提督「悩み?そんなことはないぞ」
荒潮「そうかしら?そうは見えないけど…」
提督「馬鹿な。俺はいたって平常だぞ」
荒潮「ねぇ司令官、無理はしないで。平常な人はズボンはかずに歩き回ったりしないのよ?」
提督「えっ…うおっ!?しまった!考え事してたからスボンをはき忘れたんだ!」パンツマルダシ
荒潮「いったいどんな考え事したらそんな事態に…何かお困りでしたらお話を聞きましょうかぁ?」
提督「いや、実はなぁ」ウデクミ
荒潮「あ、その前にズボンはいてきて下さいねー」
提督「う、うむ」ヒキカエシ
キャー! ナンテカッコウシテンノヨ コノクソテイトク!
チ、チガウ、ハナセバワカル
モンドウムヨウ!
ギャー
荒潮「ホントに大丈夫かしらぁ…」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455057748
提督「待たせたな」
荒潮「私はいいんですけどねぇ」
提督「知らず知らずのうちに煮詰まってしまったようだ。着替え途中で出て来てしまうとは…」
荒潮「それで?一体何があったのかしらぁ?」
提督「そうそう…実は>>4」
今日の荒潮のパンツの色が気になった
荒潮の手料理がたべたい
提督「なぁ荒潮?」荒潮「何かしらぁ?」
提督「なぁ荒潮?」荒潮「何かしらぁ?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437566292/)
提督「荒潮の手料理が食べたくてなぁ。そればかり考えてたら…」
荒潮「エッヤダアタシ!?」
提督「何で阿武隈の真似した?」
荒潮「あ…ごめんなさぁい。まさかそこまで私の手料理が食べたいだなんて思わなくて」
提督「無性に荒潮をたべたい…じゃなかった、荒潮の手料理を食べたいんだ!頭の中そればかりなんだ!」
荒潮「ズボン穿きわすれるほどなのぉ?」
提督「程なの」
荒潮「最初の言い間違いは気になるけど、そこまで求められると嬉しいわねぇ。それならぁ、お昼は私が作ってあげるわぁ」
提督「ホントか!やったね!」
-昼食-
提督「ンマーイ!」
荒潮「お粗末さま。喜んで貰えて嬉しいわぁ」
提督「しかし荒潮料理うまいな。朝潮型の皆もこんなに作れるのか?」
荒潮「むしろ私より上手よ。満潮ちゃんなんて、出撃しない時はいつも料理を作って私達を迎えてくれるんだから」
提督「ほぅ」
荒潮「満潮ちゃん、自分一人だけ残るのがトラウマになっちゃってるのかしらぁ。気を紛らわすためにお料理して、私達の帰りを待ってるのよぉ。口には出さないけどね」
提督「ええ子や」
荒潮「でしょう?」
提督「よーし!俺も自分で料理してみるかなぁ!」
荒潮「あらあらぁ?司令官、料理作れるの?」
提督「馬鹿にするな。こうみえても海軍レシピは一通りこなせるんだぜ。今度作ってやる!」
荒潮「それは楽しみねぇ」
数日後、食堂
荒潮「あら?あれは司令官?」
提督「……」
荒潮「すごく熱心な顔してお鍋を見てるわぁ…この前いったようにお料理してるのかしらぁ?」
提督「……」
荒潮「どんなものを作ってるのか覗いてみましょうか。ふふ、私は味にはうるさいわよぉ…」ヒョコッ
提督「……」カラカラ
カラカラ
荒潮「!?」
荒潮(ど、どうなってるのかしらぁ?司令官、一心不乱に「からのお鍋」をおたまでかき回してるっ!?)
