漣「三月下旬のこたつと」 (104)


関連作
提督「あけぼのちゃんはツンドラ」
提督「あけぼのちゃんはツンドラ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446847278/)


短い(予定)
息抜きのような苦し紛れ。帰宅してから書き始めます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459115029


後出しだけど関連作読まなくても別にいい内容です
そんなわけで始める


第七駆逐隊の部屋ーー


漣「すぴー……」スヤァ…

曙「…………」

漣「ぴー……」スヤァ…

曙「いーかげん起きなさいよ馬鹿こたつむり」スッパーン

漣「おごっ……?」

曙「女子の目覚めの一声としてどうなのよそれは」

漣「あー……?ぼのやんだー、おあよー」

曙「おあよーじゃないわよ、もう八時過ぎてるっての」

漣「いーの、今日非番だから……ってあれ、なんで漣ちゃんこたつに入ってるんじゃらほい」

曙「何を今更」

漣「まさかぼのやんが漣ちゃんを寝てる間にこたつに入れてあんなことやこんなことをしたって言うのね!?イヤー!けだものー!」

曙「そんなに夢の国がお望みならもっかい眠れ」スッパーン

漣「寝起きの可愛い冗談なんだから許してくレイトン教授……ところでマジでなんでおこたにインしてるんですかねミーは」

曙「何?若年性痴呆でも始まった?」

漣「ぼのやん冷たさキレッキレやなオイ」

曙「漫画読みながら寝落ちたのはどこのどいつよ」

漣「……?あ、うぇーい!ページがヨダレでふやけてるーぅ!誰の仕業だと言うのか!」

曙「鏡でぶっ叩いたら閃くんじゃない?」

漣「コナン君でもそんなことしねーぜ」


曙「て言うか流石にいつまでもこたつ出しっ放しってどうなの?もう三月も終わるって頃なのに」

漣「最近まだ寒いし別にいいんでないの?ぼのやんだっておこた様の恩寵を授かってるでしょ」

曙「知ったこっちゃないわね、今日中にアンタが片付けといてよ」

漣「なんでやねん!おーぼーやで!潮ちゃんや朧ちんの意見は聞かないってゆーのか!」

曙「昨日寝る前にそろそろ片付けないとねって話をしたわ。アンタが寝落ちてる姿を見てね」

漣「オレ チテイジン チジョウノコトバ ムズカシイ ワカラナイ」

曙「そのまま地下帝国にでも帰れば?」

漣「それはともかくさー、なんで漣ちゃんに押し付けるわけー?そこまでゆーならぼのやんが片付けりゃーいいじゃん?いや理屈は分からんでもないけど説明のいく納得をしてもらおうじゃん?」

曙「私は今日一日中、近海哨戒したり漁船の警備したりとかでいないから。朧と潮は遠征に行っててこっちも夕方までは帰ってこないわね」

漣「ナチュラルにボケをスルーされたことも含めてショックだよ」

曙「それじゃそういう訳で」

漣「ちょ、せめて行く前にお片付け手伝っておくんなし!」

曙「ペナルティだと思って」ドアガチャ

漣「何のやねん……!」


漣「行っちまったぜあの裏切り者め……こんなか弱いガールに力お仕事押し付けるなんて人間のすることじゃねえぜ……」

漣「…………」ポクポクポクチーン

漣「……乙女度は負けてる気がする!」

漣「なーんて独り言吐いてもむなしーだけだし朝ご飯食べよ。カップ麺が確かあったよね」ガサゴソ


漣「カップメーンはあったけどポットのお湯がスッカラカーンじゃーん……」

漣「やだなあ……ただでさえ半纏手放したくないくらいなのに冷たいアトモスフィアニードルが待つ部屋の外になんか出たくない……食堂は暖房効いてるかもだけどもうご飯出ないよなあ……」

