【募集鯖鱒】さあ、黒歴史を紡ごうか【二次創作聖杯戦争】 (1000)





・遅筆:文章主体。得手不得手よりは一回を少しでも早く終わらせる事を重視する為。
・無知:PC版staynightを昔プレイした程度の知識。募集スレを運営する最低限の知識はあります。
・無特殊:発想力、処理能力に難。これに関わらず能力を弁え無理はしません。
・不干渉:鯖鱒の内容について>>1は一切意見を言いません。評価は読者に委ねます。
・更新不定:空いた暇な時間に更新する予定。

【基本判定】
基本判定と書いた場合は以下の表をさします。

1:ファンブル 補正無視、補正で獲得不可
2、3:大失敗
4、5:失敗
6、7:成功
8、9:大成功
0:クリティカル 補正無視、補正で獲得不可

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460581147

【募集】
・諸々>>1の偏見と独断が入ります。
・余程の事がない限り、質より多くの投稿者の鯖鱒を採用する事を重視します。
・ステータスの変更などデータに手を加える可能性があります。
・鯖鱒を評価出来る程の知見がないのでレビューはしません。
・同じ理由から鯖鱒の内容について意見せず、読者の批判から庇うことをしません。
・投稿者でなくデータを見るべきとの考えから投稿者紹介もしません。データ公開はします。
・後述の読者評価制度導入より採用を一旦お断りする事があります。
・代理AAとは違う口調になる可能性があります。
・時間の兼ね合いで一つが終わってから次やるかを決めるので、開始と同時に募集停止します。

以上の点に了承頂けるならば、以下のアドレスに応募してください。
blackhistory00@yahoo.co.jp

【読者評価制度】
>>1には鯖鱒の良し悪しを見分ける能力に自信がありません。
その為、二回目以降続ける場合、以下の投票により鯖鱒採用の一部に読者が干渉出来る様にします。
・一番悪かった鯖鱒
・一番良かった鯖鱒

一番悪かった鯖鱒で一番票を集めたデータの投稿者からは次回のみ採用しません。
一番良かった鯖鱒で一番票を集めたデータの投稿者には次回一枠確実に採用される特別枠を割きます。
特別枠と一般枠の二枠採用も有り得ます。

【読者へ断りとお願い】
・レスには一通り目を通しますが、反応を返さない事があります。
・コンマ判定連投は、一度に行う判定数が五回以上の時、判定数/5回連投可能。
・無い様には努めますが、設定の齟齬が発生した場合はご容赦願います。

【鱒ステータス】
能力判定の為の意味合いが大きいと思ってください。
反映されないとは言いませんが、必ずしも描写に反映されるとは限りません。
例えば知に関しては>>1の知識知恵の関係上反映が難しく、貴方が高い知数値を持つ場合動かすのも一苦労となる為、
設定にそぐえない事がよくあります。

【状態例】
負傷:戦闘や特定の判定に影響。鱒の負傷は休息二回、鯖の負傷は休息一回を要する。
重傷:戦闘や特定の判定に影響。鱒の重傷は原則直らず、鯖の重傷は休息三回を要する。
ストレス:戦闘や特定の判定に影響。戦闘に勝利、または特定コマンドで治癒可能。
魔力枯渇:戦闘に影響。戦闘や宝具で魔力が-になった場合この状態になる。
この状態時に宝具や魔力が必要なスキルは使用不可となり、魔力量値が-30を下回るとサーヴァントは消滅する。

【鯖戦闘状態補正】
多数:多数側に+(人数-1)
負傷:有利判定最終数値に-1
重傷:有利判定最終数値に-3
ストレス:有利判定最終数値に-1
マスター戦有利数比較:マスター戦で優勢な側に有利判定最終数値に+1。勝敗が付いた場合は勝った方に+3。

【鱒戦闘状態補正】
多数:多数側に+(人数-1)
負傷:有利判定最終数値に-1
重傷:有利判定最終数値に-3
ストレス:能力を用いる判定それぞれに-1補正
ストレス(重度):能力を用いる判定それぞれに-2補正

【戦闘の流れ】
戦闘開始したらスキル・宝具使用、マスター戦開始の有無を確認。
確認後、諸々判定を行いサーヴァント戦の決着がつくまで判定を行います。
戦闘終了後、敗退側の令呪使用判定を行い、失敗で撤退消滅判定を行います。
また、マスターの心能力値を用いて精神判定を行い、失敗でストレス状態に移行します。

【戦闘】
有利三本先取制。基本一ターン判定数最低五。
一ターンにコンマで筋耐敏魔運五つの能力値の比較判定を行い、得た数値が大きい側が有利を一つ獲得する。
各能力判定で得られる数値は以下の通り。
【筋】:3
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3
【運】:2

【マスター戦】
有利三本先取制。基本一ターン判定数最低四。
一ターンにコンマで戦魔知運四つの能力値の比較判定を行い、得た数値が大きい側が有利を一つ獲得する。
各能力判定で得られる数値は以下の通り。
【戦】:4
【魔】:3
【知】:2
【運】:1

【難易度】
※初回はシンプル確定
『シンプル』
クリア報酬:次回貴方作成時振り直し回数+1
・マスターと遭遇時、能力値が判る。
・戦闘時宝具や能力の後出しが可能。
・貴方のサーヴァント選択が良心的。

『ノーマル』
クリア報酬:次回コンテニュー回数+1
・特に何もなし

『ハード』
クリア報酬:次回コンテニュー回数+1&貴方作成時振り直し回数+1
・貴方のサーヴァント選択が癖の強いものばかりになる

『ムリゲー』
クリア報酬:次回のサーヴァント指定権
(過去出て来たものや新規鯖の中から条件絞り込みして選べる)
・貴方のサーヴァント選択が癖の強いものばかりになる
・他陣営の行動に+補正がかかる
・他陣営が宝具や能力の後出しをしてくる
・他陣営が最善手や対策を容赦なく打ってくる

【四回判定法】
特定の判定や特定状況下で扱うのが「四回判定法」です。
特定行動毎に三つまでの能力値判定を設定し、能力判定成功回数が最後の成否判定の確率に関わります。
数値は低0~9高と扱います。

以下の能力値を持ったキャラクターで例を挙げます。
【戦】:6
【魔】:5
【知】:4
【魅】:2
【運】:7
【心】:2

索敵『魔4知4運2』を行う場合、魔五割知四割運七割成功の能力判定を行う事となります。
『』内の内容は用いる能力と能力判定成功により得られる成否判定成功率です。
この場合、魔判定成功で成否判定四割、知判定成功で三割、運判定成功で三割の成功率を獲得できます。

この判定を用いる目的はより多くの人に判定に参加してもらう為と、多くの能力に意味を持たせる為。
また、補正の暴力を軽減する為などがあります。

【基本行動】
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。

【サーヴァントテンプレ】
【真名】
【属性】
【コスト】:(筋~宝の六つのステータス、E1~A5の合計値)
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【運】:
【宝】:

【特徴】
【クラススキル】
◆対魔力
【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】
◆騎乗
【騎乗時敏捷優位で得られる数値をランク分+する。】
◆単独行動
【戦闘魔力消費を合計ランク回数分カットする。】
◆気配遮断
【暗殺可能。自分に対する索敵捜索成功率をランク分低下させる。】
◆陣地作成
【工房作成可能。工房での戦闘時、有利判定最終数値をランク分+。】
◆道具作成
【礼装作成可能。】
◆狂化
【該当ステータスを上昇。コストを二倍にする。】

【固有スキル】




【宝具】

ランク: 種別:宝具 レンジ:1~99 最大補足:人

【消費魔力:ランク×5×種別(対人1、対軍2、それ以上3)】


【弱点】
「能力面」

「逸話に因る弱点」

「その他」

【来歴】

【性格】

【願い】

【代理AA】

【マスターテンプレ】

【名前】
【性別】
【令呪】
【魔力量最大値】:10~100(一戦闘毎にコスト分消費)
【現魔力量】:(空白でOK)

【戦】:1~10
【魔】:1~10
【知】:1~10
【魅】:1~10
【運】:1~10
【心】:1~10


【スキル】
最低一つ、最大三つまで。


【弱点】
「能力面」

「その他」

【来歴】

【願い】

【性格】

【代理AA】


【テンプレここまで、21時辺り所用が入らなければ貴方作成始めます】

長い長いヤバイバイ

読者評価制度たぁ良くも悪くもロックなシステムだなw
現状宝具ランクの高さがデメリットにしかならんからわざと低めにする人が出て来そうだがそこはどうするんだろうか

テンプレ埋めてメール送ればいいのか

好きなだけ叩けるのか…怖くもあるし楽しみでもある

鯖鱒の実際に記入してみた例みたいなの無いの?

とりあえず最初はエタらなければそれでいいよ

なんだろうこの失敗にせよ成功にせよ凄くなりそうな感じ

今晩すぐには送れそうにないから半日は期間欲しいな

ストレスフル環境になるか馴れ合いになるか
長く続けばスレルールが出来上がって黒歴史民みたいなのが生まれそう

そして他のスレに徒党をなして襲いかかり他スレの鯖と比較を始めたりするのでは……
やめようね!

無理しない割には面倒臭そうでアカン臭いが漂う濃厚なスレだ……

更新不定の四文字だけでエタりそうな雰囲気だが言ってやるな
本当に募集系やりたいけど暴風雨並の批判に耐え切れない自覚があるだけかもしれん

訂正、21:30作成に変更

【サーヴァントテンプレ】
【真名】
【クラス】
【属性】
【コスト】:(筋~宝の六つのステータス、E1~A5の合計値)
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【運】:
【宝】:

【特徴】
【クラススキル】
◆対魔力
【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】
◆騎乗
【騎乗時敏捷優位で得られる数値をランク分+する。】
◆単独行動
【戦闘魔力消費を合計ランク回数分カットする。】
◆気配遮断
【暗殺可能。自分に対する索敵捜索成功率をランク分低下させる。】
◆陣地作成
【工房作成可能。工房での戦闘時、有利判定最終数値をランク分+。】
◆道具作成
【礼装作成可能。】
◆狂化
【該当ステータスを上昇。コストを二倍にする。】

【固有スキル】




【宝具】

ランク: 種別:宝具 レンジ:1~99 最大補足:人

【消費魔力:ランク×5×種別(対人1、対軍2、それ以上3)】


【弱点】
「能力面」

「逸話に因る弱点」

「その他」

【来歴】

【性格】

【願い】

【代理AA】

>>8
読者もそういうの判る筈
現状特に何かせずとも大丈夫かと

>>11
ないです

【名前】
【令呪】
【魔力量最大値】:10~100(一戦闘毎にコスト分消費)
【現魔力量】:(空白でOK)

【戦】:1~10
【魔】:1~10
【知】:1~10
【魅】:1~10
【運】:1~10
【心】:1~10


【スキル】
最低一つ、最大三つまで。


【弱点】
「能力面」

「その他」

【来歴】

【願い】

【性格】

【代理AA】


下1~3戦魔知

支援

まずは一回

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4


下1~3魅運心

試しに続けて

えいやー
連投はあり? なし?

自分がアウトになるくらいじゃないかなと予想

>>26
状況見て人少なければあり
駄目だったらはじきます

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【魅】:4
【運】:10
【心】:6

下1振り直し基本判定
ファンブルでなし、大失敗・失敗で一回、大成功・成功で二回、クリティカルで三回

アイサー

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【魅】:4
【運】:10
【心】:6

【不倫青し】一回

振り直し箇所安価下3
しないのならなしで

ksk

手間かかるので同時に数値判定します

魅力

魔力量判定忘れてましたね

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【魅】:8
【運】:10
【心】:6

下1 魔力量
下2 性別

魔力量10×コンマ
性別 安価

奇数:男 偶数:女

【名前】
【性別】男
【令呪】
【魔力量最大値】:90
【現魔力量】:

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【魅】:8
【運】:10
【心】:6


下5まで スキル案

瞬間強化

不幸も幸の内

ラッキーパンチ

魅力ビーム
・ハートをロックオンするぞ

強化魔術

1、瞬間強化
2、不幸も幸の内
3、ラッキーパンチ
4、魅力ビーム
5、強化魔術

下3 一つ目のスキル選択

2

1、瞬間強化
2、ラッキーパンチ
3、魅力ビーム
・ハートをロックオンするぞ
4、強化魔術

下1、下3 二つ目、三つ目のスキル選択

3

3

2

性格について質問
・ポジティブかネガティブか 下3
1、ポジティブ
2、ネガティブ
3、普通

3

1

3

【名前】
【性別】男
【令呪】
【魔力量最大値】:90
【現魔力量】:

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【魅】:8
【運】:10
【心】:6

◆不幸も幸の内
◆ラッキーパンチ
◆魅力ビーム

【性格】
・ポジティブかネガティブか
普通

・積極的か消極的か 下3
1、積極的
2、消極的
3、普通

1

2

2

3

【名前】
【性別】男
【令呪】
【魔力量最大値】:90
【現魔力量】:

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【魅】:8
【運】:10
【心】:6

◆不幸も幸の内
◆ラッキーパンチ
◆魅力ビーム

【性格】
・ポジティブかネガティブか
普通

・積極的か消極的か
消極的

・社交的か排他的か 下3
1、社交的
2、排他的
3、どちらでも無い

1

1

1

【名前】
【性別】男
【令呪】
【魔力量最大値】:90
【現魔力量】:

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【魅】:8
【運】:10
【心】:6

◆不幸も幸の内
◆ラッキーパンチ
◆魅力ビーム

【性格】
・ポジティブかネガティブか
普通

・積極的か消極的か
消極的

・社交的か排他的か
社交的

来歴ワード 下5まで

セカンドオーナー

ホモ

両親健在・娘が一人

死に敏感

女好き

不登校

女好きのホモとは一体…

TS娘好きとかそういう

来歴ワード
・セカンドオーナー
・ホモ
・両親健在・娘が一人
・死に敏感
・女好き

【来歴】
黒歴市の霊脈を管理するセカンドオーナーの息子。女好きのノンケだが何故かホモを寄せ付ける。
昔は精力的に様々な活動を行い、将来を有望視されていたものの後述の事件を経て、消極的な性格となった。
過去に起こった霊地を狙う魔術師との抗争にて妻を失い、残された一人娘を溺愛している。

過去に当家が誘致し、代々行われている聖杯戦争にて、溺愛する娘に令呪が発現。
当家には聖杯戦争に参加する責務がある。しかし、大切な一人娘を戦場に立たせるわけにはいかない。
妻を守れなかった彼は今度こそ娘を守る為に娘から令呪を簒奪、事件以来重い腰を上げる事になった。


こんな感じでどうでしょうか
軽い方が良いなら一旦保留します

いいんじゃない?

いいんじゃないかな

よいよい

【名前】
【性別】男
【令呪】
【魔力量最大値】:90
【現魔力量】:

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【魅】:8
【運】:10
【心】:6

【スキル】
◆不幸も幸の内
◆ラッキーパンチ
◆魅力ビーム

【弱点】
「能力面」

「その他」

【来歴】
黒歴市の霊脈を管理するセカンドオーナーの息子。女好きのノンケだが何故かホモを寄せ付ける。
昔は精力的に様々な活動を行い、将来を有望視されていたものの後述の事件を経て、消極的な性格となった。
過去に起こった霊地を狙う魔術師との抗争にて妻を失い、残された一人娘を溺愛している。

過去に当家が誘致し、代々行われている聖杯戦争にて、溺愛する娘に令呪が発現。
当家には聖杯戦争に参加する責務がある。しかし、大切な一人娘を戦場に立たせるわけにはいかない。
妻を守れなかった彼は今度こそ娘を守る為に娘から令呪を簒奪、事件以来重い腰を上げる事になった。

【願い】

【性格】
・ポジティブかネガティブか
普通

・積極的か消極的か
消極的

・社交的か排他的か
社交的


名前案 下5まで

鷲谷幸一(わしやこういち)

真霧 狩摩(まきり かるま)

黒塚 南天

土師 大幸(はじ ひろゆき)

ゴリラウィンブルドン

蔵島閉理(くらしま とじり)

遠野田所(とおのたどころ)

名前選択 下3
1、鷲谷幸一(わしやこういち)
2、真霧 狩摩(まきり かるま)
3、黒塚 南天
4、土師 大幸(はじ ひろゆき)
5、ゴリラ・ウィンブルドン

2

1

【名前】鷲谷幸一(わしやこういち)
【性別】男
【令呪】
【魔力量最大値】:90
【現魔力量】:

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【魅】:8
【運】:10
【心】:6

【スキル】
◆不幸も幸の内
◆ラッキーパンチ
◆魅力ビーム

【弱点】
「能力面」

「その他」

【来歴】
黒歴市の霊脈を管理するセカンドオーナーの息子。女好きのノンケだが何故かホモを寄せ付ける。
昔は精力的に様々な活動を行い、将来を有望視されていたものの後述の事件を経て、消極的な性格となった。
過去に起こった霊地を狙う魔術師との抗争にて妻を失い、残された一人娘を溺愛している。

過去に当家が誘致し、代々行われている聖杯戦争にて、溺愛する娘に令呪が発現。
当家には聖杯戦争に参加する責務がある。しかし、大切な一人娘を戦場に立たせるわけにはいかない。
妻を守れなかった彼は今度こそ娘を守る為に娘から令呪を簒奪、事件以来重かった腰を上げる事になった。

【願い】

【性格】
・ポジティブかネガティブか
普通

・積極的か消極的か
消極的

・社交的か排他的か
社交的

【代理AA】



願い選択 下3
1、妻の蘇生
2、妻を殺した魔術師家系の根絶
3、責務ゆえに参加する。願いなどない。
4、根源への到達

1

4

【名前】鷲谷幸一(わしやこういち)
【性別】男
【令呪】
【魔力量最大値】:90
【現魔力量】:90

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【魅】:8
【運】:10
【心】:6

【スキル】
◆不幸も幸の内
◆ラッキーパンチ
◆魅力ビーム

【弱点】
「能力面」

「その他」

【来歴】
黒歴市の霊脈を管理するセカンドオーナーの息子。女好きのノンケだが何故かホモを寄せ付ける。
昔は精力的に様々な活動を行い、将来を有望視されていたものの後述の事件を経て、消極的な性格となった。
過去に起こった霊地を狙う魔術師との抗争にて妻を失い、残された一人娘を溺愛している。

過去に当家が誘致し、代々行われている聖杯戦争にて、溺愛する娘に令呪が発現。
当家には聖杯戦争に参加する責務がある。しかし、大切な一人娘を戦場に立たせるわけにはいかない。
妻を守れなかった彼は今度こそ娘を守る為に娘から令呪を簒奪、事件以来重かった腰を上げる事になった。

【願い】
根源への到達

【性格】
・ポジティブかネガティブか
普通

・積極的か消極的か
消極的

・社交的か排他的か
社交的

【代理AA】


代理AA案 23:07より下5まで

宗像伝奇(宗像教授シリーズ)

文章主体で挿絵程度にしか使わないなら少なくても安心ね

間黒男(ブラックジャック)

伊頭鬼作(鬼作)

>>96

クラウス・V・ラインヘルツ(血界戦線)

プロデューサー(アイドルマスター)

代理AA 下3
1、間黒男(ブラックジャック)
2、伊頭鬼作(鬼作)
3、宗像伝奇(宗像教授シリーズ)
4、クラウス・V・ラインヘルツ(血界戦線)
5、赤羽Pは確か来てたので、プロデューサー(346プロ)

1

4

1

【名前】鷲谷幸一(わしやこういち)
【性別】男
【令呪】
【魔力量最大値】:90
【現魔力量】:90

【戦】:5
【魔】:7
【知】:4
【魅】:8
【運】:10
【心】:6

【スキル】
◆不幸も幸の内
◆ラッキーパンチ
◆魅力ビーム

【弱点】
「能力面」

「その他」

【来歴】
黒歴市の霊脈を管理するセカンドオーナーの息子。女好きのノンケだが何故かホモを寄せ付ける。
昔は精力的に様々な活動を行い、将来を有望視されていたものの後述の事件を経て、消極的な性格となった。
過去に起こった霊地を狙う魔術師との抗争にて妻を失い、残された一人娘を溺愛している。

過去に当家が誘致し、代々行われている聖杯戦争にて、溺愛する娘に令呪が発現。
当家には聖杯戦争に参加する責務がある。しかし、大切な一人娘を戦場に立たせるわけにはいかない。
妻を守れなかった彼は今度こそ娘を守る為に娘から令呪を簒奪、事件以来重かった腰を上げる事になった。

【願い】
根源への到達

【性格】
・ポジティブかネガティブか
普通

・積極的か消極的か
消極的

・社交的か排他的か
社交的

【代理AA】
    |::|/::::::::/:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    |:::::::::::/::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::>::::'::::

    .i::::::::::/::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::
    i:::::::::::|/::::::::::::::::::::::::::::::::::::/――::::::::::::::::::::::
   .i:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

   |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__

   |/Z:::―::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;ィ (;)  /}}
     /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄:::ヽー―‐'彡'
   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\

  /:::::::::::::::::::::::::::::::::\ー.。-、,ー―――――_ /
  \_::::::::::::::::::::::::::::::::::\--'\i´   ゝ-- ´< ̄
       ̄ ̄|ー┬――- \ ノ!         `ヽ
        .|:::::ヽ、 ヽ _ / |

          ̄ ̄` ̄ヽ、/| .ノ
               |/::::::| ゝ- 、.        、
              ノ:::::::::|          __ノ )
              |:::::::::::::ヽ、.  ,、, -― ´   `ヽ
              |:::::::::::::::::::\ ゝ'  , ' ̄`
             └'´ ̄ ̄ ̄ ヽ

                      ヽ       /
                       ヽ_  _ /
                         ̄}   /

                        //| > '
                       ./, ゝ_ 、
                      // ̄:::::ヽ
                     //||:::::::::::::::λ
                  . イ////ii::::::::::::::/ ヽ

                 ///////.i i:::::::::::/   ヽ
             _ /////////| .|::::::::/     ヽ
クラウス・V・ラインヘルツ(血界戦線)



【終了】

大体このスレはこんな感じで、静かに進行します。
現在以下の応募を確認しています。
サーヴァント3(弓1魔2)

募集状況を鑑みて後ほど締め切りを設けますが、取りあえず休日は挟むつもりです。
それではお疲れ様でした。

乙ー
さて、久々にがんばるか

一度別のところに送ったものを送ってもよいのだろうか

鯖鱒は一度に送っていい数の制限とかはとくにないってことでいいのよね

今更だけど鯖と鱒の良し悪しって、作成者云々より>>1が魅力的に描写できるか否かが全てだと思うぞ

全てとまでは思わないが一理ある
良いキャラだったなら多少の粗には目を瞑るし、俺TUEEEEEだけしかしないキャラは大概叩かれるものな
とはいえ>>1に「文才無いです」とかは書かれてないんだしそこは安心していいんだろう(プレッシャー)

わからんでもない、コンマスレでキャラが完全に輝くには魅力的な設定に加えて描写とコンマ神の贔屓が必要だ

状態ストレスってなんだろうか

ストレスはトイレで解消するものって承りが言ってた

あれだろ、マスターが口聞いてくれなかったりヤメロオオオオオ言ってるのに令呪で聖杯ぶっ壊させられるような状態

>>112 >>113
OKです
数については後程制限するかもしれません


戦闘終了後にストレス状態に移行するのはマスターだけです。
サーヴァントは戦闘に集中出来ない程の精神的要因があれば該当します。

現在以下の応募を確認しています。
サーヴァント5(弓1魔2狂2)

宝具ランクやステータスのA+やEXはAランクと同じく5として扱うの?

>>121
A+は6、A++は7でEXは意味によって違います。
EXのコストの判断が難しければ此方に投げて下さい。

デメリットしかないスキルとかスキル枠3と別計算で弱点の覧にくっつけていい?

あんまりスキル多いと>>1の負担になるし評価にも響くしでシュッとさせた方がいいような

>>123
デメリットしかないのであればどうぞ。
ただ、弱点欄に弱点として記入するだけでも問題ありません。


現在以下の応募を確認しています。
サーヴァント7(魔2弓1狂3槍1)
マスター1

複数送った場合は一番良いと思ったの>>1に選んでもらえるのかな?
それとも完全ランダム制なのかしら(素朴な疑問)

>>126
未定です。


現在以下の応募を確認しています。
参考までに性別も表記。

サーヴァント13(剣1魔2弓2狂4槍2暗2・男8女4不明1)
マスター6(女6)

女の子多すぎい!

男の子作らなきゃ(使命感)と思ったけどルール上そうはいかないか
逆に考えるんだ、マスターみんな女の子でいいやって考えるんだ

待てまだBBAや女(メス)がいる可能性も0では

奥さんの後釜狙えるキャラが一人くらいいてもいいんだが

スキル・宝具にありがたい事に効果を付けて送って下さっている方が数名いらっしゃいますが、
効果変更するかもしれないという事をあらかじめご了承下さい。

また、戦闘の流れ一部変更。

【戦闘の流れ】
戦闘開始したらスキル・宝具使用、マスター戦開始の有無を確認。
確認後、諸々判定を行いサーヴァント戦の決着がつくまで判定を行います。

戦闘終了後、以下の判定を行います。
敗退側の令呪使用判定を行い、失敗で撤退消滅判定を行います。
戦闘に参加して居ない他陣営が戦闘に気が付くか、魔術比較判定を行います。
マスターの心能力値を用いて精神判定を行い、失敗でストレス状態に移行します。

さっきサーヴァント送ってみたけど、あんなんでいいの?

>>133
大丈夫です。

訂正メールを送ってくれた方、確認しました。

鱒スキルの効果付け仮終了。戦闘外スキルの判定成功率系は一部見直す予定。
体系別に分けたので、効果を付けて送ろうという方は参考にしてください。

【マスタースキル】
『戦闘スキル』
「最終獲得数値加算」
それだけで戦局に多大な影響を及ぼすであろうものが該当。
工房系や固有結界など。

【最終獲得数値をX加算】


「最終獲得数値減算」
幻惑、魅了系スキルが該当。

【最終獲得数値をX減算】


「能力判定獲得数値加算」
戦・魔・知・運判定優位で獲得できる数値を増やす。
該当するのは以下の通り。

戦:刀などの武器系統。
魔:攻撃系統の魔術。大技など。
知:戦略、軍略、高速・分割思考系。
運:運命干渉系。

【Aの能力判定獲得数値をX加算】



「能力判定加算」
ステータス向上系。基礎能力向上のみ該当。

【対象のAをX加算】


「能力判定減算」
拘束、封印系の能力が該当。

【対象のAをX減算】


「耐性・防御系スキル」
特定の能力に対する耐性などが該当。

【Aの能力に対する防御補正+X】


「その他」
基本無条件にサーヴァントに通用する能力はお控え下さい。まず採用しません。
採用する可能性があるのは以下の通り。

・魔法使いなどの納得できる設定があるタイプ
・余程大掛かりな準備工程を必要とし、妨害される可能性が高い魔術
・回数制限がある即座に多大な効果を発揮できる代償のある能力。


『戦闘外スキル』
「判定成功確率加算」
特定技能に秀でている、特定行動に必要な装備・能力を整えているなどのスキルが該当。
但し奇襲・暗殺・撤退などは初回以降加算数値が下がる。

【A判定成功率をX加算。】
【初回でない場合は成功率をX加算。】


「無効化」
大体精神干渉耐性。

【Aを無効化。】


「回数制限無効化」
ギャグ補正などある種のご都合主義的な能力に該当。最高三回。

【X回までAを無効化。】


「対自身判定成功率低下」
気配遮断や特定行動に対する対策能力が該当。

【自分に対するA成功率をX割低下させる。】


「回復」
状態以上治癒などが該当。

【Aを治癒可能。】


「その他」
暗殺など特定行動が可能になるスキル。

【Aが可能になる。】
【(例がない様な能力の場合、効果。)】

現在以下の応募を確認しています。

サーヴァント15(剣1弓2槍2騎1暗3魔2狂4・男10女4不明1)
マスター7(女7)

おー、頭数は揃ったのか

数が揃ったとはいえ剣と騎が極端に強かったり弱かったりしたらそれはそれで問題
もし良かったらだけど今届いてるAA一覧が見てみたい、赤羽根Pみたいにダブリが防止出来るし

多分何人かがとりあえず手札多いほうがいいじゃろくらいの気持ちで複数送ってるだろうから
全員バラバラ製作者が理想のこのスレ的にはもうちょい必要なのではないだろうか

一部作りたい鯖は居るがリアル知識が足りんなぁ

作ってるけど時間とセンスが足りない

一騎作るのに早くて5時間くらいは掛かると考えると結構大変よね。

もともとある程度来歴知ってる英雄ならわりとあっという間に作れるんだけど一からとなるとやはり
wikiでも来歴読み解くのが手間だよね
そして時間をかけて作ればウケるというわけでもないという

いっそアイディア一点突破で原典はソコソコにトンでも解釈で勢いで作ったらそれはそれで面白いのたまに出来そう

もしかして原典ないとダメなのか
世界観だけ日本の神話から借りてオリジナルのを考えてたんだけどダメかな

良く判らないけど、好きに作ればいいのよ?それがどう評価されるかは人次第だし。

公式でもオルタとか作ってるのだし。

一応アポロとかホームズとかでも作っていいのかな?

ナイチンゲールとかFGOに出る前は凄い優しいキャラ付けされることが多かったな>オリ鯖
でも逸話調べるとあのキチキャラで正しいわナイチンさんは
みんなクリミアの天使って言葉に騙されるんだろうけど

>>145
小次郎Aとかそんなん?

天使は天使でも仏教に直したら菩薩じゃなくて敵が病な阿修羅みたいな人だからな、史実ナイチンさん
ここは>>1が批判に完全ノータッチなかわりに完全自由式みたいだしいいんじゃね、ようは面白ければ何だって許されるだろう

Fateじゃないから好きなだけ糞をさらけ出して自慰していい場所
……やる夫板でやれ

>>138
被ったら告知する形にします

現在以下の応募を確認しています。
貴方鯖現状候補二つを基軸に振り分けを行った場合、投稿者9人、もしくは12人の振り分けとなります。
鱒投稿者数の関係上、13人は現状不可能です。

サーヴァント21(剣3弓2槍3騎3暗3魔2狂5・男13女7不明1)
マスター7(女7)

>>149
エミヤと比べてはいけないけど、エミヤみたいなオリ英雄でしょ

結構数来てるな、これなら今日始めちゃっても良さそう?

>エミヤみたいなオリ英雄でしょ
うわぁ、これは間違いなく黒歴史ですね
なんだこれは、たまげたなぁ…

オリ神話造ってオリ英雄でどれだけスレ主と住民を黙せるか勝負しようか

エインズワースかな?

空飛ぶスパゲッティ・モンスター教みたいだな

誰か男のマスター送らないの?女マスターしか居ないように見えるんだが。

自分でやれって?マスターは作り方が判らない…。

おっさんとか爺でマスター作りたい
けどマスター作りホント苦手なんだよな…

そういや>>1の他所での鱒鯖採用経験はどのくらいなんだろ?

TRPGのキャラ作成表使うといい感じやで

作ってるけどイロモノだからなぁ、女性キャラほど受け入れられるキャラしてないし

娘もちのおっさん主人公なんだからそれにあわせた配役やあわせてない配役半々で見たい

TRPGの作成表を検索してたら、結構FATE関連の診断メーカーってあるんだな。

もしかして、これは・・・使えるか・・・?

苦手だったらアレやで、好きなキャラを型月式に落とし込むところから始めると楽
あとやりたい事だけ先に決めて残り全部跡付けで盛ってくとか

他所に送ったの送るのはOKなんだっけ?

>>120に書いてるね

マスターは名前とAA決めるのがむずい

募集締め切りは4月19日(火)23:59までとします。
水木辺り時間空いたら始めます。

ほほー

現在以下の応募を確認しています。

サーヴァント29(剣4弓3槍3騎4暗5魔4狂6・男18女9不明2)
マスター11(男2女9)

今作ってるんだがコストをどう決めればいいのかが分からん
間に合わないけど次の募集のために聞いておきたい

どのように合計値を出せばいいのがが分からないということです
連投失礼

間違ってたらあっちで弄ってくれるじゃろ

>>172
例を挙げますと、
AEDCB 宝具C =5+1+2+3+4 +3=コスト18
狂化スキル保持の場合×2でコスト36

この様になります


そして訂正
サーヴァント29(剣4弓3槍3騎4暗5魔4狂6・男19女8不明2)
マスター11(男2女9)

もう採用されるのはある程度決まってるのかな?
主人公候補は幾つか絞ってるみたいだけど

今送った感じでいいのかな?(黒歴史)

これより応募を締め切ります。
沢山の応募ありがとう御座いました。

サーヴァント35(剣4弓5槍4騎5暗5魔6狂6・男23女10不明2)
マスター11(男2女9)

突貫でも鱒送っときゃよかったかねぇ

このマスターの女性率・・・wwwwwwww

おう、今週末からはじめんだよあくしろよ

今日だろ?

女性率が高い?ジョジョ逆に考えるんだ
キャットファイトすればいいやと

こうなってくると男は完全採用なのかな

鯖の男率高いしそこそこじゃね

今日はなしか

今日話は動きません。
先に知らせる事を知らせて、決められる所を決めたいのですが人はいらっしゃいますでしょうか。

まずはお知らせ、鷲谷幸一のスキル。
この様にします。

【スキル】
◆不幸も幸の内
人生を経て築き上げた達観。
襲い来る不幸をそれなりに楽しむ事が出来る。
【初めて戦う相手に敗退した場合、ストレス状態にならない。】

◆ラッキーパンチ
運命一打。試行回数を重ねた中で起こりうる奇跡の名称。
【各判定において、「77」が出た際それに付随していた同時判定は全て成功する。】

◆魅力ビーム
若き頃、自分磨きを行っていた幸一は突如閃いた。
「ビーム…ううん渋いな!」
そうして何かを間違えて奇跡的に発掘してしまったのがコレ。

詠唱、決めポーズとともにビームがほとばしり、相手のハートを射抜く。
無駄に破壊力を秘めた彼の、秘めておきたい黒歴史。

【消費魔力:1】
【使用したマスター戦時、有利一つ獲得。また、魔判定に魅を使用し、優位で得られる数値が6になる。】
【使用した戦闘終了後、確定でストレス(重度)状態になる。】


そして鷲谷幸一の鯖を決めてしまいたい。
しかし告知無しと人数判断が付かないので点呼お願いします。

2

ありがとう御座います。出来そうですね。
二騎に共通するのは大技を保有する事で、連発は難しいもの。
願い無しは選んでいません。

1:セイバー
コスト19
性別:男
鯖:男5女2
鯖メンバー:易しい
鱒:男2女5
鱒メンバー:若干優しい

2:ランサー
コスト23
性別:女
鯖:男4女3
鯖メンバー:厳しい
鱒:男3女4
鱒メンバー:若干厳しい

出せる情報は以上です。0:00より先に三票。

>>193
自鯖がどちらかによって他の鯖鱒も変わるってこと?

ふむふむ。どちらを選ぶかによって、他の鯖鱒の組み合わせも変わるってことかな。

セイバーの方がイージーモードみたいなもんなのかな。

>>194
そうです。

ステータスの合計値ならばランサーだけど、その分だけ強いのが多い組み合わせになるわけか。

2

1

2

1

2

採用鯖鱒はAAとか貼るのかな?文章主体は登場人物の顔が見えないと誰が誰やら

2

2ということで、ご協力ありがとう御座いました。
それではお疲れ様です。


出場キャラAAは登場を待て、かな?

乙。あとは実際にどんなか見ての楽し

今日もないのかな

今日できるかできないか
できるなら何時からの予定かは言っといて欲しい

うわぁ……

その内、会社もやめて募鯖に専念しろとか言い出しそう(偏見)

不定期だってのが、見えないのか雑魚

思考停止煽りカスども反論よえーぞ

不定期更新の文字はいつエタってもおかしくないってそれ一番言われてるから

それを承知で鯖鱒送ったりお気に入り入れてるから無問題

途中はともかく、開始は気になるから多少質問を投げるのは仕方ない
でも、あんまり注文をつけすぎるのもよくないよね

O多すぎて草

臭すぎてすぐ荒れるかと思ったら意外と食いつく読者多くてワロタ

募集系は基本ガバガバやろ、作ったの使ってくれるんだから

黒歴市青空地区の田園地帯の最中に、大きな存在感を放ち存在する鷲谷の武家屋敷。
その一室で、枯れ葉の様な色の髪と対照的な紺色の浴衣を身に纏う壮年の男、鷲谷幸一は対する長老の前で姿勢を正した。
黒歴市の魔術師を束ねるセカンドオーナーである長老と呼ばれる白髪頭の老人は、彼の父でもある。

「長老、御話したき事が御座います。」

幸一の話に長老は仏頂面で静かに耳を傾ける。
話を一通り聞き終えた長老は強く結ばれていた口を開く。

「お前の話はよおく分かった。此方としても願ってもない事だ。後の事は約束しようじゃあないか。」
「ありがとう御座います。」

幸一は長老に頭を下げて礼を述べた。
話の内容は開催が近いとされる、願いを叶える奇跡と呼ぶに相応しい力を持つ聖杯をかけて戦う儀式についてだった。


「ふん、聖杯戦争への参加を拒んだお前が、今更前言を覆して参加したいなどとほざくとはな。」

老人は笑みを浮かべる。彼は笑うと、普段仏頂面に隠されている陰険味が表面へと浮かび上がってくる。

「娘がそれほど大切かね? 鷲谷の血統の穢れ、その象徴たるあの小娘が。その命、自由を投げだす事を厭わない程に。」

全てを研究の為の道具と見なす意地が悪い老魔術師の問いに、
これより娘を守る為に、娘の未来の為に戦おうとする父は臆する事なく答えた。

「ええ、大切ですよ。一人の男として選んだ妻の忘れ形見ですから。」



それから三日後の晩、赤地地区の港近辺の倉庫にはサーヴァント召喚の準備を整えた幸一の姿があった。
赤地地区は鷲谷の武家屋敷がある青空地区から市内で一番離れている。
わざわざその場所を選択したのは、ひとえに長老の庇護下──監視下に置かれている娘を巻き込まぬ為の配慮に他ならない。

描かれた召喚陣の前に、彼は最後になるかもしれぬ娘とのやり取りを思いだしていた。

「────お父さんなんて大っ嫌い!!」

令呪を簒奪された娘、みゆきは激怒した。彼女は知っていたのだ。その紅の刻印の意味、そして聖杯がどの様な力を持つのかを。
母に会う為に戦う決意を固めた彼女から、彼女の父は令呪を奪った。血生臭い戦いから、正真正銘の殺し合いから遠ざける為に。

独り、朽葉色の男は自嘲する。

「わかってるさ、みゆき。これは俺のエゴだ。」
「だが、終わらせなくてはいけない。終わらせて見せる。お前を鷲谷家が代々受け継いできた、悲願の犠牲にしない為に。鷲谷家をお前の、俺の我がままの犠牲にしない為に。」


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./イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∠i!i!i!i{_  __ //  _.......-≦::::_:::::::_:::::::::::::::>..、/ /´ ̄
フ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>三==,∠_ -≦::::::::: ̄::::::::::::::::::::::::::::: ̄:::: ̄::ー\

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 ̄ ̄`Zヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧=- 、〃 メ `ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::/
   ー―,:::::::::::――、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,――`      `ヽ、:::::::::::::::/:;
   /::::::::::::::::::::::::::::ヾ、i!ヽ-、:::::::::―   ̄ ̄             `ヽ、:/:::::;

  ∠::::__::::::::::::::::::::::::::\.j_  ̄                     ,,'' .ノ::::::'           ────俺は、
    ニニ==――――‐ャ―`                        /::::::::      /       たとえ全てを犠牲にしてでも、根源へ到達してみせる!!
    `ー―--、::::::::::::::::/                          /::::::::::    //
           ̄ フ´               ._/\_       ./:::::::::::j  ./ー', -― 、
            ゝ、___        ー―´‐┴.、_j_}      //` ´\/  /     ヽ
              .|::::::∧ __  _ /           .r   ./> ,.---<\ /
              i::::::::::∧\__j´              ノ  /`´/  >――-、
              |:::::::::::::::`ヽ、     ´ ̄ ̄  ヽ- ´  j   i  ./       、 、
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             └‐'  ̄ ̄`ヽ、::\           ./ .\\ヽ .| | |

                      `ーヽ.         /  /.\ヾ.ノ::ヾ、
                          ヽ      / ./ , ― '  、
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                              //    .ノ::::\\__
                            //    r‐'´ `ヾ::::..  ヽ
                           //     |     :::::::.
                          <./       |      `::::::
                           \       {
                            \     ノ ',




久方ぶりに袖を通した外出用定番の衣類、その上に寒風から身を守る為に羽織っていたジャケットを勢いよく脱ぎ捨てる。
彼はいよいよ取りかかる。戦う為の武器を、共に戦い、そして最終的には裏切る事となるパートナーを召喚する為の工程に。

詠唱に描かれた法陣が呼応する。無風の倉庫に嵐が巻き起こり、砂塵が巻き上がる。
その嵐の中心に形を成していく光の粒子。強く迸る光に思わず目を覆った幸一の前に、姿を現したその英霊は────。
【プロローグ終了】

微妙なお時間ですが、皆さんご都合はいかがでしょうか?

