以前他所で書いたものですが、微修正して投稿
キャラ崩壊注意(特にユッキ)
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幸子「ちょっと! 事務所の机勝手に移動させないで下さいよ!」
友紀「まぁまぁ、さっちゃんも一緒に! いえーい!」
幸子「やりませんからっ! それにボク、宿題やらないといけないんで机返してもらえませんか?」
友紀「宿題もいいけど遊ぶことも大事なんだよ!」
幸子「TPOをわきまえましょうよ……」
友紀「ん? トッポ?」ケラケラ
幸子「ダメですこの人完全に酔ってます……茜さんこの人止めてくださいよ!」
茜「事務所の仲間と腕相撲で熱い勝負……楽しそうじゃない!?」
幸子「なんですかこの人達!?」ガビーン
友紀「あっ、ちなみに参加者はさっちゃん含めてもう全員集めました~」
幸子「既に参加決定ですか! 拒否権も何も無しですね!」
茜「参加者は私、友紀さん、幸子ちゃん、かな子さん、みくさんの五人で行う総当たり戦です!」
かな子「なんというか……止められそうにないね」
みく「みく達がフォローしてあげるからなんとか乗り切るにゃ!」
幸子「助かります……ちなみにお二人ともなんで参加することになったんです?」
みく「えっーと、みくは茜チャンが穴場の猫カフェ連れて行ってくれるって言うから仕方なく……」
かな子「私は……新作のお菓子があるって聞いて」モグモグ
幸子(物で釣られてるぅー!)
友紀「それでは早速はっじめよー!!」
茜「おぉー!!」
三人「お、おー」
かくして謎の腕相撲大会が唐突に始まったのである……
友紀「じゃあ早速一回戦始めちゃおー!」
友紀「赤コーナー! 事務所のお菓子は私の物! ウエストなんて気にすんな! アイドル界のクッキーモンスター……三村かな子!!」
アイドル界のクッキーモンスター「」
友紀「続きまして青コーナー! キャラの為なら体を張ります! 最早芸人ばりのキャパシティ! 歩く吉本新喜劇、前川みく!」
歩く吉本新喜劇「」
ドヨーン
幸子(えっ、なんですかこの陰鬱とした雰囲気)
茜「う、うわー」
幸子(茜さんですらこの雰囲気に若干引いてるっ!)
みく「と、とりあえずやるかにゃ」
かな子「……ハッ! すみません、ちょっとショックで放心してました。ええ、やりましょう」
友紀「じゃあ始めるよ~……見合って見合って~……はっけよーい、のこった!」
幸子「それ普通の相撲の掛け声ですよ!?」
かな子「えいっ」グンッ
みく「ふにゃっ!」ペキッ
KANAKO WIN!
幸子「みくさん弱っ!」
みく「うっ……カロリー過多……ぐふっ」バタッ
かな子「えっ! みくちゃんが倒れた!」
幸子(みくさんの最後の言葉はツッコんだら負けなのでしょうか)
友紀「大丈夫大丈夫~。きっと寝てるだけだって~」
みく「えっ、ひどくない?」
茜「あっ生き返りました! 良かったです!」
友紀「じゃあ次は~茜ちゃんvsかな子ちゃんで!」
茜「分かりました! かな子さん、よろしくお願いしますね!」
かな子「こちらこそよろしくね」
友紀「じゃあ始めるよ~スタート!」
幸子「前口上ないんですか?」
友紀「言うの疲れるからいっかなって」
幸子「雑ですね」
茜「ふんぬぬぬぬぬ!!」グググ
かな子「~~~~!!」グググ
幸子「お~接戦です」
みく「いい戦いしてるにゃ」
茜「とりゃあぁぁぁぁぁ!!」
みく「おっと! 茜チャンがアイドルらしからぬ声で気合いを入れてるにゃ!」
かな子「私だって! えいっ!!」
幸子「見てるこっちがハラハラしてきます! ……でもなんでこんな白熱してるんでしょう」
みく「気にしたら負けにゃ」
茜「ぐぬぬぬぬ……! ボンバー!!」グイッ
みく「かな子チャンの手がもうすぐで机につきそうにゃ!」
幸子「これは勝負アリですかっ!?」
かな子「……えいやあぁぁぁ!!」ブンッ
茜「ぐはっ!」バタッ
KANAKO WIN!