漣「……執務室ってまだこたつ出してたっけ。一昨日の記憶によると出してたような気がする」

漣「そこでカップ麺を頂くとしよう、我ながら天才的な発想だよ」

漣「美少女天才ガール漣ちゃんの頭脳が怖いわー、とりあえず善は急げってことでー」ドアガチャ

漣「うおー!さっみぃ!!お外アトモスフィアさっみぃの!!ふぁっきんこーるど!!」

漣「これ執務室に到着するまでに凍死する奴だよ!ダイイングメッセージの練習しなきゃなー!んもー!」


天竜「一人で何騒いでんだアイツ」

木曽「寝起きでテンション上がってるんじゃないのか?」


執務室ーー


漣「そんな訳で徒歩で来た」

提督「徒歩以外で来れるもんなら来て欲しいもんだな」

漣「竹馬持ち込んでいいの?やったー!」

提督「どうしてそこで竹馬になるんだよ」

漣「だってチャリじゃ怒られるじゃん」

提督「竹馬でなら何故怒られないと思ったのか」

漣「それはそれとしてご主人様も今頃朝ご飯なんすね。おっそ」

提督「髪の毛ボッサの半纏姿なお前に言われたくはねーな?まあ、秘書艦もとい朝食当番が寝坊かましてくれたからであって」

鈴谷「だからゴメンって言ってるじゃん」ドアガチャ-

漣「あ、すずやんセンパイちーっす。寝癖がアホ毛みたいになってるっす」

鈴谷「おはちーっす。なんでナミナミはこっち来てんのー?」

漣「ポットのお湯がお亡くなりになってたから借りに来た次第で。ってか今週の秘書当番すずやんセンパイだったんだ」

鈴谷「そーそー。お陰で朝っぱから大忙しってワケ。ただでさえ女子の朝は忙しいってのにさー参るよねー」

提督「寝坊しといて何を言ってるんだか」

鈴谷「週の秘書艦をダーツとか輪投げとかで決める方に問題があると思うんですけど」


漣「ちゅーかご主人は漣ちゃんが来たことに関してノーコメントなんすね」

提督「カップ麺持って現れただけで察したからな、伊達にお前と付き合っちゃないってことよ」

漣「やだ……私そんなつもりじゃなかったのに」

鈴谷「え?二人共マジで?」

提督「マジで」

漣「マジで嘘ついた五秒後」

鈴谷「どっちだっちゅうの」

提督「コイツのジョークに振り回される内は鈴谷もまだまだってことだな」

漣「まあすずやんセンパイだし仕方ないね」

鈴谷「なんか変な疎外感感じてるんですけど」

提督「ところで気になってたんだけどなんで漣は鈴谷のこと先輩って呼ぶんだ?ぼのやんやむっちゃんと同じ最古参だろうに」

漣「年上は敬えってばっちゃが言ってた」

提督「お前、俺を敬ったこと一度でもあったっけ」

漣「あるんじゃねーです?元旦とかに」

提督「お年玉目当てにな?しかもそれ年に一回限定って宣言してるようなもんだな?」

鈴谷「お年玉とか貰ったことないんだけど!」

提督「そりゃ誰にもあげてないし」

漣「けちんぼだよね」

提督「給料貰ってるくせに何言ってやがる。千円でいいなら全員分用意してやるよ」


鈴谷「てーかさっさと食べない?こたつで身体あったまってもご飯が冷めるし」

提督「それもそうだな。冷めるのはホントに白米だけだけどな?」

漣「納豆ご飯かー、カップ麺よかいいなー」

鈴谷「でしょー?なんならナミナミのも用意したげよっか」

漣「マジっすか、助かるでごんす!」

鈴谷「ほーら?ナミナミもこうなんだからテートクも文句言わないのっ」

提督「……まあ食えるだけいいか」

鈴谷「何その反応。逆に失礼じゃない?」

提督「いやー……ながもんご飯を経験すると大体の食事には感謝する事が出来るようになるんだよ……」

鈴谷「何それ。どゆこと?」

漣「さあ?漣ちゃんにゃわかんねです」

鈴谷「ま、いーや。とりまナミナミの分ちゃっちゃと用意するねー」


ーーーー
ーー


漣「たしかなまんぞく」

提督「食後にこたつに貼りつくとこたつむりになるぞ」

鈴谷「そーゆーテートクもこたつから出よーとしてないじゃん」

漣「センパイもそろそろすずやかすずやんからぬくやかすずやんにクラスチェンジしそうじゃん?」

鈴谷「なにそれ」

漣「今思いついたの……はー、しかしこたつは最高だぜ、このままずっと入っていたいなあ」

提督「今日でお役御免だけどな」

漣「ひとでなし!おに!あくま!こたつの仕事を奪うとかアンタそれでも提督か!!」

提督「さっき、仕事行く前のぼのやんにいい加減にこたつ片付けろって言われたんだよ。だから、四月にもなって出してちゃみっともないし片付けるか、ってな」

漣「けっ!好いた女の言う事は聞いとくだけで進展させやしないニブチン山脈登山部員め!」

提督「知るか」

鈴谷「進展しない、ってこないだケッコンしたんじゃなかったっけ?カッコカリの」

漣「したんすよー、したけどあーのぼのやん野郎が少年誌の恋愛漫画の主人公ばりに鈍感ちゃんだからさー、ケッコンカッコカリなんて所詮改装の一種でしょ?くれーにしか受け取らなかったんすよー!
 こっちのクソ提督もモグラをしなびた風船で叩く程度の押ししかしないしさー!!」

提督「やかましい」

漣「うるへー!めんどくさいのを見せ付けられてるこっちの身にもなれっちゅーねん!」

鈴谷「へー、愉快な事になってんだねー?ところでテートクは心変わりする予定とかあんの?その方が話が早そうだけど」

提督「それはないな、クサいこと言うけど俺はぼのやんに心奪われてるからな」

鈴谷「そっかー、面白い事になると思ったのになー」

漣「そのクサいセリフぼのやんに直接言えよ……」

提督「何言ってんだ、恥ずかしいだろ!」

漣「ホンットにもうこのクソ提督め」


ーーーー
ーー


提督「ーー作戦概要は以上だ。ま、いつも通りの輸送船団の護衛だけど質問はあるか?」

阿武隈「アタシ的にはそれでOKです。皆は?」

時雨「僕もそれで」

白露「あたしも大丈夫だよ!先頭じゃないのが気になるけど!」

江風「江風も問題なしさ」

叢雲「慢心するわけじゃないけど、他愛のない作戦よね」

吹雪「あ……じゃあ私から……いいですか?」

提督「吹雪が?何かあるのか?」

吹雪「いやその……作戦とは関係ないんですけど……」チラッ

提督「ん」チラッ


漣「ん?あー、漣ちゃんのことならお気になさらずにー」グデーン

吹雪「漣ちゃんはあそこで何を……」

提督「あれはこたつと融合して自我を失ってしまった哀れな一人の艦娘だ、気にする必要はない」

漣「どーじょーするなら金をくれー」


時雨「部屋に入った時から気にはなっていたけどね」

江風「あン、時雨姉もか?江風だけじゃなかったんだなあ」

白露「いや、気にするなって方が無理あるからね?」

叢雲「放っときゃいいでしょあんなの。吹雪もアンタ達も、過敏に反応し過ぎなのよ」

阿武隈「でも、吹雪ちゃんが言ってくれて少しスッキリしたような……ね?」

吹雪「そ、そうですか?えへへ」

漣「ふふふ、漣ちゃんのお陰で皆の仲が深まってしまったな」

叢雲「深まったんじゃなくてモヤモヤしてたのが晴れただけでしょうが。何なのよアンタのその髪型。パイナップルみたいなそれは」

漣「すずやんセンパイにパイナップルみたいにしてーって頼んだら雑に頭頂部で髪まとめられたの」

叢雲「なんで頼んだのよそんな事」

漣「叢雲様もやる?パイナップル」

叢雲「やるわけないでしょ、お馬鹿」

提督「ブッフォゥ」

叢雲「うわ、何よいきなり!」

提督「や、パイナップルヘアーな叢雲をイメージしたら、つい」

叢雲「余計な事してんじゃないの!アンタ達も何口押さえたり顔背けたりしてんのよ!」

漣「流石叢雲様だぜ……場の空気をガラリと変えてしまった」

叢雲「アンタのせいでしょうが!」

提督「なんだかんだで叢雲が一番漣に対して過敏に反応してる件」

ねむい 寝る
そんなわけでここまで。深夜明けテンションで書き出したのでどうするか未定ですがまた明日の朝に

乙、待っとったで

待ってた


遂に来たか

相変わらず飛ばしてんな(褒め言葉


今日の予定を思い返していたら朝には殆ど投下できないことに気付いてしまった
帰宅後ほんのちょっと投下予定

ーーーー
ーー


提督「ーーおう、分かった。油断するなよ」ガチャ

鈴谷「お、出撃組から中間報告?なんて?」

提督「そろそろ敵さんの制空権下に突入だとさ。と言ってもサッと通り過ぎるようなもんだし、あいつらの実力なら心配無用ってもんよ」

鈴谷「ふーん。むしろしぐりんりんとか叢雲様ちゃんがいれば心配する方がムズいっぽくない?」

提督「それはあるかも」

鈴谷「ってーかそれよかさ」クイッ

提督「うん?」ツラレーノ


漣「やっぱ極限わんこってクソだわー」ポチポチポチポチ

鈴谷「いつまでいんのあの子、もうじき昼なんだけど」

提督「俺に聞かれましても」

漣「あ、こたつの化身パイナポー漣のことはお気になさらず」

提督「ダイナソー竜崎みたいに言ってんな」


提督「今朝来てから一歩もこたつから出てねえなお前。よくもまあ一箇所にずっといられるというか」

漣「動く理由がないし」

提督「出る理由がないから家を出ないなんてのたまう引きこもりみたいなこと言うのやめろよ」

漣「漣に何か落ち度でも」

提督「落ち度以外探す方が難しいからな?」

漣「落ち度を隠すなら落ち度の中よ!」

提督「ダメ人間にいくら落ち度があろうが無かろうがダメ人間であることには変わりないって言いたいのかな?」

漣「まあ理由はどうでもよくてこたつから出たくない」

提督「こたつむりめ」

漣「ウチらの部屋のこたつからは出て来てるからどっちかってーとこたつかり」

提督「空き家の不法侵入上等な生き物だよな、ヤドカリって」

漣「こたつ侵入に法はないから漣ちゃんセーフ」

提督「つまり追い出すことにも法は適用されないということでよろしいな?」

漣「キャー伸びたサンドウェッジー!!」

鈴谷「どーでもいーけど二人が喋ると口挟む暇なくなんね」


提督「別にいつまで居座られても困りはしないけどなあ……うら若き女学生真っ盛りの歳しといてそんな休日の過ごし方ってのらどうなんだ?」

漣「だって皆出撃とかなんだりとかしてるしー?別に行きたいよーなとこもないしー?これといってやりたいような目ぼしいこともないしー?梅干し苦手だしー?そりゃあこうなるよねって」

