兄「…まったく友はろくな趣向に走らんな…」
友「なんだとー！」ぷんすか
兄「あぁー…なんだっけ……あぁ思い出した…前回の男の娘といい……お前はどうしてそぅアブノーマルなんだ…」
友「ちょ、おま！男の娘を侮辱したなっ！ぶち殺すぞ！」キィー
兄「男の娘自体は侮辱してないから…」ハァ…
友「あ、そう…なんだよかった…また親友が消えるとこだった…」
兄「おい、消えるってお前…まさか…」
友「そのまさかさ…」
兄「最近モブが見ないと思ったら…」ワナワナ
友「地獄送りにしてやったよ…」遠い目
兄「」

兄「ハッ…友、モブになにを…」
友「いや…モブの奴俺が勧めた獣姦を侮辱してさ……blという死の審判を下してやった…」
兄「」
兄「ハッ…blってお前…そっち系の方だったのね？…」後退り…
友「おい、逃げるな…」ガシッ
兄「あのぅ…僕…初めては好きな人と済ませたいので…」
友「いや、俺はホモでもないし、バイでもない、心配するな」
兄「…」

友「ただ、腐女子と少し交流があるからな？少し嗜んでみただけであって俺自体…」
兄「いや、もぅ説明はいい…」
友「で、話を戻すけど」
兄「戻さんでいい」
友「最後まで聞いてくれたっていいじゃないか…」シュン
兄「…しゃーね…話せ」
友「で、男の娘の魅力について説明をだな？」
兄「やっぱ戻さんでいい」
友「兄のばかぁ！」

友「はぁ…」
兄「溜息つきたいのはこっちだよ…」はぁ…
友「まぁいい…その漫画貸してやるからさ家で読んでくれ…」
兄「わーったよ…読んでやるよ」
友「さすが兄！」
兄「褒めるな、嬉しくない」
兄「てかさぁ、ブラコン？だっけ？なにがいいの？」
友「それはだな！語れば長くなる…」ワクワク
兄「省略頼めます？」
友「あいよ！まず義理の兄妹もいいけど実兄妹がいいんだ！最初はちゃんと家族として見てみたんだが、次第に意識し始め異性として意識し、だんだん思いが募って…うんぬんかんぬんダラダラ…」

～三時間後～
友「てな具合だっ！分かったか兄よ！」テカテカ
兄「亜ぁ…わがっだょ…」フラフラ
友「じゃぁ、そろそろ時間だし、俺帰るなっ！」
兄「亜ぁ…」
友「あ！ちゃんと漫画見て感想明日言えよなー！」
兄「メールじゃダメなのかよ（また友の熱い修造lessonが…）」
友「だーめっ！ちゃんと直で聞かないとお前ズルするからなっ！」
友「前みたいにamazonのレビューパクるからなっ！」
兄「……」チッ
友「まったくお前は夏休みの課題の読書感想文をネットでコピーして先生に怒られる小学校みたいなことする奴だからなー！」
兄「……（でかい声で言うなよなぁ…）」かぁぁぁ///

帰宅 兄の自室
兄「はぁ……散々な目にあった…」
兄「なにがブラコンだよ…」
兄「僕には妹がいるが……この漫画のような感情はわきでない…」
兄「男の娘もただ、顏が可愛くて
女装してる男じゃないか…」
兄「なんでふつーの女子を好きにならんのかねぇ…」
兄「あ、分かった、ふつーに彼女ができないからこーゆうのに走るのか…」
兄「だからって現実でこんな可愛い男がいるかぁ？」
兄「無理だよなぁ…」
兄「よし、答え合わせしよ…」メール送信

