未○日記は関係ありません
Don't think. feel!
【艦これ】時雨「暇だから、神になってみる」 うーちゃん「ぴょん?」
【艦これ】時雨「暇だから、神になってみる」 うーちゃん「ぴょん?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477277805/)
↑の続き。今更ながらキャラ崩壊注意。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1481794545
今回、金剛は何デレになりますか?
時雨「クリスマス会の準備の途中だけど。」
卯月「そんな…『チャーハン作るよ!』みたいなノリで言われても…」
時雨「ふふっ。チャーハンは僕の得意料理さ。」ドヤァ
卯月「そんなこと誰も聞いてないぴょん。」
>>2 あとのお楽しみです!
時雨「なんでも、世の提督たちの間じゃあ…『時雨はヤンデレ』という風潮が蔓延してるそうじゃないか。」
時雨「だったら僕もここで一つ、そのブームに乗ってみようと思ってね。」
時雨「ほら、前回の話で僕と提督が両想いだってことが判明したでしょ。」
時雨「だから、今度はヤンデレになって提督の気を惹いてみようと思うんだけど……うーちゃん、どうかな?」
卯月「好きにすればいいぴょん…」
時雨「そうか。よかった。うーちゃんの太鼓判入りだね。」
時雨「ご褒美にうーちゃんを解体するのは最後にしてあげるね…えへへ…」目ハート
卯月「」
時雨「さて、早速提督にヤンデレしてくるね。」
卯月「やめるぴょん! その様子だと多分ヤンデレって意味わかってないよね?」
時雨「そんなことはないさ。僕をなめてもらっちゃ困るよ!」フフン
時雨「ヤンデレの心得その1…ヤンデレたるもの、その愛は本物であるべし。」
時雨「僕の、提督に対する愛は本物さ。」
時雨「その証拠に…ほら。ここに僕の愛がたくさん詰まったプレゼントがあるよ。」つプレゼント箱
時雨「今からこれを提督にプレゼントしにいくのさ。」
卯月「でも、ヤンデレぴょん?」
時雨「そうだよ。だからちょっとした一工夫を、ね…」フフフ
時雨「中身は内緒!!」
卯月「心配だからついて行っていいぴょん…?」
時雨「いいよ!」
時雨「提督…入るね。」ガチャ
卯月「失礼しますぴょん。」
提督「おう。時雨か。あとうーちゃん。どうした?」
時雨「あのね…その…提督…」モジモジ
時雨「提督に渡したいものがあるんだ。」
提督「?」
時雨「はい。プレゼントだよ…」
時雨「ちょっと早いけれど…メリークリスマス……提督///」つプレゼント
提督「時雨……」
提督「ありがとう。嬉しいよ。」ナデナデ
時雨「えへへ///」
提督「早速開けてみてもいいか?」
時雨「うん。」
卯月「」ゴクリ…
パカッ
提督「これは……マフラーか!」
時雨「うん…これからどんどん寒くなるからね。」
時雨「僕なりに頑張って編んだんだよ。どう…かな?」
提督「時雨……すごく嬉しいよ。俺のために…」ギュ
時雨「あっ///」
提督「時雨は優しいな。真面目で頑張り屋さんな、そんなお前が大好きだよ…」
時雨「うん……ありがとう。喜んでもらえたようで良かった…」ギュ
提督「時雨…」
時雨「提督…///」
卯月「アレ? 普通ぴょん…?」
卯月「というかうーちゃん急に苦いコーヒーが飲みたくなったぴょん……ぷっぷくぷぅ…」
時雨「あっ、そうだ。提督。」
提督「どうした?」
時雨「僕、今日からヤンデレになるから。」
提督「え」
時雨「はい。提督…マフラー巻いてあげるよ。」
提督「ちょっとまって…え、ヤンデレ…どういう…」
時雨「 マ フ ラ ー 巻 い て あ げ る よ 」ニコッ
提督「アッ、ハイ」
卯月「」
今回も犯人は金剛デース!
どうせ禿げるか殴られるかして出番オワリネ
カナシイデース
提督「ず、随分と長いマフラーなんだな…編むの大変だったろ」汗
時雨「うん…だけど…提督のためだと思ったら全然大変なんかじゃなかったよ。ふふふ…」密着
時雨「あぁ…提督。キミは本当にたくましいなぁ…ますます好きになっちゃうよ…あはははは。」ギュ
提督「」
提督「そ、そういえば時雨……ちょっと髪切った? に、似合ってるぞ!」
時雨「そうかな? うん…ありがとう///」
提督(よかった…ちょっと変だと思ったけど…やっぱりいつものしぐ…)
時雨「今日のためにたくさん使っちゃった/// 僕の髪の毛。」
時雨「このマフラーね…10数%は僕の髪の毛で出来てるんだよ。」
時雨「提督、僕の髪の毛撫でるの好きだもんね? これからはいつでも僕の髪の毛に触っていられるよ。」
時雨「正真正銘、僕の愛がたくさん詰まった傑作だよ? うん。」
時雨「大事にしてね? そして、肌身離さず巻いていてね///」
時雨「もしも捨てちゃったりなんかしたら…僕、おかしくなっちゃうかも♥」
時雨「ふふふふふふふふふふふふ……あははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!」目ハート
提督・卯月「や、やばいぴょん…」ゾゾゾ…
>>10 今回は割と出番あると思いマース(半ギレ)
相変わらずレスへの返信を怠らないクオリティで何より
時雨「というわけでよろしく。」
提督「なにをっ!?」
時雨「僕の愛、たくさん受け止めてね?」
時雨「それじゃ、失礼するよ。」
卯月「あっ、待って!」
卯月「司令官…ご愁傷様です。」
ドア ガチャン
提督「…………………」
提督「ヤンデレか……なんてこった。」
提督「とりあえずマフラーをモフろう。」
提督「モフモフ モフモフ」
提督「時雨の匂いがする……」クンクン
モフモフ モフモフ モフモフ モフモフ……
>>13 別に…普通だしっ これくらいは
……………………
時雨「よし、掴みはバッチリだね!」
時雨「これできっと提督も僕を意識してくれるはずさ。」
卯月「恐怖を植え付けただけだと思うぴょん…」
卯月「時雨、もう止めよ? これでもう満足したはずだぴょん!」
時雨「まさか! こんなんじゃただの、ちょっとだけ愛情が行き過ぎただけの純情乙女じゃないか!」
卯月「純…情…?」
時雨「僕のヤンデレ計画はまだまだ始まったばかりさ!」
時雨「ふふふ…待っててね…提督/// はぁん♥ すぐにキミを僕だけのものにしてみせるから…」恍惚のヤンデレポーズ
卯月「」
卯月「今回はそうとうクルものがあるぴょん……またぷっぷくぷぅで誤魔化すしかないぴょん…」
プップクプゥ プップクプゥ プップクプゥ プップクプゥ………
>>19
他の奴らは投下に専念して、自分のssを書くという事を目的としている
この>>1はss書いてるつもりになってるけど、ニコ生みたいに絡んでくるヤツに対してウェーイってしたいだけ
明らかに場違いというか、周りから浮いてるからそれを馬鹿にされて笑われてるのに気付いてない時点でもう、ね(笑)
>>1が楽しそうでなによりです(笑)
それから、時雨のヤンデレ行為は始まったのだった。
時に、提督を拘束し…無理やり(食事)行為を強制し…
時雨「提督……はい。あ~んして?」
手錠を掛けられた提督「あ~ん。」モグモグ
時雨「どう? 僕のチャーハン、おいしい?」
提督「おいしいよ……すごく。」
時雨「えへへ/// よかった///」
時雨「次は…僕の作った唐揚げ…たべりゅ?」
提督「たべりゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!」
瑞鳳「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!!!!!!!!!!」
そして時には…提督のプライベートを侵害するレベルの監視行為を敢行し…
提督「……………」
時雨「……………」
提督「あのさ…」
時雨「何?」
提督「そんなに見られると寝られないんだけど…」
時雨「でも…僕はヤンデレだから提督をずっと監視していないといけないんだ…」
時雨「ふふふ♥ 提督の寝顔、楽しみだなぁ…///」
提督「明日早いんだから、お前ももう寝ろって…」
提督「ほら…お前も一緒に寝ていいからさ」布団まくり上げ
時雨「いいのかい…?」
提督「監視するんだろ? だったら一緒に寝ればいいじゃないか…」
時雨「そう/// それじゃ遠慮なく…お邪魔します…///」ゴソゴソ
時雨「あったかい///」
時雨「Zzzzzzz……」スヤスヤ
提督「」ナデナデ
>>20
そういうつもりはなかったのですが…そう思われてしまったのなら仕方ないですね。以後気を付けることにします。
そして遂には、行き過ぎた愛は凶器へと変わり…
時雨「あぁ…提督…好き♥好き///」ギュウ
提督「うぐぐぐぐぐ…ちょ、強く抱きしめすぎ…」
時雨「あててるんだよ…///」ギュウギュウ
提督「そ、そんなこと…聞いて…なっ…ぐぐぐぐ!」
時雨「あぁん…愛おしいよ…提督……こんなに近くにいるのに僕の愛は止まらない…それどころか増々膨らんでいくばかりだ。」
時雨「こうしてぎゅっとしてないと…頭が変になっちゃいそうだよ…ふふふ…」
時雨「好き♥ 好きっ♥」ギュウウウウウウウウウウウウウウウ
提督「うげぇぇぇぇぇぇ…折れる…身体…折れるぅ…」
提督「たすけてぇ…うーちゃん……」
卯月「勝手にやってろぴょん。」アキレ
卯月「うーちゃんは遠征いってくるぴょん。」スタスタ
スキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキ
スキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキ
スキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキ
スキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキ
時雨「大好きだよ♥」
ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
提督「うがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」
こうして、時雨の愛は徐々にエスカレートしていくのだった…
提督「うーちゃん……助けて…」
卯月「うーちゃんは関係ないぴょん。」
提督「時雨の親友でしょ…なんとか止めてあげてよ。お願い…アイスおごってあげるから…」
提督「このままじゃ俺、時雨沼で溺れ死ぬことに…」
卯月「別にいいじゃないですか。幸せそうで。」(素)
提督「やめてください! 素に戻るのだけは!!」
時雨「二人きりで何を話してるのかなぁ…?」ヌッ
時雨「僕も混ぜてよ。ね、いいでしょ?」ニコリ
提督・卯月「ヒッ…」
時雨「うーちゃん……」
卯月「な、なんだぴょん?(汗)」
時雨「いくらうーちゃんでもさ」
時雨「僕だけの提督を獲ったりしたら、絶対に許さないから」
時雨「覚悟しててね?」暗い瞳
卯月「」
卯月(時雨…完全にヤンデレになりきってしまってるぴょん…)
卯月(こいつ…早くなんとかしないと…)
ちょっと中断します。 指摘があったので、今後返レスには気を付けるデース。はい。
再開します。今日はあと少しだけ書きます。
…………………
卯月「なんとかしてやることにしたぴょん。」
提督「感謝っ…! 圧倒的感謝っ…!」
提督「で、どうするんだ?」
卯月「司令官。目には目を…歯には歯を。だぴょん…」
提督「まさか…」
卯月「そのまさかだぴょん……ヤンデレには、ヤンデレを。」
卯月「というわけで連れてきたぴょん。 ヤンこれ3銃士を。」
提督「ヤンこれ3銃士?」
ゾロゾロ…
卯月「大丈夫、というセリフが大丈夫じゃない艦娘。榛名さん。」ピョン
榛名「榛名は…提督がロリコンでも大丈夫です…」ハイライトオフ