鈴谷「ここまで女子力全放棄してるのを見るとドン引きするどころか物珍しさすら感じるってゆーね」

漣「イェーイ、漣ちゃん天然酵母ー?じゃなくて天然記念物ーぅ」ダブルピースッ

提督「負の世界遺産だな」

漣「んまーでも流石に一日中居座る気はないっすけどにー、お部屋のおこた片付けないとぼのやんにお仕置きされる故に」

提督「お前らんとこもまだ出しっぱだったのかよ」

鈴谷「お仕置きってハイヒールで背中踏んだり、ムチでビッシャーン?ってしたりするヤツ?」

提督「その歪んだ知識はどこから仕入れたのかな」チラッ

漣「パイナポー漣ちゃんは無実なんですけど事実無根なんですけど有給くれ」

提督「今年度分使い果たしてんだろに」

漣「有給前借り!」

提督「そんなものはない」


ここらで中断
続きは昼過ぎか夕方か夜に。つまり今日中未定


漣「まあそんなこっちゃどーでもいーんでお昼ご飯食べましょーぜお二方」

提督「こたつを独占しておいて厚かましい奴よ」

鈴谷「お昼ー?んー……鍋焼きうどんでいい?」ヒョイ

漣「それレンチンで済む奴じゃないですかーやだー」

提督「人の財布で出前とったお前よかマシだよ」

鈴谷「それとも生ハムメロンにする?」

漣「どういう二択っすかそれ、ってか冷蔵庫のラインナップどうなってんの」

鈴谷「賞味期限間近の去年のっぽい冷や麦にする?」

漣「与えられた選択肢がどれも極端なんですけど」

提督「鍋焼きうどんがまとも過ぎて浮いてる気がする」

漣「てか何ナチュラルにおこたインしてんのご主人様」

提督「おこたイン!提督マン.EXEトランスミッション!」

漣「ツッコマねーから」

提督「漣ちゃんにツッコミやらせんなってポーツマス条約で締結されたじゃろーがー(裏声)」キャピッ

漣「真似すんな」

鈴谷「返事ないなら冷や麦にするよー?」


漣「夏以外に冷や麦食べるなんて初めてだぜ、漣ちゃんカルチャーショック」ズルズル

提督「この程度でカルチャーショック受けてたら春に焼き芋しただけで気絶しそうだな」ズゾゾー

漣「焼き芋にシーズンはねーですよご主人様」

提督「そりゃそうだけどさ」

鈴谷「冗談で冷や麦出したのに普通に受け入れてんね二人共」チュルーリ

提督「まあこんな事もあるだろってことで」

漣「ところですずやんセンパイの料理の腕前ってどーなん?」

提督「普通に不器用ってほどでもないけど得意ではない感じだったな」

漣「へー?ちゃっちゃっちゃーんて意外とソツなくこなすと思ってちょんまげーだったけど」

提督「いやーでも面白いんだよ、昨日の晩飯は肉じゃがと味噌汁だったんだけどな。
 レシピサイト見ながらホントに合ってるのかって何度も計量してたり、人参の皮のむき残しが気になってたり、じゃがいもの芽を取るのに苦戦してたり、味噌汁吹きこぼしたり……
 うん、料理に手慣れてない新妻って感じだったな!」

漣「浮気?ねえご主人様それ浮気?ぼのやん一筋はどーした」

提督「ものの例えだっつの」

鈴谷「てか本人いる前で言わなくていい感じじゃないのそれ」

漣「パイセン、顔が攻撃色に染まってるぜ」

提督「こたつ当たりでもしたか?」

鈴谷「……前々から思ってたけどこの人鈍感っつーか言葉を選ばないよね」

漣「初代ニブチン山脈は伊達じゃねえってことすよ、こんな美味い味噌汁ならいつでも食べたいとか絶対素面で言うんだぜ」

鈴谷「言ったよ、昨日」

漣「この野郎……」ジトー

提督「なんなんだ二人揃ってそんな目で……褒めただけだろうに」


ーーーー
ーー


漣「…………」

漣「…………」モゾモゾ

漣「…………」グデーン

漣(暇)

漣(ご主人様もパイセンも会議だの演習だので行っちゃったし)

漣(そして執務室に誰が来るわけでもなしに)

漣(そろそろ二時……この暇をどうしろと言うのか)

漣「……一旦こたつ出よ、暑くなってきた」モゾモゾ


漣「ん、鏡だ」

漣(こうデカいのは姿見ってんだっけ?まあいいや)

漣「……漣ちゃん今日も可愛い!」キャピーン

漣「……似ねー」

漣「しかし改めて自分を見るとなあ……割と普通に幼児体型……」ストンストンストーン

漣「この歳でこれは危機感を覚えるっちゅうもんですよ……」

漣「……にしても意外にぼのやんじゃね?漣ちゃん?背低いし髪色は違うけど……」

漣「ふむ……」パイナポーカイジョ


漣「おお……髪型揃えたら割とぼのやんじゃん?ちょっと長さ足りないけど桃色ぼのやんじゃん?2Pカラー?」クルクル


漣「こほん……あーえーあー↑あー↓あー↑↑」 ドアガチャ>

漣「こんなもん?しかし血ぃ繋がってないのに似せられるもんじゃね………まーいーや」

漣「……このクソ提督!」ビシッ

漣「うっひゃー、我ながらこれはぼのやんですわ、ぼのやんに見つかったらジャーマンポテトスープレックスされそう」

漣「あー、アンタのことなんか全然好きじゃないんだからっ!勘違いしないでよねっ!」ビシッ

漣「とか言ってみたりー?にしてもコテコテツンデレなセリフはダメだわ、小っ恥ずかしいねコレ。リアルで言う奴なんかいねーよこんなん」

漣「……チッ、しつこいって言わなきゃ学習しないのかしら、そもそも学習する脳もないの?言い寄ってくんなこのゲロ豚、死んで詫びろ!」ビシッ

漣「とかまー……ツンドラ全盛期でも言わにゃいよねぇ?しかし……」

漣(楽しくなってきた)


