男「魔法使い認定試験の御案内……なんぞこれ」(21)

童貞の身で25歳の誕生日を迎えた朝、枕元に謎の封筒が置かれていた。
そこに書かれていた文字がこれである。

男「意味がわからん……」


後は任せた。

多分、試験会場にたどり着くまでに数々の誘惑があってそこで童貞を捨ててしまうと資格が(ry

男「とりあえず同封されてた切符を使って電車に乗ったが……」

フォイ「マルwwwwマルwwwフォイwwwフォイwwww」

男「誘惑どころかumaがいたわけだが」

フォイ「オイwwwそこのマグルwwww」チョンチョン

男「うん?」



フォイ「フォーーーーィィイwwwww」

男「とりあえず飛び降りろ、話はそれからだ」

電車「止まりまーす」キキィィッ

男「痛てっ」ゴツッ

フォイ「ザマァwwww」

男「お前あとで喋れなくするからな、それより何で止まったんだ?」

フォイ「ディメンター?wwwwwディメンター?wwwww」

窓「開きまーす」ガラッ

男「ヒッ!?」ビクッ

フォイ2「フォフォフォフォイwwwww」

男「フマキラー持ってくらやかった…」

フォイ「何だ貴様は!?」

フォイ2「フォーーイフォイフォイwwww」

フォイ「人の姿でバカな真似をするな!アバタケタブラ!」

フォイ2「フォフォのフォーーーイィwwwww」ピョン

男「なぜかしら元いた奴がまともになったな」

電車「試験会場付近でーす」キキッ

男「おっと、降りなきゃな」

フォイ「待てそこのマグル!俺をおいて行くな!」

男「あれ?おかしな奴はどうした?」

フォイ「『ここならリーブ21もアデランスもあるフォイ!』って叫びながら走っていったぞ」

男「追わないのか?」

フォイ「正直直視したくない」

男「すごく共感できる」

男「そういえばさっき杖からなんか出してたけどお前って魔法使いなのか?」

フォイ「ふん!このドラコ・マルフォイを知らないとは、これだからマグルは…」ハァ

フォイ2「まったくだフォイwwww」

フォイ「貴様が何故いる、男は何処行った!?」

フォイ2「かるく軽食とりにいったフォイwwww」

フォイ「人が答えてる最中だぞ!?あいつ神経狂ってるだろ!?」

フォイ2「ボッチざまぁwwww」

フォイ「黙るフォイ!!!」

だまるふぉい

フォイ「!?」

フォイ2「やっと語尾が付いたフォイwwwww」

フォイ「何だこれフォイ!?貴様説明するフォイ!」

フォイ2「じきに理性も飛ぶフォイwwwマルフォイは本来本能で行動するものフォイwwwww」

フォイ「イ…イヤだフォイ!アフォになりたくないフォイ!!助けてフォォォイ!!!」

フォイ2「フォフォフォf   プシュー

男「フマキラー買ってきた」

フォイ「男ぉぉ!もっと早く来いよ!怖かったんだぞ!」

男「任せろ共通の敵を持つものは味方だからな、俺が守ってやるよ」

フォイ「えっ……///(まさかこれって恋(ふぉ)い?)」キュン

支援!

男「会場についたぞ」

フォイ「マグルが2、30人くらいいるな」

試験監督「はーい皆さん静かにして下さーい!これから説明を行いまーす

名前は呼ばれたらあちらの個室に入って下さーい、以上」

男「(説明いるかこれ?)うん?マルフォイがいないぞ?」

フォイ「先にぶつかってきたのはそっちだろうが!」

剛田「うるせぇー!ギッタンギッタンにするぞ!」

ギャーギャーワーワー

男「おい静かにしろ、他人に迷惑がかかるだろ」

剛田・フォイ「スンマセン」

男「へぇー行方不明の友達を探す為に魔法使いにね…」

剛田「ああ、あいつは俺様の子分だしな」

フォイ「お前案外良い奴だな、さっきはすまない」

剛田「いいってことよ、お互い様だしな」

試験監督「剛田 武さん、剛田 武さん」

剛田「はーい、じゃあ先に行くぜ!」

男「がんばれよ」

男「そういえばマルフォイ、もう一人のお前の存在について心当たりは何かないのか?」

フォイ「それが記憶が曖昧なんだ……自分の名前とアバタケタブラはしっかり覚えているんだが…」

男「ふーむ、事件のにほいがするな…」

試験監督「男さん、男さん」

男「はい、じゃあ行ってくるから待ってろよ」

フォイ「了解した」

男「個室につきました」

試験官「早速試験を開始します、あなたは童貞ですか?」

男「はい」

試験官「合格おめでとう!」パチパチ

男「なんぞこれ」

試験官「これで君は晴れて魔法使いだ、以下の魔法が使えるぞ」

・ニフラム
・トヘロス
・マホターン
・インパス
・トラマナ

男「微妙すぎてコメントしずらい」

試験官「30歳になったときまた来ればもうちょっとましなのが覚えられるさ」

男「これって皆一緒の呪文なんですか?」

試験官「いや個人個人で違う」

男「(剛田は人探しの呪文拾得したかな)へぇー、それじゃあ失礼しました」ピシャッ

フォイ「どうだった?」

男「よゆーよゆー、腹減ったし昼飯食い行こうぜ」

フォイ「おう、俺の舌は肥えてるからな不味かったただじゃ済まないぞ?」

男「マホターン覚えたから怖くないもん」

男「あれから5年…俺は相変わらず魔法使いでマルフォイと剛田と
もう一人のマルフォイと剛田の友人を探す旅を続けている」

フォイ「やっと見つけたぞ!偽物め!」

フォイ2?「もう正体を隠す必要も無いか…」バリッ

剛田「お前は骨川!?探したぞ!心の友よ!」

骨川?「フォフォフォイwww確かにこの体は骨川 スネ夫の物だ
しかし俺は骨川 スネ夫ではないwww」

フォね川「俺はネット上の歪んだマルフォイ像から生まれた、いわばアナザーマルフォイだフォイ
     一番シンクロ率が高いこの男を宿に貴様と俺を一体化させる計画だったんだフォイwww」

フォイ「同じ人間二人存在したせいで世界が歪み俺の記憶も歪んだのか…」

剛田「骨川を返せ!メラミ!」

フォね川「アッツィイ!ギャアーー!死ぬぅー!!」バシュッ

男「何か出てきた!二フラム」

アナザーフォイ「ちくせう」シュゥゥゥ

フォイ「よえー」

剛田「ヒャド」ジュウウウ

骨川「痛てて…あれ?ジャイアン?」

剛田「心の友よ!」ウワーン

男「イイハナシダナー」

フォイ「おい男、記憶が戻って行くべき場所を思い出したから一緒に行くぞ!」

男「何処っスか?」




フォイ「一級魔法使い認定試験だ!」   ~完~

おつ!

まさかこんなことになろうとは
渾身の乙!

こんな物語が完結するなんて…

乙♪

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