めう「さききはめうのねーねめう!」 (26)
◆ひなビタ♪SSです
◆本日4月16日、明日17日には倉吉で桜まつりですが行けてないので関東からお送り致します
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めう「ねえさききー」
咲子「はい?」
めう「めう、さききみたいなねーねが欲しいめう」
咲子「お姉さん、ですか?」
めう「そうめう!優しくて、ふわふわしてて、そんなねーねめう」
咲子「だから私?」
めう「さききはねーねにぴったりめう!だから、めうのねーねになって欲しいめう!だめう?」
咲子「そんなことないですよっ」
めう「さきき!」
めう「わあい、さききはめうのねーね!」
咲子「うふふ、めうちゃんったら……でも私も一人っ子ですし、お姉さんと言われても具体的に何をしたら……」
めう「だいじょーぶめう!さききはいつもの感じでいいなり!」
咲子「そうですか?でもそれじゃ……」
めう「えっと……めうがたまに甘えるから、それを優しく受け止めてくれればいいめう」
咲子「なるほど」
めう「じゃあさっそく……さききねーねっ」ギュッ
咲子「あらあら」
めう「んー、あったかいめう……」
咲子「よしよし、めうちゃんは甘えん坊さんですねっ」ナデナデ
めう「えへへ、なでなでされるとくすぐったいめう~」
咲子「あら、いりませんでした?」
めう「いるめう!もっとよしよしして?」
咲子「はーい」ナデナデ
めう「えへへへ」
咲子「めうちゃんの髪、とってもとってもさらさらさんですねっ」
めう「さききの撫で方、めう、とっても好きめう♪」
咲子「あ、もうこんな時間ですか」
めう「めう?」
咲子「そろそろシャノワールのお手伝いに行かないと……めうちゃん、お姉さんはまた」
めう「めう!めうも手伝うめう!」
咲子「めうちゃんが?」
めう「そうめう!ねーねをお手伝いするのはいもうとの勤めう!」
咲子「でも」
めう「大丈夫めう!めうに任せるめう!」
咲子「んー、じゃあお願いしちゃいましょうかね」
めう「めう!」
~喫茶店シャノワール~
チリチリーン
まり花「さきちゃーん!ちくパ食べにきたよー!」
凛「わ、私はコーヒーを飲みに来ただけなのだけれど……」
めう「めう!まりり、りんりんせんせー、いらっしゃいませめう!」
まり花「ふぉおおおおっ!メイド服のめうめうだよっ!ミニミニキュートで可愛いよっ!」
めう「えへへー」
凛「随分な格好ねはんこ屋、ここでアルバイトでも始めたのかしら……?」
めう「そりは違うめう!めうは、ねーねのお手伝いをしているだけめう!」
まり花「ねーね?」
咲子「ふふふ、めうちゃんったら」
まり花「さきちゃんがめうめうのねーねなの?」
めう「そうめう!さききはめうの優しいねーねめう!」
凛(姉妹プレイかしら)
まり花「だからメイドさんの格好してるんだねっ」
咲子「唐突に言われたからびっくりしちゃいましたが、妹のめうちゃんは可愛いですっ」
めう「えへへえ」
咲子「お手伝いの後はご褒美にちくわパフェ作ってあげますね」
めう「わーい!めう、ねーねだいすき!」
凛(賃金の代わりかしら)
凛「まぁ貴方達のプレーは兎も角……いつものをお願いするわ」
まり花「じゃあわたしも!」
めう「めう!いつものめうね、かしこまっためうー!」
まり花「めうめう、いつものがなんだか分かるのかなっ?」
めう「今からねーねに聞くめう!さきき!」
咲子「はいはい、まりかちゃんのいつものはちくわパフェで、りんちゃんのいつものはブラックコーヒーですよっ」
めう「なるほどめう」
咲子「因みにイブちゃんはミルクティーでここなちゃんもちくわパフェですね、あとめうちゃんは」
めう「ちくわパフェめう!ちくパめう!」
咲子「うふふ」
咲子「はいできました、めうちゃん、それをまりかちゃんとりんちゃんのところへ持って行ってあげてください」
めう「わかっためう!」
咲子「くれぐれも落とさないようにしてくださいね?」
めう「大丈夫めう!めうは結構力持ちめうよ」
咲子「それはいいんですけど……ちくわパフェって結構繊細なバランスで出来ているので」
めう「せんさいなばらんす」
咲子「ちょっと傾けるとちくわが落ちてしまうかもしれません」
めう「ちくわが?おちる?」
咲子「ですから、十分注意して運んでくださいね」
めう「めう」
めう(そ、そんなたいそれたしれものだっためう?)
