友「宇宙の果てなら俺見たよ」
男「マジで?」
友「マジマジ」
男「どうやって見たんだよ?」
友「話せば長くなるが……」
男「三行位で説明してくれ」
友「うん分かった……先ずはな、」
友「俺が>>2してたら目の前に空飛ぶ円盤が降りて来たんだよ」
ムーンライトオナニー
やだ、叙情的……/// ステキ
男「……マジで?」
友「マジマジ」
男「……はっきり言って疑わしいな」
友「その時俺は酒や薬はやっていない、至って正気でムーンライトオナニーをしてたんだ」
男「いや、だからおかしい」
友「まぁ確かに空飛ぶ円盤の話をいきなり聞かされてもすぐには信じられないだろうな」
友「昔は天動説が信じれていて地動説は信じられていなかったし、望遠鏡も非科学的と」
男「前もその話聞いた事があるよ……取り敢えず円盤が降りて来た後の話を聞かせてくれ」
友「うん、話を進めるとその空飛ぶ円盤から>>5の様な宇宙人が降りて来たんだ」
ジョン・メイトリクス
男「マジで?」
友「マジマジ」
男「……そのジョン・メイトリクスの様な宇宙人は」
男「ムーンライトオナニーしているお前を見てどう思ったんだろうな?」
友「そうだな。そこで俺はムーンライトオナニーを止めてそのジョン・メイトリクスの様な宇宙人に」
友「>>7をしたんだ。6秒未満で」
ルーズソックスを履くことを強要
ルーズソックスって懐かしいなワロタ
男「マジで?」
友「マジマジ」
男「何で?」
友「第一印象はどれ位の時間で決まるか知っているか?」
男「え? 確か聞いた事があるな……30秒位だっけ?」
友「それは視覚情報が無い場合だ。視覚情報があれば人はたった約6秒程度で第一印象を決める」
男「え!? そんなに短かったんだ!? ん? という事は」
友「そう、だから俺は6秒未満でルーズソックスを履くことを強要をしたんだ」
男「成程 って何でそれでルーズソックスを履くことを強要したんだよ?」
友「いやぁ、第一印象ムーンライトオナニーしてた人よりも」
友「ムーンライトオナニーしてルーズソックスを履くことを強要した人の方が第一印象のLvが高い気がして」
男「マジで?」
友「……短時間でベストを尽くそうと頑張って6秒未満で答えたんだ」
男「そうか……まぁ確かに第一印象のLv高いだろうな……方向性があれだけど」
友「第一印象は大切なんだよ……」
男「前に聞いたよ、第一印象が如何に大切なのかって」
友「そうそうそういえば、第一印象の覆し方を心理学者が研究して分かったそうだよ」
男「へぇどんな方法?」
友「密室で至近距離17時間程だったかな? 話し合いすれば第一印象を変える事が出来るそうだ」
男「マジで?」
友「ちょっと記憶が曖昧だけどだいだいそんな感じ」
男「へぇ……でさ、話を宇宙の果てに戻すけど、ルーズソックスを履くことを強要したその後は?」
友「ああ、その後、宇宙の果てを見たんだよ」
男「え? もう?」
友「だってもう三行位だろ?」
男「三行って」
友「ムーンライトオナニーしてたら空飛ぶ円盤が降りて来て」
友「そこからジョン・メイトリクスの様な宇宙人が現れて」
友「ルーズソックスを履くことを強要したら宇宙の果てを見た」
男「確かに三行位だけど……もうちょっと詳しく聞きたい特にルーズソックスを履くことを強要した後」
友「すまないけど俺はこれから地球人類史に名を残す様な論文を執筆するんだ」
男「マジで?」
友「マジマジ。実際にこの目で宇宙の果てを見た事から着想を得たからアインシュタイン越えも夢じゃない」
男「マジだったらちょっと宇宙の果てがどうなっていたのか話してくれないか?」
友「それは俺がこの論文を発表してノーベル賞を受賞して起業して大儲けした後に話すよ」
男「マジで?」
友「マジマジ。さて、それじゃ早速帰って論文を書いて来るよ」
男「そうか……」
友「それじゃ」
男「うん」
