この世には、多くの怪物が存在しています。
それらの中には人を襲うものが数多くいます。
そして、それらを倒す人間もまた、存在します。
人間と怪物は今日もどこかで争っているのでしょう。
草木も生えていない荒れた丘。そこに一人の男が立っていた。
男の足元には、爬虫類を訪仏とさせるような怪物の死体があった。
首を引き千切られて、絶命しているようだ。
男「並の異能力者・超人にとってはかなり強い相手だっただろうな。だがしかし、この私にかかれば造作も無い」
この男、史上最強の超人である。
懸賞金の賭けられた悪人異能力者や超人、討伐指定のかかった危険な怪物を相手にし、報酬をもらって生計をたてている。
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ある日、男は比較的強力な怪物が出るとされる草原へと出かけていた。
男「・・・ん?」
そこには先客がいた。
先客は怪物と対峙し、戦っている。
しかし、怪物のほうが強く、苦戦しているようだ。
男「あの怪物を倒してやるか」
先客(コンマでおおよその強さ判定)安価下
【名前】
【性別】
【性格】
【年齢】
【戦闘】(異能力とか、使う武器とか。コンマによって異能力なら出力、武器なら扱いの上手さを決めます)
まあぶっちゃければ、これからの男のパートナー的存在?
後、異能力者は特異な能力を持つ者。超人は、身体能力が優れていたり、いろいろと人間を超えている人間。
【名前】 氷上 有水(ひかみ ありす)
【性別】 女
【性格】 金髪の超クールビューティー だけど隙は多い
【年齢】 19
【戦闘】超冷凍能力。触れたものを凍結されたり、氷柱を飛ばしたりできる単純明解な能力。ナイフに冷気を纏わせたりできる。
>>3問題なく採用で。
68・・・そこそこ強い異能力者ですね。
有氷「はあああ!」ガガガガ!
怪物「ぐはははっは!どうした?人間。その程度では私どころか、有象無象の輩すら倒せぬぞ?」
向こうの女性はかなり苦戦している。無理も無い。見た所、あの怪物は上の下程度はあると見える。
それほどの力量を持つ怪物とは、かなり桁違いのものとなる。
男「>>6」
①おい、この程度も倒せぬのか?お前弱いのだな?仕方ない、私が手伝ってやろう」
②「大丈夫かね?少し私にも手を貸させていただけまいか」
③(話しかけなくても良いだろうな。さっさと倒すか)
3
2
男(邪魔させてもらいますよ・・・っ!)
男は、女性の攻撃を叩き落している怪物の横へ素早く移動すると、怪物の首に両腕をかけて有らん限りの力を込め上下に引き裂いた。
怪物「・・・がはっ。・・・?」
怪物は首を引き裂かれたものの、すぐには死なず、この攻撃をした主を発見した。そして、驚きのこもった目のまま事切れる。
有氷「・・・!?」
有氷は驚いていた。普段の彼女は冷静だったが、自身の力をもってしても全く敵わない敵をあっさりと倒したこの男を見ると、驚かずにはいられなかった。
男「邪魔して悪かった。それでは、お暇させていただく」
有氷「ま、待ってくれ」
男「何でしょう?」
有氷「私は、氷上 有氷と言う!是非私を弟子にさせて頂きたい!」
男「はあ・・・」
男は間の抜けた返事を返した。圧倒的な強さを持つものの、弟子入りを志願されたことは初めてだった。
とはいえ、自身の力は才能のある者にしか習得は出来ない。
男「>>9」
①分かった。いきなりでは悪いから、後でゆっくり考えてくれ。
②いきなりそのようなことを言われても困るな・・・。うーむ・・・。
2
男「うーむ・・・」
有氷「頼む、私も力が欲しいんだ」
男「しかし、いきなりそのような頼み事をされてもな・・・」
有氷「お願いします。どうにか、弟子にさせていただけないでしょうか?」
男「そこまで頼まれるなら請け負ってやってもいいが」
しかし、いきなり弟子入りといわれても困る。一旦は帰らせよう。
男「すぐに弟子入りといわれても、こちらもそちらもまだ心の準備も整っていない。もし本当に弟子入りしたいのなら後日に街外れの丘に来てくれないかね?」
有氷「分かりました。必ず来ます」
有氷は既にいつもの平常さを取り戻していた。礼を言うと、その場を去っていく・・・。
男はそれを見送った後、自らもまた帰る事にする。
その前にこの倒した怪物を素材屋持っていって金を得ることにしよう。
街へと向かっていく。
今日はここまで。投稿ペースを考えていかねば、ですね。
それから、数日が経った。
男「それで、よく考えたのかね?」
有氷「はい、貴方の下で修行させて下さい」
男「そうか。これは、かなり長い期間がかかり修行したとしても簡単に身につくものではない。それでも良いな?」
有氷「はい。覚悟はあります」
有氷の冷静な眼差しを受け、男も教えることに決める。
男「よし、分かった」
男「修行内容は、危険が多いとも言われる進路“スクリーロード”を辿り、神聖の森へと至る事だ」
有氷「神聖の森?何ですか、そこは」
男「この森の存在を知っている者など、限られてくるだろうな。知らないのも無理は無い」
男「古代文明が築き上げた最強の防衛要塞とも言われる、人工森林。侵入者をことごとく排除するように出来ている」
有氷「はあ・・・。なるほど。そこを目指すのですね。それで、そこを目指す事に鍛えること意外に目的はあるのでしょうか?」
男「ああ、いい質問だな。あそこには人間の才能を極限まで引き出す科学結晶がある。鍛えながら、それを手に入れれば私の力を習得できる可能性もあるだろう」
第一に目指す場所は、エルネスと呼ばれる街だ。
それは比較的安全で規模が大きい。旅の駆け出しには丁度良い。
男「エルネスには何度か来たことがあるのかね?」
有氷「いいえ、ありません」
男「それは驚きだ」
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