【咲-Saki-】京太郎「俺が種牡馬に……??」【安価SS】 Part.2 (5)


京太郎「はっ!」

ピコーン ピコーン ピコーン

京太郎「病院……俺は……優希を孕ませた後……頭痛ッ」ズキン

憩「あれ?せんせーい!せんせー!患者さんが目覚めてますーぅ!」バタバタ

殺風景な病室だった。

京太郎「赤阪先生は……俺……透華さんはどこ?優希は?」

心「あらら~目覚めるとかすごいねー」テクテク

心「まっ、それだけ私の腕が凄いってことだね!」

憩「いや~流石先生ですーぅ」

心「30時間ぶっ続けで手術は流石に骨が折れたよ……郁乃ちゃんの頼みとはいえ……」

憩「それにしても脳幹吹き飛ばされてよく助かったなぁ」

京太郎「???」

心「須賀君、君は銃で頭撃たれたんだ。弾は大脳の一部を貫いて、脳幹を滅茶苦茶にして体外に飛び出した」

心「正直、私がいくら天才とは言え厳しかったかな!」

心「途中で新鮮な脳幹が届かなきゃねー献体に感謝するように!それじゃあ、後は管抜いて飯食べれるようになったら帰宅!」


赤阪「お見舞いに来たで~愛しのいくのんや~」フラフラ

京太郎「赤阪先生!待ってました!説明を要求します」

京太郎「俺、銃で撃たれたって……確か優希を抱いてる最中……優希は!あいつを孕ませる事は出来たんですか??」

赤阪「ホンマ仕事熱心やなー」

赤阪「安心して~~優希ちゃん無事妊娠してたから~」フラフラ

京太郎「ふー……良かったぁ。それにしても一番ハードな仕事でしたわ。流石にみんなの恨み買いすぎたかな?」

赤阪「お、自覚あるんや」

京太郎「次からはもうちょっと女の子に優しく行きますよ!」

赤阪「それでこそ須賀君や!」

京太郎「ちなみに犯人は誰だったんですかね?」

赤阪「ん~?覚えてないん~?」

京太郎「まあ脳の一部なくなったみたいですし、いろいろ記憶もなくなってるんです」

赤阪「まあ須賀君は知らなくてええことかも~」

京太郎「そうっすか」


透華「あなた!」

目を覚ました晩に透華さんがお見舞いにやってきた。

京太郎「心配かけてごめん」

透華「よろしくってよ。あなたが無事だっただけで、私は、それだけで……」ポロポロ

透華さんは俺にしがみつき、涙を流していた。

その後ろで国広さんが複雑な表情で俺を見ていた。

京太郎(犯人誰だったんだろ……透華さんに聞いても口を濁すし)

京太郎(かなり恨み買ってるからなぁ、個人的には怜さんの件で竜華さんあたりに狙われてるんじゃないかと恐れてたけど)

京太郎「うーん……駄目だ、記憶がねぇ」


目を覚ましてから1週間ほどで無事退院。

それからしばらく自宅で安静にした後、俺は仕事に復帰することとなった。

赤阪「須賀くん奇跡のカムバ~ック!はい、花束~」

京太郎「ありがとうございます。へへへ、また頑張りますよ」

赤阪「そうそう、須賀くんが眠っている間にアンタが孕ませていた3人共出産したで~」

京太郎「うおっ!そういういいニュースは早く教えて下さいよ」

赤阪「で、結果はこうや」

↓1 ユキ ↓2 尭深 ↓3 憧

コンマゾロ目 魔物
90以上 世界ランカー
80以上 プロ級
30以上 インハイ活躍クラス

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