卯月「時雨と対をなす荒ぶる狂犬。夕立。」ピョン
夕立「提督さんに纏わり付くゴミ女は素敵なパーティーでぽいぽいぽーい!」ハイライトオフ
卯月「公式、ヤンデレ(風)艦娘。龍田さん。」ピョン
龍田「うふふふふ…全身を槍でぶち抜かれたい子はどこかしらぁ?」ハイライトオフ
卯月「以上、ヤンデレの専門家(個人的見解)だぴょん。」
提督「あ艦これ……」ゾゾゾ
卯月「なぁぁぁぁぁぁんてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ……」
卯月「うっそぴょおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!!!」キャハハハハハハ
卯月「これ以上ヤンデレを増やしてもしょうがないぴょん。」
卯月「みんな演技だぴょん。」
卯月「ね?」
龍田「もちろんよぉ……私が好きなのは天龍ちゃんだけだもの……天龍ちゃんにちょっかい出した奴は○す…」
夕立「夕立、最近出撃してないから身体が疼くっぽい~ ぶっちゃけ暴れたいっぽい~」
榛名「はい…榛名は、提督がロリコンでも大丈夫です…うふふ…」ハイライトオフ
提督「結局みんな危険なんだけど……そして榛名さんは完璧に演技じゃないですよね…」
卯月「とにもかくにも、彼女たちからヤンデレの対処法を学ぶぴょん。」
龍田「対処法~? ぶっ○しちゃえばいいんじゃないかしら~?」
提督「却下だ。大事な時雨を失うわけにはいかない。そして傷つけるわけにもいかない。」
夕立「むしろこのまま放置すればいいっぽい。その内飽きて別のことをやりだすだけっぽい。」
提督「やだ…この子ったら現実的!! 採用したいけど…そうなる保証はどこにもないからなぁ…」
榛名「提督? 榛名と結婚しましょう?そして子供を作りましょう? そうすれば時雨ちゃんもきっと現実を受け入れられますよ。」
榛名「そう…運命の赤い糸は、榛名と提督にこそ結ばれているのだという現実を……」ハイライトオフ
提督「え…なんだって…?(汗)」プルプル…
榛名「」
提督「ダメだダメだ。これじゃ全く駄目だ。全然解決策足りえないぞ!」
卯月「だったら他にも招集するしかないぴょん。」
卯月「『眼球ソムリエ』阿賀野さんに…『絶望の共依存』雷ちゃんに…『C.S.L』大井さん…その他 etc.…」
提督「もうやめろください…」土下座
提督「しょうがない…自分でなんとかすることにするよ。」
提督「それか…俺が全てを受け入れてやればいいのさ。」
提督「あぁ…そうさ。俺にならきっと出来る。時雨の全ての愛を…」
???「ちょっと待つデーーーーーーーース!!!!!!!!!!!!!」
卯月「そ、その声はっ…!?」
???「ワタシを差し置いて…テイトクへのラブを語るとは、隅におけませんネ!!!!!」
???「テイトクへの愛ならワタシも時雨に負けてはないデーーーーーース!!!」
提督「お前は……っ!?」
金剛「バーーーーーーーーニングゥゥゥゥ、ラーーーーーーーーーーーブ!!!!!!!!!!!!!!」
金剛「英国生まれの愛の使者、金剛デーーーーーーーーーーーーーーース!!!!!!!!!!!!!!!!」
金剛「ソーリー、遅くなったネー!!」キリッ
提督「そうか……なんだかわからんが、とにかくよしっ!! 頼んだぞ、金剛!!」
金剛「イエーーーーーース!! なんとかしてみせるネーーー!!!!」
金剛「テイトクゥ!♥ ワタシの活躍…期待しててネ!」
卯月「ひたすら嫌な予感しかしないぴょん……」
今日はここまでです。
もうちょっとしたら再開します
金剛「ここがあの女のルーム、ネ。」
卯月「心配だからついてきたぴょん…」
金剛「シッ 中から声が聞こえるネー…」
時雨「ふふふ…完成までもうすぐだね。」
時雨「提督…きっと喜んでくれるよね。」
あはははははははははははは!!!!!!!!!!!
金剛・卯月「」ゾクッ…
時雨「……………」
時雨「誰ぇ? 外にいるのは?」ニコォ
卯月「ひっ…」
時雨「クンクン……」犬耳髪ピョコピョコ
時雨「この匂いは…提督じゃないね。女の匂いだ…」
時雨「一人はうーちゃん。もう一人は…紅茶の匂い。それと…」
時雨「提督に纏わり付く邪魔な女の匂いがする…榛名さんか金剛さんかな…」
卯月「はえぇ…犬並みの嗅覚だぴょん……」
時雨「とにかく入ってきなよ…僕に何か用?」
ドア バンッ
金剛「流石は時雨ボーイ、デーーーース!!!!!!」
時雨「生やすな!!このエセ帰国子女!!育ちは純粋なジャパニーズの癖に!!」
時雨「いい加減にしないと、喉笛噛み千切って○すよ?」ガルルルル!
金剛「ふっ、あの立派な忠犬が…堕ちたものデース…悲しいネ!」
金剛「これまで時雨とは数々のBattleを繰り広げてきマシタ…」
時雨「………そうだね。全部僕の圧倒的勝利に終わったけど。」
卯月「二人の間に一体何があったんだぴょん…?」
金剛「ですが…今回ばかりは違いマース!!」
金剛「同じく提督を愛する者として…」
金剛「そして…提督の愛を勝ち取るためにっ!!」
金剛「時雨、あなたに決闘を申込みマーーース!!!!!!」
卯月「結局こうなるぴょん!?」
卯月「やっぱり金剛さんは脳筋…」
時雨「やだ。」ぷいっ
卯月「そして断られた!?」アッチョンブリケッ
金剛「ホワーーーイ!? どうしてネー?」
時雨「あのね。金剛さん…分かってないようだから言うよ。」
時雨「提督はね…もうとっくに僕だけのものなんだよ?」暗い瞳
時雨「提督の全ては僕のものなのさ。そう…」
時雨「提督の身体全部。心も魂に至るまで全部、もちろん提督の愛も。」
時雨「提督の、形のいい鼻・耳…全てを包み込んでくれるような優しい瞳…僕への愛を囁いてくれる口・声。」
時雨「鍛え上げられた胴体。たくましい腕。大きな手、綺麗な指。すらっとした長い脚。」
時雨「喉・関節・爪・髪・骨・ありとあらゆる内臓器官。」
時雨「思想・理念・喜び・悲しみ・不安・欲望・愛情・あらゆる感情・その魂の一欠けらに至るまで…全部。」
時雨「提督は僕のものなんだよ。」
時雨「だから、今更勝負なんてするまでもないんだよ?」
時雨「分かったかい? 提督のことが大好きなこ・ん・ご・う・さんっ?」ニコ
卯月・金剛「」唖然
時雨「分かったなら帰ってくれないかな?」
時雨「今、僕はね。とってもとっても忙しいんだ…」
時雨「そう…提督に送るプレゼントを作っているんだよ? 何かはうーちゃんにも内緒♥」
時雨「僕ね…提督のことが大好きなんだ。」
時雨「提督のことが好きで好きで好きで好きで……」
スキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデ
スキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデ
スキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデ
スキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデ
スキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデ
スキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデ
スキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデ
スキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデスキデ
時雨「たまらなく大好きなんだ♥ 頭がおかしくなっちゃうほどにね♥」
時雨「だからさ……」
時雨「僕と提督の邪魔をしないでよ。」ハイライトオフ
時雨「分かった?」
卯月・金剛「は……はいぃぃ…(半泣き)」
金剛「グスッ ひっぐ……分かったネー…お邪魔しマシタ…」
ドア パタン
金剛「うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!!!!怖かったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」マジ泣き
金剛「時雨がぁぁぁぁ……時雨がぁぁぁぁぁ………おかしくなっちゃったよぉぉぉぉぉぉ………」
金剛「ふえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」涙ポロポロ
卯月「よしよし…」ナデナデ ギュ
卯月「こいつはもうダメかもわからんぴょん…」ため息
…………………………
時雨「フンフフンフーン♪」
夕立「時雨、どうしたのいつもより機嫌がいいっぽい?」
夕立「あと……」
夕立「その身体から出てるドス黒いオーラみたいなの、何?」
時雨「?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
時雨「あぁ…これかい? それが…僕にもわからないんだよ。」
時雨「でもね…僕の提督のことを考えてるとき…とっても幸せな時に限って出てくるんだよ…」
時雨「だからきっと…これは愛なんだ。そう、僕と提督の愛情が具現化したもの。言うなれば…」
時雨「僕と提督の愛の結晶ってとこかな。ふふふふふ♥」
夕立「ただの病みオーラの間違いだと思うっぽい。」
クンクン
時雨「あっ、ていとくの匂いがする♥」耳ピョコピョコ
夕立「くんかくんか…あっ、本当っぽい」耳ピョコピョコ
時雨「」トテトテ
時雨「み~ぃつけたっ!」ニコリ
提督「ひっ」
時雨「もう! 探したんだからね。今朝、急に僕の監視下からいなくなるんだもん…心配したよ。」目ハート
提督「おっ、おう。悪かった(?)よ。」
時雨「提督……今日もカッコいいね。」
提督「て、照れるなーー」
提督「そういう時雨も、可愛いよ。」
時雨「///」
提督「それじゃ…俺は急いでるからさ…またなっ」ビュンッ
夕立「あっ、逃げたっぽい。」
時雨「もう~♥提督ってば~♥」キャッキャッ
卯月「あっ、見つけたぴょん。時雨!」
時雨「うーちゃんか。やっほー。」
卯月(なんかオーラが凄いことになってるぴょん…)
卯月「時雨…あんまり司令官に迷惑かけちゃダメぴょん…」
時雨「迷惑? なんで? 僕が?」
卯月「そうだぴょん…」
卯月「最近の司令官は見ててちょっと可哀想だぴょん。」
卯月「常に何かに怯えながら周囲を警戒して…」
卯月「できる限り艦娘との接触を避けて…」
卯月「おまけに夜もあんまり眠れてないみたいだぴょん…」
時雨「………………」
卯月「司令官は時雨のことを愛しているぴょん。時雨が何もしなくっても…」
卯月「だから時雨…もういい加減やめよ? ヤンデレごっこは……」
時雨「ヤンデレ? あぁ…そんなのもうとっくの昔に飽きちゃったよ。」
卯月「へ?」
時雨「ヤンデレなんて、好きな人から愛されない…可哀想な構ってちゃんでしょ。」
時雨「でも、僕は違う。」
時雨「僕は提督から愛されている。そして僕も提督を愛している。」
時雨「だからそんなごっこ遊びなんてする必要なんかなかったんだよ。」
時雨「ふふふふふふふふふふふ…」
夕立「し、時雨?」
卯月「時雨…自覚…してないぴょん? 自分がおかしいってことに…」
時雨「何をいってるのさ…僕は全然大丈夫だよ! くくくくく……あははははははは!!!」狂気の笑顔
あははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!
あははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!
あははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!
卯月(時雨…本当に壊れちゃったぴょん…?)
