ルルーシュ「希望ヶ峰学園...?」 (24)
!注意!
主はss書くの初めてです
亀もびっくりの亀更新
間違ってるとことかわかりづらいところがあっても生暖かい目で見守ってください
ダンガンロンパとコードギアスのクロスです
第78期生は16人と言ったな...あれは嘘だ
完全な思いつき
あーゆーれでぃ?
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私立希望ヶ峰学園―――
そこは、日本中の希望が集まる高校。
新入生募集は行っておらず、全国からスカウトされた高校生のみが入学を許されるという。
入学条件は、現役の高校生であること。
そして、「超高校級」の才能を持っていること。
某掲示板の専用スレッドには、毎年やっかみの新入生情報で沸くくらい注目されている。
ーーーーーーー
ルルーシュ「まさかそんな場所に俺がスカウトされるなんてな…」
ルルーシュ・ランペルージ、本名ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは希望ヶ峰学園にスカウトされていた、が、しかしルルーシュは迷っていた…
1つ目の悩みの理由はスカウトされた理由だった、そのスカウトの内容は超高校級の「貴族」
ルルーシュはブリタニアを壊すことを決心しているのに、高校の入学にそのブリタニアを利用するのはどうなのか、また掲示板で話題になっている十神財閥の超高校級の「御曹司」とかぶっているのではないか
そしてもう1つの悩みは、目の見えない妹ナナリーと、メイドの咲世子さんだけを置いてそこへ行ってもいいのかと言う悩みだった…
しかしそんな悩みも咲世子さんの行ってもいいんですよ?と言う言葉で吹っ切れた
そしてルルーシュはその学校に入学することに決めた
入学の当日ーー
ルルーシュ(はぁ、早くきすぎてしまった…まだ入学式までは2時間ほどある、そこら辺でも散歩していよう)
ルルーシュは歩を進め始めたその時…!
ルルーシュにトラックが突っ込んできた!
が、しかしトラックは急ブレーキを踏んだのかいきなり止まり、コンテナが開いた
ルルーシュ(あのトラックの暴走具合から見て、おそらくこのトラックはテロリストのもの! …よし、このトラックの中から何かテロリストの証拠になるものを見つけてきてブリタニアにつきだそう)
そう思ってルルーシュはトラックのコンテナに乗り込んだ…!
すいません…日本じゃなくてエリア11ですね…
しかもエリア11←植民地に十神財閥なんて大きな財団あるわけないですね…すいません
続けてええんやで
ルルーシュ(なんだこの丸い物体は…?)
ルルーシュはそれが猛毒のガスの入っているものだと知らずに、それに手を触れてしまった…
するとその容器が開き始め…
中から少女が出てきた
ルルーシュ「! おい、大丈夫か? …拘束衣が邪魔だな、今脱がせるから待っていろ…」
少女「…」
ルルーシュは少女の拘束衣を脱がせようとするがなかなか脱がせることができない…
ドンッ!
ルルーシュ「あ…」
突如現れたナイトメア、グロースターの攻撃により少女がいきなり撃たれてしまった
そしてグロースターからパイロットが降りてきて…
パイロット「そこの少年、なぜこんなところにいる…? 返答によっては…わかっているな?」
ルルーシュに対し拳銃を向け、聞いてきた
ルルーシュ(どうする…相手がパイロットである以上力勝負で負けることは確実… 会話で丸めこむか… いやだめだ、あいてはブリタニアだ…イレヴンたちには厳しい、ならば本当のことを…?いや、信じてはもらえないだろう)
パイロット「早く答えろ!」
パイロットはトリガーに指をかけ…!
(少年よ…生きたいか?)
ルルーシュ「なんだ、何を言っている…ふざけているのか?!」
パイロット「ふざけているのはそちらだろう!」
(この状態から生き残りたいかと聞いている)
ルルーシュ「ああ…生き残りたいさ!」
パイロット「だめだな…すまないがここから生きて返すわけにはいかなくなった」
(ならば私と契約しろ…! そして私の願いを叶えてみせろ!)
ルルーシュは誰かもわからない声と会話していた
ルルーシュ「わかった! その契約…結ぼう!」
パイロット「もう、時間切れだ…」
パンっ!!