男「俺も帰ったらムーンライトオナニーをするか……」
―――友の家―――
友「う~ん、せっかくジョン・メイトリクスの様な宇宙人のおかげで宇宙の果てを見たってのに」
友「それを生かしたアインシュタイン越えな上手い論文が書けないな……」
玄関チャイム「ピンポ~ン」
友「はいはいどちら様でしょう?」
男「俺だ! 匿ってくれ!」
友「うん? いったいどうしたんだ?」
男「実は今>>14の様な宇宙人に追われているんだ!」
友「マジで?」
男「マジマジ!」
友「いったいどうしてそうなった?」
男「三行位で説明すると」
男「ムーンライトオナニーしてたら空飛ぶ円盤が降りて来て」
男「そこから>>14の様な宇宙人が現れて」
男「6秒未満でルーズソックスを履く事を強要したらこうなった」
バール
友「マジで?」
男「マジマジ!」
友「俺の真似をしたのか……」
男「俺も宇宙の果てを知りたかったんだ……」
友「そうか……でさ、バールって約束の地カナンを中心に各所で崇めれていた嵐と慈雨の神」
友「または英語圏ではクロウバーとも呼ばれる釘抜きや特殊開錠が出来る工具のどっちだ?」
男「バールの様な宇宙人のバールとは>>16の方だ」
バアル(邪神)
友「バール(バアル(邪神))の様な宇宙人か……」
男「ああ」
友「カナン地域では嵐と慈雨の神として人の姿で崇められてたけど余所では邪神で人外な姿なんだよな」
男「そういう事はよくある事だ。そして今その人外に追われているんだ」
男「空飛ぶ円盤が現れた時、俺も宇宙の果てを見れると思ったんだが、どうしてこうなったんだ……」
友「……カナン地域で思い出したが、このジェスチャーは何を意味していると思う?」バッ
男「いきなり何だよ? 取り敢えずそれは止まれやストップを意味するジェスチャーじゃないのか?」
友「確かにこの国や某国ではこのジェスチャーは止まれ、ストップを意味する」
友「だがとある国ではこのジェスチャーは『よっ!』や『こんちはっ!』とか挨拶を意味するんだよ」
男「へぇ~」
友「だから某国の軍隊がとある国に駐留し検問して兵士が検問通ろうとした地元の人に」
友「『止まれ!』とこのジェスチャーしたら『挨拶しよるとはええ感じの兵隊はんやな、ほな挨拶返したろ』」
友「てな具合に地元の人が挨拶のジェスチャーしてそのままその検問を通過しようとして……」
男「チ~ン、か……」
友「うん、所によっては意味が変わる事はよくある事」
男「成程」
友「そういえば警察には連絡した?」
男「そういえば未だった……あ、携帯持つの忘れた」
友「それじゃ俺の携帯を貸すよ」
男「ありがとう……110番に掛けた事ないんだがどんな対応されるんだ?」
友「十人十色、つまり電話に出る人間によって対応がちょっと違うみたいだよ」
男「そうか……よし、それじゃ掛けてみよっと… …あ、もしもし警察ですか?」
警察『はいそうですか用件は何でしょうか?』
男「実はムーンライトオナニーしてたら空飛ぶ円盤が降りて来て」
男「そこからバール(バアル(邪神))の様な宇宙人が現れて」
男「6秒未満でルーズソックスを履く事を強要したらその人外に追われているんです」
友「」
警察『>>19』
その邪神くれませんか
男「マジで?」
警察『本官は至極真剣です。もう一回言いますがその邪神くれませんか』
男「はい、良いですよ。それじゃ邪神について宜しくお願い出来ますか?」
警察『はい! 本官にお任せ下さい! 直ちに向います』
男「はい、分かりました、宜しくお願いします」
男「ほい、携帯ありがとう」
友「警察何だって?」
男「邪神に対処してくれるって」
友「そうか。運が良かったのかな?」
男「取り敢えずこれでバール(バアル(邪神))の様な宇宙人が捕まれば一安心だな」
玄関チャイム「ピンポ~ン」
友「はいはいどちら様でしょう?」
バール(バアル(邪神))の様な宇宙人「ドーモ。男=サン。>>21です」ペコリ