卯月(これはきっと、うーちゃんのせいだぴょん……あの時ちゃんと時雨を止めていれば…こんなことには…)
卯月(時雨…ごめんぴょん……)
時雨「気分がいいや。今ならなんだって出来る気がするよ。」
時雨「………そういえば、提督を困らせている人がいるんだって?」
卯月「そ、それはっ…!」
時雨「わかってるよ。別に誰かを傷つけたりなんかしないよ。」
時雨「ただ……みんなにわからせてあげる必要があるみたいだ。」
時雨「この世界中にいる人すべてに…僕の愛を。」
時雨「ちょっと世界征服してくるね♪」
時雨「すぐ戻るから、帰ったら一緒にわたあめ食べよ♪」
卯月・夕立「え」
卯月「ちょ、まっ」
時雨「よぉし! 時雨、行くよっ!!」ダッ
卯月「行っちゃったぴょん……」
卯月「時雨なりの冗談だよね…きっと…」
…………………………
そして、一月後…
世界は、時雨沼に沈んだ-----------
時雨「世界征服できたよ、提督。」
時雨「これでもう、僕たちの愛を邪魔する者は誰もいなくなったね。」
時雨「提督♥ この世で一番君のことを愛してる♥」
時雨「うふふふふふふ…」
あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
Happy end(?)
今日はここまでです。 次回、世紀末時雨伝説が始まります!(嘘)
あっ、世界は本当に征服されました。
24時ごろ、再開予定です。
遅くなってすみません。40分から再開になります、
…………………
西暦20XX年…
突如として世界中に降り注いだ黒い雨によって、世界はその秩序を失った。
その雨を体内に多く取り込んだ女性は、皆一様に特定の男性に対する愛情が爆発的に増大し、いわゆる『病み化』という症状に見舞われることになった。
普通の人間、艦娘…深海棲艦を問はず発症し、彼女らはみな『ヤン娘』と呼ばれた。
その雨の中心には一人の少女がいたとされ、『ヤン娘クイーン』と呼ばれる彼女を中心に…ヤン娘たちは世の男性を狩りはじめたのだ!
そう…『ケッコン(狩)』の横行である。これによって世の男性のほとんどが彼女らの支配下に置かれ、彼女らに飼われることになった…コワイ!!
この黒い雨によって普通の女性はいなくなったかのように思えた…しかし、艦娘はまだ滅んではいなかった!!
とある提督を中心としたレジスタンスが残っていたのだ!
彼女らは雨を避けながら密かに力を蓄え続け…
いままさに反抗戦へと打って出ようとしていたのだった…!!
………………
ザァーーーーーーーーーーーーーーーーー ザァーーーーーーーーーーーーーーー(雨の音)
とある廃墟ビル
足柄「ヒャッハーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!ケッコン(狩)の時間よ!!!!!!!!!!!!!」ブンブゥン!!
妙高「命が惜しければ出てきなさい!!!!!!!!いひひひひひひひひっ!!!!!!!!」E:火炎放射器
逃げ延びた提督たち「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
那智「こんなところにまだこんなにたくさんの提督が残っていたとはなぁ……これは狩りがいがありそうだな…」ジュルリ
羽黒「ヒャァ!! もう我慢できねぇ!! 片っ端から搾り取ってやりますよ!!!!!!!!」
モブ提督A「あっ、あいつら…ここら一帯をしきっている『妙高シスターズ』だっ…!!」
モブ提督B「捕まったら最後…死ぬまで年増女房にこきつかわれるぞ!!!!!!!!!!」
モブ提督C「ひえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…」ジョババババババ
イケメンモブ提督「………………」スタスタ
足柄「ん? 誰よぉ…あんたぁ…?」
妙高「こいつは上玉ですねぇ…ひひひひひひ…」
イケメンモブ提督「」
イケメンモブ提督「俺があなたたち全員とケッコンします…だから…」
イケメンモブ提督「今だけは残りの提督たちを見逃してあげてください!!!!!!!!!」
イケメンモブ提督「お願いします!!!!!!!!!!この通りですから!!!!!!!!!!!!!」土下座
妙高シスターズ「……………」
足柄「いいわよ…それじゃあケッコンしましょ!!」
イケメンモブ提督「あっ…ありがとうございます!!!!!!!!!!」
足柄「なんていうと思った?」
イケメンモブ提督「ひょ?」
足柄「あのねぇ…今の時代は男性が求婚するものじゃないの…そう…」
足柄「すべては私たち女性が一方的に求婚する時代なの!!!!!!!!!!!」
足柄「もちろんあなたたち男性に拒否権なんかない…すべて私たちの勝手!!!」ハイライトオフ
足柄「世はまさに『大ヤンデレ時代』なのよ!!!!!!!!!!!おほほほほほほほほほほほ!!!!!!!!!!!!!!!」
那智「もちろん貴様とはケッコンさせてもらう…だが、それでは足りないのだ…」
羽黒「さっさとケッコン指輪を出しなさい!!!!!!!!!!!」
妙高「それも一つや二つではない…」
妙高シスターズ「全部よっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ハイライトオフ
足柄「最初からお前たち全員から指輪をもらう予定だったのよぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」
イケメンモブ提督「く、狂ってるぞ!!!!!!!!!!お前ら!!!!!!!!!!!!」
妙高シスターズ「ひゃっはぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!そんなの関係ねぇ!!今すぐ全員指輪課金しろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」襲い掛かり
モブ提督たち「ひぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!もうダメだぁ…おしまいだぁ…!!!」ガクガク
???「ちょっと待つデーーーーーーーーーース!!!!!!!!!」
今更ですが…妙高型のみなさん、ごめんなさい
おい ふざけんな!羽黒は若くてかわいいだろ!嫁を貶める奴は>>1でも許さん
羽黒「あぁん? てめぇ、何者ですかぁ?」
妙高「羽黒…やってしまいなさい!!」
羽黒「ひっひっひっ…了解ですぅぅぅ!! ヒャァ!!」
???「お前たちの愛は最早ただの腐った欲望デース……」
???「ワタシが『真の提督LOVE』というものをみせてやりマース!!」
羽黒「しぃぃぃねぇぇぇぇぇぇぇ!!」ヒャァ!!
???「ほぉぉぉぉ…あたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!!!!!!」突きラッシュ
羽黒「ぐえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」
>>88 みょうこうがたは アッ みんなわかくて アッ かわいいとおもいます アッ アッ
羽黒「?」
羽黒「ひっひっひっ…なんだ、勢いだけじゃないですかぁ…なんともないぜぇ!!」
???「お前はすでに…禿げていマース……」
羽黒「え」
羽黒「あ、あ、あ…」
羽黒「あべし!!!!!!!!!!!!」
パァン!!!!!!!!!!(髪の毛がはじける音)
禿げ羽黒「きゅぅぅぅぅぅ…」目回し
足柄「羽黒が一瞬で轟沈した!!! あなた…一体何者!?」
???「ふふふ……」
パサッ!!!!!!
???「古来より伝わる、伝説の暗殺拳…『爆愛真拳』…」
???「その正統後継者であり、提督愛の伝道者。その名も…」
金剛「通りすがりの金剛デーーーーーーーーーース!!!!!!!!!!!!!」ブイッ
妙高シスターズ「なぁぁぁぁにぃぃぃぃぃぃぃぃ!?金剛だとぉぉぉ?」
すみませんが、今日はここまでです。なんだか疲れました… 今晩は那智さんと一緒に寝ます。
ジャギ多すぎwww
もう少しで再開です。
.,. -─- 、
/,;:;:;;;;;:;:;:;:;:`ヽ
,'.:..:.:.:.;;;;;;rrrr、:.:.:ヽ
l::;ィ'´;;;;' `ヽ。-、ヽ.::! 私の名を言ってみろデース!
{ミレ'"´. ,.. ¨¨`,ィ;;彡. 前作で禿げたから仮面つけてるんじゃないんだからネ!
iト、i i:::iノ:::l/::l/::!ノ:::|
ヽ入 `VⅥ /l /l
ト、 `1 ミヽニニ彡'´ L、、、,,_ _./ レ' ..!
ト、. ! Vl ,..ィ´.:j! ',::,,,,,/ ,::′ ,' `ヽ`ヽ`Y´.:./l ``ヽ
| ヽ| 〃/.:.:.:.j!...',;,,/ ,::′,,,,,........リ ノ.:::l / .l.:.:.:.:./ト、
ト、/ ト、, ´/ ./:::'' .人 ..:;;′ .人 .:i: :.! i!:::!.:.;.ィ彡'´ ;; .゙、
l ハ V.:.:.i / ,:: `Y´.;;;′ `Y´ .!,..ィ"´`ヽ〃;;;:;:;:;:;:;;:;゙゙゙´: .
l/.::',.:./.:.:.:j. /''"´ ....;;;;; 人 (,,、、`Y.. ):::V´ : : :
{ V「88j/ ...;;;;;;; .:.:`Y´ (´ _ノ(.. )::::::',、、、,,,__....: : : :
〉;; ぃ.::.i l..... ........:.:.:.;;;)。k、ミヽ (´ _ノ(.. ).::::::!: : :.:.:.:.;;;;;;;``
/;; .い.::i l;;;;;;;;,、、 '''゙""´ ..`゙゙゙゙゙'''''''''´( _ノ(.. ).::::ノ: :.:.:.:;:;;;;;;;;;;;;;;;
,′ノ人 jりi ;: : : : :''''';;;;ゞ ::;; ...:.:.:.: .: .: .;;:i1 i爪ツ"´.:.:.;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
足柄「金剛…聞いたことがあるわ…」
足柄「なんでも、この荒廃した世界において数少ない、ヤン娘化せずにいられた艦娘……その組織であるレジスタンスが存在する、と…」
妙高「その中でも『爆愛真拳』と呼ばれる奇妙な拳法を使い、ヤン娘を粛清している金剛がいるらしい、と。」
妙高「まさか実在したなんて…」
ザッザッザッ…
那智「はっ 援軍か!?」
デデンッ
提督「その通りだ! 俺たちはレジスタンス…ここに多くの提督が隠れていることを知り、助けに来た!!」
提督「俺たちが来たからには、もう安心していいぞ!!」
ワーーーーーー キュウセイシュサマダーーーーー アリガトウゴザイマスッ!!!!! オレタチハタスカッタンダーーーー
足柄「何勘違いしてんのよっ!!!!!!!!!」
モブ提督たち「ひっ…」
足柄「こいつらは所詮レジスタンス…ようするにこの世界でアホみたいに必死で生きてる負け犬ってことよぉぉぉぉぉ!!!!!」
那智「『爆愛真拳』だかなんだか知らないが…私たちヤン娘の前では無力!!!!!ぐひひひひひひひ!!!!!!!」
妙高「見せてやります…私たち妙高一族の奥義…『熟成ヤン娘拳』の力を…ひゃはははははははは!!!!!!!!!!」
妙高シスターズ「数は暴力っ!!!!!!!!!! ひゃぁ!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「ならばこちらも数でいかせてもらおうか……でてこい!!俺の愛する艦娘たち!!!!!!!!!!」
シュバッ シュバッ シュバッ!!!!!
妙高「ぬぁぁぁぁにぃぃぃぃぃ!? 更なる伏兵ぃぃぃぃぃぃ??」
>>109 すげぇwwwww
提督「『ぽいぽい真拳』の使い手にして最狂のマッド・ドック…夕立!」
夕立「さぁ…素敵なパーティーを始めるっぽい!」グルルルルルルルルルル!!!
