妹「くつ下が盗まれました」 (9)

兄「くつ下って妹ちゃんの!?」

妹「はい。サンタさんがプレゼントを入れる様に枕元へ置いていたのが盗まれました」

兄「なんだって……!?」

妹「プレゼントは置いてあったんですが」

兄「代わりにくつ下が無くなっていたと。間違いない犯人はサンタさんだな!」

妹「おにいちゃんの言う通り脱ぎたてのくつ下を置いておいたのですが、それが気に食わなかったのでしょうか」



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兄「よーし!お兄ちゃんが犯人のサンタクロースをとっ捕まえてやるからな!」

妹「私としてはくつ下をと引き換えにプレゼントが貰えたので問題ありませんけど」

兄「かぁ~!!妹ちゃんは優しい!優しいなぁ!!よし、今日は妹ちゃんの大好きなハンバーグにしよう!」

ポトッ

妹「おにいちゃん、何か落としましたよ」

兄「あっ、後でおかずにしようと思ってた妹ちゃんのくつ下が」

妹「どうしておにいちゃんのポケットから私のくつ下が」

兄「まったく訳がわからないよ」

妹「もしかしておにいちゃんが盗んだんですか?」

兄「ち、ちがう!俺はやってない!!」

妹「でもこの前お風呂場で私のパンツとくつ下を口に詰め込んでました」

兄「あれは魔が差して!ハムスターが俺に乗り移ってて……!!」

妹「どうして隠そうとするんですか?くつ下が好きなら買ってきましょうか?」

兄「いや、俺が好きなのは妹ちゃんの脱ぎたてくつ下専門なんだ!」

妹「じゃあそれも盗んだんですね」

兄「これは違うんだって!あれじゃ無いかな?サンタさんが俺にプレゼントを的な!」

妹「サンタさんはプレゼントを渡すために盗みを働くんですか?」

兄「えーっと……あー」

妹「あやしいですね」

妹「…………」

兄「パンツも欲しいなぁ……」ボソッ

妹(サンタさんはくつ下を盗んで、くつ下はおにいちゃんのポケットから出てきて、おにいちゃんは何かを隠している……)

妹(ここから導き出す答えは……なるほど)


妹「まさかおにいちゃんがサンタさんだったとは驚きました」

兄「そうだよ。お兄ちゃんがちょっとエッチなサンタクロースだったんだよ」

妹「それではお出かけして来ます」

兄「どこへ行くんだい?」

妹「ちょっとお友達におにいちゃんがサンタさんだったと自慢して来ます」キリッ

この後、妹がクリスマスプレゼントに貰った時限爆弾が爆発し家は業火に包まれた

ほーん

終わり?

続け

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