提督「……」カラカラ
荒潮「司令官っ、司令官、しっかりしてぇ」ユサユサ
提督「はっ!?荒潮か、どうした?」
荒潮「こっちの台詞よぉ。司令官、大丈夫?ちゃんとハイライト点いてるかしら」
提督「ハイライト?」
荒潮「いえ、何でもないわぁ。それより司令官?また何か考え事かしらぁ」
提督「ん?あぁ…>>11」
実は見合いの話が出て…
大井、曙、霞、満潮、摩耶の自分に対する態度がアレだから、ちゃんと自分が提督としてやっていけてるのか不安
荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」
↓
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」
↓
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋
↓
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」
↓
>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」 【仮面ライダードライブSS】
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」 【仮面ライダードライブSS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450628050/)
>>1大先生の新作です!
荒らし除けにキャラ変えた癖になにも学んでないのが見ただけで判る内容!
貴虎「つゆだく!そういうのもあるのか」 【仮面ライダー鎧武SS】
貴虎「つゆだく!そういうのもあるのか」 【仮面ライダー鎧武SS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453306136/)
貴虎「こってり!そういうのもあるのか」 【仮面ライダー鎧武SS】
貴虎「こってり!そういうのもあるのか」 【仮面ライダー鎧武SS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455035899/)
なんだクソスレじゃねえか
続き期待する
提督「大井、曙、霞、満潮、摩耶の自分に対する態度がアレだから、ちゃんと自分が提督としてやっていけてるのか不安なんだ」
荒潮「あら?司令官はキツイこと言われると辛く思っちゃうタイプかしら?それならぁ、私がやさーしく慰めてあげましょうか?」
提督「えっ?キツイことは言われてないよ?」
荒潮「えっ?そのメンツでアレっていえば、そういうことなんじゃないのかしら?」
提督「彼女らがアレな感じというのはなぁ…」
---
大井「あっ!提督、北上さんをどこへやったんですか?」
提督「どこへやった、って遠征に遣ってるけど?」
大井「遠征?うそよっ!提督、北上さんを監禁してイヤラシイことをするつもりなんですね!わかってるんですよ!」
提督「何言ってるのこの子」
大井「拘束されて脱がされて、イロイロされちゃうんですね。なんてうらやま…いえ、可哀相な北上さん!そんなことは私が許しませんよ。北上さんのかわりに私が身代わりになります」ヌギヌギ
提督「ホント何言ってんだお前!?」
大井「き、北上さんを毒牙から守るためよ。仕方なくなんだからっ」ハァハァ
提督「ヨダレふけや」
大井「私のカラダで枯れるまで搾り取れば、満足するでしょ。そう、これは北上さんを守るためなんだから」ジュルッ
提督「コワイ!」
---
提督「ふぅ何とか大井を振り切ったか」
曙「あっ!クソ提督!」
霞「あらクズ司令官、駆逐艦寮にやってくるなんてそうとうお暇のようね」
満潮「まったく…何の用よ」
提督「すまんな。悪いが夜まで時間を潰させてくれ(時間が経てば大井も元に戻るだろ)」
曙「夜?さては夜戦? 何よ、夜戦とか言ってホントは私とエッチしたいだけなんでしょ!?イヤラシイんだから!」ヌギ
提督「は?」
霞「シタイんなら目を見て言いなさいな。ガンガンイクから突いてらっしゃい!」ヌギ
提督「おい!大丈夫か?…満潮、何とか言ってやってくれよ。お前達もっとツンケンしてただろ?」
満潮「司令官…」
提督「お、おう」