古畑任三郎
友「マジで?」
古畑任三郎(バール(バアル(邪神))の様な宇宙人)「アナタ、オジキとアイサツに対してそれはスゴイ・シツレイ」
友「アッハイ」
古畑任三郎「それではこの家に居る男さんに用事があるのでお邪魔します」
友「あ、はい、どうぞ」
友「お~い、古畑任三郎さんが来たぞ」
男「マジで?」
友「マジマジ」
古畑任三郎「どうも、古畑任三郎です」
男「あ、どうも……」
男(しかし警察来るの早いなぁ)
古畑任三郎「早速ですが……あなたはムーンライトオナニーをしましたね?」
男「?」
古畑任三郎「そしてそれに釣られてやって来たバール(バアル(邪神))の様な宇宙人に」
古畑任三郎「ルーズソックスを履く事を強要しましたね?」
男「……」
友「……」
古畑任三郎「バール(バアル(邪神))の様な宇宙人にルーズソックスを履く事を強要する事がどういう事か知っていますか?」
男「……いえ、全く知りませんが……」
古畑任三郎「あなたね、その宇宙人の掟では男性が相手にルーズソックスを履く事を強要するというのは>>24という事なんですよ」
決闘を申し込む
男「マジで!?」
古畑任三郎「私は大マジですよ」
友「……取り敢えずこれを渡しておくか」
男「それは!?」
友「ジョン・メイトリクスの様な宇宙人から貰った物だ。説明書を読めば扱える」
男「すげえな」
古畑任三郎「アナタ達……」
男「あ、(ちょっと警察の目の前でこれ出すの不味くないか?)」
友「あ、え~と、今は非常時だから、ちょっと見逃して」
古畑任三郎「決闘についてなんですが方法は>>26で勝者は敗者に>>28をするんです」
古畑任三郎「あ、後、決闘は代理人に頼んでも良いです」
ポケモ●ンバトル
先に友をイカせたほうがかち
もちろん友は女だよな(威圧)
友が男なら下
2泊3日の温泉旅行の費用を全額払わせる
男・友「「マジで!?」」
古畑任三郎「はい」
男「ポケモ●ンバトルって俺やった事無いぞ」
友「俺もやった事無いな」
古畑任三郎「ええ~? 嘘でしょ~?」
男・友「「マジマジ」」
古畑任三郎「プレイヤー数が軽く2千万人を超えているのに?」
友「……それだとやった事無い人の方が多い気がしますよ」
男「参ったな、俺の知り合い(身内)にポケモ●ンバトルやってる奴の心当たりがないや」
友「俺も知り合い(身内)がポケモ●ンバトルしてるのを見た事無いな」
古畑任三郎「嘆かわしいですねぇ、ポケモ●ンバトルをした事が無い人が居るとは」
友「そう言う古畑さんはやった事があるんですか?」
古畑任三郎「ええもちろん」
男「なら決闘の代理人を頼めますか?」
古畑任三郎「ふふふふ、お断りします」
男「そうですか……」
古畑任三郎「あなた、自分でポケモ●ンバトルをする気はありませんか?」
男「まぁ出来たらしますけど……」
古畑任三郎「やる気があるなら… …ここに三つのモ●ンスターボールがありますね?」
男・友「「マジで!?」」
古畑任三郎「あなた、一つ選んで下さい」
男「それじゃ……これを」
古畑任三郎「そのモ●ンスターボールをポーンと投げてみて下さい」
男「……よし、 行け! モ●ンスターボール!」ポーン
>>31「>>31!」
古畑任三郎「ほお、>>31が選ばれましたか」
プロヴィデンスガンダム
生き物ですらねぇw
男・友「「マジでか!?」」
古畑任三郎「いや~、これよりもっと大きいのもいますよ」
男「いや、確かにこのプロヴィデンスガンダムよりでかい奴がいるけどもさ!?」
友「それにこのプロヴィデンスガンダム、『プロヴィデンスガンダム!』って喋ったぞ!?」
古畑任三郎「それはモ●ンスターボールから出て来る時のお約束ですよ」
友「お約束なら仕方ないか……取り敢えず今はこれ……どうすだ?」
古畑任三郎「邪魔でしたら一旦モ●ンスターボールに戻せば良いと思いますよ?」