提督「黒い雨に打たれたものの、元からヤンデレだったためにあんまり変わらなかった従順ヤンデレ…榛名!」
榛名「うふふふふふふふふふふふふふふふ……榛名は提督の命令なら、どんなことだって大丈夫です…うふふふふふふふふふふふふふ…」ハイライトオフ
提督「そして…うーちゃん!」
卯月「どうしてこんなことになってしまったんだぴょん……」ズーーーン↓
提督「この3人に金剛を含めた4人が、今の俺の鎮守府での艦隊だっ…!!!!!!」
卯月「陸でしか戦わないうーちゃんたちは、最早艦隊でもなんでもないぴょん…」
足柄「ぐぐぐぐぐぐぐぐぐ……」
足柄「関係ないわっ!!!!突撃よっ!!!!!!!!!」
金剛「来いデーーーース!!! YOUはSHOCK!!!!!!!!!」
榛名www
※戦いはダイジェストでお送りします
金剛「爆愛真拳奥義…金剛百裂拳!」
金剛「ほぉぉ…あたたたたたたたたたたたたたたたたたー!!」
金剛「ほわたぁぁぁぁ!!」
夕立「ジョインジョインポイィ デデデデザタイムオブレトビューションバトーワンデッサイダデステニー ナギッペシペシナギッペシペシハァーンナギッハァーンテンショーヒャクレツナギッポイィナギッナギッナギッフゥハァナギッゲキリュウニゲキリュウニミヲマカセドウカナギッポイィハァーテンショウヒャクレツケンナギッハアアアアキィーンホクトウジョウダンジンケン K.O. イノチハナゲステルモノッポイ
バトートゥーデッサイダデステニー セッカッコーハアアアアキィーン テーレッテー ホクトウジョーハガンケン ハァーン FATAL K.O. セメテイタミヲシラズニヤスラカニシヌッポイ ウィーンポイィ (パーフェクト)!!」
榛名「提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督提督♪」
榛名「提督の邪魔する人は、榛名が許しません♪」
榛名「 沈 め 」
テーレッテー
妙高シスターズ「ひ…」
妙高シスターズ「ひでぶっ!!!!!」パァン!!!!!
ドサッ ドサッ ドサッ
テーッテレッテー テッテレー♪
完全勝利 S
提督「やったぞ!! 俺たちの勝利だ!!」ダキッ
金剛「イエエエエエス!!」ダキッ
金剛「私の活躍、見てくれたの? 次はもっと頑張るから目を離しちゃNO!なんだからネー!!」スリスリ
榛名「…………………」じと
夕立「20割削り余裕だったっぽい! 提督さんーほめてほめてー!!」キャンキャン♪
卯月「…………………」
卯月「これはきっと悪い夢だぴょん…早く覚めないかな…」
提督「よし、俺たちの秘密基地に帰るぞ!」
提督「みんな、ついてきてくれ!」
モブ提督たち「お世話になります!!」
提督「この4人は連れて帰ろう…高速修復剤を使えば治るだろうし…」
モブ提督D「え…それは流石に…」
提督「いくら敵であろうとも…こいつらは元々は心優しい艦娘であったはずだ…」
提督「俺たちの目的はかつての世界を取り戻すこと…そのためにはこいつらも必要なんだよ。こんなところで死なれちゃ困る。」
提督「悪いが、運ぶのを手伝ってくれないか?」
イケメンモブ提督「……わかりました! 従いましょう。」
イケメンモブ提督「あなたは命の恩人だ……これから先、微力ながら俺たちも力を貸しましょう!」
提督「ありがとう。こんな俺のために……」
金剛「テイトクゥ! しめっぽいのはNOよ!! せっかくこんなにたくさん救助できたんデスから…今は喜びマショ?」
提督「あぁ…そうだな!」
提督「よし、今夜は歓迎会だぞ!!」
全員「おおおおおおおお!!!!!!!!!」
………………………………
卯月「あの日以来、世界は大きく変わってしまったぴょん。」
卯月「黒い雨によって艦娘たちは暴走を始め、世界は瞬く間に彼女たちによって支配されたんだぴょん…」
卯月「うーちゃんと司令官…その他数人の艦娘たちは運良く混乱から逃げ出すことができて…」
卯月「地下に拠点を作って…ようやく先日、地上奪還作戦を開始できたぴょん…」
卯月「…………………」
卯月「きっとこの状況を作り出したのは時雨……」
卯月「時雨は今…前のうーちゃんたちの鎮守府を拠点としてるぴょん…」
卯月「だって、よくわからないけど…その場所にいつの間にか魔王城みたいのが建ってるし。」
卯月「時雨……世界がこうなっちゃったのはうーちゃんの責任だぴょん…」
卯月「親友だったのに…止めることができなかったぴょん……」
卯月「だからうーちゃんは絶対に時雨の目を覚ましてやるんだぴょん!!」
卯月「うーちゃん…弱いけど…絶対負けないぴょん!!」
卯月「卯月…頑張りまっす!!!!」
……………………………
鎮守府、改め 時雨城
魔王の椅子に腰かけた時雨「提督……あれからもう1か月が経つね。」
時雨「僕は頑張って世界を征服したのに…どうしてキミは僕の隣にいないんだろう…」
時雨「…………………あはっ♥」
時雨「きっと提督は照れてるんだ。僕のことが好きすぎて…恥ずかしいんだろうね…」
時雨「そうだよ…そうじゃなきゃおかしいよ…うん…」
時雨「………………………………」
時雨「ふふふふふふふ♥」
時雨「待ってるからね、提督♥ キミは絶対に僕のところへ来てくれる…」
時雨「そう絶対さ…だって。」
時雨「僕たちの愛は本物なんだからね♥」恍惚の表情
うふふふふふふふふふふふふふふふ…あははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!
ピカッ ゴロゴロ ガッシャーーーーーーーーーーーン(雷の落ちる音)
ここまで散々世紀末描写してますが、物語自体はもう終盤です。みんな北斗の拳好きすぎぃ!
…………………………
高速修復剤をかけられて元に戻った妙高型たち「」
明石「よし…次はこの薬を…投与、っと。」
妙高型たち「あばあばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば…」ガクガク
明石「んぅ~? 間違ったかなぁ~?」
提督「どうだ、明石? こいつらの治療薬は出来たか?」
卯月「お邪魔しまっす! って、なんかヤバいことになってるぴょん!」
明石「あぁ…これですか……いまちょっと間違った薬を投与してしまいまして…」
提督「ふざけんなっ! おもっきしヤブ医者じゃねーーか!!」
明石「大丈夫。私は天才です!! もう治療薬の完成はもう間近ですよ!!」
卯月「自分で自分を天才って……ますます信じられないぴょん…」
↑細かいですが 治療薬の完成はもう間近ですよに修正です
今日はまだもうちょっとだけ続くんじゃ
明石「ですが…問題が一つありまして…」
提督・卯月「?」
明石「この黒い雨がもたらす病気……悪魔のようにその良心を失う様から、私は『デモン・シンドローム』と呼んでいるのですが…」
提督「名前かっけぇ!」
明石「私が開発したその治療薬である、『エンジェリック・ワクチン』の最後の素材がどうしても足りなくて…」
明石「この『エンジェリック・ワクチン』は、いわゆる大天使と呼ばれる艦娘たちに関係する素材が必要でして…」
つリスト
・大天使フルタカエルの流した汗から作られるエリート塩
・大天使ハツシモエルが大好物を見たときに流す涎
・世に文月のあらんことを!
明石「そして、最後の一つが…大天使時雨のアホ毛からのみ抽出される希少な『時雨汁』、なんですよ。」
卯月「なにこれ…ぴょん…」
明石「このうち、3つはなんとか集まりました。苦労はしましたけど…」
卯月「3つ目は一体…」
提督「なるほど…肝心要の時雨汁だけは……そうだな…」
明石「えぇ…あれだけの量の希少な時雨汁を体内で製造できるのは…あの時雨ちゃんだけかと思われます。」
提督「ストック作っとけばよかったなぁ…」
卯月「時雨汁について、詳しくは前作をご覧くださいぴょん!(露骨な宣伝)」
提督「なるほど…わかった。」
提督「いずれにしろ、いつか時雨には逢いに行く予定だったんだ。」
提督「それに…このままでは全員が『デモン・シンドローム』によってヤン娘になってしまうのも時間の問題だからな…」
提督「うーちゃんも…」
卯月「………………」
卯月「気づかれてたかぴょん……」
卯月「そう…うーちゃんももう時間はあまりないぴょん…」
卯月「最近、寂しくて死んじゃう夢を毎日…その度に理性を失いそうになるんだぴょん…」
卯月「今だって心の底では司令官を襲いそうになる(意味深)なのを必死にこらえてるぴょん。」
提督「うーちゃん……そうか。辛い思いをさせてごめんな…」
卯月「大丈夫だぴょん。司令官が謝ることはないぴょん…」
今回はぬいぬいでないのかな
提督「よし…それなら出発は明日だ。」
提督「帰るぞ。時雨の待つ場所…俺たちの鎮守府にな。」
提督「必ず時雨を元の大天使に戻して見せる。そして時雨汁を手に入れ…」
提督「俺たちは…世界を救うんだっ!!!!!!!!!」
ザッザッザッ
金剛「よくぞ言ったネー! 流石は愛しのテイトクデース!!!!!」
夕立「夕立もお供するっぽい! ぽーい!」
榛名「平和な世界になったら…結婚しましょう! 榛名はそれで大丈夫です!!」ハイライトオフ
提督「お前たち…!」
イケメンモブ提督「俺たちも手伝います! これでも元は提督ですから!!」
モブ提督A「もちろんだぜ!!」
モブ提督B「世界から真の愛を取り戻せっ!!」
モブ提督C「帰ったら俺は朝潮ちゃんにこの指輪を渡すんだ…そして幸せなイチャラブ新婚生活であんなことやこんなことを…ふひひ…」
憲兵「おいっ!! お前はこっちへ来い!!」
モブ提督C「ぐわぁぁぁぁ…何故世紀末に憲兵がぁぁぁぁぁぁ」ズルズル…
>>135 うーちゃん探偵団とはまた違う鎮守府なので… ぬいぬいが出てこないのはたまたまです。
提督「明日を持って我々レジスタンスは時雨城に向かい出発する!」
提督「恐らく、多くの時雨の部下であるヤン娘たちが襲い掛かってくる。戦いは熾烈を極めることになるだろう…」
提督「だが、我々は決して諦めてはならない!! なぜなら…我々こそが唯一の希望だからだ!!」
提督「犠牲を恐れるな!! 後ろを振り向くな!! 躊躇うことを自分に許すな!!」
提督「我々は明日に向かって進む!! 希望の未来…光り輝く明日に向かって突き進むのだ!!」
提督「我々は奴隷ではない…提督だ!!それ以外の何者でもない!!!!!!!!!!」
提督「世界を…俺たちの日常を取り戻せっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
全員「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
卯月「かくして、夜は更けていったぴょん…」
……………………………
時雨「」アホ毛ぴょこん!
時雨「提督! 今、提督の気配を感じたよ!!」
時雨「そうか…ようやく来てくれるんだね…僕の所へ。」
時雨「でも…どうやら邪魔が入りそうだね。せっかくの僕と提督の感動の再開なのに…」
時雨「でもまぁ…邪魔な奴は全員排除しちゃえばいいんだもんね…」
時雨「彼女らならきっとやってくれるはず……ふふふ…」
時雨「あぁ…楽しみだなぁ… うーちゃんとも久しぶりにお話したいなぁ…」
時雨「提督♥ 僕、待ってるからね。」
時雨「ようやく完成した素敵なプレゼントもあるし…喜んでくれるといいんだけれど…」
時雨「この雨は止まないよ、提督。」
時雨「僕たちの愛が永遠のものになるまで……ずぅ~っと…ずぅ~~っと♥ ね?」
ザァーーーーーーーーーーーーーーーー ザァーーーーーーーーーーーーーーー ザァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そう…この止まない雨に病みながら。僕はキミのことを待ち続けるよ……キミと出逢った、この場所(鎮守府)でね…
今日はここまでです。 あと1~2回で終わります。 ところどころセリフはカッコイイと思うものをパロさせてもらいました。なのでパクリじゃないです()
もうちょっとで再開します
翌日 時雨城付近
奴隷提督たち「ああああああぁ^~」死んだ目
雷「ほらっ、しっかり働くのよ!!」
雷「頑張った子にはあとで御褒美あげちゃうんだから♪」
奴隷提督「御褒美だぁ~やったぁ^~」
奴隷提督「ママァ!! だいしゅきぃ~!!」
雷「そうよ!!もっと私に甘えてもいいのよ!!」
雷「うふふふふふ……」ハイライトオフ
雷「!?」
雷「何かが来るわっ!?」
ダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!
