秒針「ねぇ・・・ねぇってば・・・・」
分針「どうしたの・・・・」
秒針「あんた達進むの、遅すぎない?」
秒針「特に短針。見ててむかつくんだけど。」
短針「そんなこと・・・言われ・・・ても・・・・・」おどおど
秒針「あぁ!もう、そういう態度がむかつくのよ!」
分針「あんまり彼女を責めないで上げて・・・・・」
秒針「だってぇ・・・・もうっ、いい!」カチカチカチカチッ!
男「ただいまぁ~」
秒針「おっかえりーご主人様ー!」
分針「お帰りなさいませ、ご主人様。」
短針「お帰りなさい・・・ご、ご主人様・・・・」
男「今日も特に何もなかったか?」
秒針「うん!何も無かったよ!それより、もうこんな時間だよ!?」
男「あぁ、10時だな。」
秒針「違うよ!ほら、もうあと10秒で10時2分になるよ!」
男「お、おう・・・そうだな。2分になるな・・・・」
男「でもさ、やっぱ気になるのは何時何分か、だからさ・・・・」
短針「ふぇっ?(照)」ドキッ
分針「え、えへへ・・・・(照)」ドキドキ
秒針「うぅ・・・・わ、わたしが居ないと年越しそばのタイミングを見失うわよ!」
秒針「それでもご主人様なの!?」
男「いやいや、そこまでは言ってないだろう・・・お前だって必要だよ」
秒針「は、はうぅ・・・(照)」カチカチカチカチカチカチ
男「こらこらこらこら!正確な時を刻め!早く進むな!」
男「ふあぁぁぁ・・・・眠い」
短針「ご、ご主人様・・・その・・・・・」
男「ん、どうした?」
短針「え、えっと・・・そろそろ日付が変わりそうなので、お休みに成られては・・・と」
男「あぁ、そうだな。そろそろ寝るか。ありがとう、短針。」
短針「い、いえ・・・私は自分の場所を御伝えしただけで・・・はわわわぁ・・・(照)」
男「どちらにせよ、助かるよ。ありがとう。」
短針「は、はい・・・・」カチッ・・・
おもしろそう
新しいな
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