1話完結物語 (5)
頭に浮んだワードを元に考え無しで書いていきます。
基本は1レスで完結させるつもりです。
好評であれば、安価を元に書いていく事も考えてます。
書き溜めしないで、アドリブで行きますので、よろしくお願いします。
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第1話「恋人」
僕はよく仕事が休みになると、全国の縁結びの神社に参拝をしに行く。
理由は簡単。
彼女が欲しいからだ。
「今日はここに行こうかな・・・」
地図アプリと検索エンジンを使って、縁結びの神社を決める。
「ふむふむ、ここに訪れた人は良縁に恵まれる傾向にあり、訪れた一週間後には恋人が出来たと言うケースもーー」
中々良さそうな神社を見つけた。幾つか候補はあったけど、ここに決定だ。
移動手段は車。
車なら、近場だろうが、遠い所だろうが、関係なく行ける。
まさに僕にうってつけだった。
「それじゃ、いってきます」
僕は颯爽と車を走らせ、縁結びの神社へと走らせた。
ーーーーーーーーーーー
「ここかぁ」
中々神秘的な場所だ。
ここなら何か不思議な力があるのも頷ける。
さて、早めに参拝をすませて、帰ろう。
「これでよしっと・・・」
参拝をすませ、彼女が出来る事を祈り、僕は帰ろうとする。
ーーーーと。
「あの、これ落としましたよ?」
面識の無い女性が僕のハンカチを持って佇んでいた。
おやおや、どうやら、もう効果が出てきたらしい。
僕は笑顔を作り、ハンカチを受け取る。
「ありがとうございます。ところで、此処へは良く来るんですか?」
「あ、今日初めてなんです。ここ、縁結びの神社って聞いたからーー」
彼女も同じ目的で来ていたらしい。
奇遇だな、きっと運命だろう。
よし、この子に決めた。
「あはは、奇遇ですね。僕もなんですよ」
「もし良かったら、駐車場まで、お話ししませんか?」
繰り返して言うが、僕に彼女は居ない。
いや、正確には作ってもすぐに居なくなるんだ。
別れるとは違う。
彼女達はいつだってそこにいるんだ。
ーーーーー僕の部屋にね。
第1話「恋人」完
乙
期待
乙です。
こっち系の話中心かな?とりあえず期待してます。
吉良かよ
乙
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