いないぞー

期待

おー

ノシ

わぁい

初期状態の説明をします。
現在幸一が置かれている状況は以下の通りです。

目的:
娘のみゆきを聖杯戦争に関わらせない為、鷲谷家の悲願である根源到達を叶えて聖杯戦争開催の伝統を断ち切る。
状況:
娘の代わりに聖杯戦争に参加し、鷲谷家を戦場にしない為に一番離れている赤地地区倉庫で召喚を行う。
娘からはその行動に好意を持たれていない。
死んだ妻は一般人であり、魔術研究を何より大事にする長老と過去にひと悶着があった。


後は流れで好きなように操って下さい。
それでは進行出来そうなので始めます。

天窓より注がれる月光を良く反射する、どこか冷たさを感じる白銀の髪。
やや小柄な体には深い青のマントを纏い、右手に携える槍が彼女の属するクラスを物語る。

辺りを見渡す槍の少女を目を開いて目の当たりにした鷲谷幸一は人間離れした冷たい印象を抱く。
しかしその印象は、彼女の第一声によって覆されるのだった。

          /     ,.'^ '丶、        \      ヽ
            /     /-‐^      \         ヽ      ヽ
         /    /            _,。-ぐ´       ヽ      '、
        .'     '         ./    ヽ  '、   '、       '.
       .'    .i'       /       >、1    ,      i
         j   ,.rT" ̄`          _,.。-'" {ト }.     1      1
         {    .j           ァ'^lC.i, 9.l} '1    .レ'^ヽ.    }
        l    .|    _,.、       V ^>ノ  {      jr'^ 1  .j!
       l   ヽ.lrーヒ'i゙ 。、           ~´, , ,  |     ノj   /   ハ
         ! .{   jヘ. ヽ,ヽ.}               !   /  ノ   / j     よし、鞭打つ者はいないね!?
        1N;   ヾ   ゙´  '        _ _     i1  / ー‐'゚   / ,ノ
          lj1ヽ.   i; ' '       _,.. '゙  ヽ   '{ ./^'‐-- 、,r=イミj7      サーヴァント、ランサー!招きに応じ参上仕った!
        i'| ゝ、 '、      '、     .}   .V     j;!ミ{'ミ{ミ>.
            '、} i:、 l':、       ヽ、 __ ,.ノ゙   .r ヽ、   /リ三lミリヘ
          / j'  j、r>.、,_        ,. '゚   rv! ヽ /=‐フ^ニス=ゝ
          / /    \ミ{fl、^ ' ー- 、. ィ'" _,.-r' ,j '7 (_,r'/./::::::::::::`k
         ,:' .;イi:、     ヾミヲ      ,。-}三三彡'ァ'゙ {   ̄ゝ:/::::::::::::::::::',ヽ
        / _,ノ {j!=゚'‐ー,=-y|.} _,..‐' ´ ,r7~_"´/ _,r_l{>..、,_j::;':::::::::::::::::: ::1 ヽ
      .l゙ ,_ ̄`j ,r'゙ ∠N'x:、     {ニ-==、7-ァ'゚./::::::::::::j'::::::::::::::::::::::::1  \
        i  _  ̄ }´  ,r'::::ヾz、ヾェ.、  1 O /,/ /:::::::::::::::::r!:::::::::::::::::::::::::1.   ヽ
      { ._  ̄`1.  i゚:::、::::::ヾ=x、ヾ=.、! ./'_.r/=-ー-、 ::::::i、:::::::::::::::::::::::::!    ヽ
        '、 `゙7_ ノ  .ji;:::::∨:::,.‐ '"^'ーr‐r'´       j ::::::::ヽ;:::::::::::::::::::::::}      '、
        ト、  ヽ  ∧!......j:.〈      .j-{        /::::::::::::: '、:::::::::::::::::::l:、     '.
       メ^i.、 ノri.゙..l:::l:/..:::'!    ,ィ::::':、      /ヘ::::::::::::::::1:ヾ;::::::::::::::!:':、    1
       / 〉.、:`{....1:::.,:'゚.:::::::,r1  //:'::::::::':r 、,_,.ノ゚  ノ::::::::::::::::l::::::\::::::::::::::'.     l
      ./ {.:i.ヽ..'、:: / ::::::::/. └‐ '^ /:!::::::::::: ヽ    ,.'^::::::;::::::::: ::}:::::::::::::::::::::、:::::、    }
.       /  '、::`^:':‐リ::::::::::::\    /::j:::::::::::::::::ヽ‐'^:::::::::::::::;:::::::::::::j:;::;::::::::、::::::::::::1   j
     /    l:、::::N!:::::::::::::::::::`':‐-:':::::l::::::::::::::::::::::::::::::::;:::;:::::;::::::::::::リ:;::;:::、::::ヽ::::::::::::}   ,/


あっけにとられる幸一に視線を移すと、ランサーはフレンドリィに語りかける。

「ふんふん、あなたが私のマスターさん? どうぞ宜しくね!」
「あ、ああ、どうも。」
「うん、契約完了した所で・・・マスターさん。」


                                                         ァ

     ,,,,,,,,,,,,,,                                            ,  ' .イ
.,  '   ゝ      .'  ,                                    , '  .ィ
     ./    .,- - 、. ヽ                                ../   l ヽ
     /  .,' ./''''¨′.ヽ  ヽ                           ...イ',′    └.チ
    .,'   .,' ,'      .',..:. ',                     .r-‐‐‐'./.:.:..:.', _  イ‐'¨
   .,'   l:.,'       .イ:.l '.,                   ..イ.:.:..:.:..:.:..:.:.,/.:. ',
 ,'  ,'   .!,'‐t,,,,_    .》=ミl  '.,              ...イ.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:.;;;;;イ
. l  .l    .!'  z=ァ¨.′  r!lj:.:  .',           ...イ.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:.,,;;;r''
. l  .!    .! ャ'' 仆.ハ    tjl.:.:.  !ヽ         ..イ.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:..:.:.,;;;;;;_r-'
. :!:. :!   ! ! `ヽ 之ソ     ',:.: ノ       ...イ.;;;/.:...:...:...:...:...:...:...:...:,;;;;イ
.:.:',:..:l/,.  :.',l  、、、  _,,, .,',/: .'.,   ...イ:.:.:.:.:.;;/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,,,;;;;イ
..:.:',:.:.:.:ヽ :.:'l      .イ ソ / !:.:. ト‐ ':.:.:.:.:.:.:.:.:,;/:.:.:.:.:.:.:.:,;;;,,,,;;;;;;;;.イ
.',:.:.',:.:.:.:./:ヽノ:.:.     `¨ /¨:.7:.: リ;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;/:.:.:.:.:.:,,;;;;;;;;;'''イ
.:.:..:.:..:.:イ .:.:!.:.:..:.ー-    イ:.',.:.:!,'! .ノ.:.:..:.:..:.:..:.;;イ.:.:..:.:,;;; イ

辷廴7/  マ辷=ァト: : :   .t! !.:.:ヽ{.:.:..:.:,;.:.:,,イ;.:.:.,,;;; イ
ニニニソヘ  トリ ̄¬'.,:    tl !.:.:.!.:.:..:.,,;;;;;;;;;;;;;;;;; イ
ひ.イ   .ソ'.,    r,   t!l.:.:..!;.:.,,;;;;;;;;;;;;; イ
.'       ヽr, ' ュ.!,,,,,,ュュ,'.:.:..l;;;;;;;;;;; イ



「可及的速やかに、暖を取れぇっ!」
「な、なんだね? って、うわ寒っ!」

シャッターの開いた倉庫の入り口から、突如吹雪が勢いよく舞い込んで来る。

「こ、これはいったいなんだ!?どうなってる!? ついさっきまで雲一つない晴天だったというのに!」

ガチガチと歯を鳴らしながら、脱ぎ捨てたジャケットに飛びつき身に纏い、幸一は悲鳴を上げた。

「ホンットにごめん、こればっかりはどうしようもなくてさぁ!」
「どうしようもないって、これは君の仕業か!」

ランサーは大変申し訳なさそうに肩をすぼめている。
どうやらこれは一過性の問題では無いらしい。幸一は頭を抱えた。

(ああどうすっかなぁ、これ・・・。)



選択肢安価 下3
1、倉庫に留まる
2、場所を移す
3、その他(内容を併記して下さい。)

2

1


この寒気に思わず暖かい家へと帰りたい気持ちに駆られる幸一だったが、娘の事を思い描き踏みとどまった。
今必要なのは、目の前のサーヴァントについて、これから用いる駒の性能を把握する事ではないのか。

幸一はランサーを注視してステータスを確認する。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【真名】 ???
【クラス】 ランサー
【属性】 混沌・善
【コスト】:23
【筋】:C
【耐】:C
【敏】:A
【魔】:B
【運】:D
【宝】:A+

                     ,   '   Z   '   ,
                   ., '              ヽ
                 , '    , .'              ヽ
                  .,.'   ., '       , .‐  -、    ',,
               ,.'    /   ,'    , '''''''¨¨¨''' ヽ    ',
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              i!.:.! .! :  .:',', ヽテ::::::.ソ   ‘,.,.ら.:...! イ./l. l  .!
              〈..:八l i.:  .:!',//`ーr'′,,__  '., ヘ::..ノイ ./.:l !.  !
              ヽ.:.:.!ll.:.  ',ヽ、  `''‐ ,,_¨''''ヽ.ヽY ∥.:.,','  .r.!
              泛气!',.:.:.. .',       ./    ヽ{,.:.イ.:  ,'.l}
              えニニニ≧ァ‐ ,.',。   ‘ーY rチ      ヽ イ リ
             泛辷廴ニヲ.:.:..:'リ: ヘ。   }メ. ,+ 、     .‘,
             ./ r-‐チ/.イ.:.:..:マ、: : : ≧‐チ'.,ヽ,::::¨¨‘!   ',、
            ./ r‐‐、.ゝ:ヽ',   ',ヽ≧二}- 、.:`′::::::!.!.:!   .!
           ./,.'  ¨ヽ、ヽキ。:ヽ |.:.:..ヽ ,,rヽ.',:::::::::::::::!.!.i!    !,
          /,'      ヽt ',+ソヽ、.:.:.ヽr ^ヽ',.:.:.:.:.:.:!.!.ll.:   .!.',

         ./ .i    \ヾ、 ',_.', ≧s。ミx.\ .',\.:ノ//.!    .',.',
         /  l.::.       ヾ.',_',..:    ≧s \.',//ゝi! .l:    ',.',
        ./  .',.:.:.      \',=!.:   r‐‐`‐‐`.',',_r''¨¨7.:    .',',
       ./   .:.:.,.!.:.:...       .',.:.    ヘ::::::::::::ミt::!弐::!l.:     ',',
       /     .',.!.:.:..:.:..       '.,     〉、::::::::イ:l弋:ァ.!.:     .',',
     /     .//.',.:.:. .:.:..:.,,,r‐''''''.:.:.'.,   .∥::::^::::::::::! ',ナイ.:.  :.   ',',
    /    ..:.:イ/  ',.:.:. ..イ.:.:.r==‐‐‐.'..,   ^'' ¨ ヽ.:l !ヽ{.',.::.  .:.:   .}リ
   〃   ..:.:イ./   ',¨.:.:..:彡.:.:.,,---‐‐ャ.:.:..:.............:.:..:/:l.l',.ヽ.',.:.:. ..:.:  ./
  〃   ..:.:.イ./    . ',=彡.:.:.イ.:.:.:.    ',.:.:..:.:. .:.:../.:∥!.',.:.:..:ヽ.:.:..:  /.',
. 〃  ..:.:.イ.:.:/      .',と参.ゝ.:.:.      '.,__,,,,,, ∠ ------‐‐ `.--'、 ',
   .:.イ.:.:../       ¨¨¨   ヽ.:.:.                     ’ 、
犬吠埼風(結城友奈は勇者である)

【クラススキル】
 ◆対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

【固有スキル】
 ◆冬の化身:A
 冬そのものを象徴する存在。
 ランサーの周囲は常に『冬』となり、気温低下、天候悪化などを招く。
 【冷気耐性のないユニットの最終数値-1】
 【このユニットは冷気耐性を持つ。】
 【このユニットの真名を知る相手に見つかり易い。】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

なるほど、と幸一は固有スキルを確認してひとりごちた。
このランサーは冬の化身、冬を象徴する存在であるという。

果たして、その条件に該当する存在は如何なる英霊なのだろうか。


コミュ内容安価 下3まで取捨選択

さっそく真名を聞く

もしかして火に弱い?

冬の化身…つまり君は冬の具現、あるいは同一視された英雄と見て間違いないかね?

冬将軍的な?

ランサー.. まさか氷柱がエモノ?

冬の化身で女でランサーか
ベーラとか思い浮かんだけどあいつガッツリ魔女だし違うか、誰だろ

アーチャーなら北欧神話のスカジだろうけども。
ランサーか。

敵となるサーヴァントであればいざ知らず、自分の召喚した忠実なる僕であれば、真名を問えば容易く答えは得られるだろう。
冷徹なる魔術師に戻ろうとしている幸一は、居丈高にしもべに真名を下問する。

「冬の化身…つまり君は冬の具現、あるいは同一視された英霊と見て間違いないかね?」
「その認識で相違ない!が、我が真名は冬そのものでもない。私にはちゃんとした名前がある。」

冷気纏う冬の少女は、謎解きでもするかの様に楽しげに語る。
そこに召喚時に感じた冷ややかな威厳もなく、召喚者はなんの気兼ねも無しに彼女を問い質す事が出来た。

「ふむ。なら、君は火に弱いのかね?」
「ええ、その通りよ。春の概念にも弱いかもしれないわね。貶められた私は忌み嫌われる存在だからねー。」

考え込む幸一。少女は明らかに好意的にヒントを与えてくれている。
そこから導き出される答えを手繰る事数十分。

真名判定下3まで

つらら女

冬将軍?

ホーラ

スカディと同一視されたスカアハ?




「つらら女ではないかね?」
「残念、ハズレー!」

「ならば冬将軍か!」
「ブッブー、違いますー!」


「うーん、うーん…ホーラ?」
「女神様の様に美しいって?もうやだ!お上手なんだからー!」


真剣に考える内にだんだん素が出て来る幸一。
それを見て心底楽しそうにきゃっきゃとランサーははしゃいでいる。

考える内に忘れかけていた寒気によって幸一は大きなくしゃみをした。

「わかった、降参だ降参・・・。君の名前を教えてくれ。」


ランサー反応基本判定
ファンブルで答えない、失敗以下で能力の一部を明かす、成功以上で答える

うおおおおお

ボーイ

「もう降参・・・? うん、まあ仕方ないか!寒い中長話させるのも嫌だしね。」

ランサーはこれでいて、どうやら幸一の事を気遣っているらしく、場所を移す事を提案した。
外を見れば積雪が始まっている。
倉庫周辺には人払いの結界を敷いているが、この状況が続けば社会の中に違和感を醸すだろう。
どの道長居には不向きである。

「それで、私の真名なんだけど。」

突如白銀の少女は左手で何かを手繰るポーズを取って、身体全体を上下に揺さぶり始める。
怪訝そうな顔をしている自分のマスターに、彼女は一言「乗馬。」といった。

特に大きく揺さぶられる尻をみると、なんだか思いっきり引っぱたきたい心地になる幸一。
それを察したのかランサーは慌てて真名を口にした。

「私の名は【ブリーラー・レッスル】! 鞭で打たれ追い回される悲しき道化、それが私よ!」
「ブリーラー・レッスル?・・・聞いた事もない名前だな。」

幸一はその真名に心当たりが無いようだった。それも無理のないことだった。
ブリーラー・レッスルとはドイツ、ネッカー=アルプ地方の町ロットヴァイルにて行われる謝肉祭に現れるという怪人、死神、魔物である。
国際化が進む私たちですら、wikiに頼る事も出来ず情報の海にてようやく見つけることが出来るそれを、どうして幸一が知る事が出来よう。

かのブリーラーレッスルなるものは北欧神話の主神オーディンの零落した姿である。
なんとも突飛な話であるが、つまり、彼女が手にするその槍は────。


「ぐ、ぐぐ大神宣言(グングニル)だとぉ!?」
「いや、今のこれはその後に”のようなもの”がつくね。しかぁし、特定条件を満たす事が出来れば!」

その冬の象徴たる道化は高らかに、驚くべきことを、あっけにとられる常識外れな事を口にした。

「この槍は、その真の姿に近い性能を取り戻すってワケ!」
「そ、その特定条件とは・・・?」

先ほどまで明るかったランサーの口調が暗い物に変わる。

「・・・この片目を潰す事。」
「そんな事でいいのか!? 今すぐ片目を潰すんだ!早く!」

しかし、かの戦神たるオーディンの神槍をここに再現出来ると聞き、
仮にも魔術師たる幸一は興奮収まらず、彼女の様子に気が付かない。

「ひっ! い、嫌だよ、怖いし・・・。」

怖いだと、とは幸一は言わなかった。
彼女の言葉により、震える彼女にようやく気が付いたのだ。

「す、すまん・・・。」
「あ、いや、大丈夫、大丈夫だから!気にしないで! そういう反応は当然だろうしね!うん!」

一転、明るく振る舞い始めた彼女。

・・・今はその槍について、触れるべきではない。
そう考えた幸一は、その宝具であろう神槍に後ろ髪引かれる思いをしながらも、思考を切り替えて聖杯戦争の戦略について思案し始めるのだった。

【最初のコミュ終了】

【真名】 ブリーラー・レッスル
【クラス】 ランサー
【属性】 混沌・善
【コスト】:23
【筋】:C
【耐】:C
【敏】:A
【魔】:B
【運】:D
【宝】:A+

【特徴】
【クラススキル】
 ◆対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

【固有スキル】
 ◆冬の化身:A
 冬そのものを象徴する存在。
 ランサーの周囲は常に『冬』となり、気温低下、天候悪化などを招く。
 【冷気耐性のないユニットの最終数値-1】
 【このユニットは冷気耐性を持つ。】
 【このユニットの真名を知る相手に見つかり易い。】

 ◆魔術:B
 雪と風、寒気を操る自然干渉系魔術に特化している。
 大規模な魔術を最低限の魔力消費で行えるが、冬や雪と関係しない効果をもたらすのは不得意である。
 【魔能力判定数値+2】

 ◆神性:D
 霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
 本来はより高い神性を持つが、現在は退化している。
 【相手との最終数値が同値の場合、此方が有利を取得する。】

 ◆騎乗:―
 騎乗スキルは失われており、馬に乗るマネしかできない。


【宝具】
 ◆『我が眼を贄に(ベフライウング・アルフォズル)』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人

 己の片目と引き換えに、一時的に最高神としての力を取り戻す。
 それは両目の揃った祭の道化からの脱却であり、またミーミルの泉の再現。
 片目を捨て、ランサーの筋力、耐久、魔力を上昇、Cランク相当の勇猛とカリスマを得る。
 また同時に冬の化身はEランクまで低下し、神性はAまで上昇する。
 ただし、これにより取り戻した力は一日しか保たず、失った眼は決して戻らない。
 当然ながら、既に片目を失った状態でこの宝具を発動することはできない。

 【消費魔力:25】
 【シナリオ中一度のみ使用可能。】
 【筋耐魔を一ランク上昇、Cランクの勇猛とカリスマ付与。】
 【冬の化身をE、神性をAにする。】
 【上記の効果は一日持続する。】

◆勇猛:C
【筋優位能力数値+2】
【精神干渉を無効化。ストレス状態にならない。】

◆カリスマ:C
 【団体戦闘時、その場に存在する自軍ユニットの最終数値を+2加算。】

 ◆『大神宣言・冬告(グングニル・ゲシュテーバー)』
 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:500人

 ランサーがその力を取り戻した時、手にする槍もまた真の姿を解放する。
 オーディンとしての力を取り戻している間のみ使用可能。
 ドヴェルグの鍛冶、イーヴァルディの息子達によって作り出されオーディンに渡された槍。
 投げれば幾たび躱されようと相手を貫くという特性を持ち、敵を貫いた後は自動的に持ち主の手元へ戻る。
 現在はランサーの影響で変質しており、冷気を纏い、暴風雪を巻き起こす力を持つ。

 【消費魔力:60】
 【『我が眼を贄に(ベフライウング・アルフォズル)』効果中のみ使用可能。】
 【二有利取得。また、相手の最終数値を-2減算。】

己のサーヴァントから保有する性能を聞きだした使役者は、次なる地へ向けて歩み始める。

「君といると、何処に行っても綺麗な雪景色が見られるのか。素晴らしいな。」
「へえ、コーイチってそんな捉え方するんだ。皆そうだったらいいのに。」


基本行動 下3
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。

索敵

索敵してみよう

索敵

索敵 発見判定『魔4知4運2』

【魔】:7
【知】:4
【運】:10

運判定免除、判定 低1~高0
下1 魔
下2 知
下3 最終判定

ほい

実は未だによく分かってないこの複数判定

【魔】成功
【知】失敗
【運】成功
4+2=6、コンマ9で【最終判定】成功

相手トリップ判定下1(1-6)

4

1-6 とあるから、この中の数字を選べば良いのか

#騎魔剣狂暗弓
4:バーサーカー

今日はここで終了とします。
夜遅くまでありがとう御座いました。
それでは失礼します。


>>263
能力値判定で最終判定の成功率を求めます。
例えば、今回の索敵判定の場合、4割の成功率が得られる魔と2割の成功率が得られる運判定に成功しました。
それにより最終判定成功率は6割となり、コンマ5以上で成功の条件下、コンマ9により成功となった訳です。

乙。片目になるとどれくらいステ下がるんだろうか。
切り札を使わずに済めば一番だが。

なんでこんなドマイナーな奴がこんなに強いんですかね…
オーディンが零落したんならもっと弱くしろよ、宝具で釣り合いをとる設計かもしれんが

ステを下げて宝具強化数値を上げる方がそれっぽくなったかもね
冬の化身と魔術で逸話を被らせてるのはもにょった
細かい事を言えば零落して魔物化までしてるのに神性:E-じゃないの?とも
まあ悪いという程の出来ではないと思うよ

まず性別がさあ

なにも全て合致したAA使えとは言わないけど、せめて性別くらいは守って欲しかった
オーディン本人ならいざ知らず、もしこれ同名の別人ならなんでグングニル持ってるねんって話になるし

もう殴り合いが始まったのかww
俺のが出てきた時が楽しみだな

よくグングニルとか目潰し持って来れたなという感想
まあ、ただオーディンを出したかったというのが伝わってくる
堕落した怪人作りたいなら力の大部分剥奪されてるだろうし

辛辣すぎない?と思ったが敢えて止める理由もないか
でもせめてもしもし祭りはやめようぜ……やましい事というわけでもないだろうに

知名度で言うなら本元でギルガメッシュがあれだけの強さ維持できてる時点でそこまで
格を落とす必要も無い気がするがなあ、零落した神格でこのステなら常識的だろ
宝具も2つあるが実質セットな上実質ゲーム中1回っきりのきっつい制限着きだし

英雄王を比較対象にするとかマジて嫌いだわ

零落した神霊で比較するならメドゥーサを持ちだすべきじゃないかな

実際メドゥーサと比べてそんな強くもない
宝具が完全な一発芸だもの

個人的には幸運と耐久と敏捷を1ランク落とせばステータス的には丁度良いと思うよ
あとスキルの魔術はオーディンが関係するならルーン魔術にした方がよかったんじゃないかな

タマモと比較すればいいじゃん

一応墜ちたエピソード背景にした奴と堕ちてないのに婚活の為に糞ステ上等で無理矢理堕としこんだ狐はまた話が違うんじゃ?

「叩く」と「批評」をごっちゃにしないように気をつけなね

性別はトール君も女の子になってたし、主神なら出来ないことも…苦しいか

予想通りいきなり喧嘩腰な感想が続いててワロタ

オーディンの女体化は流石に無理があるだろ…

他所で女オーディン出てたやんけ

あれはあそこの世界観的にTSせざるを得なかったからなぁ
まあ理由待ちさね

そもそもまだ出会ってすぐだしね、士郎で言うならまだセイバー召喚した夜も終わってないくらいだしね
叩きたいならルート終わってからでも遅くは無い

気に食わんやつはどんな難癖つけてでも文句言うからな
まあ俺も気に食わん鯖出たら重箱の隅からつついてやるわ

完全に近代なのにあのステータスの李書文さん見ても同じこと言えんの?

お前らって原作とオリは別物とか言ったりするのに、比べ出すよな
訳分からん

お前らでくくったらいかん場面だと思うの

基準がないと何でもありのクソゲーになるからね仕方ないね
別に作りたきゃアーサー王やギル作ってもいいんだよ?叩くけど

AAは目をぶち抜くから犬吹埼か

お前らって言っても、いろんなお前らいるし…
そもそもお前らとは一体…(哲学)

どっか別板に議論用スレ建てた方がいいんでない?議論で埋まりそう

お前とは、お前らとは、そうか!そういうことだったのか!

人それぞれでFAです

批判するお前らもいれば肯定するお前らも黙秘するお前らもいる
人類は大いなる悟りの元、一に還るってセイヴァーも言ってた

(臭いの多すぎだろ、なんだここ)

お前らいいだろ黒歴史だぞ

だからお前らって誰だよy(ry

初っぱなからドでかい地雷炸裂して草も生えない

この程度で地雷とかちゃんちゃらおかしいわ
ちょっとパスタイム覗いてこいよ卒倒するぞ

だから他所を比較に出すなっつってんだろダボ

まさにスレタイ通りだね(ニッコリ

Oがやはり多すぎて草生える
ここまで俺の自演な

お前ら慌てるな、まだ神霊が出たくらいだ
この先には未来英霊とオリ英霊が待ってるぞ

最近FGOに対応できてないガイジ多すぎだよね
最新設定に乗り遅れのキチガイは処分しないと

GOはきのこ直々にお祭りゲー認定されてるんだよなぁ
最新設定(笑)

いきなり知らない神様出てきて面白いけどなぁ
つか、Fateってなんでステータスとかいうのランクで表すんだ? ○ターンとか言うのも、ゲーム要素無いビジュアルノベルだよな?
なんかゲーム脳っぽいっていうか、子供っぽいよね

ゲームといかTRPG脳やしきのこは
あとFateはきのこの中学時代の黒歴史ノートから生まれたものだから、ステータスとかは察しろ

おいおい遂に作成者様のご登場か?聖杯戦争のオリジナルを否定されちゃ世話ないわ
後ランサーは神様じゃないです。魔物です

>>313お子様はお帰り^^

1時半頃受信したメールを先ほど拝見しました。

採用していても登場させず、没にしてくださいとの事ですが、開始してからその様に言われても正直迷惑です。
しかしこれほど批判が凄まじいとは思わなかった、と感じている方もいるのだと思います。
そこで、最初ですので、今日明日一杯取り下げを受け付けます。

期間後、再度鯖鱒の再構成を行います。
取り下げの要望があろうとも、既に採用していた場合はご要望にお応えできません。

重ねて申し上げますが、>>1は読者の批判から投稿者の皆さまを庇うことはありません。
今回採用した投稿者数は13人です。18人中13人です。あなたの鯖鱒が採用されている可能性は大いにあります。
投稿鯖鱒データの一部、あるいは全てを取り下げたい投稿者の方は、明日23:59までにblackhistory00@yahoo.co.jpにご連絡ください。

ランサーの投稿者の方も、批判に耐えられそうにないのであればどうぞ遠慮なく取り下げて下さい。
プロローグ終了の所から仕切り直します。



それと、雑談所作成しました。
以後、議論や雑談は雑談所で、質問や要望などはこちらの現行スレで行うようにしてください。
また、言わずとも理解していらっしゃるとは思いますが、他スレにご迷惑をおかけする行為は慎む様お願い申し上げます。

立て乙。そして本スレ317ワロタ
いろんな意味でドライだけど嫌いじゃない
迷惑かけるとかじゃなくて事実ですしおすしとかぬかすやつもいるしもっとはっきり「他所の名前出すな」とすればいいのにと思った

そしていきなり雑談スレと本スレ間違うというね

やーいマヌケー(棒)

さすがにそんな豆腐メンタルな奴が18人中に何人もおらんやろ

ワロタ、投稿しておいてどの面下げて取り下げろって思うけどね
ところでクラススキルの説明が抜けてたのとスキルの一部に追記したいんだけどそれは大丈夫?

黒歴史スレだしボコボコに叩かれることも覚悟せなあかんよ

ランサーの作成者に取り下げるかどうか聞いて取り下げるならセイバーに繰り上げ編成、
取り下げないなら取り下げ依頼出したのはじいて再編成すりゃいいんじゃね?
尤も取り下げ依頼出された奴が採用されてたかは知らんけど

『質問】

投稿したの見返したら『』が『】に間違ってるのに気づきました。。
こういう訂正とかも、メールして良いものでしょうか?

>>324
そんなもん、訂正してくれと頼むのすら迷惑だと思わんか?
直さなくっても大した害がないし、実際にデータいじってる時に気付き次第直せばいいのに、言われたが最後いちいちデータをそのために開いて弄らなきゃならないんだぞ?

その程度のこと別に迷惑でもないだろ……
ただまあそのぐらいのミスなら使用する際には向こうで修正しといてくれるんじゃないかな

わざわざ喧嘩腰で絡むのは何故なのか

じゃあ質問

読者評価制度の選択時、「なし」に投票するのはありですか?
極端な話になりますが、全部完成度が高い回があるかもしれないし、逆にどれも酷い回があるかもしれないので

なしなら投票自体を放棄すればいいんじゃね?強制参加じゃないんだし

>>1に質問してるだろうに横から親切()に答える子はなんなの

まさか意見を言っただけで叩かれるとはこの(ry
荒らしたいだけの蛮族は帰ってどうぞ

殺伐としすぎてて草生える

末尾O多過ぎじゃろ

もうこれ出る鯖全てボコボコに言われる奴だな……

何作っても基本叩かれる事と叩くために見てるような人が沢山いるってことを前提に考えといたら
ワイワイにぎやかに楽しめるかもね

>>321 >>324 >>328
大丈夫です

既に深夜帯ですが、参加出来る方はいらっしゃいますか?

いますん

わーい

いえーい

オッスお願いしまーす

索敵成功
バーサーカー

黒歴市中央地帯に位置する黒井地区。
中央駅である黒歴駅が存在し、市全体の交通の要となる地域である。
その黒歴駅から少し離れた、同地区海沿いの教会でマスター登録を済ませ、近くのホテルに一時腰を下ろした幸一。

夜が明け始める時刻ながら、どんよりとした空模様で薄暗い。
そんなちらほら雪降る黒井地区住宅街の中に、ベンチで囲まれた大木が特徴的な公園があった。

緑豊かな芝生の広がる公園だ。
引かれたアスファルトの道に沿って日課の飼い犬の散歩をしていた女性が、














「────・・・?」
「判った! いつでも行けるよコーイチ! 早くその女性を助けに行こうよ!」
「ど、どうしたんだランサー。やる気があるのは良い事だが」
「・・・へ? いやいやいや、助けに行こうって今コーイチが言いだしたんじゃない!」

いきなり騒ぎだしたランサーに幸一は怪訝そうな表情を浮かべる。
何言っているんだこのサーヴァントは、と言いたげなマスターに、サーヴァントは不安そうに恐る恐ると尋ねた。

「えっと、え?お…覚えてないの?」
「・・・すまない、どういった話だったのか教えて貰えるかね。」

戸惑い頭を指さし考える幸一。彼にはまったく、自分が言ったという発言に覚えがない。
先ほどの自分について訪ねると、ランサーは戸惑いながらも先ほどの状況を語り始める。

幸一が使い魔を用いて索敵し、同地区の公園にてサーヴァントを補足。
そのサーヴァント、バーサーカーが女性に襲い掛かり、幸一はいても立ってもいられぬ様子で一刻も早く現場に向かおうとしていたという。

だが、その話を聞いてもなお幸一はまったく身に覚えが無かった。
そしてそのバーサーカークラスのサーヴァントの姿、ステータス、クラスですら思いだす事が出来ない。

「ちょっとー、コーイチ?ボケるには、まだ早いんじゃない?」
「ううむ、記憶力の低下が始まってしまったか。まだまだこれから、と思っていたんだけどなぁ・・・。」
「待って!ゴメン!ちょっと茶化しただけだから!そんな落ち込まないでよ!」


思いだせぬことは仕方のない事だ。考えられる可能性は遠隔記憶操作、認識阻害など様々。
それを踏まえた上でどの様に行動するべきか、忍び寄る老いを感じているランサーのマスターは模索し始めた。



他陣営行動 下1
トリップ判定(1-6)

件の公園に行くかどうか安価 下3

1

行こう

行くか

いく

レッツゴー!

バサカで情報抹消は珍しいな。
切り札は温存した方が良いランサーだから勝ちに行くなら行かない方が良いんだが…。

安価下

行く

情報抹消スキルかな

情報抹消か
行く

GO

#騎剣・魔弓狂・暗
ライダー


赤地地区の港付近の工業地区にて。

「…ライダー。」
「なんでしょう?」
「き、気持ち悪い!ウォエップ!」

吐き気を催している一人の参加者。
水色を基調とした水玉模様のワンピースの氷魔術師、イス・コントルノは町に漂う多くの臭気に早くもギブアップをしそうになっていた。
虚ろな目をした金髪の青年、ライダーはイスを抱え上げると、休めそうな場所を探す。

「大丈夫ですか、イス。」
「だ、大丈夫よ・・・!こんなの、気合でどうにでもなるっ…!」

イスは自然を好み、こうした人工的な環境を避けて過ごしてきた。
ずっとそうして過ごし、この様な場所へと出て来なければ良かったのだが、
とある事で怒り心頭に達した彼女はこの黒歴市に出てきて聖杯戦争に参加する事となった。
その結果がこのザマだった。

「はあ…はあ…!さ、さっさと終わらせてこんな所からオサラバなのよ…!」


索敵 発見判定『魔4知4運2』
【魔】:9
【知】:4
【運】:5


魔判定
知判定
運判定
最終判定

下1-4

ここはまだ楽

ほい

すでに8割成功の域?

h

魔判定 成功
知判定 成功
運判定 成功
最終判定 確定成功

トリップ判定(1-6)下1

4

#弓槍剣魔狂暗
キャスター

公園へ行く


件の公園に足を運んだ幸一。
ランサーの話が正しければ、此処でバーサーカーに襲われた女性がいた筈だ。

しかし、それらしき痕跡も見当たらない。幸一は首をかしげた。
余程巧妙な隠蔽技術か、痕跡すら認識させない程の認識阻害能力が働いているのだろう。
幸一は未知による恐怖で寒気を覚える。

「俺は、バーサーカーに辿りつけるのか・・・?」

基本判定 直下
ファンブルで襲撃を受ける、失敗以下で何もなし、成功以上で手がかりを見つける、クリティカルで推理開始

やあっ^o^

ぐえー!

襲撃を受ける

不安感に駆られながら、調査を進める幸一。
低い気温の中で汗をだくだくと流し、見えない敵をおびえる様に警戒して辺りを見渡しつつ、公園のゴミ箱を漁ったり、周りの人に聞き込みを行ったりした。

「あ、あのさ、コーイチ、少し休んだ方が良いんじゃない?顔色悪いよ・・・?」

恐怖から、あるいは焦りから血眼になってバーサーカーの痕跡を探すマスターを心配し、姿を現したサーヴァント。
朝の公園には人の姿がちらほらと見えるようになっていた。

────そう。幸運にも、今は朝だった。






、\      ,:       /   / } }:i:i:i:iVi:i:i:\//\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
. \(     `       ∠// /V ゝ:i:i:i}V:i:i:i:i:\//\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
  :}、              /(⌒´  V〈i:i:i:i:i} ∨i:i:i:i:i:i\// >‐----
  :} \  / )二>⊆>={={ \  ∨}i:i:i:i}  V:i:i:i:i:i:i:i:\////////    女、みーっけた。
  :}:从/ /  ̄   ィ   {人  \ :Vi:i:i:i:〉  \:i:i:i:i:i:iハ:`i:<////
/ }/ /} `=‐ ´ 从ハ{  \__ //}i:i:/     \i:i/ :}i:i:i:i:iハ>ー
_.ノ  //´ ̄ ̄ ̄ノ {: : 乂___人/// ∨、      / ノi:i:/./i:i:i:i:i
\ ー'" /´ ̄ ̄   \: : : : : : :Y { \ `'ー=≦ー<⌒´ /i:i:i:i:i:i
i:i:i:\ー''"´ ̄ ̄ ̄ノ  /∨: : : : /} {     、ー--       ̄⌒ヽ ̄
i:i:i:i:i:ハ ー<´ ̄ ̄  /  }: : : : :}:i} ゝ __ `   .,,_   `ヽ ヽ} }
i:i:i:i:i:i:i}rr- 、\   /   \: : :{:i乂______ 、____  `ヽ  }   } .ノ
i:i:i:i:i:i:iV}  >┘/      }: :/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ)i}⌒ヽ   } 乂   く


娼婦のような姿をしたソレは、見つけた獲物を刈り取る為に、光に伴う影のごとき速さで。

◆霧夜の殺人:A
暗殺者ではなく殺人鬼という特性上、加害者のバーサーカーは被害者の相手に対して常に先手を取れる。
ただし、無条件で先手を取れるのは夜のみ。昼の場合は幸運判定が必要。
【夜に襲撃が可能。相手に負傷判定を行い、戦闘へ移行する場合有利1を取得する。】
【朝、昼には幸運判定が必要。】

幸運判定 下1
4以下で成功

幸運判定成功で負傷基本判定 下2
「平常>軽傷>重傷>死亡」
ファンブルで二段階進行、失敗以下で一段階進行、大成功以下で回避、クリティカルで反撃

うい


ランサー一直線に駆けたバーサーカー。
もしこれがマスターに対しての攻撃であったなら、もしかしたら勝負は決していたかもしれない。
ランサーがバーサーカーに反応出来たのは懐に潜り込まれてから。

手にする槍の柄でナイフに因る一撃を受けた彼女はバーサーカーを蹴り飛ばす。
体制を崩したバーサーカーの心臓めがけ、鋭い突きを放つもすんでの所で飛び退き回避される。

しかしランサーは今の相対で、自然と冷静になった。
苦戦する敵ではないと確信したのである。


白銀のサーヴァントはやや冷めた、しかし気軽な口調でマスターに問う。

「マスター、バーサーカーのステータスは?」
「・・・なるほど、一つ言える確かな事は」

マスターは敵サーヴァントのステータスを注視して。

「ランサー、君の敵ではない。これが先ほどまで私の肝を冷やしていた相手ならば、安心して、今夜はぐっすりと眠れそうだ。」

もっとも、ここで倒してしまえればだが、と自分のサーヴァントに不敵な笑みを返した。

【クラス】:バーサーカー
【属性】:混沌・中庸
【コスト】:26
【筋】:E
【耐】:E
【敏】:B
【魔】:E
【運】:B
【宝】:D


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 : : : : : : : : : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : :|: :!: : : : : : : : :`、 : : :゙,
 : |: : : : : : : :| : : : :| : :/ : : : : : : : :"~^て: : ̄"|ミト、 : : : | : : : `、 : : :゙,
 : |: : : : : : : :|\ : ;|イ: : : : : : : : : : : : :| \: :_:_| | : |: :. :.| : : : : :`、 : : ゙,
 : |: : : : : : :斗匕、 | \ : : : : : : : : : : |  ィ灯~ハ^㍉ト、: : |: : : : : : :|: : : : ゙,

 : |: : : : : : : :|  、ぅ…=-、: : : : : : : : : | イ {::::_j::::}  刈 :|:\: : :. :.|: : : ト ゙、
 : |: : : : : : : :| イ'゙  {:::::;::ハ 、 : : : : : : : |  乂:::::ノ  Λ : :| : : \ : :|: : : |
 :.八 : : : : :八i{   乂:::::ノ \ : : :/: 八    ̄    /Λ/: : : ハ\|Λ: |
 / Λ{\ : : `、           \/: /        / :/ : : :/: : }: /  ',:|
  / : : : : \: : `、        :i         .//: : : : :/: : :.}/::\=、
  |: : : : : : : :\: :`、                イ{ : : : : :/ : :/:::::::::::::}ニ
 . 八: : : : : : : : ノ⌒¨´    ャ    ̄  }      7"~-彡イ:::::::;;、イニニ
 {ニニ「`¨¨´  }::::::>、、    丶    ノ   イ  {___ノ;:イニニニニ
 八ニ乂__ノh、 ::::::::::::|>          イ   /:|: : : : マニニニニニニ
 ニィヘ二|: : : : マ=h、::::::::|i:,    >       /ニ|: : : : : マニニニニニ
 ニニニh|: : : : : マニh、:::|:i:i:,           /ニ=|: : : : : : :マニニニニニ
 ニニニニ.|: : : : : : マニニh、i:i:i:,         /ニニ|: : : : : : : }ニニニニニ
【クラススキル】

◆狂化:E+
敏捷のパラメーターをワンランクアップさせるが、複雑な思考が難しくなる。
精神汚染の影響もあって、「穢れた雌豚共に裁きを」という思考で固定されてしまっている。
【該当ステータスを上昇(適用済み)。コストを二倍にする。】

【固有スキル】
◆霧夜の殺人:A
暗殺者ではなく殺人鬼という特性上、加害者のバーサーカーは被害者の相手に対して常に先手を取れる。
ただし、無条件で先手を取れるのは夜のみ。昼の場合は幸運判定が必要。
【夜に襲撃が可能。相手に負傷判定を行い、戦闘へ移行する場合有利1を取得する。】
【朝、昼には幸運判定が必要。】

◆精神汚染:C
精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を中確率でシャットアウトする。
同ランクの精神汚染がない人物とは意志疎通が成立しないが、バーサーカーは常人の如く振る舞う事が可能。
【精神干渉判定に+補正】

ジャック亜種か

今回はここで終了します。
草木も眠る丑三つ時までお付き合い頂きありがとう御座いました。

それでは失礼します。


むしろ下位互換?

おつおつ

オーツ麦

おつー


ジャックのうちの1説のどれかかな

ちょっと遅くなりましたが訂正を送らせて貰いました。使うかはわかりませんが確認をお願いします

>>375
確認しました。

参加出来る方はいらっしゃいますか?

ノノ

ノノ


(しかし、マスターの姿が見えないのが気になるな…。)

幸一は周囲を確認し、状況の違和感に気が付いた。



               ._ 、  、、_、 ,  ,
           、_≧ヽ`` ̄ヽ,lヽl!ィ,l ,

            .、-≧         ' 'イイ
            .トヽ`       ,  、ヽ、≧
         斗    ,ィ ././., .ハiヽ トヘ-‐`‐

         、V,.イ, ,./イ,.イ,イ,,i!/ii,イ ,l、イト`、

            ト,,イイィ/イイ' /イ//_イ/iトl'lト、 `
           ヽ/イ/lヽ ̄ `l-‐!_,, イ/lイ`
             `≧iヘ,.  ̄  、  ./ '
                    '`i 、  - ,.イ`/l           ランサーと遭遇したか。
                ,-‐':::l、 `.,イ,イ´:::`、
                 l:::r'´.l `! lヘ:::::::/..:.`ヽ、       …元よりお前には期待していない、情報の収集に徹しろ。
               ,ィ':`ト.i l'  `〈>‐','.:::::::`、:::::.>、     むしろそこで倒れてくれても構わないぞ、お前に回す魔力が惜しい。
              ,イ:l::::::`l'l,l‐、 llo/.::::::::::`l:::::/.:::::ヘ,
            '.l:::l::::::::ll.lハ ! lヘo::::::::::::::::::;'.:::::;:::::.ヽ
           l:::l:i:::::`ト、∨l l l:::::::::::::::::l:l:::::::`':::::::.ヘ

              i:::l!::::::::::l Y.,' .lo::::::::::::::::ト;::::::::::::::::.ヘ
             ヘ:l:::::::::::l  ソ  .l::::::::::::::::::::ソ`、::::::::::::::.ヘ
            ヘl::::::::::l  ト,  .lo::::::::::::::/   ヽ;::::::::::::.ヘ
                `l::::::::l ,' l   l::::::::::::::/    `、::::::::::.ヘ
               l〉::::;' ./., l  lo::::::::::;'      `,_;ィ::::::ハ
                l!::::;' .,'‐l'´l...l:::::::::::::l         l_イ::::::::l!
               ,l:::::l l、 .l l〈o:::::::::;イ      /.::::::::::::/
                /.::::;' l `、! l`il:::::::::::::::l、     ./.::::::::::::/
              /.::::::l  l  l`ト, lヘ:::::::::::`>、_  ./.::::::::::::/
             ./.:::::::l   l  l `'..l l!::::::;/_;;:-‐`./.::::::::::;イ
             /.:::::::::l   .l .,!  l.ヘ、___ノ::::;;イ::::::::::::/
         /.::::::::::,l  ,'.‐{―l.llll  ヽ,.、.,ィ/.::::::::::::;/
           /.::::::::::::l!  lー{―l.llll.  .`l'<::::::::::::::;イ
          ./.::::::::::::::l   l:::::::ll::::::::::l  ./ヽヽ:::::::/:::l
.          `ヽ、:::::::ト、  l::::::-l!‐::_:::l  /l:::::::.ヽ`イ/
          `l.‐'::iヘ .l::::::`:/ ';:ヽ,l /.::l:::::::::::l::l´


バーサーカーのマスターは、デパートの、外に面し公園を一望できる駐車場三階に陣取っていた。
サーヴァントに対し辛辣な言葉を放つマスターの名を、アクラ・ドゥードゥーという。因みにコードネームである。

刺々しい金髪と怪しさ漂うサングラスを装着した青年は、神秘隠匿下請け組織「ブラックメン」のエージェントだ。
聖堂教会の依頼を受け、聖杯戦争神秘秘匿の為にこの町に訪れた所、令呪を発現。
組織の意向にてそのまま聖杯戦争に参加している。


苛立ち紛れの彼の言葉も、今のバーサーカーには届いていない。


「一つ聞くけど、今朝この公園で女の人を殺したってのは貴方?」
「ああ、オレさ!オレだとも!女に生きる価値はねぇ!そして、アンタも此処でオレに殺されんだよぉ!」
「どうして女性を殺すのかね。その心は痛まないのか?」
「心が痛むと思うのか?穢れた卑しいヒトモドキを駆除して。ハハッ、理解出来ねえ! …ん?」



                       、 -―- 、
               . : ´         \
              /    /      rγ⌒ヽ
            /  ,   /  /    { i   :i
              /  /  /__ /    .ハ└乂__,ノ
           { /:{ /j/`{    /‐ト }   1
.           /   { 芹弐  ヽ/ __V}    }
           / /   :V{じメ    芹弐キ   }
            {/{    }     ,   {じメ/  :}∨
           乂__ノ .ノ\  マ  ァ   {  V }     ───アッハ♪ いいねぇ、アンタ、最ッ高だよ。
        /{三三}ヽノ}\___ ⊆]=乂/_.ノ

        /:::::::7==r'///}     ////{三三}
        \:::::/  }//:j     {/////  {:::ヽ                   オレの男にならねえ?
         ∨   j\:::{      }:V//{ /  {:::/
      /:/ ./ ,/:::::::〉}     / V/{′  V{
   ,.:-=:::::/ / /}\:/\  /   /:::{    ,
-=:::::::::::/ / ./ノ::::::::|辷辷辷辷7::/}    i: ′
:::::::::::::/ /  /::::::::::::::|ニニニニ/´::::::{   } }\
::::::::∠/  /:/::::::::::::::::|: : : : : : : :!::::::::::::\ / ,:::::::ヽ
::::://  /{:::/}:::::::::::::::/: : : : : !: : |::::::::::::::::/ /:、::::::::!
::/:::/ ./\{:' {::::::::::::/: : : : : : l: : :|::::::::::/  ./ }::::\::|
;':::::{  {:::::/  /:::::::::/: : : : : : : : : : |ー '   /},ノ:::::::::::\
:::::::::ー-ゝ/   }::::::::::i二{C)}二二二|:`:ー--::':{ ヽ:::::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::/  /:::::::::::j〈//||\ ヽ: |:::::::::::::::::{   ';:::::::::::::::::::::,


『「「はぁっ!?」」』

朽葉色の男は驚愕の声を上げた。冬の少女も驚愕の声を上げた。パッキングラサンですら驚愕の声を上げた。

「いいや、オレを受け入れてくれんなら…。オレはアンタのモノになっても構わねえ…!」

己の身体を抱き、出会えた歓喜にわなわなと悶えるバーサーカー。

「何言ってるの!?コーイチは私のマスターだよ!!?
 『サーヴァント交代、これから貴方の鯖はバーサーカーです』なんて御免だからね!?」
「というか君、男だろう…!?」

その通り、バーサーカーは男性である。娼婦のような姿をした、可愛らしい姿をした、れっきとした男性である。
どうしてこんなのに好かれるんだ俺は、とカタカタ震えだすランサーのマスター。
過去にも同性愛者に散々ひどい目に合わされたらしい。

マナーモードのように震えるマスターを庇うように冬の怪人、寒気の少女は進み出る。

>>382の前にこれを挿入

突如目の色が変わったバーサーカー。
幸一を目にすると、興味深そうにまじまじとみて。
へえ、と良い物を見つけたとばかりに笑みを浮かべた敵サーヴァントは。

「大柄で筋肉質なガッチリとした肉体、相手の全てを抱きつつめそうな包容力のある腕、
攻撃的ながらつぶらで愛くるしさのあふれたギャップのある三白眼、素朴にして整った甘いマスク───」

心底楽しそうに、しかし低調に、とんでもない事を口にした。

男かぁ……男かぁ……!

