提督「足柄愛してるぞー!」 (10)


足柄「私もよ愛してるー!」

提督「心の底から惚れてるぞー!」

足柄「私もよー!」

提督「だから今回だけ第一艦隊旗艦を外れておくれ」

足柄「NO」

提督「超ハッキリと言いやがって、いい笑顔だぞこいつー」

足柄「この指輪と旗艦の座は誰にも譲らないわ!」

提督「鹿島とGrafのレベリングしたいんだよ、譲れよ!」

足柄「私がいれば勝利は揺るがないわ!」

提督「それでも鍛えとくに越したことないだろ! 札だってあるしルート固定もあるしお前一人で全部できるかよ!」

足柄「貴方が信じてくれればできないことなんてないわ!」

提督「その言い方だと俺が足柄を信じてないみたいじゃないか!」

足柄「信じてくれてるって信じてるー!」

提督「あいらーびゅー!」

足柄「あいらーびゅーとぅー!」



長門「……我々は演習での編成を話していた筈なのだがな」

羽黒「姉と義兄がすみません……」

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―――

川内「……はぁ」

陸奥「あらあら、なんだか落ち込んでどうしたの?」

川内「……ん。んー、ちょっと……ってうわぁっ!? 陸奥さん!?」

陸奥「な、なによ。そんなにびっくりする?」

川内「い、いやぁ。あはは……」

陸奥「それで、どうしたの? 最近夜もあまり騒いでないみたいだけど」

川内「んーとね、あー……あんま言っていいものなのかなこれ」

陸奥「?」

川内「ほら、最近ね。夜一人で鎮守府歩き回りたくないんだよねぇ……」

陸奥「どうして?」

川内「……ほら、あのさ。えーっと……特に提督の私室付近」

陸奥「あぁ……そんなに?」

川内「一回ふらふらしてたらモロに遭遇してさ」

陸奥「遭遇!? え、聞こえたとかそういうのじゃなくて!?」

川内「うん。外で、ばっこーん見ちゃってさ。ちょっと消灯過ぎてから外歩けなくてさ」

陸奥「それでストレス溜まってるわけね……あー、確かにそれは当人に言えないものね」

川内「一方的に見かけちゃっただけだしね。じゃなくてもさ、夜一人で歩いてたら想像するじゃん?」

陸奥「するわね。どうしても脳裏によぎるものね」

川内「キッツいんだよね、それが」

夜戦主義やな

飢えた狼に貪られるかのように主導権を握られたい

川内が夜を怖がるとは…

提督と足柄の夜戦は川内がドン引きするレベルの激しさだからな


陸奥「全く、二人も困ったものね」

川内「ホントに、見つけたのが私でまだよかったよ。これでトイレに行く駆逐艦とかが見つけたら……」

陸奥「そうね。もしくは姉さんとかが見つけても怖いことになったかもしれないわね」

川内「あー確かに。香取さんとか、一部の人に見つかったらと思うと……」

足柄「なんの話?」

陸奥「あらあら、噂をすれば」

足柄「噂? なによ二人で何話してたの?」

川内「……えっと、ほら。提督とラブラブだよねって」

陸奥(まぁ間違ってないわね)

足柄「ふふーん、羨ましいでしょ。でも、提督は私のだからあげないわよ?」

川内「いやぁ流石の私でもあれは激しすぎるかな……」

足柄「激しい? なにが?」

川内「……あはは」

あく


提督「足柄―!」

足柄「てーとくー!」

提督「ふっ!」

 (風を切る音)

足柄「なんの!」

提督「……腕を上げたな足柄」

足柄「ふふん。貴方から受け取った指輪のおかげでね」

提督「だが、まだ甘い……」

足柄「!? そ、それは私のスカーフ!? い、いつの間に……やるわねっ提督!」

提督「俺を誰だと思ってるんだ? お前が愛した男だぞ」

足柄「くぅぅ! 格好いいわー!」

提督「任せろ!」

大淀「いいから仕事してください」

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