幸子「凄いです!最後の最後で逆転です!」ピョンピョン
みく「たしかに凄かったにゃ。みくもエキサイトしたにゃ……それにしてもなんだかんだ幸子チャンもはしゃいでるにゃ」ニヤッ
幸子「うっ……良いんですよ! ボクははしゃいでてもカワイイんですから!」
みく「はいはい照れにゃい照れにゃい」
幸子「むぅ~!」
みく「たまにはいじる側も面白いにゃっと……そういえば友紀チャンは?」
幸子「そういえば静かですね。さっきまで酔っぱらってうるさかったのに」
茜「あっ! ソファーの裏に居ましたよ!」
幸子「えっ本当ですか? どれどれ」
みく「そんなとこに居るってことはまさか……」
友紀「ぐかー……」スヤスヤ
四人(うわー……)
かな子「ね、寝てるね」
幸子「えぇ、ぐっすりですね」
みく「人を巻き込んでおいてこれはひどいにゃ!」
茜「私も共犯者ですがこれは弁解の余地が無いような気が……」
幸子「……これはちょっと皆に迷惑をかけたことを反省してもらわないといけないですね」イライラ
みく「奇遇だにゃ幸子チャン。みくも今同じこと考えてたにゃ……」フフフ
茜「お、おぉ……二人から漂うオーラがなんか凄いです」
かな子「あ、このお菓子美味しい」パクッ
幸子「ではみくさん、早速ですが計画を練りましょうか」
みく「そうだにゃ、まずは……」
後日、
幸子「第二回!」
みく「事務所アイドル腕相撲大会!」
幸子「今回はなんと一騎討ち! 姫川友紀選手VS諸星きらり選手です!」
みく「いえーい! にゃ」
友紀「あのー、なんで私は晶葉ちゃんのメカに拘束されてるんでしょうか……」
幸子「それは自分の心に聞いてください」
友紀「えっーと、なんというか見に覚えがないというか……」
幸子「……」グググ
友紀「ちょっ、ボールペンで脇腹押すの止めて! 痛いから! それ地味に痛いから!」
友紀「酔っぱらってた時にしたことなら謝るからさ~。許してよ~」
幸子「謝って済んだら早苗さんは要りません!」
遠くの声「えっ! アタシって要らないの!」ガビーン
幸子「言葉の綾です! ごめんなさい!」
みく「もういいかにゃ? きらりチャンも待ちくたびれるだろうし」
幸子「そうですね。では腕相撲スタートしますか」
友紀「えっ、ちょっと本当にやるの? 私まだ死にたくないんだけど」
幸子「何言ってるんですかたかが腕相撲で死ぬわけ無いじゃないですかhahaha」
みく「そうにゃ! にゃはは! ……せいぜいちょこーとの間、腕が不自由になるだけにゃ」ボソッ
友紀「怖っ! なにそれ怖っ! やだよやだよ! 私への罰重くない!?」ジタバタ
幸子・みく「「まぁまぁ」」
きらり「もう入っていいにぃ?」ヒョコッ
幸子「あ! ごめんなさい! 大丈夫ですよー」
きらり「おっけー、にょわー☆」カチャ
幸子で相撲はいつだかのドラマCD思い出すなあ
みく「さて、じゃあ二人ともこの机に腕乗せてにゃ。あ、友紀チャンの拘束は解かないと」ガチャガチャ
きらり「分かったにぃ☆」
友紀「で、でもまだ心の準備が」ガタガタ
みく「大丈夫にゃ! 痛いのは一瞬だけにゃ!」グイッ
友紀「うわっ! 腕引っ張んないでって!」
幸子「さて、準備出来ましたね! では……スタート!」
きらり「きらりんぱわー☆」ブンッ!
友紀「」バシンッ!
バタッ!
KIRARI WIN!
腕が机に凄まじい勢いで叩きつけられた友紀さんは、そのままの勢いで椅子から転げ落ちて地面に倒れました。
大丈夫かと思って駆け寄ってみたら、「ったぁ……」と呻くように声を出していたので、生きてて良かったと安心したのと同時にやり過ぎたかもと焦りが出ました。
ですが、流石は友紀さん、大人の余裕を見せてボク達に優しく接してくれました。
その様子を見て、ボクも友紀さん、いえ友紀お姉さまのような素敵な大人になりたいと思いました。
幸子「……って何変なものボクのノートに書いてるんですか!」
友紀「え?さっきまでのさっちゃんの心境だよ?」
幸子「違いますよ!……まぁ多少は心配しましたけど」
友紀「なんだよ~素直じゃないな~」ワシワシ
幸子「うわっ! 髪の毛ぐしゃぐしゃになっちゃうじゃないですか!」
友紀「大丈夫だって。さっちゃんはどんな髪型でもカワイイから」
幸子「ま、まぁ……ボクがカワイイってのは認めますけど」テレッ
幸子「とにかく! この前みたいに宿題の邪魔とかはやめてくださいね!」
友紀「そういえばこの前の宿題ってのは何だったの?」
幸子「えっ!? それはえっーと……」
友紀「なんだよー勿体ぶらずに教えてよー」ブーブー
幸子「……保健体育ですよ」
友紀「保健体育……?」ポカン
幸子「ええ。仕事で忙しくてあまり勉強出来てなかったので、保健の先生の方から課題プリントもらってきてたんです」
友紀「それってエッチなやつ?」
幸子「エッ……! ……まぁ、性についてですね」
友紀「なるほど~! それならお姉さんが色々教えてあげられたのに~。まあ私もそんなに知識無いけど」
幸子「いや、いいですよ。もう宿題は終わりましたし」
友紀「いやいや、復習も大事だよ? ではまず子供の作り方から……」
幸子「……早苗さぁぁぁぁん!!」
バタンッ!
友紀「えっあっ、その早苗さんおはようございます。なんですかその手に持ってる銀色の輪っかは? ……え? 手錠? いやそれは分かりますけど何に使うんですそれ、って早苗さんなんでそんな私に迫ってくるんですか? いやだなぁ私がいい女だからってそんながっつかなくても、あっはいすみません」
ッテカナンデワタシサナエサンニヒキヅラレテルンデスカ? エ? ショニイケバワカル? イヤ、ショッテナンデスカ! ウワァー! ダレカタスケテー!
かな子「……お菓子美味しい」モグモグ
お わ り
改めて読み返すとユッキの扱いが酷いなこれ
とにかく読んでくれた方ありがとうございます!
乙!
俺ユッキ好きだけど扱いが酷いユッキも好きだから無問題!
>>23
ショニイケバがショケイバに見えた
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