                                          ∥   ::::/          ヽ:::.  |  |  :.
                                             || :::| ::/             ヽ::. |   | ::.:
                                             || :::|:::/                 ',:::::|  | :::|
                                        ||  .|/ - 、           -‐‐ .':::|   | :::::.
                                        リ  :.|     ≧s、   ィs≦_   ',|  .|:::::::::.
                                       /|  ::. ャ テモ云ト     イ.ァ}! 云 ァ !   .{.:.::::::|
                                            / |   :. ヾ |圦 刈!      圦 刈イ./..::  .:::|:::::::|
                                            ! .|. ::....::.  ` ー‐         ー  /.:/.......:|::::::/、
                                          ヽ.:.:. \::ヽ      ,       /ノ.:.:..:.:..:/.:イ   ̄
       コーイチは渡さない!                      \::::::::ヽ-`             |.:.r‐≦≦.:.:.. ::::::::..
       ───マスターの後ろの貞操は、私が守る!        /‐-≧_ \     - ‐‐,   .イ.|/.ヽ ',.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:.
                                        |  ::::::::ノ::::::f  o。       イ/ ム:::::::\',.:.:..:.:..:.:..:.:..:.:.
                                        | .:.:イ::::::::/  :::::::::::::> s○/ \//::::  ヽ\.:.:..:.:..:.:..:.:
                                        | /.:.|.: .ヽ  .:.:..:.:..:.:.\|.:.|_ ゝイ ノ::::  ∧|  \.:.:..:.:..:
                                       | .:.:.ト、  `‐、  _ !':\ / ̄    ノ     ヽ 、.:.:.
                                         / t :::::::::.≧=s。|ヾ  ヘ: ヽ: :  ̄ヽ|/-‐≦        '., ヽ
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                   __,, -―……ー- .,_
                    ,,:´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :``: .、
              /(_ . / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
              /: : : : /:; 、___ . . . : : : ::r==ミ: : : : :く⌒
           ⌒フ¨: : / ・: :/: : : : : : : : : (_ ,: :_]{Y⌒ヽ:ーr≦>

             /: i: : i:|:ー‐╋==--.: : : :i: |: ::|(C)乂_ノ: : :\::\
           ⌒¨}|: : l:| : : ┃:_:_::|:: :: :: :|厶斗|L:_:;ハ:.\:_:_彡【¨
               乂:从:: :{王≧ミ\ノ∨≦三三ア:.:}: : : }爪.::【
                】: : \[【弋じ}::::::::::::::::弋じ}】: :, : : : :}山】:廴
                  〃.:i : :}}ハ ¨¨¨     ¨¨¨/: /.: .:}.: :}彡'⌒¨     …あ?粋がんなよヒトモドキ。
             【{: :|: :i||从    _ _  ⊆{: :{:. :./.: ::}{         テメエをバラシて、ソイツはオレが頂くぜ…!
             〔二二二〕≧a。.,,____ ィ[ニニニYノ

             〔___〕{ニニニ/\/  {l|〔___〕三≧x
               /; : : |:::|込韭/_,/\_ /]|: : |: : :{:::{三三[ニ\
          __/¨’__】:|:::|ニニ[⌒i⌒i⌒|ニ|: : |: : :{:::{三三[二二\___

          /. : 、__ノ. : :_丿 |ニニ[: : i: : i: : |ニ|: : |: : : : :\三}_\二二二二二\
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      \        /   /  /i  ,     |  ヽ ムィ
        <_,    /    /`/ /イ  /} ∧ |  } ≦_フ
       _>    ノ   Ⅳ`メ≧x_ ノ/ __/≦ i, | >-
      `ーァ   ,ムイ 」x´ ',::::::::::f--f   ト.∧| ト<__
.       <、_   ヽ´i[_   ノ::::::ノ´|:`ヽ  |::::::::i/ _≦
        `≦  { :::::从` ̄      }:  `ー ´ノ フ´
.           <_ヽ  ',  u     ´       イ´ ハ
             >x',       __     / /ヽ, fiiiヽ    『もういい、お前帰ってくんな。とんだ貧乏くじだ。』
           _x-‐-ミ 八  ≦三_ ーヽ   /´   ||| |
       / /    /ー }ヽ   ー-   /   f ヽ,i||| |
.          |    / 〉,  イ:::::> _  イkヽ.  | yi}|| |
.         ′|    / ,イ / 〉::|::',::::::::::::::::ノ }イル-/ 〈/ヽ: |
.      ,  | | ,,' 」ノ  ト / .:::ヽ::::::::::://    ,  i:::::/ i
.       : ::ヽ」 i ノイ  }{ | ::::::::::: < /     /   У  ト
_ _ _ _ _ _ _ _ _ __________________________

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄


かくして、鷲谷幸一の聖杯戦争初戦となる、戦いの火ぶたは切って落とされた。

それでは戦闘を始めます。
何かわからない事があれば、遠慮なく質問してください。
宝具やスキル効果は特に記述が無ければ戦闘中永続です。

それでは長いデータを張っていきます。
その内省略するかもしれません。

【真名】 ブリーラー・レッスル
【クラス】 ランサー
【属性】 混沌・善
【コスト】:23
【筋】:C
【耐】:C
【敏】:A
【魔】:B
【運】:D
【宝】:A+

【クラススキル】
 ◆対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
 【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

【固有スキル】
 ◆冬の化身:A
 冬そのものを象徴する存在。
 ランサーの周囲は常に『冬』となり、気温低下、天候悪化などを招く。
 【冷気耐性のないユニットの最終数値-1】
 【このユニットは冷気耐性を持つ。】
 【このユニットの真名を知る相手に見つかり易い。】

 ◆魔術:B
 雪と風、寒気を操る自然干渉系魔術に特化している。
 大規模な魔術を最低限の魔力消費で行えるが、冬や雪と関係しない効果をもたらすのは不得意である。
 【魔能力判定数値+2】

 ◆神性:D
 霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
 本来はより高い神性を持つが、現在は退化している。
 【相手との最終数値が同値の場合、此方が有利を取得する。】

 ◆騎乗:―
 騎乗スキルは失われており、馬に乗るマネしかできない。

【宝具】
 ◆『我が眼を贄に(ベフライウング・アルフォズル)』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人

 己の片目と引き換えに、一時的に最高神としての力を取り戻す。
 それは両目の揃った祭の道化からの脱却であり、またミーミルの泉の再現。
 片目を捨て、ランサーの筋力、耐久、魔力を上昇、Cランク相当の勇猛とカリスマを得る。
 また同時に冬の化身はEランクまで低下し、神性はAまで上昇する。
 ただし、これにより取り戻した力は一日しか保たず、失った眼は決して戻らない。
 当然ながら、既に片目を失った状態でこの宝具を発動することはできない。

 【消費魔力:25】
 【シナリオ中一度のみ使用可能。】
 【筋耐魔を一ランク上昇、Cランクの勇猛とカリスマ付与。】
 【冬の化身をE、神性をAにする。】
 【上記の効果は一日持続する。】

◆勇猛:C
【筋優位能力数値+2】
【精神干渉を無効化。ストレス状態にならない。】

◆カリスマ:C
 【団体戦闘時、その場に存在する自軍ユニットの最終数値を+2加算。】

 ◆『大神宣言・冬告(グングニル・ゲシュテーバー)』
 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:500人

 ランサーがその力を取り戻した時、手にする槍もまた真の姿を解放する。
 オーディンとしての力を取り戻している間のみ使用可能。
 ドヴェルグの鍛冶、イーヴァルディの息子達によって作り出されオーディンに渡された槍。
 投げれば幾たび躱されようと相手を貫くという特性を持ち、敵を貫いた後は自動的に持ち主の手元へ戻る。
 現在はランサーの影響で変質しており、冷気を纏い、暴風雪を巻き起こす力を持つ。

 【消費魔力:60】
 【『我が眼を贄に(ベフライウング・アルフォズル)』効果中のみ使用可能。】
 【二有利取得。また、相手の最終数値を-2減算。】

【真名】:???
【クラス】:バーサーカー
【属性】:混沌・中庸
【コスト】:26
【筋】:E
【耐】:E
【敏】:B
【魔】:E
【運】:B
【宝】:D


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 八ニ乂__ノh、 ::::::::::::|>          イ   /:|: : : : マニニニニニニ
 ニィヘ二|: : : : マ=h、::::::::|i:,    >       /ニ|: : : : : マニニニニニ
 ニニニh|: : : : : マニh、:::|:i:i:,           /ニ=|: : : : : : :マニニニニニ
 ニニニニ.|: : : : : : マニニh、i:i:i:,         /ニニ|: : : : : : : }ニニニニニ
【クラススキル】

◆狂化:E+
敏捷のパラメーターをワンランクアップさせるが、複雑な思考が難しくなる。
精神汚染の影響もあって、「穢れた雌豚共に裁きを」という思考で固定されてしまっている。
【該当ステータスを上昇(適用済み)。コストを二倍にする。】

【固有スキル】
◆霧夜の殺人:A
暗殺者ではなく殺人鬼という特性上、加害者のバーサーカーは被害者の相手に対して常に先手を取れる。
ただし、無条件で先手を取れるのは夜のみ。昼の場合は幸運判定が必要。
【夜に襲撃が可能。相手に負傷判定を行い、戦闘へ移行する場合有利1を取得する。】
【朝、昼には幸運判定が必要。】

◆精神汚染:C
精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を中確率でシャットアウトする。
同ランクの精神汚染がない人物とは意志疎通が成立しないが、バーサーカーは常人の如く振る舞う事が可能。
【精神干渉判定に+補正】

【名前】アクラ・ドゥードゥー
【性別】:男
【令呪】:3
【魔力量最大値】:70
【現魔力量】:70

【戦】:4
【魔】:7
【知】:6
【魅】:4
【運】:2
【心】:6

          \     `/イ  /.,イl,イト,l`'ヽ`, ト、ヽ   ヽ\ '´イ / ,.ィ
.      .__,..>  ,イ .,イイィl ィ l  .l    .l l `l     ヽ \ /イ /
    ...‐=≡≧     /,イ ,イ lイ'  l、 .l   ,  ト,l .i .l    ト、_\<、
         ``ファ .//,'/ .l  l .∧ lヘ., li   l ,ィl リ、li l! l i .ヘ  _,≧=-
      _,イイ / ,イ/ , .l  l! l ヽlヽlヽ!.ll.il l l| l!,,,リll,,l_ l、 l l l ヽ<
.       ≧,イイ / ,  l li .i,l/,-===-、 l|.|||,! イ''´____リ,`il l l `l >‐
.      <、_ /,イ  い!V,リ',ィ77777,ト===ィ' l7//////,l从l l_Z、_
          `≦/イ .l ,ィ ,ヘ.l´ l////////,l,===l l////////リ,.リヽ、
        .<_´ l/,.l/イ、! .V///////'   l 、ヽV////イ,l`lミ、`‐`-
            .> .l '`,Vl ` ‐`-'‐ ' ´    .}.l    ̄ ̄ .,!.l l、
           '´≧,ハ l`i、!        ,、/,!        ,!'/`
         .,.--、 '´‐ヽ,ヽヘ                  ,'イ
         l.i.| .|.l  .`,≧、,ヘ、   、_, ---‐-=/   / ト!
.         ll.l l.ノ      `、.ト、   `ー---‐ '´  ,イハ!
           l!l ll′      ,〉l ` .、    -‐ '  ,.イ .ト、. `
           |!l.l|       .// l  .>、_    ,.イ  l ヽヽ、
           |!|.l|     ,ィ/ /.ヽl ヽ    ̄    .i. l   `ヘ、
           |!|.l|   ,.イ .'/ ./.   ヘ . ヘ        .,' .l、   .ヽヽ、_
..   _,,.. -_‐.|!|.l|三イ  .,' ./    ヘ ヽ      .,' l、l     ヘ ` `‐- 、_
_,.ィ≦‐ ' ´.  .|!|.l|    .l /   l⌒ヽ.ヽ `     i  `,l     \  ヽ、  `ヽ
【スキル】

詳細不明

【敵、宝具発動】

「霧よ血よ、その真実を覆い隠せ。」

紡ぐ文言と共に立ち込めた霧がバーサーカーを包みこみ、その姿が霧に溶け込んで行く。

「不可知の裁きをここに。───漆黒聖墓(ホワイトチャペル・ブラッドフィルム)!!」



'´ ⌒``ヽ、                                             _r'⌒(
       ヽ                                            ノ`...:.:::::ヽ
   :::     )                         r‐‐‐--、           r' .:     `ヽ
    `:::::::::::: ノ                         -‐''''''´     ヽ_.         ).::.:.   .:.:.:::::::::)
       ヽ,                    /           ``-、.     く.:.    .:.:.::::::  ⌒
        --、                   ,:´      ::::::::::::::.   ...::::::::::::::::::: ヽ  .:.:.:::::::.:. .:.:.::::::
          `ヽ、                  l       `:::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : ).:.:.....
        ..:::   ヽ               j              `;:::::::::::::: _r'⌒    .:.:.:::::::::.
  ..::     ...::::::::.... }             !/       .............::::::::::: _r‐-、!  ....    .:.::::::::::...:.:
 ...::::: ::::::::::::::::::::::::::::::<.           /    ......:::::::::::::::::::::::    _ノ .:::.....  .:.:.:.:.   .:.:::::::.:.:..
.:´    ` :::::::::::::::::::::: ヽ.           {   .....:::::::::::::::::::..    _,.-‐'.:.:.::::::::::::::..    ... ..:.:.:::::::.:.:.:
        `;::::::::::::::::...........:`ヽ_.      >ー  ::::::::::::::::::::_rヾ⌒Y´    .:.::::::::::::::...     :.:.::::::
   .......    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::    ::::..   __r'  .:.::.:.:.   .:.:.::::::....   .:. .:.:.:..... .:.:


その真名解放と共に霧が晴れてゆく。其処にはバーサーカーの姿はなく。
標的を見失い戸惑うランサーに、認識不可能なバーサーカーの凶刃が容赦なしに襲う。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆『漆黒聖墓(ホワイトチャペル・ブラッドフィルム)』
ランク:D 種別:対衆宝具 レンジ:- 最大捕捉:-

ジャック・ザ・リッパーによる事件を“隠蔽”する宝具。
バーサーカーが行うあらゆる「事件」は認識されず・知覚されず・明らかにならない。

その犯行は見られる事がなく、その情報は握り潰され、その事件は闇に葬むられた。
起因となった彼だからこそ持つ事となった、認識阻害のみに特化した“在り様”である。

【バーサーカーの行った事件、戦闘が認識、知覚されず明らかにならない。】
【また、事件・戦闘後クラス・ステータス・スキル隠蔽。】

【消費20】
【自分に対する相手最終数値-3】

バサカのAAって誰だっけ?

【バーサーカー】
判定能力
筋:1
耐:1
敏:4
魔:1
運:4

能力判定数値
【筋】:3
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3
【運】:2

能力判定数値補正


最終判定数値補正
◆『漆黒聖墓(ホワイトチャペル・ブラッドフィルム)』
相手-3



【ランサー】
判定能力
筋:3
耐:3
敏:5
魔:4
運:2

能力判定数値
【筋】:3
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:5
【運】:2

能力判定数値補正
魔術+2
(勇猛+2)


最終判定数値補正
 ◆冬の化身:A
冷気耐性のないユニット-1

 ◆神性:D
 【相手との最終数値が同値の場合、此方が有利を取得する。】

( ◆『我が眼を贄に(ベフライウング・アルフォズル)』
カリスマ自軍+2)

( ◆『大神宣言・冬告(グングニル・ゲシュテーバー)』
相手-2)


マスター戦を行いますか? 下1
スキル・宝具の使用を行いますか? (内容併記)下3

NO

多分結月ゆかり
ksk

ノー

【VSバーサーカー判定】 下1-5
判定能力
筋:3以上優位
耐:3以上優位
敏:4以上優位
魔:2以上優位
運:7以上優位

セイッ

ボーカロイドか、ありがとうございます

ほい

低空飛行コンマェ

>>399
ボーカロイドじゃないゾ

とはいえスペックでは勝ってるからなんとかなるな
宝具がゲーム中1回だけの切り札だから素殴りでまけたら終わるんだけどな

【VSバーサーカー判定】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:優位
魔:優位
運:劣位

「ランサー」
筋耐敏魔=3+2+5=10

最終値:10

「バーサーカー」
運=2
宝具+3

最終値:5

【ランサー有利取得】

【VSバーサーカー判定】 下1-5
判定能力
筋:3以上優位
耐:3以上優位
敏:4以上優位
魔:2以上優位
運:7以上優位

ほい

それ

てい

なんとかなる?

なんとかなーれ

>>403
AA録での分類はボカロになってるし多少はね?

つよい(確信)

【VSバーサーカー判定】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:優位
魔:優位
運:優位

「ランサー」
筋耐敏魔運=3+2+5+2=12

最終値:12

「バーサーカー」
宝具+3

最終値:3

【ランサー有利取得】

【VSバーサーカー判定】 下1-5
判定能力
筋:3以上優位
耐:3以上優位
敏:4以上優位
魔:2以上優位
運:7以上優位

いっけえええ

ほい

勝利

一応勝ったっぽい

あれ、そういや冬の化身って効果ないんだっけ

【VSバーサーカー判定】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:優位
魔:2以上優位
運:7以上優位

「ランサー」
筋耐敏魔=3+2+5=10

最終値:10

「バーサーカー」
運=2
宝具+3

最終値:5

【ランサー有利取得】
【ランサー有利三取得にて、ランサー陣営の勝利です!】




【相手令呪使用基本判定】下1
ファンブルで三画消費、失敗以下で二画消費、成功以上で一画消費、クリティカルで消費無しで撤退

【魔比較戦闘察知判定】下2-6
「基準鷲谷魔:7」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:? 剣鱒 補正+?
魔:? 弓鱒 補正+?
魔:9 イス  補正+2
魔:? 魔鱒 補正+?
魔:? 暗鱒 補正+?

ふい

ほい

スキル使用時に宣告してないね まあ勝ったし些細なことだ
にしても弱かったな

ほい

ノーコストだけど自動利用されないのはシステム的な理由があるのかないのか

【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:67/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画


【陣営】:バーサーカー
【マスター】:アクラ・ドゥードゥー
【現魔力量】:24/70
【状態】:平常

【サーヴァント】:ジャック・ザ・リッパー
【コスト】:26
【状態】:平常

【令呪数】:一画


【バーサーカー陣営、二画令呪を消費して撤退】




申し訳ない、察知判定これのおかげで要りませんでした。

>◆『漆黒聖墓(ホワイトチャペル・ブラッドフィルム)』
ランク:D 種別:対衆宝具 レンジ:- 最大捕捉:-

ジャック・ザ・リッパーによる事件を“隠蔽”する宝具。
バーサーカーが行うあらゆる「事件」は認識されず・知覚されず・明らかにならない。

その犯行は見られる事がなく、その情報は握り潰され、その事件は闇に葬むられた。
起因となった彼だからこそ持つ事となった、認識阻害のみに特化した“在り様”である。

【バーサーカーの行った事件、戦闘が認識、知覚されず明らかにならない。】
【また、事件・戦闘後クラス・ステータス・スキル隠蔽。】


【ストレス判定】下1
精神値:6 アクラ
10-精神値以上の数値で成功

a

>>420
処理忘れです、相手最終値-1が入ります。
自動スキル・宝具の宣言は必要ありません。


失敗、ストレス状態に移行。

【陣営】:バーサーカー
【マスター】:アクラ・ドゥードゥー
【現魔力量】:24/70
【状態】:ストレス

【サーヴァント】:ジャック・ザ・リッパー
【コスト】:26
【状態】:平常

【令呪数】:一画


これにて戦闘を終了します。

やっぱジャックザリッパーだったのか

見えない敵の攻撃に最初は戸惑うランサーだったが、
呼吸や癖を見抜いて行き、対等に渡り合い、かと思えばあっけなくバーサーカーをその槍で捉えてしまったのだった。


「くっそ、オレは諦めねえ…!諦めねえからなぁああああアアア!!!オレのものにしてやるぞ、コーイチィィィ!!」

マスターの令呪使用にて消えるバーサーカーの声が寂しく公園に木霊した。
相変わらず公園には雪が降っている。


そして。

「あれ!?私達何やってたんだっけ? それに、なんだかズシッとした疲労感が…。」
「不確かだが、何かとてつもないものに怯えていた気がするな…。」

その戦いの記憶は、そしてバーサーカーが幸一に迫った事も、彼の宝具にて心に違和感を残し消え去るのだった。

【朝に入ります。】


【基本行動】 下3
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。

まあ休息

休息

休む

情報抹消か…
何度も新鮮な気持ちでホモに怯える事が出来るという地獄

見た目は可愛いのでセーフ

「確か、女性を襲ってたバーサーカーを探してたんだよね?私たち。」
「そうだ。しかし、またもや最近の記憶があいまいに…。 あの公園、何かあるかもしれんな。」

休息を取りつつ、情報共有、状況確認を行う二人。

「このまま公園を調べてみた方が良いだろうか。」
「いや、それは止めた方が良いと思う!」

このまま調べを進めようと考える幸一に、明確な拒否を示したランサー。
彼女の自信満々な返答を、少し意外と思いつつも、彼は己のサーヴァントに理由を問い質した。


「理由? …あれ、え? なんでだっけ…。」

とたん、自信なさげに言葉を詰まらせるランサー。

「ボケるにはまだ早いんじゃないかい? ランサー。」
「って、根に持ってたの!?」




【魔力量が9回復しました。】

【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:76/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画


他陣営行動 下1
トリップ判定(1-6)

2

どんどん他陣営を見たいぜ

#狂・魔剣・弓・暗騎
キャスター

黒歴市南部に位置する他地区と比べてより自然豊かな緑山地区。
市北部の白染地区の海まで流れる藍染川支流細木川近辺に存在する鳥鳴運動公園は、市有数の霊地の一つである。

その霊地に陣取るキャスター陣営。
此度の聖杯戦争で、現時点にて一番多大な戦力を保持するこの陣営は着々と勝利に向けて準備を整えている。
キャスターの作成する工房、そして設営された陣地に持ちこんだ軍備と一個中隊の戦闘員を配置。
また、見晴らしの良い近辺の建物を拠点として、見張りまでも置いている。

聖杯戦争において、戦力大量投入という参加者があえてやらないある種の禁忌を犯しているこの集団、「ナチス残党」。
第三帝国の威光を取り戻さんが為に戦う彼らを束ねているのが、キャスターのマスター、ヨゼフィーネ・ゲッフェルト。
メンバー内最年少にして総統代理を務めるこの女性は、自らが作り上げたと信ずる威容溢れる陣地を拠点から眼下して満足げに唸った。


「総統代理。枯渇しかけている資金の件ですが。」

そこへ現れた構成員の一人。とたんにヨゼフィーネの表情が明らかに不快そうなものに変わる。

「それをどうにかするのは財務の仕事だ。期待していると伝えてくれ。」
「はっ!」


.   /: :ハ: : |: :|: : : : : : : : :| : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : ハ
  / 〃 : : :|: :|: : : : : : : : :| : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : : |
. / /.l :: : : :l : !: : : : : : : : :!: : : : : : : : :ト : : : : : : : : : : : |   へ 、

/ / | .: : : : l : |: : : :{: : : : :|ヽ: : : : : : 八: :\: : : : : : : :|     }: }
{ :{  |/: : : : | 八 : : ‘, : : |  \:_:_:_:_ : ヽ: : \: : : : : : !     ノ:ノ
.Vム. |: : : : : | _:ムミ: :‘, : !  7´\: : : \:\ : : ー:―┴‐: =彡
 VⅥ: : : : : Ⅳ:/ ヽ、 :‘,:!   xz≦ミ:、7: \:ゝー――一、´
  .V Ⅵ: : :/:茫示ミ\ : \   代zンノ\: : ヽ: : : : : : : : : \
   ゝ: |:x/∧乂zン 丶: : `: . __       ー-` : :\: : : : : : \
 ー ==彡: :/ :∧     :. ` ー-  二二ニニ才\: : : :ヽ、: : : : : ヽ
  /: : : : /{:/: :ハ     }            八 : ヽ、_ : ̄:二二ニニ===ミ 、
. /:ハ : : ム乂: 八    ヽ、        . ′:ト、: : : : : | : : : : : : __ : `> -、 ヾ:.
 Ⅳ }/  ノイ: : :\    、_  __.. ’  イ: : : :}: \ : : : |: : , -‐ ´ ノ/  /  リ
  . ′   ノイ: /: :|:` : .   ー   / :ト、: :リ: : : :\ |:/   '/   /
  /         |/{: : :!: : : : :≧x、. _ /   :{  /: : : : : : :Ⅵ/   /     ー 、
          八: : :.、\\        / ィ: : : : : : :リ   /        廴  __
 {         \: :.ヽ: \ヽ      /´ !: : : : : : :ハ              `´ }
 ‘,            ` ゝ\: ヽト、       | : : : : : : : }                /
  ヽ          Ⅵト:ヽ: }: :\       |: : : : : : : /                 /
    \         乂: : :\ : : \     !: : : : : : /             /

立ち去る構成員の事をもう意識から外し、鳥鳴運動公園の陣容を、まるで砂場に作りあげた城をみる子供のように、
ヨゼフィーネはいつまでも眺めていた。



「どうにかしろ、と言われてもなぁ・・・。」

事務室にて頭を抱える財務担当の壮年構成員。
別の同年代の構成員が、ひそひそ声で問う。

「・・・後、どれくらい持ちそうなんだ?」
「保って三日って所。大体この地で働かずに資金を調達できる地盤もないのに、構成員の殆ど連れて来た上に軍備に貯蓄していた資金つぎ込んで。
 ああもう、無茶だって事はあの子だって判ってるだろうによぉ。全員食わす食糧費だけで底尽きるわ。というか何故俺ついて来なくちゃならんかった。
 残ってた方が色々やりようもあったってのに、アホかと。」

頭をガリガリとかく、構成員。
かと思えば机を人差し指でトントンと叩き、あるいはチッと舌打ちしてみたりと煩い。

しばらくして。

「・・・まあ、頑張ってみるよ。ヨゼフィーネちゃんの笑顔、曇らせたくないしな。」
「そうだな。あ、ちとビール買ってくるわ。経費で落としといて。」
「落とせるかっ!」



ライダー陣営基本判定 下1
ファンブルで戦闘&他陣営に見られている、大失敗で戦闘、失敗で発見され逃走を図る
成功以上でライダーの制止

ライダー?キャスターじゃなくて?

えいや

一方、索敵にてその陣容を垣間見たライダー陣営。

      _ __          _  ---   _           /!
      l////////> '  ̄ ̄ ` ー 、 ///////////       /: : |
    _ ヽ/// '     、ヽ,-    `ヽ///////'        ./:_:_; : |
   (   __j/       ´ `        ヽ/////     /:/ : | : |
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    | /    l\|、   :l     :l/    l l ∨`///( /: :/:/: ://
    l l!    、 ヽl   、  /|、 :ト、  l l 八////)./: :/:  //
    ヽ(ト、,   |、 |_\  |\ -z|_\| ヽ / '   \/': : /: //  / ̄ ̄ ー
     ヽ \_|x示ミ, \!  ,斤冖ミzxlレ   ` ー 、 ヽ: : : : :/  // ̄: :7: :|
      /   ハヾ{ l nハ  ` ' l 心 l八     \ヽ ハ: :/  //: : : : / /
     |  ヽ\弋_,ノ .j     弋_¨,ノ  ,> 、    |レ/ /  // : : : : ': :/       な、なにこれ・・・!こ、こんなのズルい!
     | 、  八ゝ   、 _ - 、 u. ∠、_)_,_)ノj '   ∠__―- ' ´
      、 \ー\   V    j , ィ   |::::::::l  '  \_,,, 、               r、 r、         反則!反則なんだから!
   n .n _  ̄ / .|`:::r ゝz- ' /   j::::::::|       `   ヽ           「| | / .}
    l l」 lj h  ノ   |::::::l    ゝ<    /::::::::l             ト/ ̄ ̄ ̄: ヽ  n|.| l/ /
    | ゙ ,.゙-'ー,イ  八:::::ヽ_/`示´ー - '|::::::::::',         j トーz __: : : : : > l ' ' ' :!
 r- '   ´ | l,   ハ:::::::∨しl| \ゝ)_|:::::::::::ヽ::         / /  ::     ̄  ‐'   :::ー -、
 `´⌒ ` ー-ーー---'i::::::::ー'|| ̄:`ー`ゝ::::::::::::::\    _ /∠           ;; _   ' ¨′
                ':::::::::::::ヽz:::::::::::::::::::::::::::::::::j::}ニニ´_ ̄´   ` ー--  ' ´
                ヽ :::::::::::::::::_::::::::::::::::::::::::::::/}:::::::::::`ヽ
                `ヾ:::::::::::::`::::::::_:::::::::/:/:::::::::::::::::::\
                 /:::`ーz-:::´¨:: ̄::::_:/::::::::::::::::::::::::::::.
              , イ:::::::::::ヽ::::: ̄ ̄/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
              ,...::::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
          ,..:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

「更にキャスターを擁しているとなると、あの場所で戦いを挑むのは無謀と言えるでしょう。無駄の極みです。」

マスターから聞いた情報を元に、冷静に戦力差を分析するサーヴァント。
しかし肝心かなめのマスターは。

「今の内に早く潰しておかないと手を付けられなくなるわ!相手はキャスターなのよ!」
「落ち着いてください、マスター。慌てた所で状況が変わる訳ではありませんよ。戦略を立てて無駄なき行動を心がけるべきです。」

普段の彼女であれば、ライダーの言葉を素直に聞き入れられていただろう。
しかし余りの威容を前に、彼女の思考は完全に呑まれていた。

「ライダー、攻め込むわよ!」
「マスター!」
「黙りなさい!工房を完成されたらもう本当に手も足も出なくなるわ! その前に戦力を削らないと!」

令呪の使用も辞さない勢いのマスターに、ライダーは天を仰いだ。

「・・・仕方がありません。私が攻め込みましょう。ですから、せめて、マスターは安全な場所に避難していて下さい。」
「あれくらいの数、私の魔術でどうにでもなるわよ!」
「言っている事が支離滅裂です。いいですから、落ち着いてください。今の貴女は冷静さを失っています。
 それではこの難所を乗り切る事は出来ない。」


そしてライダーは、水晶の様に輝く戦車に乗り込むと、落ち合う場所といざとなったら令呪を使用するように言い含め、その場所から飛び去った。

見ている陣営トリップ判定下1(1-3)

2

何者だろう。空飛ぶ戦車で水晶のように輝く・・・戦車でも馬が牽く奴とキャタピラのとあるしなあ。

表現的に神話体系っぽいような

#暗・剣・弓
セイバー

                             __, . : '⌒ヽ
                   ____ iミ彡.i.レi: : : : :ヽ
               , . :'´: : : : : -:、:¨''ー三L彡L : : ヘ
            ,. :'´: : : : : : : : : : : :丶: : : :ヽミソ: : : : ',
            /: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : :ヘ : : : : : ',
         , :' : :/: :i : : : : : : : : : : : : : : ヘ: : : :ヘ: : : : : ',
        ./: ;': / : : ;i: : : : : : i、: : : : : : : : : :'; : : : '; : : : : i
       ,': :,' ;': : : / ',: :! : : : i ヽ: :i .>、: : : : i : : : ',: : : : :|

       ,': ;イ:,' : : 、i  '; ト、: : :', .ゞ1´ ヽ : : ;!: : : : !: : : : j
        i :' i:,': : : :i``ー';i 丶、';´ ヾ! u '; : ;1: : : :,': : : : ;'
        レ '; : : '; |━━      ━━  Ⅳ i: : : ;': : : : ;'
            ',: : :N⊃        ⊂⊃!: : i: : /: : : : ;'
          ヘ : !                i: : :レ': : : : :,'
           Ν       ~~~   .i: : ;': : : : : ; '    む、ムムムン…!
              '; :`iー‐------ハ-r一''7 ;';' : ; イノ
            ヾi` ,r/´~¨7/:μヘ';::r'7ノヾ~´        来た、来ました!
               ,' `´゙ー'-rj  .゙iLi-ー'`'.!         わたしのサイキック索敵によれば、これより二大陣営が大規模な戦闘を行うみたいです!
              ,'       `Πi、' ヽ',   .!
              ,'         ~ ヽ、  ヽ  i



    i、                         _
    |ニ\                       |i|                       /i|
    |-=ニ\                    _}|{_                      / -=|
    |ニニ=- 丶                   .ィi〔ニ|ニ〕iト.                   _ /ニニ=-|
    {  ̄ ̄ ¨¨\               __/ニニニ|ニニニ\ __                |-=ニニ\ニ|
     、 -------{_            /ニニニニニ|ニニニニ∧            _}__ニニ=- >'
.     \-=ニニニ}          Lニニニニニニ|ニニニニニニ」              {-=ニヽ/
        \ニ=-∧               }≧=- <ニ|ニ> -=≦{              /ニ=-/
.           Ⅵ-=∧           〈/〕iト-=ニニニニ=-ィi〔/〉             /-=Ⅳ
.          Ⅵ=-∧             Vニ{{ニ{{ニ|ニ}}ニ}}ニV             /=-Ⅳ          おお!さすがは恵華殿!!
            Ⅵ-=∧       __     }ニ{{ニ{{ニ|ニ}}ニ}}ニ{             /-=Ⅳ
__         Ⅵ=-∧     ノ//〕iト ._{ニⅥ∧ニ|ニ∧Ⅳニ}ァ=-ヘ       /=-Ⅳ       ___  その様な重大かつ貴重な優位に立てる情報を難なく入手するとは!
///〕iト         Ⅵ-=∧ ,rく=-//////\ニニニ|ニニニ/////{__ __    /-=Ⅳ   -=ニニニニニ  日頃の努力の賜物ですな!
///////〕iト    Ⅵ=-∧_}///////\///\-=∧=-///////'////〕i〈=-Ⅳ ィi〔ニニニニニニニ

///////////\_r‐‐く/////〕iト., /////\///≧=≦////////////////ア-=ニニニニニニニニ
/////////////丶///〕iト .,////丶//////≧=----=≦//////////////-=ニニ>   ̄ ̄ 、ニ

///////////////\//////〕iト///\/////////////////////////-=ニ> ´  ----    \
/////////////////}\/////////〕iト\////////////////////ニ'ニ/   ィi〔ニニニニニ〕iト.,
////////////////∧//\///////////丶// ̄ ̄///////////ニ//  /-=ニニニニニニニ\
///////////////∧/////丶////////////>-- ---</////!ニニ〈  /-=ニニ/  ̄ ̄ ̄ \ニ\

//////////////∧/////////\////////////////////ィi〔| |ニニ∧_/-=ニニ/   ,.  --- .,  \ニ
///////////////////////////>、/////////ィi〔二二二二| |ニニニニV-=/  /-=ニニニ=-\  \

サイキック索敵とは、このセイバーのマスター、斎木 恵華が操る超能力(仮)にて行われるただの索敵である。
この斎木恵華という超能力獲得を目指す愛すべきアホの子の超能力(仮)を大真面目に受け取り賛美するセイバー。
なお、キャスター陣営のわりと直ぐ近くである。目視できる位。

「それで、この機に乗じて我々も攻め込みますかな!? いいやそれとも!消耗する二陣営の戦闘を高みの見物するおつもりですかな!?」

行動基本判定 下1
ファンブルで攻め込む、失敗以下で状況に応じて、成功以上で様子見に徹する

ほい。

ほぼ
ユッコ

絶対にとは言わないけど、出したキャラのAAはどっかにちろっと書いてくれると混乱が少なかったり

これって様子見?

ナチス残党の見張り人員は曙の空を駆ける虹を見た。
それはキャスターの構築する工房へと勢いよく降下し、伴う狂風にて一個中隊の戦闘員を軽々と吹き飛ばした。

「な、なんだアレは…! 何者だ…!?」

己の眼で捉え、そして報告を受けたヨゼフィーネはガクガクと震え悲鳴を上げた。
そのライダーが騎乗している戦車、工房の上に降り立ち軽々と彼女の誇る一個中隊を吹き飛ばしたその虹の名を「ヴィマーナ」という。
ヨゼフィーネはさらにライダーのステータスを目の当たりにし腰砕けになり、失禁した。



そして彼女の擁するキャスターは。

           ;´ `、>;r'^_::/:::::::::;r:':::::::::::::::::::::::::::::::::\
            .j    V   )1:::::::/::::::::: ::::i::::::::::::::::::::::::::::::'ト、
          i      1   /.j::/::'::::::::::::::::::}:::::::::::;::::::::::::::::::::1 `丶.、
           {       !、::.i:./::゚:::j:::::j::::::::i::j!::::;:::: :!::::::i:::、:::::;::j.     `丶、
          l      l V^:j::::::l:::::i:::::::;:7^::::}::::::i::::::ハ::i::::::i::|、.       `ヽ、
           1     {'^>:::{:::::::V:::::::/リ`^i:::!:::::j:::/__リ::::::j:ノ 丶、       `>
          l,     Y゙{:::::i::::::::|ー;r=ェr;、 ヾ-ーイihY〉}=イ1    丶     .ノ
             i.     V1::::1::::::j ^'{i:;jT' ’    '=リ j::::::l.|    /       '
            l、      .い:::::'、::|  `"゚       、  .!::::リ.|  ./     , '
            |:i      1>::::i:゙:::}           j:::::j /       /
           .j:}1     ヽ.':::l、:::|、     'ー-イ  /:::!:j'^      ./
          l:!|::、     ヘjN'i::j 、.丶 、,_  {lィ:rレ:i::リ{!       ,/       ようこそ、我が神を祀るボクの神殿へ!
          }'1:1      ヾV_iヘ∧ 、 /V⊥/二.フ      /
           } .|:::{     -r>、ヽ '|1 /  ( `  j!-   /          まだ神殿は構築途中だけど、入信ならいつでも受け付けるよ!
          .l ∠!      l^>  'k ,_Y=rへ:、 /}、: /
          j l::::::'、     .j/   'i:.v>、    {V、. ミ{
         ;' .}:::::::1    ノ'7    !.Yイ丶、.:. `ヽK-,\
         /  l:::::::::'!      /1    l:ヘiー'1 `ヽ、   Ylヾ:xヽ
           i:::::::::::l、   .i レj.   1::1 レヘ.  :、  }   ヾ:N、
           .j:::::::::::jヽ    1 /_,  }:.:.}.   V'、 !: /}   '::ヾ
            .':::::::::::j. ヘ    ':、´/  j:....!  i   Yi'^     i:..}}
          ,'::::::::::::}   '、    ,>  .!:...|  j   .ノ'       ノ!.:リ
         /::::::::::::j'   '.    /`ヽ. l:....1 /  ,ノ ヽ,    //:.:!
          /:::::::::::::リ.    1  ./   {:.....lー '"  ⌒ `'ーイ:t'^j:...}


この招かれざる来客を、怖じる事なくもてなすのだった。

工房段階基本判定 下1
失敗以下で一段階建築中、成功で一段階終了、クリティカルで二段階終了

インドだこれ
でキャスターは某女神……ってことはないだろうが、さて

おら

最終判定数値加算無し


代理AA
セイバー陣営
鱒:堀裕子(アイドルマスターシンデレラガールズ)
鯖:モモン(オーバーロード/モモンガ/アインズ・ウール・ゴウン)

ランサー陣営
鱒:クラウス・V・ラインヘルツ(血界戦線)
鯖:犬吠埼風(結城友奈は勇者である)

ライダー陣営
鱒:チルノ(東方)
鯖:まだ出してませんが、ジョルノ・ジョバァーナ(ジョジョの奇妙な冒険/5部 黄金の風)

キャスター陣営
鱒:シオニー・レジス(スーパーロボット大戦)
鯖:ヘスティア(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

バーサーカー陣営
鱒:土御門元春(とある魔術の禁書目録)
鯖:結月ゆかり(VOCALOID)


それでは今回はここまでにします。
夜遅くまでご参加ありがとう御座いました。
それでは失礼します。

乙ー

残りはアーチャーとアサシンかぁ

チルノがマスターだったのか、てっきり鯖かと

ライダー陣営はポンコツマスターを優秀なサーヴァントが支えなきゃいけないってルールでもあるのかww
4次も5次もいっつもそうだよww

ライダー陣営とセイバー陣営が引っ掻き回し役っぽいね
完璧な神殿と人員を用意したシオニーちゃんはケイネス枠

ま、まだポンコツとは限らないし(震え声)

>>421 ミス

【VSバーサーカー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:優位
魔:優位
運:劣位

「ランサー」
耐敏魔=2+5=7

最終値:7

「バーサーカー」
筋運=3-1+2
宝具+3
冬の化身-1

最終値:6


更に改定、魔力消費を0に。
 ◆『我が眼を贄に(ベフライウング・アルフォズル)』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人

 己の片目と引き換えに、一時的に最高神としての力を取り戻す。
 それは両目の揃った祭の道化からの脱却であり、またミーミルの泉の再現。
 片目を捨て、ランサーの筋力、耐久、魔力を上昇、Cランク相当の勇猛とカリスマを得る。
 また同時に冬の化身はEランクまで低下し、神性はAまで上昇する。
 ただし、これにより取り戻した力は一日しか保たず、失った眼は決して戻らない。
 当然ながら、既に片目を失った状態でこの宝具を発動することはできない。

 【シナリオ中一度のみ使用可能。】
 【筋耐魔を一ランク上昇、Cランクの勇猛とカリスマ付与。】
 【冬の化身をE、神性をAにする。】
 【上記の効果は一日持続する。】


いつもより早めの時間帯ですが、参加出来る方はいらっしゃいますか?

うーい

うぃ

体制を立て直したナチス残党はライダーを恐る恐るながら取り囲む。
なるほど、サーヴァントというものは敵に回すとこれほど威圧的なものなのか。
初めて出会う猛威に恐れる心を彼らはヨゼフィーネへの忠誠心で保っていた。

いや、忠誠心だけではない。

「皆、落ち着いて。大丈夫。ボクがいるから。」

剣呑な雰囲気を制するキャスター。
溌剌とした意志の通った声に、恐怖が少しやわらぐ。
彼らはヨゼフィーネと同じくらいに彼女を信頼していた。

来日し、ただ聖杯を獲得する為だけに見知らぬ極東の地にて状況構築を進めてきた彼ら。
本国で地下組織として活動を行ってきた歴戦のナチス残党達は緊張状態には慣れている。
しかし、勝手の判らぬ土地といった条件がつくと流石の彼らにも不安が生じた。

そんな最中で召喚されたキャスターは彼らの心をおおいにやわらげた。
度重なる戦乱や自然現象に惑う民を導いた女神官の面目躍如だろう。
ヨゼフィーネが彼らの手のかかる愛する娘ならば。
キャスターは彼らの敬い愛する母であった。

キャスターは構成員達を制止し、その上でライダーに向き直る。
晴天の陽気の中で、やや冷たい風が青く光る瑠璃色のツインテールを撫でた。

「キミは、ライダーだよね?ボクはキャスター。神と彼らに仕えるサーヴァントだ。」

自己紹介を行い、恭しく礼を行う女神官。その振る舞いからは育ちの良さが見て取れる。
一点を見つめていたライダーの警戒心が少し薄れたように思えた。


「これからこの霊地に神殿を立てて、神様にお祈りを捧げるつもりなんだ! だから、見逃してくれない!?」
「は、…見逃すとお思いでしたか?それは無駄な問いですね。」

かと思えば金髪の青年はあっけにとられた。
瑠璃髪の女神官の余りにあっけらかんとしたお願いを一笑に付す。

「つまりはやる気マンマンって訳か、うーん困ったなぁ。」

豊満な胸を持ちあげ腕を組み、大真面目に悩む素振りをみせるキャスター。
もはや時間の無駄だとばかりに馬曳戦車での進撃を開始しようとするライダー。
ナチス構成員達がどよめく。


「───でも、キミはそれで本当にいいの?」

ふざけた印象を抱かせるかもしれない陽気な話し方から一転、
彼女にしては低い、重大な話をする時の謹厳な話し方に変わる。
その口調は全く変化がないが、しかしライダーをして留めさせる程の威厳を感じさせた。


「確かにキミは強力なサーヴァントだ。その戦車の含有する神秘を感じ取るだけで判る。
 でもだからこそ、軽挙妄動は慎むべきじゃないかな?」

「…ほう。」

「キミは強力なサーヴァントだ。そのステータスは見る者を恐怖させる。
 キミは強力なサーヴァントだ。その宝具は立ちはだかるだけで相手を威圧する。
 キミは強力なサーヴァントだ。その戦いはあたらぬ敵をも脅かす。だからこそ。」


キャスターは確信をもってライダーに言い放つ。

「キミの敵は徒党を組んで、キミを打倒する為に力を結集させるだろう。」
「…。」

沈黙するライダー。
確かにそれは彼の抱いていた懸念であったのだ。
だからこそ焦るマスターを留め、自分から動くことは出来るだけ避けたかった。避けねばならなかった。


だが。

「…それがどうしたというのでしょう?この戦いは無駄ではない。」

沈黙は一瞬。
キャスターの示した懸念は既に思考した道である。
それでも彼は進む事を選んだのだ。考えた上で、動く事を選んだのだ。
ならば再度思考する価値はない。結論は出ている。彼を止めるには値しない。

止められた車輪は回りだした。もはや誰にも止められない。立ちはだかる敵を蹂躙し、彼のマスターに安心をもたらすまでは。

「そうか、残念だよ。この戦いは互いにとって不幸を招く結果になるだろう。でも。」

キャスターはナチス残党戦闘員達にあらかじめ決められた指令を出す。
そして自身は鼻に手を添えるように祈りを捧げた後、急速に加速し迫りくるライダーに向けて両手を掲げて。

「キミがその懸念を踏み越え戦おうというのなら、ライダー!ボク達も持てる力を以てお相手しようじゃないか!」

かくして、聖杯戦争の趨勢に大きく関わるであろう、戦いの火ぶたは切って落とされた。

【能力使用】

「猛々しき風の王よ!ボク達に力を貸し与え給え!」

力強く意志の籠った声と共に生みだされた暴風がライダーと戦車に直撃する。
その暴風はCランク宝具に匹敵する神秘を纏っていた。
止まる筈のないライダーの戦車が、暴風によりせき止められる。

そこへ。

「今だ!突撃ィ───!!」

ナチス残党戦闘員の分隊長が叫んだ。
それと同時に、動きを止めたライダーに向かって歓声を上げながら分隊の特殊部隊が突撃する。
さらに強風によって巻き上げられた砂塵がライダーに対する目くらましの役割を果たした。

しかし、サーヴァントに人の身で挑むとは、彼らは無謀の馬鹿なのか。此処で死ぬのか。
いいや違う。彼らは考え無しの命知らずでは無い。彼ら10名に課せられた役割、それは。

「ふ、ふふふ、幾ら誇り高きアーリア人にしてヴィマーナを用いるライダーといえども!我が対英霊特殊部隊にかかればイチコロというものよ…。
 このヨゼフィーネ・ゲッフェルトの状況構築の手腕が我ながら恐ろしいわ! あ、ごめん。部屋出て。着替える。…覗くなよ?」


一方その頃、砕けた腰が回復し着替えたヨゼフィーネは戦場たる鳥鳴運動公園を見下ろし高笑いをした。
隣に控える護衛員は対英霊特殊部隊についてヨゼフィーネに尋ねる。

「ん?貴様には説明しなかったか? まあいい、もう一度説明してやろう。」

むふん、と高慢に鼻息を鳴らし、ヨゼフィーネは年上の護衛員にありがたい説明をして下さった。

「あやつら対英霊部隊には神秘を纏った武具を持たせているのだ。
 うん?ああ、キャスターは女神官にして世界最古の語り部の一人でもあってな、法外のエンチャントスキルを持ち合わせているのだよ。」

戦略に適合するサーヴァントを探し、その触媒を手に入れるのは大変だったと懐かしむようにこぼす総統代理。

「そのエンチャントにて含有する武具の神秘は最低でもCランク!最高ならAランク!
 サーヴァントですら中々持ち得ぬ高ランクの神秘を纏った武具を携えた10人もの人員が襲い掛かるのだ!
 勿論サーヴァントと人間の能力差はあるが、それはキャスターの援護でカバーする!
 どうだ!いかなるサーヴァントといえどもこの布陣の前には致し方もあるまい!」

そして興奮に酔いしれ、ヨゼフィーネは高らかに宣言した。


           ..-‐ ¨¨  ̄ ̄ ¨¨ :ヽ _
        ≠ミx≦ミヽ、ー―:=ミヽ : : : : : \`ミー:、
     ,/ /: : : : : \:\=ミ : : 、`ヽ: : : : : : :\\: ヽ
   〃 /: < : : : : : :ヽ: ヽ ヽ: : \:\: : : : : : :\ヽ: \

   / { ./: : \:\: : : : : : マム : \ : \: :ー-: : :_:_:_ヽ\: ヽ
   { :Ⅳ: : {: : :\:ヽ、:_:_:_:.Ⅵ : : : \ : \` ー―― 、≠、:ハ
   :. :!{: : : :、: : : : ー――`}ナ : : : : : \ : ヽ:{⌒ヽ: : : ヽ Ⅵ
   ヽ:\: : :\: : : : \ 、:ー=ミ:_:_:_:/:_:_:ヽ : }!rハ }: : : : \リ

     {\:ヽ : : :ヽ: : : : :\ー: :、:ー-≧rく ¨}Ⅵヽ ノ八: : : : : ヽ
    ∨: :ー-` : /\: : : : ヽVハ /{. ゞ' ノ リ: {´/ : ヽ: : : : : :\
     V : : /: ∧_` <:_:_ !小′¨¨´  ′ .{l: : :.ト、: : : : : : :>ー‐'

      ∧: /: /: ∧ x≠斧ミ |: |ー ヽ         小: : |_ー_‐_=_=_=ミ、
      /ノ乂ノ:\: :ヽ.`ー¨ ' |: | :、   _   /i !: : :.|:.:.:.:.:'//三三ミx ヽ      ───ああっ、この戦い、我々の勝利だ!
     ´ ´   \ : :ー=≧、  ! :! ー  /::}   /i:i l: : : l:.:.:.:'//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:≧x
          ヽ、 : : :ー 、 レ   く{::_ノ .:i:i/ /l: : : |:.:〃.′ -‐.:.¨¨:.:.:.:.:.\    ふふん、貴様も見よ!見ーるーがー良ーいー!
           /: :メ、ー--≧ ..    /i:/ /.|: :::|〃:{:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ   あの砂煙が晴れる頃、ライダーは地に伏しているだろう!
            //  ヽ: :/:.:.:.:.:|: :i`¨¨/{`ヽ/ヽ l: : : |:{{:.:V:.:.:.:.:.:.:.:.:-‐:.:´.:.:.:.:.:.:.
         /´ r 、 }/:.:.:.:.:.:.}: :} : /:.:|{`ヽ} 小: :|}}:.:}:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}  これは予言ではなく既に決定事項なのだ!ハッハッハー!
            { ヽ {:.:.:.:.:.:.//{: :{:.:.:| ヽr=ミV八: l〃:ノ:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
               :.  〈:V:.:.::/´:.:.:.Ⅵ!:.:.:', }=才/:}:.!/:.:.′:{`ー- ´}:.:.:.:.:.:.:./
             ∧ ∨:.:.:.:.:.、/:.:ヽ{ヽ:.:V///〃人:}:.:.:/:.:.:.:.:\   ーァ:.:.:/
             /:.∧ Vヽ:.:.:.:′:.:.:.:.:.:\//:./:.:.:.ヽ:/:.:.〈ヽ:.:.:.:.ー‐.:′:/!
.            /:.:.:.:∧ .{ ∨:{__:.:.:.:.:.:.:.:.:.У´:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:×\____:.:.:.:./:.|
           /:.:.:.:r‐へ 、  `  `ヽ:.:.:.:.〃:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./:.:.:.`ー‐.:´:./:.:.:|
            /:.:.:.r‐ 、  \ー 、    }_:{{:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.′
        /:.:.:r人  \  `ヽ   :.:.:./ー――‐<:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./
.        /:.:./:.ヽ \   ーイ 、 ノ:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.イ
       /:.:.:.{:.:.:.::≧x __ー‐ ' ィ´:.:.:.′:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:/:.:|
.      /:.:.:.八:.:.:.:.:\\≧zz彳{:.:.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/´:.:.:.:.:|
      {:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.ー≧イ:.ゝゝ:.:.:≧x:.:.:.:.:.:.:.:.:八:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.}:.:.:.:. !