男「成程、こうかな? 戻れ! プロヴィデンスガンダム!」
ポシューン
男「よし、戻った」
友「……まぁ考えてみれば水爆大怪獣や公害怪獣が現れなくて良かったと思うべきか」
友「出て来たら家の庭が潰れるどころの騒ぎじゃないからな」
男「そいつらだったら身長200m越えの大艦巨砲な女の子の方がまだマシだな」
友「いやいや、一応あれって世間的には18歳未満お断りなものだろ? ご近所の目が冷たくなる」
古畑任三郎「さて、話をバール(バアル(邪神))の様な宇宙人との決闘のポケモ●ンバトルに戻しますよ?」
男「あ、はい」
古畑任三郎「ポケモ●ンバトルはお互いモ●ンスターボールから出した存在を戦わせ、それが戦闘不能になったら負けです」
古畑任三郎「そして決闘は今から一週間後で、場所はプロヴィデンスガンダムに座標データが送られます」
友「成程、つまりプロヴィデンスガンダムの案内で行けば良いと?」
古畑任三郎「はいそうです」
男「しかし一週間後か……」
古畑任三郎「一週間でちゃんとポケモ●ンバトル出来る様に頑張って下さい」
男「はい。で、勝って2泊3日の温泉旅行の費用を全額払わせて旅行を楽しみますよ」
古畑任三郎「ふふふふ、そうですか頑張って下さい」
友「勝てる気でいるのか?」
男「このプロヴィデンスガンダムならやれる気がする」
古畑任三郎「それでは私は失礼します」
友「あ、はい」
男「色々ありがとうございました」
古畑任三郎「いえいえ、では」
男「……古畑さん、行っちゃったな……」
友「バール(バアル(邪神))の様な宇宙人について詳しかったな」
男「そうだな、でも邪神をどうにかする事が出来るらしいみたいな警察の人だしな」
友「そうか……そういえばプロヴィデンスガンダムって育てればレジェンドガンダムに進化するのかな?」
男「……進化するとしてどうやって育てりゃいいんだろう?」
友「取り敢えず人気が無くて広い所に行ってプロヴィデンスガンダムを出して色々試そうか」
男「そうだな、そうするか。期限が一週間しかないしすぐに行くか」
―――
――
―
玄関チャイム「ピンポ~ン」
警察「……」
玄関チャイム「ピンポ~ン」
警察「……」
玄関チャイム「ピンポ~ン」
警察「……出掛けたのかな? 携帯に掛けてみるか……」
ブーンブーンブーン……
警察「家の中から携帯のマナーモードの音がするな……」
警察「良し、入ってみるか」
爺「もしもしそこのお巡りさん」
警察「!」
爺「その家で何やってだ」
警察「はい、本官は通報を受けてこの家に来ました」
爺「通報? どんな通報で?」
警察「はい、なんでもムーンライトオナニーしてたら空飛ぶ円盤が降りて来て」
警察「そこからバール(バアル(邪神))の様な宇宙人が現れて」
警察「6秒未満でルーズソックスを履く事を強要したらその人外に追われている人が居るそうです」
爺「」
警察「なので本官はその邪神を貰いに来たのです」
爺「」
警察「? お爺さんどうかされましたか?」
爺「>>38」
実はそれ……家内です……
ひどいww
支援
警察「……お爺さん、家内って誰の事を指しているんでしょうか?」
爺「うん?」
警察「ムーンライトオナニーしてたら空飛ぶ円盤が降りて来て」
警察「そこからバール(バアル(邪神))の様な宇宙人が現れて」
警察「6秒未満でルーズソックスを履く事を強要し、その人外に追われている人の事でしょうか?」
警察「それともバール(バアル(邪神))の様な宇宙人の事でしょうか? どちらですか?」
爺「あぁそうか、確かに誰がわしの家内か明言しておらんな」
警察(ムーンライトオナニーしてたら~の通報者は男性だった)
警察(だが本官はこのお爺さんに通報者が男性だとは言っていない)
警察(お爺さんがムーンライトオナニーしてたら~の通報者が家内だと思っている可能性がある)
警察(いや、きっとそうに違いない!)