漣「コホン……」

漣「おーねがいー♪ツーンデレラー♪」

漣「ツンはツーンじゃおーわれーないっ」

漣「変わーれるよー♪うーみーにーねがーいをーかけたならー♪」

漣「みーつけよう♪My Only Style♪」

漣「探しつーづけてーいきーたい♪」

漣「ツンのあーとにはー」

漣「また怒ってー♪スマートにねー♪」

漣「でも可愛いー、ぼのやーん♪」

漣「……ふぅ、センキューっ!なんつって!即興ツンデレラでした!」

漣「はー満足した」クルリ

提督「」

漣「」

提督「」

漣「」

漣「……いつから見ていた」

提督「発声練習してたところから」

漣「……ッ!ガンダムッ……!!」カベバン

提督「ガッデムだろ」


提督「まあ、なんだ、楽しそうで何より」

漣「やめて!その何も見なかったことにしてあげるよ的な目をするのやめて!!」

提督「なんだよ言いふらせばいいのか?」

漣「そんなんもっとギルティに決まってんじゃねーですかバカー!クソ提督のバカー!天に懺悔し地に詫びて死んじゃえー!」

漣「ってーかそもそも帰ってきた時点で言えよ!!何傍観してんの!!」

提督「邪魔しちゃ悪いと思って?ノリノリだったし」

漣「いいんだよ!!邪魔していいんだよ!!グリーンダヨ!!黙って見られてる方が数億倍心の花枯らすダメージ与えるんだよ!!」

提督「実はお前結構余裕あるだろ」

漣「余裕なんざあると思っとっとっとですか!!もーやだこんなんじゃ嫁に行けない!!」

提督「貰い手いんのか?」

漣「いないわ」ケロリ

提督「まあ男っ気ないここで貰い手探す方が難しいけどな」

漣「いざとなったらご主人様とぼのやんトコに転がり込んでヒモ生活かなー」

提督「二秒で叩き出してやるよ」

漣「掃除洗濯家事炊事は出来ないけどご奉仕するから!」

提督「何も出来ないって言った側からご奉仕って何するんだか」

漣「漣ちゃん可愛いじゃろ?な?美少女メイドがいるおうちとか最高じゃろ?」

提督「自分を美少女と名乗る奴は信用しないことにしている」

漣「そんな殺生な」


提督「それはおいといて、お前んとこのこたつ片付けなくていいのか?片付けろって言われてるんだろ」

漣「おおぅ、そーいやそうじゃった……手伝ってご主人様ぁ」キャピーン

提督「上目遣いしても無駄だから」

漣「チ、特別に手伝わせてやりますよ」

提督「上から目線でも駄目だから」

漣「ねークソ提督ー、代わりに片付けといてー」

提督「ぼのやんぽい声出してもやらねーからな?」

漣「ちぇー、こんなか弱いガールの力仕事手伝わないなんてどーかしてますぜファッキンアドミラール」

提督「ホントにか弱い女の子は深海棲艦なんかと戦おうとしねえの」

漣「……磯波ちゃんとかどーなの?」

提督「…………」

漣「……そゆわけでシクヨロ!」

提督「よろしくねーよ、自分でやれ」

漣「ぶー、けちんぼ」

漣「そもそも颯爽と漣ちゃんに押し付けたぼのやんもだけどそれに何のフォローもない潮ちゃんと朧ちん達も結構酷い気がする」

提督「普段の行いから来た因果応報じゃないのか?」


とりあえずここまで
一日は72時間以上あることにしよう

やっぱ、この作者の漣面白いわ

たまには赤面するような漣も読みたい


書こう今日は書こう
そう思いながら布団に包まれているといつのまにか朝日をお出迎えしている現象ってなんなのん?
隻眼相手片手間にはじめる


第七駆逐隊の部屋ーー


漣「I'll be back! very melon!」ドアガチャ-

漣「なんて言ってみたりしてですね、ええ。もちろん部屋には誰もいませんとも」

暁「」

漣「」

暁「」

漣「」

暁「」

漣「ったくもーホントさー常々誰かしらに週に三度はアンタは独り言が騒がしいって言われるのもどうなのさって思うけどさー?主にぼのやんだけど?」

暁「」

漣「漣ちゃんはボケ続けなきゃ心臓の鼓動が止まっちまうんですよ、漣ちゃんに黙れって言うのはバネブーに飛び跳ねるのやめてみ?って言うのと同じですよ」

暁「」コソコソ

漣「つーかマジメちゃんこいても面白味ないからにー。ぼのやんはアレでフツーにマジメちゃんだけどそれを否定する気もないけど漣ちゃんは違うってゆーかさー」

暁「」コソコソ

漣「あー、片付けめんど。おこたとお別れなんかしたかねーよー、もう季節問わず選手起用し続けたい感じしかない」

暁「」ドアガヂッ

暁「!? 鍵がーー」

漣「知らなかったか?大魔王からは逃げられない」ポンポン

暁「にゃぁああああ!!?」


漣「まあ、こたつに座るがよい」

暁「」ガクブル

漣「別に説教しよーてわけじゃねーぜよ、そんな怯えんでもよかろ?」

暁「でもだって……勝手に部屋入ってたし……」

漣「それについては訊くつもりだからお覚悟」

暁「あと……だ、大魔王……なの?」

漣「大魔王」

暁「…………?」

漣「……ククク、迂闊に名乗ったのは失敗であったな」

暁「ひっ」

漣「ただの小娘かと侮っていたか……中々聡明なようだ」

漣「我はこの世界とは運命の軸を異とする……えーと、魔王神サザンクロス・ザナミンと言う者だ……」ガタガタ

暁(こ、こたつが揺れて)

漣(貧乏揺すり疲れるわコレ)

漣「この世界には休息のために訪れていてな……何、縁も恨みもない世界を滅ぼそうなどという愚など犯さぬよ」

暁「ほ、本当……?」

漣「我の存在を言いふらす様な者さえいなければなぁ?」ニタァ

暁「」ガクガクブルブル

漣「……そう怯えるな、貴様はただ黙ってさえいればよい、雨に晒され風に身を引き裂かれようとも物言わぬ案山子の様に……出来るな?」

暁「は、はひっ……」

漣「おっけー☆それじゃゆびきりげんまんしよーぜ☆」

暁「へ、あ、はい……?」

漣「破れば命は無いものと思え」

暁「」ガクガクブルブル

漣(やっべー、おもしれーわこの子)

大丈夫、一番面白いのはパイナポー漣ちゃんだから


漣「それじゃーウチらの部屋で何をしてたか聞かせてもらいましょーか暁さんや」

暁「う、うう……」

漣「もっかし言うけど御説教ってわけじゃーないから気楽にね?じゃねーと魔王パワー込めて脇腹鷲掴みしちゃうゾ☆」

暁「されるとどうなるの……?」

漣「脇腹がヤバいことになってムカデやナメクジがそこにいるような感じが一週間くらい続く」

暁「うわあ」

漣「ホラホラ、You話しちゃいなYO」

暁「わ、分かったわよ……その、レディになりたくて」

漣(やっべー、分かんねーわこの子)