提督「よし!!今のうちだ……全員、突撃!!!!!!」
全員「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
雷「来たわね…レジスタンス共!!」
雷「悪いけど、時雨様がお呼びなのはたった一人だけなの…その他にはお帰り頂くか、ここで果ててもらうわ!!」
雷「行きなさい!! 私の可愛い子供たち!! 有象無象を蹴散らしなさいっ!!」
雷「大物を倒した子にはあとで『お母さんプレイ』の権利をあげるわ!!」
奴隷提督「!?」
奴隷提督たち「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」アへ顔
提督「くっ…ヤン娘は提督をゾンビにしちまうのか……むごすぎる…」
提督「構わずなぎ倒せ!!」
夕立「ぽいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!」ドーン
奴隷提督たち「ぶべらぁぁぁぁぁぁぁ!?」
提督「すまない……みんな…」
卯月「ウヒョー」
金剛「バーーーーーニングゥゥゥ…」
金剛「ラーーーーーーーブ!!!!!!!!!!!」
金剛「金剛百裂拳!!!!!!!」
奴隷提督たち「あばばばばばばばばばば……」
奴隷提督たち「く、口が…勝手に…あぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎg」
奴隷提督たち「金剛ちゃん最高ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」パァン
雷「ううう…よくも私の可愛い子供たちにそんなセリフを!!!!!!」
金剛「ふっ…これがあなたとワタシの年季の違いというヤツなのデース!」
雷「いいわ! それじゃ、今度は私が直接戦うことにするわ!!」
雷「見なさい…これこそが『ヤン娘』となった者たちのみが得られる超常パワー…」
雷「『デモン・シンドローム』の能力よ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
卯月「その呼び名いつの間に広がったんだぴょん!?」
提督「きっと『スタンド』みたいなものなんだろう…きっとな…」
卯月「えぇ…(困惑)」
雷「これが私に宿ったヤン娘能力…」
雷「『マザーズ・病ンデミック』!!」
提督「危ない!!避けろ!!」
モブ提督「え…」
モブ提督「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
提督「モブ提督ぅぅぅぅ!!!!??????」
モブ提督「…………………」
モブ提督「おぎゃぁぁぁぁぁぁwwwwwwwwwwwwww」
モブ提督「ばぶぅwwwwwばぶぅwwwwwwwwwwwwwwwww」
雷「うふふ…よちよち。いい子ね……」
雷「ほぅら、おっぱいよ…たくさん飲みなさいな。」ナデナデ ギュ
モブ提督「ママァwwwwwwwwwwwwwwwおぎゃぎゃwwwwwwwww」
提督・金剛・卯月「ひえっ…」ドン引き
奴隷提督たち「キシャァ!!」ガブリ
モブ提督たち「ぐわぁぁぁぁ!!!!!」
モブ提督たち「おぎゃぁwwwwwwwwwwwwwwwww」キャッキャッ♪
雷「私の能力は…男性をおぎゃらせる能力よ!!」
雷「いいでしょ? しかもこの能力は感染するのよ!!」
雷「私の可愛い子供たち…あなた達のママはここよ…うふふふふふ。」ハイライトオフ
提督「こんなの…ある種のホラーですよ……」ゾゾゾ
榛名「きもちわるい…」
金剛「男の人って…男の人って……」ブツブツ
提督「くそ…ぶっちゃけもう戦いたくない…俺は絶対にあんなのになりたくない…」ガクブル
イケメンモブ提督「こらっ あなたがそんなのでどうするんですか!!!!」ビンタ
提督「はっ……」
イケメンモブ提督「先に行ってください。ここは俺たちでなんとかします!」
提督「そんなっ!!それじゃお前は……」
イケメンモブ提督「いいんですよ…こんなところであなたを失うわけにはいきません!」
イケメンモブ提督「行ってください。そして…必ず、時雨ちゃんをこの狂気から救ってあげてくださいよ。」ニコリ
提督「イケメンモブ提督……」
提督「ありがとう。お前のおかげで目が覚めた。」
提督「わかった…ここは任せたぞ…」
イケメンモブ提督「えぇ…どうか…ご武運を。」
提督「ふっ…お前もな!」
金剛「これが男同士の友情……イエース!!感動ネー!!」ウルウル
卯月「本当に大丈夫なのかぴょん?」
イケメンモブ提督「大丈夫だ。俺は元々マザコンでロリコンだからなっ!!」爽やか笑顔
卯月「」唖然
イケメンモブ提督「雷ちゃん!! 今度は俺直々に…『大人のおままごと』を教えてあげるよ!!」
イケメンモブ提督「くらえ!! 変提奥義…『プロジェクト・光GENJI』!」
雷「くっ…なかなかやるようね!! ならばこちらもっ!!」
ドカッ ドカッ ドンッ ガーーーンッ バキッ ドドドドドっ!!
卯月「どいつもこいつも、ぶっ壊れちまえ…」冷たい眼差し
提督「それ~突撃ぃぃぃ!!」
夕立「提督さんが鎮守府に着任したっぽいぃぃぃぃぃ!」
金剛「これより艦隊の指揮を執るネー!」
門番の伊勢・日向「行かせないっ!!」
伊勢「いきなさい!!愛しの瑞雲!もう一つ瑞雲!またもや瑞雲!そして瑞雲!!」
日向「我らが『らぶりぃ・瑞雲拳』を受けてみよ!!」
榛名「邪魔」包丁ブンブゥン
瑞雲「」粉々…
伊勢「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…(精神ダメージ)」失神
日向「まぁ、そうなるな…」失神
吹雪「ほらぁ!!私のパンツがみたいんですよね!!」
吹雪「だったらゴキブリの様に這いつくばって、豚のように鳴いてみてくださいよ!!」ハイライトオフ
捕まったモブ提督「ぶひぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!」
吹雪「きめぇんだよ!!この正真正銘の豚野郎め!!」ゲシゲシッ
吹雪「まったく…こんなのが旦那だなんて……恥を知りなさい!!」はぁはぁ♥
捕まったモブ提督「あぁぁ! パンツ、パンツですよ!!ぶひぶひ!!」涎ダラァ…
榛名「邪魔」
吹雪・豚野郎「ンアーーーーーーーーーーー!!!」大破
大井「どうして私から逃げるのぉぉぉぉ! 北上さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!」マジ○チダッシュ
囚われていた北上「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!誰か助けてぇぇぇぇぇ!!!!!(泣)」
卯月「うへぇ!奇行種だぴょん!」
榛名「邪魔」
大井「いぇぇぇぇぇぇぇがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」大破
北上「ふへぇ…助かったよ…ありがとね♪」
提督「いつからここは変態共の巣窟になったんだ(汗)」
卯月「もう榛名さん一人でいいんじゃないかぴょん…?」
次々とヤン娘たちを倒しながら進んだ一行は…
提督「は、榛名はやっぱり頼りになるなぁ…あはは…」ナデナデ
榛名「うふふふふふふ……/// こんなにも提督に尽くせるなんて…榛名、感激ですっ///」目ハート
金剛「むむむっ! 羨ましいデース…」
夕立「そんなこんなで時雨城の中腹までやってきたっぽい。」
提督「夕立、時雨の匂いは?」
夕立「くんかくんか……最上階で間違いないっぽい!」犬耳ピョコピョコ
卯月「うーちゃん…階段登るの疲れたぴょん!」
提督「大丈夫か、うーちゃん? おんぶしてやろうか?」
卯月「……お願いするぴょん…」
金剛「ヤン娘たちの攻撃(?)もかなり厳しくなってきたネー…」
榛名「大丈夫ですよ…お姉さま。全て片っ端から薙ぎ払ってしまえばいいんです…えぇ…」
提督「気をつけろ…何やら嫌な気配がする。」
卯月(司令官の背中…あったかいぴょん…)
榛名「!? 対泥棒猫電探に感あり!」
夕立「ぐるるるるるるぅ!!」
金剛「来るネっ!!」
龍田「あらぁ~~こんなとこまできちゃったの~?悪い子たちねぇ~?」ハイライトオフ
阿賀野「外の子たちってば…阿賀野と違ってほんと役立たずなんだからっ…えへへへへ。」ハイライトオフ
龍鳳「あなたたちが時雨様に楯突くゴミ共ですねぇ? あはっ」ハイライトオフ
提督「げぇ! お前たちは…!?」
龍田「ふふっ…そうよ? 私たちはこんな天国のような世界を創ってくれた時雨様に忠誠を誓った…」
阿賀野「最強のヤン娘三人衆…人呼んで…」
龍鳳「真のヤン娘三銃士ですぅ♥ 以後、お見知りおきを♥」
提督「この押しつぶされそうなプレッシャー…こいつらは本物だ。今までのとは格が違うぞ…」ゴクリ
卯月「最早ツッコむのも疲れたぴょん…」
龍鳳「ここから先へは…提督と卯月ちゃん以外は通すな、との命令です。」
阿賀野「提督さんってば幸せ者ね! こんなにも時雨様から愛されているなんて…」
龍田「残りの子たちは…私たちと一緒に遊びましょうねぇ~? うふふふふふふ。」
金剛「……………」
金剛「ヘイ、テイトクぅ! ここはワタシたちに任せるネー!」
夕立「そうそう。こんな奴ら…速攻でポイしてやるっぽい!」
榛名「提督♥ ご命令を♥ 榛名は大丈夫ですから!!」ニコッ
提督「そうか……よし、頼んだぞ。」
提督「勝て!絶対にな。 俺はお前たちを信じる。」
榛名「あはっ♥ 了解です♥」ユラァ
夕立「時雨は任せたっぽい!」
金剛「テイトクこそ…頑張ってネ!」ウィンク☆
提督「行くぞ。うーちゃん。」
卯月「ぴょん!!」
スタスタ
金剛「さて、テイトクも行ったことデスし……」
金剛「久々に本気でやらせてもらいマース……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
榛名(ていとくていとくていとくていとくていとくていとくていとくていとくていとくていとくていとくていとくていとくていとく♪)
夕立「先手必勝!! 素敵なパーティーしましょ!!」
ヤン娘三銃士「○ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ☆
………………………………
提督「時雨……時雨…!!」ぜぇぜぇ
卯月「大丈夫ぴょん? 流石にうーちゃんももう降りるぴょん…」
提督「大丈夫だ、これくらい…提督たるもの…駆逐艦の一人や二人を背負えずになんだというんだ!」
提督「待ってろ、時雨。俺が絶対にお前を病みの中から救ってみせる!!」
卯月「司令官……」
提督「よし、着いたぞ。この扉の先に時雨が……」
提督「覚悟はいいか? 行くぞ!」
卯月「ゴクリ…」
提督「時雨!!」
ドア バンッ!!
時雨「やぁ…提督♥ そしてうーちゃん。久しぶりだね。」
時雨「」キィィィィン!!
