【デレマス】CGPアイドル特捜隊デレマスター (35)

モバマス×地球特捜隊ダイバスターネタです

キャラ崩壊注意





2011年

地球にやって来た知的生命体ドン・サウザンドリバー

彼女からの質問に備え組織されたのが

アイドル特捜隊デレマスターである



第1話「走れ! デレマスター」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461337857

のあ『……』ズルズル

のあ『……』

のあ『これでいいかしら?』





美玲「乃々、この映像は一体なんだ?」

乃々「これを見て、何に気付きましたか?」

輝子「い、1kgの物体に……1m/s^2の加速度を生じさせる力を、与えていた……」

幸子「あの物体には、ちょうど1N(ニュートン)の力が加わりましたね」

小梅「えっ……えっ……?」キョトン

美玲「小梅には、ちょっと早いかもな」

幸子「この映像がどうしたんですか?」

乃々「この運動量は、卯月の『頑張ります』何個分だと思いますか?」

美玲「!?」

幸子「!?」

小梅「!?」

輝子「!?」

乃々「デレマスター出動!!」

4人「「はっ!!」」





  /)/)
 (・ω・`)⌒ヽ〇  キュラキュラ...
(〇(〇〇〇〇) )))
デレマスター1号(兎型高速装甲車)

幸子「最初の指令が卯月さんネタなんて、幸先がいいですよ!」

幸子「なんてったって、デレマスの顔ですからね!」

美玲「いや、凛という対立候補を忘れたらダメだぞ?」

幸子「デレマスの顔にふさわしいのは卯月さんか、それとも凛さんか――」

幸子「この争いに、終止符を打つべきだと思いませんか?」

美玲「……」

美玲「また今度な」

幸子「ですね!」





果たして、1Nは何頑張りますなのか――!?

CGプロ、レッスンスタジオ――



美玲「失礼するぞッ! デレマスターだッ!」

卯月「……え?」

美玲「デレマスターだッ!」

卯月「……はい、何ですか?」

幸子「ちょっとこの1kgの物体に1m/s^2の加速度を生じさせる力を与えてくれませんか?」

卯月「……良いですけど」

幸子「お願いします」

卯月「分かりました」

卯月「せーの……」

卯月「よっと」ズルズル





美玲「1kgの物体に1m/s^2の加速度を生じさせる力を与えている……!」

幸子「間違いなく1Nですね」

幸子「今、頑張りましたか?」

卯月「はい」

幸子「頑張りました何個分ですか?」

卯月「えっと……1個分、でしょうか」

幸子「つまり1頑張りますですか?」

卯月「うーん……それはちょっと違うような……」

美玲「じゃあ何なんだ?」

卯月「えっとですね……」

卯月「100%の力で頑張ったので、頑張ります100%です」ダブルピース

幸子「分かりました」

美玲「ありがとうな!」

本部――



幸子「ただいま戻りました!」

乃々「どうでしたか?」

幸子「1頑張りますでした」

美玲「精度を上げて計測すれば、『頑張ります』が国際単位系の1つになる日も近いな」

乃々「そうですか」

美玲「乃々! 次の指令を!」

乃々「これをご覧ください」





凛『蒼の剣を受けよ!アイオライト・ブルー!』ブゥンッ!!





輝子「凛だな」モグモグ

美玲「蒼いなぁ」

幸子「蒼いですね」

小梅「私は、あまり違和感ないけど……」

乃々「私もです」

輝子「クールアイドルは、大体こんな感じ……フヒ……」モグモグ

美玲「乃々、凛がどうしたんだ?」

乃々「凛さんと言えば蒼、蒼と言えば凛さん」

幸子「ですね」

乃々「凛さんは、蒼に囲まれて生きている……そうですね?」

輝子「乃々はちょっと……と、遠まわしに喋りすぎ……」

小梅「もっと、分かりやすく言って……」ムゥ

幸子「分かりました……!」

美玲「何が分かったんだ幸子?!」

幸子「蒼い割には、凛さん自身は思った以上に蒼くないんですよ!」

乃々「そうなんです」

乃々「次の指令はこれです!」

『しぶりんはどれだけ物理的に蒼いのか?』

美玲「!?」

幸子「!?」

小梅「!?」

輝子「!?」

乃々「デレマスター出動!!」

4人「「はっ!!」」





 ,_
<l・ヽ/彡 ≡=
 `(_ミ彡 三ニ  ゴオォー!!
    ヾ
デレマスター2号(鳥型ジェット機)

小梅「ねぇ、輝子ちゃん……」

輝子「なんだ?」モグモグ

小梅「さっきから食べてるキノコって……」

輝子「昨日採れたシイタケだ……」

輝子「小梅も……た、食べるか?」

小梅「いいの?」

輝子「ホラ」

小梅「ありがとう……」

輝子「……」モグモグ

小梅「……」モグモグ

輝子「……」モグモグ

小梅「……」モグモグ





果たして、しぶりんはどれだけ物理的に蒼いのか!?