暁「ほら、潮ってその……何がとは言わないけど大きいでしょ?大人って感じするし何か秘訣があるんじゃないかって……」

漣(おめーさんのレディ観ってどーなっとんねん」

暁「へ?」

漣「おっと、声に出てた。聞かなかったことにせい」


もしかして>>1の真の嫁艦は漣じゃあるまいかという邪推


気力がないのにやりたいことが多過ぎて50人くらいに分身したい勢い
とりあえず今晩投下するから許してくださいなんでもしまかぜ

ちなみにmy鎮守府の漣は改にすらなってなかったりする

エタらんければゆっくり進行でも乞食には有り難いんやで
そうか改造せずに育てる猛者であったか


漣「暁さんや、お前さんは潮ちゃんがレディだと言うけどそれは違うぜよ」

暁「? どうしてよ?」

漣「言うほどのことでもねーけどさ、妖怪フートンになったり愛の伝道師になったりどっちかっつーとオロオロわたわたしてる方が似合う子がレディな訳ないじゃろ」

暁「でもおっぱいでかいし……」

漣「そんなんでレディだってんなら天さん……じゃない、デン、天龍でもレディになれるじゃん?でもアレをレディって呼べる?」

暁「うーん……無理があるわね」

漣「だしょー?あんな肉塊だけでレディの肩書きを得られるほどレディってな楽な道のりじゃねーんですよ」

暁「うう、だとしたらここに来たのは無駄足だったかしら」

漣「このまま帰りゃーね。でも今ここには漣ちゃんがいますので漣ちゃんが知るレデーと言うものを教えてしんぜますよ」

暁「本当!?」

漣「伊達に暁さんより少し長生きしてませんぜ?タイタニックに乗ったつもりでいるといいわ!」

暁「流石魔王神……!きっとクレオパトラとかとも知り合いなのね!」

漣「流石にそこまで歳食ってはないかなー?」


漣「ま、漣ちゃんが知るレディゆーてもたいした話じゃないぜ。暁さんも知ってるお人じゃよ」

暁「私も?と言うことはここにいる誰かのこと?でも……」

漣「ま、確かにこの司令部ってご主人様含めて変な人のが多いけどね。それでもちゃんとしたレディってのはいるもんですよ」

暁「誰なの?加賀さん?それとも鹿島さん?」

漣「んー、その二人ともと素質はあると思うけどねー、漣ちゃん的には違うんだな。ここでレディつったらむっちゃんさんよ」

暁「むっちゃんさん……陸奥さん?でもこの間、雷や長門さんとかになんかお世話されてたけど」

漣「……そのことは気にしないでやって。それは全部あのニブチン山脈共が悪いんだ」

漣「でまあ戻すけど、むっちゃんさんのことを四六時中見てりゃレディのなんたるかは・めるんじゃないかな。最低でもオトナの余裕って奴は肌で感じると思うぜ」

暁「オトナの余裕……なんかレディっぽい響き!」

漣「ゆうだっちゃん混ざってんぞ」

暁「早速行ってくるわ!」ダッ

漣「ちょい待、ドアにゃまだ鍵が」

暁「へぶっ」ビターン

まあむっちゃんは妥当だよな


漣「少々落ち着きたまえよ、まだ話は終わりじゃないでよ」

暁「いたた……何?まだあるの?」

漣「レディになるための秘密兵器が、ね」

暁「何それ!?」

漣「ちょっち待っちにー……えーとこの辺に突っ込んだよーな……おお、あったあった。コレよ」スッ

暁「……!?こ、れが、秘密……?」

漣「見かけだけで判断するでないよ。レディに必要なのはなんだと思う?」

暁「え、ええと……おっぱ」

漣「それはもういいから。必要なのはね、どんな状況に晒されても慌てず冷静で、聡明でいられる凪いだ海のような心よ」

漣「……洗面器に水を張って小石を落とせば、まあ洗面器にとってはけっして小さくない波が立つ」

漣「けども大海に小石を落としたところで、それによって生まれた波なんて文字通り波風立たぬなんて様なもんよ」

漣「そう、レディに求められているのはそういう気の持ちようなんだよ!何が起ころうと狼狽えない、至高の魂!」

暁「……コレでそれが身につくと言うの?」

漣「それはお前さん次第よ、身につかなければそれが暁さんの器だったってことさ」

暁「…………」


廊下ーー


木曽「暁が?」

天龍「ああ、確かに見たぜ。しかしアイツが第七の部屋に何の用なんだろうな?っても今は漣しかいないはずだけどよ」

木曽「さあな……暁の奴、あれで突拍子もないことするからな、前も自己流とか言ってメイクしてたことあったろう」

天龍「あー見た見た……あんときゃ歌舞伎役者か何かかと思ったぜ。背伸びしたい年頃って奴なんだろうな」

木曽「お前のその眼帯とかみたいにな」

天龍「バッ、お前それは禁句だろ!?それ言ったらお前だって!」

木曽「いや、俺のは普通に……と、噂をすれば影がさすって奴だな」

天龍「影ぇ……?お、なるほどな」

暁「」トコトコ

天龍「おーい暁ー!」

暁「!」クルリ

天龍「お前第七んとこに何、の……!?」

木曽「お前……暁、だよな?」

暁「そうよ?何か用なの?」

天龍「用ってーか、その……何だそれ」

木曽(天狗のお面だけどな、ああ、そうじゃなくてな)

暁「秘密兵器よ……私はコレでレディへの道を歩く速度を加速するのよ!」

天龍「そっか……秘密兵器か……」

天龍(なあ、意味も何も分からないのは俺がレディじゃないからなのか?)ヒソヒソ

木曽(大方漣に何か吹き込まれたんだろ)ヒソヒソ


七駆の部屋ーー


漣「いやあ、良いことをするのは楽しいなあ!」

漣「とりあえずそれっぽいこと言い並べたけど暁さんがトランザムしてやってくるのはいつになることやら」

漣「さーてと、お茶を濁すどころか冷めてしまったところでおこたのおこたづけ……お片付けに着手しましょかね」

漣「…………」ズボッ

漣「くっ!しまった!身体がおこたに飲み込まれてしまった!こうなっては出ることが出来ない!」

漣「……マジな話片付けたくねーなー。今シーズン永久登板じゃダメなのかなあ」

漣「でも片付けにゃーとぼのやんの堪忍袋がヴォルケイノだしにゃー。はーめんどくせ」

漣「どーせなら部屋全体の片付け、いっそ模様替えするか?全容さえ変えちまえば未練も断ち切れるかしらね」

漣「……模様替えは無理じゃな、一人でタンスとかみたいな大型家具なんか動かせるわけねえっつうの。こちとらか弱い乙女やぞ」

漣「んー……まあ出来る範囲でお掃除でもしょーかな」


とりあえずここまで
数日でさっさと終わらせたかったんだけどなあ


一応姉妹艦で近い方だけど、対応を見るに漣と暁の実年齢は結構離れてるのかな?



駆逐は14、5歳くらいって書いてなかったっけ?
漣が15だから暁は14とかじゃないかな

ぼのやんが合法って話だしそのくらいか。でもなぁ…暁が11.2歳くらいにしか見えないよなあ…

この世界だと志願式だしさすがに小学生はないんじゃね?
よっぽど家庭に事情があるとかなら別だけど


(納得のいくように都合の良い設定を必死に考える音)
今回は出てこないし関係ないけど那珂ちゃんが19歳で川内は17歳。暁さんは13くらいが妥当だろうか……

早ければ火曜に更新したい。無理なら金土に

年上の妹か...
なんかワクワクしてくるな!

そう聞くととねちくも姉妹逆っぽい

ボノリンティウスの新スレだヤッター!


暁さんのバックボーン考えたはいいけど別に本編に関与しないのにも気付いてしまう現実
でも無駄な設定考えるの好き

ちなみに今日の更新はないです、金土で頑張る

今更だけど>>46の木曾の字間違ってる


とりあえず生きてます。不実行人間ですいません
猶予を見つけてそのうち更新しますから許してくださいなんでも島風がしますので

おっそー…おうっ!?