メール本文
兄『ふつーに彼女ができないからこんな趣向に走るの？』

ヴヴヴヴヴヴッ←着信

兄「わっ、早」

友『殺すぞてめぇ？彼女なんざぁできなくてもハマるもんはハマるんだボケぇ！あと二次元って知ってるか？』

兄「そうですか…」
兄「二次元ねぇ…つまりキャラを好きになると……」
兄「アイドルを好きになると同じかぁ…」
兄「別に二次元はいいんだけどさぁ…内容がちょっとなぁ…」パラパラ
兄「これ、近親相姦じゃん…」
兄「あ、あー…中出ししちゃったよ…えっちーなぁ…」パラパラ
兄「あ、ふつーの恋愛だけのもある…」パラパラ
兄「……あぁー…血ィ繋がってるからなぁ」パラパラ
兄「切ない…」パラパラ
兄「あ、姉弟もある…」パラパラ
兄「俺、年上好きだし…これは少し気に入ったな…」パラパラ
兄「あ、これ別で単行本出てるんだ…へぇー…」パラパラ

兄「ふぅ…読み終わった…」
兄「まぁ…どっかの国では兄妹同士もオッケーな国あるしなぁー…」
兄「……俺も実の妹に…」
兄「…ないない！あり得ない！」
兄「はぁ…風呂入ろうかな…」

リビング
妹「えっきゃ！あ、お兄ちゃん帰ってきてたのっ！？」
兄「あぁ、帰ってきたよ、ってお前…風呂入ってたのか、だから部屋に居なかったのかー」
妹「…！部屋っ…勝手に入ったの！？」
兄「いや、自室に入る際覗いただけだ…」
妹「ほ、ほんと？…」ワナワナ
兄「あぁ、本当だ」
妹「そ、そう…（よ、よかった～～！机の上にあったお兄ちゃんの盗撮写真見られてないっ…）」
兄「なんだ？見られちゃマズイもんでもあったのか？」
妹「っ！！な、なにをいってるの！？そんなもんあるわけないじゃない！」
兄「はいはい、わーったからバスタオル姿はやめて早く着替えてこい…風引くぞ？」
妹「っ！わかってるわよ！バーカバーカ！」タッタッタッタッ…
兄「ふぅ…まったく…」

兄「…妹身体見てムラムラするかって聞かれても…実際ムラムラしねーし…」下チラッ
兄「よし…俺はノーマル、普通、健全で何よりだ…」
兄「風呂入ろっ…」

二階 廊下
妹「ふぅ…ドキドキしたぁ……まったく心臓に悪いわよ…二つの意味で…」
妹「……本当に見られてないかな…」
妹 自室
妹「……よし…入った痕跡なしっ……はぁぁぁあ！よかったぁ…」  
妹「あ、お兄ちゃん風呂入ってったな…」
妹「久しぶりにお兄ちゃんの部屋入っちゃおっかなー…なんて…」ドキドキ
妹「お兄ちゃんだって私の部屋覗いたんだし……そのほうがフェアだし…いいよね？…」

いいよいいよー

兄 自室
妹「おじゃましま～す……」
妹「あっ…お兄ちゃんの匂い…」
妹「よしっ…ベッドにダ～イブッ!」ゴロゴロ
妹「～～！♩お兄ちゃんのいい匂いっ///」
妹「はぁ…私ってブラコンだなぁ…」ポフッ
妹「……ん？なんだろ、お兄ちゃんの机の上の漫画…」ひょい
妹「……ブラコンッ？！…ど、どれどれ…」パラパラ
妹「ひゃぁ…///えっちぃ……」パラパラ
妹「も、もしかしてお兄ちゃん……私の事…好き？」///
妹「……ムラムラしてきちゃった…」モジモジ
妹「まだ時間あるし…いいよね…」
妹「……ふぅん…んっ…///」クチュクチュ