満潮「ヤルんならヤル!ヤラナイならヤラナイ!はっきりしなさいよ!ったく、私が脱がなきゃ話にならないわね」ヌギヌギ
提督「たしかに話にならなそうだ!」
曙「ほらぁ、しゃきっとしなさいよ。どうせ性の対象としか見てないんでしょ。ヤラせてあげるんだから感謝しなさい!」
霞「どうしたのよ!据え膳を前にして、女の子に手を出せないの?だらしないったら!」
満潮「つまらないエッチしないでよね、ふんっ」
提督「なにこれコワイ!」
---
提督「何とか回避してきたけど、どうなってんだよ… お、摩耶じゃないか。摩耶ー、摩耶ー、摩耶様ぁ」
摩耶「あっ、て、提督じゃねぇか」///
提督「ん?」
摩耶「提督ぅ…」ハァハァ
提督「おい、まさか…」
摩耶「提督…こ、こんなになるまで焦らしやがって…クソがぁぁ」クチュ クチュ
提督「ぱんぱかぱーんっ!お前もかー!?」
---
荒潮「」
提督「なんかアイツらが非常にアレな感じでな…」
提督「俺、指揮官として育成を間違えちゃったのかなぁ」
荒潮「し、司令官。元気を出して。きっとバレンタイン前だから皆興奮しちゃってるのよぉ」
提督「そ、そうか…そうか?」
荒潮「素直になれないだけよぉ。そういうときは情欲に流されては駄目なんですからね」
提督「気をつけるよ。ところで、荒潮はチョコくれるのかい?」
荒潮「え?そうねぇ…そんなことより~、お鍋空だから料理始めたほうがいいんじゃなぁい?」
今日はここまで
(「アレ」じゃなくてちゃんと辛辣とか書いとけば良かったかな…)
辛辣なのでセーフ
ワロタ
別の日
荒潮(バレンタインねぇ…私も司令官にあげるべきかしら?)
荒潮「あら?」
朝潮「…」ウーン
荒潮「おはよう朝潮ちゃん、難しい顔してどうしたの?」
朝潮「荒潮、おはようございます。実は司令官にどんなチョコレートをあげたらよいのか迷ってて…」
荒潮「ふぅん、朝潮ちゃんも司令官にチョコあげるのねぇ」
朝潮「えぇ、司令官にはお世話になっているもの。それに戦いで命を預ける上官なんですから。言わば『死なばもろともチョコ』です」
荒潮「初めて聞くわねぇ、そんなチョコ…あんまり大袈裟なのだと本命と勘違いされちゃうから気をつけてね」
朝潮「そうですね。本命は他にありますから…」
荒潮「へ……ええっ!?朝潮ちゃん!本命の人がいるの!?」
朝潮「ふふ…内緒、です。では…」スタスタ
荒潮「ふわぁ…驚いたわぁ。まさか朝潮ちゃんに意中の人が、ねぇ…」
荒潮(気になるけど詮索はやめておきましょうか…)トコトコ
荒潮「あ」
提督「ふんっ!ふんっ!」ブンブン
荒潮「司令官が日課の竹刀の素振りをしてる………ん?」
提督「ふんっ!」E:布団叩き
荒潮「と思ったら持ってるの竹刀じゃなくて布団叩きだわぁ!?司令かぁん!?」
提督「おぉ荒潮!おはよう!」
荒潮「おはようございまぁす…って、司令官、なんでそんなものを振り回してるのよ?」
提督「ん?おわっ、これ竹刀じゃなかった!?」
荒潮「大丈夫ぅ?また何かお悩みなの?」
提督「>>25」
この1ヶ月、俺の部屋(執務室)にある私物の配置が知らぬ間に変わっていたり、ベッドが荒らされてたり、毎日使う生活用品や衣類がいくつか消えていたりするんだ…
なんとか犯人を捕まえたいけど一体どうしたらよいか…
最近執務室の椅子が変に湿ってるんだよ、ほぼ毎日
提督「最近執務室の椅子が変に湿ってるんだよ、ほぼ毎日」
荒潮「えっ?司令官、それって」
提督「ああ…」
荒潮「あの…ついに考え事をしててお漏らしを?大人用のオムツもあるそうよぉ」
提督「違ぇよ!!」
荒潮「あら、違うの?てっきり…」
提督「最初は潜水艦の娘か誰かの悪戯かと思ったんだが…ほぼ毎日だと不気味でなぁ」
荒潮「ふぅん…もしかして深海棲艦の侵入を許してる、とかだったら怖いわよねぇ」
提督「でも外から水滴が伝わってるって感じでもないが…」
荒潮「そういえば最近は朝潮ちゃんが秘書だったわよねぇ。何か知らないのかしら?」
提督「そうなんだよなぁ…朝潮は俺が所用で席を外したり、別の鎮守府に出向いたりするときも執務室で留守を守っててくれるから、質問してみたんだけど知らないみたいで…」
荒潮「そう」
荒潮(まぁ朝潮ちゃん、バレンタインに本命チョコを、って今はちょっと浮かれてるみたいだし。異変には気付かなそうかしら)
荒潮(……あら?)
