょう!」

雪美「うん…。私についてきて……」


仁奈「こーして、オークをしりぞけた勇者アリス・ストロベリーはいちごに囲まれて幸せに暮らしたそうでごぜーます。ちゃんちゃん♪」



黒川(お、終わったようね…。内容はともかく、非常に可愛くて微笑ましかったわ。取りあえず拍手しておきましょうか)パチパチ

雪美「あ、千秋…。見ていたの……ね」ポテポテ

黒川「ええ…。とても上手だったわよ。で、でも、どこで私の演技を…」ナデナデ

雪美「Pに…千秋の演技を見たいっていったら…DVD貸してくれた……。千秋みたいにやってみたくて……、仁奈とありすに協力……してもらったの…。もしかして…いや……だった?」

黒川「いいえ。私の演技が佐城さんの参考になるなら、一向に構わないわ。でも、くっころは恥ずかしいからあまり見てほしくないわね…///」

雪美「幻想公演の千秋…、格好よくて…せくしーだったから……見れなくなるの…残念……」

黒川「……大丈夫よ。幻想公演以外にも、私の出演した映像作品は沢山あるはずだから。そうだわ、佐城さんさえ良ければ私出演のDVDを全部プレゼントしてあげる。だから、それで我慢してくれないかしら?」

雪美「うん……、わかった…。千秋…ありがとう」ギュッ

千秋「ふふっ。いいのよ、これくらい…///  市原さんと橘さんも、佐城さんに協力してくれてありがとうね」

仁奈「ニナはみんなでキグルミを着れたから、満足でごぜーます!」

ありす「同じプロダクションの仲間として手助けするのは当然です」フンス


黒川「二人とも優しいのね。そうだわ、そろそろお昼だし皆でカフェに行かない? 近くでいいお店を教えてもらったの」


雪美「うん……行く…!」

仁奈「わーい! みんなでご飯食べるの、ニナ大好きでごぜーます!」


黒川「そこのお店は苺タルトが美味しいそうよ。橘さんもどうかしら?」

ありす「べ、別にいちごに釣られるわけではありませんが、同席するのはやぶさかではありません!」


黒川「ふふっ、そうね。さっ、行きましょう」

「「「はーい!」」」



終わり

雪美みたいな娘がほしいだけの人生だった。


依頼出しておきます。

千秋が幸せそうでなによりです

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