そして砂塵が晴れる。







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     y. : : : : : :):y'"~)                 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,      ‡__   |   ∨   /;;;;;;;;;┃ /;,∠__
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: : :':⌒ : : : : : : . . . ':.             '':;,゙ .;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  '"  '"    ┏┛  〉
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 : : : : : . .: : : :,.~ '~                 ';;;;;;;;;.';;;;;;;' :" : .           _∧./::〉
: :  . . : ~'~ソ: :,. y'                     ;;;;;;;;.;:;;;;;;; ,:' :~ { :          〔__::::Y ∨
     y. : : : : : :):y'"~)                  .:~'; :~''”~: ..、. . : : :          __」::::|
.     : : : : : : : : : : :⌒ソ      ,. : -ー'"~"'"⌒ . ... :ノ ⌒: : . . {,,... : :         (:::::::::::ノ   __勹┐
.     : : : : : :::.::  ,,..': :y'"~~  :-、:: . ⌒: : . .,,. - ⌒: : : .y'" . ..,). . : : :           ̄     :⊇ 「 ̄
: : : : : : : : : : :,, '": : : : : :'": : : . . .: : :~"'y'´. . ... : : : ::: :): : . .r'"~: .: :                 ̄



          />'"´      , イ´        :::>'"........::::::____ `∨:イr‐\    `ヽ
         //    _  /..::::     , -‐'"./.::::::::ィ´ ̄ ...,,、--‐‐`冫ヽヽ:::::Yヘ      、
        (     Y: : / ./::::::  _,, -‐''"....:::::/:::::ィ´....:::::, ィ'"    .. / }: : } Y::} ',\ .  ∧
         __,, --=.{: : :ヘ-‐''"".............:::::::::::/ :::::::::::,       ......:::/ .ノ: :/  |:,'  .}ヘ \ / }
      , --‐''""´ ̄ヽ: : ヽ ̄``───''''/ :::/    ...........::::, .イ ./ /  ソ/:.::ノ i:ヘ /  ノ
     //       __ノ`ヽ、\‐‐'' ___,,..ィ´-‐'" \ -‐">、-‐'"...... ./ ./ ././::..イ } ノ: :./
    { {_,, -----─‐‐''"´ , ィ'´`ヽ、__────''''``.ヽ、___\_,/>'"_ィ ::.イ./ィ´.{, ィ´:./ }

  , イ-ァ''"───--  /  ,,、--‐‐‐  ``‐‐‐=--->==<<\-=''/´/ イ/{'--=‐‐‐'"::/: :ノ
 /: : /    , ィ'"´: : : :/ ,ィ´ ̄ ̄二ニニ=‐'"´-‐''./ 、 (◎`ヾ`ヘ彡'"´:::/ ̄|`ヽ、 l /::::/:/
..{: : /   ∧'": :/: :, --==='" ̄´‐- _,,、-‐''"/  ヾゝ-`´, / ///ィ=ィ、l-__i__ ノ´ ./
人: {   { ヽ'": : /'"::ィ´-‐''"´ ̄ ̄,/ 、 , ィ'" \___,, -‐''´  /,.イ "(◎ .}`ハヘ:|、::/: :./
  ヽ   ∧  \: :/  , イ´.  , イ , イ..`ヽ、_      __,, /     `ヽィ./ :ヘヘ、ヽ/  ヽ、
     { ハ`ヽ、__-、,,,,, 、-'"_,,-‐'"/: : :ヽイi  ̄ ̄ ̄´         .Y  ノイ  /ヘヘ\ヽ ____,)丿
     Y .{: : ∨ { /´:/´´´: : :/: : :{: : : : /. {  U         `/   /.. イ ヽヽヽ``─‐'´
      ヘ.ヘ: :/. ', {ヘ:{: : : : :/{: :  {: :  {  ヘ       , ...‐‐、. __ ‐--‐' ィ'.{ ヽ.ヽ.ヽ、_ __, ィ
       ヽ.Yヽ .\-{: :  :./ {: :  ',   |  ', .ヽ     丶 ``‐‐/    ∠  ', ヘ ``─-、        な、なん…だと…!?馬鹿なっ!?
     (___ ノノ.ヘ   ヽ __,, /:',: :   ヽ .',  i.  \     .`二´   /  ヽ.ヽ ヽ    Y、
   ___,..二´--‐`─‐.< .',: : ',: :. ヽヽ .', }   .\         ィ:::ハ.ヽ  Yヽ ヽ   } )
<´::::::::`>.、ヽ、:::::::::::::::::::::::}ヽ ',: : ',: : ヽ、\ヽ__,,   .丶    /: : : :::}ヘ ヽ .ノ   ヽ \ ノ/
ィ´:::``>、::::::::\\:::::::::::::::ノ Yヘ: : :\  `. ̄\    / ` ‐ ´: : : : : : ノ Y .Y    ) )`ヽ、


砂煙の晴れたそこには無傷のライダーがいた。
辺りには蹴散らされた対英霊特殊部隊が。命までは取られていないのは幸いといった所だろうか。

ライダーの右手は高ランクの神秘を纏った剣の刃を鷲掴みにしている。
しかしその手からは一滴の血滴も流れてはいない。そして、掴んだ剣を見て。



                              _,
                        ,.-─一一'´_  'ー‐ヘ
                    〈  / ̄__,ノ     {
                         r┴く_/´  /  /    レi
                    _  __i (:) / __ヽ {  / / / / /
               // `::::::::ヽ-( l:::ソ ン⌒ヽ__ノ /r'
              / /  |::::::::::〈/`ト---{ (:::) リ /´ /
               }  /`ヽ \:::::::|〈:::::}  `ニニ´ア彡ー'⌒)
              /:::::i   \。rh、!::::ソ 、rtテデ´j⌒!ノ三イ
           /::::::,ィニh .:rタ'⌒ハ ト-'   ̄/〉ーく \´
             /::::::::{个ー}:b{   ヽニ -‐ ' /    \ \     なるほど、素晴らしい代物です。
.           l/:::::Vしノ:::マ!     \/ ̄`ヽ       i:: |
         /::::::::::| /:: :::ヽ:マ}/ _,。ort |::::: _|:.    .. / /     これであれば相手がサーヴァントであろうとも、
          /:::::/ i/::::. :::::::::lリ/'´ ̄ ,ィV´-- ハ:::::::::/:/      人の身で致命傷を追わせることすら可能かもしれません。
        j:::::/ /|:::::::. :ヽ:::l/:\  (o } ::::/ V/:::く
       /:::::::::/  l::::::::::::.. /::::   ノ>/ :::i   ';::ヽ::/       …ですが。
.       /::‐::::∧   V::ヽ:::モ}:::.  / i  :::l    ';:::::|
      /:ト-- ' j   〉::::::::::l::::::.. /   |   ::l     i: l
     l:::::::::::/ / /::/ヽ::::::\::::{::::..  V  .::::ヽ  l::::::|
     !::::::::/ // /7::::::::\::::::>::\::::.. \:::::::::::i  i::::/
.    .' l::::/ /:::::r┘/'´\::::::ヽf宍::::::ヽ:::/ヽ::::::::..//

     ; l:/ ./i::::::: ̄{   ヽ:::::::しノ::::::::::r┐:::l \:/


なん…だと…?!



                         i、 _)Y、_ /} {ー 、ノ

                             ノノ{   ノ) )'(yぃ{ {、`ヽ(、
                           ( {人 ヾ{ ゝ )Y し} }j }
                          }! )/r、 )γ´ ̄`ヽ{'i r、Y丿
                          ノ{〈 { じ' , {! {i⌒) リ}ヾ.じリ})
                      {_ ヾヾrー=ミ、`ー'' .ノ"^T/ /
                          `}ヽ し   ``''´   _{ノ{'
                        l´∨(ヾミ、、j   x彡 }`,
                   _     ,い}! 弋戎>}! 代戎 jリノ                      ・ ・ ・ ・ ・ ・
                   { (ッヽ_ノT´`ーi {   "  ゛   i !'´            ────私には通用しません。
                  `ミニ({{_ノ_>==i、  ヽ.ノ   .ム
                       // ̄ | \ `こ ´ /イ }、______     このインドラより賜りし『不枯の蓮華環』がある限り。
                     { {'   /}.  `  イ/(ソ{三ヽ三三三ヽ\   『武具を以て私に挑むのは無駄な行為である』という事をご忠告いたしましょう。

                 //'≧爪\  {'       i {{_ソリ三三三三三=ヽ ハ
                   ィ仏/三三三三>ノ      i {{し彡三三三三三三=}=}!  ゆえに、抵抗は無意味です。降伏する事をお勧めいたしますが・・・?
                 {三=!三>―<_/_` ーヽ、 ;  ゞ=-ヾ∨三三三三三三}
           _/三ム三{=ノ ´,. ‐  '='-、   、 __,    }8}三三三三三三=ハ
       _ -=≦三三三=ヾソ、      _ノ-〈     :;,   ノ.リ三㌢てぇ三三;'三ハ
 _ -=≦三三三三三=-=三ニ 、 _ -  _ ) イ       /タ三//o £}三/,'=三ハ
三=-<三三>==≦三ヽ\三三=}  - ´_ノ´    ,,.. /タ´三={ { oノo,'三,三三=ハ

三三三ニニ三三三三三=} }三三リー―=≦二二二ミヽ‐{{彡三三ヾヽくoノ三=/三三=ハ
三三三三三三三三三ヅノ=-rくo ヾヽ三三三ミ三三ミ[L]ミ三三三三}}三三Ⅳ三ノ,三=ハ
三三三三三三三=シ¨´    {)\O } }三ミ三ミ三三ミ} },三三三三=}}三三j、三=ノノ三,ハ
三三三三二=‐ ¨´       `¨ヽ三三三ヾ三三三ヾツ{i、ニ三三ニ}}三三リ }三彡三三ハ

  ̄ ̄ ̄                  Ⅵ三三三三三ニ=ト}三i、三三三}}三三リ .辷彡三三三}
                        Ⅵ三三三三三ニト{三三三三=}}三三;'  .ノ三三三三}



それはナチス残党構成員達にとって絶望的な宣告だった。
彼らは決してライダーに敵わない。それをただの一撃、一交差で示されてしまったのだ。

「くっ、打つ手なしか…!」

意気消沈する戦闘員達。全員が諦めを抱いてしまったのか。もう皆立ちあがれないのか。
否。

「諦めちゃダメだ! 総員退却!後はマスターの指示に従って! ここはボクが食い止める!」

キャスターは諦めて居なかった。確かに対英霊特殊部隊の攻撃は通用しなかった。だがしかし。

「ボクの攻撃は通用する!ライダーは決して無敵じゃない!ここを乗り切ればまだ勝てるチャンスは一杯あるんだ!」

ライダーは確かに宝具化された自然現象を受けて、その影響を受けていた。
キャスターにはライダーに自分の術が通用する確信があった。
そして、ライダー以外の敵であれば、ナチス残党構成員の力が通用するであろうことも。

戦いの経過や戦後処理によってはここに蓄えられた軍需物資を幾らか犠牲にせねばならなくなるだろう。
しかし一番大切なのは人的資源だ。それを確実に守る事をキャスターは優先した。

軍略やカリスマなどといったスキルを備えている訳では無い。
しかし、かの「世界の王」の娘たる彼女は確かにその素質を備えていた。
そしてそれを目の当たりにしたライダーも、彼女への認識を改める。

「無駄がない。」

その一言は彼の最大級の賛辞であった。
無論、瑠璃色の髪を持つ豊満な彼女へ向けられた賛辞である。

速やかに撤退を始める戦闘員達。
それを確認すると、ライダーに向き直り。

「まだ戦いは始まったばかりだよ!ボク達の戦いはこれからだ!」

キャスターは仲間を激励して、術を紡ぎ始めるのだった。

読む時間取る為に少しの間ペースを落とします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【特殊事項】
キャスター陣営令呪使用判定に以下の補正が付与されます。
-6+経過ターン数、+にはならない1
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【キャスター】
判定能力
筋:?
耐:?
敏:?
魔:?
運:?

能力判定数値
【筋】:?
【耐】:?
【敏】:?
【魔】:?+4
【運】:?

能力判定数値補正
◆エンチャント:EX
消費15 風・魔+4

最終判定数値補正
◆陣地作成:A
+0

◆?

◆エンチャント:EX
 概念付与。本来は作家や脚本家たちの所有するスキル、
 ……であるが、最古の語り部にして神官たるキャスターが
 紡ぐ言葉はそれ自体が比べ物にならないほどの魔力を帯びている。
 キャスターの場合、自然事象を宝具に変化させ強力な機能を追加する。
【規定魔力消費による物品及び人物強化。キャスターの場合、C~Aランクの宝具に強化可能】
【特に得意とするものは自然事象の宝具化である。また自然事象による敵サーヴァントの攻撃を宝具化しカウンターも可能】
【例】
【風→Cランクの対人火力宝具】【消費15:魔能力判定数値+4】








【ライダー】
判定能力
筋:?
耐:?
敏:?
魔:?
運:?

能力判定数値
【筋】:?
【耐】:?
【敏】:?+6
【魔】:?
【運】:?

能力判定数値補正
◆騎乗:A+ +6

対魔力相手魔-1

最終判定数値補正
 ◆不枯の蓮華環(シャクラ・ヴァイジャヤンティー)
 ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:0-1 最大捕捉:1
 ライダーを恐れたインドラから、彼に授けられた宝物の二。
 幸運をもたらす比類なき偉大な標識。蓮の花で作られた首輪。
 それを身につけている限り、彼はあらゆる『武器』によって傷つけられない。
 ライダーを撃ち破るには、武器と呼べる一切のものを身につけずに攻撃を行う必要がある。

 【自身に向けた「武器」を用いた攻撃による相手の最終判定数値を「0」にする。】
 【装備無し:武器を主武装とするサーヴァントの最終値-2】

・ヴィマーナ
 【落下条件:筋力、敏捷劣位かつ不利獲得】

GERは止めろぉ!

【VSライダー判定】下1-5
判定能力
筋:?
耐:?
敏:?
魔:?
運:?

つええ
誰だこいつ

>>ボク達の戦いはこれからだ!
やめろぉ!

そいやっ

わかっちゃいるが?ばっかりじゃ緊張感ないのう

キャスターはエンヘドゥアンナか?

【VSライダー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:劣位
敏:劣位
魔:優位
運:優位

「キャスター」
魔運=7-1-1+2=7

最終値:7

「ライダー」
筋耐敏=3+8=11

最終値:11

【ライダー有利1獲得】

【VSライダー判定】下1-5
判定能力
筋:?
耐:?
敏:?
魔:?
運:?

おら

エンヘドゥアンナ調べたらクッソ古いな
よくこんなの見つけてきたな

a

えい

【VSライダー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:劣位
敏:優位
魔:優位
運:劣位

「キャスター」
敏魔=2+7-1-1=7

最終値:7

「ライダー」
筋耐運=3+2=5

最終値:5

【ライダー有利1】
【キャスター有利1獲得】

【VSライダー判定】下1-5
判定能力
筋:?
耐:?
敏:?
魔:?
運:?

いけー

世紀末対決

敏さえ

これ、どっちが勝ったほうが良いんだろうか

【VSライダー判定】
判定能力
筋:優位
耐:劣位
敏:優位
魔:優位
運:優位

「キャスター」
筋敏魔=3+2+7-1-1+2=12

最終値:12

「ライダー」
耐=0

最終値:0

【ライダー有利1、「ヴィマーナ」から落下しました。】
【キャスター有利2獲得】

【VSライダー判定】下1-5
判定能力
筋:?
耐:?
敏:?
魔:?
運:?

どっちも神話レベルの超英雄枠っぽいな

j

そい

01488
xxxoo
04863
xxoox
62649
oxooo

やっ

どっちかと言えばキャスターが負けてほしいが

【VSライダー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:劣位
敏:優位
魔:優位
運:優位

「キャスター」
敏魔運=2+7-1-1+2=9

最終値:9

「ライダー」
筋耐=3

最終値:3

【ライダー有利1】
【キャスター有利3によりキャスター陣営の勝利です!】

【ライダー陣営令呪使用基本判定】下1
ファンブルで三画消費、失敗以下で二画消費、成功以上で一画消費、クリティカルで消費無しで撤退

【魔比較戦闘察知判定】下2-5
「基準ヨゼフィーネ魔:8」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:? 恵香 補正+? 判定無し
魔:? 弓鱒 補正+?
魔:7 幸一 補正-1
魔:7 アクラ 補正-1
魔:? 暗鱒 補正+?

【ストレス判定】下6
精神値:7 イス
10-精神値以上の数値で成功

ほい

それ

意外とキャスター頑張ったな

d

はい

えい

アクラと暗鱒が察知した

【ライダー、令呪二画消費で撤退】

【魔比較戦闘察知判定】
「基準ヨゼフィーネ魔:8」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:? 恵香 -
魔:? 弓鱒 失敗
魔:7 幸一 失敗
魔:7 アクラ 成功
魔:? 暗鱒 失敗

【斎木 恵香、アクラ・ドゥードゥーがこの戦いを察知しました。】

【ストレス状態回避】



【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:63/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:一画


【陣営】:キャスター
【マスター】:ヨゼフィーネ・ゲッフェルト
【現魔力量】:29/70
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:26
【状態】:平常

【令呪数】:三画


これにて戦闘を終了します。

ライダーこれ誰だ

ああ暗鱒の魔が5以下なのか

ライダーはWikiのないインド勢ではないだろうか……うん、多分

超絶マイナー英雄でも世界滅ぼせるレベルがわんさかいるからなぁ…
本当インドは地獄だぜフゥーハハハー

ライダー操るヴィマーナの猛攻に苦しめられたキャスターであったが、
鳥鳴運動公園の遊具、植林などの位置取りを駆使し、巧みにライダーの視界から逃れる。

魔力察知により居場所を探ろうとするライダーを宝具化した暴風で巧みに攪乱。
そしてヴィマーナからライダーを魔術による攻撃で引きずり落とす事に成功。
それが決定打となり、優位な間合いを保ったキャスターの勝利に終わった。


形勢が悪化した際にあらかじめ念話によって令呪の使用を依頼したライダー。
多少タイミングはずれたものの、令呪による撤退に成功。

「私としたことが、修行が足りませんでしたか…。申し訳ない、マスター。」

ヴィマーナと共に消えゆくライダーを確認したキャスターは、その場にへたり込んだ。

「な、なんとかなった・・・!ダメかと思ったよ、もう・・・。エンリル様、感謝いたします。」

緊張の糸が切れたキャスターの元に駆け寄るナチス構成員達。
彼らに向かって手を振る彼女。彼らの窮地はひとまず去ったのだ。


しかし。

「おお、俺っちの好みのタイプじゃないか! …とてもじゃねえが、バーサーカーには合わせらんないなぁ。」

「お、恐ろしい能力を持つキャスターですな…。まさか自然現象を宝具化するとは…!」
「ど、どうすればいいんでしょう・・・!」
「努力あるのみでございます!さすればあのキャスターといえども、打倒出来ぬはずは御座いませぬ!」

彼女が戦前、ライダーに示した懸念は、キャスターにもあてはまる事である。
強敵ライダーを下したと知れては猶の事。聖杯戦争は、まだ始まったばかりであった。

黒井地区に振り続ける雪。それは次第に積り始め、交通に害を及ぼす。

ホテルで休息中の事、幸一は何か聖杯戦争に関係していそうな情報はないかと地域のニュースを見ていた。
そこに流れた同地区路面凍結によるスリップ事故のニュース。
幸い死傷者は出なかったようだが、幸一と同年代の男性が両足を骨折する重傷を負ったということだった。

そのニュースをランサーも見ていた。
そして暗い面持ちをしている彼女に気付いた幸一はテレビを消した。

「そう気にする事はないよ、ランサー。この地域では雪はそう珍しい事では無い。君のせいではないさ。」
「あ、心配させちゃった? ううん、大丈夫だよ!そんなに気にしてないから!気を使わせちゃって、ごめんね?」

顔の前で手を大げさにブンブンと振って否定の意を示すランサー。
それが嘘だと判らない位に幸一は鈍感ではなかった。




「行きたくなかったんだが」とこぼしながら、とある霊地を拠点にする為に、
そして密かにランサーに気を使って人気が比較的集まらぬ其処へ、幸一達は移動を始めた。

その霊地とは市北部の白波地区にある。
今は誰も住んでいない、鷲谷管理下にある郊外の屋敷だ。
そして、幸一の妻の仇が以前住んでいた曰く付きの場所でもある。

移動中、バスの中で幸一は一人、窓から外の降る雪を眺め、考え事に耽っていた。

【昼基本行動】下3
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。

策敵

ストレス解消

さくさく策敵

発見判定『魔4知4運2』

【魔】:7
【知】:4
【運】:10

運判定免除、判定 低1~高0
下1 魔
下2 知
下3 最終判定

そい

とう

発見判定『魔4知4運2』

【魔】:成功
【知】:失敗
【運】:成功

最終判定:成功

トリップ判定(1-6)下1

ランサーとコミュっとかんとなぁ
雪の件、願いとかと関係あるのかね

#騎・魔剣弓暗狂
アサシン


            _ ,. ------ v. _
.         >:´::::::::::::::::::::::::::::::::`:ヽ
.        /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
       /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

       /:::::::::::::ヽN;::::ヽ:::::::::::::::::::::::::ヽ::::::ヽ
       !:::!:::::::kヽヽ,ゝ、::ヽ:::::i!:::!::ヽ:::::::!::::i:::ヽ        ,,,*゙´: : :
       !i!i::ik:、ヽi,メ>yヾ,i!:::i!:::!ヽi!::::::i!:}:i:::i::ヽ ,,,, ,、,,,,,,,,,,ノ: : : : : :
       Ⅶ{i:::ヾヽイ(_ソ}::! i:::i!:::}ソ:!:::::::i::i:i:::i::::x''´': : : : : : : ゙ .: : : :
       Ⅵ:ヽ:::i}ヽ ´¨ i/ !::i!:::k::::i::::::::i::i:iy´゙゙'': : : : :゙:. . . . . . .: : : :

        ` Ⅶく   ,,,,,,,,,,i:/!;;;i,};;;izyiyi*'': : : :: : : : : :. : : : : : : : : : :
         Ⅶ、iヽ,*'゙: : : ::!': : : :i/´    .: : : : : : : : : : : : .: : : : : :

          ヽ{i{゙´: : ゙゚ * , ''  ´ : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. . . . . .: .
           `i{: : :. . . * . . . . . .: : : : : : : : ; ; : ; ; : : : : : : : : : : : : :
            ヽ,〆: : : : : : ,゙´z__゙'''''z=-´''' '' ' ''' ''x; ; : : : : : : : : :
           ィi:i ix; ; ; :ミ゙´三三三≧ik、        ゙'''*xN'''

           ! i:i:>≦三三三三三三!k、
          /i! ノ`ヽ三三三三三三ニi!}ニヽ
           ゝ´   ヽ三三三三三三!:!三ヽ

華奢で細い手足、平坦な胸。
どこからか手に入れた高校生の制服を身に纏う彼女の名前は矢本 聖(ヤモト ヒジリ)。
彼女はニンジャではない。とある辺境の山奥に居を構えていた狩猟民族の一人である。

>聖は聖杯戦争の地、黒歴市を当てもなく彷徨っている。その冷めた目には誰も気付かない。
彼女の相棒、アサシンでさえも。矢本聖は英雄を憎んでいた。

彼女は聖杯戦争の存在を聞きつけてこの町に訪れた。
だが彼女は魔術の知識など皆無であった。勿論召喚すら出来なかった。
いや、召喚が必要だという事自体知らなかったかもしれない。
聖杯戦争の事を知れた事自体が奇跡である。

何をすれば良いか判らなかった彼女がとった行動とは。


「英雄死すべし、慈悲はない。」

彼女は単身で英霊に挑んだ。相手はアーチャー。
なあお前英霊だろう、なあ、といった具合に切りかかられては流石の彼も驚きを隠せなかった。わけでもない。

              ____

                 /´ー-=ニ二三ミx、
         ,ク'三ニニム         }三ミ、
        〃三三三三三ミxz、_   |三三i
        ||三三(   〈,二゙ー==ミ、 |三三| ,
        ゞミx,ナ´、 .、 |::イ苳ヾ\`゙ミ二ニ彳 ,/
.       _ノ   刈\|::::::::::::: | \|ヘ.   l//
         ´⌒メート-  `     |  | ,.ソ  __ノ'
.            / ! ャ=-ノ   |  |彳   ク'⌒ 、              …そうか、君も憎しみの鎖に、絶望の鎖に捕らわれた囚人なんだね。
           / |  ̄´    __|   |   _〈.   ノ|               救ってあげたい、その気持ちは山々だけど。
            /   ゝ==ニ三 |  /  ム-==彡'
.         ク'^´   `ヽ__|j!/ー- 、    ` ー‐- 、           ────生憎僕には先客が居てね。彼の事を、僕が導いてあげなくてはならない。
           _厂`ー―仼三三ノ' ヘ,   |            ヽ.. __      だから君の面倒なんて、見てあげられない。ああ、ごめんね。
          ´ ̄ミx、   |三ニィf''  /|__彡ヘ_            彡
            ,.ィf'~i} ≠三|    /    / ̄㍉            ´ー~、
.         / ,;  { |三ニ|  /   /      |             二ニ=ー-
       /   i|  /`ヾ三ノ/    i     "ヽ、
.    /     ,;  i!  ,;."/        |         \              ク'⌒
-―彡"     j!  ,L..,/           | .:、         \          __彡"


                       -‐……‐-ミ
                  /         丶
                   ‰-‐……‐- 、
                 /゚゜         ⅰ    ;
           {\___{..-‐……‐-ミ, ;    ;i |
             乂_/           ※___ノり-‐ァ
                (______   _,,. :く   <  ,/
              __彡i i㌣}八_㌣ 个トミ厂 ^ア
                _ノ|八 〈:     |¦;く   く;┐      人の身を外れた哀れな愚かな少女よ。
.                う>|i /\` ´ イ}| 「\厂 ̄ 八      おいで。僕がせめて、安らかに眠らせてあげよう。
                ⌒|h{ ⌒7づ゙⌒ り }      \
               __/ ̄ ̄ ̄  ノイi} i  \ 丶   そして、敢えて教えてあげるとすれば。
                __\ /     \ 乂       \八
                ___}′   .     } \     \
               } /;   ^  ;    ノヘ         ♪
                 /〈/  i:     丨     }  |    /
             //¦  |;/,  : ∟   _,ノ  ¦ / /
           /  丿 ,‰゚゜  i 厂`   ⌒':、  八{\{
           ,;'⌒i   } / ,    |;/\    / }/
          /'/⌒ヽ 丿{/     |'      /  |
       「/ ,′   }┐/      ↓     /,   |
        {! {___彡/___    ,√ \/ ′ |
         乂_丿  {   /   \ 厶   \  |
.              \/     / У      }─;{


「────君は英雄を甘く見過ぎている。その願いは決して果たされない。」

アーチャーとの死戦との末、敗れた彼女はそれでも意志、憎しみが揺らぐ事はなかった。

「憎い憎い憎い。英雄が憎い。殺す、殺す、殺し尽くして殺してやる────!」

その憎しみを聖杯は聞き届けた。
立ち直った彼女は見つけた英雄、アーチャーの行方を追う内に、召喚の痕跡が残る場に辿りつき、詠唱も無しに召喚に成功する。
かくして彼女は正式な聖杯戦争参加者となった。


そしてその経緯を、相棒となったアサシンは知らない。
アサシンを召喚した時、ステータスを見て何となく弱そうだと落胆した矢本であったが。

               ____
          ....::::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::....、
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     i::::::::::::::::|:::{:::::::{::::::: |::::::::|  \::::::::ヽ::::::::小  ヽ \
     |::::::::::::::::Ⅳ!:::::: 、::::::{\: {   > ::::::::::::: |::i     \:.、
     l::::::::::::: -=芋ミ、 \:\ \ 才芋=-::: |::::: Ⅳ      }:::i
.    八::::::::::::::::{乂zソ   ⌒` 乂zソ ノ Ⅵ::::: ||     |:::|
      、:::::::::::人             /}:|:::::::||     |:/

        }\:::::::::::\    、      /ノ |::::::八    /'
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        \::::::\:::::::::::\'⌒'    イ:::::/ |/::::::::::::::>-= ⌒≧=--      可愛いから許す!
        |::\:::::::\:<⌒ヽ  ィ.:::: }/_/r≦ニニ/=/ ----==ニ\
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                     ィニヽ
                     八_, |
                    ノ ' ン

.         ´ ̄ ̄`丶、    ′/
      /          \  /  /
    /   / /  l | ヽ  l V   ′
.   /  /  |  |   l'''TT | |. /  /
   lイ| || lィT l、 |ハ从/ |/  /
   | |l |', |{ __┘ ̄ '⌒l /ノ  ∧
    llミトヘィ'⌒┌┐ /八ヽ-ハ∧

    |l | 八   ー' / |  ̄ / ∧     ありがとう御座いますー。

.      l | `Tl i¬コ |  /   \
.     //.|  l.| レ'´ |  |  |     \
     // |  / l/  ∧ l  |
   //   l   l|   ∨ \ |     -|- ヽ
   l/|!   l /  ll l    \ \   d⌒)  ̄ ̄
   |l |  | |  ll l     \ ヽ
   |{| 八ヽ l l|      ∨ノ
.   ヽ|. /  \. l |        /〈
     レ    /ハ!     l{  ∨l
  /   |.  // .l      \  ノ l
 /    |  {l 〈、_      イ 〉 l
. |    |   / ト、`''' ー '´::::/ | l
 \ l.  |  イハレ'^| ` 'ーァ-r '´  |/|

などと本性を隠して表面上は英霊であるアサシンと仲良くやっているのだった。
なおアサシンの方も本性を隠して「この子、ちょろい」などと思っているのだからお互い様である。


>「探し続けて早何日。一向に敵は見つからず。もしかして、私達が気付かぬ間にもう聖杯戦争終わってるんじゃ…。」
>「え、もしかして戦わないで聖杯ゲットできるんですか?やったー!」
>「ふざっ…。いや、ないない。ないから!」

>ともあれ、矢本聖は虎視眈々と英霊殺しを狙っていた。




遭遇判定『魅4運4魔2』

【魅】:3
【運】:1
【魔】:1

下1 魅
下2 運
下3 魔
下4 最終判定

ぬぅ

とう

こうなる

遭遇判定『魅4運4魔2』

【魅】:成功
【運】:失敗
【魔】:失敗

最終判定(四割):失敗

遭遇失敗


索敵により、サーヴァントステータス情報を入手しました。

【真名】 ハサン・サーバッハ
【クラス】 アサシン
【属性】 混沌・悪
【コスト】:13
【筋】: E
【耐】: E
【敏】: C
【魔】: C
【運】: D
【宝】: C
/                                                |

. /                       |                         :  |  .|
. /                       |                         ::  ;
/!           .:           :|          i               .::   .;  |
. |            .:           Λ       i  | ,イ::|::小: : i  |  :|   ::.   |  |
. |          : .     : : : :7:.|八     }.__斗从,ィ≦7⌒^ミx: : : :i.  .: :  .|  |
. |        |.   : : .       : : /ナ厂八い人/ .     {芥i{   し!ヾ\!  : : :  |  /!
 ;.  \   |    : : : . .   .,ィ7'⌒^く          レ.八  .ァ;}  狄  .: : :   /: !
 .;  .| \.人.    : : :.Λ//芥i{  .し!           _)乂ノ/リ  .}}   : : : : ./: :.|
     ト: : :\       八  Λ/八.  .}ハ}          弌辷;少   .!  : : : : ./ !: :.!
.  ';  :| \: : \.      小 つ乂ノ刈                   /  : : : :./ ′:!
.  ', :! .{\          ヘ  ^辷;少     '      / / /   ./  : : : : / /: : !
    \.| / .>.         Λ             、_ ノ         イ  : : : : .ハ ./: : :!
    \ Y /   \.      : : .   / / /                 ./  : : : :./ //: : ::!
      \乂   .: : \   : : : : .                  イ  /7  : : : ノ厂! ト、:!
      /\\ .: : : :ハ     .: : :.>x-  ,,__       <  .V/./  : :/ /  | | ヾ
     ./     : : : : : Λ    .: : : : :.:|.     T  ~      /V  ./: : Λ .| |   }
    /     : : : : ://Λ  . : : : : : :}.     .ノ          / / /: : : :/ 乂,ノ.  .|
【クラススキル】

◆気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 もっとも山の翁としては低いランクである。
【暗殺可能。自分に対する索敵捜索成功率をランク分低下させる。】


他陣営行動暗抜きトリップ判定(1-5)下1

1

オリハサンのロリハサンかな?コスト安いなこれ。どういう性能かこれだけじゃ判らないな。

このご時世にハサンを作るとは…後山の翁じゃなくてもそのランクは低すぎる

#弓剣魔騎狂・
アーチャー


今回はここで終了します。
お付き合い頂きありがとう御座いました。
それでは失礼します。

乙でしたー。

おっつー

まあアサシンはあらゆる聖杯戦争においてかませのザコだから問題ないだろう
ライダーはヘラとかアキレス並みのチート神の匂い。武器効かないってどうすんねん

ベオウルフさんみたいにステゴロ上等の鯖当てるか、今回のキャスターみたく魔術で退けるくらいかなぁ
あとハサンでチルノ狙うか

一応キャスターが退けてたしヘラアキレ勢よりはなんとかできそう

試験的に他陣営描写判定の前に接触判定を導入します。
失敗以下接触、成功以上平常


参加出来る方はいらっしゃいますか?

あい!

まい!

みい!

ストロベリー・エッグ

雨の降る夜。少年は地面に打ち付けたアルバムからこぼれた、両親の写真を何度も何度も踏みつけた。
幸 祝(みゆき しゅう)という、名前とは対照的に不幸な人生を送ってきた彼は、この夜、生きる意味を失った。


ニニ /  γ八_八__)人___八____人__ノ Y_ニニニニニ,'
ニニ,'f¨ヽゝ'             {  } Yニニニ=/

ニ=/ ゝ '           :|  | ∧、 `¨´ゝ:'、ニニ=/
ニ(__) { !   |∨    |  | ∧ヽ     }ニニ/
ニニ|  :|:|∨ :゚。ヽ.   :|:  ,'ヽ. ∧ ヽ    !ニニ!
ニニ|  :|ハ ∨  ゚。 ∨ :| /   >‐‐七ニ   !ニ=/
ニニ|  :| rミ_‐---、 ヽ. | ,' -‐ ム斗=-ァ'´ |ニ {
ニニ|  :| ヽ笊芯㌻  \   ヽゞ=≦´|: // |ニ }
゚。ニ !  :!: ゚。≧=-                !// |ニニi
..}ニ |  :| ∧ |:::〉      i      :リ,' /ニ=!
..∨ニ!  :!  ∧!,'        !       ,イ/ :,'ニニ|      ・・・何の為に、ぼくは今まで生きてきたんだろう。
 Ⅴハ。 ゚。  ∧    、__ イ  / :!  /ニニ=!
  i!ニパ。 { /:! >   `こ´   ,'!   ! ,'ニニニ|
/ニニパ。|/ !  !゚。>―‐く.  !!   |: ,'ニニニ込、
ニニニ ∧:!゚。 |  |: !  |:}  i:! :i:!   !/∨ニニニ ≧x
ニニニニ }    :!::|  :}:!  :i:! :i!    ∨ニニニニニ≧x
ニニニ==ハ\.  :レ'  |:!  :i:!     __... Vニニニニニニニ
ニニニニ={  丶.     `    _...-‐   Ⅴニニニニニニニ
ニニニニニ|   `ヽ、    /        ∨ニニニニニニニ
ニニニニニ|                  ∨ニニニニニニニ


その問いに答えてくれる者はいない。
彼には友と呼べるものなんていない。愛してくれる家族なんてものもいない。
赤ん坊の頃はそれなりに愛されていたのかも知れないが。そんな頃の記憶なんてもう、残っていない。

この夜、祝は両親が幸せに生きて、幸せに死んだという事を知った。
世界は彼に救いを与えなかった。それだけを心の支えに生きてきた祝に、自分を捨てた両親への復讐という救いを与えなかった。

だが、その代わりに、世界は別の救いを与えたのかもしれない。



           /            `  、:::::::::::::::::::\

           /                   \:::::::::::::::::::ヽ
     /\ _」>'―- ..,_                 \::::::::::::::::::',
   r= ::::::´::::::::::::::::::::::::::::::`::...、               /:::::::::::::::::::}
     ̄「ニ¬- 、:::::::::::::::::::::::::::::::::丶、           /:::::::::::::::::::/
     ゝ∠/  > 、 ::::::::::::::::::::::::::::\       /:::::::::::::::::::/
      \ / .イ f个x!`  、:::::::::::::::::::: \    /:::::::::::::::::::/
         フ´ |:  Lノl   | `> 、 ___.>、__/:::::::::::::::::::/
        /  ,    /ハ   |   ´7¬く 、    ヽ  ̄   ー'一ァ
      ,   ;   ノ  \|   ∟ノ }/\  、 ∨    、/   _,
        l   :、  ヽ         /   \|>、| l      ̄ ̄ ノ
        |   ∧  、         '     /ノ  /         /
        |   / ヘ   丶 _ ,    /    /__,/  ー-=ニ二´_      美味しいよ、食べないのかい?
     r:l∧/  ̄∧ `        ./    / ヽ  、 __,  -‐'´
     | \    ヽ----‐=≦/    // 〉 { 二ニ=-
     /   ハ     〉` ー一 |     .'   { 丶----、
   / -―∧   /l:::::::f´ ̄」   /     ヽ     ヽ
   ´   |./ /   l/:::/::::::/ ヽ |/l/     人     |
      j /   /::::::::::::::l   |       /  \     \_      __ ,
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      |  l | / / /  ヽ/       /         l     \
      |  l/   /           /        |       \


晴れやかな昼空。せせらぎが聞こえる川沿いの遊歩道。
二人の男がベンチに座って昼食を取っている。
若葉色の長髪を後ろに結い纏めた、品位のある風格の美青年。
それが呪術的な雰囲気の装飾を身に付けたローブの、荒んだ顔の少年が召喚したサーヴァントだ。


祝は既に、アーチャーに願いを話している。
破滅的な理不尽極まりない彼のやり場の無い憎しみの果てを聞いて、なおこのサーヴァントは言い放った。

「それがマスターが本当に抱いている願いならば。僕はそれを叶える為の尽力を惜しまない。」

拒絶されるだろう。そしたら令呪を使って無理やり従わせてやる。ぼくの怒りを思い知れ。
そういった幼稚な、狂気的な、あくどい企みを抱いていた祝はアーチャーの答えに喜ぶよりも困惑した。

(な、なんなんだ、コイツ…?)

