「おはよう」
「……あら、返事がないわよ? 声も出ない?」
「心配しないで」
「貴方は私とお話をするだけだから」
「まだ浮かない顔をしているわね、簡単よ」
「貴方の目の前にいるのは魔女」
「魔女とお話をしましょう」
【貴方の性別は男であり、目の前にいる魔女は貴方の最も好む姿の女です】
【話をしたがっている様です、どうしますか?】
>>2
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とりあえずお茶を淹れる
「きょろきょろして、どうかした?」
「お茶を淹れたい……? 面白い人ね、ここにそんな物があると思う?」
「無いのよ」
「ああ、そんな残念そうな顔をしないで……でも貴方は1つ大きな勘違いをしてるわ」
「お話をしましょう、そう言ったのよ私」
「……さぁ席に座って」
【貴方は目の前の女が、酷く冷たい表情でこちらを見ているのに気づいた】
【どうしますか?】
>>4
とりあえず踊る
「……へぇ」
「上手ね……楽しいわ貴方」
「けど、残念」
「機会は一度しか認めてないのよ私」
──── ガシャンッ ────
【貴方は崩れ落ちるように白い床へ倒れました】
【身体には力が入らず、指先すら動かせません】
【それもそのはず、貴方の身体は木偶になってしまったのだから……】
──────────・・・
──────・・・
──・・・
「おはようございます」
「どうかされましたか、その……顔色が悪いと言いますか……」
「あ、あっ……席を立たないで!」
「この空白の世界では、私と貴方しか本来存在しません」
「ただ……その、『私達の意図しない行動』を取られてしまうと何が起きるか分からないのです」
「……よくわからない、といったお顔ですね」
「つまり……あの」
「私と、お話をしましょう?」
>>7
どんな話?
ティータイムを楽しみながらおしゃべりできないなんて…(絶望)
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