新ジャンル「ツンゴル」(10)
ゴルゴ「わたしの後ろにたたないでよっ///」
いつもはツンツンしてるんだけど、大事な試合でゴールを決めるとデレる日系ブラジル人じゃないのか
誰得だよ…
ゴルゴ「べ、別にアンタの事が好きでセックスしてる訳じゃないんだからね!」
ゴルゴ「情報を聞き出す為に、仕方なくセックスしてるんだからね!!」
テクテクテク…
男「ん?あれは幼馴染みじゃないか」
幼「……………」テクテク
男「よぉ、幼…」ツン
幼「ぶらぁあぁぁぁぁぁ!」バコーン!
男「ふべらっ!」
グルグルグル…ドサッ!
男「」ピクピク…
幼「!男?…まったく…」ハァ
幼「何度言えばわかるのよ!後ろから私に触るとこうなるって知ってるでしょ!」
男「…ウ…ウゥ…」
幼「本当にバカなんだから…フン!」スタスタスタ
男「お…幼…」バタッ
こうですか?
なぜ俺はゴルベーザなんか思い浮かべたんだろう……
女「ほら、さっさと食べなさいよ」
男「行き倒れてた所を拾ってもらった上に食事まで……ありがとう」
女「べっベベ別にアンタのためじゃないから、あんなとこで倒れられてたら遊牧の邪魔になるからどかしただけだし
ごはんだって私が食べるついでに作っただけだから」
男「いや、それでも助かったよ、本当にありがとう」
女「…それ、馬乳酒。飲みたければ勝手に飲んで」
男「重ね重ねありがとう」
女「それしか言えないの…? あ、明日にはここ移動するから。ゲルの片付けとか手伝ってもらうからね」
男「もちろん手伝うけど……ついていってもいいの?」
女「そろそろ移動しようと思ってたし、 それにどうせ街までの道なんか分かんないでしょ?
仕方ないから街に着くまでは放り出さずにいてあげるわよ」
男「何から何まで…ありがとう」
女「だからそれしか……はぁ、もういいわよ
明日は朝から食事分こき使ってあげるから。
食べたらさっさと寝ておくことね」
こうですか
違いますねわかります
女 ジー
男(さっきからテレビにかじりついて……何見てんだろ)
tv < ハッケヨイ!ノコッター!ノコッタ!
男(相撲……?)
女「千秋楽、結びの一番までもつれ込んでしまったわね…」
男(相撲好きなんかな……あ、横綱きた)
tv < ムスビノイチバントナリマシタ!ヨコヅナハクホウカテバユウショウトナリマス!!
女「がんばって横綱…!」グッ
男(白鳳のファンかあ…モンゴル出身だしなあ)
~ なんやかんやあって ―
tv < ユウショウ!ハクホウユウショウデス!!
女「きゃー横綱ー!優勝おめでとー」
男(ほんとに好きなんだなあ)
女「う~んやっぱり生で見たいわよね……でも私は遊牧とかいろいろあるし…」
女「でも今はとにかく優勝おめでt……?!」
男「あ」
女「いつから見てた……?」
男「えーと『千秋楽、結びの一番までもつれ込んでしまったわね』のあたりから?」
女「ほぼ最初からじゃない!なんで見てんのよ!!」
男「はしゃいでるのが珍しかったから見入ってて…
えーと、優勝おめでとう?」
女「うぅううっさい!」
相撲はなんか放送衛星経由で見れた、ということで
ついうっかり書いてしまったけど
モンゴルについて良く知らんというのが致命的だなと思った
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