CGプロ、談話室――



輝子「し、失礼します」

小梅「デレマスターです……」

凛「えっ……あ、うん……」

小梅「調査に、来ました」

輝子「凛の荷物……見せてくれ」

凛「荷物を?」

凛「これって……アイドルの私物チェックとか、そういう企画?」

小梅「うん、それ的なあれ」

輝子「見せてくれ」

凛「まぁ、それなら良いよ」

カバン「ばさばさ」





小梅「いろんなものが入ってるね」

輝子「ハンカチ、携帯、手帳、リップクリーム……」

小梅「……えっ!?」

輝子「こ、これは……!?」





小梅「蒼いものが……1つも無い……!?」

凛「……あ、そういう企画なんだ……」

輝子「凛、蒼いものはないのか?」

凛「蒼いものって言われても……」

凛「……」ガサゴソ

凛「本当だ……フフッ、全然ない……」

小梅「なんで笑うの?」ムッ

凛「ご、ゴメン……」

凛「蒼いもの……蒼いもの……」

凛「あ、ネクタイ!」

小梅「それは、碧じゃない?」

凛「そっか、そうだね……」

凛「……あ、これ! 蒼ボールペン!」

輝子「蒼い」

小梅「蒼い」

凛「蒼いでしょ」

小梅「これ何に使うの?」

小梅「リアルに」

凛「……」

凛「あっ制服! この制服!」

輝子「これは……紺じゃないか?」

凛「ギリギリ蒼いよ!」

小梅「それは、凛さんにとっての、蒼なの?」

凛「……」

凛「違うね」キリッ

輝子「……あ、髪留め」

小梅「これは蒼いね」

凛「今日はこれくらいかな」

小梅「あとは、アレしか……」

輝子「アレを調べるしかないか……」

凛「アレって?」

小梅「アレって言うと、その……」

小梅「……見えないおしゃれ……」

凛「……」

凛「あ~」

凛「……」

小梅「お願い」ウル...

輝子「頼む」ウル...