めう「えっとまりりとりんりん先生は……)
まり花「おーいめうめう!こっちだよーっ!」
凛「そんなに大きな声出さなくても……」
めう(むう、結構遠いなり……でも丁寧に運ぶめう)
めう「よ」
まり花「……」
凛「……」
めう「よいしょお」
まり花「……めうめうおそーい」
凛(随分と慎重派なのね……)
めう「お、おまたせしましためう」
まり花「ありがとうめうめうーっ」
凛「随分と慎重に運んでいたわね」
めう「ふう、料理を運ぶのって、けっこー難しいめう」
咲子「まぁ確かに零す零さないはありますけど、もうちょっと手早く動けるといいですね?」
めう「めう……」
咲子「そんなに落ち込まなくても大丈夫ですよ、めうちゃんなら出来ます」
めう「めう!」
……
まり花「じゃあさきちゃん、めうめう、またね!」
凛「また今度」
めう「めうーっ!また来てめうっ!」
咲子「うふふ」
凛「すっかり従業員になってしまっているわね……」
まり花「でもめうめう楽しそうでよかったね!」
凛「そういうものかしら……」
まり花「メイド服、似合ってたよねっ!」
凛「よくあのサイズが手早く用意出来たものだと思うわ」
まり花「それにしてもお姉ちゃんかー」
凛「そういえば私達の周りで姉妹がいるのはアイドル屋だけね」
まり花「お姉ちゃん……」ジッ
凛「な、何」
まり花「りんちゃんって、わたしよりいっこ年上さんだよね?」
凛「ええ、そうだけど……今更じゃない」
まり花「ねえねえりんちゃん、わたしも「お姉ちゃん」って呼んでいい?」
凛「は、はっ!?き、急に何を言い出すのかしら?私に妹愛好趣味はないし、そもそもそんな発想は愚昧極まりな……」
まり花「お姉ちゃんっ♪」
凛「うぐっ……!」
まり花「あ、嫌ならやめるけど……」
凛「……やじゃない」
まり花「えっ?」
凛「い、嫌じゃ、ないわ」
まり花「ふうん……ねえお姉ちゃん、この後お姉ちゃんのお家に行ってもいいかなっ?」
凛「ええ勿論……」
まり花「わあいっ」
凛「まぁそれはいいのだけれど……姉妹なのに別の家っていうのは何か複雑な家庭の事情を感じられるわね」
まり花「それはちょっと思った」
……
咲子「今日はお疲れ様でしためうちゃん!」
めう「えへへ、ねーねの役に立ててうれしいめう!」
咲子「じゃあご褒美のちくわパフェですよ!さ、どうぞ」
めう「あ、ねーねねーね」
咲子「はい?」
めう「ど、どうせなら食べさせてほしいめう」
咲子「もうめうちゃんったら、とってもとっても甘えん坊さんなんですから」
めう「だ、だめう?」
咲子「しょうがないですねえ、ふふ」
めう「めう!」
咲子「さ、めうちゃん、私のお膝に」
めう「めうーっ!」
咲子「ふふふ、めうちゃん、暖かいですね」
めう「ねーね、重くないめう?」
咲子「そんなことありませんよ、めうちゃんは軽いですから」
めう「軽くてよかっためう」
めう(あと背中がすごくやわらかやわらかめう……)
咲子「めうちゃん、もぞもぞするとくすぐったいですよー」
咲子「じゃあはい、あーん」
めう「あーん♪」
咲子「どうですか?」
めう「むきゅきゅーん!やっぱりちくパはいつ食べても最高めう!この世界の宝なのだーっ!
見た目は確かに変かもしれないけど、実際は変じゃない!!めう!」
咲子「うふふ、そんなに喜んで貰えてとってもとっても嬉しいですっ」
めう「ねーね、ねーね、つぎ」
咲子「はいはい、そんなに急かさなくても、大丈夫ですよっ」
めう「めうーっ!」
咲子「はいめうちゃん、あーん」
めう「あー♪」
めう「おなかいっぱいめう」
咲子「いい食べっぷりでしたね」
めう「めう!でもなんか、少しねむねむめう」
咲子「食後は眠くなるっていいますからね」
めう「んー……ねーね」
咲子「はい?」
めう「めう、ちょっとだけ寝ていい?」
咲子「めうちゃんったら、いいですよ?」
めう「ほんとめう?ねーね、大好きめう」
咲子「ふふふ」
めう「すう……」
咲子「本当に寝ちゃった……結構疲れてたりしたのかな」
咲子「だから甘えてきたり?」
咲子「何かめうちゃんにとって嫌な事とかがあったのかも……」
咲子「いっつもめうちゃんって明るいし、落ち込むなんてあんまり想像できないけど」
咲子「私がそんな気持ちを少しでも晴らすのなら……」
めう「んにゅむ……ねーね……」
咲子「ふふふ、よく寝てますね、めうちゃん♪」
……
めう「さきき、今日はありがとめう」
咲子「あら、ねーね呼びはやめちゃうんですか?」
めう「むにゅにゅ……あれ、実は結構恥ずかしい呼び方で……」
咲子「でもりんちゃんとかの前でも」
めう「と、とにかく、お姉ちゃんになってくれてありがとっ!」
咲子「いえいえ、甘えてくるめうちゃん、とってもとっても可愛かったですよ」
めう「えへへ」
めう「あ、あの、さきき」
咲子「はい」
めう「ま、また今日みたいに甘えても大丈夫めう?」
咲子「それは、モチのロンですよっ!いつでも甘えていいんですからね?」
めう「さきき……えへへ、とってもとっても、ありがとめう!」
咲子「ふふふ、やっぱりめうちゃんは、とってもとっても可愛いですね」
めう「さききねーねも、暖かくて柔らかくて、可愛いめうっ!」
おわり
お疲れ様でした
4月15日に公式ガイドブックが発売されていますよ
やっぱひなビタを……最高やな!
乙
今更気づいたが、漆黒のスペシャルプリンセスサンデーが魔騎士3曲目に入ってたんだな…
おつめう
案外すけべが二次創作物とか把握してるらしくて驚いた
(サイン会でなんか言ってた)
焼きごてだよ
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