風呂
ジャーーーーー
兄「ふぅ…きもち……」
兄「たまにはリンスしよっかな…」シュコシュコ
兄「あぁー…洗い流すまで暇だな…」
兄「……浴槽…」
兄「妹が入った浴槽ねぇ…」
兄「漫画じゃあ妹が兄が入った浴槽を飲んでたな…」
兄「ふつーに汚いよな……」
兄「おぇっ……想像したら気持ち悪くなってきた…」
兄「他に入る人居ないし…抜いちゃえ」ポコッ
ジョボボボ…←お湯が抜ける音
兄「あ、あぶね、これ洗濯のとき
使えんじゃん…もったいないから抜くのやめよ…」カポッ
兄「セーフ」

みにくい

兄「よし、洗い流した…」
兄「洗顔しよ～と…」泡立て
兄「最近ニキビ減ったなぁ…な…」フワフワ
兄「最近食べ物に気をつけたからかなぁ…」モッチモッチ
兄「そういや、最近は忙しくて抜いてないなぁ…オナ禁ってすげーな…」シュワシュワ
兄「前までは馬鹿の一つ覚えみたいに抜いてたなぁ～」ジャー
兄「ふぅ…次は…水で毛穴を締めるんだっけ」ちゃぱちゃぱ
兄「風呂に浸かってないからさみーけど…出るかぁ…」ヒタヒタ
ガラガラ
兄「あ、化粧水やろっと…」パンパン
兄「これで男肌バッチリだな」スー