提督・卯月「!?」
提督「ぐっ…なんて病みオーラだ……目があっただけで圧倒されそうだ…」
卯月「これが…あの時雨…ぴょん?」
時雨「ふふっ。そんなに怯えないでよ。せっかく一か月ぶりの再会なんだからさ。」
時雨「僕…ずっと待ってたんだよ? キミたちがここに来るのをさ。」
提督「時雨……」
提督「時雨!! 頼む、目を覚ましてくれっ!!」
提督「お前は…俺のよく知っている駆逐艦・時雨は、こんな酷いことをするような艦娘じゃなかったはずだ!!」
提督「お前は…もっと…優しくて、真面目な頑張り屋さんで……」
提督「ちょっと天然なところもあったけど…それがむしろ愛嬌というかチャームポイントで…」
提督「そして何よりも…誰よりも他人の悲しみや辛さを理解できる娘だったじゃないか!!」
提督「それがっ…どうしてっ…こんなことに……!」
時雨「提督……」
時雨「それは違うよ。」
提督・卯月「……………」
時雨「あのね、提督。」
時雨「僕は提督のことが大好きなんだ。」
時雨「そして出来れば…提督を僕だけのものにしたい…」
時雨「けど……提督のことが好きな艦娘はこの鎮守府には山ほどいるんだよ。」
時雨「金剛さんはもちろん…榛名さん…多分夕立も……」
時雨「そしてきっと……うーちゃんだって……」
卯月「……………………」
時雨「そんな状況で…僕だけが提督を自分のものにすることは不可能だよ。」
時雨「僕には僕の立場があるし、それは提督だって同じだ。みんなだってそう。」
時雨「人の気持ちがわかるから、そう…余計にそんな身勝手なことをするわけにはいかなかった…」
時雨「僕はそうして徐々に追い詰められていったんだ。皮肉にも、僕自身の持つ良心に苛まれてね。」
時雨「そんな時、誰かが僕の耳元で囁いたんだ。」
時雨「『欲しいなら、自分の力で無理やりにでも手に入れろ。』」
時雨「『誰かに奪われる前に…自分だけのものに…』」
時雨「『それがお前の心からの本心だろう』ってね。」
時雨「結局、僕は提督の言うような高尚な人間じゃなかったんだよ。」
時雨「自分の欲望に忠実な…どこにでもいる普通の女の子なんだ。」
時雨「でもさ…自分が本当に欲しいものを掴もうとして何が悪いの?」
時雨「後悔しないように…自分のために生きて何が悪いのかな?」
時雨「僕はただ…提督を好きだという、自分の気持ちを正直に…行動で示しただけなんだよ。」
時雨「それの何がいけないの? 本当に悪いことなの?」
時雨「ねぇ、教えてよ。提督。」
時雨「僕は提督のことを愛しちゃいけないのかなぁ?」
時雨「答えてよ。提督。」
提督「……………………」
提督「時雨……お前……」
時雨「ふふふふふふふ…やっぱり詰まるんだね。言葉が。」
時雨「最初からなんとなくわかっていたさ。」
時雨「それでも僕はずっと信じていた。提督ならきっと…いつか僕の愛を受け止めてくれる時が来るって。」
時雨「だけど、提督は最初から…僕のことを本当の意味で愛してくれてなんかいなかった。」
時雨「僕はこれだけ提督のことを愛しているのに…提督じゃ僕の大き過ぎる愛を受け止め切れてくれなかった。」
時雨「残念だよ、提督。キミには失望したよ。」
提督「待てっ! そんなことはない!! 俺は時雨のことがっ…」
時雨「何がないのさ。一か月も僕のことをほったらかした癖にっ!!」
提督「ぐっ……」
時雨「ふふっ、でもね。それでもやっぱり僕は提督のことが好きなんだ。」
時雨「僕の愛は本物だからね…あはは♥」
時雨「そうだ、提督。キミにプレゼントがあるんだよ…ほらっ」
提督「プレゼント?」
つ鎖で繋がった鋼鉄製の首輪×2
提督「なっ、なんだよ…これっ!?」
時雨「見ての通りさ。」
時雨「これを僕と提督の首に嵌めるんだよ。」
時雨「絶対に壊れないように絶対に千切れないように…僕の艤装を少しずつ削って、素材にしたんだ。」鎖ジャラッ
時雨「艦娘は…艦娘である限り、実質不老不死なのは知ってるでしょ?」
時雨「これを着けるとね…提督も僕の、駆逐艦・時雨の一部として半永久的に生き続けられるんだ。」
時雨「うふふ♥ これで僕たちは一生離れられない。ずっと一緒だよ?」ニコッ
時雨「永遠に、ね?」
スタスタ…… スタスタ…… スタスタ……
提督「や、やめろっ 来ないでくれっ!」
提督「あっ、あれっ…身体が動かないっ!!」
提督「? うーちゃん? うーちゃんはどこだっ!?」
時雨「うーちゃん? そこにいるでしょ?」
時雨「ほら…そこに…横たわってるじゃないか…」
血だらけになったうーちゃんらしき何か
提督「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「うーちゃん!! あっあっ……あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スタスタ ジャラジャラ スタスタ ジャラジャラ…
提督「動けっ!! 俺の身体……動いてくれっ!!!!!!!!!!!!あぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
時雨「提督…」
時雨「つかまえたよ♪」
チャキッ ジャラジャラ… チャキッ
時雨「これで僕たち、永遠に一つだね?」目ハート
時雨「ずぅ~と。愛してるよ 提督♥」ニコリ
雨は降り続ける。2人が永遠に一つの存在となったことを祝福するかのように…
いつまでも……いつまでも……この地上に降り注ぐ。
そして2人は…世界はどこまでも沈みゆく。この澱んだ黒き時雨沼の、奥底へと…………
Bad end(?)
シレーカンッ シレーカンッ シレーカンッ!!!
卯月「司令官っ!! しっかりするぴょん!!」
提督「はっ…!! ここはっ!!」
スタスタ ジャラ……
時雨「あれ? 解けちゃったかな? 僕のかけた催眠が…」
提督「俺は…一体…?」
卯月「しっかりするぴょん!!」
卯月「時雨があの首輪を出したあたりで急に司令官がぼーっとし出したんだぴょん!」
提督「そうか…俺は、幻を見せられていたのか…危なかった。」
提督「目を覚ましてくれてありがとう、うーちゃん…」
卯月「感謝はあとでいいぴょん。今は時雨をなんとかするのが先決だぴょん!」
時雨「幻なんかじゃない。それはこれから本当に起きることさ。」
時雨「ふふふ…そしてやっぱりうーちゃんは最後まで僕の邪魔をするんだね…」
時雨「親友だと思っていたのに…裏切るなんて酷いじゃないか。」
卯月「違う!! 親友だからこそ止めるんだぴょん!!」
卯月「親友だからこそ…時雨が間違った方向に進んだら、それを正してやるんだぴょん!!」
卯月「それが卯月の…時雨の親友としての責務だぴょん!!」キリ
時雨「ふぅん…キミまでそういうことを言うんだね……」
時雨「それじゃあキミはもう親友なんかじゃない。ただの邪魔者だ。」
時雨「邪魔者は排除しないと、ね…」
卯月「司令官…やっぱり時雨の様子がおかしいぴょん!」
卯月「いくら病んだとはいっても、別人みたいなことばっかり…」
卯月「これはきっとまた…なにかしら裏があるに違いないぴょん!!」
提督「そうだな…その可能性はあるかもしれない…」
提督「だとすれば…それを確かめる手っ取り早い方法がある。」
提督「もしも時雨の状態が、俺の想像した通りだとすれば…勝算はある。」
提督「俺を信じて…手伝ってくれるか?」
卯月「もちろん! 了解だぴょん!!」
提督「よし、それじゃうーちゃんは時雨を陽動して隙を作ってくれ!!」
提督「ほんの一瞬あればいい!! 俺が時雨に近づく一瞬さえあればっ…」
卯月「そんなの朝飯前だぴょん!!うーちゃんの底力を見せてやるぴょん!!」
時雨「最弱の駆逐艦が、武勲艦の僕に勝つ? 面白いね。やってみなよ!!」
時雨「二度と僕の目の前に現れることのないように…ボコボコにしてあげる!」
卯月「行くぴょん!」
卯月「くらえっ!! うーちゃんの砲撃…えぇい!!」ドーン
時雨「」ひょいっ
卯月「避けられたっ!?」
時雨「ふふん♪ 遅いね。欠伸が出るくらい遅いよ!!」
時雨「うーちゃん…砲撃っていうのはさ…」バックパック主砲稼働
ウイィィン ガチャ
時雨「」スッ スッ スッ
卯月「速いぴょん!?」
提督「うーちゃん、危ない!!後ろだっ!!」
時雨「こうやるんだよっ!!」チャキッ
ドーーーン!!!!!!!
卯月「うびゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」中破
提督「うーちゃんっ!!!!!!!!!!」
時雨「あれ? 一撃でやれると思ったのに…案外しぶといね。」
卯月「いひひ…ウサギは意外と図太い生き物なんだぴょん……」
提督「大丈夫か!?」アセアセ
卯月「平気だよ…まだ戦えます!」
時雨「それじゃ…ちょっと趣向を変えてみようか…」
時雨「一撃じゃ終わらせない……ちょっとずつ、じわじわと追い詰めていこうか…」
時雨「うーちゃん…キミはどこまで耐えられるかな?」
時雨「すぐにギブアップして…僕を失望させないでおくれよ?」
卯月「来るなら来いぴょん!!」
卯月「うびゃぁ!」
卯月「あぐぅ…!?」
時雨「このっ!! このっ!!」ドカッ バキッ
提督「くっ…あぁ…くそっ……見てられない…」
卯月「司令官!! 目を逸らしちゃダメぴょん!!」
時雨「キミこそねっ!!」ドゴォ
卯月「うげぇ…!?」
ゴホッ ゴホッ ゴホッ…
提督「うーちゃん…」
時雨「はぁ…はぁ…はぁ…」
時雨「いい加減、これで終わりかな?」
時雨「これ以上やったら、死んじゃうよ? だからさ。」
時雨「いい加減諦めなよ。うーちゃん…」
卯月「」ボコボコ
卯月「」スタッ ガシッ
時雨「!? くっ、まだ動け…」
卯月「」グーパンっ!!