警察「そういう訳で邪神貰って良いですか?」
爺「何がそういう訳なんじゃ? わしの家内は>>42じゃ」
超大型巨人
警察「成程、つまりお爺さんの家内はバール(バアル(邪神))の様な宇宙人ではなく超大型巨人で」
警察「その超大型巨人がムーンライトオナニーしてたら空飛ぶ円盤が降りて来て」
警察「そこからバール(バアル(邪神))の様な宇宙人が現れて」
警察「6秒未満でルーズソックスを履く事を強要し、その人外に追われているとお爺さんは思っている訳ですね?」
爺「>>44」
貴様は、知りすぎている
ここで死ねィィィ
支援
支援
警察「何で!?」バッ
爺「言ったじゃろ? 貴様は、知りすぎている と」シャ
警察「すみません、本官は何を知りすぎて死ななくちゃならないんですか? 訳がちょっと分からない」タッ
爺「ふん、恍けおって……ここで死ねィィィ!!」ザッ
警察「未だ本官は死にたくないですよ!」ダッ
爺「ふ、もう充分生きたじゃろ?」スッ
警察「いえいえ、邪神を貰うまでは生きますよ!」サッ
爺「は、拘いおってからに」フッ
警察「それに60歳になるまでに死ぬ確率って知ってますか?」グッ
爺「うん?」ジリッ
警察「3%です。なら60歳になるまで死ねませんよ」ジリッ
爺「3%なら貴様がここで死んでも良かろう?」ジリジリ……
警察「良くないです。ところでもう一回聞きますが」ジリジリ……
警察「お爺さんの家内はバール(バアル(邪神))の様な宇宙人ではなく超大型巨人で良いですね?」ジリジリジリ……
警察「なら、その邪神くれませんか?」ジリジリジリジリ……
爺「ふん、これ以上貴様に話す事は無い。が」ジリジリジリ……
爺「最後にもう一度だけ言おう……貴様は知りすぎている、ここで死ねィィィ!!」ドウッ
警察「本官は生きる! 生きて邪神を貰う!!」ゴウッ
―――
――
―
友「着いた。ここなら人気が無くて広くてプロヴィデンスガンダムを出しても誰にも迷惑は掛からないだろう」
男「よしそれじゃ早速出して色々試すか……出て来い! プロヴィデンスガンダム!」
プロヴィデンスガンダム「プロヴィデンスガンダム!」
男「良し出て来たな。では先ずは……プロヴィデンスガンダム! あの辺にビームライフルだ!」
友「……」
男「……動かないな……もう一回試すか、プロヴィデンスガンダム! ビームサーベルだ!」
友「……」
男「……おかしいな、また動かないや……良し今度は、プロヴィデンスガンダム! ドラグーンだ!」
友「……」
男「……何故だ!? 何故動かんプロヴィデンスガンダム!?」
友「いや、普通にコクピットに乗って操縦するんじゃね?」
男「いやいや、バール(バアル(邪神))の様な宇宙人との決闘のポケモ●ンバトルする為に」
男「モ●ンスターボールから出て来てプロヴィデンスガンダム! って喋るんだぞ? 命令すれば動くんじゃないのか?」
友「喋るのはモ●ンスターボールから出て来る時のお約束らしいぞ? だからそれ以外はちゃんとMSのプロヴィデンスガンダムなんじゃね?」
男「……ポケモ●ンバトルするんだよな?」
友「ああ、バール(バアル(邪神))の様な宇宙人との決闘で、でもって渡されたのがこのMSのプロヴィデンスガンダムだろ」
男「そうだな……でさぁ、俺がこのプロヴィデンスガンダムに乗って動かして戦う事が出来ると思うか?」
友「MSの動きの大半はプログラムの筈だから大丈夫だと思うよ」
男「はぁ……柔道の話でな」
友「うん?」
男「受け身を取り損なって頭を床に叩き付けて脳味噌が3mmずれてお亡くなりになった人の話を聞いた事がある」
友「……」
男「でさ、操縦が凄い楽で簡単でも戦闘機のパイロットに成れない人が居る訳で……」
友「成程、言いたい事は分かった。確か60歳までに死ぬ確立は8%位だし死ねないな……」
男「そうそうそれに現代の戦闘機だと撃たれたミサイルを性能的に理論上躱す事が出来ても中の人がGで死ぬらしいし」
友「Gが問題ならエン●゙ェルパック化するというのはどうかな?」
男「マジで? 国際軍事条約違反的な事すんの? てか出来んの?」