それ以来、祝はアーチャーに一種の気持ち悪さを感じている。
端的に言えば、この少年は己のサーヴァントが嫌いだった。


少年は勧められたサンドイッチを払い落とし、立ちあがってそれを踏みつけた後、
アーチャーに何も言わず、そのまま置き去りにするかの如く、人通りの多い場所へ歩み出す。

とくに足がかりとなる情報は持っていない。
しかし、人気の少ない所をうろついて、またあのツギハギ女──彼は名前を知らないが矢本 聖──に襲われるのはごめんだった。

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       !i!i::ik:、ヽi,メ>yヾ,i!:::i!:::!ヽi!::::::i!:}:i:::i::ヽ ,,,, ,、,,,,,,,,,,ノ: : : : : :
       Ⅶ{i:::ヾヽイ(_ソ}::! i:::i!:::}ソ:!:::::::i::i:i:::i::::x''´': : : : : : : ゙ .: : : :
       Ⅵ:ヽ:::i}ヽ ´¨ i/ !::i!:::k::::i::::::::i::i:iy´゙゙'': : : : :゙:. . . . . . .: : : :

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あの憎しみに塗りつぶされた冷たい瞳。アーチャーしか捉えぬその瞳は少年を戦慄させた。
祝は自分もそういった瞳をしているのだろうと思うと、「アレと一緒にされたくはない」とぼんやりとした、それでいて確かな嫌悪感を抱いた。


「シュウ君、さっきのはいけないな。食べ物を粗末にしては駄目なんだ。あれを作る為に携わってきた人達への侮辱になる。」
「う、うるさい。黙れよ。」

そんな事は知っている。捨て子だろうと、知っている。携わった人達なんてのは・・・知ったことか。
アーチャーの献身的な、しかし盲目的でないその態度が、優しさを知らない祝を苛立たせた。


遭遇判定『魅4運4魔2』

【魅】:4
【運】:1
【魔】:3

下1 魅
下2 運
下3 魔
下4 最終判定

これはきびしい

a

00

遭遇判定『魅4運4魔2』

【魅】:成功
【運】:失敗
【魔】:失敗

最終判定:成功

トリップ判定(1-6)下1

4

3

#騎槍魔・剣暗狂
セイバー

交通量の多い駅周辺。
飲食店や大型雑貨店の並ぶ通りを歩いていると、大きな魔力の気配を祝は感じ取る。

「・・・いるね、近くに。」
「ああ、どの陣営だろう。」

聖杯戦争に参加するサーヴァントの気配であると判断したアーチャー陣営は、その気配の元を探り始める。
そして見つけたのは、露店のアイスクリームを食べている同い年位の少女。そして。

「…令呪!間違いない、マスターだ!」
「サーヴァントの姿が見えないけれど、霊体化しているのかな。」

参加者に邂逅するのはこれが初めて。祝の胸が高鳴る。
しかし仕掛けるには辺りに人が多過ぎる。そこで祝が取った行動は。

【祝行動基本判定】 下1
ファンブルで相手にもバレる、失敗以下で接触、成功以上で尾行、クリティカルでセイバーが姿を現す

祝とな

9:尾行

彼は尾行を行った。もしかしたら相手の拠点を把握できるかもしれない。
同じバスに乗り、同じ道を隠れながら進み、彼女の後を付ける。

「君のその格好で同い年位の少女を尾行か。通報されても文句は言えないんじゃないか?」
「…オッケイ。アーチャー、少し離れてついてくから任せた。」


尾行判定(仮)『四割成功+魔比較4、運比較2』

魔比較 確定失敗
運比較 確定失敗

下1 最終判定

ほい

リアルラックが高いなアーチャー陣営

8:成功 しかし…

「ん?…あ、あれっ!?」

セイバーのマスター、斎木恵華は突如ショルダーポーチの中を探り、叫んだ。
霊体化しながらセイバーが問う。

「どうなさったのですか、恵華殿!?」
「な、ない!わたしのマイスプーンが!どこかへ落っことしちゃったみたいです!」


急いできた道を引き返す斎木恵華。その途中でアーチャーとすれ違いぶつかる。

「きゃっ! ご、ごめんなさい…!」
「おっと、大丈夫かい?ちゃんと周りを見て歩かなきゃダメだよ、お嬢ちゃん。」

アーチャーはさりげなく拾ったスプーンを差し出して。

「これは君の落としものかな?」
「あっ?!これ探していたんです! え、どこで拾いました?」
「すぐ其処にね。礼には及ばないよ、それじゃ。」


尾行の途中に拾ったスプーンを手渡して、去ろうとするアーチャー。
しかし流石にアーチャーの帯びている魔力に気が付いた者がいる。

「待てぃ!貴様…サーヴァントだな!?」
「…へ? ええっ!?」

恵華のサーヴァント、セイバーだった。
衝撃の事実に驚きの声を上げる彼のマスター。
背中に二刀、腰に黄金の太刀を引っ提げた武士は、
マスターが目を輝かせて「お、王子様みたいです…!」などと形容していた敵サーヴァントを睨みつける。

「貴様、一体どこから後をつけていた!?」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【恵華のスキル発動】
◆超能力(真)
 彼女のアホさと魔術の素質が、奇跡的に合致した偶然の産物。
 無意識な悟りの智慧によって顕れる、先祖が六神通と呼称した魔術。
 六神通はESP系統の能力に特化しており、PK系統の能力は無い。
 彼女は透視・予知・テレパシー等の超感覚的知覚を無意識に発揮する。
 無自覚に未来や思考を読み、無意識の内に適当な対応を行う。
 【特定判定、防御・回避判定時補正+2】

8-2=6で失敗
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辺りの人気基本判定 下1
ファンブルで無い、失敗以下で少ない、成功以上である

セイバーは新田義貞かな?

5:少ない

「…バレちゃったか。ま、仕方ないね。」

アーチャーは観念したように肩を竦め、離れた場所のマスターに問いかける。

「ということになってしまった。さあ、どうしようか。相手はやる気の様だよ。」
「相手はやる気の様だよ、ってお前なぁ!」

祝は己のサーヴァントを責めようとしたが、尾行は自分の発案だと思いだし、責める言葉が見つからない。

「…はぁ。ステータスは大体同等か。宝具を考慮しなければ勝てない相手じゃない。」

しかし、まだ聖杯戦争参加者の全容を把握していない今、無暗に争うのは愚策ではないか。
そういった判断が出来る生き延びる為の「慧眼」を祝は持っていた。


「姿を現したな!アーチャーのマスター!我こそはセイバーなり!いざ、勝負!」

俄然いきり立つセイバー。しかし、セイバーが抜刀するのを「ま、待って!」と制した。

「・・・セイバーのマスターと、話がしたい。」

結果基本判定以下 尾行-2 状況+2
失敗以下で戦闘、成功以上で戦闘ならず(描写終了)、クリティカルでライダー・キャスター陣営の情報共有

うおおおお

アーチャーの幸運もここまでか

1:戦闘

その言葉を聞いて高らかに笑うセイバー。
「その、どういったご用件でしょうか!?」とやや異様な祝の姿に少し引きつつ、恵華が応じようとした瞬間。

「笑止!少々騙されやすい我がマスターを騙そうとしてもそうは行きませぬぞ!
 こうして敵対する者同士出会えば行う事はただ一つなり!」

セイバーはまず、背中の一刀を抜き、構えた。
それを見たアーチャーはため息をついて、そして不敵に笑った。

「君の闘志は良く分かった。なら、その女を下がらせなよ。」



    ヽ    _,..--─-- -- - , -'"  , イ    \        ., --- 、
     i  , -'"           ヽ  /    _,..= ≧ 、、    y     丶
      i <                V  / /  __    \`. 丶 i       !
     |  \               ヽ  /  Y´  `丶 /  ! i       .!
     |   / ,              \,∟ _ ⊥ ⅱ ┴´    ! i       !
     | /  /へ 、             \            !  、    ノ
      |/    /  __ >__            \         . | `γ --.´
      |   / /´´    `> > 、         \        .i
     i   / 《  Y ⌒ イ    ||   `  -    _  _\_       i
      i   /  ヽ、ゝ"     リ                     i
      !  ∧           ,                      .i!
     ' / ∧         ヽ    ヽ                /|i
_   ノ /   ∧         `ヽ、                  ./ | i
 /\| /    .∧                            / .| .i   死闘を繰り広げる男の戦場に、

./ / ∧     ∧            ,   ⌒ ヽ、         ./  .| i    惰弱な女は似つかわしくない。
. // ∧     .∧          (       '        ./   i .i
. ´   ∧      .ヽ         丶  -  ´        ./    i  i
  /   .∧       ヽ           ―         /     .i  i
/    .∧       |`丶                  ./       .∨ i
    ,/   ∧       i    `  、             ,         ∨i
. _ // / .∧      i       `丶、        ,           Vi
  . //    ∧     .i       .∧  `丶、_ . /  _ - -― ==―-i
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆挑発:D-
言動によって相手の敵意を湧き立て引き付ける技能。
Bランク以上になるとスキル宝具の発動妨害としても機能する。
生前のアーチャーは取得していないスキルであるが、
女神アナトとの争いの逸話再現により装備されている。
そのため、女性に対し効果が上昇し常に発動している。
【女性対象、女性ユニットのスキル・宝具の対象が全てアーチャーに寄る。】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



「貴様ァ!恵華殿に向かってなんて事を────!!」

                                    __                          /-=ニニニニニニニニニニニ=-/
                                      /ニニ〕iト          ____         /-=ニニニニニニニニニニ=-/
                                       レ^ー==彳、__ -=ァ=ニニニニ{        /-=ニニニニニニニニニニ=-/
                             ___    r‐乂ニ/i:i:i:i:i:i:i:/ニ/ニニニニ=-ヘ       /-=ニニニニニニニニニ=-/
                             _{i:i:i:i:i>‐<i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ィi〔ニニ/ニ/-=ニニニ/      /-=ニニニニニニニニ=-/
                           rくi:i:i:i:i:i:{i:i:iィi〔二二}ニニニ\ニ>、/-=ニニニニ{      /-=ニニニニニニニニ=-/
=- __                           {i:i:i:i:i:i:i:/ニニニニニニニニ丶ニV//////∧  --/-=ニニニニニニニ=-/
ニニニ=- __                     ji:i:i:i:/Vニニニニニニニ=-<ニ〕iトV///////} /  {ニニニニニニニ=-/
ニニニニニ=- __                  アィi〔ニニ{=-<⌒>-< ⌒{ニニニヽニ}i\///「^ア  j-<ニニニニニ=-/
-=ニニニニニニ=- _r‐‐ 、            _}/////アニニ}//////////>、ニニニ}/i:i:i:i:V///}/  /} /}ニニニ=-/
  ̄ -=ニニニ=r‐‐V  \ __     ィi〔/ヽ////i:i:iⅥ////////ニニ=-「i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨/ア rく  //\ニ=-/

       ̄ -=ニ乂  \    ̄   >‐<///////}彡'i:i:i:i/〕iト-==-<ニニVニニ^\i:i:i:i:i:i:i:i:\{ {/丶//.....\_∧
       └ 、/〕iト<ニ=- __ /7i:i:i}i:>-- ¨アi:i:i:i/ニニニ7-=- {ニニニ〕iトVニ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:}\{__/.........................}

          〕iト、 -=ニニ/{_ノi:i:i:f    /i:i:i:/-=ニニニ/-===-Vニ/////Vニ∧i:i:i:i:i:i:i〈//∧....................{⌒
              L ___/^ゝLL/ニ=-_/i:i:i:////////^-====- Ⅳ///////Vニ∧i:i:i:i:i:i:i彡'i:i:\...............}
                 ____  ¨¨/i:i:i:ア-=///////-======- }Ⅵ///////}Vニ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\ __ノi:\____
                 }i:i:i:i:i:\/i:i:i:i:i:/-=//////イ-=======- }i:Ⅵ//////jニVニ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:>
                }i:i:i:iィi〔i:i:i:i:i:i:i:/-=//////i|-=======-/i:i:iⅥ/////ニニVニ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
                 ⌒〕iトi:i:i:i:i:i:i:/-=〈////i:i:i:i|-======-/i:i:i:i:i:Ⅵ///ニニニVニ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/


残る片方の名刀をも引き抜いたセイバーは叫んだ。
激昂したサーヴァントはマスターを侮辱した敵を許さじと切りかかる。

かくして、挑発にショックを受けた斎木恵華と祝をよそにして、戦いの火ぶたは切って落とされた。

アクハト……かねぇ

セイバーこれ、最初に相棒候補に居たやつなのかな?


上段から振り降ろされた斬撃を華麗に交わし、アーチャーはセイバーから距離を取る。


                       ____ ノ}
                       /          <
                     /           ヽ
                ト、_ / /        }  il
                l    /  _.r ≦}    イ  |
                > ./イ丁i「 ィ灯/  /‐|   '.
                   ヽ   八」 |  ムイリ丈〉  ト、{
                   `⌒ヽ | |  、_ ′ イ  i| ヾ      誕生日プレゼントってのは実に良い文化だ。
                     / | ト _`   /^l   |        ただ年を取るだけの取るに足らないその日が、うんと素晴らしく心ときめく日に変わる。
        __ .ト- ='⌒ー く /Ⅵ! /|r≦ヘ  、 i|
  __/                }\_/ i|::T / \ \!        ────どうして他人に譲れよう。
  \                ム=ミ 廴} {^⌒′
     >               /    ヽ\〉 》、
__/                    .       l { Ⅳ} ヽ
\                 ∧      , ∨ |⌒ ト、
ー'                    /  ',    '.  i|  }Yヾ7
≧ =ァ             /Ⅵ/   ト、    ∧  .  '' <{
    ̄ }  /l    /         |∧  ,/  \ \
      l/ .从   /        ∧ .     ト、_ ト、
          ヽ/           | } \    /   }≧r──く 丁丁Y  ̄ ト、        _
                         l 〈.   ヽ _/  /ニニl     } 厂 } ,    ヾァ   /⌒ヽ\
                     Ⅵ    \ _/  ̄ ̄ '' <ム=‐く   、_.へニ=く     }ニ\
                      ヽ〉             /⌒\  ≧=^´  \ニヽ    .ニニト、
                        /  _____ /{  / ̄         ヽニト、/ニニニ|
                     { イ{::::::::::::::::::::::::::::::::::::|/                 \{ニニニニi|
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◆『無銘・弓(アクハトの弓)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:3~70 最大捕捉:1人
アーチャーの誕生祝いに工芸神コシャル・ハシスより贈られた幻想種の角で造られた弓。
コシャル・ハシスの造った他の武器『アイムール』『ヤグルシ』などのように呪的名前を付けず、
ただ弓としての優れた機能を求められた作品。
この弓を欲した女神アナトに奪われた際その直後に湖に落とし消失した。
この逸話を再現してか、「アクハト以外に装備が出来ない」というバッドステータスが付与されている。
【有利判定最終数値+2】
【アクハト以外に装備が出来ない。】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【セイバー】
判定能力
筋:?
耐:?
敏:?
魔:?
運:?

能力判定数値
【筋】:5
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3
【運】:2

能力判定数値補正
筋:勇猛+2
敏:騎乗+3

対魔力相手魔-3

最終判定数値補正




【アーチャー】
判定能力
筋:?
耐:?
敏:?
魔:?
運:?

能力判定数値
【筋】:4
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:3
【魔】:3
【運】:2

能力判定数値補正
筋:天の弓+1
敏:天の弓+1

対魔力相手魔-3

◆天の弓:B
アーチャーの固有スキル。
狩りの名手としての手腕の再現。
探索、攻撃時に自身の位置補正を地形・空として扱える。
これにより探索範囲、射程、攻撃力、命中率に上方補正が見込める。
【狙撃・索敵判定に+1補正。】
【筋敏能力判定数値+1】

最終判定数値補正
◆『無銘・弓(アクハトの弓)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:3~70 最大捕捉:1人
アーチャーの誕生祝いに工芸神コシャル・ハシスより贈られた幻想種の角で造られた弓。
コシャル・ハシスの造った他の武器『アイムール』『ヤグルシ』などのように呪的名前を付けず、
ただ弓としての優れた機能を求められた作品。
この弓を欲した女神アナトに奪われた際その直後に湖に落とし消失した。
この逸話を再現してか、「アクハト以外に装備が出来ない」というバッドステータスが付与されている。

【有利判定最終数値+2】
【アクハト以外に装備が出来ない。】



【VSアーチャー判定】下1-5
判定能力
筋:?以上優位
耐:?以上優位
敏:?以上優位
魔:?以上優位
運:?以上優位

ぞい

てい

2回やるのありだっけ

1分近く空いてるし、いいんじゃない?それでコンマが自由になるわけでもなし。

テンプレに書いてあるがな

連投ありだと嬉しいかもなー

あ、本当だ。
すまん、見落としてた…。

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:優位
耐:優位
敏:劣位
魔:劣位
運:劣位

「セイバー」
筋耐=5=5

最終値:5

「アーチャー」
敏魔運=3+3-1+2=7

アクハトの弓 +2
最終値:9

【アーチャー有利1獲得】

【VSアーチャー判定】下1-5
判定能力
筋:?以上優位
耐:?以上優位
敏:?以上優位
魔:?以上優位
運:?以上優位

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:優位
耐:劣位
敏:優位
魔:劣位
運:優位

「セイバー」
筋敏運=5-1+2+2=8

最終値:8

「アーチャー」
耐魔=3=3

アクハトの弓 +2
最終値:5

【アーチャー有利1】
【セイバー有利1獲得】


【VSアーチャー判定】下1-5
判定能力
筋:?以上優位
耐:?以上優位
敏:?以上優位
魔:?以上優位
運:?以上優位

ん、

ほい

z

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:劣位
敏:優位
魔:優位
運:劣位

「セイバー」
敏魔=2+3-1=4

最終値:4

「アーチャー」
筋耐運=4+2=6

アクハトの弓 +2
最終値:8

【アーチャー有利2獲得】
【セイバー有利1】

【VSアーチャー判定】下1-5
判定能力
筋:?以上優位
耐:?以上優位
敏:?以上優位
魔:?以上優位
運:?以上優位

a

ほい

粘るセイバー

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:優位
魔:優位
運:優位

「セイバー」
耐敏魔運=2+3+2=7

最終値:7

「アーチャー」
筋=4-1=3

アクハトの弓 +2
最終値:5

【アーチャー有利2】
【セイバー有利2獲得】


【VSアーチャー判定】下1-5
判定能力
筋:?以上優位
耐:?以上優位
敏:?以上優位
魔:?以上優位
運:?以上優位

ウッ

てやー

【VSアーチャー判定】
判定能力
筋:劣位
耐:優位
敏:劣位
魔:劣位
運:優位

「セイバー」
耐運=2=2

最終値:2

「アーチャー」
筋敏魔=4-1+3+3-1=8

アクハトの弓 +2
最終値:10

【アーチャー有利3獲得】
【セイバー有利2】

【アーチャー陣営の勝利です!】



【剣令呪使用基本判定】下1
ファンブルで三画消費、失敗以下で二画消費、成功以上で一画消費、クリティカルで消費無しで撤退

【魔比較戦闘察知判定】下2-5
「基準恵香魔:9」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:8 ヨゼフィーネ 補正-1
魔:9 イス 補正+0
魔:7 幸一 補正-2
魔:7 アクラ 補正-2
魔:1 矢本 補正-8 確定失敗

【ストレス判定】下6
精神値:7 斎木
10-精神値以上の数値で成功

うり

なす

とう

えい

【剣令呪使用基本判定】
一画消費

【魔比較戦闘察知判定】
「基準恵香魔:9」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:8 ヨゼフィーネ 失敗
魔:9 イス 成功
魔:7 幸一 失敗
魔:7 アクラ 成功
魔:1 矢本 補正-8 確定失敗

【ストレス判定】
精神値:7 斎木
成功
━━━━━━━━━━━━━━


間合いを放ち弓を射かけるアーチャー。矢をその二刀で叩き落し、間合いを詰めるセイバー。
両者の実力は均衡し、どちらも互いに致命打を与えられない。

「貴様は我が主を侮辱した。なれば我に後退の二文字無し!」

己を奮い立てるセイバー。徐々にその均衡は崩れてきた。押しているのはセイバーだ。

「素晴らしい!その健闘を称えよう!
 それでこそ死地に赴いてまで願いを果たさんとする猛者だ!
 ───僕とは違う。」


しかし、これはセイバーの運命なのか。
狙いすまされた一射が武士の眉間に命中する。
とたん、刀を握る手の力が抜け、痙攣しながら、先ほどの奮進が嘘のように、地に膝をついた。

「お、おのれぇぇっ…!」

明らかに様子がおかしい。
それを見てとった彼のマスターである恵華は、以前セイバーに説明を受けた令呪を今ここで初めて使った。

「かくなる上は、ここで討ち死にを─────…」

根性で立ちあがり、戦いを続けようとするセイバーは令呪の行使にてマスターとともに姿を消した。
これにて戦闘は終了した。


「…なんて無駄な事をっ!」

しかしアーチャーのマスターはその勝利に喜べない。
せずとも済んだ消費をしてしまった。そして恐らくはセイバーの恨みを一身に買ってしまっただろう。
・・・果たして彼はこの勝利で何を得たのか。祝の嘆きは夕焼けに空しく消えた。

郊外屋敷の最寄りのバス停。にわかに降り始めた雪にざわめく人々。
バス停を降りた幸一は、そのまま屋敷に直行せずに、個人商店が並ぶ商店街にて食材などを買い込み、指定の住所に配達を頼んだ。
昔はにぎわって居た商店街だったが、大手スーパー等の参入を受け、今では衰退の一途を辿り寂れてきている。

「いらっしゃい。となりの子は娘さんかい?可愛い子だねぇ。」
「あ、いや、ばっちゃん。この子はただの召使だよ。みゆきはこの十倍は可愛いんだ!」
「ちょ、ちょっとー!?その言い方は無いんじゃない!?
 …っていうか、娘さん、いるんだ?」


【夜基本行動】下3
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。

索敵

散策

散策

目的の場所に辿りついた。
海に近いその屋敷からは、少し離れた所に海に潮風を防ぐ防風林と、その手前にビニールハウスや田畑の群れが見える。
少々住宅街に近いのはネックだが、都市部から離れたこの場所へ近づく者は少ない。
よほど大がかりな戦闘にならない限りは神秘の秘匿が破られる恐れはないだろう。

月に二度手入れを行わせている業者に連絡を入れて、
食材などの手荷物を順次片づけたセカンドオーナーの息子は、リビングのソファーに腰掛けた。
木製テーブルの上に置かれたインスタントコーヒーの香りが部屋全体に漂う。

「ふー・・・。」
「どうしたの?此処へ来てから、なんだか機嫌悪そうだけど…。」
「ん。まぁ、ちょっとな。気にしないでくれ。」

幸一はほほ笑んで誤魔化す。
深入りしては行けない話題だ、と察したランサーは話題を変えた。

「そいや、もう夜だね。夜こそ聖杯戦争の本番、だっけ?」
「そうだ。秘匿しやすい時間帯だからな。そろそろ、聖杯戦争最初の一戦くらいは、始まってもおかしくはないだろうね。」

「なら、少しまた都市部の方に出てみようよ。他の参加者に出会えるかもしれないし!」
「…そうだな。」

幸一はまたほほ笑んで。

「…すまないな。気を使わせたか。」
「気にしない、気にしない!お互い様だってば!」

ランサーの頭を撫でて、雪降る夜の街へと繰り出す事にした。



散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
【魅】:8
【運】:10
【魔】:7

下1 魅
下2 運
下3 魔
下4 最終判定

運判定は確定成功スルーじゃないの?

>>634 ミス、繰り下げ

せい

散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
【魅】:成功
【運】:成功
【魔】:失敗

最終判定:成功

トリップ判定(1-6)下1

#剣弓魔・暗狂騎・
バーサーカー


今回はここで終了します。
お付き合い下さりありがとう御座いました。
それでは失礼します。

あ、そうか。情報抹消で自分たちがバーサーカーと戦闘したことに気づいてないのか。


ホモの魔の手からは逃れられない♂

間に・入れてるしアサシンじゃないの?

まさか・が選択肢に入るとか思ってないよね?

ホモよりロリのがいいって言う彼なりの精一杯の抵抗なんだよ、きっと

ホモにケツ狙われるよりロリと戯れたいのは自然の摂理

ケツじゃなくて棒を狙われてるだけかもしれないだろ!

参加出来る方はいらっしゃいますか?

いないです

いないよ

おらんな

いまへん

上弦の月が浮かぶ黒井地区、黒歴駅周辺の住宅街。
駅前は会社帰りのサラリーマンの姿がぞろぞろと見受けられたが、そこから離れ、大通りから逸れるとめっきり人を見なくなる。
聖杯戦争参加者を探す幸一達は、交通の要となる駅周辺を中心に巡回する。

寒気に冷やされた手に、はあっと息を吹きかける。

防寒具を用意するべきかもしれないな、でもそれはランサーを傷付けることになりはしないか。
いやいや俺はマスターで、そしてランサーはいずれ裏切る事が決定付けられた相手である。気を使う必要はない筈だ。
だがしかし・・・。

などと葛藤しながら、霊体化させたランサーと共に幸一は夜の街を歩く。
大通りを走る車の音がまばらになって来た頃。

「おい、其処の朽葉色のアンタ。アンタだアンタ。」

ファストフード店の前で、幸一は気だるげな声に呼び止められた。
黙っていれば十人中七人は女性と認識するであろう、女装をしているバーサーカーだ。
呼び止めた相手が振り向くと、「やっぱり!コーイチじゃねえか!」と歓喜の声を上げた。

「誰だね、君は。む、いや…!」

一方、幸一は見知らぬ女装男に親し気に声をかけられ困惑する。
しかし帯びる魔力を感知すると、かなり低級の部類ではあるが、サーヴァントである事を認識した。
張り詰める空気。勿論それに気が付いたランサーは霊体化を解こうとし、幸一も身構える。


                        __
                    _ /⌒ヾ
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                  , .: :. :. :. :. :. :.  ̄`:. :. :. :.\
            /:. :./:. /:. :. /:. :. :|:.ヽ:. :..-=ミ

               /:. :. :.' : : ' :. :. /:. :. :. :.:|:. :. :._{ {:i:i:i:iヽ
             ':. :. /:. :/:. :. / : : : : :. :. |:. :. {:i:iヽ:i:i:i:i:ii
            :. :./:. :.':. : ,:. i|:. :. :. : : : : |:. :. 乂_:i)、:i:i:リ
           i:. /:. :. |:. :/‐从:. :. :. :., /:.|:. :. :. :. :.ト-r
           |:/ :. :. :|f不㍉ |:. :.//‐十 :. : /:.:.|:. :|
           |' :. :. :. l v_ソ j/  x==ミハ / : : |:. :|
           >―‐:.八 ,,;      v^ソ 》':. :. :.ノ:. :|
          〈-====∧)      '    ,,;〈-=ミ彡イ:}:.,
            ト--イ  、  _      y--、_}ノ/      あー…そっか、覚えてねえのか。
         //:. :. :. \、}\ ハ`_,,.  ≦:. :. :. :/ ̄        ちっ、完璧すぎるのも困りもんだな。
        /-7:. :. :. :. .  7 ' '  |/:. :. :. :./⌒ヽ
.         -=/イ:. :. :. :. :r' )∨ j_/ つ/ 7            ・・・困ることになるたぁ、想像もしなかったが。
         -=i:=|:. :. :. |:. :.V  ̄\∠ :/_/'      i
       {-=|:=|:. :. :. |:. ://////ハ<辷辷7

         -=|:=|:. :. :. |:. i======V≧≦ =7      /_
.          =|:=|:. :. :. |:. |7-=ニ〈.................   _ ,):i:i)=}
            乂|:. :. :. :.从'-=ニニi............... /.......// ⌒)
           V:. :. :. /:. :.)-=ニニ|..............{/........ /-=ニ {
            ∨:. :.(:.:/-=ニニ 、.........../..... /-=ニニ:,
           }/=7-=ニニニニ_ ___/.../-=ニニ /
           〈 -=//∧-=ニニニ〈 ̄ -=ニニニニ,
              }∨///∧-=ニニニ}../-=ニニ二/
           j///∧//i-=ニニニ| -=ニニニ ,
           ///}....... ̄|-=ニニニ|-=ニニニ:/
         ///_:|............. -=ニニニ -==ニニ/
         /'///_-_}......\... -=ニニニ} -=ニニ/\
      , '/////_-_/.............\..\-=ニ/-=ニニ, //,'\
.     , /////,_-_:,..............................7≦-=ニニi{/////,\
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   , ' //////_-_/...\.......................i-=ニニニ/..... {``丶、///\
.  イ//////\/............\.................|-=ニニニ, ............. =ミ_\///\
/////// i=ニ).....................\ ..... /-=ニニニ:| ............. |=ハ_-\///\

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////////,'しニニ/ニ{....................{-=ニニニニ.:|....... /'∧:i:i} ∧j_-_-_|//////// \

「覚えてない?…何を言っている?」

落胆するバーサーカー。
幸一は原因不明の嫌な汗がにじみ出るのを感じた。
当惑する獲物を見てバーサーカーはニタリと笑う。

「いいぜ。
 覚えてねえなら、何度でも、何度でも何度でも何度でも思い出させてやればいい。
 忘れらんねえくれえに、脳ミソに刻みこまれるまでな。

 出せよ、ランサーを。コーイチ、アンタはオレのmへぶっ?」
「おいこら誰の許しを得て霊体化解いてんだっ!この糞サーヴァント!」

怪しいサングラスの男、アクラの投擲した中身の入った紙袋が、勢いよくバーサーカーの横顔を打つ。
幸一達の目が点になった。


       {\i                     /
      ヽ、::::....   /  ヽ、 、           ` -、_.
    ‐- 、.,丶::::  /                   /
     ` 、::::::::::  /        \         /、
     _=:::::::  /  ,'          ∧        <
    ´ ‐- ::: / /ヽ i  '.       }        /

      / x=={ i \   ハ       i  i      "' 、
        ̄、//ム '  \{ ヽi |  } /  '.    x__''"
         ト、/,ィヽx==x≠ミ 、,イ /  \ _   , -'"
         i  / `{/////≧x_,ハ ト、 、 /  , ''"
         _ ′   \////ア//', ` , '=‐-        済まない、ランサーは出さないでくれ。今争う気はない。
     。x≦∧ `     ̄ ̄   /-‐'/ヘ           そちらに一戦交えるつもりなら話は別だが、そうでないなら互いの不利益だ。
     マ////∧  - ‐     /  ∨x≦}
       ∨/x==∧ _  _..  < ___,.-ニニニ/
 ,-‐-=ニニニ/;i;i;i;i;i;iハ     |ニニニニ/≧x。
/ニニニニニ/:i:i:i:i:i:i:i:i/    x|ニニニニニニ≧x。

ニニニニニ.}:i:i:i:i:i:i:i/    .r':i:i|ニニニニニニニニ≧x。
ニニニニ./:i:i:i:i:i:i:i,'     |;i;i;i|ニニニニニニニニニニ≧x。
ニニニ/:i:i:/\:i:i/    /;i;i;i;i|ニニニニニニニニニニニニ≧x。

サーヴァントを霊体化させ、戦闘の意志はないことを示したマスター。
アクラ・ドゥードゥーと名乗るその青年は、放散的な金髪とサングラスが反社会的な人間像をイメージさせるが、
その他の身だしなみは整ったもので見る者に誠実さを感じさせる。

「セカンドオーナーの息子である、鷲谷幸一で間違いないな?」
「そうだ。 君は…この町の魔術師ではないね。一度見たら忘れられない風貌をしている。」
「あー、このサングラスか。これは別にかけたくてかけている訳じゃない。」

ま、今それはどうでも良い事だと軽口を叩き、
アクラは幸一をまっすぐ見据え──サングラスに隠れて目線は見えないが──神妙に問う。

「率直に聞きたいんだが、幸一さん。
貴方は参加者でもあって土地の管理者の一族でもある訳だ。

───この戦いにおける神秘の秘匿について、どの様に考えているのか教えて貰えないか。」

【返答】下1-3から

うそおつ

無論、極力守られるべきだ。
しかし、神秘の秘匿が守られてさえいれば、この戦いで何をしても良いとは思わんがね。
この町の安寧を保つのは、管理者としての義務でもある。

マナーより厳しく法律よりゆるいもの

セカンドオーナーの息子はその問いにどの様な意味があるのかと思索し、
しかしその意味には思い当たらず、「これはあくまで私見だが」と前置きした上で率直に答えた。


「マナーよりは厳しいものだが、法律よりは緩いものだ。」

少し逡巡した後、彼は言葉を続ける。

「無論、神秘の秘匿は極力守られるべきだが。
しかし、それが守られてさえいれば、この戦いで何をしても良いとは私は思わん。」
「・・・と、いうと?」

「ああ、笑わないで欲しいんだが。
この町の安寧を保つことこそが、管理者の義務であるんじゃないかな。と、そう俺は思ってるよ。」

照れくさそうに、しかしどこか自嘲する趣きで幸一は答えた。

「なるほど、魔術師らしくないな。」
「・・・どうしてこの様な質問を?」

目線を逸らしたアクラは、ふと思いだしたようにバーサーカーにぶつけた紙袋に目をやり舌打ちする。
拾い、深いため息をする。やがて幸一に向かって悲しげな笑みを浮かべ、しかし軽い口調でいった。

「いや、セカンドオーナーの息子が参加していると聞いて、どういう人間なのか少し興味が出てきてな。
 それで聞きたくなった。ただそれだけさ。」

其処に何か含むようなもの、嘘が混じっていると幸一は感じた。

【選択】下3
1:触れる
2:触れない

1


「・・・何か、あったのかね?」

幸一は抱いた疑念に沿ってアクラに問いかける。
瞠目した金髪の青年は、しかしゆっくりと被りを振った。

「紙袋が汚れたなってだけだ。これから夕食なものでね。」
「そうか、それならいいんだが・・・。」

幸一の疑念は確信に近い物になったが、これ以上追求するのは無意味に思えた。
あくまで幸一は青年の敵である。その本意がどうあれ敵に話すつもりは彼にないのだろう。

【選択】下3
1:戦いを挑む
2:今は戦わない

1
スパンが長いよー

2

2

キリが悪い所ですが、調子が狂ってしまったようなので、区切って今回はここで終了します。
お付き合い頂きありがとう御座いました。そして申し訳ありません。
それでは失礼します。

おつー

おつ
アクラは魔眼持ちなのかな?

1時、またはその前にキリが良い所までやります。
深夜となりましたが参加出来る方はいらっしゃいますか?

えいえいおー

「用件はそれだけかね?」
「ああ、それだけだ。
バーサーカーが余計なことをしたせいで余計な手間を取らせてしまった。」

アクラは腕時計を見る。幸一もここで戦闘を始める気はなかった。
このまま別れようとする二人を邪魔するものはいない。

【基本判定】下1
失敗以下 本当に?
成功以上 本当に

とい


「しかし、未来の土地の管理者となる貴方の考えを聞けたのは有意義だった。
この町に住む人々は幸せだな。」

アクラは心から柔らかな笑みを浮かべる。彼がここ最近で久々に浮かべた笑顔だ。
彼の置かれている状況を知りえぬ幸一も、その笑顔に悪い気はしなかった。

「その礼って訳じゃないが。これをやろう。」
「これは・・・?」

持っていたビジネスバッグからごそごそとアクラが取りだしたのはクリップで止められた四組の資料。
軽く内容を確認すると、どうやら参加陣営について纏められたものらしい。
その内四陣営についての情報を渡された形だ。

「・・・いいのか?」
「ああ、構わない。それに、幸一さん。
貴方の様な人がこの情報を持つという事は、その・・・、俺の利益にもなるんだ。
だから気兼ねなく受け取ってくれ。」

そして別れの挨拶と共にアクラ達は去っていった。

夜明けの頃、散策を終えた幸一は、屋敷に帰ってきた。
シャワーを浴びて湯船につかり、一日の疲れを癒す。

重たい瞼を揉みながら幸一は思いに耽った。

(そういえば、あいつが小さい頃はよく一緒にお風呂に入ったものだ。)

娘と共に過ごした記憶は彼に力を与え、その度二度と会えぬだろう悲しみに苛まれるのである。
勝利にせよ敗北にせよ、諦めを抱かない限りその結果は変わらない。
幸一は目じりの涙を指で拭った。

四陣営の情報はデカイ
次回はみゆきちゃん主人公でもいいかもね


【クラス】キャスター
【属性】中立・善
【コスト】:26
【筋】:E
【耐】:E
【敏】:C
【魔】:A+
【運】:A
【宝】:A
【特徴】神官

                                  ___,.ィ___
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                          「::::::::::::::, --r-::´//:::::::::::::::::::::::::::::::::\
                         ,-|:::::::::/   |:::∨:/::::::::::::::,::::::::/:::::::::::::::::::ヽ
                        { '::::::::::::`ヽ、  }::/:/:::::::::: //::::/:::/:::::::::::::::::、::.
                          V:::::::::::::/ 〉 ':/:/:::::::::::/__/:/,::::::::::::::::::::::::::}:∧
                         ,.'::::::::::::/__/ /::{イ:':::::::::/  {/ ̄|:\::::::::::::::::::,::::::ハ
                         // :::::::::::V  /'⌒|::{::::::/ ィ==ミ、 |:|:|::`:::::::::::::/:::::l:::|
                      //':::::::::::: /|  / , - |八::::| { _)::刈∨从::,:::::::,:::/ :::::,::::|
                      /::::::::::::::::/::|_∧ {__( |:::::Ⅵ  Vzソ   }/::/}/⌒::/:::::|
                     /:::::::::::::::〃:::::/ }\__|::::::从     /イ_//::::::,:::::::::|
                    ,.:::::::_::::::{//:::.ハ<八 .|::::::::|  , -v、    ィ=ミ{:/:::/}::イ:::|
                      /:::::八 ヽ乂,::ハ `  ヽ /:::::::/ /   \ '  /∧::{/' j::/
.         __       -=く ─=≦  ̄八   \、   /::::: / .、    ノ  ,ィ:::::/::∧| /
     .γ´            \\.        マ   ゞミYミx:::/.\ _`ー_´....</:::/:::/ リ
.      /             \\   八  \    ヽ:_:/ ヽ∧ ム /,ィア.':::::':::/
    ノ                ヽハ    } 厂 ´   ̄  ` く: :.了/ / /:::::::::::/
               ノ─-   _込: :}._ ノ l {          \ヽマ `ヽ. {::::::::::/
  {∨   / {   /       .∨/:}\\ .ノ           ミ 厂 ` <アイ
  | ∨ /  l ./        }':::〈  ヾ Y                 ヽl    〉\
  | ∨     | / 7         ハ::::l   込、      ,′     }   _{  ヽ
  |.        /        八l  八  \     /       从 ノ       Y
  |       /          {  /   \  ./      ム ノ         {
  {      ./           l , '    \  \/     イ          :八
.  ハ      .′            {/         、 __マニ八          /-<、
   |     ,           /        /    ≧=-へ __  ./
   l      {           ノ         /           丶   .イ \      ∨
【クラススキル】

◆陣地作成:A
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。
【工房作成可能。工房での戦闘時、有利判定最終数値をランク分+。】

◆道具作成:-
 道具作成スキルは、スキル『エンチャント』によって失われている。
【礼装作成可能。】

【固有スキル】
◆神性:C
 神霊適性があるかどうか。祖父に主神エンリルを持つ。
 【相手との最終数値が同値の場合、此方が有利を取得する。】

◆エンチャント:EX
 概念付与。本来は作家や脚本家たちの所有するスキル、
 ……であるが、最古の語り部にして神官たるキャスターが
 紡ぐ言葉はそれ自体が比べ物にならないほどの魔力を帯びている。
 キャスターの場合、自然事象を宝具に変化させ強力な機能を追加する。

【規定魔力消費による物品及び人物強化。キャスターの場合、C~Aランクの宝具に強化可能】
【特に得意とするものは自然事象の宝具化である。また自然事象による敵サーヴァントの攻撃を宝具化しカウンターも可能】
【例】
【風→Cランクの対人火力宝具】【消費15:魔能力判定数値+4】
【以下、詳細不明】

━━━━━━━━
【メモ】
・緑山地区の鳥鳴運動公園を拠点としている。
・マスター不明。
百人を超えると思われる戦闘員、宝具化された武具や様々な兵器などの戦力を保持。
此度の聖杯戦争最強の陣営であると思われる。


【クラス】:ライダー
【属性】:秩序・善
【コスト】:27
【筋力】:D
【耐久】:A
【敏捷】:C
【魔力】:A
【幸運】:A
【宝具】:A+


【クラススキル】
◆対魔力:E(A)
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
本来ならばAランク相当の対魔力を保有するが、宝具の影響でそれが大きく劣化している。
【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

◆騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
【騎乗時敏捷優位で得られる数値をランク分+する。】


【宝具】
 ◆不枯の蓮華環(シャクラ・ヴァイジャヤンティー)
 ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:0-1 最大捕捉:1
 ライダーを恐れたインドラから、彼に授けられた宝物の二。
 幸運をもたらす比類なき偉大な標識。蓮の花で作られた首輪。
 それを身につけている限り、彼はあらゆる『武器』によって傷つけられない。
 ライダーを撃ち破るには、武器と呼べる一切のものを身につけずに攻撃を行う必要がある。

 【自身に向けた「武器」を用いた攻撃による相手の最終判定数値を「0」にする。】
 【装備無し:武器を主武装とするサーヴァントの最終値-2】

━━━━━━━━
【メモ】
・マスター、拠点共に不明。
・虹の様な光を放つ馬曳戦車を保持。

【真名】 アクハト
【クラス】 アーチャー
【属性】 中立・中庸
【コスト】:20

【筋】: A
【耐】: D
【敏】: B
【魔】: C
【運】: E
【宝】: A-
              ____

                 /´ー-=ニ二三ミx、
         ,ク'三ニニム         }三ミ、
        〃三三三三三ミxz、_   |三三i
        ||三三(   〈,二゙ー==ミ、 |三三| ,
        ゞミx,ナ´、 .、 |::イ苳ヾ\`゙ミ二ニ彳 ,/
.       _ノ   刈\|::::::::::::: | \|ヘ.   l//
         ´⌒メート-  `     |  | ,.ソ  __ノ'
.            / ! ャ=-ノ   |  |彳   ク'⌒ 、
           / |  ̄´    __|   |   _〈.   ノ|
            /   ゝ==ニ三 |  /  ム-==彡'
.         ク'^´   `ヽ__|j!/ー- 、    ` ー‐- 、
           _厂`ー―仼三三ノ' ヘ,   |            ヽ.. __
          ´ ̄ミx、   |三ニィf''  /|__彡ヘ_            彡
            ,.ィf'~i} ≠三|    /    / ̄㍉            ´ー~、
.         / ,;  { |三ニ|  /   /      |             二ニ=ー-
       /   i|  /`ヾ三ノ/    i     "ヽ、
.    /     ,;  i!  ,;."/        |         \              ク'⌒
-―彡"     j!  ,L..,/           | .:、         \          __彡"
        迯竓//              ハ、       >、       廴
       /ハY:://)              / |\       /  ノー-- ''"⌒`
--― '' " /  し'-`             /   レ´ \  / /ノリ     ハ ハ ハ
      /                /         Y" ///⌒ 、  / // // /
     ,イ                ノ           ∨\/   iIiIiIiI/ // // //ソ
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_ ../: : : : : : : : : : ヽ _____ |


【クラススキル】
◆対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

◆単独行動:D
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。
【戦闘魔力消費を合計ランク回数分カットする。】

【固有スキル】
◆天の弓:B
アーチャーの固有スキル。
狩りの名手としての手腕の再現。
探索、攻撃時に自身の位置補正を地形・空として扱える。
これにより探索範囲、射程、攻撃力、命中率に上方補正が見込める。
【狙撃・索敵判定に+1補正。】
【筋敏能力判定数値+1】

◆挑発:D-
言動によって相手の敵意を湧き立て引き付ける技能。
Bランク以上になるとスキル宝具の発動妨害としても機能する。
生前のアーチャーは取得していないスキルであるが、
女神アナトとの争いの逸話再現により装備されている。
そのため、女性に対し効果が上昇し常に発動している。
【女性対象、女性ユニットのスキル・宝具の対象が全てアーチャーに寄る。】

【宝具】
◆『無銘・弓(アクハトの弓)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:3~70 最大捕捉:1人
アーチャーの誕生祝いに工芸神コシャル・ハシスより贈られた幻想種の角で造られた弓。
コシャル・ハシスの造った他の武器『アイムール』『ヤグルシ』などのように呪的名前を付けず、
ただ弓としての優れた機能を求められた作品。
この弓を欲した女神アナトに奪われた際その直後に湖に落とし消失した。
この逸話を再現してか、「アクハト以外に装備が出来ない」というバッドステータスが付与されている。

【有利判定最終数値+2】
【アクハト以外に装備が出来ない。】

━━━━━━━━━
【メモ】
・マスターはローブの男。
・拠点不明。

【クラス】セイバー
【属性】秩序・中庸
【コスト】:19
【筋】:B
【耐】:B
【敏】:C
【魔】:D
【運】:D
【宝】:B

    i、                         _
    |ニ\                       |i|                       /i|
    |-=ニ\                    _}|{_                      / -=|
    |ニニ=- 丶                   .ィi〔ニ|ニ〕iト.                   _ /ニニ=-|
    {  ̄ ̄ ¨¨\               __/ニニニ|ニニニ\ __                |-=ニニ\ニ|
     、 -------{_            /ニニニニニ|ニニニニ∧            _}__ニニ=- >'
.     \-=ニニニ}          Lニニニニニニ|ニニニニニニ」              {-=ニヽ/
        \ニ=-∧               }≧=- <ニ|ニ> -=≦{              /ニ=-/
.           Ⅵ-=∧           〈/〕iト-=ニニニニ=-ィi〔/〉             /-=Ⅳ
.          Ⅵ=-∧             Vニ{{ニ{{ニ|ニ}}ニ}}ニV             /=-Ⅳ
            Ⅵ-=∧       __     }ニ{{ニ{{ニ|ニ}}ニ}}ニ{             /-=Ⅳ
__         Ⅵ=-∧     ノ//〕iト ._{ニⅥ∧ニ|ニ∧Ⅳニ}ァ=-ヘ       /=-Ⅳ       ___
///〕iト         Ⅵ-=∧ ,rく=-//////\ニニニ|ニニニ/////{__ __    /-=Ⅳ   -=ニニニニニ
///////〕iト    Ⅵ=-∧_}///////\///\-=∧=-///////'////〕i〈=-Ⅳ ィi〔ニニニニニニニ

///////////\_r‐‐く/////〕iト., /////\///≧=≦////////////////ア-=ニニニニニニニニ
/////////////丶///〕iト .,////丶//////≧=----=≦//////////////-=ニニ>   ̄ ̄ 、ニ

///////////////\//////〕iト///\/////////////////////////-=ニ> ´  ----    \
/////////////////}\/////////〕iト\////////////////////ニ'ニ/   ィi〔ニニニニニ〕iト.,
////////////////∧//\///////////丶// ̄ ̄///////////ニ//  /-=ニニニニニニニ\
///////////////∧/////丶////////////>-- ---</////!ニニ〈  /-=ニニ/  ̄ ̄ ̄ \ニ\

//////////////∧/////////\////////////////////ィi〔| |ニニ∧_/-=ニニ/   ,.  --- .,  \ニ
///////////////////////////>、/////////ィi〔二二二二| |ニニニニV-=/  /-=ニニニ=-\  \
【クラススキル】

◆対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【相手魔力優位で得られる数値をランク分軽減する。】

◆騎乗C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【騎乗時、敏捷優位で得られる数値をランク分+する。】

【固有スキル】
◆勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 【精神干渉を無効化し、ストレス状態にならない。】
 【筋優位にて得られる数値+2】

━━━━━━━━
【メモ】
・マスターはスプーンを持つ少女。
・拠点不明。

全体的に高水準だなーやだなー

セイバーが最優に程遠い

【陣営】:セイバー
【マスター】:斎木 恵香
【現魔力量】:69/80
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:19
【状態】:平常

【令呪数】:二画

【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:76/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:アーチャー
【マスター】:幸 祝(みゆき しゅう)
【現魔力量】:24/40
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:20
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:81/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:一画


【陣営】:キャスター
【マスター】:ヨゼフィーネ・ゲッフェルト
【現魔力量】:43/70
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:26
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:アサシン
【マスター】:矢本 聖
【現魔力量】:30/30
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:13
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:バーサーカー
【マスター】:アクラ・ドゥードゥー
【現魔力量】:38/70
【状態】:ストレス

【サーヴァント】:ジャック・ザ・リッパー
【コスト】:26
【状態】:平常

【令呪数】:一画

ライダーだけAAハブられててワロタ

セイバーが一番コスト安いぞww


                     _\≧- 、
                  ∑ ̄ー::::`ヽ:::::::≧- 、
              _ -≦:::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::\
           <´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
           ィ≦::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
           Z:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≦´
           ζ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヾ:::::_≧
           Jヾ::::::::::::::::::>‐、ヾ、::::::::ソ三三\:::::\ゞ
           \:::::::::::::::::://八`≧j´`ヾ::\ー彡{ }=、>

             .}:::::::::::::::l ヽー< |::/  u\::ゝ    `フ
             j:::::≧ー::::ヽ、.'ノ〈、   /|.     r'
             }ー'     {`/::::::: ̄::´:::/.∧,.--‐<      うーむ、これは・・・。
             |       /_::::::イ::::::::/ `´,  (
            ノ`ー―- 、  ̄ ̄`ー'´、     j

          ==」、_     ̄`ヽ _::::  ̄テ ̄ ̄

          j///////≧- 、       `ー┤
         /////////////;≧- 、      |_
        ////////// ̄` <///≧- 、   .| !
       ム///////       ` 寸///≧- | .!
       ム//////           ` 寸///三ヽ
      ム;////         - 、    `寸///;|

      ム////             \     `ヽ/|
     ム//;/    ./          \     lム 、
     ム///    /             .\   l;ムヽ
    .ム/∧  /                 \  .l/;ムj
    ム//∧ r'´                   \.l///;ヽ.