兄「たわしでゴッシゴシ風呂洗おうー」

リビング
兄「ふぅ…きもちよかった～」

兄「あ、妹…そこでなにボーっとしてんだ？」

妹「……えっ？！あぁ…ちょっとね…」///

兄「？まぁいい…あ、今夜はなに食いたい？」

妹「喰いたいっ？！駄目だよお兄ちゃん！まだ順序というか段階踏まないとっ！」

兄「何言ってんだお前…」

ニヨニヨ④

妹「え、あぁ！夕食ね？！そうよね！えぇーと、うん～…」

兄「お前の好きなチャーハンでいいか？」

妹「あ！チャーハンいいね！」

兄「よし、すぐ作ってやるから支度頼むぞ」

妹「う、うん わかったよ」

兄「……あっ…そうだ…」

妹「な、なに？お兄ちゃん…」

兄「お前、俺の部屋入った？」

妹「！！？は、入ってないよ！入るわけないじゃん！あははー」

兄「…そっか…あ、妹、箸とコップ…頼む」

妹「うん、わかった…」ヒヤヒヤ

兄「顔面もたわしでごっしごし洗うー」ww

兄「ごっそーさまでした。」
妹「ご馳走様でした」

兄「どう？美味かったか？」

妹「うーん…78点っ！」

兄「100点じゃないのかー残念」

妹「……初めの頃よりは美味しくなったよ、」

兄「……そっか…少しは上達したんだな…」

妹「少しは私にも手伝わしてよ」

兄「大丈夫だ、家事洗濯は俺がやる…」

妹「…無理しないでよ…この家には私と叔母さんが居るんだから…」

兄「叔母さんにはこれ以上負担をかける訳にはいかないだろ…」

妹「……」

～回想～

父さんと母さんが交通事故で亡くなった

これから兄と妹でこの社会の中で生き抜かなければならなくなった

兄「大丈夫だよ妹…」ぽんぽん

兄「泣くなよ、兄ちゃんが居るだろ？」

兄「妹は兄ちゃんが守る、絶対だ。」

妹「…うん」

～回想終了～

妹「弁当くらいは自分で作るよ」

兄「できんのかよ～朝弱い癖に」クスッ

妹「笑わないでよっ！私だって女の子なのよ、できるわよ！」

兄「僕は男でもできるがな」

妹「……」

兄「悪い悪い…わかった、明日から朝早くおきて弁当作ろーな？」

妹「……うん」

まだかい？

夜  自室
兄「やっぱ…ブラコンは俺には理解できないな…」

兄「たとえ、両親が事故で亡くなって寂しい想いをしても…」

兄「お互いを支え合って生きてきたから仲が良いのはいいけど…」

兄「……養子としても邪魔な存在…そんな環境で支え合う2人の絆は深いんだろーけど」

兄「……恋愛感情は芽生えちゃいけないよな…」

兄「……ましてやsexなんて……どうかしてる……」

兄「一時の不安や寂しさを紛らわす為にsexをするとか……将来…絶対後悔するよな…」

兄「家族でsexなんて……そんなのしなくても充分愛を育むことができるのに……」

兄「……妹はどう思うのかな…」


妹 自室
クチュクチュ
妹（はっ…んっ……） 

妹（だ、だめっ……気持ちよすぎて止まらないっ…） サスサス

妹「ん……っ」 

妹（だめ……、止められない……） 

妹「んぁ……」 

妹「お兄ちゃ……」 

妹（じ、直に……） 

妹「くっ……！」ﾋﾞｸﾝｯ 

妹「お兄ちゃん、お兄ちゃん！！！…」 クチュクチュ

 妹「ふぁぁっ、お兄ちゃんっ……！」 

ドア「バァン！」

兄「大丈夫か！！っ………！！」ｶｧｧｧ 

妹「！？」 

妹「……っっっっ！？」ﾎﾞｯ 

兄「………」 

兄「わ、悪い」 

バタン

妹「……」 

妹「……」 

兄「……」ｿﾛｰｯ 

兄（急に妹が自室の方から大きな声で俺の名前を叫んでたから心配で行ったら…、自室で俺……の） ハラハラ

兄「……嘘だろぉ……まさか…妹がブラコンだったなんて……」

兄「これからどう接すりゃあ…いいんだよ…」

同時刻
妹 自室
妹「うわぁ、うわぁ、うわぁぁぁぁ…」

妹「……私の人生オワタ……」

妹「……さっき、お兄ちゃんが出た後の浴槽の中のお湯が少し減ってたから、もしかしてお兄ちゃん、私の入った浴槽のお湯飲んだかと思って、こうやって自室で妄想にふけながらオナニーしてたら……お兄ちゃんにそれを見られ……うわぁぁぁぁぁ…」