時雨「うぐぅ!?」
卯月「ぜぇぜぇ…ようやく、一発…入れてやったぴょん…」大破
時雨「っ……」口元拭い
時雨「どうやら、本当に死にたいみたいだね…うーちゃん…」チャキッ
時雨「だったら、望みどおりにしてあげるよ!!!」主砲突きつけ
卯月「うぅっ!?」ミガマエ
提督「そうはさせないっ!!」羽交い絞め
時雨「て、提督!? くっ…離してっ!!」ジタバタ
提督「絶対に離すもんかっ!!!!!!!!!!!!」グググググ
提督「うーちゃん…そんなにボロボロになってまで…ありがとう…本当に、ありがとう…」涙ポロポロ
卯月「司令官…うーちゃん、すっごく頑張ったぴょん…」ブイッ
提督「あぁ…わかってるさ! よく頑張ったな…!」
提督「おかげでどうにか隙を突くことができたよ…」ググググググ
時雨「うぅ……離してよ!! ねぇ!! くっ……離せっ!!」
提督「何度も同じことは言わない!! うーちゃんが命懸けで作ってくれたチャンス…無駄にはしない!!」
提督「時雨っ!! よく聞けっ!!」
提督「お前はさっき、愛がどうのこうのといったな!?」
時雨「………それがっ…なにさっ!?」
提督「お前は一つ勘違いをしている!!」
提督「愛は受け入れたり、受け入れさせるものなんかじゃない!!」
提督「愛は……愛とは……」
提督「愛とは…それが愛であるということを自覚するものなんだよ!!!」
時雨「!?」
提督「時雨…お前はな。お前がそう思っているよりずっと…ずぅ~っと、愛されているんだ!!」
提督「金剛たちは今でも階下で戦っている。それこそ命懸けで…それは何故だかわかるか?」
提督「それは…彼女たちがみんな、おかしくなってしまったお前のことを本気で助けてやりたいと思っているからだ!!」
提督「じゃなかったら全員ここまでついて来てはくれなかった。いくら俺の頼みだろうとな…」
提督「そこにいるうーちゃんもそうだ…」
卯月「…………………」
提督「うーちゃんは、お前のことを本気で大事に思っているからこそ…こうしてボロボロになるまで必死に耐えたんだ!」
提督「お前のことを本当の親友として想っているからこそ…本気でお前にぶつかっていったんだ…例え勝ち目のない勝負だとわかっていてもな…」
時雨「う…うぅ……」
提督「そして……時雨。」
提督「俺もだよ。」
提督「自分でそう言うのは少し恥ずかしいが……俺だってお前のことを誰よりも大事に想っている。」
提督「正直な話…俺はお前とだったら、戦いの中で一緒に沈む覚悟だってある!!」
提督「俺は照れ屋だし、口下手な所もあるから…これまでストレートにお前に愛情を表現することはできなかった…」
提督「けど、今は違う!!」
提督「時雨っ! 俺はお前のことが好きだっ!!!!!!!!!!!」
提督「心の底からお前のことを大切な人だと想っている!!!!!!!!!!!!!」
提督「だから、わかってくれ。時雨…」
提督「お前はみんなから愛されているということを!」
提督「お前は…俺たちとずっと一緒に、そばに居てもいいんだよ…」ギュ
時雨「て、ていとく……」
時雨「」涙ポロポロ
時雨「ていとく……でも…ぼく…」涙ポロポロ
提督「わかってるさ。時雨。」
提督「お前だって俺たちのことを愛してるんだってこと。」
提督「愛しているからこそ…ここまで本気でぶつかってくれた…」
提督「ごめんな…すぐに気付いてやれなくって…」
提督「ごめんなぁ…つらかったよなぁ……ほんとになぁ…」涙ポロポロ
時雨「あ、うぅ…グスン……ごめんなさい……ぼく…こんな…ひっぐ…」
提督「いいんだよ…もう大丈夫だ。安心しろ。」
提督「お前のことはもう…絶対に離さない。約束だ。」ギュゥゥ
時雨「……………………グスッ……うん…やくそく。」ギュゥゥ
時雨「!?」
時雨「うっ!?」
時雨「ゴホッ ゴホッ…」
時雨「おえぇぇぇぇぇぇ……」
ビチャッ ビチャッ ビチャッ…
卯月「し、時雨っ!!」
提督「時雨っ!? 大丈夫かっ!?」
真っ黒い吐瀉物「」
スゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
提督「な、なんだっ!! 吐瀉物が集まって…一つの塊に……」
巨大な一つの人影「…………………………」
人影「憎らしや…憎らしや……」
人影「愛を享受せしこの世全ての生きとし生けるものよ…」
人影「皆等しく我が無限の愛を受け入れるが良い……」
ザァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(黒い雨の強まる音)
提督「なっ、雨が…強まった…?」
提督「まさか…こいつが、全ての元凶…なのか…?」
人影「」ぐにゅぐにゅ
提督「中から…たくさんの女性の形をした何かがっ…」
突き出た女性のような塊「どうして…どうして私を選んでくれなかったの…」
塊「約束したじゃない…私とケッコンしてくれるって…あの言葉は嘘だったの!?」
塊「あの女…あの女が全て悪いのよ。そう、全てあいつのせい!!」
塊「私があの時ちゃんと積極的になっていれば…あぁ…あぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
塊「私を愛してくれないのなら、もう何もいらない。なにもかも壊してやる!!」
塊「全て…何もかも…沈んでしまえ……この仄暗い水の底に………」
塊「沈め…何もかも……!!」
提督「そうか……お前の正体は……」
提督「愛を奪われ、無念のうちに沈んでいったあらゆる艦霊たちの怨念が泥として形を為したもの…」
提督「この黒い雨も…お前の怨念が作り出したものだったんだな……」
提督「まったく…こんな恐ろしいものをどこで拾い喰いなんかしたんだか……」
時雨「そういえば…この前出撃先で変な黒いわたあめみたいなのが落ちてたから……つい…」
提督「お前はわたあめだったらなんでもいいのかよっ!!!!!!!!!」
時雨「えへへ…」ギュ
提督「くそー、さっきまでの涙返せ!」
卯月「ツッコんでいる暇なんかないぴょん…それより、あれを早くなんとかしないと…」
卯月「世界が…ヤバいぴょん……ゴホッ ゴホッ」
提督「おっと、そうだな…けど…あんな奴、一体どうすれば……」
ドア バンッ
ボロボロの金剛「ヘイ、テイトクゥ!! この騒ぎは何デース!?」
ボロボロの榛名「提督……榛名、頑張りました!!」
ボロボロの夕立「なんだかとんでもないことになってるっぽい!?」
提督「来たかっ……すまない、詳しいことを話している時間はない!!」
提督「とにかく……あの巨大な黒い泥の塊が全ての元凶だ!!!!!!」
時雨「みんな…心配かけてごめんね……」
金剛「OH! 時雨ガァール! 元に戻ったのですネー!?」
夕立「一先ずはよかったっぽい!」
塊「」泥の触手ウネウネ
提督「来るぞっ!!」
夕立「夕立、突撃するっぽい!!」
提督「おい、バカぁ! 不用意に突っ込むな!!」
泥「」グチャ
夕立「ぽいぃぃぃぃぃぃぃぃ!? 中に取り込まれたっぽい!!」
夕立「ぽいーぽいーーーーーー!!????」ジタバタ
提督「ぽいじゃねぇ!!!! だから言ったのに…この単細胞っ!!」
夕立「ブツブツ……提督さん……提督さん…提督さん………ブツブツ」
提督「夕立が病んだ!?」
榛名「キャ!?」
提督「榛名が触手に捕まった!?」
榛名「やめっ…離してください!! 榛名のこの身体は…提督だけのものなのにっ!!」
榛名「あっ♥ だめぇ♥ そんなところ…やっ♥ はぁん♥」
榛名「らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ♥」ビクビク
榛名「あ…あ……あぁ…」光を失った瞳
提督「元から光を失っていた榛名の瞳が更に真っ黒に!?」
提督「これは触手に捕まった榛名が精気を吸われただけであり、決して猥褻ではない。いいね?」
卯月「言い訳が苦しいぴょん…」
金剛「こうなったらもう…あれを使うしかないネー…」
提督「金剛! 何か秘策でもあるのかっ…?」
金剛「イエース……だがしかし、But…この技はあまりにも危険なものデース…」
提督「なにっ…そんなに危険なのか…一体どんな…」
金剛「それは…そう。爆愛真拳…最終究極奥義っ!!!!!!!!!」
金剛「金剛♥ら~ぶらぶ♥てんきょー拳♥ ネー!!!!!!!!!!!!」キャ♪
提督「おい、真面目にやれ しかも元ネタ混ざってるし」
金剛「NO! ワタシはいつだって真面目ヨー!!」
金剛「ようするにデスねー…」
金剛「テイトクがワタシに『mouth to mouth』でチューしてくれたらぁ♪」
金剛「ミラクルパワーであんな奴なんかきっとイチコロデース!!!!!」
金剛「キャーーーーーーーーー♪ ワタシ…照れちゃいマース!!!!!!!!!!!」ウキウキ♪
金剛「もぉーーーーテイトクってばーーーーー♥ チューしてもいいけど……舌はい・れ・ちゃ♥ NO!なんだからネー♪」
提督「お前がしたいだけだろ…それ…」
卯月「世界の危機を前にこいつらは何コントをかましてるんだぴょん…」アキレ
時雨「提督……いいよ。金剛さんにしてあげなよ。」
提督「時雨、本当にいいのか?」
時雨「うん…だって…」
時雨「提督はもう…何があっても僕のことを好きでいてくれるんでしょ?」
時雨「チューくらいどうってことないさ…」
提督「時雨……わかった。」
金剛「ホワッツ!? マジでーーー?」パァ
泥「」触手ウネー
卯月「来るぴょん!?」
金剛「/// NO…いざとなると恥ずかしいネー///」
提督「なんだこいつ」
金剛「目、目を閉じマース……恥ずかしいからテイトクから来て欲しいネー///」
提督「…………………わかった。行くぞ、金剛。」
金剛(あぁ…ついに夢にまでみた念願の…テイトクとのkiss…)
金剛(これまで色んなことがあったネー…)
金剛(思い返せば…そう…テイトクと初めて会った時…)
金剛(ワタシはあの時一目で恋に落ちたんデシタ…懐かしいネ…)
金剛(そして次は…大規模作戦で…)
金剛(そして…一緒にショッピングにいったり…)
金剛(そして……そうそう。ドライブに連れて行ったこともありマシタ…)
金剛(次々と想い出が蘇ってくるネー…イエェス…今、とっても幸せデース!!)
提督「金剛…」ドキドキ
金剛「んむぅ~」kiss顔
金剛(あれ、おかしいデース。次々と過去の記憶が…まるでソウマトーのように…)
金剛(って、え? これって…まさか…そんなはずは…)
チュ♥
提督「ぷはぁ」ドキドキ
提督「よし、金剛!見せてやれ!! 愛を極めし爆愛真拳…その最終究極奥義をっ!!」
金剛「」シーーン
提督「あれ? 金剛さん? おーい?」
金剛「」シーーーーン
提督「ちょっとぉ! 冗談やめてよ、もしもーし!?」
金剛「」シーーーーーーーーン
提督「おいっ、お前!! おれの名を言ってみろ!!おいっ!!」
提督「はっ……金剛、まさか…お前……」
我が生涯に 一片の悔いなし!!
金剛「」満ち足りた、安らかな死に顔
提督「死、死んでる…!? 拳を突き上げて、立ったまま…!?」
卯月「バカだぴょん…真正のバカだぴょん……」
触手「」ブゥン!
提督「あぶねっ!?」回避
提督「くそっ! 何が究極奥義だっ!! ふざけんなっ!!チューし損じゃねぇか!!!!!!!」
時雨「そんな…もう残ってるのはボロボロの僕とうーちゃんと…提督だけ…」
卯月「うぅ…せっかく頑張ったのに……どっちにしろ世界はもう終わりぴょん…?」
提督「くっ………どうすればいい? こんな時に…俺に力があれば…!!」
提督「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!誰か助けてください!!!!!!!!!!!」
提督「ほんと…もう、なんとかしてください!!!!!!! せっかく俺、頑張ったのに!!!!!!!!」
提督「これでBad endとか…ほんと勘弁してください!!!!!! 後味悪すぎですから!!!!!!!!!!!!」
提督「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「神様・仏様・五月雨様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「俺に、力を貸してくださいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フワァ…… ペカーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
大天使・五月雨ちゃん「あなたのその願い…確かに聞き入れました!!」
提督「やったぁ!!!!! 五月雨ちゃんが降臨したぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!! うっひょぉぉぉい!!!!!!!!!」
卯月「でうすえくすまきなっ!?」
大天使・五月雨ちゃん「ですが、提督…あなたはもう、あの悪鬼を倒す力を持っているはずです…」
提督「五月雨ちゃん…それは…一体……?」
大天使・五月雨ちゃん「あのぉ…そのぉ…えぇと…」
提督「」ワクワク
大天使・五月雨ちゃん「ごめんなさい!! ご神託の内容、忘れちゃいました……」アワアワ
提督「」ずっこけ
大天使・五月雨ちゃん「すみません、メモ持ってきたはずなんですけど…どこにもなくて……」
大天使・五月雨ちゃん「多分来る途中で落としちゃったんだと思います…ごめんなさい……」
提督「いいよ! 許しちゃう!! 五月雨ちゃんならしょうがないね!!」
卯月「つかえねぇ……ぴょん。」
大天使・五月雨ちゃん「あっ、でも…これだけは言えます!!」
大天使・五月雨ちゃん「後は気付くだけです! 提督の手に入れた…真の力に!!」
大天使・五月雨ちゃん「それじゃ、頑張ってくださいね!!」天使の笑顔
提督「ありがとうございました! 帰りはお気をつけて!!」
フワフワ フワフワ フワフワ
提督「真の力…そんなものが……」
提督「だが、感じる。確かに、俺は圧倒的な何かを手に入れたはず…」
提督「気付くんだ…その…力に!!」
触手「」ブゥン!!