色恋に耽る朝潮、執務室に一人きり、不在の提督、朝潮に「提督以外の意中の存在」、濡れた椅子…
荒潮(いえ、朝潮ちゃんに限ってそんな)ホワンホワン
【荒潮妄想】
朝潮「あっ、あんっ、あんっ、ダメ…ですっ」
間男「何言ってるんだ。朝潮は僕のこと愛してくれてるんだろ?」クチュクチュ
朝潮「はっ…はあっ…でも、こんな上官の…司令官の椅子でなんて」
間男「その背徳感が堪らないって、朝潮のほうから誘ったんじゃないか。ほら、指だけでイキそうなんじゃないか?もうココは大洪水だよ」ピチャッピチャッ
朝潮「だめぇ、そんなに指でぇ!」
間男「もう準備万端だね。じゃあ入れるよっ!」ズプゥッ
朝潮「んああああぁぁぁっ」プシャ
---
--
-
荒潮(い、いけないわぁ。こんなのオータムクラウド先生の本の世界よぉ)///
提督「…らしお、おい…荒潮!」
荒潮「ひゃいぃっ!?」
提督「うわっ、どうしたんだ?荒潮が取り乱すなんて」
荒潮「な、何でもないわぁ」ハァハァ///
提督「顔赤いけど大丈夫か?お前まで霞達みたいに発情しないだろうな?」
荒潮「あらあらぁ、わ、私が本気になったら、し、司令官は逃がさないわよぉ」
提督「無理すんな…声震えてるぞ…」
提督「それより、ちょっと手伝ってくれ」
荒潮「?」
提督「椅子を濡らした奴の犯人探し」
荒潮「どうやって探すのかしら?」
提督「探すっていうか待機だ」
荒潮「あら?」
提督「俺が執務室にずっといればいい」
荒潮「確かにそれなら誰かが来て意図的にはできないでしょうけど。司令官のお仕事はどうするのぉ?」
提督「俺は今から病気になる」
荒潮「へ?」
提督「荒潮は看病する役目な。それと周りにさり気なく注意を払ってくれ」
荒潮「仮病を使うってことねぇ。わかったわぁ、やってみましょうか」
執務室
提督「ウーン…」
荒潮「司令官、しっかりしてー(棒読み)」
朝潮「あの…司令官はどうされたのですか?」
荒潮「大変よ朝潮ちゃん。司令官がお風邪コンコンで倒れそうなのよ」
朝潮「お、お風邪コンコン!?」
提督「(可愛いな、おい) ゴホッゴホッ、うぅ、今日は外出は無理だなぁ」
朝潮「えっ!?」
荒潮(あら?)提督(ん?)
朝潮「あの…司令官?体調がすぐれないならば自室で安静にしていた方がよろしいですよ。あとの仕事はこの朝潮にお任せください。全てやっておきますから。さぁ、さぁ!」
荒潮(朝潮ちゃん、まるで司令官を遠ざけようとしてるみたい)
提督「うーん、でもそこまでのことはないかなぁ。今日は一日中執務室にいるよ」
朝潮「そ、それはっ!?」
提督「んー?」
朝潮「あのっ、そのっ…」
荒潮「朝潮ちゃん? …もしかして貴女」
荒潮(本当に執務室で逢引!?)