パイロット「なん……わた……が……!!」
パイロットは自分に銃を突如打ったのだ
ルルーシュ「フフフ…ハハハハハハ! いいぞ、この力があればブリタニアなぞすぐにぶっ潰せる…!」
ーーーーー
さっきの一瞬の中で起こったことはこうだった
パイロット「もう時間切れだ…」
ルルーシュ「貴様は自分を撃て!」キュイーン
パンっ!!
パイロット「なん…わた……が……!!」
ーーーーー
なんとルルーシュが命令したことをパイロットは実行した
ルルーシュ「この力を与えてくれた者よ、感謝するぞ…この力でブリタニアをぶっ潰してやる! 前に入学式まで…あと25分?! 走ってまにあうか…」タッタッタッ
少女「…」
あれ…?
続き書いて書き込んだのにうつらねぇ
なぜや
ルルーシュ(さっきの契約…意味はわからなかったがなかなか面白い物を手に入れることができたぞ…! 相手に強制的に命令する力か…いわば絶対遵守の力と言ったところか…とりあえずギアスとでも呼ぼう)
ルルーシュ(凄まじい力だけになんらかの制約はあるのだろうな…まあ、それはあとで調べればいい…それより今は入学式だ、とりあえず自分の才能は超高校級の「秀才」とでもしておこう)
ーー 希望ヶ峰学園ロビー ーー
ルルーシュ(ふう、さすがに間に合うだろう…そろそろ歩こう)
(ん…?)
そして世界は歪み初めて……
暗転
ルルーシュ「……ん?」
ルルーシュが目を覚ましたのは見たこともない教室だった
壁には鉄板が乱雑に、内側から貼り付けられていた
監視カメラと、取って付けたようなちゃちなマシンガンらしき物やモニターも目に映った
そして自分の寝ていた机には、大きな字で
ヌァヌァルィィィィィ!!
と彫ってあった
また、とても雑な字で書かれた手紙も置いてあった
ーー 手紙には8時に玄関ホールへ集合するようにと、書いてあった…今は8時35分…
ルルーシュ「ヤバい! 遅れる…!」
ルルーシュは急いで玄関ホールへ走った
ーー玄関ホール
玄関ホールへ着くとそこには16人の少年、少女…?がいた
ーーー「君!遅刻だぞ…集合時間は何分前だと思っているんだ!」
ルルーシュは入っていった途端に怒鳴られたため意味がよくわからなかった
そして全員で自己紹介しあった
ルルーシュ(なぜだ…なぜ誰もどうやって教室までたどり着いたか覚えていないんだ…?)
ルルーシュ(とりあえず咲世子さんが愛読していた雑誌にのっていた江ノ島 盾子とここにいる江ノ島 盾子の見た目が明らかに違うことから江ノ島が怪しいことは明確だ…本人は画像を加工していると言っていたが…そんな加工なんて読者モデルごときに使うとは思えん、ギアスを使うか…いや、ここで能力を晒すのは愚かか、あとで個人的に聞きに行こう)
ピンポンパンポーン
「オマエラ、至急体育館へ来てください『入学式』を執り行います」
ピンポンパンポーン
それは、とても間抜けで拍子抜けさせるような声だった
石丸「早速体育館へ向かおうじゃないか」
その言葉を合図にみんなが体育館へ向かっていった
だれがこんなの見てるんだろうか
いや煽りじゃないよ純粋な疑問
ーー体育館ーー
江ノ島「ちょっと、誰もいないじゃん!どうなってんのよこの学校は!」
確かに体育館にはルルーシュら、16人の他には16個の椅子と、教卓のようなものがあるだけで誰の生気も感じられなかった
「あー、あー、マイクテストマイクテスト、みんな揃ったかな?」
突然の先ほどと同じような拍子抜けする声が聞こえてきた
すると…
ビヨヨヨ~ンという効果音とともに半分が白く、半分が黒いぬいぐるみのようなものが飛び出してきた
モノクマ「ぼく、モノクマ…この学校の学園長なのです、よろしくね!」
先ほどの拍子抜けする声の主はこいつだったと誰もが察した
モノクマ「では、これより記念すべき入学式を執り行いたいと思います!まず最初に、これから始まるオマエラの学園生活について一言…えー、オマエラのような才能溢れる高校生は、“世界の希望”に他なりません!そんな素晴らしい希望を保護する為、オマエラには…“この学園内だけ”で共同生活を送ってもらいます!みんな、仲良く秩序を守って暮らすようにね!」
は?"この学園内だけ"?ふざけるなよ…
誰もがそう思った
舞園「それで、いつここから出られるんですか?」
モノクマ「えー、その質問にお答え致しましょう…その共同生活の期限についてなんですが…期限はありませんっ!!一生ここで暮らしていくのです!それがオマエラに課せられた学園生活なのです!」