いいところでやめないでくれよ寒いじゃないかか半が

エロは苦手なんだ…みんなで風を引こう

朝 兄 自室
兄妹『あんまり寝れなかった……』

兄「はぁ……いつまでも気にしてちゃあ駄目だよな……向こうも気にしてるだろうし…ふつうに接しよう……」

兄「……朝食作るか…」

同時刻 妹 自室
妹「はぁ…これからどうしよう……気まずいよぉ…」

妹「あ……一緒にお弁当作るんだった……」

妹「………よしっ…行こう…」

兄自室妹自室同時に開く
兄「あっ…」

妹「っ……」

兄「…おはよう」ニコッ

妹「っ……おはようっ…」

兄「弁当どうしよっか？」

妹「……えっ…と…」

妹「あぅ……あ、……」

兄「いいよ、無理して考えなくても…」

妹「……」

兄「……今日お前、午後の時間、体育あったよな？」

妹「……確か…あったはず…」

兄「じゃあ…バナナとか野菜ジュース入れるか？」

妹「ぁ…うん…」

兄「じゃあ…サンドウィッチとかでいいか？あと…運動後に柑橘系のゼリーとか、欲しくない？」

妹「……ちょいと欲しいかも…」

兄「じゃ……入れとくな…」

兄「じゃあ、行ってきます…」

妹「行ってきます…」

兄「妹、気をつけて行けよ」

妹「……わかってるよ」

兄「そうか…じゃあ、今日兄ちゃん帰り遅いから…夕食はなんか簡単に済ましてくれ…」

妹「わかった…」

兄「じゃあ、俺こっちだから、又な？」

妹「うん…また…」

兄 学校
友「よぉ！兄おはろー！調子はどうdie？」

兄「朝から元気だな……友は…」

友「そりゃそうよー、今日は初めてブラコン仲間ができる日だからな！」

兄「……」

友「で、どうだったよ？ブラコンはよー？」

兄「色々……すごかったよ…」

友「だろだろー！」

兄「精神的な意味で…」

友「………どうした？兄」

兄「………あっ、いや、な？ちょいと俺には刺激が強すぎたかなー！なんて……」

友「正直に言えよ……聞くぜ？」

兄「……実は…」

かくかくしかじか……

友「うわっちゃ～そりゃあ…きついな…」

兄「なんだよ、友…ブラコン好きな割になんか…あれだな…冷戦だな」

友「ちゃんと二次元三次元分けてるからな」

兄「ははっ…そうか…」

友「で…どうすんのさ…これから」

兄「……何事もなかったように…今まで通り過ごす…」

友「……」

友「本当にそれでいいのか？」

兄「これ以上なにかあるってのかよ……これ以上…」

友「俺が言いたいのは妹さんのことだよ…」

兄「妹……」

友「兄は妹さんの気持ち少なからず知っちゃったんだろ？」

友「…お前は何事もなく過ごすったけど、妹さんはどうだ？」

友「生殺し状態だろ？」

友「そんなんだと状況は悪くなる一方だぜ？」

兄「……」

友「別に、漫画みたいにさ…ブラコン発覚→やっちゃうなんて言わない……ただ…妹さんとちゃんと話した方がいいぜ？」

兄「あぁ……だな…」

キーンコーンカーンコーン

友「おっと、そろそろhrだ…席つかないとな？」

兄「あぁ…」

妹 学校
妹「はぁ…………」

妹友「おっはよー！妹！どったのどったの、元気ないじゃない！」

妹「ははっ…そう見える…？」

妹友「うん、なに？兄貴さんとでも喧嘩したの
？」

妹「っ…」

妹友「図星かぁ～……」

妹「……青酸カリって理科室にあるかなぁ……ははっ…」

妹友「ないんじゃない？え、なに死ぬの？」

妹「ふふっ……屋上から……ふふふ…」

妹友「何ぶつぶつ言ってんのよーキモいなぁー」

妹「キモ………ですよねーそーですよねーキモいですよねー…」

妹友「こりゃあ重傷だ…」

夜 廊下
兄「友が言った通り一度面と向かって話さないとな……よし…」

コンコン
兄「妹ー、今いいか？」

妹「お、お兄ちゃん？！……いいよ…」

ガチャ
兄「入るぞー…」バタン

妹「……」

兄「あのな、兄ちゃん、妹に話したい事があるんだ…」

妹「（やっぱ昨日の事だぁ……今日が私の命日か…）う、うん……」

兄「あのな、妹……俺は…お前のお兄ちゃんだろ？妹は俺の事家族として好きなのか？…異性として好きなの…か？」

妹「……」

妹「異性としてだよ……」

兄「…そうか……」

兄「…でも、お兄ちゃんなんだ…家族なんだ……」