朝潮「あ、あ…」
ガタッ
提督「!」
荒潮「!」
朝潮「あっ!?ダメッ!!出てきちゃ!」
提督「床板が」
ガコガコッ ガタン
荒潮「あら、まぁ…」
ネコ「エラーッ、エラーッオ」
提督「猫!?」
朝潮「ううぅ……」
朝潮「も、申し訳ありませんっ!朝潮、司令官の目を盗んでこの子の世話をしていましたっ!」
提督「ふーむ、床下から出入りできるようになってたのか…」
朝潮「私はどんな処分もお受けします。だからこの子だけは見逃してあげて…くださいっ」
提督「いや、まぁ、別にその猫が悪さをしていたわけじゃ」
荒潮「そうよねぇ、椅子が濡れてるのと関係なさそう」
猫「エラニャーォ」
提督「あ…椅子に」
朝潮「い、いけません!」
猫「…」
ジョバァァァ
提督「」
荒潮「」
猫「ホゥ」
提督「…」
ピポパポ トゥルル…
提督「大本営、私だ。「提督砲殿」の使用許可を申請する。ああ、今すぐにだ」
朝潮「ぁぁぁぁぁっ、司令官、ご慈悲を!」
荒潮「まあまあ司令官?すぐ掃除するから許してあげましょう?ね?」
提督「ふうっ、まったくとんだいたずら者がいたもんだ」
荒潮「すぐ綺麗になったからいいじゃないですかー。朝潮ちゃんも猫用トイレから作るって言ってましたし。あの子ならちゃんとお世話できるわぁ」
提督「まぁ、生真面目な優等生が猫と戯れてるのを見るのも、意外な一面が見れていいかな」
荒潮「そうよぉ」
荒潮(あら?そう言えば朝潮ちゃんの本命って誰だったのかしらぁ?)
鳴き声やべぇ
飼い主がいそうな鳴き声しやがって
朝潮の飼い主とかめっちゃなりたい
荒潮「さぁ、椅子が濡れてた件は解決かしらねぇ」
提督「そうみたいだな」
荒潮「そうなるとぉ…次の問題はアレかしらぁ?」
提督「アレ?」
荒潮「あれ」ユビサシ
モノカゲ
霞「はっ!?」ビクッ
霞「ッ」ダッシュ
提督「うおっ?何だ霞のやつ、いきなり逃げ出して…この前はツンツンしながら性的に迫ってきたのに」
荒潮「うーん…司令官?女の子にはイロイロあるのよ?」
提督「あん?」
荒潮「私が様子を見てくるわね」
荒潮「霞ちゃん?大丈夫ぅ?」
霞「ふわっ!? 何だ…荒潮か…何の用なの?」
荒潮「聞いたわよー。司令官に強引に迫ったんですって?」
霞「なっ!?そっ…おあっ…ちがっ!?」///
荒潮「落ち着きなさぁい」
霞「あ、あれは…そう、司令官があんまりにも寂しそうだったから」
荒潮「それで身体で慰めてあげようとしたのぉ」クスクス
霞「ぐっ…あぁ~もう、どうかしてたわ!これじゃ次からどんな顔して会えばいいのよ」アタマカカエ
荒潮「曙ちゃんといい、満潮ちゃんといい…普段ツンツンしてるのにこういうときだけ好き好きアピールしようとするのは危険ねぇ」
霞「ふんっ、私は荒潮みたいに飄々とはできないのよ」
荒潮「あらあら。とりあえず司令官は誘われたからってホイホイ流されるような人じゃないし、皆のことを心配こそすれ軽蔑するような人じゃないわよ」
霞「……わかってるわよ」
荒潮「あ!どうしても自分を許せないのなら~、ムラムラした司令官に襲ってもらえばどうかしら?それでおあいこよぉ」クスクス
霞「もうっ!!」ガァー
荒潮「あは」アラアラ
荒潮「ほーんと霞ちゃんも素直じゃないわねぇ。曙ちゃんや満潮ちゃんも含めて、しばらくは面白いものが見れそうねぇ」テクテク
荒潮「あら?」
愛宕「もーっ!提督ってばデリカシーないですよぉ!せっかく摩耶ちゃんがお誘いしたのに」
提督「いや、それはな、上官としてその…」
高雄「勇気を出してアプローチした女の子に恥をかかせるなんて…馬鹿めといって差し上げますわ」