「ーーーー?!」
誰もが「一生」という言葉に耳を疑った
モノクマ「おやおや、オマエラもおかしな人達だねぇ…だって、オマエラは自ら望んで、この希望ヶ峰学園にやって来たんでしょう?それなのに、入学式の途中で、もう帰りたいとか言い出すなんてさぁ」
大和田「さっきから聞いてれば、フザけんなよ!てめぇ…!」
大和田はモノクマに対して声を荒げた
モノクマ「まぁ、だけど…ぶっちゃけた話、ない訳じゃないよ。ここから出られる方法…」
>>14が見てる
俺も見てるからはよ書いてどうぞ
その言葉に一同が一斉に反応した
モノクマ「学園長であるボクは、学園から出たい人の為に、ある特別ルールを設けたのですっ!それが『卒業』というルール!!では、この特別ルールについて説明していきましょーう。オマエラには、学園内での“秩序”を守った共同生活が義務付けられた訳ですが…もし、その秩序を破った者が現れた場合…その人物だけは、学園から出て行く事になるのです。それが『卒業』のルールなのですっ!」
十神「それで、秩序を破るとはどういうことだ?」
わざと濁して言葉を言うモノクマに痺れを切らした十神が聞く
モノクマ「おやぁ? 十神クン、気になる? 気になっちゃう? そんな十神クンのために発表しましょう!うぷぷ…ここから出るにはね……」
人を殺せばいいんだよ
モノクマ「殴殺刺殺撲殺斬殺焼殺圧殺絞殺惨殺呪殺…殺し方は問いません。
『誰かを殺した生徒だけがここから出られる…』
それだけの簡単なルールだよ。最悪の手段で最良の結果が導けるよう、せいぜい努力して下さい」
ルルーシュ(なんだ…こいつは…何をさせたいんだ…?)
モノクマ「おやぁ? この学校でも随一の頭脳を誇るルルーシュくん、ずいぶん考え込んでるようだけど…」
モノクマ「僕が求めているのはコロシアイの中のドキドキ感だよ…うぷぷぷ…こんな脳汁ほとばしるドキドキ感は、鮭や人間を襲う程度じゃ得られませんな…さっきも言った通り、オマエラは言わば“世界の希望”な訳だけど…そんな“希望”同士が殺しあう“絶望”的シチュエーションなんてドキドキする~!」
モノクマ「いいかい?これからは、この学園が、オマエラの家であり世界なんだよ?
殺りたい放題、殺らして殺るから、殺って殺って殺って殺りまくっちゃえつーの!!」
そこまでモノクマが説明したところで超高校級の「占い師」(占いが当たるとは言っていない)が口を開いた
葉隠「おいおい…いつまで続ける気だって。もう十分ビックリしたからよ、そろそろネタばらしにすんべ?」
ルルーシュ(あのバカ…何がネタばらしだ…あのクマの喋り方には嘘を隠しているような感じはなかった、それにこの学校?には我々以外の生気は感じられなかった…)
モノクマ「君の言っている意味がよくわからないよ」
そこで大和田がアクションを再び起こした
大和田「…もういい。テメェは、どいてろ!」
葉隠を押しのけものクマの元にずんすんと歩み寄っていく
大和田「オイコラ、今更謝ってもおせぇぞ!テメェの悪ふざけは度が過ぎたッ!」
ルルーシュ(おいおい…相手は(自称)校長だぞ、逆らうと何されるかわからん)
モノクマ「悪ふざけ…?それってキミの髪型の事?」
ルルーシュ(……確かにあのトウモロコシヘッドは悪ふざけにしか見えんな…)
ルルーシュが心の中で冷静に分析した時だった
大和田「がああああぁぁぁあああッッ!!」
大和田が切れた
体育館全体に響くような雄たけびと共に大和田がモノクマに掴みかかった。
ルルーシュ「お、おい! 得体の知れないものに下手に手を出すな!」
大和田「捕まえたぞ、コラァ!ラジコンだかヌイグルミだか知らねえが、バキバキに捻り潰してやんよッ!!」
ルルーシュ(ダメだ…あいつは完全に切れてる…俺の声は届いてない…)
モノクマ「きゃー!学園長への暴力は校則違反だよ~ッ!?」
大和田君に掴み上げられたモノクマは、直後こそジタバタしたものの、そのセリフの後は、ぐったりと糸の切れた人形のようになった
すると少ししてから突如、モノクマから“ビーッビーッ”という機械音が発せられ始めた
霧切「危ない、投げてッ……!」
今まで口を閉じていた霧切が初めて口を開いたのはその台詞だった
大和田「あ?! …ほらよ」
大和田がモノクマを空に放り投げたその時だった
ド ッ カ ァ ア ン!