    ム///∧;.                      〉////ヽ
    i/////∧                    ./ |/////;l
    |/////;.∧                    .ヽ|/////;l
    |//////;∧                    .\////l

三時間ほど仮眠を取った後、幸一はアクラから受け取った資料に目を通し、眉間を抑えた。
セイバー、アーチャー、キャスター、ライダーの一部であろうがステータス。
ご丁寧にサーヴァントとマスターの画像まで添付されている。
これで全ての陣営について、幸一は何らかの情報を手にした事になる。

資料にはメモ書きがあり、キャスターのものに至っては入念に記されている。

実際、キャスターは十分に警戒に値する相手である。
エンチャントスキル一つだけでも彼女というサーヴァントは並の相手を凌駕するだろう。

一方、ライダーの宝具もまた槍を扱うランサーには脅威である。

ランサーの天敵となるであろう敵が少なくとも二体いる事が判明した。
無論他のサーヴァントも強敵である。
幸一はこれからの戦いにおける脅威をひしひしと感じている。

【朝基本行動】下3
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)

アサシンのが少ないから
なお、アサシンの次に少ないリーズナブルなセイバーがいる模様ww

たまにはコミュでも

散策


遭遇判定『魅4運4魔2』

【魅】:8
【運】:10
【魔】:7

下1 魅
下2 魔
下3 最終判定

遭遇判定『魅4運4魔2』

【魅】:失敗
【運】:成功
【魔】:成功


最終判定:成功
トリップ判定(1-6)下1

4

#騎狂・剣魔弓・暗・
キャスター

【先に他陣営描写前の接触基本判定】下1
失敗以下接触、成功以上平常

特殊……はなかったか
00も0扱いかな?

【接触陣営トリップ(1-7)】下1、下2 同数時安価下

2

#剣魔弓。狂槍暗騎
接触:ランサー、キャスター

二回目は一回目の結果次第。

今回はここで終了します。
お付き合い下さりありがとう御座いました。
それでは失礼します。

おつー

乙、槍や騎見てて思ったんだけど、もしかしてAAはデータに貼っていないとダメ?
勿論それが採用の有無に関係するとは思わないけど

>>711
貼ってあれば助かります。

参加出来る方はいらっしゃいますか?

おう

あい

黒井地区駅周辺の教会で、皺が刻まれた顔を暗ませる老年シスター監督役。
彼女を悩ませているのは朝昼間から戦闘を始める参加者の存在もあるが、
なによりも鳥鳴運動公園に居を構えるキャスターが頭痛の種であった。

「”神秘”の秘匿という点ではあまり問題ない所が問題なのよねぇ…。」

老シスターはため息をつく。
いずれ確実に甚大な被害を被ると判っていても、彼女達をどうする事も出来ない。
しかしため息をついた所で状況が変わる訳ではない。

「まあ、どうにかなるでしょっと。
さてさて、マスター登録に来てない子達にちゃんとあたしの存在知らせてあげなくちゃあねえ。」

未だ訪れぬ客人へ催促の書簡を携え飛び去る使い魔を、彼女は微笑んで見送った。




鳥鳴運動公園近隣の廃ビル内。
魔術的、科学的加工が施され、キャスターのそれとはまた違う工房めいている。
届けられた書簡にパッと目を通したヨゼフィーネは一笑に付してそれをコンクリートの床に放り捨てた。

「マスター登録だと? …フン、下らん。どうしてこのわたしから出向いてやらねばならぬのだ!
どうしても参加者の管理を行いたいのであれば、まず向こうから出向くのが筋だろうが。そうは思わぬか、キャスター?」

それを拾い、同じく目を通すキャスター。
それに同意を求める彼女の声が建物内に響いた。

「ふーん、なるほど。・・・いや、行った方が良いと思うね。 ホラ、ここ読んでごらんよ。」
「はあ? どれ、貸してみろ。・・・は?」

そこには「追伸:来ないなら、何かやらかしたら即刻討伐令だゾ♥」の文字。
笑い飛ばし、暴言と共に書簡を床に叩きつけたマスターをどうどう、とキャスターは宥めた。


「・・・コーイチ。」
「ああ、判ってる。」

尾行されている。十中八九聖杯戦争関係者だろう。
通勤する人々で込み合う駅周辺では何処から尾行が始まったのかは判別付かないが、
おそらくはランサーの気配を感知したのだろうと幸一は考えた。
二人の間に緊張が走る。


「でも、あのおっさんからあんまり魔力の気配を感じないんだよねー。サーヴァントもいないみたい。
こりゃ、ただのストーカーかな!?勿論コーイチ狙いの!」
「やめてくれ冗談にならない!」

幸一に更に別の緊張が走る。

「・・・令呪は?」
「一見なさそうだけど。
うーむ、これはますますただのストーカー説が濃厚になりましたなー・・・。困りましたよー。」

深刻な声色で、どこか楽しそうにふざける冬の道化役。
幸一は勘弁してくれと霊体化している彼女に少々不快そうな表情を浮かべる。
ゴメンゴメンと謝るランサー。
しかし、ほがらかな彼女の気色が突如強い警戒の色に変わった。




「───アイツ、拳銃持ってる!」

ドクっと心臓が高鳴った。
人気のない場所へと入れば襲撃を受けるのではないかと恐れた。
彼にはランサーがいるとはいえ、危機が間近に迫っているのは紛れもない事実。
対処を間違えることは出来ない。

そして、今朝目を通したアクラの資料を思いだす。

(キャスター陣営の手の者である可能性が高いな…!)

辺りにはコンビニや商店、個人病院等が並んでいる。
そして徒歩5分位の距離には交番が。天気は雪、寒い。
幸一は大きく息を吸い込んだ。


【行動】20:02から下1
1、逃走を図る
2、ランサーに指示を出す(内容併記)
3、その他(内容併記)

2
人気の無い所に誘い出して、ランサーに隙をついて捕らえて貰おう
情報欲しい

駅前から少し離れた駅側の藍染川土手の橋の下。

「おのれ…!」

捉えられた男は幸一をにらみつける。
幸一より少しばかり老けた印象の男の足からは刺し傷から血が流れている。
ランサーが足を潰したのだ。

六弾ばかり撃った自動拳銃を取り上げられ、抵抗もろくに出来なくなった男を見て、

(何もここまでやらんでも・・・。)

と思った幸一ではあったが、目的遂行の為には仕方がないのかもしれない。
本当なら屋敷に連れ帰っての尋問にしたかったが、移動手段がタクシーやバスなのだ。
ここで吐かせるしかない。

【尋問内容】下1-3

お前は誰だ?
どこの誰に頼まれて尾行してきた?

誰の命令で私をつけていた?

キミの用向きを聞かせてもらいたい。
警察に通報しても良いのだがそうするとキミの友人にも迷惑だろう?
今なら病院に送迎してあげても構わないが。


「今からする質問に答えてもらいたい。
警察に通報しても良いのだが、そうするとキミの友人にも迷惑だろう?
今なら病院に送迎してあげても構わないが。なんだったら私が君のその足を治癒してあげてもいい。」
「誰が貴様らのいう事なdあああっ! 腕が!腕が!」

ランサーが笑顔で男の右腕をへし折った。
笑い声を上げる無邪気そうな彼女が男に恐怖を与える。幸一の心が痛んだ。



「…君は誰だ? どこの誰に頼まれて尾行してきた?」

男は真一文字に口を結び答えない。
決死の覚悟を決めたようで、左手の小指をへし折られても反応を示さない。

「いい忠誠心だね。君の様な人員を失ったらさぞ君の主は悲しむだろう。」

何気なく口にした幸一の言葉が男の顔を歪ませた。
この男にとっても、ヨゼフィーネ・ゲッフェルトは娘の様なものなのだ。

「この質問だけに答えてくれれば解放するつもりなのだが。」
「黙れ!絶対にヨゼフィーネちゃんの事は売り渡さないぞ!」

怒号を発したあと、しまったと男は震えだす。

「ヨゼフィーネちゃん、ね…。」

涙を流し始め懺悔を始めたその男を見て幸一はいたたまれなくなって来た。

【選択】下3
1、解放する
2、尋問を続ける
3、その他(内容併記)

1

2

この後、ダメ元で解放したこいつを尾行したいな


足だけを治療してやり、男を解放した。自動拳銃は没収だ。
ランサーのマスターは、即席の使い魔でびっこ引き引き男が向かうその後を追う。

「教会に向かっているのか・・・?」


その通り、彼はヨゼフィーネがマスター登録の為向かった教会へ行こうとしていた。
マスター登録やその説明を受ける時間、ヨゼフィーネは一部の人員を除き散開させていた。
巡回がてら各々の自由行動を楽しむ。

その中の一人であったおっさんは多少魔術の心得があり、
サーヴァントの気配を察知した彼は功にはやって不幸にも捕らわれの身になった。


「この軍服の女性…。この子がヨゼフィーネちゃんか?」

一人呟く幸一は、ちゃん付けるとなんか滑稽と茶々を入れるランサーを無視してその容貌を脳裏に刻みこんだ。
まだ若々しくスレンダー。整った顔立ちをしており、釣り上げている口角には自信が現れている。

途中仲間に合流した尋問された男が彼女に辿りつき、
涙を浮かべて彼を心配したヨゼフィーネの表情がやがて憤怒に変わる。
そしてその視線は此方に向けられた。


「くっ、察知されたか…!」

有無をいわさず駆除された。魔力の痕跡を辿って自分へと辿りつくかもしれない。
幸一はその場から急いで離れた。その後には近くにいたものからぞろぞろ多数の人員が詰めかけたのは言うまでもない。
そして幸一の姿を求めて彼らは追跡を始めた。

━━━━━━━━━━━━━━
【名前】 ヨゼフィーネ・ゲッフェルト
【性別】 女
【令呪】:3

【魔力量最大値】:70
【現魔力量】:

【戦】:1
【魔】:8
【知】:8
【魅】:7
【運】:2
【心】:1

【接触基本判定】下1
失敗以下で追い詰められる
成功以上で巻く

なんとか彼らを蒔いて、あの忌々しき屋敷へと戻ってきた幸一。

「こ、この年になってこれは、応えるな…。」

霊脈の流れなどから安全を確認した幸一はようやく一息ついてリビングのソファーに横たわった。

【やり直します。他陣営描写前の接触基本判定】下1
失敗以下接触、成功以上平常

接触トリップ判定(1-7)下1.2 同じ数字安価下

4

#槍剣・魔暗・狂騎弓
ライダー
アサシン

川沿いの森林地帯で水色の少女はキャスター陣営が工房を留守にした事を知る。

「今こそ反撃する好機よ!
あの拠点と何か色々ある機械っぽいのを奪えばキャスター陣営に大打撃を与えられるわ!」

意気込むイス。その傍らにいるライダーはそのキャスターの事を考えていた。

人々をまとめ上げ、自分と対等以上に渡り合う敵。精神・能力ともに強力なサーヴァントだ。
そしてあの目を向けざるを得ない豊満な胸。富みの象徴。
メソポタミアの女神官と言えば、神の活力を授ける為に性交渉を行う風習があったと聞く。

────ああ、彼女はどれだけの男に抱かれて来たのだろうか。


びゅるっ。

「ん?へんなにおいがする・・・。」
「あ、ああ・・・!」

珍しくライダーは狼狽をみせた。下半身に走る不快感。
しかして彼は落ち着きを取り戻し。

「ああ・・・、また私は罪深い事をしてしまいましたか。」

白くべたつく謎の液体をを落ちていた木の葉で包み、彼は秘術を施した。
そしてそれを彼は勿体ないと大切そうに保管した。
その一連の行為をイスは不思議そうに眺めていた。

令呪を以て命じるライダー自重せよww

落ち着いていたのは常に賢者モードだったから…?

敵でヌくんじゃねーよww

キャスター陣営が留守にしている例の公園へ向かうイス達。
移動手段は空飛ぶ馬車。

「ああ、綺麗!きっとシンデレラでもこんな馬車乗った事ないわ!」
「あまり燥いで暴れないで下さい。落ちますよ。」

空に虹を描いて走る馬車。それを、

         _ .....r=--- =.、
       >:::::::::::::::::::::::::::::<:::<、
.     /::::::::::::::::ヽ:::::ヽ、:::::::::ヽ、ヽ≧x、

     /:::::::::::/:::::::::::::ヽ:::::ヽ::::::::::::::ヽ:::卞、---
.    /::::/::::/::/::!::!::::::::}::::::::∨:::::::ヽ::::ヽx、:ヽ
   /::::::{::::i≧z,:k::!::i::::i/リk__∨::i!:::::ヽ:::::ヽヽヽ、    /:
   .i!::::::::!:::{斧気ミ{,ソマ斧気i::::i::::i:::i::::::マ:::::`ヽ`ー  /: : :
   i!/::::::k:《弋ソ ゙`  }弋ゾ》::!:::i:::ヽ::::::マ::::::::ヽ   {: : : :
   i{マ::::ゝi;:ヾ¨     `¨  ソヽ:!:::::::ヽ、ヽ;;;;;;;;}  丿: : : :
   i、マ::i::iヘ ヽ、   ゙'    /-:1ヽ:::k:::::}ヽii: : :`゙~~: : : : : :
   ` マ{ヽ:: ヽ、 ー-  /::i::::iヽiヽi ヽi r`: : : : : : : : : : : :     (…英霊!)

   r''゙: : :ヽ-=i> .___ ィ´k::i:::!:::i ,ソ=;'=-}´: : : : : : : : : : : : ;
  i:´: : : : : : : :xi: : : : : : :. i!: :. ソ: : : : : : : : : : : : : : : : : : :./
≦i: : : : : : : : :i : : : : : : : : :} : : : : : : : :./x; : : : :/ `''''''´
三!: : : : : : : : :ヽ:_:z:=x;_:_:_i!: : : : : : : :/:ヽ:ヽ: ノ
三ミx: : : : : : : : ヽ-:=:-:-:/: : : : : : : :/: :r´ヽi!
三ニkヽ; ; ; ; ;r-x: : ; ; ;/-='==ィ`' -≦三三ヽ、
三ニヾヽ=≧z、__丶/彡≦三/  i!三三三三ミ≧、
三ニi!`ミ三三三彡{ミi彡≠=ィ  ,,i彡≦≠i´ ヽ三!
三ニi!   ̄ ̄ i!iiiヽ ヽ三三≧三三ニノ三!   マi´

アサシンのマスターは発見した。
自分の引き連れるサーヴァントがいくら弱かろうが構わない。
自分の手で倒してみせる。────英雄に復讐ヲ!

彼女は一陣の風と化して馬車が向かう方角へ吹き抜けた。

ライダーはビッチ萌えか…いい酒が飲めそうだ
これもしかして真名に関わったりするのか

ヴィマーナに乗るライダーに追いつく形で、矢本聖は鳥鳴運動公園へ辿りついた。
彼女はこの場所が公園である事を入口の看板で初めて知った。

規律よく並べられた天幕の下に備えられた軍事物資。
それだけでここは人々の憩いの場とはとても言えない。戦場だ。
しかしアサシンは目を輝かせて、


「うわあ、公園だー!遊んでいいんですか、マスター!」
「バカッ!そんな大声で…!」

当然ライダー達に気付かれる。アサシンのマスターは舌打ちした。
しかしアサシンはそれを気にも留めず。



                          /                 : :\
                        ./                    : :ヽ

                        / :./             |    :|  ∧
    r 、                  .,′.:i | :.| : :|  |:| : |   :| :|    :|  :| :i
  r 、 \\  r i             .′: i :| :.| : :| _|:|_: |  :| :| :|  : :| ;   | : |
  ヽ、丶ゝ ` | {             | : :| :| :.|斗七:|| :.|| :| :| :ト 、  :|:ソ : :| : |
 rー─-' ノ ( )             | | :| :! :|:| :ハ _:N :||| | :丿/| :| \/  : :! : :|
   > _     \           !ハ :.| ヘⅣxテ示ミ` `-__ノ-≧_|_ :イナ  : ! : :|
  ´- ´ ` - 、.   \          !ハ:|  ヽ| ({V::℃     イ::.℃})xノ   :! : :i|
         \   \         ∧  ヽ`弋)ソ     弋)ソ |   :, :′: :|
           .\   \       ∧ } |  ヘ xx   _′   xx ´'   :, :′.: :|      おにーさーん!あそんでぇー!!
             \    ` -  __ィーヘ:| : :| \   ` ′   ノイ : :' :/   .: :|
               \       i:::ヘ .|:| : :|_  :> 、    イ: :,′:' :′  : i|
                 ` -  __.j:::ノ  :|   :| \::く_ ´ {__/ : , : :,': :'     :|
                   /ヽ__/  ノ :/∥   ` ──フ ヽ_' : :イ ノ    : :|
                  /  : :/ヽ_/ : :/ ∥       ´    i : :| ||     : :|
                // : :/  :/ : :/ ノ/           i : :| ||      : |
               //  : :/ : :/ : :/∨/  ...::::::.. ,    | .: :| || : :|    : :|

なんとまっすぐ無警戒にライダーの元へと駆けていくではないか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆魅了:C+
 他人を惹きつける魔力によらない見た目の可愛らしさ。
 アサシンと対峙した対象は彼女に対して、強烈な庇護欲を抱かされる。
 【魅了判定を行い、成功で相手を魅了状態にする。】
 【魅了:相手特定判定補正-、補正有利判定最終数値-1】

【魅了判定】下1、2
成功率五割、1低0高

ふらふらー

失礼、再判定
下1 イス
下2 ライダー

12345なら魅了成功?それとも魅了失敗?

かーわーいーいー

ハニトラ型?

警戒するライダーを余所にイスはアサシンと打ち解けた。
保管してあった銃器などを気兼ねなく用いて射撃ごっこに興じようとしたが、
安全装置を外さないが為に発射出来ないのだった。
その為砂場でお城作りを始め、楽しそうに遊んでいる。

ところで、なぜサーヴァントと打ち解けるマスターをライダーは制止しないのか。
それは彼女に害意がまったく感じられず、また気配遮断の恩恵でまだサーヴァントである事を認識出来ていないからであった。
寧ろその状態で彼女を警戒したライダーを褒めるべきだろう。


「可愛らしい妹ですね、矢本さん。」
「ええ、まあそれは。」

彼女は咄嗟にアサシンを妹であると誤魔化した。
ライダーのステータスを見て真向からでは当たれぬ相手だと判断したのである。

彼女の演技は今の所成功を収めているが、
彼女の首元に巻かれたマフラーを凝視するライダーの視線が嫌悪感を催した。

「どうしたのでしょうか?どこか具合でも悪いのでしょうか・・・。」

察したのか柔らかな物腰で心底心配そうに尋ねるライダー。
大丈夫だと返事を返す矢本。

「それならいいのですが。 ところで矢本さん、私は気になっている事があるのですが。」
「なんでしょうか?」
「どうしてこの場所は通報されないのでしょうかね?」

矢本はライダーの意図が掴めない。

「此処、一般人には認識できない術が施されているのですが・・・。
その場所に貴方達が来た、これは一体どういう事なのでしょうか。」
「一体どういう事なんでしょうね。」

アサシンのマスターは動揺を必死に収めた。
発覚する恐怖による動揺ではない。一思いに切り裂きたい衝動から来る動揺だ。


「矢本さん。貴女から、『人間の匂い』がしないんですよ。」

ライダーは核心に迫る。

「そのマフラー。少し取っていただいても宜しいでしょうか。」

ライダー変態ちっくな割に抜け目がないというか抜けてないというかさっき抜いたというか。

逆に考えよう、さっき抜いたからこそ魅了を突破できたのだ

「────やはり留守をうかがう愚か者めが現れたか。」

ライダーがその言葉を言い終わる前に、憤りの声が拡声器を使ったかのように運動公園に響いた。

「迂闊、まさか彼らの気配にこの私が気が付かないとは・・・。」

ライダーは周囲を見渡し、冷静に悲痛の声を上げる。
公園を取り囲むはナチス残党。獲物を追ってついに逃がしてしまった失意の集団。
普段ならば気が付くであろう彼らの帰還にライダーは気が付けなかった。

現れた少女たちに気を取られ過ぎたのだ。
無論、矢本やライダーの存在に気が付いたキャスター陣営の行動も素晴らしかったといえよう。

そしてその人壁の向こう側にキャスターをともない、
護衛官に肩車され、透き通った蒼の眼でライダー達を猊下するは彼らが総統代理。
敵の前に彼女が姿を現すのはまずこれが初めてだろう。そしてそれは。

「貴様らは見ての通り包囲されている!ハハハ、命乞いするならば今の内だぞ?」

彼女が絶対の勝利を確信した証左であった。
ライダーが呼ぶまでもなく、彼のマスターはアサシンの手を引っ張って彼の元へ駆け寄る。
ヴィマーナを現界させる。空を往ける馬曳馬車はこの状況を打開する切り札になりえる。


               ィ

               /:′..: ´:ニ=-
                 {:{ /∠´___
              ィ: ≠=-ムィ´ー―--`: .、
            /:/ ィ´、: : : :: : : : :`ヽ: : : ー― ァ
        .' : ′/:人: `ー‐-イ: ノ}\: :\: : :<    イ

        |:/  {: {: : {`7ー<彡´: : :ヽ: : :ー‐ァ:`ヽ/:ノ
        i′ 乂: :人{ 厂 \` 、:_:_ハ: :/ : : : : `ー-_ .、

        ー=彡1:´r ´\`ー=癶 ー <: :、: : : ィ´ ̄   `V}ヽ_
              | / ′ ヽ     ィハ }ヽ〉: ://   _  ノ/: ハ 人
              l八 ー‐ '       〉りノ /: :イ〈 r ´i:i:`ヽ/: /: :}  ヽ     ほほう、戦う気か。結構、それでこそイジメ甲斐がある。
              {  、       ^ーイ/ : /:} .} }i:i:i/ノ: :/: :/__ .ノ{
                 ー ,7ハ   //: : /: :Ⅵノ‐彡`ーイ: :イ:.:.:.:.:.:.:.     貴様ひとりであれば警戒に値するが…。
             -‐ 、/:/:/ハ 彡: ´: : : イ:ト、}<   /:八: :{:.、:.:.:.:.∧    マスターを抱えた状態でどこまで戦えるかな?
           / / `}/ ー==彡 : /l: ! !:.:.:.:/ ≧´: :イハ: :`ト、\:.:.:.:∧
          r{  `  i ):.:./:.:/: :イ: : :|: 八:.:./´.:.:.:.{: /:.:.:',: :|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉
            八       r':.:/:.:.ムイ:.:.!: : :i!: : :∨:.:.:.:.:.:.:V:.:.:.:∧:!:.:.:.:.:> ´
         {  ゝ    ノ  ` <:.:.:.、: :{.ヽ: : }:.:/.:.:.:... -‐ リ¨¨´
         厂{ ヽ、 イ{      `}:Ⅵ/:.:.Ⅵ/:.:.:ィ´     ′
           〈  ー `==ヘ      .′リ:.:.:.:.:.リ´i:i:i:′
         ∧       /        .′:.:.:.:.:.:./i:i:i:i/
         /:.:.:.ー==.:.7      .′:.:.:.:.:.::/`ヽ/
.        /.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:/       .′:.:.:.:.:.:/
       {:.::.:.:.::.:.:.:.:./`ト 、    .′:.:.:.:.イ、
       乂:.:.:.:.:.:.ノ:.:.:.! !:.:` <′:.:.:´:.:.:./

          `¨¨¨ l:.:.:.:.| |:.:.:ー-.:.:._:.:.:.:.:〈


そして号令を下そうとするヨゼフィーネ。
しかしナチス残党達はざわめき始めた。というのも。

「うわあああん!やだ!やだぁ! 怖いよぅ!助けてママぁあああああ!!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
泣き叫ぶ小さな少女を目にしたからであった。
◆魅了:C+
 他人を惹きつける魔力によらない見た目の可愛らしさ。
 アサシンと対峙した対象は彼女に対して、強烈な庇護欲を抱かされる。
 【魅了判定を行い、成功で相手を魅了状態にする。】
 【魅了:相手特定判定補正-、補正有利判定最終数値-1】

【魅了判定】下1-3
成功率五割、1低0高

下1 ヨゼフィーネ
下2 キャスター

下3二ケタコンマ反転 ナチス残党の魅了された人数

とう

ヨゼ、子供嫌い?

ほい

残党ども…
このロリコンめー

壊滅しててワロタ

うわキャスター勢冷血(ドン引き)
とおもったらのナチス残党の魅了っぷりよ、まあアドルフおじさんも子供に優しかったらしいしね(白目)

「お、おい止めようぜ!こんなこと!
あんな小さな子泣かせてまで俺らの大義は大切なものなのか!?」
「貴様ぁ!何をいっとるかぁあああ!!」

「パパぁ!おじいちゃぁあああぁああっ!! げほっげほっ!!」

「おーよしよし、嬢ちゃんもう大丈夫だからね!おじちゃん達もうこんな馬鹿なこと止めるからね!泣き止もうねー!」



       / / /            |   !         }    l |
        / / /         | 八        ハ   }、!
.      /  { {    | |    | }ル′、\  ー=彡イ ー彡ヘ
     /  八 :.    | |    ト、ヽ/  \ 、      ノ  `ヽ  、
    .′'/  \ヽ l| ! | |    L..メ≧zz、 \ヾー< `ヽ  〉  \
    { /    ヽゝ从 | |    ´}.. ´ ̄Ⅵ\ ヽ 、\ヽ  ∨|     ヽ
    ∨   }  ー==≠Ⅵ   〃 (・) ノノ  |ヽハj  ヽⅥ   |       \
.     ∨  ノ  / r===ミ }  イ  _..ィ彡  |ト     !小   |        \  _
   ー=ニゝ彡 イ 八  (・/ /リ           }ハ    | 八ヽ ___ ..-‐ ¨¨ ̄| | ̄ ̄
      // /   ヽ ノ/ }     ___   ∪  }     !へ./⌒ヽ}         ! !
   ー=ニ彡 ´ Ⅵ  ー≠イ  `   //`ヽ    / }   / /    |         | |     お、おい、貴様ら、何を・・・!
         八  {ハ ∪  マ´ ≠   l  / 〃  /  ′   |        ! !
          /  '.    ヽ   ヽ {     ノ / / {   {   {      .′       | |
              Vハ  > ... _`ー ´ _. イ { 八  、  :.     {         .| |
               } }: |  八  _三Ζ、八 、  ヽ  }  }    '.      |!
        乂_ノ/_}| { 77¨´  〈ー‐ヘ{{ヽゝ   }/  ∧    '.      | |
             ̄  //人 V/    /   小/ヽ  /   / ∧    '. . -‐ 、 | |
            / ´  ヽゝ    {  /{ト===ミ `ト、  / /  :.    /   , `ヽ
              /     //      ヽ/. !! , -‐‐-.、ヽ/ /    }  /   /  / ,\

あちらでは同士討ちを始め、こちらでは泣き叫ぶ少女の元へ駆け寄り父性一杯にあやすナチス構成員。
予想外の事態にヨゼフィーネは対応できない。
子供のように甘やかされて来た彼女は、自分への寵愛が泣き叫ぶその少女へ向かってしまうことを恐れた。

             入__        ___入___           ィ

         、___j_:{__ `ヽ、  -<::::::::::::::::::::::::::::>- 、   --  い
         \     ヽ /     ` ー―― ´     \// ̄ ̄`¨¨/
           丶   ⌒ヽ. ′     -‐…………‐-     ヽノ¨⌒ヽ彡'_
          /:::/   /   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\   、   \:::ヽ
         .:::::/ゝ ___/  /:::::::::::::::j|::::::::::i:::::::::::::|:::::::::::::::丶  ゝ---=彡:::::::.
        .:::::::::`ー‐ァ‐′, ::::::/ ::::::::::::i|::::::::::|::::::::::::i|:::::::::::::::::::::::.  }ヾ¨´:::,:::::::::::
        i:::::::::/:::::/ ..′′::/::::::::::::::::j|::::::::::|::::::::::::i|:::::::::::::::::::::::::. |   !::::::,::::::::::
        |::::::::::::::/  { {:::::::::::::::::::::::/ |::::::::::|::::::::::::i| 、:::::::::::::::::::::: |   !!:::::i:::::::::i
        | ::::::::::::{__}/V{:::::|i::::::::::::/  :::::::::::|::::::::::: ′∨ ::::::::::i|:::}∧___}i:::::i:::::::::|
        |::::::::::::::i「 / {:::::|i :::::::/ `ー彳:::::|:::廴厶ィ ∨:::::::::i|:::} 「 ̄li:::::i:::::::::|
        |::::::::::::::iレ  ∧:::廴_:/斗-=ミ∨::j|::::::/ 斗-=ミゝ_:_:/ ::}、 、 li:::::i:::::::::|
        |::::::::::/   ∧ : ::::::{〈 |rしr|` ー┴‐ 〃 |rしr| 〉{::::::::::j ハ \li:::::i:::::::::|
        |::::::::::ーr‐   ゝ{:::::::::小乂^ソ       乂^ソ/ ′:::::,/ ゝ \:i:::::::::|
        |::::::::::::::i|       ::::::::{ ¨¨     {      ¨¨ i:::::::: ′   -rf ::i:::::::::|     これは…困った。
        |::::::::::::::i|     i:::j::| ::i::i::        ::i::i:: |:::j:::{      |i:::::i:::::::::|     これじゃあ、戦ったら彼らを巻き込んでしまう…。
        |::::::::::::::i|     |:::j::|、     r―'⌒ヽ       |::ハ::{      |i:::::i:::::::::|
        |::::::::::::::i|     }ハi::|            /   ::{ リ      |i:::::i:::::::::|
        |::::::::::::::i|   -- 、 り   个ト  ___   个}   リ       |i:::::i:::::::::|
        |::::::::::::::iレ: : : : : : :y―<::/ \     / ゝ、________/ ̄`ヽi:::::i:::::::::|
        | :::::::/: : : : : : : :/: : : : :/ ----ミyf_ ---- ∧: : : : ::,: : : : : \!::::::::|
        |:::/: : : : : : : : : ′: : ::/: : : : : --{: : }--: : : : : 〉、: : : ’: : : : : : : :\::j|
       イ: : : : : : : : : : /: : : : :/\: : : : : ::/-ヘ: : : : : : / ∨: : : }: : : : : : : : : \



その混乱を見て各々の反応は様々な物だった。

一瞬の躊躇もなく、真っ先に動いたのはライダーである。


  /             ヽ  /      /      `ヽ
 〃       / ∠ __     ‘:,. ′    /二_ ヽ      ‘,
〃         /〃//>xヽ.   ‘,     |//ハ }
{          | |//////} }    |      ∨/,∧{      |
{          | ∨////リ }    |     ゝ≠彡     /
‘:,.       ‘:, ≧=≦ ノ   ∧
 ‘:,                  / 丶 _______,,...  イ /
  / 、           .......................... /,イ........ ./,.′
_,′.....≧=‐‐---‐‐=≦........................./∠ _.........//

   ̄ ‐-=ニ二_.............{.............ヽ......,イリ:}  :!....//
二ニニ=‐- _   ‐-ミ_}.........../ イzZ:::ノ ノ. ,′
≦笊芹ミメ、......≧=‐='´.................{≧=‐=≦..... |
乂ノ:::C  ヽ}....................................... ∨/..................|

zZ::::::ノ    ......................................... ∨/................!
____/....................., -‐   ̄ ̄  V/............. |
¨¨¨ヽ.........................../          Ⅴ/...........|
   }......................../           ∨/.........!
   }.................... /               ∨/.....,′     (この少女…。
    乂................/              ∨/..,       少なくとも、”キャスター陣営を打倒するまでは”守るべき価値がある…!)
      ̄ ̄                   ∨,′
                            //
               __,,... -‐    /
              ´       / /


矢本とアサシンを半ばさらう様にしてヴィマーナに載せた彼は、すぐさま蒼穹を駆けさせた。
公園に残されたのはライダーに対し怒号するナチス構成員と、
突如襲った心細さに震えるヨゼフィーネ、そしてその彼女を抱きしめ背を撫でながら、

                          /(      _ノ}
                         .ゝ:::::: ̄::::ミ、{Y ⌒ア
             __}>- 、/::/::::::::::ヽ::::::::::::〉⌒.Yヽ

               \ ̄ ̄/:::::/!::::::::::::::ハ:::::}:人_ {:::∧
                /ゝァ/:::::{:{_{ノ:::::::/ノ}_:_|::::::Vl|\:::∧
               ./::::/{::::八{ィzx¨´ ィ符ア:::::::V\|:::::::}
              /::::《/|::从《 Vソ 、  `¨从::::}:}::::::::::::::|
             .′::::::::人:::∧    _  /}:::::::ハ|:::::::::::八
            .′::::::::/{:::::::{∧   ´`  .八::/八::::/::::::∧
               ′::::::::/人:::::{ 个o。 _ .ィ }/(.  ∨:::::/::∧
           .′::::::/ ト、ト、:{_ヽ_Y__ム--く>--くて::/::∧

           .′:::/  >    `{: :_:}:_{_:_:_:ノ    て、:::::::ヽ
            /::::::/ > ´て     《:_:_/ ヽ_:_:〉    <. `〉≪}:\
         /> ´\\   て   レ{ ヽ /  ヽ  ヽ/´  /:/  ` <
       Y´       〉: ヽ /     .レ{ .′ }ヽ}    ∨`/:/        `Yミ、
        /:{   r<´   ヽ\ {    人 {.ノ{ノ    .} }/´  ≧=-   .}::::::\

空駆ける王を強いまなざしで見つめる、最古の語り部たる女神官だけであった。

「いつキャスター陣営がこの場所を見つけるか判らんな…。」
「それは確かに心配だけど・・・。気にしても仕方ないよ、なるようになるさ!」

テーブルの上に広げた地図を見て、暗い表情を浮かべる幸一。
強大な戦力を持つキャスター達に対抗する為、共闘相手を探したい所であったが。

「アクラ君の連絡先を聞いておくべきだったな…。」

あいにくと、コンタクトを取れそうな陣営がキャスター陣営しかいない。
無残な結果に終わる自分の想像が頭からぬぐえない。

(みゆき・・・!)

娘を心の支えにして、幸一は悲惨な結末を回避する為の方策を必死に練り出そうとしていた。


【昼基本行動】下3
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)

ふうむふむ。ライダーとアサシンが同行。キャスターは公園に居座りか。

公園でキャンプ生活・・・ホームレスかな?

索敵 

索敵

発見判定『魔4知4運2』

【魔】:7
【知】:4
【運】:10

下1 魔
下2 知
下3 最終判定

とーう

えい

やー

成功

魔抜きトリップ判定(1-4)下1

あじゃねーや

#騎暗、剣・狂・弓
セイバー

一日食後三回日課のスプーン曲げ練習を終えた朝。
スプーンを切らしてしまった事に気が付いた恵華は、10時過ぎたのを確認すると、スプーンの買い出しへと町に繰り出していた。

その帰り道のことである。

「うわあ!見て下さいよ、アレ! 綺麗な虹ー!」
「おお!さようで御座いますな!」

丸一日経ってもうライダーの事を忘れてしまったのか。
ヴィマーナの描く七色の軌跡を見て二人は燥いでいる。


━━━━━━━━━
遭遇判定『魅4運4魔2』

【魅】:5
【運】:8
【魔】:9

下1 魅
下2 運
下3 魔
下4 最終判定

とう

ほい

ほい

遭遇判定『魅4運4魔2』

【魅】:失敗
【運】:成功
【魔】:成功

最終判定:成功

トリップ判定(1-5)下1

ランサーを引いた場合、会いに行ったかどうか選択可
合わなかった場合再度トリップ判定

2

#槍・暗騎、魔・弓・狂
アサシン&ライダー


そして彼女達が見上げていた虹が、なんと彼女の元へと降りて来るではないか!

「お、お、落ちて来ますぞおおお!!」
「さ、サイキック虹落とし!? わ、わたしの超能力はついに此処まで・・・!」

何故か感動に震えるマスターを庇うように、セイバーは前に立った。
降りてきたのは無論空の王、ライダーである。
今見ている幸一はまだあずかり知らぬことだが、公園から離脱したすぐ後の事となる。

サーヴァントの気配を感知したライダーはその存在を確かめる為に降り立ったのだった。

「何者か!名を名乗れぃ!」

背の一刀を抜刀しライダーと対峙するセイバー。真昼間だぞ。
イスからセイバーのステータスを確認すると、ライダーは柔和な態度でセイバーと接した。

「初めまして、セイバー。ライダーです。」
「こんにちは、良い天気ね!」「こんにちはー!」

小さい姉妹めいた様子で挨拶するイスとアサシン。
矢本は退屈そうに風景を眺めている。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
泣き叫ぶ小さな少女を目にしたからであった。
◆魅了:C+
 他人を惹きつける魔力によらない見た目の可愛らしさ。
 アサシンと対峙した対象は彼女に対して、強烈な庇護欲を抱かされる。
 【魅了判定を行い、成功で相手を魅了状態にする。】
 【魅了:相手特定判定補正-、補正有利判定最終数値-1】

【魅了判定】下1-2
成功率五割、1低0高

下1 セイバー
下2 斎木

ほい

ほい

ふえー、アサシンが所かまわずマスター等の人間に魅了振りまいているよー

「これは…、下手に接触しない方がいいのだろうか。」

キャスター打倒を掲げ、人目を避けるべく己の拠点へと招待するイスとライダー。
セイバーは戸惑ったものの、「いっしょに行こう!お姉ちゃん!」と甘えるアサシンにやられた斎木はその招待を受けた。
飛び去るヴィマーナにはとても使い魔などでは追いつけない。

かくして、精々飛び去った方角を確認する程度で、のぞき見を断念せざるを得なかった。

【他陣営描写前の接触基本判定】下1 纏まっている陣営数+2
失敗以下接触、成功以上平常

他陣営選択トリップ判定(1-4)下1

3

#三陣営、狂・魔・弓
キャスター

今回はここで終了します。
お付き合い下さりありがとう御座いました。
それでは失礼します。

うわあ…三陣営が同行か。これもヤバイな。

あと組めそうなのは弓かな?

参加出来る方いらっしゃいますか?

ここに0人

ここにいるぞー!

ライダーが去った後もアサシンに魅了されたナチス残党達は彼女のことが頭から離れなかった。

「あの虹の奴にさらわれた少女を救い出すべきです!」
「…貴様ら、一番優先すべきは何であるかわかっているだろうな?」
「もちろんあの少女ですとも!あんな可愛い子を見捨てるなんてどうかしてますって!」
「ふざけるな貴様ら!あんな小娘一人に執着する方こそどうかしてるわ!」

集団で直訴してきた彼らにヨゼフィーネは憤りを隠せなかった。
一番優先すべきなのは他の参加者の攻略であり、その為にあの少女がどうなろうと彼女の知ったことではない。
しかし変わらず食い下がってくる構成員達についに彼女の心が折れた。

「わ、判った。そこまでいうのなら、誘拐されたあの少女の行方を探り、救いだそうじゃないか。
なに、大丈夫だろう。ライダーがあの少女を殺さねばならぬ理由など精々魂喰いか秘匿位のものだ。
生きている可能性は十分にある。」


そして彼らが勝利を勝ち得て諜報活動に精を出し始めたころ、

「それほどまでに少女一人ごときが大切なのか。わたしの命令に背くほどに。・・・理解できない。」

ヨゼフィーネはショックに心を痛めていた。
順風満帆に終わる筈であった聖杯戦争の予定が狂い始めた現状、今まで自分のいう事をなんでも聞いてくれた彼らがまさか背き始めるなどとは今まで考えもしなかったのだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 忠実なる親衛隊
 彼女の下で働くナチス残党の子孫らによる親衛隊。
 彼女の無茶ぶりに答えつつ、陣地設営、諜報行動、組織的作戦において一定以上の成果を出す。
 というより事実、精神面の問題から彼女の数倍優秀である。その為、彼女の指示をうっとうしく思う人間も存在する模様。

 …と、言いつつも、彼らは彼女を大切にしており、もはや目的も彼女がそう望むから、といったものになっている。
 いわばアイドルの親衛隊に近い。

 【コマンド「指示」を選択可能。指示を行う事によって、親衛隊に特定行動を行わせることが可能。】
 【?】
 【?】


【諜報基本判定】下1
ファンブルで情報得られず
失敗以下で一陣営
成功以上で二陣営
クリティカルで三陣営

はい

トリップ判定(1-4)下1-2

1

2

ファンが即効NTRれるアイドルがいるらしい

#槍、三陣営、狂、弓
ランサー
三陣営


「フフフ、捉えたぞ。我が同胞の仇ランサー陣営よ。」

ヨゼフィーネは諜報活動の報告を受けて、暗い心が一気に晴れた心地がした。
呼び寄せた今朝方幸一達に尋問を受けた哀れな男に向かって彼女は微笑んだ。

「貴様の屈辱は我々への侮辱である。必ずやあの鷲谷幸一なる男に土下座させ許しを乞わせてやる。
しかも、この男はこの町のセカンドオーナーの息子というではないか。」

総統代理の瞳に怪しい光がともる。

「そうだな。ただ鷲谷幸一なる男とランサーを討伐するだけなど手ぬるい。
我々に刃向かった事を後悔させ、死ぬよりも辛い目に遭わせてやらねば溜飲は下がらん。」

ナチス残党を統べるこの女性は高笑いをした。


「さあ、ではまずは鷲谷邸だ。あの男は鷲谷の家から距離を置いているらしいからな!
彼の身内も財産も皆蹂躙しつくして、我々と敵対するという事がどういう事なのか思い知らせてやるのだ!」





歓声が上がる筈だった。そして彼女たちは鷲谷邸を蹂躙して幸一に途端の苦しみを味合わせる事が出来る筈だった。
しかし、これは彼女の不運故か。もしくは幸一の強運故か。

「そんなことよりライダーっすよライダー!
やっぱ俺ら最強っすよね!愛の力は無敵ってカンジ?」
「ハハハ、さあ今すぐライダーめの陣地へと攻め込みあの嬢ちゃんの居場所を吐かせて保護するのだ!」

構成員の中では若い青年と、豪気な整備員のおっさんの言葉にこそ彼らの歓声は送られた。

「え、ちょっと。みんな?」

ヨゼフィーネはただただ困惑した。
魅了を受けなかった護衛官が彼女の肩を叩き、かぶりを振った。
構成員はさっそく出立の準備を始めているのを見て、キャスターですら乾いた笑いをする。

「わ、わかった!まずはライダーだ!
そのあと!そのあとはあのにっくきランサー陣営に目にものを見せてやるのだ!いいな!?」

主導権を無くしつつあるヨゼフィーネ。彼女の未来はどっちだ。


「女性の失踪事件か。
恐らくはバーサーカーの仕業だろうが・・・。アクラ君はいったい何をやっているんだ。」

夕食後の食休み、テレビニュースを見て苛立ちを隠せない幸一。
昨朝のランサーによる証言を思い出せば、下手人はもう確定しているようなものだった。

バーサーカー。妙に馴れ馴れしいあの女装男が巷の無辜の女性を恐らくは殺し回っているのだろう。
キャスター陣営に対抗する勢力が出来上がりつつある現在、バーサーカーは残しておくだけで害になる存在に思われた。


「しかしさ、コーイチ。・・・大丈夫なの?」
「なにがだい?ランサー。」

少し迷うそぶりを見せたが、幸一のサーヴァントは意を決した。

「バーサーカーを放っておくと、その、娘さんいたよね?
あの御婆ちゃんの所で話してた、みゆきちゃんだっけ?危ないんじゃないかなって。」


飲んでいたインスタントコーヒーのカップが床に落ちた。

ああ、どうしてその可能性に気が付かなかったのか。幸一は自分を責める。
キャスターの手の者に追い回され、この命がけの極限状況は彼の視野をも奪っていたのだろう。

しかし鷲谷屋敷に戻れば戦いに巻き込むのは娘だけではない。
では娘だけ連れ出して自分の元で保護するか?いや長老がそれを許すはずがない。
そもそもやれたのであればやっていたのだ。

「・・・危険因子を真っ先に排除するしかないか。」

娘は学校に通っている。その登下校中、いつバーサーカーの魔の手にかかるかわからない。
幸一はバーサーカーを排除する意志を固め始めた。


【夜基本行動】下3
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・その他(内容併記)

んじゃ索敵

策敵

発見判定『魔4知4運2』

【魔】:7
【知】:4
【運】:10

下1 魔
下2 知
下3 最終判定

どうなかー

おら

発見判定『魔4知4運2』

【魔】:成功
【知】:失敗
【運】:成功

最終判定:成功

トリップ判定(1-4)下1

4

#三陣・魔・弓・狂、
バーサーカー

鳥鳴運動公園の夜空に浮かぶ月は刻々と光を孕み始めている。
晴天の星空の下、公園から出動する一個中隊の威容を、アクラは緊張の面持ちで暗示をかけた民家の屋根から眺めている。

「亀の様に引き籠ってるものだと思っていたが。・・・まさかキャスター陣営の方から動くとはな。」

ブラックメンのメンバーに状況を通達し、秘匿の為に備えさせる。
バーサーカーのマスターとしての彼とは違い、その行動に迷いはない。

ふと、彼は顔を上げた。目線の先には幸一の使い魔があった。
だが一瞥するとアクラはブラックメンとしての彼に戻り、キャスター陣営の及ぼす災害対策を練ることに意識を集中させた。



冷や汗を書いた幸一だが、すぐに見逃された事を理解する。

「ふぅ。アクラ君を見つけ出したのはいいが。・・・バーサーカーは何処だ?」

恐らく別行動を取っているのだろう。
しかし仮にも主従であれば不足の事態に対応すべく、それなりに近い距離にいるのではなかろうか。
そして幸一はもう、バーサーカーの魔力の気配を知っている。ならば見つけ出すのは容易だろう。

【選択】下3
1、アクラの監視を続ける
2、キャスター陣営へと対象を切り替える
3、バーサーカーを探す
4、その他(内容併記)

3

2


当然一刻も早くバーサーカーの居場所を突き止めたかったが、
聖杯戦争の参加者としてはキャスター陣営の大移動が気になった。

幸一は索敵の対象をキャスター陣営に切り替える。


瞬間、この監視者と神秘管理者の度肝を抜く出来事が起こった。
広大な運動公園に秘されていた彼らの保有する兵器がその姿を現したのだ。
輸送用トラックに運び込まれる武装の数も目を見張るものがあったが、何よりも彼らを驚かせたのは。



「────UFOだと!?」

そう、UFOである。
垂直離陸し結界外へ姿を現した円形飛行物は、夜空を滑る様に直角に高速移動を開始する。
下部にはレーザー砲が取り付けられており、一瞬で人間を焼き殺す事が出来そうだ。

「すっげぇ・・・!」

思わず幸一は少年のように目をキラキラと輝かせる。
しかしそれが己の敵の兵器であると思いだすと焦燥に駆られる。

「・・・じゃあない! あ、あいつ等は────本当に『戦争』でも起こす気なのか!?」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ ナチス科学
 ナチスドイツが所持していたオカルト、魔術、科学全ての技術を自らの一存で扱うことができる。
 その中にはUFOや強化外骨格といった現時点で判明していないオーバーテクノロジーも含まれている。

 …という名目であり、実際にそれらも存在するのだが、彼女はそれを扱いこなすことができず、一定の可能性で使い方を誤り自爆する。

 【特定行動の成否判定成功率に+3割の補正を与える。】
 【?】
 【?】
 【?】
 【このスキルを用いる場合、同時に基本判定を行い大失敗以下でファンブル。】

【スキル基本判定】下1

ふぁん

ナチスども愉快すぎんぞwwwwwwwwww

これならライダーと空中戦かできるね(目逸らし)

因みにこのUFOを操縦しているのはヨゼフィーネである。

「ハッハッハ、一度動かしてみたかったんだー!これ!」

彼女はまったく機器の操作には疎いのであるが、やはりこの様な兵器であれば自分で動かしてみたいというのが女の子だ。
操作技能を持つ構成員を押しのけ操縦の席へ大儀そうに座り、とてもご満悦である。
対照的に、付き添うキャスターと構成員はとても不安げな表情を浮かべている。

「あ、あの!やっぱり俺が操縦変わりますから! ああっ!」
「大丈夫大丈夫、このわたしにかかればこの暴れ馬なぞ簡単に手ならしてくれよう。」

そしてやがて暴走を始め奇妙な軌道を描きながらも、UFOはライダーの拠点へと向かう。


刹那。

「げえっ!ライダー!」
「いや、まさか気が付かれないとでも?」

虹を描いて空駆ける馬車を駆るライダーがUFOの前に姿を現した。
ヨゼフィーネの顔が真っ青になる。以前ライダーに手酷くやられたのを目の当たりにした構成員は泡を食った。

空駆けるライダーが円形物体に向かって突撃を開始する。
キャスターはこの不安定な場所で戦闘を行わねばならなかった。
当然大技など使える訳がない。


しかし、ライダーの傍らには誰も居ない。彼のマスターはあの少女と共にいるのだろう。
つまりはここでライダーを食い止めている間、別動隊が少女を確保すれば目的は達成できる。



=- __
ニニ=- __
ニニニニ=- __                                        _/_〉
ニニニニニ=- __                                   __/ニニ∨
ニニニニニニニ=- __                          _____   _}ニニニニニ∨
ニニニニニニニニ=- __                     ィi〔i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\{人-=ニニア

ニニニニニニニニニニ=- __                 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i>、≧=㌘{
ニニニニニニニニニニニ=- __                {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:V\ニニ〕iト __ ヘ      キャスター勢の者共よ!よくぞ参られた!
ニニニニニニニニニニニニ=-「⌒\           Vi:i:i:i:i:i>---<ニ〕iトi:i:i:i:i:Vi:i:i〕iト/i:i:i:iヽ:::::}、 __    我こそはこの場の守りを仕るセイバーである!