愛宕「これはもうお仕置きが必要ですよね」ガシ
高雄「高雄型の一番艦として、提督に女心をレクチャーして差し上げます」ガシ
提督「あーれー」ズルズル
荒潮「」
荒潮(司令官も大変ねぇ。帰ってきたら間宮さんに精の付くもの作ってもらいましょうね~)ミテルダケ
執務室
提督「やっと解放された…」
荒潮「おかえりなさぁい」
提督「荒潮、待っていてくれたのか?」
荒潮「きっと司令官が精根尽き果てて帰ってくると思ったから」
提督「くすん。やめろって言ったのに無理矢理…汚された…汚されちゃったよぅ」
荒潮「本音はぁ?」
提督「気持ちよかった」
荒潮「はぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
提督「うわ」
荒潮「あれほど情欲に流されてはダメっていったのにぃ。司令官のケダモノ…」
提督「面目無い……」
荒潮「痴情のもつれで流血沙汰なんか起こさないでねぇ」
提督「まぁそっちは大丈夫だろうけど…」
荒潮「そっち?」
提督「実は>>42で困っていてな」
ハゲ
夜の暮らし
荒潮「まだ悩み事あったのぉ?司令官、問題抱えすぎじゃなぁい?」
提督「荒潮の言う通り抱えすぎかもしれんな。実はハゲで困っている」
荒潮「」
提督「見ろ、普段は軍帽で隠れているが…」
荒潮「あ、確かに髪の分け目が薄くなってるわねぇ」
提督「最近、髪の伸びも頭頂部は停滞ぎみでな。頭の側面や襟足は伸びるんだが… いっそ月代を剃って髷でも結うかな。ハハハ」
荒潮「司令官、鎮守府は刀剣を集めるところじゃないのよ。それは違う場所よぉ?」
提督「ハハ……ハ……そうだよな……」
荒潮「落ち込まないのよぉ。それならぁ、いっそこうしたらどうかしら?」
提督「え?」
数日後
ザワザワ…ザワザワ…
曙「え、ちょっ…クソ提督」
朧「いったいどうしたんだろ?」
潮「な、何かあったのかな?」
漣「あれじゃない?曙の愛がトチ狂ってご主人様に迫ったのが原因だよ」
曙「あ、あれは…ホント、一時の気の迷いでぇっ…!?」////
ザワザワ…ザワザワ…
提督「ふむ…」
漣「あのーご主人様?」
提督「何かな?」
漣「な、何で頭を丸めちゃってるんですか?丸刈りじゃなくて、お坊さんみたいにツルツルに…」
提督「うむ。煩悩を捨てるためにな」ツルツルーン
漣「へ?」
提督「俺も男だ。こう女の子に囲まれると色欲に溺れてしまいそうだからな。形だけでも僧侶の真似をな」キリッ
朧「おおーっ」
潮「すごく立派な心がけだと思いますっ」
漣「ほへー、見直しましたご主人様。気が動転して肉欲のまま迫るどっかの駆逐艦にも見習わせたい」チラ
曙「うぐぅ…っ。悪かったわよ!もうあんなこと絶対しないわよっ」プルプル
提督「そうしてくれ」キリッ
ザワザワ…ザワザワ…
ヘェ、テイトクッテイガイトマジメナンダ
アマリイロジカケスルノモギャクコウカナノカナ
ヨクカンガエタラカラダデセマルノモゲヒンヨネ
荒潮(上手くいったわねぇ)b グッ
提督(ハゲを隠した上に艦娘の貞操観念も少しは向上したかな)b グッ
これは割と考える
バーコードのまま未練がましく髪を残すよりスキンにした方が潔いよな
聞いた話だけどスキンにして髪が少し伸びたくらいが一番ハゲが目立つとかなんとか
生えてないとこと生えてるとこだと色が全然ちがうんだと
そこは帽子が隠してくれるさ
まってます
街
荒潮「たまには一人でのんびりお買い物もいいわねぇ」ブラブラ
荒潮「あら?」
朝潮「……」キョロキョロ
朝潮「えっと…時間は…」トケイミル
荒潮(朝潮ちゃん?)