ーーーー


漣「やっべー、これマジっべーっすわ」

漣「何がっべーってお掃除しよにも片付けるべきな物資が主に漣ちゃんのものオンリーってゆーね?」

漣「三人ともマメ過ぎない?なんでおマジメ?ホントに同型艦の艦娘?血は繋がってないけど」

漣「ちくせう!こーなったら彼奴らのプライバシーを覗き見してくれる!漣ちゃんをどフリーにした皆が悪いんだからな!」

漣「……あのでっぱいの秘密も判明するかもしれんからな!潮ちゃん何歳だっけなー!バグってんだろアレ!」

漣「……もしかしたらぼのやんのミラーフォースのような壁も改善できるかもしんない……これは漣ちゃんの暇潰しだけでなくぼのやんのためでもあるのだ……」

漣「余計なお世話だとか言われそだけど知るかー!プライバシーガン無視家探し開始ー!」

スルーされた朧ww



ーーーー

漣「ダメじゃ、潮っぱいの秘密やら諸々なんて何もなかったんや……遺伝子の暴力なんや……」

漣「こう……潮ちゃんエキスとか採取すれば効果あるんかな……汗……エリート塩……うっ頭が」

漣「そにしても意外とファッション誌がいっぱい出てきたな。持つべき物が大きいと私服を着こなすのも大変ってかー?ふーん?」

漣「いーし別に、漣ちゃんはぼのやんとセットでスレンダー系艦娘としてやってくし?絶壁じゃねーし?ぼのやんよりはあるから平均すれば絶壁じゃねーし?」

漣「…………」ムニ

漣「……脇腹なんか摘めてねーから。こんなん幻覚だから。別にスッウィーツ抑制するほどでもねーから。余裕だから」

漣「……朧ちんと一緒に走ろーかなあ……あー子のがスレンダーってんだぜ漣よ……」

漣「主張しないが確かにそこにある引き締まった筋肉、女らしさを忘れない柔らかな肉付き、程々の連装砲……やべーよぼのやん、朧ちん強過ぎんよ」

漣「……艦娘業やってたら年頃の乙女だろーと誰だって筋肉の一つや二つくらいつくよねー!なんやかんやゆーても十数キロは超えてるしー?ねー!」

漣「よっしゃ!ここで漣選手の力こぶを披露してみせようじゃねーの!とくとごろーじろー!」

漣「…………マシュマロかな?あるいは張りのない梅干し?」

漣「……主砲は持ってるだけで上下してるわけじゃなし、機関部やら魚雷管やら搭載してても脚そのものを動かしてるわけじゃねーし……そっかー!なるほどなー!」

漣「現実とはこうまで辛いものなのか、嘘だと言ってよバルタン……ファファファ……」

潮っぱいから出る白い潮エキス飲みたい


漣「うん、筋肉とかプロポーションはもうどーでもいーんだよ。これ以上語るとさざなみきんにくんになっちゃうっての」

漣「それよりもね!皆のね!見られちゃいけないよーなもんとか見られたくなさそーなもんとかがね!全く出てこないね!」

漣「スケベ=ウスイ=ホンとかありゃしねえの……漣ちゃんも持ってませんけど、何だよ皆マジメちゃんかよ、ガリ勉クソマジメ学級委員長なの?」

漣「ってーか隠し事の一つや二つすら無しか……純粋なのかな……純粋種……関係ないね……」

漣「なんにもなさすぎてそろそろ漣ちゃんのテンション維持に必要な燃料ゲージがウルトラマンよろしくピコンピコンと鳴り始める頃合いなんですけど」

漣「んー……ん、そいやぼのやん、親御さんやちんずふ外の一般……なのかな、外のお友達とは手紙でやりとりしてんだっけ。このパルストランスミッションな時代になんてアナログでノスタルジックな」

漣「いいねえ、ボタン一つで電子世界から葬り去られるメールと違って物理的に滅さないと残り続ける手紙ってなー風情ありそうなもんよ」

漣「流石に手紙なんていうプライバシーの塊どころか権化めいたそれを覗き見るってのは畏れ多いけど、今の漣ちゃんは阿修羅をも凌駕する暇っぷりだ!悪いがぼのやんのノスタルジーな思い出には生贄になってもらおう!」

漣「……なんか忘れてるよーな。あ、おこたづけ。後でいーや後で」


ーーーー


漣「あっさり見つかりやがりまして」

漣「手紙そのものじゃのーていかにも怪しくはないけど怪しげな箱だけど。きっとこの中に溜め込んどるんじゃろうなあ、げへへ」

漣「なわけでぼのやんメモリーズ、オープンザプライスっ!」パカー

漣「……空っぽじゃん?じゃあ何これ?捨て忘れの箱?んだよー、ぼのやんもものぐさなとこあるんじゃーん?もー」

漣「ん、蓋の裏に紙が……何か書いて」

紙『見たな』

漣「…………」

漣「見なかったことにしよう」ハコトジー

わざわざこんなもん仕込んじゃうぼのやん可愛い


漣「・ぇっくし」

漣「・ー、バタバタしてたら埃っぽくなってきたー、お日さんも大分傾いてるしちょい早いけどお風呂行ってさっぱりしょーかなー」

漣「……ちゅーか潮ちゃんと朧ちん帰ってこねーな?夕方頃に帰ってくるってぼのやん言うとらんかったっけ」

漣「まあいいや。書き置きだけしときゃいいよね。おふろなう、っと」

漣「……こたつは二人が片付けてくれるよね。そゆことにしとこ」

漣「最悪、明日片付けりゃーいいや。ぼのやんも別に怒りが天元突破してるわけじゃないしー?んじゃ、行こっと」


ーーーー
ーー


執務室ーー


漣(OKOK、何もよくねーけどOK、状況を整理しよう)

漣(漣ちゃんお風呂行ったじゃん。流石に夕方は人いなくてヒャッハーだなーって思うじゃん)

漣(そしたら加賀っぱいと瑞鶴っぱいが入ってくるじゃん。相変わらずの胸囲の格差社会を感じるじゃん)

漣(あいかーらず口喧嘩しながらの癖に一緒に風呂入る辺りあんたらホントは仲良いんじゃねーのかって思いながらお風呂あがるじゃん)

漣(更衣室ではなんもイベント起きないじゃん。フラグもなんも立ててねーし?だのに)

漣「なして漣ちゃんはすずやんパイセンに絡まれてるんですかね?」

鈴谷「そやーぐーぜんみっけたから連行してきたからじゃーん?」ヘベレケー

漣「しかも酒くせーし?肩組んでくるし?」

鈴谷「だってビール飲んだもーん☆ナミナミも一本行っとくー?」

漣「酔っ払いの相手めんどくせんですけど、ってか何で酔ってんの」

鈴谷「だってビール飲んだもーん☆」

漣「聞いたよ!でもそうじゃねーよ!無限ループすんなし!」

提督「少し席外す用があってな、直前に今日の業務終わりならこれ飲んでいいかって訊かれまして、戻ってきたらこうなってまして」

漣「止めろよ」

提督「一本くらいなら平気だろって思ったんだもん」

漣「もんじゃねーよこのクソ提督」

提督「やだこの漣ちゃんぼのやんが乗り移ってる」

鈴谷「ねーおつまみないのー?」

漣「知るかー!漣ちゃんを突っ込み役にさせんなってのは白亜紀からのお決まりでしょーがー!うにゃー!」

提督「案外余裕っぽいな」

漣っパイは朧っパイと同じぐらいだって絵師が言ってたしそこはかとなくあるはずやで
谷間作れるくらい

潮>朧≧漣>>曙

艦娘にも個体差はあるんじゃろ

その絵師の発言ももう二年半前のものだからな
そこから成長してたら序列通りにはならない、というか明らかに今の朧と漣は同じくらいには見えない
成長の秘訣なら潮より朧から探るべきではなかろうか