モノクマが音を立てて爆発四散した
周りがザワザワし始めた
ルルーシュ(この程度でやつが死ぬとは思えん…)
ーーピョコッーーいきなり能天気な音が体育館に響いた
モノクマ「まったくもー、大和田くんったら…大切なスペアを壊してくれちゃって…」
大和田「テ、テメェ…!さっきの…マジで俺を殺そうとしやがったな」
モノクマ「当たり前じゃん。マジで殺そうとしたんだもん。校則違反するのがイケナイんでしょ!今のは、特別に警告だけで許すけど、今後は気をつけてね。校則を破るものを発見した場合はグレートな体罰を発動させちゃうからね!」
モノクマは血管を浮き出させながら、爪を立てる。
朝日奈「そ、そんな無茶苦茶だよ!」
モノクマ「ではでは、入学式はこれで以上になります。豊かで陰惨な学園生活をどうぞ楽しんで下さいねッ!」
朝日奈が何か言ったがモノクマは無視して行ってしまった
ーーモノクマが去った後の体育館は重くて暗い空気が流れていた
その暗く重い空気を一番最初に打ち破ったのはセレスのさらにネガティブな言葉だった
セレス「この中の誰かを殺せば…ここから出られる…わけですね」
その言葉を聞いて石丸が真っ青になりながら重い唇を開いた
石丸「そ、そんな馬鹿げた話が…」
不二崎は泣きながら
「ねえ…ウソだよね…?」
とみんなに問い始めた、それに答えたのは意外にも十神だった
十神「本当かウソかが問題なのではない。問題となるのは…」
そして十神君は付け足した
十神「この中に、その話を本気にする奴がいるかどうかだ」
こんな暗い雰囲気の元希望ヶ峰学園第78期生の卒業式は終わりを迎え、みんな解散して行った
ーー食堂ーー
みんなが食堂で暗い雰囲気になっていると
ーーピョコッ
能天気な音を立ててモノクマが現れた
モノクマ「うぷぷぷ…みんないい感じに絶望してるね…でも大切なものを私忘れたからもう一度体育館に来てもらえるかな」
桑田「オィ、どーすんだよ」
苗木「仕方ない…いくしかないよ」
みんなは再び体育館に向かって歩を進めた
ーー体育館ーー
モノクマ「やぁやぁ、みんなよく集まってくれたね…そんないい子なみんなに僕からプレゼントだよ」
モノクマがみんなにタブレットのような、スマホのようなものを渡していく
モノクマ「電・子・生・徒・手・帳~。この学園の生徒手帳です。カッコいいでしょ?電子手帳は学園生活に欠かす事の出来ない必需品だから、絶対なくさないようにしてね!起動時に自分の本名が表示されるから確認しておいてね」
モノクマ「ちなみにその電子手帳は完全防水で水に沈めても壊れない優れもの!耐久性も抜群で10トンくらいの重さなら平気だよ!詳しい“校則”もここに書いてあるので、各自、じっくりと読んでおくよーに!ではでは、今度こそサヨナラ」
モノクマはそう言うと消えてしまった
またみんながしん…と静まり返った
そんな静寂を打破したのは意外にも霧切だった
霧切「それで、これからどうする気? このまま…ずっと、にらめっこしている気なの?」
ルルーシュ(刺々しい言葉だな…)
だがそんな刺々しい言葉の方がみんなを元のペースに戻すには適切だった
みんなは玄関ホールの時と同じようなテンションに次第に戻っていった
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