荒潮(今日は朝潮ちゃんもお休みの日のはずだけど……随分オシャレな格好をしてるわねぇ)
荒潮(何かあるのかしらぁ?ちょっと声をかけてみましょ…)
荒潮「あさ」
ガバッ!!
荒潮(え!?)
グイッ!ズザザー!
荒潮「むぅぅぅ!?!?」
朝潮「えっ…?」フリカエリ
シーン
朝潮「いま…誰かに、呼ばれたような…?」
路地裏
荒潮「むうっ!むむーっ!」ジタバタ
「こらっ!暴れるな!大人しくしろ!」
荒潮(離して!離してぇっ!!)ジタバタ
「騒ぐなって。静かにしてろ」
荒潮「ぷはっ……い、いきなり女の子の口を塞いで路地裏に連れ込むなんて… 何を考えてるのかしらぁ?」
荒潮「司令かぁん?」ジトー
提督「悪かった悪かった。そんなジト目で見てくれるなって」
荒潮「頭を丸めて精進するんじゃなかったの?それとも禁欲し過ぎておかしくなっちゃった?」
提督「人を性欲の権化みたいに言うな。襲われることはあっても押し倒すことはなかっただろうが!」
荒潮「威張って言えることじゃあないわねぇ。で、私はどうしてこんな薄暗い路地裏で司令官に押さえ付けられてるのかしらぁ?抱きしめるならもうちょっと時間と場所を弁えて…」
提督「ああ、そうそう。お前が朝潮に声をかけようとしてたから、割り込ませてもらった」
荒潮「?」
提督「アレを見ろ」ユビサシ
朝潮「…」
荒潮「アレって、朝潮ちゃんがどうし……っ!!」
提督「さすがのお前も驚いたかな」
朝潮「あっ!こんにちは!」
朝潮「いえっ!全然待ってなんて…」
朝潮「でも、待ってる時間も楽しいですよ。貴方に会えるのをドキドキしながら過ごせるから……って、おかしいですよね。私ったら何を言っているんでしょう」////
提督「朝潮が着飾って、男の子と待ち合わせしているなんてなぁ」シミジミ
荒潮「 」
朝潮「~~♪」ルンルン
離れたところ
荒潮「あ…あ、あ、あらあらあらあら、ぁぁぁぁぁ」ビックリ
提督「落ち着け」ポフッ
荒潮「ひゃうっ!」
提督「なんだなんだぁ?朝潮にボーイフレンドがいて驚いたのか?それとも朝潮のほうが進んでいて焦っているのかなぁ?」
荒潮「な、そんなこと…」
提督「うんうん、わかるヨー。色事に縁のなさそうな生真面目艦娘に彼氏がいて、思わせぶり余裕あり系の駆逐艦が独り身だと格好がつかないからナー」
荒潮「朝潮ちゃんってばいつの間に。あ、バレンタインで本命あげるって言ってたわねぇ。いいなぁ、羨ましいなぁ」
(司令官。いいこと?こういうのは人それぞれなんだから、早いとか遅いとか無いのよぉ)
荒潮「あっ、しまっ…!?」
提督「プッ、ププッ!本音が漏れてる」
荒潮「むーっ!今日は随分意地悪じゃない!」///
提督「悪い悪い。お詫びに俺から提案だ」
荒潮「あら?」
提督「朝潮のデートをかんさ…いや、見守ろうじゃないか」
荒潮「今、観察って言わなかったかしらぁ?」
提督「部下の艦娘が行きすぎた振る舞いをしないようにしないとな!」
荒潮「部下の駆逐艦に性的に迫られてた人が言っても説得力がないわよぉ」
提督「嫌なら付き合わなくていいぞ」スタスタ
荒潮「まったく悪趣味ねぇ」ハァ
提督「と、言いつつついてくる荒潮ちゃんであった」
荒潮「悪趣味だけど。司令官のそういうところ……好きよ」ニヤリ
待ってた!!