鈴谷「ってー、もう外暗いじゃーん、お日様おねむの時間じゃーん。テートクー、ごーはーんー」

提督「一応俺上官なんだからアゴで使うのはやめような?それに料理当番は秘書艦だってのに」

鈴谷「こたつあるし、こたつと言ったらおなべだよねー、晩ご飯は鍋でよろー」

提督「話を聞いて」

漣「一本でもビール飲ませたご主人様が悪いんでしょ」

鈴谷「そーだそーだー!権力を振りかざして弱きを挫くのはヒキョー者のすることだー!」

漣「パイセンはとりあえず肩組むの止めて。息がもうめっちゃアルコールしてる」

鈴谷「ぶはー」

漣「ぬゃー!!やめんれこの酔いどれー!!」

提督「ビール一本でこれほど酔えるってある意味才能だよな」

漣「感心してんじゃねーですよクソ提督めがー!!」

鈴谷「はやくごはんー!」バンバン

<ドアガチャ-

那智「失礼する……なんだ、やけに騒がしいな」

提督「おうなっちゃん、何か用か?」

那智「その呼び方は止めろと……用という程の事ではないが、先程まで吹雪の自主特訓に付き合っていてな。一応、成果のほどを貴様の耳に届けておこうと思ったまでだ」

吹雪「えへへ……付き合ってくれてありがとうございます、那智さん」

漣「ほうほう、出撃任務までこなしといて自主特訓とは見上げた駆逐艦娘魂だねえ。その調子で漣ちゃんの窮地も救っておくんなましよブッキーニ」

吹雪「漣ちゃん?まだいたんだ……って窮地って」

鈴谷「センパイの酒が飲めないってゆーのー!?」ブハー

漣「む゙ー!!」

吹雪「うわあ」

提督「五人、か。だったらいいか」

漣「なんもよくねーよ!てか何が!」

提督「二人共、晩飯はまだだろ?これから作るから良かったら食べてけよ」

那智「そうだが、食事の支度は秘書がするのではーー」

鈴谷「ブッキーちゃんもヘイカモーン!」シュバッ

吹雪「ひゃー!?」

那智「成る程な」

漣「納得してないでなんとかしてくだせーよ」

漣(とは言ったけど、なっちゃんさんならなんとかしてくれるでしょ、同じ重巡……てのは関係ないかもだけど常識人だし。普通だし。とにかくこの酔いどれパイセンから一刻も早く離れたい所存)


ーーーー


提督「すーずーやー」

鈴谷「なーにー?」

提督「呼んでみただけー」

鈴谷「知ってたー☆」

提督「マジかー、お前エスパーなんじゃねーのー?」

鈴谷「いぇーい、エスパーすずやんだぜーってねー」

提督「ふーぶーきー」

吹雪「は、はい、なんでしょう……?」

提督「呼んでみただけでーす」

吹雪「はあ……」

鈴谷「ブッキーちゃんエスパーじゃなかったかー」

提督「ところで鈴谷ー、ブッキーどう思うー?」

鈴谷「んー?あー、かわいい」

提督「かわいい一丁入りましたー!」

吹雪「ふぇっ!?あ、えー?」

鈴谷「あと下着は上下共白」

提督「見える、見えるぞ……私にも白が見える!」

吹雪「何言ってるんですか二人共!?」

鈴谷「でもセクスィーさが足りないよねーセクッスィーさ」

提督「あー、分かる、THE・女の子みたいな感じある。何歳だっけ?14?15?16?まあなんでもいっかー」

鈴谷「そんなわけでブッキーちゃん揉みほぐしちゃえー!それーぃ」

吹雪「えちょ、やめ、きゃああ!?」


漣「なんだこれ……」

那智「じんせいにはわからないことがいくつもあるんだぞ」

漣「なっちゃんさんが抱っこちゃん人形状態になってるのも含めて何もかもが分かんねえよ、てゆーか離れて」

那智「それもじんせいだ」

漣「めんどくせえ酔っ払い共だよ」

なんだこれ…


漣「てゆーかなっちゃんさんなんでそんな酒弱いんだよ、涼しい顔して焼酎何本も飲み干しそうなイメージあったのに」

那智「なにをいっている、わたしはこのちきゅうじょうではつよいほうだぞ、うえからかぞえたほうがはやいくらいには」

漣「戦闘力の話はしてねーから、ってか艦娘なんだしそりゃそーでしょ」

那智「それはしってるぞ、ねんしゅうたったのひゃくまん、ごみめっていうやつだろう」

漣「もうわけわかんないことなりそうだからとりあえずなっちゃんさん酔い潰れて?」

那智「やだ、まだのむ」

漣「口尖らせてんじゃねーぞ三十路」

那智「まだにじゅうごだからせーふだぞ」

漣「どっちにしろ絵面がキツイってんでございますよ、わかれ」

吹雪「さ、漣ちゃ、助けt」

鈴谷「こたつであったまった体冷やしたーい!ブッキーちゃんの素肌ひやっこーい!」ズボー

吹雪「ひぃいいい!?」

提督「吹雪なだけに?吹雪アイスノン?よっしゃー!俺もー!」

吹雪「司令官はダメです!色々ダメです絶対ダメです来ないでくd」

鈴谷「んじゃ鈴谷はおっけーってことでー☆」ズボズバボ

吹雪「ひゃわわああああ!!!」

漣「わー、地獄絵図ー」

吹雪「そんな、冷静に見てないでなんとか」

漣「生きて」

吹雪「諦めないでぇー!!」

那智「じんせいあきらめもかんじんだということだ」

漣「ホントね」

提督「なんだ?随分テンションさげぽよだな?よし!ノンアルビールを持ってきてやろう!」

漣「黙って酔い潰れちまえクソ」

提督「提督抜いちゃいけないと思うんだ?」

ミラーフォースクソワロタ


4月すら過ぎ去っておいて終わっていない体たらく
とりあえずの生存報告です。とりあえずE-4終わってから再開検討中

完走してからでええんやで

本日まで更新なし…イッチ完走出来たのかな…


甲勲章を取ることを強いられているんだ!とか言いながらのサボっていた生存報告です
明日明後日辺りにようやくまとまった時間が取れるのでそこらで更新予定
イベントもとっとと終わらさねば


(心が砕け散る音)
だいたい1時間後に始める予定

1時間…?

一時間後(今日のとは言ってない)

まあ気長に待つさ


鈴谷「ぶぇー」

提督「おーう、どーしたパイセン。お前が口を尖らせても可愛いだけだぞ?」

鈴谷「んーや、ちーとばかりナミナミのテンション低くねーって?」

漣「こんなアルコール度数高い空間でテンションアゲアゲ☆とか出来るわきゃないでしょがってんですよ、これ以上この部屋のテンション上げようものならインフレ起こして核爆発起こすわ」