友「冗談冗談、本当はSFで言う所の慣性制御装置的なやつを作って取り付け様かなと」
男「マジで!?」
友「マジマジ。前に言わなかったっけ? 俺は今、宇宙の果てを見た事をヒントに」
友「地球人類史に名を残す様な論文を執筆中だって。慣性制御ぐらいなら……上手く行くかはちょっと分からないが」
男「上手く行くか分からなくってもすげぇな……なぁ、上手く行ったら一つ頼みがある」
―――
――
―
支援
支援
支援
支援
――― 一週間後、決闘の場 ―――
友「ここが決闘の場か」
古畑任三郎「おや? あなただけですか?」
友「はい、俺が決闘の代理人です。あいつはちょっと用がありまして」
古畑任三郎「そうなんですか」
友「ええ……ところでバール(バアル(邪神))の様な宇宙人は?」
古畑任三郎「はい、実を言いますとね……」
バール(バアル(邪神))の様な宇宙人(古畑任三郎)「私がそうなんですよ」
友「あ、そうだったんですか」
バール(バアル(邪神))の様な宇宙人「あれ? あんまり驚かないんですね?」
友「いや、だってバール(バアル(邪神))の様な宇宙人の事情について詳しかったし」
友「プロヴィデンスガンダムが出て来るモ●ンスターボールとか渡して来るしもしかしたらと思ってたんですよ」
バール(バアル(邪神))の様な宇宙人「そうでしたか……さて、それでは早速ポケモ●ンバトルを始めますか?」
友「ええ、良いですよ」
バール(バアル(邪神))の様な宇宙人「では」スゥッ
友「……」スゥッ
友「行け! プロヴィデンスガンダム!」ポーン
バール(バアル(邪神))の様な宇宙人「行け! >>58!」ポーン
プロヴィデンスガンダム「プロヴィデンスガンダム!」
男(プロヴィデンスガンダム搭乗中)『ヒァッホーマカ!』
>>58「>>58!」
イデオン
支援
男・友『「マジでか!?!』」
バール(バアル(邪神))の様な宇宙人「ふふふふ、“ヒワ・ホー・マカ”」
男『マッ!? 科白をブーメランされた......』
友「いやいやあんまブーメランになってない気がするから気を落とすなよ」
男『いや俺より向うの方が発音や意味的に合っている気がするし』
友「発音はどうだか知らんがイデオンの“ヒワ・ホー・マカ”よりプロヴィデンスの“ヒァッホーマカ”の方が良いと俺は思うよ」
男『そもそもバアル(邪神)って元は嵐と慈雨の神じゃん? 向うの方が科白合っているよ』
友「確かにバアルは嵐と慈雨の神だけどカナン地域の神で南太平洋とは無縁、というか向うは宇宙人じゃん」
バール(バアル(邪神))の様な宇宙人(イデオン搭乗中)『さてと、話しは終わりましたか? こちらは準備万端ですよ?』
男『しまった! 相手がイデオンに乗る前に攻撃を仕掛ければ良かったか!?』
バール(バアル(邪神))の様な宇宙人『降参しますか?』
友「白旗振ってやろうか?」
男『待て待て安易に白旗振るなよ』
友「冗談だ」
バール(バアル(邪神))の様な宇宙人『降参しないんですか?』
友「どうする?」
男『……俺に考えがある』
友「どんな?」
男『……来いよBメカ。AメカとCメカなんて捨ててかかって来い!』
友・バール(バアル(邪神))の様な宇宙人「『え?」』
イデオン「……」
友(……気の所為かイデオンが何か言いたそうにしている気がする)
男『さぁAメカとCメカを放せ、一対一だ。楽しみをふいにしたくはないだろう。……来いよBメカ、俺が怖いのか!?』
バール(バアル(邪神))の様な宇宙人『……』
友「……」
男『……』
警察「おい! こんな所でそんなもので何をしている!?」
バール(バアル(邪神))の様な宇宙人『あ、警察の方ですか』
友「あ、えーとですね、事情を話すと長くなりますが」
警察「取り敢えずこの場でその事情とやらを聞こうか」
友「はい、実は友達がムーンライトオナニーしてたら空飛ぶ円盤が降りて来て」
友「そこからバール(バアル(邪神))の様な宇宙人が現れて」
友「6秒未満でルーズソックスを履く事を強要したらその人外とポケモ●ンバトルで決闘する事になりまして……」
友(……そう言えばこれってポケモ●ンバトルっていえるのかな?)