凛「」キュン

凛「それじゃ、カメラはここに置いて、あっちの部屋に行こうか」

小梅「ありがとう」

凛「その代わり、私たちの秘密だからね?」



あっちの部屋「ぱたん」









2人「「おぉー!!」」

本部――



小梅「ただいま、帰りました……!」

乃々「おかえりなさい」

乃々「どうでしたか?」

小梅「髪留めとボールペンと、素敵な上下セットが蒼かったですっ」

乃々「素敵な上下セットは蒼かったんですね……」

小梅「はい」

乃々「そうですか」

乃々「素敵な上下セットは蒼かったんですね……」

乃々「……」

乃々「素敵な上下セットは蒼かったんですね……」

美玲「なんで3回も言ったんだ?」

乃々「大事なことなので」

幸子「大事すぎですよ……」

美玲「乃々! 次の指令は!?」

幸子「ちょっと待ってください!」

幸子「なんだか喉が渇きませんか?」

美玲「確かに」

乃々「そんな時はスタドリチャージです」

小梅「露骨な宣伝……」

輝子「スポンサーは大事……フヒ」





乃々「」ゴクゴク

4人「」ゴクゴク

美玲「乃々! 次の指令は?」

乃々「次の映像を見てください」





未央『みんなー! 今日は来てくれてありがとー!!』

ファン『ちゃんみおー!』ワーワー





小梅「未央さんだ」

美玲「未央は元気いっぱいだよな」

小梅「この間……小学生組と追いかけっこして、遊んでたよ」

輝子「それ……私も見た」

輝子「へ、部屋中をグルグル走り回ってた……」

美玲「元気だなぁ」

幸子「まってください……!」

幸子「そのままグルグル走り回り続けたら……バターになってしまいませんか?!」

小梅「えっ……幸子ちゃん何言ってるの……?」ドンビキ

乃々「次の指令はこれです!」

『ちゃんみおは走り回り続けるとバターになるのか?』

美玲「!?」

幸子「!?」

小梅「!?」

輝子「!?」

乃々「デレマスター出動!!」

4人「「はっ!!」」





 _____
/〇    \/| ~  ゴウンゴウン...
\_ノ∋__/\| ~
デレマスター3号(魚型原子力潜水艦)

幸子「未央さんがバターになるのかならないのか……」

幸子「すごく気になりますね」

美玲「……これは由々しき事態だぞ……!」

幸子「美玲さん?」

美玲「もし未央がバターになったら、その時はこの手で……!」ギリッ

幸子「美玲さん……」





果たして、未央はバターになるのか?!

CGプロ、休憩室――



美玲「失礼するぞッ!!」バァン!!

未央「おぉう!? だ、誰?!」ビクッ

未央「……なんだ、さっちーとさかみーじゃん」

美玲「未央! ちょっとそこを走り回るんだ!!」

未央「えっ」

幸子「美玲さん、落ち着いてください」

幸子「とりあえず、走り回ってもらえますか?」

未央「あ、うん……」

未央「????」

未央「……」トテトテ

幸子「もっと早くお願いします」

未央「……」タッタッタッ

幸子「楽しそうにお願いします」

未央「わーい」タッタッタッ

美玲「もっと楽しそうに!」

未央「わーいわーい」タッタッタッ

幸子「……」

美玲「……」

未央「いやっほーい」タッタッタッ

幸子「……」

美玲「……」

幸子「……はい、止まってください」

幸子「どうですか?」

未央「いやぁ、目が回るねぇ」

美玲「そうじゃなくて! バターになったか?!」

未央「え、バター??」

未央「いや、バターにはならないけど……」

美玲「もういいッ! 邪魔したなッ!」プンスカ

幸子「あ、ご協力ありがとうございました」

未央「え、うん……??」

本部――



美玲「ただいま帰ったぞッ!!」

乃々「お帰りなさい、どうでしたか?」

美玲「バターにならなかったぞッ!!」

小梅「なんで怒ってるの?」

美玲「ならないならならないで、寂しいだろッ!!」

輝子「無茶苦茶だな……」

幸子「良いじゃないですか、これも調査です」

幸子「『未央さんはバターにならない』――」

幸子「こんなに大切な事実が分かっただけでも、十分じゃないですか」

美玲「そうだな……」

美玲「うん、そうだなッ!」

美玲「乃々! 次の指令を!」

乃々「次の指令は――と、いきたいところですが……」

乃々「ゆっくり連載していきたいので、今日はこのあたりで――」

美玲「なあ乃々、ちょっと話があるんだけど……」

乃々「どうしましたか?」

美玲「ウチらのこの活動……本当に正しいことなのか?」

幸子「ちょ、ちょっと美玲さん?!」

美玲「CGプロの皆は、ウチらの仲間なんだぞ」

美玲「そんな皆を売るような真似をして、それで本当に良いのかッ?!」









乃々「馬鹿者!!!!」ボゴー!!

美玲「ごふっ!!!!」

幸子「!?」

小梅「!?」

輝子「!?」

乃々「良いですか美玲さん!」

乃々「私たちは! 私たちアイドルたちは!」

乃々「売れるときに、売れるものを売るものなんです!」

乃々「売られてナンボなんですよ!!」

美玲「売られて……ナンボ――!」

美玲「乃々、ゴメン……ウチが間違ってたぞッ……!」

乃々「分かればそれでいいんです」

美玲「はい」

乃々「さあ! 今日は5人で、晩御飯を食べに行きましょう!」

輝子「お、良いな……!」

乃々「ただし! お金は各自払ってくださいね?」

幸子「別に、乃々さんに奢ってもらおうだなんて、思っていませんよ」

5人「アハハハハ……!!」





我々の地球にはまだまだ分からない謎がある

あらゆる謎を調査解明!

頼むぞデレマスター!



終わり

以上です、ありがとうございました



※ものすごくネタが切れやすいので、
レスやコメント欄でリクエストがあれば、
積極的に採用していく次第です

みなさまお疲れ様でした。



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懐かしかったわ乙

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