那智「にゅーくりあふゅーじょんっ!はっ!」

漣「何処からつっこめと」

鈴谷「いーじゃんいーじゃん☆ジョーシキブレイクしてテンションボンバーしよー?」

吹雪「」

漣「砂浜に打ち上げられたクラゲの成れの果てみてーな顔してるブッキーニさえいなけりゃブレイクしてたかもね」

漣「つーかね。このカオスが凝縮された空間にいつまでも居座る気はねーですよ、ナミナミは空気読めない子なんで帰りますよ」スクッ

提督「馬鹿め!!ただで帰すと思ったか!!」

漣「どいてご主人そこ通れない」

提督「通りたければパスコードを入力してください!」

漣「はっけろくじゅーよんしょー!!」ズビズドド

提督「目はダメ!目はダメだサザンクロス!」

鈴谷「スキありー!」シュビドゥバ

漣「っ!? ……あ?」サワサワ

鈴谷「鏡よ鏡ー普通の鏡ー、この世で一番可愛いパイナップルはどーれ?」

那智「それは、そこでたちほうけているももいろのぱいなぽーにござる」

漣「パイナポーヘアー……」

提督「よっしゃ今だこいつをこたつにぶち込めー!鍋パ再開だー!!」

漣「米俵みてーに担ぐなクソてーとくー!」

鈴谷「わー可愛いパンツー」

漣「見てんじゃねーやい酔いどれパイセン!!」

那智「したぎのいろならまけんぞ!」ヌギィ

漣「どう勝敗決めんだよ!!ってか脱ぐんでねーよ!!もーやだこの酔っ払いども!!」


待ってたぞ


ーーーーーー
ーーーー


曙「……思ったより遅くなっちゃったわね一日中出ずっぱりだったから仕方ないか」スタスタ

曙「お風呂とか艤装の修理申請とかはー……明日でいいか、一刻も早く布団に沈みたいくらいだし適当に報告だけ済ませようかな」

曙「そうだ、アイツらはこたつ片付けたのかしら。ま、期待してないけど、片付けてなかったら適当につねっとこ」

<ドンチャカドンチャカ

曙「で、執務室に近づくにつれてやかましい声が聞こえてくるんだけど。仮にも司令部のトップが消灯時間を守らないってどうなのよ?今に始まったことじゃないけれど……まあいいわ」

曙「戻ったわよクソ提督ー、要点だけ言うからーー」ドアガチャ


提督「見よ!我が頭頂部に燦然と輝く雄雄しき髪々を!!」

鈴谷「うひっwwwダサいwwwヤバイくらいマジで似合ってなさすぎなんだけどwww」

那智「ぱいなぽーではなくくさったひじきみたいだな」

鈴谷「ってゆーか大五郎だしwwww」

提督「そこまで酷評されるほど髪の毛寂しくねーしぃ!?鈴谷なんて完全にパイナップルじゃねーの!」

鈴谷「イェーイ☆すずやんパイナップルいっとうしょー☆」

那智「わたしはどうなんだ」

鈴谷「カビたパイナップル」

提督「腐ったパイナップル」

那智「なるほどな!」

提督「ところでここに仲間はずれがいるけどどーするよ?」

鈴谷「んー?ブッキー?寝てんの?気絶してんのー?」

那智「ひとりだけぱいなぽーじゃないとはなんたることか、ひこくみんだな」

鈴谷「寝てる間にヤっちゃえー☆既成事実作りほーだーい!」

提督「ヒャッハー!お前もパイナップルに染めてやろうかー!」


曙「…………」

曙「帰ろ」

漣「ま、待ってちょんまげ……」

曙「あ?漣……っていないし」

漣「こっち……足元……」

曙「え?あ、……誰?」

漣「声で分かれよ……」

曙「歌舞伎役者みたいなパイナップルなんて知り合いにいないんだけど」

漣「これ以上ツッコミやらせんなよ!!パイナップルだよ!!!」

曙「本格的にパイナップルになってどうすんのよ」

ぼのやん帰って来たからってすぐボケに走るのか…

漣...ぼのやん帰ってくるまでつらかったろうな

はよ


曙「アンタがパイナップルになった経緯は聞かないとして」

漣「聞けよ、言わせろよ」

曙「とっととずらかるわよ。こんなとこに長居する気もないし、したくもない」

漣「おう……あ、でもブッキーニが……」

曙「吹雪には悪いけど、ミイラになる気はないわ。あのおめでたい連中がこっちに気付く前に早くして」

漣「時には犠牲も必要ってことにゃー……許せよブッキーニ……」


吹雪「」

提督「綺麗な顔してるだろ。 死んでるんだぜ、こいつ」

鈴谷「変わり果てた姿になってしまいまして……およよー」

那智「せめてきれいにけしょうをしてからとむらってやろう……」

提督「パイナップルだけどな!!」

鈴谷「それなー☆☆」

吹雪「」


ーーーー
ーー


漣「……おーう、頭がくわんくわんする、あの空気にあてられたかね」

曙「近くにいるだけで酒臭いからね、アンタ。飲んではないみたいだけどどれだけ長くあの魔境にいたのよ」

漣「13時間。私は日本酒派ですわ」

曙「はいはい。ところでこたつは片付けた?」

漣「」

曙「ふーん。ま、訊くだけ無駄だと分かってたけれど。クソ提督も片付けてなかったし、どうせアンタもそんなことだろうとね」

漣「つもりはあったんだけどさー……お風呂上がったらパイセンに拉致られてさー……なーぼのやん」

曙「手伝わないから」

漣「おにー!あくまー!フラソー!」

曙「後回しにするからよ馬鹿者。部屋戻ったら片付けなさいよ」

漣「もう夜遅いぜ……あんまり音立てると叢雲様がぷんぷんドリームだぜ……」

曙「その時はアンタに被害押し付けるから」

漣「ぼのやんなんかアクマイト光線で爆滅しちゃえよ……」

曙「何よそれ」

漣「ジェネレーションギャップって辛いわあ……あ、そーいや朧ちんと潮ちゃん帰って来てないんだけど」

曙「え?そんなことないでしょ、夕方頃に戻るって確かに……」

漣「んー……部屋の片付けした後にお風呂に行ったんだけど、そん時に入れ違ったかなー。帰って来てりゃあいいんだけどさ」

曙「なんでこたつよりも先に部屋の片付けしてんの?ってか、片付けるとこなんてアンタが散らかしてるところ以外」

漣「あーあー!もー小言はいーから!小言は明日聞くしこたつも明日おかたしするから!ほら!もう部屋ついた!今日は!もう!寝れー……あ」ドアガチャ-

曙「何が、あ、よ。アンタそう言って先送りにしてばっかりじゃないのよ、ほらさっさとやる……あー」


潮「んぅ……」

朧「すー……」

漣「…………」

曙「…………」

漣「寝てんね」

曙「そうね」

漣「それもおこたで」

曙「……そうね」

漣「……これでもおこたを片付けるって?」

曙「……眠る姿勢としては良くない」

漣「でもさ……見てみろよ、二人のしゃーわせそうな寝顔をよ……守りたい、この寝顔……!」

曙「歌舞伎パイナップルが言っても説得力がないけどね」

漣「やかましっ」

曙「はあ、仕方ない、明日ちゃんと片付けなさいよね、見張っててやるから」

漣「了解っしゅ!そんじゃおやすみおやするめー」

曙「せめてその歌舞伎化粧は落としてからにしたら?」

漣「せやった」



というわけで終わりです。変な意味で疲れた
山も谷もない日常の一コマ的なのを書きたかっただけなのでそんな感じの内容と終わり方に

たかがこの程度の内容なのに無駄に時間を要して土下寝も辞さない覚悟。時間はあったけど気力のない日々が続いたという申し訳程度の言い訳を添えて
次作…?なにそれおいしいの?話のネタは2,3あるけどその程度に思っていてくれた方が気が楽です
梅雨ネタもやりたかったけど期限切れ。しゃーなし

ではそんなわけで
2017年になる頃にでも

乙乙

まだ梅雨明けしてないから梅雨ネタ問題なくね?(ゲス顔

そろそろツンドラの正統続編を…

おつおつ
忘れた頃に待ってる


じゃあ次は海水浴ネタでも

乙ー

乙でした、楽しませてもらった
ここの曙本当好き

ちょ、次回作遠いな

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