兄「だから、兄の立場でしっかりお前を見守らなきゃいけないんだ……」

兄「でな…その…妹がもし…そいゆう関係を望んでるのなら……その…ごめん…」

妹「……」

ヤンデレ♪ヤンデレ♪
ヤンデレ♪ヤンデレ♪

妹「……ははっ……くははっ…ふふっ」

兄「……ど、どうした妹…」


妹「…もう…生きてるのが辛い…」

妹「……お兄ちゃんが私を受け入れでくれないなら生きててもしょうがない…」

兄「お、おいその手に持っている刃物は…」

妹「今のお兄ちゃんは私の知らないお兄ちゃん…」

妹「……大好きだったお兄ちゃんは今は居ない……だからぶっ殺す…ひひ」

兄「おいおいおい！」

妹「死ねぇ！」シュッ

兄「ちょ！まてまてまて！！ひぃぃい！」

妹「ふふ！逃げても無駄だよ！」

兄「ま、まだ話す余地はあ

妹「ないよ！！」

妹「お兄ちゃんに受け入れてもらえないってことは私の存在理由を否定されてることと同じなんだよ！」

兄「極端すぎるわぁ！！！」

妹「お兄ちゃんを殺した後に私も死ぬから！」

兄「だったらお前だけ死ねよ！！」

妹「酷いっ！妹に死ねだなんてっ！」

兄「実の兄を殺そうてしてる奴に言われたくないわ！」

妹「じゃあ殺さないから！監禁！…いや軟禁するから！ならいいでしょ！」

兄「よくない！よろしくない！てかなぜ言い換えた？！対して変んねーよ！」

諦めろヤるか殺られるか
どっちかだ、

兄（とりあえずここに居たら確実に殺される…！何処か安全なとこに…！）

兄（そうだ！あの公園なら！）ダッ

妹「お兄ちゃん何処へ行くの？逃げても無駄なのに…くひっ…」

住宅街
兄「……はぁ…はぁ…はぁ……」

兄「ここまで来たら…大丈…

妹「お兄ーちゃん、見ーつけたぁ！」

兄「！！」ダッ

妹「鬼ごっこ楽しーなぁ♩」

兄（お前は鬼っーか殺人鬼っぽいけどな！）タッタッタッ

兄「……パルクール習得しといてよかった…」タッタッタッ

兄「よし…着いたぞ。」

妹「お兄ちゃんもう終わり？」

兄「……（すごい豹変っぷりだな）」

兄「……覚えてないか…妹…この公園で…」

妹「……覚えているよ…」

兄「父さん母さんが死んで週数間たったある日…お前、勝手に一人で居なくなったろ？」

妹「……うん…」

兄「なんであの日ここで日が暮れるまで居たんだ？……あの時は確か…理由を聞かなかったけど……教えてくれないか？」

妹「……いいよ…」

妹「……お兄ちゃんは勉強で忙しくて知らなかったと思うけど…」

妹「私…よくここでお母さんとお父さんと遊んでたんだよ……」

妹「当時…私はあまり友達がいなかった……だからお母さんやお父さんが遊んでくれたんだと思う…」

兄「…あぁ…確か…俺に気を使って三人でどっか行ってたもんな…」

妹「……それで…もしかしてお父さんとお母さんがここに居るんじゃないかって思えてきて…」

兄「……その後、俺が見つけてお前に言ったんだよな…

回想
兄「…はぁ…はぁ…やっと見つけた…」

妹「お兄ちゃん…」

兄「大丈夫だよ妹…」ぽんぽん

妹「……お兄ちゃん…ひっぐ…」

兄「泣くなよ、兄ちゃんが居るだろ？」

兄「妹は兄ちゃんが守る、絶対だ。」

妹「…うん」

回想終了

妹「あの時、お兄ちゃんは私を守ると言った！なのにお兄ちゃんは私を裏切った！」

兄「裏切ってなんかねぇよ！一度も！」

兄「守ると言った！それは絶対だ！でも妹は妹が思ってる関係を望んでた！それは兄ちゃん受け入れられない！」

妹「なんで！なんでよ！どうして受け入れられないの！」

兄「ふつーに駄目だからだよ！！
一時の不安や寂しさを紛らわす為にsexをするとか！将来、絶対後悔する！家族でsexなんてしなくても充分愛を育むことができる！それが俺の想いだ！……頼む妹……分かってくれ…」

エピローグ

何とか私はお兄ちゃんの想いを受け止め…なんとか和解した…

お兄ちゃんは今まで通り私の手を引いてくれた

優しいお兄ちゃん…

やっぱりお兄ちゃんのことが好きだ…

でも…私は妹だから…

お兄ちゃんの眼中にもない

なんで…

なんで…私は妹なの…

お兄ちゃん…


end

うわぁ、
微妙な終わりかた。

欝エンドなのはともかく唐突に終わったな

ここで終わりかぁ、おつ！