ニニニニニニニニニニニニニV∧ \          }i:i:i:i://////ハニニ\i:i:i\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〉/ニニア
ニニニニニニニニニニニニニニV∧  丶__      厶<////////}ニニニニ>、i:i:i:〕iト----{「ニニ/    さあさあ、いざ尋常に!

ニニニニニニニニニニニニ{  ̄ \ 丶 __}   \     '/////ヽ//////ノニニニ=-/ニニニニニVニ/
 ̄ -=ニニニニニニニニニ', __  --- 、   }__ /////////V/ィi〔------<ニニニニニニニ}/{
      ̄ -=ニニニニニニ>-、...\   \ _∧i:i:Vハ////////〉i:i∧ニニニニニニニニニニア/ハ
           ̄ -=ニ/ ̄   \....ヽ     }i:i:i:V }>--彡:i:i:i:i:i:i:i{ィi〔  ̄ ̄〕iト-ヘニニニ/////{
              V∧      〉⌒  ̄\__〉i、i:i\/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\ニニニニ{////>-イ////∧
              V/ =---- _/        }i:i:〉i:〉i:〉}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iY/////////////}^\//∧
                ̄ ̄ \...\    /i:/i:/i://i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}////////////'〈   V///∧

                     \........__ /〕iト---'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧ニニニニニ=-<\  \///ハ
                       ---     /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ニ〉-=ニニニニニニニ>、 丶//∧


───もっとも、それには人の身でこのセイバーを抑え込まねばならないが。
対英霊特殊部隊がセイバーを抑え込めるか。
セイバーが軍備を揃えた多数の敵勢を前にマスターを守り切れるか。

かくして、戦いの火ぶたが切って落とされた。

うーん、とりあえずキャスターが負けてくれると助かるのかなあ。
セイバーがナチスのヘイトを稼いでくれればもっと助かりそう

このセイバーって確か主人公鯖候補のだっけ。
ランサーと同じく連発出来ない大技持ちって事は、なるべく鯖と戦って消耗して欲しいんだが。

とりあえずリソースを切ってくれれば

【VSライダー判定】
判定能力
筋:6以上優位
耐:9優位
敏:5以上優位
魔:4以上優位
運:5以上優位


【キャスター】
判定能力
筋:1
耐:1
敏:3
魔:6
運:5

能力判定数値
【筋】:3
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2
【魔】:3
【運】:2


能力判定数値補正

最終判定数値補正

特殊条件
一不利獲得で敗北


【ライダー】
判定能力
筋:2
耐:5
敏:3
魔:5
運:5

能力判定数値
【筋】:3
【耐】:相手筋魔優位で得られる数値-1
【敏】:2+6
【魔】:3
【運】:2

能力判定数値補正
◆騎乗:A+ +6

対魔力相手魔-1

最終判定数値補正
 ◆不枯の蓮華環(シャクラ・ヴァイジャヤンティー)
 ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:0-1 最大捕捉:1
 ライダーを恐れたインドラから、彼に授けられた宝物の二。
 幸運をもたらす比類なき偉大な標識。蓮の花で作られた首輪。
 それを身につけている限り、彼はあらゆる『武器』によって傷つけられない。
 ライダーを撃ち破るには、武器と呼べる一切のものを身につけずに攻撃を行う必要がある。

 【自身に向けた「武器」を用いた攻撃による相手の最終判定数値を「0」にする。】
 【装備無し:武器を主武装とするサーヴァントの最終値-2】

・ヴィマーナ
 【落下条件:筋力、敏捷劣位かつ不利獲得】



【三陣営残りVSナチス残党】
【基本判定】
ファンブルクリティカルは補正無視
有利三本先取 セイバー+4 矢本+1 対英霊特殊部隊-2 数と装備の暴力-2 計補正+1
ファンブルでナチス勝利、失敗以下でナチス残党有利、成功以上で三陣営側有利、クリティカルで三陣営勝利

【VSライダー判定】下1-5
判定能力
筋:6以上優位
耐:9優位
敏:5以上優位
魔:4以上優位
運:5以上優位

【三陣営残りVSナチス残党】
【基本判定】下6
ファンブルクリティカルは補正無視
有利三本先取 セイバー+4 矢本+1 対英霊特殊部隊-2 数と装備の暴力-2 計補正+1
ファンブルでナチス勝利、失敗以下でナチス残党有利、成功以上で三陣営側有利、クリティカルで三陣営勝利

えい

かむ

にゃ

ぴゃん

ーご

【VSライダー判定】
判定能力
筋:優位
耐:劣位
敏:劣位
魔:優位
運:優位

「キャスター」
筋魔運=3-1+3-1-1+2=5

最終値:5

「ライダー」
耐敏=8

最終値:8

【UFO無残!ライダーの勝利です!】

【三陣営残りVSナチス残党】
【三陣営有利1】


【キャスター陣営令呪使用基本判定】下1
ファンブルで三画消費、失敗以下で二画消費、成功以上で一画消費、クリティカルで消費無し

【魔比較戦闘察知判定】下2-3
「基準ヨゼフィーネ魔:8」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:7 幸一 補正-1 距離+2
魔:7 アクラ 補正-1 距離+2
魔:3 幸   確定失敗

【ストレス判定】下4
精神値:1 ヨゼフィーネ
10-精神値以上の数値で成功

令呪はぽい!

ぽいぽい!

しゅん

【キャスター陣営令呪使用基本判定】
一画消費

【魔比較戦闘察知判定】
「基準ヨゼフィーネ魔:8」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:7 幸一 失敗
魔:7 アクラ 成功


【ストレス判定】
精神値:1 ヨゼフィーネ
ストレス状態移行

【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:54/90
【状態】:魅了(アサシン)

【サーヴァント】:???
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:一画


【陣営】:キャスター
【マスター】:ヨゼフィーネ・ゲッフェルト
【現魔力量】:17/70
【状態】:ストレス

【サーヴァント】:???
【コスト】:26
【状態】:平常

【令呪数】:二画

━━━━━━
【残党処理】
【基本判定】下1
クリティカル以外残党敗北

ほや

【残党敗北】
【消耗判定】下1-2 コンマ二ケタ反転
下1 死亡数
下2 負傷数

合計が120超過した場合死亡数から差っ引きます。

ぜんめつめつ

死亡数:64
負傷数:55

◆忠実なる親衛隊弱体化、及び二日間使用不可

今回はここで終了します。
お付き合い頂きありがとう御座いました。
それでは失礼します。

乙。 ナチスもバサカも早めに退場させたい所だなぁ。

一点、まずこうしただろうという事で斎木恵華の配置状況の変更があります。
結果は変わりません。

経過を投下しますが、まだ開始はしません。


「あちらから攻めて来ましたか。・・・これはいけない。
矢本さん、妹さんを連れて一刻も早くここからお逃げ下さい。公園の奴らがこちらに攻めて来ます。」

彼らも攻めるつもりで公園に使い魔を放っていたが、上はUFO下は軍勢の敵襲を認識すると、ライダーはアサシンと矢本を戦場から遠ざけようとした。
表向きは彼女達の身を案じてであったが、実のところは彼女達への疑惑を確信に変えていたからであった。
上空から攻められる危険性を見逃すわけに行かない彼ではあったが、
同時にこのキナ臭い少女を守ろうとするマスターを、何を目的とするか判らない素性の知れぬ者の前に一人置き去りにする訳には行かなかった。


「あいつ等が!? ・・・本当、一体あなた方は何に巻き込まれているんですか!?」

「詳しくはお話しできません。ですが、ここはまもなく戦火に呑まれてしまいます。
・・・本当なら、矢本さんと、特に妹さんの助力を得たかったのですが。」

「私だって、私達の公園を占拠してるあいつ等を許す事なんてできない!
出来るなら、私達を助け出してくれたあなた方と一緒にあいつ等を公園から追い出してやりたい・・・!」

拳を強く握り、悔しそうに表情をゆがめる矢本。
無論演技であり、演技がかった表情、声色であるのだが、イスやセイバーは共感の念を覚えている。
根が正直で純粋なのだ。

「ひじりおねーちゃん、こわいよぅ・・・。」
「大丈夫だよ、ひなた。お姉ちゃんが付いてるから。」

対するアサシンの有り様は自然その物。
心の芯から発せられた感情をそのまま表に出しているように、怯える身体を聖に包まれる。
(ひなたというのは白に太陽の赤を混ぜたような柔らかな髪を持つアサシンの偽名である。AA元より拝借)


「・・・いや、私も戦います!戦ってあいつ等をやっつけて、町の平和を取り戻して見せる!」
「止めて下さい。ここに至っては足手まといです。」
「なっ!私だって戦えます!」
「足手まといです。」

食い下がる聖を無下にするライダー。
それを見てイス・コントルノは憤った。

「ちょっとライダー!その言い方はないんじゃない!?」
「黙っていて下さい、イス。真面目な話をしているんです。時間が惜しい。」
「ライダー、あんた、最近あたしのこと蔑ろにしてない!?
良いじゃないの!ヒジリ、貴女の根性気に入ったわ!一緒に戦いましょう!
雑魚が何人来ようと、あたしが蹴散らしてあげるんだから!」

聖の手を握り強く頷くイスを見て彼女のサーヴァントは心の中で嘆息した。
ああ、またこの子は。ライダーはマスターの手で苦境に陥った。
そしてそのマスターは自分で自分を窮地に追い込んでいるかもしれない事に気が付いていない。
だが、そんなライダーに今回は援軍がいた。


「いや、聖殿。ここはライダー殿の言う通り、ひなた殿を連れて安全な場所へと難を避けるべきでござるよ。」
「セイバー、貴方までそういう事をいうの!?」

非難するイスにセイバーは真っすぐに答える。

「イス殿。貴殿のおっしゃる事も拙者は理解しているつもりでござる。
聖殿の町の平和を取り戻したいという気持ちは、それはそれは立派なもので決して侮辱されてはならぬものであると存じておりまする。
つい最近、恵華殿を似たようなことで侮辱した奴がおりましてな。拙者もそれはもう激昂して成敗しようと憤ったものでござる。
そやつにはあと一歩で叶わず、次は必ずこの手で打ち取ってやると心に誓ったものでござる。」

無念そうに語ったセイバーは「話がそれましたな」、と一拍おいて。

「ですが、その一方で守るべき女子を戦場に立たせるのは武士の恥なのでござる。
それは我らが誇りに関わる事も否定は致しませぬ。それが侮辱だと言われるのであればその責めは甘んじて受けましょう。
しかしその本懐はひとえに身を案じる想い、真心から発せられるものでござる。
その心ゆえに、男は女子が共に戦場にいる時、奮いはすれど心置きなく戦う事は出来ぬものなのでござるよ。
だからこそ、拙者は恵華殿を戦場から遠ざけ、住まいへと帰したのでござる。

ライダー殿も本心はそこにあれど、少し不器用なのでございましょう。
聖殿、決して貴殿の事を侮る訳ではなく、身を案ずるが為に拙者も難を避けることをお勧めするでござるよ。」


セイバーの暖かな説得を心の中で冷笑する矢本。
女子を案じるその手で一体どれだけの女子を苦しめてきたのやら。敵にも家族は居ように。
この様な戦いに参ずる人殺しが綺麗ごとを語るんじゃない。アタイは貴様たちに虐げられた復讐者ダ。
良イカラ殺サセロ。アタイガフクシュウヲトゲルチカラヲテニスルタメニ────!

「聖殿。」

セイバーの籠手に包まれた両手に手を握られた聖はハッとセイバーの顔を見上げた。

「貴殿は妹君をお忘れで御座らぬか。
かような幼子を戦場(いくさば)の犠牲にしてはいけませぬ。
聖殿、貴殿はひなた殿をお守りなされ。我々がこの場で敵を引き付けまする故!さあ!」

アサシンを偽った事が裏目に出た。
憤りを覚えたが、それ以上食い下がる事は出来そうにない。

「・・・わかりました。悔しい気持ちで一杯ですが、その忠告に従います。───御無事で!」


矢本聖とアサシンが去った後、しばらくしていよいよナチス残党達が群を成して攻め寄せて来る。
ライダーはUFOの迎撃へ向かい、川沿いの森林にはイスとセイバーだけが残された。
そして車道を挟んで向こうの駐車場や、森林から少しばかり距離を取って車道に陣取るナチス残党達。
すっかり森林は包囲されてしまった。

「・・・ところでセイバー。あたしも女子なんですけど、そこんトコどーな訳?」
「ハハハ、イス殿は特別でござるよ。
いざとなれば一人でも逃げ果せる事が出来ましょうし、あやつら相手でも立ち回れる程の強者で御座いましょうから。」

イスは高位の魔術師である。その魔力の気配はセイバーをしてひしひしと感じ取れるものであった。

「どーいう意味よ。全くあたしを捕まえて化け物みたいに言って!
・・・ま、もうそんなこと何十回何百回と言われて聞き飽きたし、今更どうとは思わないけど。」

イスは不敵な笑みを浮かべて。

「アイツラは気の毒ね!だって、これから二人の化け物を相手にしなくちゃならないんだもの!
さあいつでも来なさい!片っ端から氷漬けにしてあげるわ!」


本当に気の毒な事に、最終的にナチス残党達は三人の化け物を相手取る羽目になった。
少女を引き渡す様にとの呼びかけに敵が応じないことを確認した彼らは、まず森林内へ数人の斥候を出した。
悲鳴。逃げ出して森林から出てきた斥候に駆け寄った構成員を一刀両断し、姿を現したのはセイバーであった。

「キャスター、及びそのマスターに仕えし者共よ!よくぞ参られた!
我こそはこの場の守りを仕るセイバーである!さあさあ、いざ尋常に!」

自分達を遥かに上回る存在、サーヴァントの登場に恐慌せず、ナチス残党達はよく働いた。
その胸にあるのはアサシンを救い出したいという想い、あるいはヨゼフィーネへの忠誠心であった。
短機関銃の制圧射撃でセイバーの動きを鈍らせて、その間に三十人程の別動隊が森林の中へと突入。


突入した彼らを待ち受けていたのは水色を基調とした水玉模様のワンピースの少女であった。
よく映える紅の令呪を目にした別動隊は容赦なくその少女に引き金を引いた。
その銃弾は彼女の肉を穿つ事なく、滑空した少女の氷魔術により二、三人が負傷する始末であった。
だがそれで終わっていればどれだけ良かった事だろう。

彼女は、自分の拠点に刻みこんだ大型術式を発動させる。
瞬時に一面が白に染まり、森林は極寒の凍土と化す。
更に最悪になった視界の中、動きの鈍った彼らを射撃された氷柱が襲い串刺しにする。
この一大決戦に置けるナチス残党死傷者の内、約半数はイス=コントルノの手によるものである。


森林内の空気が変わった事を察知した隊長格の指示により、
残りの構成員の一部が死の世界となり果てた森林内へと援軍に向かう。
状況を確認し適切な対応を行った彼らはその被害を良く抑えたものの、
先に突入した負傷者を回収して進軍を断念せねばならなかった。

一方、セイバーの方はどうかといえば、意外にも苦戦を強いられていた。
強化外骨格を身に付けた対英霊特殊部隊が彼を襲ったのである。ナチスの科学力は健在であった。
一人一人はサーヴァントの動きに付いていけるかどうか程度の能力しかないが、
手にする武器の含有する神秘、及びお互いをカバーし合う息の合った十人はセイバーをして苦戦させしめた。

しかしそのような状況において長らく傷を負わせることすら許さなかったのは流石セイバーと言った所である。
それでも拮抗する状況を打開する手は互いに見つからなかった。
その状況を変えたのは。


                     ___

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        \====-  /  ̄ ヽ \:. :. :.\::::::::::::/: {:::{:::::i::::::\::::ヽ \
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              7 -=====- ;ヽ {ニ r―=\ ::ゞ)i  _i:从、::|::: |::::::|::|=彡
           _{  /   -=====-<{ r― -- 、  /ゞ`V::::|/::l/:/|::|
          /    \____≧ -=}_}: :/  /  __⌒ヽ_/--<__彡イ   _  ク   ────イヤアアアアッッ!
         r―{      \ニニ} へ}、>' _,/  /  / }_:/ニニニニ≧ r'⌒/
          乂__,         \ /ニ,/| =≧<__,ノ  ,  ' Y_彡<ニ=⌒く___ノ'
          八 、__     }ハ /=)、ニニ ≧ゝ-{_ノノ:::/:::ハ:. :\

            、 \  /=/∨ { ニ≧=---<--=彡:'::::/:::::}:. :. :. :.、

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              人_ 込 ______彡':. :. :. :. :. :. <:::::::::::::: /   !:. :. :. :. :|
             /ヽ//77} <:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.< _______|:. :.:_彡イ
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            ̄                   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

矢本聖であった。
アサシンを霊体化させて機を伺っていた彼女は人間とは思えない速さで当たる人間を片っ端から切り刻み、或いは素手で抉った。
ジグザグと銃弾を滑り込むように華麗に躱し、低姿勢の走法で相手の懐に潜り込んでは的確に急所を突いてその命を断った。

流石のナチス残党達も恐怖に駆られた。
一人が逃げ出そうとすれば、続々と後に続いて増え続ける逃亡者。
しかし殺戮マシーンと化した矢本聖は唯では逃がさんとばかりに駐車場隅にひかれた石を数個掴むと跳躍。
踏み込んだ地面を抉り高く跳躍した彼女の投石は弾丸の様に逃亡者達の身体を抉った。


ナチス残党は恐慌の極みに陥った。
こうなってはもう形勢は決したようなもので、対英霊特殊部隊の者は聖とセイバーの手により無残に全員討ち死にした。
エンチャント宝具も敵の手に落ちた。こうしてキャスター陣営は惨敗を喫し、舞い込む悲報はヨゼフィーネの精神に大きな打撃を与えるのであった。



エンチャントを施された刀と弓矢を手にし、ほぼ直観めいたものでこの武具の有用性を感知し、
良い物を手に入れたとホクホク喜びを噛み締めている聖にセイバーは声をかけた。

「聖殿、この度は助かり申してござる。」
「勘違いしないで。あなたの為じゃないから。」
「・・・聖殿、貴殿は一体。」
「あなたに話す必要はない。逃げた奴らを追ったら?此処は私が請け負うから。」


セイバーは聖を今一度見た後、逃走者の追討を開始した。
それを見送った聖はナチス残党の放置された遺体に近づく。

「・・・痛かったよね。苦しかったよね。でも私は謝らない。私はやらなければならない事が有るから。」

骨の砕ける堅い音の後、遺体はブチリと音を鳴らした。
更に肉を割く音が辺りに不気味に響く。

「戦おう。復讐しよう。大丈夫、私も一緒だから。
さあ、無念を、怒りを、慟哭を────共に、晴ラソウ。」


「はー!大体片付いたかしら!
鉄の筒?まみれにして森林を汚さないでよ!まったくなって無いわね!」

薬莢などを拾い集め紙袋に回収して行くイス。
森林から彼らが撤退すると術式を解除し、汚された森の清掃に精を出していたのであった。

「あれ?ヒジリじゃない!戻ってきたのね!」

そこに現れた矢本聖の姿を見て、イスは歓喜の声を上げて聖の元に駆け寄る。

「ライダーに怒られるわよ!もう!でもあたしはとっても嬉しいわ!
ヒナタはどうしたの?・・・ヒジリ?」
「・・・ねえ、イスちゃん。」
「何?」


「───死んで。」

聖の様子がおかしい事にいち早く気が付かなければ、間違いなくイスの首はここで飛んでいただろう。
その一閃を殆ど咄嗟に繰り出したほぼノータイムの氷魔術によって彼女は凌いだ。

「え、そんな、ヒジリ、嘘よね?」

あとじさるイス。距離を淡々と詰める聖。

「あ、ヒナタ!大変よ!ヒジリの様子がおかしいの!
きっと悪い魔術師に洗脳でもかけられたんだわ!どうにかしないと!」

現れたアサシンに健気に呼びかけるイス。
目の前で霊体化を解かれたのに、気が動転してるのか気が付かない様子だった。
絶体絶命のピンチに陥った彼女。しかし、その命運は尽きていなかった。


「───やはり貴方達は聖杯戦争の参加者でしたね。危ない所でした。」

その気配にヒジリは振り向く。其処にいたのは勿論ライダー。
エンチャント宝具という戦利品を手にしている。
いや、彼だけでなく、この状況に驚きを隠せぬセイバーもいた。ナチス残党の捕虜を二人抱えている。
逃走者達はあわれ、セイバーとUFOを撃退したライダーの二方面からの追撃を喰らったのである。

「マスターを狙う為に懐へと潜り込みたかった、大方その様な所でしょうか。
ひなたさんは恐らくアサシンクラスのサーヴァントでしょう。どうですか、イス。」

イスはそれに答えず、現実を受け入れたくないのかいやいやと首を振るばかり。


聖の横を通り過ぎ、イスと彼女の間に立ったライダー。
森の中でヴィマーナは使えないが、それでも彼女達二人を相手取るに十分な実力を彼は持っている。
更に背後にはセイバーが控えているのだ。今度は彼女達が絶体絶命の地に立った。

「さて、覚悟は宜しいですね。聖さん、ひなたさん。」

精悍なライダーは剣を彼女達に向けた。
退路を確認しながら聖は刀を構え、「やだ、やだ・・・!イスちゃん助けて」などと言いながら、
アサシンはマスターの影から涙ぐんだ顔を覗かせて震えている。

「待って!」


その間にイスは入って両手を横に上げてライダーを阻んだ。

「イス、彼女達は敵である事はもう明白でしょう。危ないですよ、そこを退いてください。」
「そんなのはわかってるわよ!でも、でも嫌なのよ!せっかく、せっかく出来た初めての友達なのに・・・!」

ライダーが僅かに瞠目した。水色の少女は崩れ落ちる。どうしてこうなるのと運命を呪った。
その背中を聖やアサシンが狙わないのは何か思う所があるのだろうか。それは判らない。
だがイスを手にかけてもライダーの追撃、セイバーの攻撃が待ち受けている。それは確かだ。

「イス、退きなさい。」

ライダーが語気を強めて彼女達を片付ける必要性を説く。
イスは少し考え込み、やがて意を決したように面を上げて立ちあがった。


「・・・ライダー。一つだけあたしのわがままを聞きなさい。」
「何ですか。」
「今回だけ、彼女達を見逃してあげて。」
「それは出来ません。」
「出来ないというのなら令呪を以て命ずるわ。」

そこまで言われては流石のライダーも手を引くしかなかった。
ありがとう、と自分のサーヴァントに感謝の言葉を述べたイスは聖とアサシンに向き直る。

「これは友達としてあたしがしてあげられる最後のことよ!もうあんた達とは絶交!顔もみたくないわ!
さっさと何処へなりとも消えなさいな!次あったらもう敵よ!敵!覚悟することね!」

聖はイスの顔を少し見つめた後、警戒を解かずに下がっていき、遂にはアサシンを引き連れて退却した。


「しかし、彼女達を斬ってくれても良かったのですよ、セイバー。」

疲労が溜まって居たのだろう。すすり泣いていたイスはすぐに眠りに落ちた。
これはこれからの事について軽い打ち合わせを行った後、別れ際に交わされた会話である。

「この戦いへ馳せ参じた以上、女子を手にかけるのは覚悟の上で御座いますが。
・・・恵華殿がこの場に居たとしましたら、やはり拙者の事を止めた気が致しましてな。それを思うと、斬れませなんだ。」
「忠義者ですね、貴方は。私には、とても真似の出来ないことです。」

少しばかり、その語調に憤懣を感じ取ったセイバーは不満なのかと直球にライダーに問う。

「ええ、立腹しています。
令呪を用いるとイスが言いださなければ私は彼女達を斬り捨てていた事でしょう。」
「確かに聖殿もひなた殿も只者では御座いませんからな。ライダー殿がイス殿に憤るのもまた無理からぬことで御座いましょう。」
「いえ、イスに憤っている訳ではありませんよ。」

ライダーはセイバーの間違いを正す様に言った。


「人にはそれぞれ、自分自身の正義というものが存在する。彼女もまた同じ事で、それを否定するつもりはありません。
逆に私の正義を、私の善を否定する権利も、何人にもないのもまた事実ですが。無駄なことは嫌いなんですよ。私はね。」

ライダーは言葉を続ける。

「ですから、聖杯戦争に必要な事柄以外に、彼女が望まなければイスとコミュニケーションを取る事は避けて来ました。
互いの戦力を把握し、どの様な事が出来るかを把握する以上のことは時間の無駄だとすら考えていたのです。
ですがその為に、先ほどの彼女達が付け入る隙を私自らが作りだしてしまった。

例えばもし、私がイスの事をもっとよく知っていたとしたら、
最初から怪しい点が見られた矢本聖やひなたを懐深くまで引き込む事を私は避けていた事でしょう。
無駄だと切り捨てたことが、実は必要なことだった。それを見抜けなかった己の未熟さに私は腹が立ったのです。
だからこそ、清算をあの場で果たしたかったのですが。」

ライダーは肩を竦めた。
セイバーはなるほどと頷き、話を噛み砕くように少し考えるそぶりを見せて、やがて言った。


「そういうことで御座ったか。・・・いやしかし、息苦しそうですなぁ。ライダー殿の生き方は。」

率直なセイバーの言葉にライダーはほほ笑んだ。

「私には貴方の生き方の方が息苦しいものに思えますよ。
他者を寄る辺にした生き方はその他者に人生を左右される。
貴方がいくら主に忠義立てしたとしても、主が貴方をぞんざいに扱うような人間であれば、それは貴方にとっては無意味なことなのでは。」
「・・・そうでござろうかな。」

ライダーの言葉に対して、セイバーは明確な言葉を返さず、何処か遠くを眺める様に星空を見た。


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 ヽ: : : : : : : : : :/圭i i! i: i: : ヽ: : : : : : : : : : >ィ´y:::::::::::/: : :iヽ `i i`i ! `} !: :{: : : : : : : : : : :
  ヽ: : : : : : : /圭i!:i!ii i!::ヽ: ヽ:ヽz==-: ´:>^====y´____/圭ヽヽi :i !>i iヽ、ヽ: : : : : : : : : :

    ヽ: : : : :/圭圭iヽヽ≧i、: ヽイ: : :/´ / ̄二⊃圭圭圭圭圭ヽ`ヽ !--ゝ、ヽ、ヽヽ: : : : : : : :
     >-/圭圭i!ヽヽヽi!≧-≦圭/   - ´ ̄`ヽ、圭圭圭圭圭i!  `   ヽ ヽヽ \ ̄ ̄ ̄
      i!圭圭圭i!::::ヽヽヽ!-----/     r≦ ̄`^圭圭圭圭圭i!i       `ヽヽヽ\
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【矢本聖のスキル】
 ◆自己改造
  自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
  殺害した対象から肉体と、ランダムにスキルを一つ剥奪する。
  これにより複数のスキルを保有することが可能だが、
  剥奪した対象が多いほど自我が欠損しやすくなり、「人間」から遠ざかっていく。
  なお、現在の彼女は既に一族の肉体を限界まで用いて改造を行っているので、
  「人間」としての身体スペックはカンストしている。

  【効果①:?】
  【効果②:自身か味方ユニットが敵ユニットを撃破した時に発動。
     ?
     マスターの場合、魔力量最大値が10上昇し、
     そのユニットが保有してるスキルをランダムに一つ獲得する。】

【矢本聖の魔力量最大値30→60】

 ◆エンチャント宝具
  【サーヴァントとの戦闘時、筋能力判定数値+2。】
  【マスター戦時戦能力判定数値+3】


【三日目】

【陣営】:セイバー
【マスター】:斎木 恵香
【現魔力量】:58/80
【状態】:魅了(アサシン)

【サーヴァント】:???
【コスト】:19
【状態】:平常

【令呪数】:二画

【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:76/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:アーチャー
【マスター】:幸 祝(みゆき しゅう)
【現魔力量】:32/40
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:20
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:54/90
【状態】:魅了(アサシン)

【サーヴァント】:???
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:一画


【陣営】:キャスター
【マスター】:ヨゼフィーネ・ゲッフェルト
【現魔力量】:17/70
【状態】:ストレス

【サーヴァント】:???
【コスト】:26
【状態】:平常

【令呪数】:二画

【陣営】:アサシン
【マスター】:矢本 聖
【現魔力量】:60/60
【状態】:平常

【サーヴァント】:???
【コスト】:13
【状態】:平常

【令呪数】:三画

【陣営】:バーサーカー
【マスター】:アクラ・ドゥードゥー
【現魔力量】:45/70
【状態】:平常

【サーヴァント】:ジャック・ザ・リッパー
【コスト】:26
【状態】:平常

【令呪数】:一画


それでは一旦失礼します。

おつー

乙、次やるかわからんけどここってエクストラクラスあり?

乙でした。裏切りとか共闘とか、こいつら聖杯戦争してんなあww

そしてアサシンのマスターが対サーヴァント用の武装GETして強化されたか。
ううむ、どこに介入するのが良いもんだろうか。

おつ


共闘、裏切り、工作、大暴れするマスター。いやあいい聖杯戦争ですな
質問、アサシン陣営の正体がわかったけど魅了状態はその状態でも持続するの?

>>864
アリですが使わない可能性が高いです。

>>867
します。


参加出来る方はいらっしゃいますか?

はーい

ここにいるぞ!

幸一はナチス残党から奪い取ってからしまってあった拳銃を物珍しそうに眺めていた。
彼は拳銃などを格好良いものとする感性は持っていたが、実物を手にするのは実は初めてである。

「暴発しないだろうな・・・。そもそもまだ弾が入っているんだろうか。」

武器に出来るのであれば是非とも用いたい所であるが。
しかしサーヴァント戦においては無用なものだろう。
使えるのはマスターを相手にした場合だが、・・・これで人を撃ったら相手はどうなる?

そう考えると、途端にこの銃がとてつもなく恐ろしいものに思えた。
妻を目の前で失った時から彼は死に敏感になり、それを恐れている。
かのブラックメンのエージェントは「魔術師らしくない」と幸一を評したが、実にその通りの男であった。


「・・・これをみゆきに持たせれば護身用くらいにはなるか?」
「それ銃刀法違反だから!娘さん逮捕されちゃうって!座れ!」


【3朝基本行動】下1
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・その他(内容併記)

たまにはコミュを

コミュ相手:
ランサー

【話題】下3

なんか話すことあった?
ksk

願いって聞いてたっけ?ランサーの願い


幸一は銃片手に表へ飛び出そうとした所、ランサーに必死に引き止められる。

「ええい、俺はみゆきを守らねばならんというに!」
「守るって警察のお世話にならせる事じゃないでしょ!落ち着け、どうどう!」
「俺は馬か!」
「私が馬だ!」

ランサーの説得により落ち着きを取り戻した幸一。
しかし、その心境は足るや焦燥に満ちたものである。

(俺はみゆきを守る為に聖杯戦争に参加したんだ。そのみゆきに何か有ったら俺は、俺は・・・!
・・・ん?あれ、そういえばランサーの願いを聞いていただろうか。)

幸一にはランサーの願いを聞いた覚えがなかった。
しかし、最後には裏切る運命であるランサーの願いなど聞く必要はあるのだろうか。

自分のサーヴァントの事を知っておくに越した事はないだろう。
少しばかり考えて結論を出した幸一はランサーに願いについて聞いてみた。



「あ、あ、あーっ!わ、忘れてたっ・・・。そういえば互いに願いについて話してなかったね。」

床に手をついて落ち込みを形容したランサーはゆっくり置き上がって答えた。

「それで、私の願いだっけ。オーディンとしての復権かな!・・・ほ、ほら、みんな私のこともっとうやまえーみたいな?」
「フ、ずいぶんと可愛らしい理由で大層な事を願うんだな、君は。」

おふざけ気味に願いを話したランサー。
それを聞いた幸一は容赦なく自害命令に踏み切れそうな気がした。
ふざけて話せるような願いであれば叶えられずとも問題あるまい。
胸のつかえが取れた心地になった。


「道化役の私らしい理由でしょ?それで、コーイチの願いは?」

正直に話すべきか、それとも何か適当な願いでもでっちあげるべきか。
遠慮する必要はなさそうだが、と幸一は思案する。

【返答】下3

まあ察してくれ、と曖昧に

娘をこの聖杯戦争とかいう危地に金輪際、関わらせないことだ。
私が勝って聖杯聖杯を終わらせる。

とんでもなく非情な願いではなかった気もするし
普通に話す

自鯖を含めて全鯖を脱落させて根源を目指すんじゃなかったっけ?


「根源への到達だ。娘を聖杯戦争に今後一切巻き込まないために父と取り引きをしたんだ。」
「根源への到達!?・・・聖杯はそんな事も叶えられるの!?」
「ああ、叶えられるんだ。元々この聖杯戦争における聖杯はその為に作られた。
七騎のサーヴァントの魂を用いて根源へ通じる孔をしばらく固定させる装置としての使い方が本来の用途になる。」

普通に話した幸一の話を反芻するランサー。
七騎のサーヴァントの魂を用いて根源へ通じる孔をしばらく固定させる・・・七騎?

「え、それって・・・。」
「ああ、済まないねランサー。君の魂、娘の為に利用させてもらうよ。まあ願いは諦めてくれ。君には次の機会があるだろう?」

ニッコリと笑って死刑宣告をした幸一をランサーは信じられないような物を見る目で睨んだ。
その手には雪の様に白い槍が握られている。

「冗談、・・・だよね?」

【返答・行動orこうなるけど本当に良いんですか?】下3

そういやそんなのだっけ(ガチ忘れ)
安価取り消し

NO

娘を守る為だ、ぐらいにしとく

令呪は君の眼を潰す用と霊核を潰す用で最低二画は欲しいね(ニッコリ
安価は>>879

なに、娘を守るために7騎脱落させるとな

ごめん、こりゃ聞く意味なかったな
安価は取り消し、ノーで

あ、違う。
>>879みたいな意味合いで書いた。
確かにどっちとも取れるなこれ…。

「娘を守る為に私は戦っているんだ。父と取引をしていてね。
上手く私達が勝ち残って聖杯を手に入れれば娘はもう聖杯戦争に巻き込まれずに済む。」

ほほ笑みながら幸一はランサーに自分の目的を話した。嘘はいっていない。
それを聞いた彼女は驚きの表情をマスターに晒す。

「え、・・・ってことは、自分の為じゃなくて娘さんの為に戦ってるの?」
「そうだ。だからみゆきの安全は最優先で守らねばならない。
もしみゆきに何か有ったら、私はもう生きる意味を見失ってしまうかもしれない。」

ランサーはこの聖人のごときマスターに出会えた感動にしばらく浸っていたが、幸一の腕を掴み促した。

「ゴメン、私が間違ってたよ!
行こう、みゆきちゃんを守りに!警察なんて私が蹴散らしてやる!」
「警察のお世話になるのは勘弁してくれ。」
「コーイチがそれをいうの!?」

【ストーキング基本判定】下1
ファンブルでバーサーカー
大失敗で敵陣営に補足される
失敗以上で何も無し
大成功以上でみゆきに気が付かれてしまう

7、何も無し

【他陣営接触基本判定】下1
失敗以下接触、成功以上平常

とーう

他陣営トリップ判定(1-6)下1

#剣、騎、魔、暗・弓、狂
セイバー


今回はここで終了します。
お付き合い下さりありがとう御座いました。
それでは失礼します。


>>230より、

目的:
娘のみゆきを聖杯戦争に関わらせない為、鷲谷家の悲願である根源到達を叶えて聖杯戦争開催の伝統を断ち切る。
状況:
娘の代わりに聖杯戦争に参加し、鷲谷家を戦場にしない為に一番離れている赤地地区倉庫で召喚を行う。
娘からはその行動に好意を持たれていない。
死んだ妻は一般人であり、魔術研究を何より大事にする長老と過去にひと悶着があった。

乙乙。なんかランサーちょろそうww

乙、ジッサイチョロい

おつー


まだ薄暗い早朝、ライダーと別れたセイバーが戦利品を携えて斎木家についた。
斎木家は四代前までは魔術師として活動していた家系であり、この周りが塀に囲まれた一軒家の地下室にその名残が見られる。
霊地である鳥鳴運動公園に徒歩で通えるほど近いこの家は魔術師の土地としては決して悪くはない。
だが、魔術師として終わってしまった斎木家では宝の持ち腐れである。

セイバーが外から二階の一室を見上げるとまだ明かりがついている。
どうやら彼のマスターは朝早くから起床したのか、それとも随分夜更かしをしたらしい。
いや、恐らくは後者だろう。セイバーの戦闘によって魔術回路がうずいて眠れなかったに違いあるまい。

セイバーが玄関から入るとその気配に気が付いた恵華の足音がとたとた聞こえてきた。
玄関傍には二階に続く階段がある。その上の方からマスターのひそひそ声が。

「セイバーさんおかえりなさーい。」
「ただいま帰りまして御座る。」

同じくひそひそと肉声で挨拶を返すセイバー。
寝静まった彼女の両親や祖父祖母を起こさない様に二人とも煩くしないようにしていたのだ。
ざっと斎木恵華はこの様な環境に住んでいる。



階段を上がり、白系統の色を基調とした女の子らしい部屋に彼が入るとマスターはベッドに腰掛けている。
枕元には地下室の鍵といつも彼女が熱心に読んでいる超能力と魔術関連の書物が二冊。
更に枕の上にしおりを挟んでもう一冊置いてあった。

「相変わらず、熱心で御座いますな。」
「そうでしょうそうでしょう!地道な鍛錬が大切ですからねっ!
次はもっと自然に!・・・じゃなかった、より完璧になったわたしの超能力が、セイバーさんに一泡吹かせますよ!」
「拙者に恨みでもあるのでござるか!?」


セイバーが話す一部始終が子守歌になって斎木恵華は眠りについた。
枕に突っ伏したマスターを見て、セイバーはほほ笑んだ。

「己が巻き込まれた戦話の途中で眠るとは、中々に肝が太い。
・・・ま、後でも宜しかろう。今日はさぞ疲れ申した事で御座ろうから。」

窓から外を見れば夜が明け始めていた。
セイバーは恵華に毛布をかけて、自分も武装を解いて抜き身で床に横たわった。


朝早い青空地区の住宅街。
鷲谷幸一は娘・みゆきの尾行を行っている。
使い魔を用いないのは魔術の心得がある娘が魔力の気配で察知しかねない為と、いざ何かあった際に即座に対応する為である。
ランサーは勿論霊体化させているが、含有する魔力が魔力だけに近付きすぎるとやはり尾行がバレかねない。

そう、様々な事を想定して行動を起こしているのだが…。



「あら…、雪?」

紺の制服のポケットに手を突っ込みながら、みゆきは朝のニュース番組の天気予報を思い出していた。
今日は晴れ、時々曇りと言っていたはずなのに、やっぱり天気予報は当てにならないものだ。
長い黒髪を靡かせる冷風に、

「冬が、忘れ物でもしたのかな。」

などと微笑して空想的な言葉を呟いた。

「おや?今日のみゆきさんは詩的ですなぁ!」
「っ、・・・おはよう、あやめさん。毎日毎日静かに私の後ろを取ってくるのは止めて下さらないかしら。」
「うひひー、だって毎日毎日驚くみゆきの反応が面白くて。冷たそうに見えて意外と感情豊かだよねぇ、みゆき。」
「あ、貴女ね・・・。はぁ、なんでこんなのに私は付き纏われるのかしら。」

みゆきは父譲りの三白眼であやめなる少女をじとっと睨んだ。
だが彼女の言葉は間違いでは無い。
この年頃で他人に過度の警戒心や不信感を持つ少年少女の中には自ずから一匹狼になろうとする者がいる。
例に漏れずみゆきもそんな少女の一員であった。

「ぐふふ、あたしゃみゆきさんのいる所なら何処にでも付き纏いますよ。
へっへっへ、このキュートな桃尻がたまんねぇ!あはぁ~あたたかぁ~い・・・。」
「あー御免下さい、警察の方でしょうか。ここにストーカーの変態が───」
「んぎゃーストップストップあたしがわるうござんしたぁ!」



「近頃の女子というのはスキンシップが多いものなんだね。はは、年を取ると若者が判らなくなって来て困るな。」
「私思うんだけどさ、みゆきちゃんを守るなら尾行するより周辺を警戒した方が色々と捗らない?」
「いやいやみゆきの傍にいた方が確実だろう。」
「そ、そう・・・?まぁ、コーイチがそういうならそれでいいけど。」

物陰に隠れて娘達の様子を伺う父とそのサーヴァント。
女子中学生をストーキングするおっさんの図は噂話どころか警察沙汰になりそうな物であったが、
運良く様々の要因が働いて彼を気に止める者は殆どいなかった。

「だけど、みゆきちゃんって随分大人びた子なんだね。もっとキャピっとした可愛い系の子かと思ってたよ。」
「そうでもないよ。あれはきっと猫被っているね。
中学生になってから可愛いものよりダークなものを欲しがるようになったなーとは思っていたがそういうことか。可愛いなぁ。」

そうかなぁ、と口には出さなかったがランサーはみゆきを遠目でもう一度よく見てみた。

ストレートの黒髪が背中まで流れ、左に立つ友人を見る時の横顔から白のウサギヘアピンが見える。
黒のスクールバッグを右肩にかけて、黒の携帯には熊のキーホルダーを付けている。
肩口から流れている黒髪を小ぶりな胸が、学生服のスカートを肉付きの良い引きしまった尻が下品でないほどに盛り上げる。
筋肉の付き方も悪くない。すらりと伸びる脚は芸術的で、ニーソックスに締め付けられた太股は率直にエロい。
身長は周りの中学生と比べ際立つほどの差はない。悪くないスタイルというべきだろう。
だが、幸一譲りだと思われる鋭い三白眼のジト目と口角を釣り下げた不機嫌そうな顔、纏う尖ったナイフの様な雰囲気が近づきがたい印象を与えていて、
彼女を孤高の花たらしめているようだった。

「・・・だがそれもオツ。」
「なにか言ったかい?ランサー。」
「な、何でもないよ!」

それがランサーのみゆきに対する評価だった。
付け加えるならやっぱり幸一の可愛いという評価は不適当で、どちらかと言えば美しい系統の顔立ちといった所だろうと。
アクセントの利いた可愛らしい白のヘアピンが彼女の容姿を見る上で不似合いな物に思えるほどである。

朝のストーキングはみゆき達が学校の校門を過ぎた所で無事終了した。

イスの記述見逃しと設定的に違う気がしたので該当キャラの魔術値下降調整。
()内が特定条件下能力、外が汎用魔術値です。

魔術
イス:5(戦闘時9)
恵華:2(スキルが9相当)

参加出来る方はいらっしゃいますか?