なんてことだ…なんてことだ…
神は死んだ…
娘に彼氏ってこんな感じなのかな
胃が痛いつらい
提督「さて荒潮、お前は朝潮の相手をどう見る?」
荒潮「えっと~…そうねぇ、同い年くらいの礼儀正しい子かしら?朝潮ちゃんに負けず劣らずしっかりしてそうね。将来有望そう…」
提督「お、さすが、見る目があるな。あの朝潮のボーイフレンド…彼は提督候補生だ」
荒潮「あら?そんなのあるの?昔はともかく、今は『提督』って申し込めば誰でもなれると思ってたわぁ」
提督「そんなわけないだろ!ちゃんと軍人の訓練を受けたものから選ばれるよ。と言っても最初は士官候補生のそのまた見習い、ってとこだけどな。彼は研修でうちの鎮守府を訪れていたんだが、その時対応させた朝潮と仲良くなったらしい」
荒潮「そんなことが…朝潮ちゃんを落とすなんてやるわねぇ」
提督「艦娘と仲良くなる素質も提督の才能だからな。彼はもしかしたら飛び級で一足飛びに提督になるかもしれん」
荒潮「あんなに小さな子が!?」
提督「『ショートカット短期育成修了提督』……俗にいう“ショタ提督”ってやつだな」
荒潮「ショートと短期の意味がかぶってないかしら?」
提督「でも語呂がいいからみんなショタ提督っていうんだよなぁ」
朝潮「今日はその…よろしくお願いします…私、こういうの、あまり慣れてなくて…」
朝潮「この服も友達に選んでもらったんですけど……その、変じゃないでしょうか」ウワメヅカイ
朝潮「え?『とても似合ってる』って…は、はいっ、ありがとうございますっ! ○○君にそういってもらえるとすごく嬉しいっ!」ニコッ
(※○○には自分の名前を入れてください)
提督「初々しいねぇ」コソコソ
荒潮「わぁ、朝潮ちゃんのあんな顔初めて見るわねぇ」コソコソ
提督「おっ!場所を移動するみたいだぞ」コソコソ
荒潮「仲良さそうに手を繋いで歩いちゃって…」コソコソ
提督「うんうん、リア充爆発しろというより、ほほえましいカップルだな」
荒潮「はぁぁ…それに比べて私達はコソコソ尾行する怪しい男女ねえ…」
提督「ん~?じゃあ俺達もデートと洒落込むか?」
荒潮「あらあらぁ?司令官と? 司令官、女の子を連れ回す不審者と思われて憲兵さんに連れてかれちゃうわよ~」ジトー
提督「あー残念だなぁ。あそこのアイスでも買っていっしょに食べようかと思ったんだけど、荒潮は乗り気じゃなかったかー。それならしかたないなー(棒読)」
荒潮「うふっ!司令官、スキンヘッドが素敵よぉ。もしもアイスが2段だったらぁ、勝利の女神が舞い降りちゃうかも~」ニコ-
俺はショタだったのか
このSSまとめへのコメント
ファイトです!!
艦これ改で荒潮にはまったので楽しみです!