※845年頃の話。
ライナー「意志の強さか?」
マルセル「確かにそれは大事だ。巨人になるぞって強い意志がなけりゃ半端な巨人になっちまうからな」
ベルトルト「う、うん」
マルセル「普段のお前に意志はなくても、こと巨人になるってことだけは他に負けてねえからよ、安心しろ」
ベルトルト「ほっ……」
マルセル「話を戻すが、意志も大事だが一番大切なのは」
ライナー「なのは……?」
マルセル「自己管理と前準備だな。戦士たる者、常に自分の体のことを把握して、平常心でいろってこった」
ライナー「んなの当たり前だろ。体力がなくちゃたとえ意志があっても巨人化できねえし」
マルセル「しかしだな、起こり得るリスクを知り、前もって対策することは大切だと思わんか?」
ベルトルト「リスク……?」
ライナー「周りに無知性巨人がいないか、とかか?」
マルセル「もっと単純なことさ。お前らだって経験あるだろ? 巨人化しすぎて腕とか足とか癒着しちまったこと」
ライナー「まあ……」
マルセル「癒着しちまうとナイフで切っちまうしかないからな。いてぇし治るまで手足使えねぇし散々だ」
ベルトルト「うん……」
マルセル「そのために服で防護するわけだが……考えたことあるか?」
ライナー「勿体ぶるなよ、何だってんだ」
マルセル「考えてみろ、チ○コが癒着しちまった時のことをよ!」
ベルトルト「!?」ヒュン
ライナー「oh……」ヒュン
マルセル「だから俺はパンツ2枚履きを推奨している」
ライナー「なんてこった……盲点だったぜ」
ベルトルト「ナイフで……ナイフで……」
ライナー「考えるな! 巨人化に迷いが生じるぞ!」
ベルトルト「う、うん」
ライナー「よし、今日から俺らも2枚履きにしよう」
ベルトルト「そ、そうしよう」
マルセル(こいつらちょろー)
時は流れ、850年解散式の翌日
ベルトルト「ライナー、今日は……」
ライナー「勿論2枚履きだ、抜かりはない。よし、作戦開始だ」
ベルトルト「……行ってくる!」
その後、エレンにも「チ○コ癒着したらどうなるんだ?」とさり気なく教えたライナーであった。おわる。超短編すまんかった。
まさかのマルセルww
エレンにも教えてあげるとは優しいw
乙
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