あいよ

18時から始めます。

みゆきちゃん回りの設定濃いな…


口座から預金を降ろした後、タクシーを利用して近くまで送って貰い、
ビニールハウスがよく見える屋敷の近くまで戻ってくると、幸一は見知らぬ気配を察知した。
霊体化させたランサーを制止し、様子を伺ってみると、其処には精悍な顔つきをした金髪の男と甲冑を纏った武士、
そして水色のワンピースに身を包む幼さの残った少女を確認する事が出来た。

「ライダーとセイバーか・・・。セイバーのマスターは姿が見えないな。」
「あちゃあ、ちょっと悠長に構えすぎたかもね。まあ私が軽くふっ飛ばしてあげるさ!」
「ハハハ、面白いジョークだな。潰すかい?」
「え、やっ…ごめん目潰そうとしないでイヤーッ!」

嘯き、霊体化してるにも拘わらず、幸一のした目潰しの手真似に反応を返すランサー。
彼は突然の来訪者に密かに気が立っていた。

実際目を贄にしたランサーであれば、もしかしたら勝ちの目があるかもしれない。
しかし、ライダーに武器が利かない以上やはり相性が悪いのは確かだろう。
また、未知数のセイバーの事も気になった。

一体どのような用件でこの拠点に現れたのか、それが幸一には判断付かない。
戦いに来たのであれば厳しい。
一方、何か交渉事を持ち込んできたのだとしてもこの一対二の劣勢では碌な条件を吹っ掛けられまい。
取るべき行動を思案する。

「コーイチ、彼らは私達の事を知ってるのかな?」
「うん?」
「・・・あ、いや。道化の独り言、忘れていい。
とにかくこのまま近くにいると、いずれ彼らに私達がここにいるのバレそうだよね。その・・・、うん。私の雪で。
か、勝てそうにないならサッサとバイナラしようよ!あるいは勇気か無謀かを試すのも面白そうだけど!」

【行動安価】18:08から下1
1:拠点を去る
2:接触する
3:その他(内容併記)

2


「よし、出迎えようか。」
「えっ、逃げないの!?」
「ああ、家まで出向いて貰って出迎えない、というのは家の主として失礼に当たるだろう。
それに折角今は五体満足なんだ。虎穴に入ってみるのも悪くない。」

三画残っている紅の紋様で勇気を振り絞り、幸一は覚悟を決めた。


鷲谷幸一は堂々たる佇まいでライダー達を出迎えた。
ランサーを霊体化させる事もなしに、害意を現す事なく、ライダー達の足労を謝して労った。
それは彼らにどの様に映ったのか、その心中は幸一の知る由もないが、
彼の礼に礼を以て返したライダーの堂々とした立ち振る舞いは王者の気風に溢れていると感じた。

セイバーについては触れる必要もない。
振る舞いを見ずとも彼がどの様な人間であるかを幸一は察する事が出来た。
後は彼の背にある二つの太刀の内、片方の鍔が『黒漆塗の革袋』に覆われている事に気が付いたくらいだろうか。


さて、幸一の決断は吉と出たのだろうか、凶と出たのだろうか。

【基本判定】下1
失敗以下で凶
成功以上で吉
クリティカルで大吉

nui

すばら!

幸一がライダー達に用件を尋ねると、セイバーが答えた。

「拙者達とキャスター達の戦いを傍観している者の顔を見に来たので御座るよ。」
「は…?」

その率直な言葉に幸一達と、ライダーも面喰らった。
ライダーがセイバーの前に手をやってかぶりを振った。
その言葉の先をライダーが続けて述べた。

「セイバーの言う通り、私達はあなた方の事を確かめに来たのですよ。
勿論、そちらにとっては我々の消耗は喜ばしい事でしょう。
しかしながら、我々も黙って窮地に立たされる訳には行きません。」

ライダーは手でランサーを指した。

「そちらのサーヴァント、中々に強力ですね。」

幸一は背筋が凍った。ランサーも槍を構える。
続く言葉が不吉なものに思えてならなかったからだ。

そして、その予想は当たっていた。


「かの女神官と雌雄を決した後に、あなた方と当たるのは骨が折れそうです。
────ここで、不安要素を除かせて貰います!」

ライダーは召喚した戦車に騎乗し、幸一達に襲い掛かる。
ランサーは幸一を庇って戦車に向かって駆けだした。
予想していた最悪の事態がここに現実となってしまった事に、幸一は己の決断を後悔する。


だが、ここで予想外な事態が発生した。

「…セイバー!?」

ライダーが驚きの声を上げた。
セイバーはライダーの戦車の前に躍り出て、彼の戦車を制止させしめた。
立ち止まったランサーはセイバーの背を見て、やはり驚愕の表情を浮かべている。

「ライダー殿、ここでランサー殿を除こうとするのであれば、拙者は貴殿の敵に回るでござる。」
「は、正気ですか貴方は!ここでランサーを除く事は貴方にとっても利となる筈だ!」


幸一達はライダーの事をよく知っている訳ではない。
それ故に彼の狼狽の姿が珍しいものである事を知らない。
セイバーの却って冷静になった態度の意味も、判らなかった。


だが、ライダーは一つ見落としていた点があったのだ。
そして流石にライダーは平静さを取り戻して、その事に気が付いた。

仲間割れは歓迎だが一体何事か…

セイバーは女好きだから女を切れないんだよ(適当)


「・・・なるほど、セイバー。貴方にとっては私も脅威であるという事ですか。」

セイバーはゆっくりと頷いた。
キャスターの事を考えるあまりに、彼にらしくもない盲点が生じた。
ライダー自身の脅威について意識を割く事を怠ってしまったのである。

ライダーはキャスターの言葉を思い出した。


「キミは強力なサーヴァントだ。そのステータスは見る者を恐怖させる。
 キミは強力なサーヴァントだ。その宝具は立ちはだかるだけで相手を威圧する。
 キミは強力なサーヴァントだ。その戦いはあたらぬ敵をも脅かす。だからこそ。」

「キミの敵は徒党を組んで、キミを打倒する為に力を結集させるだろう。」

彼女の予言がここに現実となった。
ライダーの前には二騎の敵対するサーヴァントがいる。
ここからどうするかによって、その数は増しも減りもするだろう。

ライダーは自分の愚かさを顧み、心の中で自嘲する。

「判りました、セイバー。ここでランサーを討つのは止めておきましょう。」

セイバーが裏切った事について勿論彼はセイバーを責めるつもりはない。
セイバーが忠誠を捧げる主は一人、彼のマスターだけなのだ。
ライダーはセイバーの忠義を褒めた。



かくして幸一は窮地を脱した。
そして窮地は一転して彼の好機に変わる。

ランサーは力が抜けたように槍を支えにして体制を崩し、地に膝をついた。
セイバーはライダーに背を向けた。
そしてランサーと、次いで幸一を見て、ライダーの前で大胆に話を切り出す。

「拙者達と、キャスターを打倒致しませぬか?
お受け成されぬのであれば、ここで共に、まずはライダーに立ち向かいましょう。
お受け成されるのであれば、拙者達と共に来て頂きたい。」

幸一は事の経緯を把握するのに少しの時間を要したが、やがて自分が窮地を脱した事を悟った。
大きく息を吸って鼓動を抑え、生きている喜びを噛み締めながら返答を返す。

【選択安価】下3
1、受ける
2、受けない
3、その他(内容併記)

まあ1だなあ

1

1

とりあえずキャスターを落とすのは此方も望むところだしな。

キャスターのマスターも部下に幸一の娘とか家族を襲わせるつもりだったみたいだし。

幸一が申し出を受けた事で、イス=コントルノはホッと息を吐いた。
しかしほっとしたのもつかの間、

「ライダー殿、しばらく待たれよ!これより拙者はランサー殿、幸一殿と密議を交わす故!」
「み、みつぎぃ!?」

セイバーの言葉に驚き、そして彼女は呆れるしかなかった。

「やらせておきなさい、イス。
少なくとも、キャスターを打倒するまでは共に戦ってくれるのですから。」
「皆まで言われなくてもわかってるわよ!
・・・世界って広いのね。あたし、色んな所を巡って来たつもりだったけど、あんなあけすけな人初めて見たわ。」
「裏切る事が私達に知られた以上、彼に隠す理由など無いのでしょう。
私達も、新たに方策を練らねばなりませんね。」



客間のソファーにセイバーを腰掛けさせる。
テーブルを挟んだ向かい側のソファーに幸一とランサーも腰掛けた。

「幸一殿、貴殿は聖杯戦争に参戦している者についてどれほど把握しておりますでしょうか。」
「まあそれなりに調べさせて貰ったよ。
少なくとも、キャスター陣営が擁している戦力とそれに対抗する君達の戦力は大体把握しているつもりだ。」

軽く互いの腹を探り合った後、本題に移った。キャスター陣営打倒後、どの様に動くのか。
当然キャスターを打倒出来たとして、次に相対する事になるのはライダーになるだろう。
「キャスター打倒後に協戦体制を結びたい」というのがセイバーの話であった。

同時に、セイバーはマスターに伺いを立てるということで、この場で全てを決めることは出来ないとのことであったが、
それは幸一達にとっても考える時間を得ることになり、ありがたいことだ。

そして密かに幸一が気になっていた「アサシン達が何故居ないのか」という疑問は、
セイバーが昨夜の戦いについて大まかに話してくれた事で晴らす事が出来た。

そして一通り話し合った後、幸一達はライダー達の拠点へ戦車に同伴して向かった。

余談であるが、これだけの人数が乗れば彼の戦車はぎゅうぎゅう詰めである。
決して快適な空の旅ではない。
戦闘の際、同伴を許されるのはマスターであるイスだけだろう。

セイバーwwwwwwwwwwwwwwww


とはいえ、移動速度は並の手段の比では無い。
移動手段として用いていたタクシーの速度がもどかしくなりそうな速度で空を駆けた戦車は森林前の地に付いた。
そこで幸一達が見たのは凄惨な昨夜の戦いの爪痕。

「・・・うっわ。一体どんな戦いをすればこんなことになるの?」
「全ては話した通りで御座る。」

キャスター陣営の軍勢は生きている人間だ。彼らの多くが此処で命を失ったのだろう。
セイバーはこうなってからこの場所にマスターを連れて来る事に気が引ける様になったという。
幸一は血の匂いが漂ってきそうな光景から思わず目を背けた。


ライダーの拠点である森林の奥に招かれるのかと思っていたが、
セイバーとライダー達はこの場で別れ、幸一達はセイバーについて行くことになった。
屋敷に帰るのであれば、ライダーは協戦体制にある内は送るとの事だ。

そして幸一達がセイバーに導かれ、恵華の家についた頃には既に昼となっていた。

【3昼基本行動】下3
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・その他(内容併記)

1.コミュ セイバー陣営

ksk

>>924


「・・・えっと、恵華君だっけ?」
「はい、そうですよ!あ、スプーン曲げますね!見てて下さい!ムムムムム、ムーン!」

                              _
                          r=-x,:イ: : : \
                      __んミ__z≪: : : : : \

                   , イ : : : : : : : : ヾ:  \: : : : : :\
                  /: : : : : : : : : : : : : : \ \: : : : : :\
                /: : : : ,イ: : : : : ィ: : : : : : :ゝ、 ∨: : : : : \

               ,:: : : : : / |: : : : : ハ ,: : : : i: : : \:!: : : : : : : |
              /: : : : : /  ゝ: : : :{ .」:_:_I: : : : : : : : |: : : : : : : :|
             7: : : : : : √¨` \: : ! \「\: : : : : : |: : : : : : : :|

             Ⅵ: : : : : {ィf岦ミ  \|ィf岦气,ゝ: : : : : |: : : : : : : |
              |: : : : Иゝヒク     ヒク  〉: :∧: :/: : : : : : : :
               \: : :|:|    ,      |: /: : :/|: : : : : : : :
                 \:|:|   r‐ ―┐   j/|: :|_/ |: : : : : : : ,:
        ,-‐-x        i{:\   |    ノ   イ|: :|  |: : : : : : :/        やった!ほら!曲がりましたよ!
     ´ ̄ 〈⌒〉|^\    |: :l   、 ー‐   /  ||: :|  |: : : : : :/        今日は調子が良いみたいです!
   /     } |..|〉 }    |: :|     >┬ ´   !j/  j/]/|/
.  /      ノ'¨ ̄〉 i_..____j/-…‐‐ァ‐ナ    .。゚| ト、
  l_ _,, ィ"二二〉  ト。~゙'' ..  〉  // ゚'φ_.。 ゚  | | ` ̄ヽ、
   ̄´   〈二二7|  | !   } L//          | | __丿\
        { ¬!」  / |  !  i; / ̄\        ,ィ ̄       \
         ー彳‐< / / 〃I    ゝ、__,..'´
          \__∠,__ j                       ヽ、

                 ̄ }                :|

                  /                 |        `'  ,.
                 ´                  ′ ゝ、
                 {                  |     ` 、     \
                                    |        \     \
                   `':、      =--       |          ¨ヽ   __〉_
                     }                           Y  \ゝ

                     ',             \            }_i\>ゝ


「わぁっ、凄い!えっ、どうやってやったの!?私に教えてー!」
「おっ、ランサーさんもスプーン曲げますか!いいですよ!一緒に曲げましょう!」


家に招き入れられたのは良いものの、幸一はあらぬ心労をかけられる事になった。
魔術師の家に招かれるのだと思っていたら、一般人の家に招かれた。
そして聖杯戦争の参加者の前に自分の家族を晒す危険性を幸一はよく理解しているつもりである。

そして明らかに握力によるスプーン曲げ。ハンガーにかけられた学生服。
幸一は問わずにはいられなかった。心配せずにはいられなかった。

「・・・大丈夫なのか、色々と。」

それに答えてくれる者はこの場に誰も居なかった。
敵魔術師の工房に足を踏み入れる時に匹敵する程の胃痛に幸一は襲われた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆念力(物理)
 雄々しい態度で注目を集め、念力でスプーンを捻じ曲げる。
 明らかに力を込めて曲げているが、曲がったのは念力の賜物である。
 深く追及すると泣きだすので、追及は程々にしてあげてください。
 【フレーv…スプーンを曲げる念力を使用できる。】

【コミュ内容】下3

エスパーですね
ksk

他にはどんな事が出来るんだい?

対ライダーの共闘体制についてセイバーのマスターの意見を確認。
互いに知っている陣営について情報を交換。

ライダーへの対策はあるのか?

対ライダーの共闘体制についてセイバーのマスターの意見を確認。
互いに知っている陣営について情報を交換。

ライダーへの対策はあるのか?


しかし、いつまでも胃痛に悶えている訳には行かない。
自分が引っ張っていかないと話が進まない事を理解した幸一は、恵華に共闘体制についての意見を確認する。

「セイバーさんがそう決めたんですよね?なら多分、何にも問題ないんじゃないでしょうか!」
「そ、そうか・・・。それなら構わないんだ。」

セイバーのマスターの了承を得られた事を幸一は素直に喜んだ。


次に幸一が切りだしたのは情報交換である。

「いいですよ!今からテレパシーでお伝えしますね!ムムムム・・・。どうですか!?」
「あ、ああ、いや。どうやら頭の容量が一杯で受信できないみたいだよ。」
「では代わりに拙者が口答でお伝えいたしましょう。」


情報交換を終えて、最後に幸一はライダーへの対策があるのかとセイバーに問いかけた。

「それが難しい問題で御座る。
拙者が一昨日にキャスター殿とライダー殿の戦いを観戦した時、キャスター殿の魔術がライダー殿に通用していたのは確か。
恐らく魔術が『不枯の蓮華環』の突破口になるので御座いましょう。しかしながら・・・。」

セイバーは申し訳なさそうに言った。

「拙者のように魔術が不得手で御座いますと、ちと突破口が思いつかんので御座るよ。」

ううむ、と幸一もライダーの『不枯の蓮華環』の突破口について考えてみる。
武器が効かない以上、ランサーの槍は無意味。よって魔術による戦いを強いられる。
しかし戦車に騎乗したライダーと魔術のみで戦うなんて芸当は恐らくキャスターにしか出来まい。
ランサーも魔術の扱いには長けているが、だからといってそれだけでライダーを打倒し得るものでもない。

二人が頭を使って悩ませていると、

「武器が効かないなら、武器を使わなければ良いんじゃないでしょうか!?」

何も考えていなさそうな超能力少女が思わぬ提案をしてきた。
いやいや、そんな簡単なカラクリな訳がと幸一は笑ったが、恵華の意見に賛同する者が居た。
ランサーである。

「条件付けされた特殊な防護能力って、得てして条件外の害意に弱いものだしさ。
例えば皆に愛されたバルドルはフリッグの契約でいかなる物でも傷付けられなくなったけど、
唯一つ契約外だったミストルティンでその命を落としたんだ。」

だから、いかなる『武器』でも傷付けられない護りなら、『素手』で戦えばライダーにダメージを与えられる可能性は十分にある。
そうランサーは力強く、そしてどこか悲し気に述べた。

ランサーの説明を受けて幸一はその考えを撤回させた。
もしかしたら、斎木恵華の案はライダーに通用するかもしれない。

【接触基本判定】下1
失敗以下接触、成功以上平常

1

接触陣営トリップ判定(1-6)下1-2

4

1

申し訳ない、ミスです。
#弓、剣槍


再度接触陣営トリップ判定(1-6)下1-2

4

#魔、剣槍、弓、暗、騎、狂
アサシン
ライダー

今回はここで終了します。
長時間お付き合い頂きありがとう御座いました。
それでは失礼します。

お疲れ様でした!

おつ

武器が効かない・・・調理器具は武器ではない。とか通らないかなー。無理かなー。

おつ

次スレ:
【募集鯖鱒】さあ、黒歴史を紡ごうか【二次創作聖杯戦争】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1464606728/)

参戦サーヴァントの性質を考えてRへ移行。
わりと多判定が遠そうなので点呼せず始めます。

#魔、剣槍、弓、暗、騎、狂
アサシン
ライダー


川原に焼き魚の香ばしい匂いが漂っている。
イスはてきぱきと釣った魚や採取した野草、虫を調理して行く。

今日の昼食はとても豪勢だ。
今夜こそ体制を整えない内にキャスター陣営を討伐せねばならない。
一昨日の朝に対峙してから昨日の朝、夜と毎日顔を合わせてしのぎを削って来た相手だ。
出来るのであれば引導は自分達の手で渡してやりたい。その為にお腹一杯食べて、力を蓄えておくのだ。

この辺りに拠点を定めてからというもの、イスは水を得た魚のように生き生きとし始めた。
工場の近くで青くなって吐きかけていた事を考えると、つくづくこの子は自然の中こそ棲み処なのであろう。
野草や虫を茹でている合間にナイフで木の枝の先を削り、魚に通す串を作るイスを見ながらライダーはそんな事を考えた。


「前から思ってはいましたが。」
「なによ。」
「貴女は自然の中で生きる力をよく見に付けているようですね。良い手際です。」
「は、え、何なのライダー!?どうしたのよいきなり!?」

イスは驚いて釜戸近くの地面に刺している串刺し魚を二つほど倒してしまった。
いつも聖杯戦争や参加者の話しかしなかったライダーの口から、まさかそんな言葉が飛び出て来るなんて!

「なにか悪い物でも食べたの!?」
「何も食べていませんよ。それはイスがよくご存じでしょう。
フフ、美味しそうですね。焼けたらお一つ頂けますか?」
「え、ええ・・・。それは構わないけど。」

イスは困惑し、にこやかに礼を言って釜戸の傍に近づいてくる癖っ気金髪の青年を気味悪がった。
前にこれ薦めた時、サーヴァントに食事は必要ありませんとか言ってたわよね?確か。
視線が気になってあたし一人でごはん食べるのかなりおっくうに思ってたのよ。
も、もしかしてアレやせ我慢だったのかしら・・・。

あ、それとも、セイバーが裏切ったせいで頭がヘンになっちゃったとか!?

「ライダー、セイバーのことはあたし、気にしてないからね!
確かに厳しい状況に追い込まれるでしょうけど、頑張ればどうにかなるわよ!」
「いえ、頑張るだけではどうにもなりませんよ。具体的な方策を立てなければ。
ですがその意気込みは良しですよ、イス。戦意がなければ戦う事は出来ないのですから。」

ライダーは娘にする様にイスを撫でた。イスの混乱は頂点に達した。
なんか今日のライダーはやけに優しい。昨日までは素っ気なかったのに。
撫でられるのは悪い気はしない。でも彼女は大真面目に洗脳や幻覚を受けている可能性を考えた。
その沸騰する頭を急激に覚ましたのは森のざわめき。結界の反応である。

「・・・どうしました?」
「誰か入って来たみたいよ。
でも、魔力の気配は感じないわね。一般人でも迷い込んで来たのかしら?」

ただでさえ夜とはいえあれほど大規模の戦闘を行って近所の家屋に被害を出したりしたのだ。
秘匿機関や監督役が働いても隠蔽しきれなかった痕跡があちらこちらに残っている。
イスは人間社会に疎い為にそれほど不思議に思わなかったが、
ようやく痕跡が人の目に止まってしまって通報を受けた警察辺りが検分しに来たのかもしれないとライダーは推測した。

だが、矢本聖。彼女達の可能性もライダーは見逃さない。
もっとも彼女達ならその命運をここで断つ事は容易に思える。何せ彼女達にはライダーに対する有効打がまるでない。
それでも彼女達が再度ライダー達にすり寄ろうとする事はまず有り得まい。ならば戦闘は避けられない。
仮に彼女達がライダーを仕留めようとするのであれば────。

【暗殺基本判定(受ける側)】下1
「平常>軽傷>重傷>死亡」 気配遮断D+3
ファンブルで二段階進行、失敗以下で一段階進行、成功以上で回避、クリティカルで反撃

いぇい

川原という視界が開けた場所というのは聖達にとって不運だった。
だが、そんな不運なぞに怯む彼女などでは無い。

木々からまず飛び出したのは聖。
狙うはライダー、というのも彼女はライダーの防護宝具を知らない。

「ラ、イダアアアアァァァッッッ────!」

憎しみを込めて一刀をライダーに振り下ろす。
会話も無い。会釈もなければ礼儀も無い。共闘していた相手への遠慮など皆無である。
あるのは英雄に対する憎しみのみ。その憎悪の刀を軽く避けて、ライダーは彼女の手から刀を叩き落した。

だが、ライダーの対応は図らずも完璧なものでは無かった。
敵サーヴァントが聖に気を取られた隙を付いて、アサシンの短剣がイスを襲う。

「イスッ!」

イスの友達であった少女の暗殺は好機を逃した。
氷魔術師は氷と冷気の噴射で飛翔し難を逃れた。

安心する間が有っただろうか。
ライダーはなんの躊躇もなく太陽の光を反射し水晶の様に輝く戦車を走らせた。
車線上にはアサシン。

「止めて!」とは言わない。イスはひなたとの離別の運命を受け入れた。
それでも彼女は言わざるを得なかった。

「どうして来たの!言ったじゃない、次遭う時は敵だって!
───馬鹿!本当に馬鹿!」

イスは涙目になりながら氷魔術を駆使してライダーの援護をする。
彼女の叫びにアサシン達は答えなかった。彼女の友達はもういない。
絶交したのだから当然だ。その当然の事がイスには辛かった。

だが、その悲しみを乗り越える強さを彼女は持っている。
そもそも魔術師とは人間として様々な物を犠牲にするもの。
生まれながらに魔術師であった彼女はそれをよく心得ていた。


かくして、戦いの火ぶたは切って落とされた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アサシン達に勝ち目が無いのでスキップ。連投ありでお願いします。

【令呪使用基本判定】下1
ファンブルで三画消費、失敗以下で二画消費、成功以上で一画消費、クリティカルで消費無しで撤退

【魔比較戦闘察知判定】下2-6
「基準イス魔:5」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:8 ヨゼフィーネ 補正+3
魔:2 恵華 補正-3
魔:7 幸一 補正+2
魔:7 アクラ 補正+2
魔:3 幸   補正-2

非情なり

えい

うん

判定

【令呪使用基本判定】
二画消費

【魔比較戦闘察知判定】
「基準イス魔:5」
12345察知失敗、67890察知成功

魔:8 ヨゼフィーネ 失敗
魔:2 恵華 失敗
魔:7 幸一 成功
魔:7 アクラ 失敗
魔:3 幸   成功

━━━━━━━━━━━━━
スキルによりストレス判定免除。

 ◆破綻者
  英雄死すべし、慈悲はない。

 【効果①:このスキルおよび効果は、無効化されず取り外しも出来ない。】
 【効果②:基本的な行動指針が「英雄の抹殺」に固定される。】
 【効果③:精神干渉の効果を受けない。ストレス状態にならない。】

【陣営】:ライダー
【マスター】:イス・コントルノ
【現魔力量】:36/90
【状態】:魅了(アサシン)

【サーヴァント】:???
【コスト】:27
【状態】:平常

【令呪数】:一画


【陣営】:アサシン
【マスター】:矢本 聖
【現魔力量】:47/60
【状態】:平常

【サーヴァント】:ハサン
【コスト】:13
【状態】:平常

【令呪数】:一画


これにて戦闘を終了します。
次回は戦いにはなるでしょう。

えっ、二回目は拮抗出来るの…?

殴り合いに超有利ユニークスキル持ち(推定)大英雄VS演者系幼女ハサンの戦いとかもういじめってレベルじゃねぇ(なお襲ったのハサン)

戦闘の経過については述べる価値すら無いだろう。
聖達は武器の効かぬライダーに蹂躙され、這う這うの体で撤退した。
だが、その戦闘は決して無意味なものではない。

キャスター打倒に向けてのイスの意気込みはアサシン達との敵対で消えてしまった。
ライダーも戦いによって多大な魔力を消費した。そこから導き出される結果は。

「イス、今夜は見合わせましょう。」

体育座りしているイスは黙って頷いた。
キャスターを打倒した後にセイバー達と連戦になる事は目に見えている。
いくら強敵を打倒した所で自分達が敗北しては意味がないのだ。


戦いの事を知った幸一の元にイスの使い魔が届いた。
今夜の戦いに参戦しない旨を伝えられた幸一は苦虫を噛んだような表情を浮かべる。
なまじ戦いの事を知っているだけに、彼らを説得しても無意味であろうことを悟ってしまった。

斎木恵華はぐっすりと眠っている。ランサーも添い寝している。
幸一は彼女には何の期待もしていないし、それが戦局に影響するとも考えない。

「まったく、無防備な寝顔という奴は誰であろうと可愛らしい物だな。」

だが、その寝顔に少しばかり心を和まされる。
みゆきが小さい頃も、といつもの様に思い出に浸る後。

「ままならないものだなぁ。」
「左様でござるなぁ。」

セイバーと顔を見合わせてぼやくのだった。

【3夜基本行動】下3
一日は朝、昼、夜の三ターン構成。
・コミュ 相手を選択し、一つの話題を挙げて、それについて話します。
・索敵 発見判定『魔4知4運2』
・散策 遭遇判定『魅4運4魔2』
・休息 魔力値を最大値/10回復するほか、鯖鱒の重傷、負傷の治癒を行う。
・ストレス解消 ストレス状態の治癒を行います。
・キャスターの拠点に向かう
・キャスター陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・ライダー陣営へ使い魔を飛ばす (内容併記)
・その他(内容併記)

コミュ

散策

今の魔翌力やストレス状態ってどんなだっけ
安価下

【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:76/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画

休息

休息


「・・・私達、滞在して宜しいのですか?」

恵華の両親や祖父母に上の様に問いかけたが。

母親は「いいんですよ、ゆっくり為さってください。今部屋を用意しますので。」と了承し、
父親は「・・・ウチの娘に手を出したら、判ってんだろうな。」と疑るような目つきで朽葉色のオッサンとセイバーを交互に見て、
祖母は「そう思うのでしたら出ていって、ほら、ほら。」と幸一の足を杖で叩き、
祖父は「鷲谷ですか。まさかまたその名を聞くことになるとは。」と感慨深そうに幸一が滞在する事を許した。

━━━━━━━━━━━━━━━
【陣営】:ランサー
【マスター】:鷲谷 幸一
【現魔力量】:85/90
【状態】:平常

【サーヴァント】:ブリーラー・レッスル
【コスト】:23
【状態】:平常

【令呪数】:三画


【接触基本判定】下1
失敗以下接触、成功以上平常

接触トリップ判定(1-6)下1-2

3

#狂、魔、槍剣、騎、弓、暗、
ランサー&セイバー
ライダー


今宵は何も行動を起こせない。
手持ち無沙汰になったセイバーは斎木家の屋根の上で見張りをしながら、
何か起こりはしないかと町内を眺めていた。

特に何かが起こるとすれば十中八九、キャスター陣営の根城たる公園であろうとセイバーは睨んでいる。
しかしながら、同時に我らが動かなければ動きは無いのではないかなどとも思っていた。そんな時。

「なっ、あ、あれは・・・!」

セイバーは目を見張った。夜空を駆ける馬車を見た。
その馬車はなんとキャスター達がいる運動公園へと向かうではないか。

「ま、まさか一人でキャスターを倒しに行こうとでもいうので御座ろうか・・・!?」

戦車を確認できたのはほんの短時間しかない。
だがセイバーはその戦車をライダーの物であると確認した。
その意図は判らない。判らないが、これはランサー達に報告すべき事ではないか。

そう判断したセイバーは、眠りかけていた幸一を叩き起こした。
寝ぼけ眼になりながらその話を聞いた彼の脳裏にある疑問が起こる。
ライダーがキャスター陣営に単騎で攻め込むメリットはなんだ?

勿論幸一にもその意図は判らない。

【行動安価】下3

組む……ということはないと思うが、うーん

こっそりつけてみよう

キャスターと最後に殴り合うと約束して同盟する為かもしれない。

こっそりつけてみよう
━━━━━━━━

意図が判らない。判らないからこそ明らかにする必要がある。
そして自分達に断りなくライダーが起こした行動である。
ランサー、セイバー、幸一達は緊張の面持ちで運動公園へと向かった。

だが、彼らが公園につく前にライダーは公園から飛び去ってしまった。

「こんな短時間で済む用事って、なに?」

ランサーの疑問ももっともだ。ますます彼らが何をしていたかが気になる。
・・・ライダーを信用していいのだろうか。

【行動安価】下3

裏切りには裏切りじゃないかなー。という個人的な邪推。
うーん。キャスター陣営に堂々と聞きに行く?ww

安価↓

使い魔に見に行かせる


自分たちは元いた場所へ戻りつつ

自分たちは元いた場所へ戻りつつ、使い魔に見に行かせる

戻る行動をするなかで使い魔を移動させ、戻った先で使い魔と視覚共有すると処理します。

【使い魔は何処に?】下1
1、キャスター陣営のいる運動公園
2、ライダー陣営のいる森
3、その他(内容併記)

キャスター相手に使い魔はなあ……でも2でも情報取れるとは思えないし
安価下

1 キャスタークラスといえども幸一の使い魔にかかれば監視は余裕ーッ!

(陣地捨てて逃げるように言ったのかな。そうなればライダーはキャスターが見つかるまで時間が稼げるし)

幸一達はキャスター陣営に使い魔を送りだして、帰途についた。
少なくとも良い予感はしなかった。

【使い魔魔術比較判定】
キャスター 自動失敗

【結果基本判定(易しめ)】下1
ファンブルで幸一達の存在を認識
大失敗以上で何もなし
クリティカルで奇跡的に何があったかを知る

どうだろ

結局なんなんだろ
あと次スレ

>>984
>>945

多分、そのうちわかるさ。そのうち、な。

>>945 次スレ誘導

道理で表板にないわけだスマンThx

1.裏切り提案。3陣営で襲撃したらライダーがキャスターと組んで殴ってくる。ヤバイ。
2.退去勧告。キャスターを逃がす事で、同盟を維持しつつ同盟終了後の対策を練る時間稼ぎ。
3.ピンポンダッシュ。キャスターへの嫌がらせ。一晩中警戒するんだよオラァ!

しかし放った使い魔はどうやら見つかってしまったらしい。あっけなく処理された。
幸一は因果線から場所を探知されないか恐れたが、その夜キャスターが襲ってくるような事は無かった。
少なくとも、処理されたという事はその場にキャスター達が残っているという事である。

一体何があったのだろうか。
幸一達が恐らくもう知る事のない、真実を追ってみよう。


ライダーが起こした行動を明かそう。
夜の森の中、戦いに疲れた身をマスターと共に休めていた。
今夜戦いを見送る羽目になった事を残念に思いつつ、ライダーは自分の果たしていない責務について気にかけていた。
キャスター陣営とは出会った途端に戦いが始まってしまうだろう。己の責務を果たす事なく彼女か自分は消える事になる。

───果たして、それで良いのだろうか。
彼は自問した。いいや、問うまでもなかった。彼は即座に行動を起こしたのである。


ライダー来訪!
その知らせにキャスター陣営属する者に緊張が走る!
自分達が弱っていることを見逃す彼ではない。いよいよ以て終わりの時が近づいたのだ!

ナチス残党達はとてもではないが戦える状況ではない。
しかも、帰ってきた敗残兵によればライダーとセイバーが協戦しており、
その他あの少女と共にいたマフラーの少女が死神のように仲間を殺戮したということだ。
ライダー一騎でも厳しい戦いであるというのに、多数で攻めよられてはもう命運が尽きたと言わざるを得ない。

救いといえば、残り二画の令呪と地道ながら着々と進む工房作成。
そして仲間が死んで食い扶持が減った事による破綻の延長だった。

「も、もう駄目だ・・・!ここでわたしは死ぬんだ!嫌だ!止めろー!死にたくなーい!」

ヨゼフィーネはいつもの公園を見下ろせる一画にあって恐怖した。
恐怖しているのは彼女だけでなく治療を受けているナチス戦闘員達もだ。
どうしてあれ程までに木っ端みじんにされ、しかも総統代理が崩れ落ちているのに戦意を上げられよう。
だが彼らは決意した。せめてこの今まで組織を盛り立てて来た健気で高慢な少女だけはこの場から逃がそう。
負傷した兵達が役に立たぬ体に鞭打って立ちあがった。

そして恐怖の色無しに泰然としているキャスターの姿は彼らの希望、心の支えとなったのである。

令呪が二画あればキャスターとマスターはなんとかなるだろうし。

ナチス戦闘員の皆さんにはテロリストまたは銃刀法違反で退場して頂きたいところですが。

────だが、彼らの闘志はあっけなく無駄になった。

「はあっ!?」

ヨゼフィーネは、ライダーとキャスターの会話を聞いて愕然とするしかなかった。



ライダーが公園に降り立つと、初めて出会った時の様にキャスターは悠々と持て成した。
ボロボロのナチス残党兵が足を負傷した者は足が無事なものに肩を担がれ、などして戦闘配備につく。
だが、彼らがライダーに何が出来よう。その運命は強風前の枯れ葉に等しい。

悲壮感漂う中で、彼らの視線はライダーの一挙一動に向けられていた。
キャスターが促すとライダーは用件を切りだした。

「今夜、私は戦いに来た訳ではありません。」

ヨゼフィーネ含むナチス残党達は夢でもみている様な顔をした。
緊張が解けてその場に崩れ落ちるもの、彼を信用せずに武器を向ける者など様々な反応が見られたが、
ライダーの行動を予想外に思っている事は共通していた。

「貴女は、月神に仕えし女神官でしたか。
『月が綺麗ですね』。確か、この国では愛しているに相当する言葉であるらしいですね。この言葉は。」
「へっ!?・・・な、なに?何をしに来たんだろうと思ったら、ボクを口説きに来たのかい?キミは。」

キャスターは一瞬の狼狽を見せたが、それを悟られないようにほほ笑んだ。

「その意図はありませんが、確かに貴女は魅力的な女性でしょう。」

ほほ笑み返したライダーは何かを包んだ木の葉を差し出した。

「私は、貴女の美しさに見とれて、つい、過ちをおかしてしまいました。」

「プレゼント!?何だろう」、と木の葉を開いたキャスターを襲う栗の花スメル。
そう、この木の葉は>>734にて出した謎の液体を秘術をかけて包んだものであった。
木の葉を開く事によって、今腐敗を防ぐ秘術から白くべたつく謎の液体は解き放たれたのだ。

表情が固まったキャスターを前にライダーは懺悔と責務遂行を果たす。

「私は貴女を想ったが為に罪を犯してしまいました。
しかし、出してしまった事は仕方のないこと。というわけで。」

ヨゼフィーネが顔を真っ赤にして壮絶な突っ込みをしているがライダーに届かない。


               _    <ヽ.     ィ ト、 __   /`
               ) )  _ ノ .ト、_  / ,' j `´ Ⅴ/

              / / /   . 人 `Y´ {ト、_`ァイ´ /`ヽ、
                / .,' {   r'´  }  i  ヽ  ,'   ハー、 \iヽ、
             { i、_人   `ー く / ゝ、  \ノ  ト ) i   }  `!
             r! 八 γ⌒ヾミ、、  .)_ -==-、  Y彡γ⌒`ヽ リ  |
            }i ヽ ./ r.、  )))  r'´  _  .ヽ、 i!{ .イ  r=、 Y  イ
          .リ.{ / .{ .ノ::::) /ノ / γ::::::::ヽ   Yil..i|  i::::::} i く ノ
          ./ 廴{ 从 ゝノ ,.;  i  i{:::::::::::::::}   i! ミ、 .`ー' ノ イ
          {  `入 ヾ  ノ  ヾ、 ゝ_::::_::ノ  人 ゝ、>-イ彡'´
          ゝ.   `ヽ r--ー-=ミミヾ、__  _,./-''´ ̄!7/ / ./
           `、ミ、ヽ  {! i    `ーミ、,,,ソ''´    i.{ イ /!
            }__ト、   ソ      ,        ,ィ= Y _|!
            i´ ヽ、 r'rミ;ー;,,,    !      ,ィ;;/,' {/ .ヽ
            | }λヽ! .、__≧\ ,,;;:   ,./≦ニヲ  !k .i

            | {{ ト .` ヾ弋。ケ>ミi}   { 代。ノ /  ,'.ソ /
            ヽ ヽハ  ゞ辷ニ, ''´ノ   ゞ`ー=''  .,イ../      勿体ないですから、どうです?孕みませんか?

              ヽ、_ハ i   ̄    ..::::..     i  r-'´       私の子を成せるまたとない機会ですよ。
                _}, .l      ,.:  :.      l ,'
             ,,..;;<´.|ト,`      ヽ,._ノ    ´ 人ヽ、       この精液は貴女によってもたらされたものだ。
           /:::>ー=.| .ゝ、    '-=、__,,,-‐''  ,〃 ノ::,イ       ───故に、貴女こそが我が精液を受け取る資格がある。
           / /´      |:. i \   `''- =- ''  ,.イ// ,'、
         /:::::/     .,イ    ヽ、   ̄  /// |:::::::>''^ー───''''''´ ̄ ̄ヽ、
  ___     i::: /    ,// i! ,'      `ー- -''´γ/}トイi!:::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ、
/:::::::::ヽ-''´:::{:::{     :i/.::::i        ヾ:´  {::{  .人イi::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ:::: ∧
::::::::::::::::::::::::::::::从     i.:.:.:.:;         i  {!::i-く ノ.ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::i


そう信念の籠った眼で、ライダーは勧めた。

「キミは────」

女神官は空を往く王に言った。

ど下ネタじゃねーか!

なんだこの吐き気を催す邪悪は!?

R板行くからってこんにゃろう

うん・・・うん・・・・?


      >'´ /⌒Y::::::::::/:::::::::::::/:::::::::::;::::;:ハ::::::::::::::ヘ、〉:〉
     ∠_ ィ、  /〉:::::::/:::::::::::::::{:::::::::::::i::::}:ハ:::::::::::::::V:ヘ
   ∠ イ::::::\ヽ /::::::::/::::::::::::::::ハ::::::::::::i::::レ‐ト::::::::::::}__>:',
      /:::::::::::::::::∧::::::i::i:::::::::::ァ7⌒:ヽ::::j::::j   V::::::::::::! V:!
     ,::::::::::::::::::::! ヽ:::V::::::::::// ヽ::::::―┘ _ ヽ:::人__〉:}

     |:::::::::::::::::::j/\〉:::';:::::::// _      "⌒ヾ ハ:::i:::::::::!
     l::::::::::::::::::/ 〃:::::::i:::ヘ 〃'⌒`         ゙゙ {:i::::}::::::::|
     |:::::::::::::::::l\∧::::::::';:::::i  ゙゙゙       ′    j:j::::j:::::::::!
     |::::::::::::::::;'   ヽ::::::';:::}      r ´ ̄ }   丿:::/::::::::::i     ───キミは、欲求不満なのかい?
     |:::::::::::::::j    ヽ:::::::::ト     ヽ  ノ  イ::::::/::::::::::::i     それなら言ってくれればいいのに!
     ;::::::::::::::;'       ヽ:::::::}∧エ ー   二 <フフV:/:::::::::::::::i
     /:::::::::::::;'   ∧  V:::∧ ` \ヽ  // /_ ∧:::::::::::::,     こんなモノは要らないけど、
    /:::::::::::::/ <>‐<>_V_エ_ー、_  ヽ//ヘ: : : :ヽ―ァ:::::::l     一夜くらいなら───ボクはキミのものになってあげるよ?

   ./::::::::::::::/   , ´   \     >ア:.[:]:.⌒:>: : i: : } く ヽ:::',
   ;::::::::::::::/  /     <      ヽ:.ノ:ハ:ヽ:イ: : : : :j / V::}
   :::::::::::::/  ,′      } 7   /:.:./ ヽ:/! : : : / Y  }:::}



そう屈託のない笑顔で言い放った彼女は勿論生娘ではない。
ライダーの腕を取り、胸に寄せて頭をライダーの肩にコツンとやりながら上目遣いをした。

「なるほど、魅力的な提案ですね・・・。ですが、お断りします。私達は敵同士だ。」

しかし、ライダーにその気はなかった。
彼はキャスターの元に性欲処理に来たのではない。
権利を持つものへ己の子種を渡す、その責務の為だけに彼は今夜この場に現れた。
ふざけていると思うだろう。ナチス残党達もそう思った。ヨゼフィーネも。だが、彼は本気だった。

「それなら、今からでも遅くない!」

キャスターはライダーの腕を離し、彼の前に軽いステップで踊りでながら言った。

「ライダー。今のキミの行動でボクはキミの真名を確信した。
今度は他者に委託する愚を犯さなかったみたいだね。確かに、キミのこれには逸話がある。
孕まぬ者を孕ませるかもしれない。いや、昔はそういう法則だったというべきかな。」

コホン、とキャスターは咳払いして。

「ライダー。確かにボクとキミは決着を付けなければいけない関係だ!
今まで多大な消費をお互いして戦ってきたわけだし、積もり積もるものもある。

───でも、それを晴らすのはもっと後でも遅くない!
ボク達は強い。他の参加者達を脅かす程に!きっと片方が脱落すれば、狙われるのはもう片方。
それはキミも判ってると思う。

だから、お互いの因縁を晴らすのは最後にして、ボク達で手を組んで他の参加者達を一網打尽にするのはどうだろう!?
きっとキミとボクとなら無敵なはずさ!勝てない戦いはない!」


【ライダー基本判定】下1
ファンブルで即座に組む
失敗以下で前向きに考えるがマスターと相談
成功以下でマスターと相談してから返答する
大成功以上で鉄の意志

かわいい


「願っても無い御話ではあります。
・・・本当にお互いの恨み憎しみを抑えて共に戦えるのであればですが。」

ライダーはキャスターの提案をかなり前向きに考えていた。
セイバーがもし彼を裏切らなかったとすれば、もしかしたら一笑に付したかもしれない。
だが大半の陣営の情報を確認した上で、この誘いを断るのは限りなく難しいだろう。
寧ろ、即答しないライダーの思考がちょっとおかしい。

「この話は持ち帰ります。返答は明日の正午までに。────それでは。」
「うん、期待して待ってる!期日を過ぎてたってボクは歓迎するよ!状況が変わらなければだけど!」

キャスターもライダーも強力な力を持っているが、それ故に今互いに苦しんでいる。
その苦難を切り抜ける為には、味方の大半を殺した敵とも笑顔で手を取り合わねばならない。

「・・・私は。」

ヨゼフィーネは葛藤する。
勝利を選ぶか、仲間の復讐を選ぶか。
キャスターの行動が正しいと理解しているだけに、その葛藤は苦しいものだった。
一つ彼女が悟ったのは、仲間の死に打ちひしがれている場合じゃないという事だ。

これがセイバー達を騒がせた、ライダーが今夜起こした行動である。

>>1000ならホモよ!

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