友「こっちのプロヴィデンスガンダムに友達が乗ってましてあっちのイデオンに」
友「バール(バアル(邪神))の様な宇宙人が乗っているんですよ」
警察「成程、あれに本官が貰おうとした邪神が乗っているのですね?」
友「え? 貰おうとしたって、」
男『ああ、あの時の電話に出てくれた警察の方か』
警察「その声はあの時の通報者ですね。でもまぁこんな状況になっている人はそうそう居ないでしょうから」
爺「死ねィィィ!!」バッ
警察「!」サッ
男『何だ!?』
友「あれは、家の近所に住んでいるお爺さん!? 何でいきなり警察の人に!?」
爺「ち、今のを躱すとは」
警察「く、取り敢えず留置所に入れて来たのに出て来たのか?」
バール(バアル(邪神))の様な宇宙人『おや? >>65じゃないですか』
爺「そう言う声は>>67か」
星が綺麗です。なかなかロマンティック
そうくるとは
はて誰じゃった
男『バール(バアル(邪神))の様な宇宙人は急にどうしたんだ? あと爺さんも何だよ?』
友「バール(バアル(邪神))の様な宇宙人はもしかしたらイデオンの操縦にそういう精神状態が必要なんじゃないかな?」
男『成程、言われてみれば確かイデの無限力は意思持つ知的生命体に依存していてそれも協調や友愛やらの善き力が必要なんだっけ?』
友「ちょっと合っている様なちょっと違っている様な……取り敢えずバール(バアル(邪神))の様な宇宙人はそういう精神状態の為に」
友「いきなり“星が綺麗です。なかなかロマンティックじゃないですか”と言ったんじゃないかな?」
男『心が汚れた大人ではなく純粋な子供に反応するイデの意思ってやつの為か』
友「……そういう事だろうさ。で、お爺さんは」
爺「う~ん… …はてさて、あの声は誰じゃったか?」
友「お爺さんとバール(バアル(邪神))の様な宇宙人が知り合いの可能性があるけど全く知り合いじゃない可能性も一応あるな」
警察「そうなのか?」
男『バール(バアル(邪神))の様な宇宙人の声に反応しているのに全く知らないのはおかしくないか?』
友「記憶喪失のおこわだったかな? 記憶が失われている人は全く見ず知らずの人でも自分と関係があったかも? と思うものなんだ」
警察・男「『成程」』
警察「取り敢えず本官の話をしますと前にこのお爺さんと君の家の前で会った時に、ムーンライトオナニーしてたら空飛ぶ円盤が降りて来て」
警察「そこからバール(バアル(邪神))の様な宇宙人が現れて6秒未満でルーズソックスを履く事を強要したら」
警察「その人外に追われている人が居て、なので本官はその邪神を貰いに来たとお爺さんに事情を話しましたら」
警察「お爺さんが、“実はそれ……家内の超大型巨人です”と宣いまして」
警察「その後“貴様は、知りすぎているここで死ねィィィ”と襲い掛かって来たんですよ」
男『えっと、それは……』
友「それは……まぁ色々ありましたね……そういえばあなたは何で邪神が欲しいんですか?」
警察「はい、それは>>70という目的の為ですよ」
男尊女卑の平和な新世界を創造する
支援
支援
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