卯月「危ないぴょん!!」
卯月「キャア!!」
提督「うーちゃん!!」
金剛の亡骸でも武器にすれば?
固そうだし
卯月「ぷっぷくぷぅ……司令官は相変わらずアホだぴょん…」捕まり
提督「うーちゃん……ごめん…俺をかばって!!」
時雨「そんなっ…嫌だよ……うーちゃん!!!!」
卯月「でも…信じてるぴょん……」
卯月「司令官と、時雨なら…きっと……」
卯月「この…世界を………すくえ……ぴょん……」
卯月「」泥に飲み込まれ
提督・時雨「うーーーーーーーちゃぁぁぁぁぁぁぁん!」
>>204 そういう銀魂的発想は……あまりよくないと思います。(ただし、球磨のアホ毛は武器になります。)
時雨「残りは僕たちだけになっちゃったね…」
提督「………そうだな。」
時雨「提督……僕に何かできることはないかな?」
時雨「こんな僕でも…提督を一時的に逃がすための囮くらいにはなれるよ…」
提督「ダメだ! お前を置いていくなんてことはしない!!」ギュウゥ
提督「言っただろう? 沈む時は一緒だ。俺とお前、二人きり。」
提督「その覚悟はとうに…出来ている。」
時雨「提督……///」
泥「沈め…沈め…沈めぇ!!」ドロドロ
時雨「とうとう追い詰められちゃったね…」
提督「……………………」
時雨「こんなことを引き起こした僕がいうのもあれだけど……」
時雨「僕は…幸せだったよ?」
時雨「みんなに出逢えて…提督と出逢えて…」
時雨「色んなことがあって…楽しいこと。悲しいこと。辛いこと。嬉しかったこと。」
時雨「思い返せば…僕は色んな人の愛を受けてこれまで生きてきたんだ。提督の言った通りだったね…」
時雨「だから…僕に後悔なんてない。」
時雨「だけど…最後はせめて…提督の腕の中で。果てたいな……」寄り添い
提督「いや、違う。」
時雨「え?」
提督「確かに最後の時はそうなるかもしれない…けれど、それはまだまだ何十年も先の話だ!!」
提督「俺たちには未来がある! こんなんじゃまだ足りない!!俺たちにはまだやるべきことが山ほど残っている!!」
提督「時雨。明日お前に渡したいものがある。」
提督「今、やっと気付いたんだ。俺が…いや、俺たちが手に入れた本当の力…」
提督「それはお前との真の絆だ。」
提督「共に苦難を乗り越え…お互いを認め合った、決して砕けることのない絆…」
提督「結婚しよう、時雨。俺の未来には、お前が必要だ。」
時雨「/// はい…/// 喜んで///」
ピカァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
時雨「あれ、僕の身体が輝いて……」
提督「これは…っ…まさか噂に聞くケッコン(仮)の光!?」
提督「いや、違う……それ以上の力を感じる!!」
バサッ バサッ
提督「天使……様……?」
熾天使時雨「提督……凄いよ。今までとは比較にならないほどの力を感じる!!」
熾天使時雨「これなら…いける!!」キリッ
泥の塊「ニクラシヤァ… ニクラシヤァ!!」
熾天使時雨「可哀想に…辛かったよね……さっきまで僕もキミと同一の存在だったからわかるよ…」
熾天使時雨「だから…すぐに楽にしてあげる。この力で…その苦しみ・悲しみから解放するよ。」翼広げ
熾天使時雨「全てを優しく包み込む浄化の雨よ……この大地に降り注ぎたまえ…」
熾天使時雨「世界中の人々に…慈しみを。」
ザァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(優しい雨)
泥の塊「アァ……ナンテ…ヤサシイ……アメ………」
泥の塊「………アリガ……トウ…………」
泥「」シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
「」浄化
提督「……これで、終わったのか?」
時雨「うん。これでもう、この世界から泥はなくなった…」
時雨「」フラフラ
提督「おっと!」抱き寄せ
時雨「ごめん…ちょっと疲れちゃった。少し寝るね…」
提督「あぁ。よく頑張ったな! お休み、時雨。」ナデナデ
時雨「えへへ………Zzzzzzzzz…」スヤァ
卯月・榛名・夕立「」気絶
金剛「」死亡
提督「あいつらも無事みたいだな…良かった。一人を除いて……」
提督「みんな…よく頑張ってくれた! お前たちはみんな…俺の自慢の艦娘だ!!」
提督「さて……」
提督「ここからは俺の出番だな!!」
提督「元の世界に戻るまで…一体どれだけかかるんだろうか…?」
提督「ま、いいか! 俺も寝よう!」
提督「Zzzzzzzzzzzz…」バタンキュー
雨は降り注ぐ。全ての大地に平等に優しく…しとしと、と。
こうして、世界は救われた。一人の提督とその艦娘たちの手によって。
この癒しの雨は…世界が元の姿を取り戻すまで、いつまでも…いつまでも降り続けた、という。
この出来事は後に、とある艦娘によって『僕と提督と、優しい雨』というタイトルで映画化されることになるが、それはまた別の話である…
……………………………
後日談
時雨「あっ♥ ダメ♥ そんなっ…みんなが見てる前でこんなっ///」
提督「今回の件、だいたいお前のせいだからなっ。これはお仕置きだ。」
時雨「いっ、いじわる/// やっ♥ らめぇ♥ そんなに強く擦っちゃ♥」
提督「じゃないと出ないだろう? ほら、ここをこうすると…」コスコス
時雨「んんぅぅぅ!!!!!!♥ やだやだやだぁ/// でちゃうってばぁ♥」
提督「よし、出せ!! みんなが見てる前で!!」コスコスコスコス
時雨「やぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♥ らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ♥ れちゃうよぉぉぉぉぉ♥」キュンキュン
時雨汁ブシャァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!
時雨「あひ♥ はへぇ♥」ピクピク
明石「おぉ!!ありがとうございます! これでようやく完璧な治療薬が作れます!!」採取
卯月「司令官…なかなかの鬼畜だぴょん……」
この行為は時雨のアホ毛を擦って分泌した時雨汁を採取しているだけであり、従ってこのssに一切の猥褻はない。いいね?
卯月「あの日から3か月が経ったぴょん…」
卯月「人類の復興スピードというものは恐ろしいもので…」
卯月「あれだけ世紀末だった世界は、もう元通り。」
卯月「『デモン・シンドローム』にかかったヤン娘たちも…完成した治療薬のおかげでみんな元に戻ったぴょん!」
卯月「一部の…変なものに目覚めてしまった人々以外は…全員だぴょん…」
卯月「まぁ、細かいことは無視して…とにかく世界は平和を取り戻したぴょん!」
卯月「ちなみに、深海棲艦とは一時的に停戦条約を結ぶことになったぴょん。」
卯月「多分一番酷い目にあってたのは…本当に実在した深海提督だったぴょん……ご愁傷様でっす…」
卯月「そして、うーちゃんたちは……」
時雨「僕、映画監督になる。」
卯月「え」
時雨「今回の出来事を映画にするんだ。」
時雨「タイトルは『僕と提督と、優しい雨』。いいでしょ?」
時雨「愛とは何か…そして真実の愛の果てに二人を待ち受けるものとはっ!?」
時雨「『愛』をテーマにしたノンフィクション・ラヴ・ストーリー!!」
時雨「絶対売れると思うんだっ! 全米が泣いた!! ってね♪」
卯月「えぇ…(困惑)」
卯月「好きにすればいいと思うぴょん……」
時雨「やった! うーちゃんの太鼓判入りだね!!」
時雨「ご褒美に…うーちゃんは、大天使時雨にやられる悪の幹部役に大抜擢だよ!」フフン♪
卯月「いや、別にいいです。」真顔
提督「相変わらず仲いいな、お前ら……」
時雨「あっ、ていとく♥」トテトテ
時雨「えいっ♥」ギュ
時雨「ふふーん♪」
提督「なんだ、こんな廊下で…恥ずかしいだろ?」
時雨「いいじゃないか。だって、僕たちもう夫婦なんだし♪」
つ結婚指輪キラッ☆
提督「そうだけどさぁ……うん。ま、そうだな。」ギュッ
時雨「えへへぇ/// 提督、大好き!」スリスリ
卯月「バカップルはほっといて、うーちゃんは睦月型会議に行ってくるぴょん。」スタスタ
時雨「あっ! 待って、うーちゃん!」
卯月「?」
時雨「」ギュ
卯月「え…ちょ、時雨。恥ずかしいぴょん///」
時雨「僕ね…うーちゃんのことも大好きだよ!!」
時雨「これからもよろしくね♪」
卯月「………ぷっぷくぷぅ。」
卯月「わ、悪い気分じゃないぴょん…///」
時雨「えへへ!」
卯月「なぁんて…うっそぴょーん!!」逃げ出し
卯月「バイビー! このバカップル!!」ピョン
時雨「あっ、逃げたな! 待てっ!!」
ピョーン ピョーン! マテェ!ウーチャン!! ココマーデオーイデ、ピョン!
提督「ふっ、見た目は大人びていても…中身はやっぱりまだ子供だな。」
提督「でも……いつかはきっと。時雨も普通の女の子に戻って…成長して立派な女性になるだろう。」
提督「その時は…改めて、2人で愛を誓い合うことにしような。」
提督「焦ることはない。ゆっくりでいいんだ。」
提督「少しずつ、時を重ねていこう。」
提督「きっと、その先に俺たちの未来はあるさ。」
提督「今は悲しいことや辛いことがまだまだ多い世の中だけれども…」
提督「そう…いつかきっと……みんなが笑って暮らせる世界が…」
提督「時雨!」
時雨「ん…何、提督?」
提督「雨は…?」
時雨「いつか止むさ。」ニコリ
提督「だなっ!」 時雨「うん!!」
おわり
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
時雨はやっぱり大天使です。はい。それに尽きます。
あと、ヤンデレは好きです。けど、ヤンデレキャラは時折見ていて悲しくなります。こんな風に助けてあげたくなるのは何故だろうか…
中盤以降に出てきたのはヤンデレというより…ただの変態共ばかりでしたけど…
金剛は高速修復剤をぶっかけたら蘇りました。今までの中で…今回が一番扱いが良かったんじゃないかな、と思いましたまる
中盤以降の超展開は…最近また北斗の拳の一巻を読み返したばかりだからです。なので基本うろ覚えです。好きなキャラはトキです。あと、種籾のおじいさん。
以上です。改めて、ありがとうございました!
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません